JPH0576101A - トロリシユーを備えた軽量ロツカレバー - Google Patents
トロリシユーを備えた軽量ロツカレバーInfo
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- JPH0576101A JPH0576101A JP5970392A JP5970392A JPH0576101A JP H0576101 A JPH0576101 A JP H0576101A JP 5970392 A JP5970392 A JP 5970392A JP 5970392 A JP5970392 A JP 5970392A JP H0576101 A JPH0576101 A JP H0576101A
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- rocker lever
- cam plate
- trolley shoe
- spring
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60L—PROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
- B60L5/00—Current collectors for power supply lines of electrically-propelled vehicles
- B60L5/18—Current collectors for power supply lines of electrically-propelled vehicles using bow-type collectors in contact with trolley wire
- B60L5/22—Supporting means for the contact bow
- B60L5/26—Half pantographs, e.g. using counter rocking beams
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
- Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 すべてのパンタグラフ位置においてトロリ線
とトロリシューとの摩擦又は風力により生じる回転モー
メントの影響が補償されるように、トロリシュー付き軽
量ロッカレバーを改良する。 【構成】 ばね16の長さ従ってばね力がロッカレバー
1の傾動運動の際に、平行四辺形リンク9、10、13
の運動により生じる変更に加えてカム板17により変更
される。カム板17は一定に調節するか、又はトロリシ
ュー14の摩擦及び風力の回転モーメントにより生じる
ロッカレバー1と押し棒27との間の相対運動を利用し
て傾動させることができる。
とトロリシューとの摩擦又は風力により生じる回転モー
メントの影響が補償されるように、トロリシュー付き軽
量ロッカレバーを改良する。 【構成】 ばね16の長さ従ってばね力がロッカレバー
1の傾動運動の際に、平行四辺形リンク9、10、13
の運動により生じる変更に加えてカム板17により変更
される。カム板17は一定に調節するか、又はトロリシ
ュー14の摩擦及び風力の回転モーメントにより生じる
ロッカレバー1と押し棒27との間の相対運動を利用し
て傾動させることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パンタグラフ上部機
構の上側アームに支持され案内棒によりほぼ水平な位置
に保持されたつり合い梁の垂直に重なり合う各二つの点
に、リンクが垂直な平面上で傾動可能にピン結合され、
これらのリンクの外側端部がトロリシュー保持体と結合
され、このように構成された平行四辺形リンクの対角線
上にばねが配置され、対角線上のばねに対して受け座が
設けられることにより基本初期荷重を調節可能にした、
個々にばね弾性を付与され垂直に導かれるトロリシュー
を備える軽量ロッカレバーに関する。
構の上側アームに支持され案内棒によりほぼ水平な位置
に保持されたつり合い梁の垂直に重なり合う各二つの点
に、リンクが垂直な平面上で傾動可能にピン結合され、
これらのリンクの外側端部がトロリシュー保持体と結合
され、このように構成された平行四辺形リンクの対角線
上にばねが配置され、対角線上のばねに対して受け座が
設けられることにより基本初期荷重を調節可能にした、
個々にばね弾性を付与され垂直に導かれるトロリシュー
