JPH0575873B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0575873B2 JPH0575873B2 JP11053886A JP11053886A JPH0575873B2 JP H0575873 B2 JPH0575873 B2 JP H0575873B2 JP 11053886 A JP11053886 A JP 11053886A JP 11053886 A JP11053886 A JP 11053886A JP H0575873 B2 JPH0575873 B2 JP H0575873B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chimney
- hinge mechanism
- support shaft
- crane
- view
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 13
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 239000011449 brick Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000011150 reinforced concrete Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は煙突の解体工法の改良に関するもので
ある。
ある。
煙突を解体する工法として通常行なわれるのは
次の2つの方法である。
次の2つの方法である。
輪切り式解体工法……煙突を上部より適当な
長さに切断し、クレーン等を利用して吊り卸
す。
長さに切断し、クレーン等を利用して吊り卸
す。
切断転倒工法……煙突下部を切断し転倒せし
め、爾後所定の寸法に切断する。
め、爾後所定の寸法に切断する。
ところで上記従来の煙突の解体工法については
次のような問題点がある。すなわち輪切式解体工
法は高所作業が多いので保安上の危険がある上工
期も長くなる。又切断転倒工法に関しては、煙突
の転倒時の衝撃が大きく、付近の設備に与える影
響が大である。又転倒時のライニング煉瓦の飛散
防止のための対策が必要となる。
次のような問題点がある。すなわち輪切式解体工
法は高所作業が多いので保安上の危険がある上工
期も長くなる。又切断転倒工法に関しては、煙突
の転倒時の衝撃が大きく、付近の設備に与える影
響が大である。又転倒時のライニング煉瓦の飛散
防止のための対策が必要となる。
本発明は従来の煙突解体工法の上記問題点を解
消するためになされたもので、安全かつ周囲への
影響の少ない煙突の解体工法を提供しようとする
ものである。
消するためになされたもので、安全かつ周囲への
影響の少ない煙突の解体工法を提供しようとする
ものである。
解体すべき煙突の下部にヒンジ機構を装着し、
煙突の上部をクレーン等で吊持した状態で、煙突
の下部のヒンジ部を切断し、クレーンを走行させ
て上記ヒンジ部の支持軸を軸に煙突を転倒せし
め、爾後地上にて煙突を所定の寸法に切断する。
煙突の上部をクレーン等で吊持した状態で、煙突
の下部のヒンジ部を切断し、クレーンを走行させ
て上記ヒンジ部の支持軸を軸に煙突を転倒せし
め、爾後地上にて煙突を所定の寸法に切断する。
クレーンで煙突上部を吊持して煙突を転倒させ
るので、転倒による衝撃は発生しない。又高所作
業が少なくてすむ。
るので、転倒による衝撃は発生しない。又高所作
業が少なくてすむ。
第1図は本発明の一実施例を示す鋼板製煙突の
解体工法のaは側面図、bは正面図、cは平面図
で、第2図はそのヒンジ機構の拡大説明図であ
る。図中1は煙突、2はヒンジ機構、3は吊り治
具、4はワイヤロープ、5はクレーン車、6は支
持軸、7は面板、8は切断線、9は撤去部分であ
る。
解体工法のaは側面図、bは正面図、cは平面図
で、第2図はそのヒンジ機構の拡大説明図であ
る。図中1は煙突、2はヒンジ機構、3は吊り治
具、4はワイヤロープ、5はクレーン車、6は支
持軸、7は面板、8は切断線、9は撤去部分であ
る。
図に示すように、煙突下部の両側部に面板7を
固着し、面板7の下部は煙突に固着した支持軸6
に回転自在に軸着する。続いて1の上部に吊り治
具3を固着し、クレーン車5を利用してワイヤロ
ープ4により煙突1を吊持しつつ、煙突下部の支
持軸6の上部を、点線8の部分で切断し、斜線部
分9を撤去する。ついでクレーン車5を第1図の
矢印10の方向に移動しつつワイヤロープ4を緩
めると、煙突1は支持軸6を軸にして図の一点鎖
線のように転倒する。煙突1の転倒はクレーン車
5で吊持された状態で行なわれるため、転倒によ
る衝撃は発生しない。
固着し、面板7の下部は煙突に固着した支持軸6
に回転自在に軸着する。続いて1の上部に吊り治
具3を固着し、クレーン車5を利用してワイヤロ
ープ4により煙突1を吊持しつつ、煙突下部の支
持軸6の上部を、点線8の部分で切断し、斜線部
分9を撤去する。ついでクレーン車5を第1図の
矢印10の方向に移動しつつワイヤロープ4を緩
めると、煙突1は支持軸6を軸にして図の一点鎖
線のように転倒する。煙突1の転倒はクレーン車
5で吊持された状態で行なわれるため、転倒によ
る衝撃は発生しない。
なお転倒後煙突1を解体する。
