JPH0575792A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH0575792A
JPH0575792A JP3263010A JP26301091A JPH0575792A JP H0575792 A JPH0575792 A JP H0575792A JP 3263010 A JP3263010 A JP 3263010A JP 26301091 A JP26301091 A JP 26301091A JP H0575792 A JPH0575792 A JP H0575792A
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JP
Japan
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color
image
signal
unit
light
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JP3263010A
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English (en)
Inventor
Koji Imai
浩司 今井
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光学系の細かい位置合わせ調整が不用でかつ
色ずれの発生しない画像読み取り装置を提供すること。 【構成】 制御部2はメモリ4に予め記憶したCCDラ
インセンサ53間の相対的な位置ずれ量に従い、位置補
正部1に補正量を設定する。位置補正部1は補正量に従
い、個々に入力信号5を遅延させ出力する。従って、本
発明のカラー画像形成装置は、複数の光電変換手段の相
対的な位置の誤差等から発生する前記分解光が形成する
画像の位置ずれを予め記憶して、それに応じて画像読み
取り手段の出力電気信号を遅延しているので、光学系が
高精度で位置合わせされていなくても、出力画像に色ず
れが発生することが少なく、きれいな画像を形成するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿からの反射光等を
光学的に色分解し、各色分解光を複数個の光電変換手段
により電気信号に変換し、その電気信号に基づいてカラ
ー画像を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像読み取り装置を有する画像形
成装置である複写機Cの全体構成を図8に示す。複写機
Cは、画像形成部Aと画像読み取り部Bとにより構成さ
れている。画像形成部Aは、フレームカバー101で覆
われた暗室内に設置されている。フレームカバー101
中央には、導電性材料からなる回転ドラム102が回転
可能に保持されている。回転ドラム102の周辺に
は、、図中矢印X方向へ給紙部103、コロナ帯電器1
04、排紙部106、露光ユニット105、現像部10
7、およびコロナ除去器108が配設されている。
【0003】図9に露光ユニット105の詳細な構成を
示す。矢印方向に等速回転するポリゴンミラー105a
と、感光紙109を感光させるためのレーザ光を発光す
るレーザダイオード105bと、ポリゴンミラー105
aと回転ドラム102の間に位置し、感光紙109の表
面でレーザ光走査が等速で移動する様に補正するための
fθレンズ105cとにより構成される。露光ユニット
105aは、回転ドラム102上の感光紙109面にレ
ーザ光の走査により静電潜像を形成するものである。
【0004】感光紙109は、複写機Cに対しロール状
で供給され、給紙部103においてA3あるいはA4サ
イズに切断され、回転ドラム102に供給され、回転ド
ラム102に巻装される。感光紙109は、回転ドラム
102の回転と共にコロナ帯電器104により帯電さ
れ、露光ユニット105のレーザ光走査により静電潜像
が形成される。この時露光ユニット105は、後述する
画像読み取り部Bおよび画像処理部により形成された画
像信号により、まず始めにイエロー版の静電潜像を形成
する。静電潜像は、回転ドラム102の直下に置かれた
イエロー現像ユニット107aの帯電したイエロートナ
ーにより現像され顕像化される。現像を終えた感光紙1
09は、コロナ除去器108により残留電位を除電さ
れ、イエロー作像行程が終了する。
【0005】上記の作像行程を回転ドラム102の回転
に従い順次マゼンタ、シアン、ブラックに関して同様に
行う。当然、露光ユニット105は各色版の静電潜像を
形成し、現像ユニットは該当する現像ユニット(マゼン
タ現像ユニット107bあるいはシアン現像ユニット1
