JPH0576111U - 可撓性アンテナ - Google Patents

可撓性アンテナ

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Publication number
JPH0576111U
JPH0576111U JP022510U JP2251092U JPH0576111U JP H0576111 U JPH0576111 U JP H0576111U JP 022510 U JP022510 U JP 022510U JP 2251092 U JP2251092 U JP 2251092U JP H0576111 U JPH0576111 U JP H0576111U
Authority
JP
Japan
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antenna element
core rod
base end
coiled
coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP022510U
Other languages
English (en)
Inventor
浩 藤川
慶一 小倉
Original Assignee
エスエムケイ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by エスエムケイ株式会社 filed Critical エスエムケイ株式会社
Priority to JP022510U priority Critical patent/JPH0576111U/ja
Publication of JPH0576111U publication Critical patent/JPH0576111U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 必要部品数の減少、量産の容易化、安定性及
び信頼性の高い送信と受信を可能とする。 【構成】 コイル状アンテナ素子14の内周に嵌合する
絶縁材からなる芯棒と、コイル状アンテナ素子の先端で
基端部15側へ曲げて該コイル状アンテナ素子に一体形
成した補助アンテナ素子16とを備え、芯棒にはほぼ軸
方向に沿って連続した空隙11bを有し、該空隙内に補
助アンテナ素子の少なくとも一部が収容され芯棒で保持
されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、携帯用無線機等における電波を対象とし2つの周波数に共振する可 撓性アンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の可撓性アンテナとしては、実公平3−32085号公報に記載されてい るように、図4において、コイル状アンテナ素子1の内周側に、このコイル状ア ンテナ素子1と離隔した別体の補助アンテナ素子2を軸方向に沿い嵌挿し、コイ ル状アンテナ素子1と補助アンテナ素子2の基端部1a,2aを金具4に半田付 けしたものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来の可撓性アンテナでは、補助アンテナ素子2がコイ ル状アンテナ素子1とは別の部品になっているため、必要部品数がその分だけ多 くなり、また、コイル状アンテナ素子1と別体の補助アンテナ素子2が当該コイ ル状アンテナ素子1に対し離隔し不安定な配置になっているため、送信及び受信 状態が不安定で信頼性が低いという問題点があった。 本考案の目的は、コイル状アンテナ素子と補助アンテナ素子とを一体にして必 要部品数を減らし、量産を容易化するとともに、安定性及び信頼性の高い送信及 び受信ができる可撓性アンテナを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、基端部が金具に接続されるコイル状ア ンテナ素子を有する可撓性アンテナにおいて、前記コイル状アンテナ素子の内周 に嵌合する絶縁材からなる芯棒と、前記コイル状アンテナ素子の先端で前記基端 部側へ曲げて該コイル状アンテナ素子に一体形成した補助アンテナ素子とを備え 、前記芯棒にはほぼ軸方向に沿って連続した空隙を有し、該空隙内に前記補助ア ンテナ素子の少なくとも一部が収容され前記芯棒で保持されていることを特徴と する。
【0005】
【作用】
本考案に係る可撓性アンテナは、コイル状アンテナ素子の先端で基端部側へ曲 げて該コイル状アンテナ素子に一体形成した補助アンテナ素子を備えているため 、必要部品数が少なくなり、コイル状アンテナ素子の内周に嵌合する絶縁材から なる芯棒のほぼ軸方向沿って連続する空隙に補助アンテナ素子の少なくとも一部 が収容され芯棒で保持されているため、当該補助アンテナ素子の配置が安定した 状態にて保持される。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。 図1は本考案の実施例に係る可撓性アンテナの要部を示す斜視図である。 本実施例に係る可撓性アンテナ10は、コイル状アンテナ素子14の先端で基 端部15側へ曲げて該コイル状アンテナ素子14に直線状の補助アンテナ素子1 6を一体形成してなるアンテナ素子13を備え、コイル状アンテナ素子14の内 周に嵌合する芯棒11にはそのほぼ軸方向に沿って連続した穴状空隙11bを有 し、この空隙11b内に補助アンテナ素子16のほぼ全部が収容され芯棒11に よって保持されているので、必要部品数が減少し、送信及び受信の安定性及び信 頼性が高い。
【0007】 芯棒11は、ポリアセタール樹脂等の円形断面を有し先細テーパ状をなしてい る絶縁材からなり、基端部11aのみが一様な円形断面形又は外周に刻設した図 示しない雄ねじを有し、同芯配置に補助アンテナ素子16の外径にほぼ見合う直 径の円形穴状空隙11bを備え、この空隙11bが先端から中間の所定位置まで ほぼ軸方向に沿って連続している。
【0008】 図2はアンテナ素子を示す斜視図である。 アンテナ素子13は、コイル状アンテナ素子14と、該コイル状アンテナ素子 14の先端で基端部15側へ曲げて該コイル状アンテナ素子14に一体形成した 真直な補助アンテナ素子16とを備え、コイル状アンテナ素子14が芯棒11の 外周にとまりばめの状態にて嵌合しており、基端部15に直線状部分15a及び 円弧状部分15bとを一体に有し、この基端部15が金具20に接続される。
