JPH0576711U - ゴムシートの連続加硫成形機 - Google Patents

ゴムシートの連続加硫成形機

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Publication number
JPH0576711U
JPH0576711U JP024443U JP2444392U JPH0576711U JP H0576711 U JPH0576711 U JP H0576711U JP 024443 U JP024443 U JP 024443U JP 2444392 U JP2444392 U JP 2444392U JP H0576711 U JPH0576711 U JP H0576711U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber sheet
endless belt
chamber
vulcanization
molding machine
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP024443U
Other languages
English (en)
Inventor
和由 森谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority to JP024443U priority Critical patent/JPH0576711U/ja
Publication of JPH0576711U publication Critical patent/JPH0576711U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 押出し機から押出された長尺のゴムシートを
引き続き加硫し、その際ゴムシートの表面に布目を同時
に成形するようにした連続加硫成形機ににおいて、未加
硫のゴムシートSに伸びが生じることがなく、据え付け
面積をほとんど変えずに、しかも鮮明な型付けを行うこ
とを可能にする。 【構成】 加硫用チャンバ13の導入側でゴムシートS
を上下の無端ベルトA、B間に挟むために配置されてい
る上下一対の圧着ローラ12a、12bの上方に上側無
端ベルトAを予備加熱するための上部加熱装置20を、
また下方に下側無端ベルトBを予備加熱するための下部
加熱装置30をそれぞれ設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、押出し機から押出された長尺のゴムシートを引き続き加硫し、そ の際ゴムシートの表面に布目を同時に成形するようにした連続加硫成形機に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
ゴムシートの連続加硫成形機として、長尺のゴムシートを押出し機から押出し 、上下一対の無端ベルトの対向部間に挟んで上記ゴムシートの表裏両面に上記無 端ベルトにあらかじめ形成されている凹凸模様を型付けし、次いで加硫用チャン バに導入して加硫が終了した後、上記チャンバの外側でゴムシートから上下の無 端ベルトをそれぞれ剥離し、上記チャンバの外側を経由して導入側に戻すように したものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の装置は、加硫用チャンバの導出側で加硫済みのゴムシー トから剥離された上下の無端ベルトを、チャンバの外側を経由して導入側に戻す ので、チャンバ内を経由して戻すものに比べて無端ベルトが汚れない反面、導入 側に戻るまでの間に無端ベルトが冷却され、そのためゴムシートに対する型付け が不完全になり、製品の表面模様が不鮮明になっていた。
【0004】 この問題を解決するため、押出し機から押出された未加硫のゴムシートを加熱 ロールに巻付けて上記の型付けに適した温度に予備加熱することが知られている が(実開平3−6911号公報参照)、この場合は、2個の加熱ロールに上記未 加硫のゴムシートを千鳥状に巻付け、未加硫のゴムシートを片面ずつ順に加熱す るので、加硫用チャンバの導入側でゴムシートを上下の無端ベルト間に挟むため に上記導入側に配置されている上下一対の圧着ロールとゴムシートの押出し機と の間に上記2個の加熱ロールを配置する必要があり、そのため据え付け面積が広 くなり、かつ未加硫のゴムシートが緊張されて不規則な伸びが生じる等の問題が あった。
【0005】 この考案は、未加硫のゴムシートに伸びが生じることがなく、据え付け面積を ほとんど変えずに、しかも鮮明な型付けを行うことを可能にしようとするもので ある。
【0006】 この考案に係るゴムシートの連続加硫成形機は、長尺のゴムシートを押出し機 から押出し、上下一対の無端ベルトの対向部間に挟み、上記無端ベルトにあらか じめ形成されている凹凸模様を上記ゴムシートの表裏両面に型付けし、次いで加 硫用チャンバに導入し加硫が終了した後、上記チャンバの外側でゴムシートから 上下の無端ベルトをそれぞれ剥離し、上記チャンバの外側を経由して導入側に戻 すようにしたゴムシートの連続加硫成形機において、上記加硫用チャンバの導入 側でゴムシートを上下の無端ベルト間に挟むために上記導入側に配置されている 上下一対の圧着ロールの上方に上側無端ベルトを予備加熱するための上部加熱装 置を、また下方に下側無端ベルトを予備加熱するための下部加熱装置をそれぞれ 設けたことを特徴とする。なお、上記予備加熱用の上部加熱装置および下部加熱 装置としては、赤外線ヒータおよび加熱ロール等を使用することができる。
【0007】
【作用】
加硫用チャンバの上方を経由して導入側に戻った上側無端ベルトは、圧着ロー ルに向かって下降しながら上部加熱装置で予備加熱される。また、加硫用チャン バの下方を経由して導入側に戻った下側無端ベルトは、圧着ロールに向かって上 昇しながら下部加熱装置で予備加熱される。したがって、ゴムシートに対する無 端ベルトの型付けが鮮明に行われる。そして、押出し機から圧着ロールに至るゴ ムシートの進路には何の影響も与えないので、ゴムシートが緊張されることはな い。また、上下の予備加熱装置が圧着ロールの上下の空間に配置されるため、据 え付け面積を広げる必要がない。
【0008】
【実施例】