を備える軽量ロッカレバーに関する。
【0002】
【従来の技術】トロリ線に接触するためのパンタグラフ
では、トロリ線の区間に基づく大きい高さの差が大形の
パンタグラフ主機構により補整される。トロリ線の正弦
波形の振動はほぼロッカレバーにより補整される。その
際ロッカレバーはトロリ線の運動に問題無く追従できる
ようにすべきである。
では、トロリ線の区間に基づく大きい高さの差が大形の
パンタグラフ主機構により補整される。トロリ線の正弦
波形の振動はほぼロッカレバーにより補整される。その
際ロッカレバーはトロリ線の運動に問題無く追従できる
ようにすべきである。
【0003】このため従来技術では傾斜したロッカレバ
ーが導入された。しかしこのロッカレバーはトロリシュ
ーとトロリ線との間の接触維持を改善したが、しかし傾
斜の大きい場合にだけ有効であるにすぎなかった。しか
し傾斜は運転中に絶えず変動し、従ってロッカレバーに
強固に結合されたトロリシューが著しく摩耗する。この
理由からロッカレバーに対して回動可能に支持されたは
め込み形トロリシューが導入された。トロリ線とトロリ
シューとの間の摩擦力によりモーメントが生じ、このモ
ーメントはトロリシューを走行方向に逆向きにシューの
ピン結合点を中心として回転させようとする。このモー
メントは、トロリ線に対するトロリシューの押圧点によ
り発生させられトロリシューの水平位置を復元しようと
するモーメントと逆向きに働く。それゆえにトロリシュ
ーの拡幅及び押圧力の増加によりこれを防止しようと努
力された。このための一方の解決策は、十分な間隔を置
いて二つの炭素製滑り桟を上部に配置しつり合い梁状に
回動できるいわゆるパレットに見いだされる。トロリシ
ューの摩擦によって生じるモーメントにより、ここでは
それぞれ前側のトロリシューに高い押圧力が生じる。区
間業務に用いられるすべての動力車の場合には大抵それ
ぞれ後ろ側のパンタグラフが用いられるので、このこと
は各パンタグラフにおいてこの場合には常に同一のトロ
リシューに対して当てはまる。従ってこのトロリシュー
は運転中に不均一に強く摩耗する。また両トロリシュー
の機械的に強固な結合により、発生する衝撃に関して相
互影響が存在する。
ーが導入された。しかしこのロッカレバーはトロリシュ
ーとトロリ線との間の接触維持を改善したが、しかし傾
斜の大きい場合にだけ有効であるにすぎなかった。しか
し傾斜は運転中に絶えず変動し、従ってロッカレバーに
強固に結合されたトロリシューが著しく摩耗する。この
理由からロッカレバーに対して回動可能に支持されたは
め込み形トロリシューが導入された。トロリ線とトロリ
シューとの間の摩擦力によりモーメントが生じ、このモ
ーメントはトロリシューを走行方向に逆向きにシューの
ピン結合点を中心として回転させようとする。このモー
メントは、トロリ線に対するトロリシューの押圧点によ
り発生させられトロリシューの水平位置を復元しようと
するモーメントと逆向きに働く。それゆえにトロリシュ
ーの拡幅及び押圧力の増加によりこれを防止しようと努
力された。このための一方の解決策は、十分な間隔を置
いて二つの炭素製滑り桟を上部に配置しつり合い梁状に
回動できるいわゆるパレットに見いだされる。トロリシ
ューの摩擦によって生じるモーメントにより、ここでは
それぞれ前側のトロリシューに高い押圧力が生じる。区
間業務に用いられるすべての動力車の場合には大抵それ
ぞれ後ろ側のパンタグラフが用いられるので、このこと
は各パンタグラフにおいてこの場合には常に同一のトロ
リシューに対して当てはまる。従ってこのトロリシュー
は運転中に不均一に強く摩耗する。また両トロリシュー
の機械的に強固な結合により、発生する衝撃に関して相
互影響が存在する。
【0004】他方の解決策は、パンタグラフ上部機構に
関して垂直に導かれ個々にばね弾性を付与されたトロリ
シュー保持体により求められた。それによりトロリ線と
両トロリシューの確実な接触が提供される。なぜならば
ロッカレバーを個々にばね弾性を付与された二つの半部
に配分することにより、各トロリシューと結合された質
量が著しく減少するからである。
関して垂直に導かれ個々にばね弾性を付与されたトロリ
シュー保持体により求められた。それによりトロリ線と
両トロリシューの確実な接触が提供される。なぜならば
ロッカレバーを個々にばね弾性を付与された二つの半部
に配分することにより、各トロリシューと結合された質
量が著しく減少するからである。
【0005】この種のパンタグラフはドイツ連邦共和国
特許第551.782号明細書から知られている。この場合に
