JPH0576179U - 衛星放送受信用ダウンコンバータ - Google Patents

衛星放送受信用ダウンコンバータ

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JPH0576179U
JPH0576179U JP2309192U JP2309192U JPH0576179U JP H0576179 U JPH0576179 U JP H0576179U JP 2309192 U JP2309192 U JP 2309192U JP 2309192 U JP2309192 U JP 2309192U JP H0576179 U JPH0576179 U JP H0576179U
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JP
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down converter
microwave
dielectric
converter
unit
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JP2309192U
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和夫 及川
武史 西村
佳治 井上
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New Japan Radio Co Ltd
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New Japan Radio Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 衛星放送受信用ダウンコンバータにおい
て、ダウンコンバータ装置の放熱を良くすることで特性
の劣化をなくすとともに不要インダクタンスの発生をな
くすことを目的とする。 【構成】 ダウンコンバータモジュールのピンにより
筐体に取り付けられた誘電体基板をはさみ込むように取
り付けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、通信衛星を利用した衛星放送を受信するための衛星放送受信用ダウ ンコンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】
図2に従来のダウンコンバータの一例を示す。図において、1は筐体、2はマ イクロ波導入部、3はマイクロ波増幅部、4は出力コネクタ、13はMMIC装 置、14は誘電体共振器、15は誘電体基板である。 マイクロ波信号はマイクロ波導入部2より入力し、誘電体基板15に設けられ たマイクロ波増幅部3にてあるレベルまで増幅され、マイクロ波増幅部、周波数 変換部、局部発振部及び中間周波数増幅部からなるマイクロ波モノリシック集積 回路(MMIC)を内蔵したMMIC装置13が、上記誘電体基板15の裏面の 導体パターンにハンダにより取り付けられている。また、マイクロ波増幅部3、 及び誘電体共振器14とMMIC装置13はシールド用金具20にて異常発振等 が発生しないようにシールドされている。 次にMMIC装置の動作であるが、このMMIC装置13内の局部発振部にて 局部発振周波数が励起され、上記マイクロ波増幅部で増幅されたマイクロ波信号 とを周波数変換部にて所定の中間周波数の信号に変換する。例えばマイクロ波信 号の周波数は12GHz帯であり、局部発振部にて11GHz帯の周波数を発振 し、周波数変換を行なうことにより1GHzの中間周波数が得られる。そして中 間周波数増幅器にて増幅し、出力コネクタ4より中間周波数に変換された放送信 号が得られ、出力コネクタより同軸ケーブルを介して室内の衛星放送受信機に送 られる。 また、図3に従来のダウンコンバータの他の例を示す。図において図2と同一 符号は同一または相当する部分を示し、16は誘電体発振器、17は導体ピン、 18はマイクロ波増幅部と周波数変換部を構成する誘電体基板、19は誘電体発 振器16を配置し、さらに局部発振部と中間周波数増幅部を構成する誘電体基板 である。このような構造の場合、誘電体発振器16及び誘電体基板18、19間 のマイクロ波信号の伝送は導体ピン17によって行なわれている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のダウンコンバータのうち、図2に示すようにMMIC装置13が誘電体 基板15の裏面にハンダによって取り付けられている構造のものでは、MMIC 装置13は消費電流が多いため発熱するが、放熱が悪いためMMIC装置自体の 温度が上昇し、特性が変動し劣化しやすくなるので信頼性の点で好ましくないと いう問題があった。 また、図3に示すような構造のものでは、誘電体発振器16及び誘電体基板1 8、19のマイクロ波信号の伝送は導体ピン17によって行なわれるため不要イ ンダクタンスが生ずるという問題があった。 本考案は上記の事情に鑑みてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の衛星放送受信用ダウンコンバータは、マイクロ波増幅部、周波数変換 部、局部発振部、中間周波数増幅部、誘電体共振器を内蔵したダウンコンバータ 装置のピンにより、上記ダウンコンバータの筐体をはさんで取り付けられた2枚 の誘電体基板をはさみ込むように取り付けたものである。
