JPH0575853A - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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JPH0575853A
JPH0575853A JP3234877A JP23487791A JPH0575853A JP H0575853 A JPH0575853 A JP H0575853A JP 3234877 A JP3234877 A JP 3234877A JP 23487791 A JP23487791 A JP 23487791A JP H0575853 A JPH0575853 A JP H0575853A
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JP
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data
line
shading correction
input device
line sensor
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JP3234877A
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English (en)
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Takashi Inoue
敬司 井上
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラインセンサや光源が共に正常に機能してい
るか否かを操作者が常に視認によって自己診断可能な画
像入力装置の提供。 【構成】 ラインセンサ5からシェーディング補正のた
めに読み取った1ライン分のアナログデータ波形を記憶
する手段12または16と、その格納および読み出しを
制御する手段10と、上記1ライン分のアナログデータ
波形を表示する手段18および/または記録する手段1
9とを具備した画像入力装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像入力装置に係り、特
に、電子ファイリングシステム等において大量の画像デ
ータの入力が行われるディジタル画像入力に対し好適な
自己診断機能を具えた画像入力装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電子ファイリングシステム等に用
いられる画像入力装置では、原稿面を蛍光灯等の光源に
より照射し、その反射光をレンズを介してラインセンサ
等の固体撮像素子によって電子信号に変換することによ
り画像の読み取りを行っている。
【0003】ところで、一般のこのような画像入力装置
では、光学系の歪やラインセンサの感度不均一等に起因
するシェーディング歪の補正のために予め白色基準板を
読み取ってそのデータをメモリに記憶し、補正データと
して利用する際には、その白色基準板の特定位置のデー
タを光源の光量チェック用データとして利用する等の自
己診断機能を具えたものが用いられてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のこのような画像入力装置では、その診断が光源等
極めて限定された部分の故障や劣化の検出に限られてお
り、もっと広範囲の自己診断が得られるような機能の配
慮はされていない。
【0005】そこで、例えばシェーディング補正用の白
色基準板を読み取って光量のチェックをする装置におい
ても読取用ラインセンサの多数画素のうちほんの一部分
の数画素が測光値として利用されるに過ぎず、その数画
素のラインセンサの異常あるいは光学系のハレーション
等の異常等、光源には全く関係のない別の原因によって
異常値が示されたとしても、その原因を正しく判定する
ことができないという問題があった。
【0006】またラインセンサの黒レベルにおいても、
画素毎のバラツキやノイズの影響あるいは光学系のハレ
ーション等の問題があり、上記のような異常値が示され
たとしてもかかる異常の原因は判定されず、その確認に
はオシロスコープ等、他の測定器に頼らざるを得ないと
いう問題があった。
【0007】以上のように、従来の装置では、装置の部
分的な故障によって画像データに異常が発生した際、そ
の故障位置の確認,故障原因の解明を、総合的に判定す
る手段がなく結局は他の測定器を必要とする等、保守性
の面で問題があった。
【0008】本発明の目的は、上述したような従来の問
題の解決を図るべく、ラインセンサや光源が共に正常に
機能しているか否かを操作者が常に視認によって自己診
断可能であり、特に電子ファイリングシステム等に好適
な画像入力装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、ラインセンサにより光学的に読み取ら