は上側アームに支持され案内具により水平位置に保持さ
れる枠の垂直に重なり合う各二つの点に、各一つの平行
四辺形リンクがピン結合され、これらのリンクの両方の
外側端部がトロリシュー保持体と結合される。平行四辺
形リンクの対角線上には、望ましくは調節可能であるば
ねが配置されている。ばねの調節可能性により(ここで
は基本初期荷重の調節可能性を意味する)前記回転モー
メントにより生じる影響の補償が達成される。しかしな
がらこのことは平均のパンタグラフ位置に相応に選ばれ
た所定のたわみ度に対してだけ成り立つ。すべての他の
位置に対しては前記の影響が多少とも弱められて発生す
る。
特許第551.782号明細書から知られている。この場合に
は上側アームに支持され案内具により水平位置に保持さ
れる枠の垂直に重なり合う各二つの点に、各一つの平行
四辺形リンクがピン結合され、これらのリンクの両方の
外側端部がトロリシュー保持体と結合される。平行四辺
形リンクの対角線上には、望ましくは調節可能であるば
ねが配置されている。ばねの調節可能性により(ここで
は基本初期荷重の調節可能性を意味する)前記回転モー
メントにより生じる影響の補償が達成される。しかしな
がらこのことは平均のパンタグラフ位置に相応に選ばれ
た所定のたわみ度に対してだけ成り立つ。すべての他の
位置に対しては前記の影響が多少とも弱められて発生す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、す
べてのパンタグラフ位置においてトロリ線とトロリシュ
ーとの摩擦又は風力により生じる回転モーメントの影響
が補償されるように、トロリシュー付き軽量ロッカレバ
ーを改良することにある。
べてのパンタグラフ位置においてトロリ線とトロリシュ
ーとの摩擦又は風力により生じる回転モーメントの影響
が補償されるように、トロリシュー付き軽量ロッカレバ
ーを改良することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題はこの発明に基
づき、カム板はつり合い梁にカム板の面がリンクの傾動
面に平行となるように配置され、リンクの傾動の際に平
行四辺形リンクの運動により生じる変化に加えて、カム
板の曲線を介して受け座のうちの一つが長手方向スリッ
ト中を導かれ、それにより傾動角度だけリンクが傾動す
る際にこの受け座がカム板の曲線を介して対角線上の傾
動軸受からの距離をこの曲線に応じて変えることによ
り、各カム板がばねの長さに絶えず影響を与えることに
より解決される。得られる長所は、カム板の曲線の構成
によりすべての傾動角度に対して所望の最適なばね長さ
従ってばね力が得られるということにある。
づき、カム板はつり合い梁にカム板の面がリンクの傾動
面に平行となるように配置され、リンクの傾動の際に平
行四辺形リンクの運動により生じる変化に加えて、カム
板の曲線を介して受け座のうちの一つが長手方向スリッ
ト中を導かれ、それにより傾動角度だけリンクが傾動す
る際にこの受け座がカム板の曲線を介して対角線上の傾
動軸受からの距離をこの曲線に応じて変えることによ
り、各カム板がばねの長さに絶えず影響を与えることに
より解決される。得られる長所は、カム板の曲線の構成
によりすべての傾動角度に対して所望の最適なばね長さ
従ってばね力が得られるということにある。
【0008】有利な一実施態様によれば、各カム板がそ
の平面上で傾動可能かつ固定可能であり、その際傾動軸
が望ましくはばねの軸線と交差する。ここでは調節を運
転状態の変化に適合させることができるので有利であ
る。
の平面上で傾動可能かつ固定可能であり、その際傾動軸
が望ましくはばねの軸線と交差する。ここでは調節を運
転状態の変化に適合させることができるので有利であ
る。
【0009】別の有利な実施態様によれば、トロリシュ
ーの摩擦のモーメントにより引き起こされるパンタグラ
フ上部機構に対するつり合い梁の傾動の際に、カム板の
相互に逆向きの傾動のために押し捧がパンタグラフ上部
機構のロッカレバー案内棒にピン結合され、それにより
つり合い梁とパンタグラフ上部機構との間のその際得ら
れる相対運動から、カム板の相互に逆向きの傾動が押し
捧を介して行われる。その際調節が自動的に運転状態の
変化に適合するので有利である。
ーの摩擦のモーメントにより引き起こされるパンタグラ
フ上部機構に対するつり合い梁の傾動の際に、カム板の
相互に逆向きの傾動のために押し捧がパンタグラフ上部
機構のロッカレバー案内棒にピン結合され、それにより
つり合い梁とパンタグラフ上部機構との間のその際得ら