07cあるいはブラック現像ユニット107d)をドラ
ム直下に移動させ現像を行う。以上の作像行程により4
色カラー画像が形成された感光紙109は、回転ドラム
102の左上に配置され、ドラム102に当接・離間可
能な剥離爪106cによりドラム102から剥離され、
フレーム101の装置外側に取り付けられた排紙部10
6a上へ排紙ベルト106bにより排紙される。
【0006】次に画像読み取り部Bの構成について説明
する。原稿台ガラス25上に置かれた原稿26は、原稿
カバー24により押さえられている。原稿台ガラス25
の下には、円筒状のハロゲンランプからなる光源21
a、ミラー21b、22a、22b及び光電変換ユニッ
ト50により構成されている。光源21aからの照明光
は、原稿26面上で反射されてミラー21b、22a、
22bを介して光電変換ユニット50に入光する。光源
21a、ミラー21bからなる光学ユニット21と、ミ
ラー22a、22bからなる光学ユニット22は2:1
の相対速度で移動するようになっている。光学ユニット
21は、DCサーボモータ23によってPLL制御をか
けながら一定速度で図中左から右へ移動する。光学ユニ
ットが左端のホームポジションから右方へ所定の位置ま
で移動し、再びホームポジションに複動されて1回の走
査を終える。
【0007】図10に光電変換ユニット50の構成を示
す。光電変換ユニット50は、ミラー22b方向に開口
部を有し、開口部から順に配置された結像レンズ51、
ダイクロイックプリズム52、CCDラインセンサ53
bとダイクロックプリズム52の上下に配置されたCC
Dラインセンサ53a、53cからなる。結像レンズ5
1より入射した原稿26からの反射光は、ダイクロニッ
クプリズム52内に光路に対して45度の角度で形成さ
れた分光フィルタ54a、54bにより、赤(R)、緑
(G)、青(B)成分に分光され、それぞれCCDライ
ンセンサ53a、53b、53c上に結像する。CCD
ラインセンサ53は7μm間隔で並んだ5000素子の
光電変換素子により構成され、原稿26の主走査方向を
400dpiの解像度で読み込む。
【0008】次に、露光ユニット105に供給する画像
信号形成の手順を図13を用いて説明する。各CCDラ
インセンサ53a、53b、53cにより光電変換され
たR、G、B成分のアナログ画像信号は、バッファ60
a、60b、60cを通過後、A/D変換器61a、6
1b、61cにより各々デジタル画像信号に変換され
る。変換されたR、G、B各画像信号は、シェーディン
グ補正部62による光電変換素子間の感度補正がなされ
る。
【0009】シェーディング補正部62を通過した画像
信号は、色補正部63により分光フィルタ54a、54
bおよび現像トナーの理想特性からの差異や、感光紙1
09のγ特性等が補正されると共に、R、G、B信号か
らレーザ変調信号であるY、M、C信号及び黒抽出によ
り形成された黒信号に変換される。色補正部63から出
力されたY、M、C、Kのレーザ変調信号は、一時的に
セレクタ65に記憶され、システムバス64に接続され
た制御部66の切り替え信号により作像行程に合致した
色信号として選択・出力される。セレクタ65で選択さ
れたレーザ変調信号は、レーザドライバ67によりレー
ザダイオード105bを駆動する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光電変
換ユニットで入射光を光学的にR、G、B成分に色分解
し、色分解された光を各々独立した3つのCCDライン
センサにより電気信号へ変換しているため、3つのCC
Dラインセンサ間の相対的な位置ずれが出力画像の色ず
れを発生している。例えば、上述した従来例において、
各CCDラインセンサを画像読み取り装置に取り付けた
ときに、40μm程度の位置ずれが発生しているとする
と、出力画像はCCDラインセンサの入力部よりも拡大
されているため、出力画像では0.318mm(5ドッ
ト分)の色ずれが発生する。さらに複写において拡大操
作がなされると、色ずれも拡大され、著しい画像低下を
招いている。これを防止するため、従来、CCDライン
センサの取付に当たり、極めて精度の高い組立が要求さ
れ、製造上の多大な労力を必要とし、コストアップの原
因となっていた。
【0011】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、光学系の高制度の位置合わせ調
整が不用で、かつ色ずれの発生の少ない画像形成装置を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のカラー画像形成装置は、原稿に光を照射する
光源と、原稿からの反射光または透過光を光学的に複数