れた画像データの入力が可能な画像入力装置において、
前記ラインセンサにより読み取り位置から光学的に得ら
れたシェーディング補正のための1ライン分のデータを
少なくとも一時的に記憶可能な記憶手段と、前記1ライ
ン分のデータの前記記憶手段への格納および該記憶手段
からの読み出しを制御する制御手段と、該制御手段を介
して前記記憶手段から読み出された前記1ライン分のデ
ータを表示する手段および/または記録する手段とを具
備したことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】システムとして表示手段やプリンタを有してい
る場合には、シェーディング補正用の1ライン分のデー
タをその表示手段上に制御手段の制御によりアナログ波
形として表示するかあるいはプリンタにプリントアウト
させることができるもので、また、システムに表示手段
がない場合には、上記1ライン分のデータを一般的な入
出力インタフェースを介して制御手段の制御により外部
のパソコン等の表示手段にアナログ波形として表示させ
るかあるいはプリンタにプリントアウトさせることが可
能となり、操作者がその自らの視認によって画素単位の
精度で読取用光源の光量の判定,ラインセンサの黒レベ
ルの判定等、画像入力装置の各部の動作の正常か否かの
判定等、総合的な自己診断を行うことを可能とし、保守
性における効率を大幅に高めることができる。更にま
た、画像データを蓄積記憶しておく記憶手段およびその
記憶手段のドライブ装置がある場合は、前記シェーディ
ング補正用データを記憶手段中にいったん格納しておく
ことにより画像入力装置の各部性能の履歴を残すことが
できるので、その検索により劣化の様子や故障原因等を
解明することで保守性を一層飛躍的に向上させることが
できる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例を示す。同図にお
いて、原稿1は不図示の搬送手段により矢印の方向に搬
送されるもので、原稿1上の画像は調光回路3を介して
点灯された光源2によって照明され、原稿1あるいは後
述する白色基準板からの反射光がレンズ4によってライ
ンセンサ5上に結像されて、ここで規定の画素単位に光
電変換される。ラインセンサ5はドライブ回路6からの
出力SHで駆動され、ここで光電変換された信号OSは
増幅器9に入力される。そして、予めコントローラ10
の制御信号CGに基づく規定のゲインで増幅された信号
Aとしてnビット(nは通常6〜8が使用される)のA
/Dコンバータ11に入力される。
【0013】ところで、本実施例では、光学系のシェー
ディング歪およびラインセンサの画素感度のバラツキを
補正するために、予め白色基準板7が基準板駆動ソレノ
イド8によってドライバ8Aを介し駆動されるように構
成されており、白色基準板7を矢印Rおよび破線で示す
ように原稿読取位置に移動させることにより、原稿読取
時と同様の手順で白色基準板7上からデータを読み取っ
てこれを補正用データBとして補正メモリ12に1ライ
ン分記憶させるようにする。なお、実際に原稿1を読み
取る際には、上記補正メモリ12に記憶されているその
1ライン分の白色基準板7上のデータをコントローラ1
0の制御信号に基づいて読み出し、補正演算回路13に
入力、またこの入力と共に原稿1を読み取って得られる
画像データ信号Aを入力する。
【0014】かくして補正演算回路13では、原稿1の
ディジタル化された各画素ごとの値を補正メモリ12に
記憶された対応する画素の補正値により演算補正するこ
とで、シェーディング歪および画素感度バラツキの補正
を行い再生画像信号Cを出力する。出力された再生画像
信号Cは2値化回路14により2値化され、2値化画像
信号Dとして圧縮伸長回路15を介して記憶手段16に
コードデータとして蓄積記憶されると、同時に表示用画
像信号処理回路17を介してビットマップ情報に変換さ
れ、表示装置18上に再生画像として表示されるかある
いはプリンタ19よりプリントアウトされる。なお、そ
の双方が同時に行われてもよい。
【0015】すなわち、本実施例では、画像入力装置と
ディスプレイによる表示装置とを持つ電子ファイリング
システムにおいて白色基準板7をラインセンサ5で読み
取り、これを補正メモリ12に補正用データとして記憶
しておきこのデータBをコントローラ10の制御に基づ
いて補正メモリ12から読み出し、直接2値化回路14
に導くようにした。そしてさらに、2値化された白色基
準板7の補正用画像データを表示用画像信号処理回路1
7を介してビットマップ情報に変換し、表示装置18上
に再生表示することにより、ラインセンサ5で読み取っ
た白色基準板7の1ライン分の補正データをアナログ波
形として容易に出力することが可能となる。
【0016】したがって、操作者は白色基準板7の1ラ
イン分のアナログ波形をほぼリアルタイムに表示装置1
8のディスプレイ上で視認することができ、操作者はそ