【0005】
【実施例】
図1に本考案のダウンコンバータの一例を示す。図1(a)は平面図、図1( b)は底面図、図1(c)は図(a)におけるA−A断面図である。図において 、図2、3と同一符号は同一または相当する部分を示し、5はダウンコンバータ 装置、6はダウンコンバータ装置のピン、7は固定用金具、8、9は誘電体基板 、10はネジである。 マイクロ波増幅部3を構成する誘電体基板8と、電源部を構成する誘電体基板 9の2枚の誘電体基板を筐体にネジより固定し、ダウンコンバータ装置5のピン 6によりはさみ込むように取り付け、ダウンコンバータ装置5に固定用金具7を 挿入し、ネジ10を使用してダウンコンバータの筐体1に固定したものである。 ダウンコンバータ装置のピン6はハンダ付けにより誘電体基板8、9にそれぞれ 接続される。また、マイクロ波増幅部3は従来と同様にシールド用金具(図示し ていない)によりシールドされている。
【0006】 放送衛星よりのマイクロ波信号はパラボラアンテナ等を介してマイクロ波導入 部2より入力され、誘電体基板8に設けられたマイクロ波増幅部で増幅され、ダ ウンコンバータ装置5の入力用ピン6aに入力される。 ダウンコンバータ装置5内部で入力されたマイクロ波信号は内部の周波数変換 部により中間周波数に周波数変換され、中間周波数増幅部で増幅され、出力用ピ ン6bから中間周波数に変換された放送信号として出力される。出力用ピン6b から中間周波数に変換された放送信号は出力コネクタ4により室内にある衛星放 送用受信機に同軸ケーブルを介して送られる。
【0007】 ダウンコンバータ装置5はマイクロ波増幅部、周波数変換部、局部発振部及び 中間周波数増幅部からなるMMICチップと誘電体共振器を含めてストリップラ インにて一体構造として金属ケースに気密状態で収納したものである。
【0008】 上記実施例において、ダウンコンバータ装置の入力用ピン6aと出力用ピン6 bは筐体1をはさんで分離された誘電体基板8、9に別々に接続されているため シールド効果を有している。また、ダウンコンバータ装置は筐体1に直接、接続 されているのでダウンコンバータ装置にて発生する熱は効率よく筐体に放熱され る。
【0009】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば筐体のシールド構造を複雑にすることな くマイクロ波系と、中間周波数系を効果的に分離することができるようになり、 動作時にダウンコンバータ装置に発生する熱は直接筐体に伝わるようになり、放 熱効果が上がり、特性の安定性が得られるようになるとともに、マイクロ波周波 数の信号伝送を導体ピンを使用することなく行なえるので不要インダクタンスの 発生をなくしたという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を示す説明図である。
【図2】 従来の衛星放送受信用ダウンコンバータの一
例を示す説明図である。
【図3】 従来の衛星放送受信用ダウンコンバータの他
の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 マイクロ波入力部 3 マイクロ波増幅部 4 出力コネクタ 5 ダウンコンバータ装置 6 6a、6b、ピン 7 固定用金具 8、9、 誘電体基板 10 ネジ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星放送を受信する衛星放送受信用ダ
    ウンコンバータにおいて、マイクロ波増幅部、周波数変
    換部、局部発振部、中間周波数増幅部、誘電体共振器を
    内蔵したダウンコンバータ装置のピンにより、上記ダウ
    ンコンバータの筐体をはさんで取り付けられた2枚の誘
    電体基板をはさみ込むように取り付けたことを特徴とす
    る衛星放送受信用ダウンコンバータ。
JP1992023091U 1992-03-18 1992-03-18 衛星放送受信用ダウンコンバータ Expired - Lifetime JP2586191Y2 (ja)

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JPH0576179U true JPH0576179U (ja) 1993-10-15
JP2586191Y2 JP2586191Y2 (ja) 1998-12-02

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