JPH0575865U - インダクタ及びicカード - Google Patents
インダクタ及びicカードInfo
- Publication number
- JPH0575865U JPH0575865U JP2227092U JP2227092U JPH0575865U JP H0575865 U JPH0575865 U JP H0575865U JP 2227092 U JP2227092 U JP 2227092U JP 2227092 U JP2227092 U JP 2227092U JP H0575865 U JPH0575865 U JP H0575865U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- inductor
- ferrite core
- coil
- shaped ferrite
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- Pending
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型で薄く、巻線の容易なインダクタを提供
する。効率の良いICカードを提供する。 【構成】 直径に対して軸方向長さが10倍以上である
細長い棒状フェライトコアの少なくとも両端に、非導電
性の樹脂からなるつば部が一体に形成され、前記つば部
の間にコイルが配設されているインダクタ。このインダ
クタを内蔵したICカード。
する。効率の良いICカードを提供する。 【構成】 直径に対して軸方向長さが10倍以上である
細長い棒状フェライトコアの少なくとも両端に、非導電
性の樹脂からなるつば部が一体に形成され、前記つば部
の間にコイルが配設されているインダクタ。このインダ
クタを内蔵したICカード。
Description
【0001】
本考案は、磁界により情報の送受、及び磁界により電力の伝達を行うICカー ド及びそれに適したインダクタに関するものである。
【0002】
近年、メモリやCPUの機能を有するICを内蔵し、情報を多量に記録し、か つ演算機能を有するICカードが使用されている。 このICカードは、カード表面に電力供給及び入出力信号やタイミング信号の 受渡しのための端子となる電極を形成するものと、カード内にコイルを内蔵し、 磁界により情報又は電力の伝達を行うものとある。
【0003】
従来のICカードにおいて、カードに内蔵されるコイルは、空心コイルが用い られているために、漏れ磁束が多く、伝達効率が低いという問題点があった。こ のため、フェライトコアを用い、フェライトコアにコイルを施すことが試みられ ている。 このように、薄いICカードに内蔵されるインダクタを構成するためには、非 常に薄いフェライトコアを用いる必要があり、しかも巻線の容易な形状が望まし い。しかしながら、このような小型で薄く、巻線の容易なインダクタを構成する ことは容易でなかった。 本考案は、上記の事を鑑みて、小型で薄く、巻線の容易なインダクタを提供し 、そのインダクタを用い、効率の良いカードを提供することを目的とする。
【0004】
本考案は、直径に対して軸方向長さが10倍以上である細長い棒状フェライト コアの少なくとも両端に、非導電性の樹脂からなるつば部が一体に形成され、前 記つば部の間にコイルが配設されているインダクタであり、このインダクタを内 蔵したICカードである。
【0005】
本考案に係る一実施例の断面図を図1に、側面図を図2に示す。この実施例は 、直径2mm、長さ25mmの棒状フェライトコア1の両端に、非導電性樹脂で つば部2を一体に形成した。このつば部は、4mm×4mmの板状であり、上下 に切欠き4を有し、下部には電極3が形成されている。そして、このつば部2の 間に、コイルを形成し、コイルのリードをつば部2の切欠き4より引き出し、電 極に接続する。そして、ICカード内の基板に面実装する。 本考案に係る別の実施例の断面図を図3に示す。この実施例は、直径1.5m m、長さ20mmの棒状フェライトコア5の全体を非導電性樹脂6で覆い、両端 につば部7を形成したものである。このつば部7の下部には電極8が形成されて いる。 本考案では、ICカードに内蔵されるため、棒状フェライトコアは、直径が2 mm程度で、長さはその10倍以上の細長い形状をしている。そのため、つば部 をフェライトコアで一体に形成することは極めて困難である。しかし、本考案の ように樹脂製のつば部であれば、形成は容易となり、つば部により、コイルも巻 き易くなる。このつば部は、上記実施例では両端のみであったが、中間部に形成 しても良い。又、棒状フェライトコア全体を樹脂で覆うことにより、コアの取り 扱いが容易となるとともに、磁心の寸法精度が向上する。更に、本考案の実施例 では、つば部に電極が形成されているので、面実装が可能であり、コイルの端末 処理が容易となるとともに、実装作業性も良い。この電極は、メッキ、印刷等で も良いし、銅板等を用いても良い。 また上記実施例を内蔵したICカードは、効率の良いICカードを構成できた 。
【0006】
本考案によれば、小型で薄く、巻線のしやすいインダクタを寸法良く構成する ことができ、そのインダクタを内蔵することにより、効率の良いICカードが得 ることができた。
【図1】本考案に係る一実施例の断面図である。
【図2】本考案に係る一実施例の側面図である。
【図3】本考案に係る別の実施例の断面図である。
1、5 棒状フェライトコア 2、7 つば部 3、8 電極 4 切欠き 6 樹脂
Claims (2)
- 【請求項1】 直径に対して軸方向長さが10倍以上で
ある細長い棒状フェライトコアの少なくとも両端に、非
導電性の樹脂からなるつば部が一体に形成され、前記つ
ば部の間にコイルが配設されたICカード用インダク
タ。 - 【請求項2】 磁界による情報又は電力の伝達を行うI
Cカードにおいて、直径に対して軸方向長さが10倍以
上である細長い棒状フェライトコアの少なくとも両端
に、非導電性の樹脂からなるつば部が一体に形成され、
前記つば部の間にコイルが配設されてなるインダクタが
内蔵されていることを特徴とするICカード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2227092U JPH0575865U (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | インダクタ及びicカード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2227092U JPH0575865U (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | インダクタ及びicカード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0575865U true JPH0575865U (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=12078077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2227092U Pending JPH0575865U (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | インダクタ及びicカード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0575865U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012119552A (ja) * | 2010-12-02 | 2012-06-21 | Tdk Corp | コイル部品及び端子電極の実装構造 |
-
1992
- 1992-03-13 JP JP2227092U patent/JPH0575865U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012119552A (ja) * | 2010-12-02 | 2012-06-21 | Tdk Corp | コイル部品及び端子電極の実装構造 |
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