JPH0576463A - 浴槽ならびに浴室ユニツト - Google Patents
浴槽ならびに浴室ユニツトInfo
- Publication number
- JPH0576463A JPH0576463A JP3243271A JP24327191A JPH0576463A JP H0576463 A JPH0576463 A JP H0576463A JP 3243271 A JP3243271 A JP 3243271A JP 24327191 A JP24327191 A JP 24327191A JP H0576463 A JPH0576463 A JP H0576463A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bathtub
- recess
- sidewall
- floor
- side wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 出入りが楽に行なえる浴槽を提供する。
【構成】 浴槽１の側壁１２に、浴槽１の床１１と同じ
高さに底１５１を有する凹部１５が形成されている。
高さに底１５１を有する凹部１５が形成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、浴槽ならびに浴室ユニ
ットに関する。
ットに関する。
【０００２】
【従来の技術】浴槽は、通常、側壁が上方へ若干開いて
形成されていると共に、床壁と側壁とで形成されるコー
ナー部が湾曲している。これは、製造時、脱型するため
に抜け勾配が必要なためと、コーナー部の脱型を無理な
く行なうためである。従って、浴槽の床と洗い場の床と
の間には、かなりの開きが形成される（実開昭５７−１
５４３８８号公報参照）。
形成されていると共に、床壁と側壁とで形成されるコー
ナー部が湾曲している。これは、製造時、脱型するため
に抜け勾配が必要なためと、コーナー部の脱型を無理な
く行なうためである。従って、浴槽の床と洗い場の床と
の間には、かなりの開きが形成される（実開昭５７−１
５４３８８号公報参照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、浴槽の
床と洗い場の床との間の開きが大きいと、図６の（イ）
に示すように浴槽１０に入る時、ならびに、図６の
（ロ）に示すように浴槽１０から出る時の歩幅が広くな
る。特に、２階建以上の住宅において、２階から上の階
に浴室を設ける場合、浴槽を床下に落とし込むことがで
きないために、洗い場の床と浴槽の底とがほぼ同一高さ
に配設されることが多い。そのような場合は、洗い場の
床から浴槽の上縁までの高さが高くなるため、特に、子
供や難い老人にとって、浴槽の側壁のまたぎ込みがつら
い行為となる。
床と洗い場の床との間の開きが大きいと、図６の（イ）
に示すように浴槽１０に入る時、ならびに、図６の
（ロ）に示すように浴槽１０から出る時の歩幅が広くな
る。特に、２階建以上の住宅において、２階から上の階
に浴室を設ける場合、浴槽を床下に落とし込むことがで
きないために、洗い場の床と浴槽の底とがほぼ同一高さ
に配設されることが多い。そのような場合は、洗い場の
床から浴槽の上縁までの高さが高くなるため、特に、子
供や難い老人にとって、浴槽の側壁のまたぎ込みがつら
い行為となる。
【０００４】また、歩幅が大きいと、前足に体重を載せ
るためには、身体の重心を後から前へ大きく移動させな
ければならないので、前足が前方へ滑り易いという問題
もある。
るためには、身体の重心を後から前へ大きく移動させな
ければならないので、前足が前方へ滑り易いという問題
もある。
【０００５】本発明は、上記のような問題に着目し、浴
槽への出入りが楽に行なえる浴槽ならびに浴室ユニット
を提供することを目的としている。
槽への出入りが楽に行なえる浴槽ならびに浴室ユニット
を提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１記載の浴槽は、側壁に、床と同じ高さに底
を有する凹部が形成されている構成となっている。
に、請求項１記載の浴槽は、側壁に、床と同じ高さに底
を有する凹部が形成されている構成となっている。
【０００７】また、請求項２記載の浴室ユニットは、浴
槽と洗い場の間に設けられているエプロンに、前記洗い
場の床と同じ高さに底を有する凹部が形成されている構
成となっている。
槽と洗い場の間に設けられているエプロンに、前記洗い
場の床と同じ高さに底を有する凹部が形成されている構
成となっている。
【０００８】
【作用】請求項１記載の浴槽は、凹部が形成されている
側壁を洗い場側に配設させて設置する。そうすれば、浴
槽に入る時には浴槽の凹部に前足の踵を差し込んで浴槽