【0009】 金具20は、貫通孔21aを有する端子部21と、これに続く鍔部22及び円 筒部23とを一体に備え、円筒部23の内周に図示しない雌ねじを刻設してあり 、端子部21が図示しない機器本体の所定箇所に連結される。
【0010】 次に、この実施例に係る可撓性アンテナ10の成形組立て方法の例について説 明する。 コイル状に成形する前の所定長さの金属素線の先端の真直な部分を芯棒11の 空隙11b内に挿入した後に、当該空隙11bから外部に出ている金属素線を芯 棒11の外周に基端部11aの方へ向かって螺旋状に巻き付け、コイル状アンテ ナ素子14を成形する。次いで、芯棒11及びコイル状アンテナ素子14の円弧 状部分15bを円筒部23の内周に添わせて、当該芯棒11の基端部11aとア ンテナ素子13の基端部15を一緒に金具20の円筒部23の内周へ圧入又はね じ込むことによって、芯棒11、アンテナ素子13及び金具20を結合する。
【0011】 図2に示すようなアンテナ素子13が予め成形してある場合には、コイル状ア ンテナ素子14の基端部15側から芯棒11を当該コイル状アンテナ素子14の 内周に嵌入させ、先端が基端部15の方向へ向いた補助アンテナ素子16を空隙 11bへ挿入しながら、芯棒11の先端部がコイル状アンテナ素子14の先端部 に達するところまで、当該芯棒11をコイル状アンテナ素子14に嵌合させた後 に、前述の方法と同様に、芯棒11及びコイル状アンテナ素子14の基端部11 a,15を一緒に金具20の円筒部23の内周へ圧入又はねじ込むことによって 、芯棒11、アンテナ素子13及び金具20を結合させる。
【0012】 本考案の上記実施例によれば、芯棒11がテーパ状をなし円形断面を有してい るので、この芯棒11自体をコイル状アンテナ素子14の成形用として利用する ことができるという利点があり、芯棒11及びアンテナ素子13の基端部11a ,15を一緒に金具20の円筒部23の内周へ圧入又はねじ込むことによってア ンテナ素子13を金具20に接続させるので、この接続の際に半田を必要とせず 、組立てを極めて簡易且つ迅速容易に行えるという効果を奏する。
【0013】 なお、本考案は、上記実施例によって限定されるものではなく、芯棒の空隙を 円形穴状のものに代えて、図3に示すように母線に沿って連続させ補助アンテナ 素子16の外径にほぼ見合う幅のU字形溝状に芯棒31の先端側から中間位置ま で形成した空隙31bとしてもよく、芯棒の断面を全長に亘って円形以外の多角 形等にすることも基端部のみを円形にすることも可能であり、その他要旨から逸 脱しない範囲で種々の変形が可能である。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、コイル状アンテナ素子の先端で基端部側へ曲げ て該コイル状アンテナ素子に一体形成した補助アンテナ素子を備えていることに より、必要部品数が少なくなり、組立て及び量産が容易であり、コイル状アンテ ナ素子の内周に嵌合する絶縁材からなる芯棒のほぼ軸方向に沿って連続する空隙 に補助アンテナ素子の少なくとも一部が収容され保持されているため、当該補助 アンテナ素子の配置が安定した状態にて保持され、送信及び受信の安定性及び信 頼性が高いという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る可撓性アンテナの要部を
示す斜視図である。
【図2】本考案の実施例に係るアンテナ素子を示す斜視
図である。
【図3】本考案に係る芯棒の変形例を示す斜視図であ
る。
【図4】従来の可撓性アンテナの要部を示す一部切欠き
側面図である。
【符号の説明】
10 可撓性アンテナ 11 芯棒 11a 基端部 11b 空隙 13 アンテナ素子 14 コイル状アンテナ素子 15 基端部 15a 直線状部分 15b 円弧状部分 16 補助アンテナ素子 20 金具 23 円筒部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端部が金具に接続されるコイル状アン
    テナ素子を有する可撓性アンテナにおいて、前記コイル
    状アンテナ素子の内周に嵌合する絶縁材からなる芯棒
    と、前記コイル状アンテナ素子の先端で基端部側へ曲げ
    て該コイル状アンテナ素子に一体形成した補助アンテナ
    素子とを備え、前記芯棒にはほぼ軸方向に沿って連続し
    た空隙を有し、該空隙内に前記補助アンテナ素子の少な
    くとも一部が収容され前記芯棒で保持されていることを
    特徴とする可撓性アンテナ。
JP022510U 1992-03-17 1992-03-17 可撓性アンテナ Pending JPH0576111U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP022510U JPH0576111U (ja) 1992-03-17 1992-03-17 可撓性アンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP022510U JPH0576111U (ja) 1992-03-17 1992-03-17 可撓性アンテナ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0576111U true JPH0576111U (ja) 1993-10-15

Family

ID=12084760

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP022510U Pending JPH0576111U (ja) 1992-03-17 1992-03-17 可撓性アンテナ

Country Status (1)

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JP (1) JPH0576111U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001095430A1 (fr) * 2000-06-09 2001-12-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Antenne et dispositif radio comprenant ladite antenne
JP2012169892A (ja) * 2011-02-15 2012-09-06 Harada Ind Co Ltd 車両用ポールアンテナ

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