れる相対運動から、カム板の相互に逆向きの傾動が押し
捧を介して行われる。その際調節が自動的に運転状態の
変化に適合するので有利である。
【0010】この有利な実施態様の変形例によれば、つ
り合い梁とパンタグラフ上部機構との間の相対運動を得
るために、ロッカレバー案内棒の上側軸受が水平な長孔
中に移動可能に配置され、この長孔がつり合い梁と強固
に結合され曲げに対し剛性のリンクレバーの下端部領域
に設けられるか、又はつり合い梁とパンタグラフ上部機
構との間の相対運動を得るために、ロッカレバー案内棒
の上側軸受がつり合い梁と強固に結合されたリンクレバ
ーの下端部と従来の方法で結合され、このリンクレバー
が曲げばねとして構成されている。
り合い梁とパンタグラフ上部機構との間の相対運動を得
るために、ロッカレバー案内棒の上側軸受が水平な長孔
中に移動可能に配置され、この長孔がつり合い梁と強固
に結合され曲げに対し剛性のリンクレバーの下端部領域
に設けられるか、又はつり合い梁とパンタグラフ上部機
構との間の相対運動を得るために、ロッカレバー案内棒
の上側軸受がつり合い梁と強固に結合されたリンクレバ
ーの下端部と従来の方法で結合され、このリンクレバー
が曲げばねとして構成されている。
【0011】
【実施例】次にこの発明に基づくロッカレバーの複数の
実施例を示す図面により、この発明を詳細に説明する。
実施例を示す図面により、この発明を詳細に説明する。
【0012】図1は、パンタグラフの上側アーム2の上
端部に支持されたこの発明に基づくロッカレバー1を示
す。傾動軸受3がつり合い梁4の横断面中央に設けら
れ、つり合い梁4はリンクレバー5及びロッカレバー案
内棒6により上側アーム2の傾動運動の際に水平位置に
保たれる。両端部及びつり合い梁4の両側に配置された
部品には、相互に垂直距離を有する二対の傾動軸受7、
8が配置されている。傾動軸受7、8のこれらの対のそ
れぞれには相互に平行なリンク9、10が支持され、こ
れらのリンクの外側端部は軸受11、12を有する。こ
れらの軸受11、12により両側でトロリシュー14の
ための垂直な支持体13が、垂直な姿勢で移動可能にそ
れぞれ上側及び下側のリンク9又は10と結合されてい
る。トロリシュー14とトロリ線15との間の接触維持
のためにトロリ線の正弦波形の振動の際に必要な力がば
ね16により発生させられ、ばね16は一つの内側傾動
軸受と別の内側傾動軸受に支持されたリンクの一つの点
とに作用する。従ってこれは上側傾動軸受7と下側傾動
軸受8に支持された下側リンク10の一つの点とに作用
する引っ張りばねとすることができる。同様に図1に示
すように、下側傾動軸受8と上側傾動軸受7に支持され
た上側リンク9の一つの点とに作用する圧縮ばねの配置
も可能である。図1で圧縮ばねにより示されているよう
に、これらのばね16は公知の方法で調節可能に構成す
ることができる。純粋に幾何学的に、リンク9、10の
種々の傾動角度に対してトロリシュー力のための特性曲
線が得られる。ばね16の調節可能性によりこの曲線に
平行に延び力の縦座標の方向へ移動した曲線だけを作り
出すことができる。しかしながらその際平行四辺形の運
動により与えられる曲線形を変更することは不可能であ
る。新しい曲線形は、ばね16の長さがカム板17によ
り補助的に傾動に関係して調節されることによってのみ
達成可能である。カム板17はつり合い梁4の垂直に配
置された部分に取り付けられている。カム板17は回転
中心18を中心として傾動できかつすべての所望の傾斜
位置に固定できる。回転中心18は下側傾動軸受8と一
致するのが有利である。
端部に支持されたこの発明に基づくロッカレバー1を示
す。傾動軸受3がつり合い梁4の横断面中央に設けら
れ、つり合い梁4はリンクレバー5及びロッカレバー案
内棒6により上側アーム2の傾動運動の際に水平位置に
保たれる。両端部及びつり合い梁4の両側に配置された
部品には、相互に垂直距離を有する二対の傾動軸受7、
8が配置されている。傾動軸受7、8のこれらの対のそ
れぞれには相互に平行なリンク9、10が支持され、こ
れらのリンクの外側端部は軸受11、12を有する。こ
れらの軸受11、12により両側でトロリシュー14の
ための垂直な支持体13が、垂直な姿勢で移動可能にそ
れぞれ上側及び下側のリンク9又は10と結合されてい
る。トロリシュー14とトロリ線15との間の接触維持
のためにトロリ線の正弦波形の振動の際に必要な力がば
ね16により発生させられ、ばね16は一つの内側傾動
軸受と別の内側傾動軸受に支持されたリンクの一つの点
とに作用する。従ってこれは上側傾動軸受7と下側傾動