の側壁をまたぐことができるし、浴槽から出る時には浴
槽の凹部に後足の爪先を差し込んで浴槽の側壁をまたぐ
ことができる。つまり、小さい歩幅で浴槽の側壁をまた
ぐことができる。
側壁を洗い場側に配設させて設置する。そうすれば、浴
槽に入る時には浴槽の凹部に前足の踵を差し込んで浴槽
の側壁をまたぐことができるし、浴槽から出る時には浴
槽の凹部に後足の爪先を差し込んで浴槽の側壁をまたぐ
ことができる。つまり、小さい歩幅で浴槽の側壁をまた
ぐことができる。
【０００９】請求項２記載の浴室ユニットでは、浴槽に
入る時にはエプロンの凹部に後足の爪先を差し込んで浴
槽の側壁をまたぐことができるし、浴槽から出る時には
エプロンの凹部に前足の踵を差し込んで浴槽の側壁をま
たぐことができる。つまり、小さい歩幅で浴槽の側壁を
またぐことができる。
入る時にはエプロンの凹部に後足の爪先を差し込んで浴
槽の側壁をまたぐことができるし、浴槽から出る時には
エプロンの凹部に前足の踵を差し込んで浴槽の側壁をま
たぐことができる。つまり、小さい歩幅で浴槽の側壁を
またぐことができる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の第１実施例の構成を図１及び
図２に基づいて詳述する。図１は第１実施例の浴室ユニ
ットを示す断面図、図２は浴槽を示す斜視図で、図中１
は浴槽、２は洗い場、３はエプロン、４は壁パネルであ
る。
図２に基づいて詳述する。図１は第１実施例の浴室ユニ
ットを示す断面図、図２は浴槽を示す斜視図で、図中１
は浴槽、２は洗い場、３はエプロン、４は壁パネルであ
る。
【００１１】浴槽１と洗い場２は、ＦＲＰ成形品で、別
々に成形されており、浴槽１の床１１と洗い場２の床２
１が同じ高さに設置されている。
々に成形されており、浴槽１の床１１と洗い場２の床２
１が同じ高さに設置されている。
【００１２】また、前記浴槽１は、側壁１２が外側へ若
干開いて形成されており、この側壁１２の上端部には、
水平フランジ１３と下向き片１４がＬ形をなすように形
成されている。さらに、この浴槽１は、洗い場２側に配
設されている側壁１２の下端部ほぼ中央に凹部１５が形
成されている。この凹部１５は、浴槽１の床１１と同じ
高さに底１５１を有していると共に、やや内側へ閉じた
側部１５２を有している。
干開いて形成されており、この側壁１２の上端部には、
水平フランジ１３と下向き片１４がＬ形をなすように形
成されている。さらに、この浴槽１は、洗い場２側に配
設されている側壁１２の下端部ほぼ中央に凹部１５が形
成されている。この凹部１５は、浴槽１の床１１と同じ
高さに底１５１を有していると共に、やや内側へ閉じた
側部１５２を有している。
【００１３】なお、側壁１２の傾斜角度θ1 と、下向き
片１４の傾斜角度θ2 と、凹部１５の側部１５２の傾斜
角度θ3 は、θ3 ＜θ1 ＜θ2 のような関係にあること
が好ましい。そうすれば、型を割型にせずに浴槽１を脱
型できるからである。
片１４の傾斜角度θ2 と、凹部１５の側部１５２の傾斜
角度θ3 は、θ3 ＜θ1 ＜θ2 のような関係にあること
が好ましい。そうすれば、型を割型にせずに浴槽１を脱
型できるからである。
【００１４】また、前記洗い場２は、前記浴槽１の水平
フランジ１３を受ける浴槽受台２２と、前記壁パネル４
を受ける壁受台２３が一体成形されている。
フランジ１３を受ける浴槽受台２２と、前記壁パネル４
を受ける壁受台２３が一体成形されている。
【００１５】エプロン３は、前記浴槽１と洗い場２との
間に設けられており、前記洗い場２と一体成形されてい
る。
間に設けられており、前記洗い場２と一体成形されてい
る。
【００１６】次に、図３に基づいて第１実施例の作用を
説明する。
説明する。
【００１７】本実施例の浴室ユニットにあっては、浴槽
１に入る時には、図３の（イ）に示すように、浴槽１の
凹部１５に前足の踵を差し込んで浴槽１の側壁１２をま
たぐことができるし、浴槽１から出る時には、図３の
（イ）に示すように、浴槽１の凹部１５に後足の爪先を
差し込んで浴槽１の側壁１２をまたぐことができる。つ
まり、狭い歩幅で浴槽１の側壁１２をまたぐことができ
るので、洗い場２の床２１から浴槽１の上縁までの高さ
が高くても、浴槽１への出入りが少し楽になる。そし
て、歩幅が狭いと、小さい重心の移動で前足に体重を載
せることができるので、前足が前方へ滑る危険性も少な
い。
１に入る時には、図３の（イ）に示すように、浴槽１の
凹部１５に前足の踵を差し込んで浴槽１の側壁１２をま
たぐことができるし、浴槽１から出る時には、図３の
（イ）に示すように、浴槽１の凹部１５に後足の爪先を
差し込んで浴槽１の側壁１２をまたぐことができる。つ
まり、狭い歩幅で浴槽１の側壁１２をまたぐことができ