図1において、10はゴムシートSの押出し機であり、その押出し口に設けた 上下一対のカレンダロール11からゴムシートSが連続的に押出される。この押 出し機10の前方(図1の右方)に上下一対の圧着ロール12a、12b、加硫 用チャンバ13および上下一対の剥離ロール14a、14bが順に配置される。 そして、上側の圧着ロール12aおよび剥離ロール14a間に上側無端ベルトA が、また下側の圧着ロール12bおよび剥離ロール14b間に下側無端ベルトB がそれぞれ巻掛けられる。
【0009】 すなわち、上下の無端ベルトA、Bは、圧着ロール12a、12bにおいて重 ねられ、その状態で加硫用チャンバ13内に通され、剥離ロール14a、14b において上下に分けられ、上側無端ベルトAは上記チャンバ13の上方を上部ガ イドローラ15に案内されて、また下側無端ベルトBは上記チャンバ13の下方 を下部ガイドローラ16に案内されてそれぞれ圧着ロール12a、12bに戻さ れる。そして、ゴムシートSは、圧着ロール12a、12bのニップ部に送られ 、上下の無端ベルトA、B間に挟持されて加硫用チャンバ13に導入され、該チ ャンバ13内で加硫された後、剥離ロール14a、14bにおいて上下の無端ベ ルトA、Bから剥離され、しかるのち巻取り部に導かれる。
【0010】 上側圧着ロール12aのすぐ上の上部ガイドローラ15は、上側無端ベルトA を斜め下向きに案内するようにチャンバ13側上方に設けられており、この傾斜 する上側無端ベルトAの上方に、該無端ベルトAの全幅にまたがる幅の赤外線ヒ ータ20が、そのチャンバ側端部を支点21にして上下揺動自在に設けられる。 そして、上記赤外線ヒータ20の上方の支点22から左右一対のエアシリンダ2 3が前後揺動自在に吊下げられ、その下向きのピストンロッド24の先端が上記 赤外線ヒータ20の側板に連結され、該ピストンロッド24の突出時に赤外線ヒ ータ20が下方の上側無端ベルトAと平行になり、ピストンロッド24の引っ込 み時に赤外線ヒータ20が上方の鎖線位置で待機するように構成される。
【0011】 一方、下側圧着ロール12bのすぐ下の下部ガイドローラ16は、下側無端ベ ルトBを斜め上向きに案内するようにチャンバ13側下方に設けられており、こ の傾斜する下側無端ベルトBの下方に、上記同様の赤外線ヒータ30が、そのチ ャンバ側端部を支点31にして上下揺動自在に設けられる。そして、上記赤外線 ヒータ30の上方の支点32から左右一対のエアシリンダ33が前後揺動自在に 吊下げられ、その下向きのピストンロッド34の先端が上記赤外線ヒータ30の 側板に連結され、該ピストンロッド34の引っ込み時に赤外線ヒータ30が上方 の下側無端ベルトBと平行になり、ピストンロッド34の突出時に赤外線ヒータ 30が下方の鎖線位置で待機するように構成される。
【0012】 上記ゴムシートの連続加硫成形機は、上側赤外線ヒータ20が実線の下向き位 置に、また下側赤外線ヒータ30が実線の上向き位置にそれぞれセットされた状 態で運転される。そして、上側無端ベルトAは上側赤外線ヒータ20で、また下 側無端ベルトBは下側赤外線ヒータ30でそれぞれ予備加熱された後、圧着ロー ル12a、12bのニップ部に導かれ、それぞれの加熱面がゴムシートSに重ね られ、これによって無端ベルトA、Bにあらかじめ形成されている凹凸模様がゴ ムシートSに型付けされる。なお、運転が停止した際は、上下のエアシリンダ2 3、33がそれぞれ駆動され、上下の赤外線ヒータ20、30がそれぞれ鎖線の 待機位置に戻される。
【0013】
【考案の効果】
以上に説明したように、この考案は、圧着ロールの上方に上部加熱装置を、ま た下方に下部加熱装置をそれぞれ設け、上部加熱装置で上側無端ベルトを、また 下部加熱装置で下側無端ベルトをそれぞれ予備加熱するようにしたものであるか ら、ゴムシートに対して上記の無端ベルトで凹凸模様を鮮明に型付けすることが でき、製品の品質が向上し、しかも押出し機から押出された直後のゴムシートを 緊張して不規則に伸長することがなく、かつ据え付け面積を広くする必要がない 。そして、実施例に示すように、加熱装置として赤外線ヒータを使用した場合は 、運転停止時に赤外線ヒータを無端ベルトから容易に遠ざけることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の側面図である。
【符号の説明】
10:押出し機 11:カレンダロール 12a、12b:圧着ロール 13:加硫用チャンバ 14a、14b:剥離ロール 15、16:ガイドローラ 20、30:赤外線ヒータ(予備加熱のための加熱装
置) 23、33:エアシリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:24 B29L 7:00 4F

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺のゴムシートを押出し機から押出
    し、上下一対の無端ベルトの対向部間に挟み、上記無端
    ベルトにあらかじめ形成されている凹凸模様を上記ゴム
    シートの表裏両面に型付けし、次いで加硫用チャンバに
    圧着し加硫が終了した後、上記チャンバの外側でゴムシ
    ートから上下の無端ベルトをそれぞれ剥離し、上記チャ
    ンバの外側を経由して導入側に戻すようにしたゴムシー
    トの連続加硫成形機において、上記加硫用チャンバの導
    入側でゴムシートを上下の無端ベルト間に挟むために上
    記導入側に配置されている上下一対の圧着ロールの上方
    に上側無端ベルトを予備加熱するための上部加熱装置
    を、また下方に下側無端ベルトを予備加熱するための下
    部加熱装置をそれぞれ設けたことを特徴とするゴムシー
    トの連続加硫成形機。
JP024443U 1992-03-23 1992-03-23 ゴムシートの連続加硫成形機 Withdrawn JPH0576711U (ja)

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JPH0576711U true JPH0576711U (ja) 1993-10-19

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JP024443U Withdrawn JPH0576711U (ja) 1992-03-23 1992-03-23 ゴムシートの連続加硫成形機

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