JPH0575812B2 - - Google Patents

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JPH0575812B2
JPH0575812B2 JP61256227A JP25622786A JPH0575812B2 JP H0575812 B2 JPH0575812 B2 JP H0575812B2 JP 61256227 A JP61256227 A JP 61256227A JP 25622786 A JP25622786 A JP 25622786A JP H0575812 B2 JPH0575812 B2 JP H0575812B2
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Masato Asai
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【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は機械的強度と共に、電気及び熱伝導性
に優れた銅合金及びその製造方法に関するもので
あつて、特に半導体リードフレーム等の電子電気
機器部品に使用する際に必要な諸特性を兼有する
高力導電性銅合金及びその製造方法に関するもの
である。 〔従来の技術及びその問題点〕 半導体リードフレーム、コネクター、端子等の
電子電気機器部品用材料として、機械的強度と共
に電気及び熱伝導性に優れた銅合金が広く使用さ
れている。近年機器の小型化、高集積化に伴い、
純銅に近い導電率を有し、常温及び高温での機械
的強度が高い合金に対する要求が増大しており、
特に半導体リードフレーム材においてその傾向が
著しい。 この様な高力導電性銅合金としては、Cu−Cr
−Zr系合金及びCu−Ti系合金が従来から知られ
ているが、酸素との親和力が強いZr或いはTiを
使用しているため、製造工程が複雑であつてコス
ト高となり、大量には利用されていない。 これに対してCu−Cr系合金は、比較的低コス
ト製造できる高力導電性合金であつて、例えば
Cu−0.8%Cr合金をリードフレーム材として利用
することが日本電子材料技術協会会報Vol.7、No.
3、p.22に開示されている。 リードフレーム材には機械的強度、電気及び熱
伝導性の他に半田付性、メツキ性、耐酸化性、成
型加工性等の諸特性が要求されているが、下記(a)
〜(e)に詳述する様に前記Cu〜Cr合金はこれらの
諸特性について問題点が多く、より特性の優れた
合金の開発が要望されている。即ち、 (a) リードフレームはプリント基板に半田接合さ
れており、半田接合部の接合強度が長期に亘つ
て保持されなければならないが、前記Cu−Cr
合金は接合強度の経時劣化が激しく、特に近年
急増している面実装型リードフレームにおいて
致命的な問題とされている。 (b) リードフレームはプリント基板との接合部に
Sn又はSn−Pbの予備メツキが、半導体チツプ
とのワイヤーボンデイング部にAg又はAuメツ
キが施されているが、前記Cu−Cr合金はこれ
らメツキ膜の密着性が余り良好でない。 (c) 半導体のパツケージにおいては、200〜450℃
の大気中でボンデイング等が行われ、この様な
高温大気条件下で酸化しにくいこと、又酸化し
た場合酸化膜が剥離しにくいことが必要であ
り、半導体部品の信頼性を向上させるためには
前記Cu−Cr合金の耐酸化性等を更に改善する
必要がある。 (d) リードフレーム材にはプレス時の成型加工
性、特に曲げ加工部にミクロクラツクが発生し
ないことが要求されるが、前記Cu−Cr合金は
これらの成型加工性が余り良好でない。 (e) リードフレームの高密度化に伴い、リード部
の巾と厚さは益々縮小される傾向にあり、前記
Cu−Cr合金よりも更に高強度な材料が要求さ
れている。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、
その目的とするところは半田付性、メツキ性、耐
酸化性、成型加工性等の諸特性に優れた高力導電
性銅合金及びその製造方法を提供することであ
る。 即ち、本発明における第1の発明は、Cr0.01〜
1wt%、Zn0.01〜0.7wt%、O20.004wt%以下、
S0.002wt%以下を含有し、更にTa0.05wt%以下、
Y0.1wt%以下、Tl0.1wt%以下、Be0.2wt%以
下、Nb0.05wt%以下、R.E.0.2wt%以下、Fe3wt
%以下、In0.1wt%以下、Co1wt%以下、
V0.05wt%以下、Ni1wt%以下のうちの1種また
は2種以上、およびP0.1wt%以下を合計で0.01〜
5wt%含有し残部がCuからなることを特徴とする
高力導電性銅合金であり、第2の発明は、Cr0.01
〜1wt%、Zn0.01〜0.7wt%、O20.004wt%以下、
S0.002wt%以下を含有し、更にTa0.05wt%以下、
Y0.1wt%以下、Tl0.1wt%以下、Be0.2wt%以
下、Nb0.05wt%以下、R.E.0.2wt%以下、Fe3wt
%以下、In0.1wt%以下、Co1wt%以下、
V0.05wt%以下、Ni1wt%以下のうちの1種また
は2種以上、Ca0.1wt%以下、Mn0.5wt%以下の
うちの1種または2種、およびP0.1wt%以下を
合計で0.01〜5wt%含有し、残部がCuからなるこ
とを特徴とする高力導電性銅合金であり、第3の
発明は、Cr0.01〜1wt%、Zn0.01〜0.7wt%、
O20.004wt%以下、S0.002wt%以下を含有し、更
にTa0.05wt%以下、Y0.1wt%以下、Tl0.1wt%
以下、Be0.2wt%以下、Nb0.05wt%以下、R.