の色に色分解する色分解手段と、各色分解光を複数の光
電変換手段により電気信号に変換して出力する画像読み
取り手段と、該画像読み取り手段からの電気信号に基づ
いてカラー画像を記録する画像記録手段とを有するカラ
ー画像形成装置であって、複数の光電変換手段の相対的
な位置の誤差等から発生する前記分解光が形成する画像
の位置ずれを予め記憶する記憶手段と、各光電変換手段
の出力電気信号を遅延する遅延手段と、遅延手段の遅延
量を記憶手段の出力に応じて設定する遅延量制御手段と
を有している。
【0013】
【作用】上記の構成を有する本発明の画像形成装置の光
源は、原稿に光を照射する。また、色分解手段は、原稿
からの反射光または透過光を光学的に複数の色に色分解
する。画像読み取り手段は、各色分解光を複数の光電変
換手段により電気信号に変換して出力する。画像記録手
段は、該画像読み取り手段からの電気信号に基づいてカ
ラー画像を記録する。記憶手段は、複数の光電変換手段
の相対的な位置の誤差等から発生する前記分解光が形成
する画像の位置ずれを予め記憶する。遅延手段は、各光
電変換手段の出力電気信号を遅延する。遅延量制御手段
は、遅延手段の遅延量を記憶手段の出力に応じて設定す
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。複写機を構成する読み取り部B及び
画像形成部Aの全体構成は従来例と同一のため、説明を
省略する。また、従来例と同じ構成要素には、同一の番
号を付している。
【0015】始めに、本発明の主要部である画像信号の
形成について図1を用いて説明する。図1は、本実施例
である複写機Cにおける画像信号形成部のブロック図で
ある。 各CCDラインセンサ53a、53b、53c
により光電変換されたR、G、B成分のアナログ画像信
号は、バッファ60a、60b、60cを通過後、A/
D変換器61a、61b、61cにより各々デジタル画
像信号に変換される。変換されたR、G、B各画像信号
は、シェーディング補正部62により、光電変換素子間
の感度補正がなされる。シェーディング補正部62によ
り光電変換素子間の感度補正がなされたR、G、Bデジ
タル信号5a、5b、5cは、それぞれ位置補正部1
a、1b、1cに入力される。各位置補正部1は、制御
部2からの主走査方向および副走査方向の制御信号3
a、3b、3cに基づき主走査、および副走査方向の位
置ずれ補正を行う。
【0016】ここで、制御部2は、システムバス64上
に接続されたメモリ4に予め記憶されたCCDラインセ
ンサ53間の相対的な位置ずれ量によって制御信号3を
形成する。位置補正部1により補正されたR、G、Bデ
ジタル信号5a、5b、5cは、色補正部63に入力さ
れる。
【0017】次に、位置補正部1の構成を図2を参照し
て説明する。位置補正部1は、カスケードに接続された
6個のファーストインファーストアウトラインメモリ
(以下FIFOとする)10a、10b、10c、10
d、10e、10fと、それぞれのFIFO10からの
出力を選択する6to1セレクタ11から構成されてい
る。一段目のFIFO10aは、遅延線モードとして動
作しており、主走査方向の制御信号3Aにより入力信号
5を0から5ドット遅延させ、主走査方向の位置ずれを
補正する。セレクタ11は、副走査方向の制御信号3B
によりFIFO10の出力12a、12b、12c、1
2d、12e、12fを選択することにより、入力信号
5を0から5ライン遅延させ副走査方向の位置ずれを補
正する。
【0018】次に、上記構成を有する画像形成装置の動
作について、図3に示す各CCDラインセンサ53の相
対的ずれを例として説明する。なお図3に示したずれ量
は、走査方向をプラスとして読み取りドット単位で示し
ている。位置ずれ補正の方法を図11のフローチャート
に示す。図示しないシステム制御部から位置ずれの補正
命令が制御部2になされると、制御部2は、メモリ4か
ら予め記憶された図3に示すCCDラインセンサ53間
のずれ量を読み出し、それに従い位置補正部1へ制御信
号3を出力する。ここで、CCDラインセンサ53間の
相対的な位置のずれは、画像形成装置の製造検査工程
で、テストチャートを用いて測定され、メモリ4に入力
済みである。
【0019】制御信号3の主走査方向の制御信号3A
は、Rラインセンサ53aに対して、G、Bラインセン
サ53b、53cがそれぞれ−1ドットおよび−3ドッ
ト主走査方向へずれているため(S1)、R信号5aを
0ドット、G信号5bを1ドット、およびB信号5cを
3ドットFIFO10aにより遅延するよう形成され
(S2)、各々の位置補正部1a、1b、1cに出力さ
れる(S5)。副走査方向の制御信号3Bは、Gライン