軸受8に支持された下側リンク10の一つの点とに作用
する引っ張りばねとすることができる。同様に図1に示
すように、下側傾動軸受8と上側傾動軸受7に支持され
た上側リンク9の一つの点とに作用する圧縮ばねの配置
も可能である。図1で圧縮ばねにより示されているよう
に、これらのばね16は公知の方法で調節可能に構成す
ることができる。純粋に幾何学的に、リンク9、10の
種々の傾動角度に対してトロリシュー力のための特性曲
線が得られる。ばね16の調節可能性によりこの曲線に
平行に延び力の縦座標の方向へ移動した曲線だけを作り
出すことができる。しかしながらその際平行四辺形の運
動により与えられる曲線形を変更することは不可能であ
る。新しい曲線形は、ばね16の長さがカム板17によ
り補助的に傾動に関係して調節されることによってのみ
達成可能である。カム板17はつり合い梁4の垂直に配
置された部分に取り付けられている。カム板17は回転
中心18を中心として傾動できかつすべての所望の傾斜
位置に固定できる。回転中心18は下側傾動軸受8と一
致するのが有利である。
【0013】ばね16は筒形のばねケース19中に収容
され、ケースの底20に第1の受け座を与えられる。底
20には棒21をねじ込み可能であり、それにより棒の
有効長さを可変に導くことができる。この棒21は上側
のリンク9に支持されている。ばねケース19の開放端
部は継ぎ足された二つの桟22によりフォーク形に延長
されている。桟22は中央の長手方向スリット23を有
し、長手方向スリット23は一方ではばねケース19を
傾動軸受8に沿って案内するために、また他方ではロー
ラ24の軸を案内するために役立つ。ローラ24はプラ
ンジャ25を介してばねケース19中に滑動可能に支持
されたばね受け皿26と結合され、ばね受け皿26はば
ね16の第2の受け座を形成する。リンク9、10の傾
動の際に装置の運動に応じて、傾動軸受8から底20
(第1の受け座)までの距離が変わる。同時にローラ2
4又はスライダがカム板17の曲線上を転がり、その際
傾動軸受8からばね受け皿26(第2の受け座)までの
距離がこの曲線に応じて変わる。それによりどのように
して有効なばね長さの変更機能が傾動角度を介して無関
係な二つの構成部品から構成されるかを知ることができ
る。
され、ケースの底20に第1の受け座を与えられる。底
20には棒21をねじ込み可能であり、それにより棒の
有効長さを可変に導くことができる。この棒21は上側
のリンク9に支持されている。ばねケース19の開放端
部は継ぎ足された二つの桟22によりフォーク形に延長
されている。桟22は中央の長手方向スリット23を有
し、長手方向スリット23は一方ではばねケース19を
傾動軸受8に沿って案内するために、また他方ではロー
ラ24の軸を案内するために役立つ。ローラ24はプラ
ンジャ25を介してばねケース19中に滑動可能に支持
されたばね受け皿26と結合され、ばね受け皿26はば
ね16の第2の受け座を形成する。リンク9、10の傾
動の際に装置の運動に応じて、傾動軸受8から底20
(第1の受け座)までの距離が変わる。同時にローラ2
4又はスライダがカム板17の曲線上を転がり、その際
傾動軸受8からばね受け皿26(第2の受け座)までの
距離がこの曲線に応じて変わる。それによりどのように
して有効なばね長さの変更機能が傾動角度を介して無関
係な二つの構成部品から構成されるかを知ることができ
る。
【0014】トロリシューの摩擦及び空気力学的な力の
モーメントは、それぞれ前側のトロリシューが後ろ側の
トロリシューより強くトロリ線に押し付けられそれによ
り不均一な摩耗が起こるように、ロッカレバー1を回転
させようとする。この回転はこの発明に基づき許容さ
れ、悪影響の補償のために利用される。
モーメントは、それぞれ前側のトロリシューが後ろ側の
トロリシューより強くトロリ線に押し付けられそれによ
り不均一な摩耗が起こるように、ロッカレバー1を回転
させようとする。この回転はこの発明に基づき許容さ
れ、悪影響の補償のために利用される。
【0015】図2に示すように、従来のリンクレバー5
はその下端部領域に水平に延びる長孔29を有する。長
孔29の中でロッカレバー案内棒6の上端部に配置され
た軸受28が滑り、この軸受28には二つの押し棒27
がピン結合され、これらの押し棒27はカム板17上に
これを傾動させるように働く。このために押し棒27か
ら伝達される力が回転ほぞ30を介してカム板17へ導
入される。リンクレバー5が従来の方法で継手ピン28