の波形を観測することにより外部キーボード入力21か
らコントローラ10を介して調光回路3に制御信号を送
り、ラインセンサ5における露光量と出力値の関係を常
時飽和領域に到達することなく線形特性の範囲内に保持
し、しかも最大の露光量の利用が可能なようにシェーデ
ィング補正を行うことで最適露光量を設定することがで
きる。
【0017】なお、操作者が上記の波形を観測している
状態で、外部キーボード入力21からの入力によりコン
トローラ10を介して基準板駆動ソレノイド8によって
白色基準板7を読取位置から移動させ、ラインセンサ5
の暗レベル出力を観測することで画素毎のバラツキや光
学系のハレーション等の影響を容易に確認することがで
きる。また、操作者が前記のような故障,不具合を取り
除いた後で、画素毎のバラツキが影響しないラインセン
サの暗レベルを設定し、外部キーボード入力21からコ
ントローラ10を介して増幅器9のオフセット電圧を調
整することも可能であり、かくしてラインセンサ出力の
暗レベルを2値化する際の黒レベルと一致するように調
整することができる。
【0018】また、操作者は上記の波形を観測している
状態でラインセンサ5のビット落ちやラインセンサ5の
素子破壊等、ラインセンサ5の異常状態をも容易に確認
可能である。更にまた、記憶手段16に前記シェーディ
ング補正用のデータを蓄積記憶しておくことによって、
画像入力装置の読取各部性能の履歴が記憶される。
【0019】図2に、上術のようにして表示装置18上
に白色基準板7上のラインセンサ5による1ライン分デ
ータ出力あるいはラインセンサ5からの暗レベル出力に
よって露光量の過不足やラインセンサの不具合等を観測
するために出力される波形の各例を示した。この図の左
列に示すように(A)のような波形時には露出光オー
バ、(B)の場合は露光量不足、(C)の場合は露光量
最適時、また右列の(D)は黒レベル不良時、(E)は
一部にハレーションが発生している状態、(F)は黒レ
ベルとしての正常状態をそれぞれ判断することができ
る。
【0020】図3は上記実施例による読取部調整モード
時の動作手順を示す。まず、ステップS1で光源2の点
灯を行い、ステップS2でシェーディング補正データを
メモリに書き込む信号を出力する。そして、ステップS
3において、そのためのSH信号がドライブ回路6を介
してラインセンサ5に出力されたか否かを判断し、その
出力を待ってステップS4で上記のメモリ書き込み信号
を“オフ”とし、ステップS5で再びSH信号の出力を
確認した上、ステップS6でメモリ12から上記補正デ
ータを読み出す信号を出力する。ついで、ステップS7
において、これを画像表示用に変換すべくビットマップ
処理信号を出力し、ステップS8でプリンタ19を選択
するのか表示装置18を選択するのかの判断に基づいて
S9またはS11に進み、そのディスプレイ上またはプ
リント上に示されたアナログ波形に基づいて調整したあ
と、ステップS10でその調整の終了を判断し、終了し
なければ、再びステップS2に戻って以下のステップが
繰返される。なお、表示手段とプリントとの双方に上記
アナログ波形を表示することも可能であることはいうま
でもない。
【0021】図4は本発明の第2の実施例を示す。本例
は、補正演算回路13でシェーディング補正等の画像処
理が施されたものを2値化回路14によって2値化した
上、圧縮伸長回路により圧縮されたコードデータに変換
して記憶装置16に直接蓄積格納するようにしたもので
ある。
【0022】ところでこの場合は、シェーディング補正
用の白色基準板7の1ライン分のデータはA/D変換器
11でディジタル信号化された後、多値データのまま圧
縮伸長回路15により圧縮され、記憶装置16の専用エ
リアに記憶される。そして実際の原稿をシェーディング
補正する時に再び呼び出され、伸長された後、補正演算
回路13に送られるもので、一方コントローラ10の制
御によって伸長された白色基準板7のデータは14の2
値化回路によって2値化され、画像信号処理回路17に
よって処理された上、表示手段18上にアナログ波形と
して表示されるかあるいはプリンタ19によりプリント
アウトされる。
【0023】本実施例によれば、シェーディング補正用
データを一時的に記憶する手段として、第1の実施例の
ように専用の半導体メモリを設けずに、ファイリング用
の記憶手段16に専用のエリアを設けることによっても
全く同様の効果を得ることができ、さらに半導体メモリ
を減らしコストダウンも実現することができる。また、
第1の実施例同様に、前記シェーディング補正用データ
もまた記憶手段16に格納保持されているので、装置の
履歴が容易に呼び出し可能となり、保守性の向上に大い
に貢献できる。
【0024】図5に第2の実施例による読取部調整モー
ド時の動作手順を示す。ステップS11で光源2の点灯
が行われたならば、ステップS12で得られたシェーデ
ィング補正用データの圧縮処理を回路15で行った上、
これをステップS13で記録手段16の専用エリアに書