上記実施例は、鋼板製煙突の例であるが、鉄筋
コンクリート製煙突であつても、ヒンジ機構の煙
突への取付方法が多少異なるだけで基本的には本
実施例と同様にして解体することができる。
コンクリート製煙突であつても、ヒンジ機構の煙
突への取付方法が多少異なるだけで基本的には本
実施例と同様にして解体することができる。
本発明は、煙突の解体に当つて、その下部にヒ
ンジ機構を設け、煙突の上部をクレーン車等で吊
持して煙突下部を一部解体した後クレーン車を利
用して転倒せしめる方法をとつたので、次に述べ
るような優れた効果をあげることができた。
ンジ機構を設け、煙突の上部をクレーン車等で吊
持して煙突下部を一部解体した後クレーン車を利
用して転倒せしめる方法をとつたので、次に述べ
るような優れた効果をあげることができた。
煙突転倒に伴なう衝撃がなく、周辺への影響
が小さい。
が小さい。
転倒後解体を行なうので高所作業が少なくて
保安上の危険が減少する。
保安上の危険が減少する。
工期が短縮され解体コストが低減する。
第1図は本発明の一実施例を示す煙突解体のa
は側面図、bは正面図、cは平面図、第2図はヒ
ンジ機構のaは正面図、b側面図である。 図中1は煙突、2はヒンジ機構、4はワイヤロ
ープ、5はクレーン車、6は支持軸である。
は側面図、bは正面図、cは平面図、第2図はヒ
ンジ機構のaは正面図、b側面図である。 図中1は煙突、2はヒンジ機構、4はワイヤロ
ープ、5はクレーン車、6は支持軸である。
Claims (1)
- 1 煙突の解体作業において、煙突の下部外面に
中心を挟んで固着した1対の軸に、回転自在に軸
着されたヒンジ機構を備え、煙突の上部をクレー
ン車等で吊持しつつ、上記ヒンジ機構の支持軸の
上部を一部解体撤去し、上記クレーン車を移動さ
せながら、煙突を吊持するワイヤロープを緩め
て、上記支持軸を軸に煙突を転倒せしめるように
構成したことを特徴とする煙突の解体工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11053886A JPS62268473A (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | 煙突の解体工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11053886A JPS62268473A (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | 煙突の解体工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62268473A JPS62268473A (ja) | 1987-11-21 |
JPH0575873B2 true JPH0575873B2 (ja) | 1993-10-21 |
Family
ID=14538351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11053886A Granted JPS62268473A (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | 煙突の解体工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62268473A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020200601A (ja) * | 2019-06-06 | 2020-12-17 | 大成建設株式会社 | 吊り治具および鉄塔の解体方法 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4790357B2 (ja) * | 2005-09-21 | 2011-10-12 | ベステラ株式会社 | 熱風炉の蓄熱炉の倒し方法 |
JP4654121B2 (ja) * | 2005-12-19 | 2011-03-16 | 三菱化学株式会社 | 構造物の引き倒し方法 |
JP5952098B2 (ja) * | 2012-06-15 | 2016-07-13 | 株式会社竹中工務店 | 構造物の解体工法 |
WO2016092609A1 (ja) * | 2014-12-08 | 2016-06-16 | ベステラ株式会社 | 発電用風車の倒し方法 |
CN110520582A (zh) * | 2017-04-13 | 2019-11-29 | 贝斯特罗株式会社 | 活用了基础部的塔状建筑物的推倒方法 |
-
1986
- 1986-05-16 JP JP11053886A patent/JPS62268473A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020200601A (ja) * | 2019-06-06 | 2020-12-17 | 大成建設株式会社 | 吊り治具および鉄塔の解体方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62268473A (ja) | 1987-11-21 |
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