によりロッカレバー案内棒6の上端部と結合されている
別の可能な変形例の場合には、このリンクレバー5が曲
げばねとして構成されている。
はその下端部領域に水平に延びる長孔29を有する。長
孔29の中でロッカレバー案内棒6の上端部に配置され
た軸受28が滑り、この軸受28には二つの押し棒27
がピン結合され、これらの押し棒27はカム板17上に
これを傾動させるように働く。このために押し棒27か
ら伝達される力が回転ほぞ30を介してカム板17へ導
入される。リンクレバー5が従来の方法で継手ピン28
によりロッカレバー案内棒6の上端部と結合されている
別の可能な変形例の場合には、このリンクレバー5が曲
げばねとして構成されている。
【図1】この発明に基づくロッカレバーの一実施例の正
面図である。
面図である。
【図2】ロッカレバーの二つの変形例の正面図である。
1 軽量ロッカレバー 2 上側アーム 4 つり合い梁 5 リンクレバー 6 案内棒 7、8 傾動軸受 9、10 リンク 11、12 外側軸受 13 トロリシュー保持体 14 トロリシュー 16 ばね 17 カム板 18 回転中心 20、21、24、26 受け座 23 長手方向スリット 27 押し捧 28 上側軸受 29 長孔
Claims (5)
- 【請求項1】 パンタグラフ上部機構(2、6)の上側
アーム(2)に支持され案内棒(6)によりほぼ水平な
位置に保持されたつり合い梁(4)の垂直に重なり合う
各二つの点(7、8)に、リンク(9、10)が垂直な
平面上で傾動可能にピン結合され、これらのリンクの外
側端部(11、12)がトロリシュー保持体(13)と
結合され、このように構成された平行四辺形リンクの対
角線上にばね(16)が配置され、対角線上のばね(1
6)に対して受け座(20、21、24、26)が設け
られることにより基本初期荷重を調節可能にした、個々
にばね弾性を付与され垂直に導かれるトロリシュー(1
4)を備える軽量ロッカレバー(1)において、カム板
(17)はつり合い梁(4)にカム板の面がリンク
(9、10)の傾動面に平行となるように配置され、リ
ンク(9、10)の傾動の際に平行四辺形リンクの運動
により生じる変化に加えて、カム板(17)の曲線を介
して受け座のうちの一つ(24、26)が長手方向スリ
ット(23)中を導かれ、それにより傾動角度だけリン
ク(9、10)が傾動する際にこの受け座(24、2
6)がカム板(17)の曲線を介して対角線上の傾動軸
受(8)からの距離をこの曲線に応じて変えることによ
り、各カム板(17)がばね(16)の長さに絶えず影
響を与えることを特徴とするトロリシューを備える軽量
ロッカレバー。 - 【請求項2】 各カム板(17)がその平面上で傾動可
能かつ固定可能であり、その際傾動軸(18)が望まし
くはばね(16)の軸線と交差することを特徴とする請
求項1記載のロッカレバー。 - 【請求項3】 トロリシューの摩擦のモーメントにより
引き起こされるパンタグラフ上部機構(2、6)に対す
るつり合い梁(4)の傾動の際に、カム板(17)の相
互に逆向きの傾動のために押し捧(27)がパンタグラ
フ上部機構(2、6)のロッカレバー案内棒(6)にピ
ン結合され、それによりつり合い梁(4)とパンタグラ
フ上部機構(2、6)との間のその際得られる相対運動
から、カム板(17)の相互に逆向きの傾動が押し捧
(27)を介して行われることを特徴とする請求項1記
載のロッカレバー。 - 【請求項4】 つり合い梁(4)とパンタグラフ上部機
構(2、6)との間の相対運動を得るために、ロッカレ
バー案内棒(6)の上側軸受(28)が水平な長孔(2
9)中に移動可能に配置され、この長孔がつり合い梁
(4)と強固に結合され曲げに対し剛性のリンクレバー
(5)の下端部領域に設けられていることを特徴とする
請求項3記載のロッカレバー。 - 【請求項5】 つり合い梁(4)とパンタグラフ上部機
構(2、6)との間の相対運動を得るために、ロッカレ
バー案内棒(6)の上側軸受(28)がつり合い梁
(4)と強固に結合されたリンクレバー(5)の下端部
と傾動可能に結合され、このリンクレバー(5)が曲げ
ばねとして構成されていることを特徴とする請求項3記
載のロッカレバー。
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- 1992-02-14 JP JP5970392A patent/JPH0576101A/ja active Pending
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