センサ53bに対して、R、Bラインセンサ53a、5
3cが各々−1ドットおよび−2ドット副走査方向へず
れているため(S3)、RはFIFO10bの出力12
bを、GはFIFO10aの出力12aを、またBはF
IFO10cの出力12cをセレクタ11が選択するよ
う形成され(S4)、各々の位置補正部1a、1b、1
cに出力される(S5)。
【0020】制御信号3aが入力された位置補正部1a
は、R信号5aを0ドット+1ライン分遅延して出力す
る。同様に、位置補正部1bはG信号5bを1ドット+
0ライン、位置補正部1cはB信号5cを3ドット+2
ライン遅延し出力し、結果としてCCDラインセンサ5
3間で発生した相対的な位置ずれは、位置補正部1によ
り形成した信号5の遅延と相殺される。
【0021】以上実施例として主走査、副走査方向のC
CDラインセンサ間の位置ずれ補正を行なう画像読み取
り装置に関して説明したが、CCDラインセンサ間の傾
きに関しても同様な構成で補正できる。図4は、CCD
ラインセンサ間の傾き補正を含む位置補正部1の構成図
である。副走査方向の位置ずれを補正するためのセレク
タ11のセレクト信号17は、セレクト信号制御部13
により形成される。セレクト信号制御部13は、主走査
同期信号18により副走査方向の制御信号3Bを初期設
定値としてセレクト信号17に設定し、アップ信号15
により初期設定値から遅延量を1ライン増加させるよう
に、またダウン信号16により1ライン減少させるよう
にセレクト信号17を発生する。カウンタ14は、ドッ
ト同期クロック19を係数し、その係数値が傾き補正の
制御信号3Cによる設定値を越えるごとにアップ信号1
5あるいはダウン信号16を発生し、再び計数を開始す
る。アップ信号15を発生するか、あるいはダウン信号
16を発生するかは制御信号3Cにより選択される。ま
た計数値は、主走査同期信号18によりクリアされる。
【0022】次に、図5および図12を用いて動作を説
明する。図5は、図3のCCDラインセンサ間の走査開
始位置における主走査、副走査方向の位置ずれに加え、
Rラインセンサ53aがGラインセンサ53bに対して
−1分、またBラインセンサ53cがGラインセンサ5
3bに対して2分傾いていることを表している。図12
は、傾き補正の方法を示すフローチャートである。ここ
で、平面角は、図6に示すように原稿26を読みとる主
走査、副走査方向に対して反時計回りの位置ずれを発生
するCCDラインセンサの傾きを正としている。
【0023】図示しないシステム制御部から位置ずれの
補正命令が制御部2になされると、制御部2は、メモリ
4から予め記憶された図5に示す傾きを含むCCDライ
ンセンサ53間のずれ量を読み出し、それに従い位置補
正部1へ制御信号3を出力する。制御信号3の主走査方
向の制御信号3Aは、Rラインセンサ53aに対して、
G、Bラインセンサ53b、53cがそれぞれ−1ドッ
トおよび−3ドット主走査方向へずれているため、R信
号5aを0ドット、G信号5bを1ドット、およびB信
号5cを3ドットFIFO10aにより遅延するよう形
成され、それぞれの位置補正部1a、1b、1cに出力
される(S6)。
【0024】副走査方向の制御信号3Bは、走査開開始
位置がGラインセンサ53bに対して、R、Bラインセ
ンサ53a、53cがそれぞれ−1ドットおよび−2ド
ット副走査方向へずれているため、RはFIFO10b
の出力12bを、GはFIFO10aの出力12aを、
またBはFIFO10cの出力12cをセレクタ11が
選択するよう形成され、それぞれの位置補正部1a、1
b、1cのセレクト信号制御部13に出力される(S
8)。ここで、セレクタの設定は、主走査同期信号18
のタイミングで設定される。
【0025】図7に示すように、Rラインセンサ53a
とGラインセンサ53bの主走査線間で3437ドット
以降に発生する副走査方向−1ドット(CCDラインセ
ンサ上で7μm)の位置ずれと(S10)、図示しない
が、同様にGラインセンサ53bとBラインセンサ53
cの主走査線間で1718ドット以降に発生する副走査
方向1ドットの位置ずれ(S11)を補正するために、
傾き補正の制御信号3Cがカウンタ14に入力される。
すなわち、Rはカウンタ14がドット同期クロック19
を3437回計数後(S9)アップ信号15を(S1
3)、Bは1718回計数後ダウン信号16を(S1
2)発生するよう制御信号3Cを形成する。また、Gに
関しては制御信号3Bにより設定された初期設定値を変
更しないよう形成する。ここで、ドット同期クロック計
数は、主走査同期信号18のタイミングでクリアされ
る。
【0026】制御信号3aが入力された位置補正部1a
は、主走査の1から3437ドットまではR信号5aを
