JPH069121U - コモンモードチョークコイル - Google Patents
コモンモードチョークコイルInfo
- Publication number
- JPH069121U JPH069121U JP5221192U JP5221192U JPH069121U JP H069121 U JPH069121 U JP H069121U JP 5221192 U JP5221192 U JP 5221192U JP 5221192 U JP5221192 U JP 5221192U JP H069121 U JPH069121 U JP H069121U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- common mode
- mode choke
- coils
- choke coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 分布容量の小さいプリントコイルを用いたコ
モンモードチョークコイルを得る。 【構成】 両面プリントコイルのそれぞれの面にはバイ
ファイラ巻き状に2つのコイルが形成され、かつ両面間
の対向するコイルは別のコイルとなるようにそれぞれ接
続されている。
モンモードチョークコイルを得る。 【構成】 両面プリントコイルのそれぞれの面にはバイ
ファイラ巻き状に2つのコイルが形成され、かつ両面間
の対向するコイルは別のコイルとなるようにそれぞれ接
続されている。
Description
【0001】
本考案は、スイッチング電源等に用いられるコモンモードチョークコイルに関 するものである。
【0002】
従来、コモンモードチョークコイルは、フェライトコアに線材を巻回して構成 されていた。しかし、このコアに巻線する構造では、コモンモードチョークコイ ルの薄型化が困難であり、プリントコイルを用いることが検討されている。 この従来のプリントコイルの一例を図4に示す。このプリントコイルは、一面 に一つのコイル41が形成され、そのコイル41は、外側の端子42から内側の スルーホール43を介して裏側のコイルと接続し、その裏側のコイルの外側の端 子44に導出され、端子42と端子44の間に一つのコイルを形成している。そ して、このプリントコイルを用いてコモンモードチョークコイルを構成する場合 、図5に示すように、一つのコイル45ともう一つのコイル46とは絶縁板47 を介して配置されていた。また、各コイルの所要ターン数によっては、一つのコ イルを複数のプリントコイルで構成する場合もある。
【0003】
このプリントコイルを用いたコモンモードチョークコイルでは、導体間の分布 容量が大きくコモンモードチョークコイルとしての特性が悪いといった問題点が あった。 この分布容量の対策として、2つのコイルをコイルA、コイルBとしたとき、 各コイルを複数のプリントコイルで構成し、その配置をコイルA、コイルB、コ イルA、コイルBと交互に積層する方法が提案されている。 しかしながら、本考案は、新規な手段により分布容量を小さくしたプリントコ イルを用いたコモンモードチョークコイルを提供することを目的とする。
【0004】
本考案は、両面プリントコイルとフェライトコアを組み合わせて構成されてな るコモンモードチョークコイルにおいて、該両面プリントコイルのそれぞれの面 にはバイファイラ巻き状に2つのコイルが形成され、かつ両面間の対向するコイ ルは別のコイルとなるようにそれぞれ接続されているものである。
【0005】
本考案に係る一実施例のプリントコイルの表面の平面図を図1に示す。この図 1のプリントコイルの裏面のコイルの状態を表面から透かして見た平面図を図2 に示す。図1のC―C断面図を図3に示す。このプリントコイルは、コイルAと コイルBの2つのコイルが形成されており、そのコイルAとコイルBとは、表面 及び裏面において、バイファイラ巻き状に構成され、隣接するコイル導体は、そ れぞれ別のコイルとなっており、また対向するコイル導体もそれぞれ別のコイル となるように構成されている。そして、コイルAは、端子1から中央部のスルー ホール2で裏面と導通し、端子3につながっている。コイルBは、端子4から中 央部のスルーホール5で裏面と導通し、端子6につながっている。 このプリントコイルを用いたコモンモードチョークコイルは、分布容量が小さ く、高周波まで高いインピーダンスを得ることができ、優れた特性のコモンモー ドチョークコイルを得ることができた。 また、このプリントコイルの中央部の貫通孔7は、フェライト磁心の挿入され る孔であり、このプリントコイルと、薄型のE型フェライト磁心とを組み合わせ ることにより、特性の優れた超薄型コモンモードチョークコイルを構成すること ができた。
【0006】
本考案によれば、分布容量の小さいプリントコイルを用いた、特性の優れたコ モンモードチョークコイルを得ることができる。
【図1】本考案に係る一実施例のプリントコイルの表面
の平面図である。
の平面図である。
【図2】本考案に係る一実施例のプリントコイルの裏面
の表面から透かして見た平面図である。
の表面から透かして見た平面図である。
【図3】図1のC―C断面図である。
【図4】従来例の平面図である。
【図5】従来例の断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 両面プリントコイルとフェライトコアを
組み合せて構成されるコモンモードチョークコイルにお
いて、該両面プリントコイルのそれぞれの面にはバイフ
ァイラ巻き状に2つのコイルが形成され、かつ両面間の
対向するコイルは別のコイルとなるようにそれぞれ接続
されていることを特徴とするコモンモードチョークコイ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5221192U JPH069121U (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | コモンモードチョークコイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5221192U JPH069121U (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | コモンモードチョークコイル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH069121U true JPH069121U (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=12908433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5221192U Pending JPH069121U (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | コモンモードチョークコイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH069121U (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1992
- 1992-06-30 JP JP5221192U patent/JPH069121U/ja active Pending
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