るので、洗い場２の床２１から浴槽１の上縁までの高さ
が高くても、浴槽１への出入りが少し楽になる。そし
て、歩幅が狭いと、小さい重心の移動で前足に体重を載
せることができるので、前足が前方へ滑る危険性も少な
い。
【００１８】次に、図４に基づいて第２実施例を説明す
る。
る。
【００１９】本実施例の浴室ユニットは、エプロン３の
下端部に、凹部３１が形成されている。そして、この凹
部３１は、洗い場２の床２１と同じ高さに底３１１を有
していると共に、やや内側へ閉じた側部３２２を有して
いる。なお、その他の構成は第１実施例と同様であるの
で、図面に符号を付して説明を省略する。
下端部に、凹部３１が形成されている。そして、この凹
部３１は、洗い場２の床２１と同じ高さに底３１１を有
していると共に、やや内側へ閉じた側部３２２を有して
いる。なお、その他の構成は第１実施例と同様であるの
で、図面に符号を付して説明を省略する。
【００２０】次に、図５に基づいて第２実施例の作用を
説明する。
説明する。
【００２１】本実施例の浴室ユニットにあっては、浴槽
１に入る時は、図５の（イ）に示すように、浴槽１の凹
部１５に前足の踵を差し込むと共に、エプロン３の凹部
３１に後足の爪先を差し込んで浴槽１の側壁１２をまた
ぎ、浴槽１から出る時は、図５の（イ）に示すように、
エプロン３の凹部３１に前足の踵を差し込むと共に、浴
槽１の凹部１５に後足の爪先を差し込んで浴槽１の側壁
１２をまたぐことができる。つまり、第１実施例の浴室
ユニットの場合よりも更に小さい歩幅で浴槽槽１の側壁
１２をまたぐことができるので、洗い場２の床２１から
浴槽１の上縁までの高さが高くても、浴槽１への出入り
が楽になる。また、歩幅が狭いと、小さい重心の移動で
前足に体重を載せることができるので、前足が前方へ滑
る危険性もより少なくなる。
１に入る時は、図５の（イ）に示すように、浴槽１の凹
部１５に前足の踵を差し込むと共に、エプロン３の凹部
３１に後足の爪先を差し込んで浴槽１の側壁１２をまた
ぎ、浴槽１から出る時は、図５の（イ）に示すように、
エプロン３の凹部３１に前足の踵を差し込むと共に、浴
槽１の凹部１５に後足の爪先を差し込んで浴槽１の側壁
１２をまたぐことができる。つまり、第１実施例の浴室
ユニットの場合よりも更に小さい歩幅で浴槽槽１の側壁
１２をまたぐことができるので、洗い場２の床２１から
浴槽１の上縁までの高さが高くても、浴槽１への出入り
が楽になる。また、歩幅が狭いと、小さい重心の移動で
前足に体重を載せることができるので、前足が前方へ滑
る危険性もより少なくなる。
【００２２】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の
変更等があっても本発明に含まれる。例えば、実施例で
は、エプロン３が洗い場２と一体成形されている浴室ユ
ニットを示したが、エプロン３と洗い場２とが別々に成
形されていてもよい。また、第１実施例では、凹部１５
を浴槽１の側壁１２の下端部のほぼ中央に形成したが、
凹部１５は、浴槽１の床１１と同じ高さに底１５１を有
していれば、どの位置に形成してもよく、浴槽１の全幅
にわたって形成してもよい。更に、第１実施例では、浴
槽１の側壁１２に凹部１５が形成されている浴室ユニッ
トを示し、第２実施例では、浴槽１の側壁１２に凹部１
５が形成されていると共に、エプロン３にも凹部３１が
形成されている浴室ユニットを示したが、エプロン３の
みに凹部３１を形成してもよい。
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の
変更等があっても本発明に含まれる。例えば、実施例で
は、エプロン３が洗い場２と一体成形されている浴室ユ
ニットを示したが、エプロン３と洗い場２とが別々に成
形されていてもよい。また、第１実施例では、凹部１５
を浴槽１の側壁１２の下端部のほぼ中央に形成したが、
凹部１５は、浴槽１の床１１と同じ高さに底１５１を有
していれば、どの位置に形成してもよく、浴槽１の全幅
にわたって形成してもよい。更に、第１実施例では、浴
槽１の側壁１２に凹部１５が形成されている浴室ユニッ
トを示し、第２実施例では、浴槽１の側壁１２に凹部１
５が形成されていると共に、エプロン３にも凹部３１が
形成されている浴室ユニットを示したが、エプロン３の
みに凹部３１を形成してもよい。
【００２３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の浴槽なら
びに浴室ユニットにあっては、小さい歩幅で浴槽の側壁
をまたぐことができるので、洗い場の床から浴槽の上縁
までの高さが高くても、浴槽への出入りが少し楽にな
る。また、歩幅が狭いと、小さい重心の移動で前足に体