0ドット+1ライン分遅延して出力し、3438から5
000ドットまでは0ドット+2ライン分遅延して出力
する。同様に、位置補正部1cは1から1718ドット
まではB信号5cを3ドット+2ライン分遅延して出力
し、1719から3438ドットまでは3ドット+1ラ
イン分遅延し、3439から5000ドットまでは3ド
ット+0ライン分遅延して出力する。また、位置補正部
1bはG信号5bを1ドット+0ライン分遅延して出力
する。結果としてCCDラインセンサ53間で発生した
傾きを含む相対的な位置ずれは、位置補正部1により形
成した信号5の遅延と相殺される。こうして、主走査、
副走査とも35μm(7μm×5ドット)以内のCCD
ラインセンサ間の位置ずれは補正されるので、CCDラ
インセンサの組立精度が30μm程度であっても、色ず
れの無い出力画像を形成することが出来る。
【0027】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のカラー画像形成装置は、複数の光電変換手段の相
対的な位置の誤差等から発生する前記分解光が形成する
画像の位置ずれを予め記憶して、それに応じて画像読み
取り手段の出力電気信号を遅延しているので、光学系が
高精度で位置合わせされていなくても、出力画像に色ず
れが発生することが少なく、きれいな画像を形成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した複写機における画像信号形
成部の構成を示すブロック図である。
【図2】位置補正部の構成を示すブロック図である。
【図3】CCDラインセンサ間の相対的なずれ量の一例
を示す図である。
【図4】傾き補正を含む位置補正部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】CCDラインセンサ間の傾きを含む相対的なず
れ量の一例を示す図である。
【図6】平面角の座標系を示す説明図である。
【図7】CCDの傾きを示す説明図である。
【図8】複写機の概略構成を示す断面図である。
【図9】露光ユニットの構成を示す斜視図である。
【図10】光電変換ユニットの構成を示す説明図であ
る。
【図11】本発明に係る位置ずれ補正方法を示すフロー
チャートである。
【図12】本発明に係る傾きずれ補正方法を示すフロー
チャートである。
【図13】従来例の複写機における画像信号形成部の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 位置補正部 2 制御部 4 メモリ 10 FIFO 11 6to1セレクタ 52 ダイクロニックプリズム 53 CCDラインセンサ 54 分光フィルタ 65 セレクタ 67 レーザドライバ 105 露光ユニット A 画像形成部 B 画像読み取り部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿に光を照射する光源と、原稿からの
    反射光または透過光を光学的に複数の色に色分解する色
    分解手段と、各色分解光を複数の光電変換手段により電
    気信号に変換して出力する画像読み取り手段と、 該画像読み取り手段からの電気信号に基づいてカラー画
    像を記録する画像記録手段とを有するカラー画像形成装
    置において、 前記複数の光電変換手段の相対的な位置の誤差等から発
    生する前記分解光が形成する画像の位置ずれを予め記憶
    する記憶手段と、 前記各光電変換手段の出力電気信号を遅延する遅延手段
    と、 前記遅延手段の遅延量を前記記憶手段の出力に応じて設
    定する遅延量制御手段とを有することを特徴とするカラ
    ー画像形成装置。
JP3263010A 1991-09-13 1991-09-13 カラー画像形成装置 Pending JPH0575792A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6972879B2 (en) 2001-10-24 2005-12-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Image scanning apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6972879B2 (en) 2001-10-24 2005-12-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Image scanning apparatus

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