E.0.2wt%以下、Fe3wt%以下、In0.1wt%以下、
Co1wt%以下、V0.05wt%以下、Ni1wt%以下の
うちの1種または2種以上、Cd0.5wt%以下、
Zr0.2wt%以下、Ti0.5wt%以下のうちの1種ま
たは2種以上およびP0.1wt%以下を合計で0.01〜
5wt%含有し残部がCuからなることを特徴とする
高力導電性銅合金であり、第4の発明は、Cr0.01
〜1wt%、Zn0.01〜0.7wt%、O20.004wt%以下、
S0.002wt%以下を含有し、更にTa0.05wt%以下、
Y0.1wt%以下、Tl0.1wt%以下、Be0.2wt%以
下、Nb0.05wt%以下、R.E.0.2wt%以下、Fe3wt
%以下、In0.1wt%以下、Co1wt%以下、
V0.05wt%以下、Ni1wt%以下のうちの1種また
は2種以上、Ag0.2wt%以下、Si0.5wt%、
Al1wt%以下のうちの1種または2種以上、およ
びP0.1wt%以下を合計で0.01〜5wt%含有し残部
がCuからなることを特徴とする高力導電性銅合
金である。 第1〜第4の発明においてCr、Znの含有量は
夫々Cr0.1〜0.5wt%、Zn0.1〜0.7wt%とすること
が望ましい。 また第5の発明は第1の発明合金の製造方法で
あり、第1発明の組成の銅合金を、850〜1000℃
で熱間加工または加熱処理後、少なくとも400℃
迄、5℃/sec以上の速度で冷却し、次に30%以
上の冷間加工を行つた後、400〜550℃で加熱処理
することを特徴とする高力導電性銅合金の製造方
法である。請求項6に記載の発明は、第5の発明
の実施態様項であつて、第1発明の銅合金に更に
Cd0.5wt%以下、Zr0.2wt%以下、Ti0.5wt%以下
のうちの1種または2種以上を添加した組成の銅
合金を用いることを特徴とする請求項5記載の高
力導電性銅合金の製造方法である。 〔作用〕 本発明による高力導電性銅合金は、Crの微細
な析出物を均一に分散させたCu−Cr−Zn系合金
であり、析出Crと固溶Znとの共同作用により本
発明の目的を実現したものである。即ち析出Cr
は導電率の低下はわずかであつて、強化作用を有
しており、一方ZnはCrを微細かつ均一に析出分
散させるのに有効であると共に、前記Cu−Cr合
金における問題点即ち半田付性、メツキ性、耐酸
化性、成型加工性等を改善する。更に析出Crは
Cu−Zn合金の有する応力腐食割れ感受性を激減
させる。本発明の目的を実現するためには、上述
の様にCrを微細かつ均一に分散析出させること
が必要であり、析出Crが粗大化すると強化作用
を有しなくなるばかりでなく、半田付性、メツキ
性、成型加工性等に有害な作用を及ぼす。 本発明による高力導電性銅合金において、Cr、
Zn、O2、Sの含有量の範囲を限定したのは夫々
下記の理由による。即ちCr量を0.01〜1wt%(以
下%と略記)としたのは、0.01%未満では強化作
用が不充分であり、1%を超えると析出Crが粗
大化し、半田付性、メツキ性、加工性等に有害な
作用を及ぼすためであつて、0.1〜0.5%の範囲内
が好ましい。Zn量を0.01〜0.7%としたのは、0.01
%未満では前述のCu−Cr合金の諸特性を改善す
る効果が不充分であり、0.7%を超えると導電率
が低下するためであつて、0.1〜0.7%の範囲内が
好ましい。O2を0.004以下にしたのは、0.004%を
超えると、伸び及び成型加工性等を低下させるた
めである。Sを0.002%以下にしたのは、0.002%
を超えると析出Crが粗大化するためである。 本発明によるCu−Cr−Zn系合金は、追加成分
として更にTa0.05%以下、Y0.1%以下、Tl0.1%
以下、Be0.2%以下、Nb0.05%以下、R.E.0.2%以
下、Fe3%以下、In0.1%以下、Co1%以下、
V0.05%以下、Ni1%以下のうちの1種または2
種以上、Ca0.1%以下、Mn0.5%以下のうちの1
種または2種、Cd0.5%以下、Zr0.2%以下、
Ti0.5%以下のうちの1種または2種以上、
Ag0.2%以下、Si0.5%以下、Al1%以下のうちの
1種または2種以上、P0.1%以下を特許請求の範
囲第1〜第4項に示す組合せにより合計で0.01〜
5%含有する。 これらの追加成分の効果並びに含有量の限定理
由について以下に説明する。 Ta、Y、Tl、Be、Nb、R.E.、Fe、In、Co、
V、Niは結晶粒度を小さくして、かつ強度を向
上させる効果を有する。 Ca、MnはZnの効果を助長し、脱酸、脱硫効果
がある。 Cd、Zr、Tiは耐熱性の向上に効果がある。 Ag、Si、Alは耐酸化性を向上させる。 Pは脱酸作用を有し、湯流れ性向上に効果があ