き込む。そしてステップS14でSH信号を確認した
上、ステップS15で上記の書き込み信号を停止し、更
にステップS16で再度SH信号を確認した上、ステッ
プS17に進み、記録手段16の専用エリアから格納さ
れた上記補正用データを読み出す。
【0025】そして次のステップS18で補正用データ
の伸長処理を圧縮伸長回路15で実施した上、ステップ
S19において画像信号処理回路17でビットマップ処
理を行い、次のステップS20でプリンタ19の選択の
有無を判断、プリントアウトしないとの判断の場合はス
テップS23に分岐、ステップS20で肯定の判断の場
合はステップS21でプリントアウトし、その状態で調
整を行い、ステップS22で調整の終了を待って、終了
でない場合はステップS12に戻り、再び以下のステッ
プを繰返す。
【0026】次に第3の実施例を図6に従って説明す
る。
【0027】これまでの実施例と同様に、シェーディン
グ補正用のデータを1ライン分ラインセンサ5にて読み
取り、記憶手段12に一時的に記憶させ、必要に応じて
CPU10の制御にて記憶手段12からそのデータを呼
び出すまでの各構成については変わらない。ただし、本
例ではシステムとして表示装置をもっていない場合に対
する好適例であって、CPU10から一般的なRS−2
32C等の入出力インタフェース22を介して、外部に
1ライン分の画像データとして出力を可能とするもので
ある。従って、外部装置30として同様の入出力インタ
フェース23を具えており、かつ表示装置26を有する
汎用パソコンと接続することにより、その外部装置30
の表示装置26にラインセンサ5にて読み取った1ライ
ン分のデータをアナログ波形として容易に出力すること
が可能である。
【0028】図7に第3の実施例による読取部調整モー
ド時の動作手順について説明する。
【0029】なお、ここで、ステップS1からステップ
S6までの動作については図3に示したフローと変わり
がないのでその説明を省略する。そして、ステップS6
において、シェーディング補正用データをメモリ12か
ら読み出す信号が出力されると、次のステップS37で
入出力インタフェース22,23を介して外部装置30
への出力を求め、そのあと図3に示したステップS7,
S8,S9およびS11(ここでは省略してある)を経
てステップS38でその終了を判断する。またここで、
未終了との判断であればステップS2に戻って以下のス
テップが繰返される点も図3に示すフローと変わりはな
い。
【0030】以上のようにして表示装置あるいはプリン
タをもたないシステムにおいての画像入力装置として
も、外部出力インタフェースにより外部表示装置あるい
はプリタと接続することで第1,第2の実施例と同様に
ラインセンサで読み取った1ライン分のデータ波形を表
示装置のディスプレイ上でデータのアナログ波形を確認
しながら、画像入力装置の各機能を判定することができ
る。
【0031】なお、上述の実施例では、予め設けられた
基準板駆動ソレノイド8を制御することによって、白色
基準板7を出し入れして白色基準板7にかかわるデータ
を記憶装置中に取り込むようにしたが、例えば原稿を読
み取る操作において、白紙を原稿と同様に読み取って上
述のデータに代わるものとしてもよいし、ラインセンサ
5の黒レベルを設定する場合には、黒い紙を原稿と同様
に読み取ってデータとしてもよく、あるいは読取用光源
2を消灯してもよい。
【0032】また、上述の実施例ではオートフィード型
の画像入力装置を例にあげているが、平床型の画像入力
装置であっても同様の構成によって同様な効果が得られ
ることはいうまでもない。
【0033】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、ラインセンサにより読み取り位置から光学的に得ら
れたシェーディング補正のための1ライン分のデータを
少なくとも一時的に記憶可能な記憶手段と、前記1ライ
ン分のデータの前記記憶手段への格納および該記憶手段
からの読み出しを制御する制御手段と、該制御手段を介
して前記記憶手段から読み出された前記1ライン分のデ
ータを表示する手段および/または記録する手段とを具
備したので、システム自体あるいは外部の表示装置およ
び/またはプリンタに、上記ラインセンサで読み取った
1ライン分のデータをアナログ波形として表示すること
が可能となり、操作者はその表示装置上やプリンタによ
り表示されたアナログ波形を視認して観測することが可
能となり、 (1)白色部を読み取って得られたアナログ波形からラ
インセンサにおける露光量と出力値の関係が飽和領域に
到達することなく常時線形特性の範囲内で、しかも最大
の露光量が得られるようなシェーディング補正が可能と
なり、最適露光量の設定が画素単位の精度で可能とな
る。
【0034】(2)黒色部を読み取って得られたアナロ
グ波形からラインセンサにおける画素毎のバラツキや光
学的なハレーション等の影響を補正することが可能とな