重を載せることができるので、前足が前方へ滑る危険性
も少ないという効果が得られる。
びに浴室ユニットにあっては、小さい歩幅で浴槽の側壁
をまたぐことができるので、洗い場の床から浴槽の上縁
までの高さが高くても、浴槽への出入りが少し楽にな
る。また、歩幅が狭いと、小さい重心の移動で前足に体
重を載せることができるので、前足が前方へ滑る危険性
も少ないという効果が得られる。
【図１】第１実施例の浴室ユニットを示す断面図であ
る。
る。
【図２】浴槽を示す斜視図である。
【図３】第１実施例の浴室ユニットの使用状態を示す断
面図である。
面図である。
【図４】第２実施例の浴室ユニットを示す断面図であ
る。
る。
【図５】第２実施例の浴室ユニットの使用状態を示す断
面図である。
面図である。
【図６】従来の浴室ユニットの使用状態を示す断面図で
ある。
ある。
１ 浴槽 １１ 床 １２ 側壁 １５ 凹部 １５１ 底 ２ 洗い場 ３ エプロン
Claims (2)
- 【請求項１】 側壁に、床と同じ高さに底を有する凹部
が形成されていることを特徴とする浴槽。 - 【請求項２】 浴槽と洗い場の間に設けられているエプ
ロンに、前記洗い場の床と同じ高さに底を有する凹部が
形成されていることを特徴とする浴室ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3243271A JPH0576463A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 浴槽ならびに浴室ユニツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3243271A JPH0576463A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 浴槽ならびに浴室ユニツト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0576463A true JPH0576463A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17101389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3243271A Pending JPH0576463A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 浴槽ならびに浴室ユニツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0576463A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8859243B2 (en) | 2006-10-10 | 2014-10-14 | Ajinomoto Co., Inc. | Method for producing an L-amino acid |
| JP2016158774A (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-05 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 浴槽、浴槽が設置される床パン、ならびに、浴槽および床パンが設置される浴室の排水構造 |
| JP2017057674A (ja) * | 2015-09-18 | 2017-03-23 | 積水ホームテクノ株式会社 | 浴室ユニット |
-
1991
- 1991-09-24 JP JP3243271A patent/JPH0576463A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8859243B2 (en) | 2006-10-10 | 2014-10-14 | Ajinomoto Co., Inc. | Method for producing an L-amino acid |
| JP2016158774A (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-05 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 浴槽、浴槽が設置される床パン、ならびに、浴槽および床パンが設置される浴室の排水構造 |
| JP2017057674A (ja) * | 2015-09-18 | 2017-03-23 | 積水ホームテクノ株式会社 | 浴室ユニット |
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