る。過剰に添加すると導電率の低下や析出Crの
粗大化を招くので0.001〜0.01%の範囲が望まし
い。 これらの追加成分は、添加量の合計が0.01%未
満ではCu−Cr−Zn系合金の諸特性を更に向上さ
せる効果がなく、それぞれの添加量が含有量の限
定範囲を超えたり、添加量の合計が5%を超えた
りすると、導電率の低下、析出Crの粗大化、加
工性の低下等の不都合を生じ、又不経済でもある
ので、前記含有量の範囲内に限定する必要があ
る。 前記Cu−Cr−Zn系合金におけるCrの析出は、
該Cu−Cr−Zn系合金の製造方法にも影響され、
本発明においては、850〜1000℃で熱間加工又は
加熱処理することによつてCrを均質に固溶させ、
その後少なくとも400℃迄5℃/sec以上の速度で
冷却することによつて前記Crを固溶した状態に
保持し、次に30%以上の冷間加工を行つた後400
〜550℃で加熱処理することにより前記Crを微細
かつ均一に析出させている。本発明において前記
熱間加工又は加熱処理温度を850〜1000℃の範囲
内に限定したのは、850℃未満ではCrが充分均質
に固溶しなく、又1000℃を超えると材料の一部溶
融等の危険があるためである。又少なく共400℃
迄の冷却速度を5℃/sec以上に限定したのは、
5℃/sec未満では冷却過程においてCrが一部析
出を起こすためであり、出来れば25℃/sec以上
の速度で冷却することが望ましい。更に400〜550
℃での加熱処理の前に30%以上の冷間加工を行う
のは、加工歪を与えることによつてCrの微細か
つ均一な析出を促進させるためであり、30%未満
の加工では前記析出が充分に促進されない。又前
記加熱処理温度を400〜550℃の範囲内に限定した
のは、400℃未満では実用的な時間内で充分な析
出が得られず、導電率も充分に回復しなく、又
550℃を超えると析出物が粗大化するためである。
本発明においては、必要に応じて加工と熱処理を
繰返すことが出来、又熱処理後加工して仕上げる
ことも出来る。更にテンシヨンレベラー、テンシ
ヨンアニーラー、低温焼鈍等を付加することも有
効であつて、これらによつて前記Cu−Cr−Zn系
合金における残留応力の除去、成型加工性の向上
等を図ることが出来る。 実施例 1 以下に実施例により本発明を更に具体的に説明
する。 第1表に示す組成の各種銅合金鋳塊(55×100
×300mm)を920℃に加熱してから厚さ5mm迄熱間
圧延後水冷した。尚熱延上り温度は約700℃であ
り、400℃迄冷却するのに約10〜15secを要した。
上記熱延板をミーリングしてから厚さ0.45mm迄冷
間圧延し、450℃で25分間加熱処理を行つた。次
に0.25mm迄冷間圧延し、280℃で30分加熱処理し
て仕上げた。
【表】 以上の様にして得られた各種銅合金のサンプル
について、引張強さ、伸び、導電率、曲げ加工
性、半田接合部の接合強度、メツキ膜の密着性、
酸化膜の耐剥離性、耐酸化性等を下記の方法によ
り評価し、これらの結果をまとめて第2表に示し
た。 曲げ加工性は、JIS Z2248の各種先端Rを有す
るVブロツクを用いてサンプルの90°曲げを行い、
割れが発生しない最小のR/t(t:板厚)を求
めた。 半田接合部の接合強度は、サンプルにCu線を
半田付けしてから150℃に300hr保持した後引張試
験することによつて求めた。 メツキ膜の密着性はサンプルを電解脱脂、酸洗
いしてからAgを5μmメツキし、これを475℃のホ
ツトプレート上で3min加熱してふくれ発生の有
無を調べた。 酸化膜の耐剥離性は、サンプルを250〜400℃の
ホツトプレート上で加熱して各種厚さの酸化膜を
生成させてから、粘着テープ法により剥離試験を
行い、剥離しない最大膜厚即ち密着スケール限界
を求めた。又耐酸化性は、300℃で3min加熱後の
酸化膜厚をカソード還元法により求めて酸化速度
を比較した。尚酸化膜厚はCu0換算値とした。
〔発明の効果〕
以上に述べたように、本発明による銅合金は強
度及び導電性に優れていると共に、半田付性、メ
ツキ性、耐酸化性、成型加工性等広範な実用上不
可欠な諸特性にも優れた高力導電性銅合金であ
り、特に電子電気機器部品用材料として、例えば
半導体リードフレームは元より、各種コネクタ
ー、端子、スプリング、導体、ヒートシンク等と
して有用である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 Cr0.01〜1wt%、Zn0.01〜0.7wt%、
    O20.004wt%以下、S0.002wt%以下を含有し、更
    にTa0.05wt%以下、Y0.1wt%以下、Tl0.1wt%
    以下、Be0.2wt%以下、Nb0.05wt%以下、R.