り、ラインセンサの黒レベル設定が画素単位の精度で可
能となる。
【0035】(3)更に白色部を読み取ることによっ
て、ラインセンサのビット落ち,素子破壊、あるいは光
学系のハレーション,汚れ等の故障,光源の劣化等の判
定が画素単位の精度で可能となる。
【0036】なお、画像データファイリング用の記憶手
段に、前記シェーディング用データを経時的に格納して
おくことも可能であり、画像入力装置の読取部の履歴を
記憶させておくようにして、随時呼び出してその経過の
確認をすることができる。また、従来の装置では、困難
であった複数原因による読み取り異常の発生位置の確認
および原因解明を特別な測定器を必要とせずに総合的に
判定可能とし、特に、市場にて故障,異常が発生した場
合の判定あるいは光源の劣化による交換,光学系異常に
よる光学系の交換時に、保守性の面で効率的な自己診断
機能を画像入力装置に付加することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による回路構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明により表示される自己診断用アナログ波
形の諸例を示す波形図である。
【図3】第1実施例による読取部調整動作の手順を示す
フローチャートである。
【図4】本発明の第2実施例による回路構成を示すブロ
ック図である。
【図5】第2実施例による読取部調整動作の手順を示す
フローチャートである。
【図6】本発明の第3実施例による回路構成を示すブロ
ック図である。
【図7】第3実施例による読取部調整動作の手順を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 原稿 2 読取用光源 5 ラインセンサ 7 白色基準板 10 コントローラ 11 A/D変換器 12 シェーディング補正用メモリ 13 補正演算回路 14 2値化回路 16 記憶手段 17 画像信号処理回路 18 表示装置 19 プリンタ 22,23 入出力インタフェース 25 外部コントローラ 26 外部表示装置 27 外部プリンタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラインセンサにより光学的に読み取られ
    た画像データの入力が可能な画像入力装置において、 前記ラインセンサにより読み取り位置から光学的に得ら
    れたシェーディング補正のための1ライン分のデータを
    少なくとも一時的に記憶可能な記憶手段と、 前記1ライン分のデータの前記記憶手段への格納および
    該記憶手段からの読み出しを制御する制御手段と、 該制御手段を介して前記記憶手段から読み出された前記
    1ライン分のデータを表示する手段および/または記録
    する手段とを具備したことを特徴とする画像入力装置。
  2. 【請求項2】 前記シェーディング補正のための1ライ
    ン分のデータを表示する手段および/または記録する手
    段は前記制御手段および前記画像入力装置と共にシステ
    ムとして一体に構成されることを特徴とする請求項1に
    記載の画像入力装置。
  3. 【請求項3】 前記シェーディング補正のための1ライ
    ン分のデータを表示する手段および/または記録する手
    段は、入出力インタフェースを介して接続されることを
    特徴とする請求項1に記載の画像入力装置。
  4. 【請求項4】 前記シェーディング補正のための1ライ
    ン分のデータはアナログデータ波形として前記表示する
    手段および/または記録する手段に出力されることを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれかの項に記載の画像
    入力装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段はドライブ手段を有し、前
    記1ライン分のデータを蓄積格納可能なことを特徴とす
    る請求項1ないし4のいずれかの項に記載の画像入力装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7140707B2 (en) 2002-10-31 2006-11-28 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming device
JP2007135100A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Noritsu Koki Co Ltd 画像記録装置及びそのシェーディング補正方法
CN109247905A (zh) * 2018-10-29 2019-01-22 重庆金山医疗器械有限公司 一种内窥镜系统及判断导光部是否从主机拔除的方法

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