    E.0.2wt%以下、Fe3wt%以下、In0.1wt%以下、
    Co1wt%以下、V0.05wt%以下、Ni1wt%以下の
    うちの1種または2種以上、およびP0.1wt%以
    下を合計で0.01〜5wt%含有し残部がCuからなる
    ことを特徴とする高力導電性銅合金。 2 Cr0.01〜1wt%、Zn0.01〜0.7wt%、
    O20.004wt%以下、S0.002wt%以下を含有し、更
    にTa0.05wt%以下、Y0.1wt%以下、Tl0.1wt%
    以下、Be0.2wt%以下、Nb0.05wt%以下、R.
    E.0.2wt%以下、Fe3wt%以下、In0.1wt%以下、
    Co1wt%以下、V0.05wt%以下、Ni1wt%以下の
    うちの1種または2種以上、Ca0.1wt%以下、
    Mn0.5wt%以下のうちの1種または2種、およ
    びP0.1wt%以下を合計で0.01〜5wt%含有し、残
    部がCuからなることを特徴とする高力導電性銅
    合金。 3 Cr0.01〜1wt%、Zn0.01〜0.7wt%、
    O20.004wt%以下、S0.002wt%以下を含有し、更
    にTa0.05wt%以下、Y0.1wt%以下、Tl0.1wt%
    以下、Be0.2wt%以下、Nb0.05wt%以下、R.
    E.0.2wt%以下、Fe3wt%以下、In0.1wt%以下、
    Co1wt%以下、V0.05wt%以下、Ni1wt%以下の
    うちの1種または2種以上、Cd0.5wt%以下、
    Zr0.2wt%以下、Ti0.5wt%以下のうちの1種ま
    たは2種以上およびP0.1wt%以下を合計で0.01〜
    5wt%含有し残部がCuからなることを特徴とする
    高力導電性銅合金。 4 Cr0.01〜1wt%、Zn0.01〜0.7wt%、
    O20.004wt%以下、S0.002wt%以下を含有し、更
    にTa0.05wt%以下、Y0.1wt%以下、Tl0.1wt%
    以下、Be0.2wt%以下、Nb0.05wt%以下、R.
    E.0.2wt%以下、Fe3wt%以下、In0.1wt%以下、
    Co1wt%以下、V0.05wt%以下、Ni1wt%以下の
    うちの1種または2種以上、Ag0.2wt%以下、
    Si0.5wt%以下、Al1wt%以下のうちの1種また
    は2種以上、およびP0.1wt%以下を合計で0.01〜
    5wt%含有し残部がCuからなることを特徴とする
    高力導電性銅合金。 5 Cr0.01〜1wt%、Zn0.01〜0.7wt%、
    O20.004wt%以下、S0.002wt%以下を含有し、更
    にTa0.05wt%以下、Y0.1wt%以下、Tl0.1wt%
    以下、Be0.2wt%以下、Nb0.05wt%以下、R.
    E.0.2wt%以下、Fe3wt%以下、In0.1wt%以下、
    Co1wt%以下、V0.05wt%以下、Ni1wt%以下の
    うちの1種または2種以上、およびP0.1wt%以
    下を合計で0.01%〜5wt%含有し残部がCuからな
    る銅合金を、850〜1000℃で熱間加工または加熱
    処理後、少なくとも400℃迄、5℃/sec以上の速
    度で冷却し、次に30%以上の冷間加工を行つた
    後、400〜550℃で加熱処理することを特徴とする
    高力導電性銅合金の製造方法。 6 更にCd0.5wt%以下、Zr0.2wt%以下、
    Ti0.5wt%以下のうちの1種または2種以上を添
    加した銅合金を用いることを特徴とする請求項5
    記載の高力導電性銅合金の製造方法。
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