JPH0575638U - 現場型計器 - Google Patents

現場型計器

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JPH0575638U
JPH0575638U JP2221292U JP2221292U JPH0575638U JP H0575638 U JPH0575638 U JP H0575638U JP 2221292 U JP2221292 U JP 2221292U JP 2221292 U JP2221292 U JP 2221292U JP H0575638 U JPH0575638 U JP H0575638U
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JP
Japan
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housing
name plate
pressure
name
transmitter
Prior art date
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Pending
Application number
JP2221292U
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English (en)
Inventor
健 西
幹夫 田中
大一 勝田
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Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上方からの衝撃を効果的に吸収する。 【構成】 ハウジング13の外周の上面にネームプレー
ト15を、その中央部をハウジング外周から離間させて
配設し、上方からの加重をネームプレート15の変形に
よって吸収する。これによってハウジング13を加重か
ら保護し、計器の耐衝撃性能を向上させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は各種プロセス流体の圧力等を検出する差圧・圧力発信器等に適用して 好適な現場型計器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、管内流体の流量を測定しようとする場合、管内にオリフィス板を設 置して流体抵抗とし、この抵抗の上下流における圧力差を測定し、所定の演算式 に基づいて流量を導き出すことが行われている。そのため、この種の差圧・圧力 発信器は一般に高圧側および低圧側のバリアダイヤフラムに各プロセス流体圧を 与え、ボデイ本体内における内封液の移動を封入回路を仕切って設けた半導体圧 力センサの歪により電気的出力として取り出すように構成されている(例:実公 昭59−30444号公報等)。そして、この種の差圧・圧力発信器を現場へ設 置する際には図4に示すように通常ブラケットを介して取り付けている。すなわ ち、同図において1はボディ本体、2、3はボディ本体1の左右両側面に締結部 材としての通しボルト4とナット(図示せず)によって一体的に締結された一対 のカバー、5はボディ本体1に連接された発信部で、これらによって差圧・圧力 発信器6を構成し、スタンション7にブラケット8を介してUボルト9により強 固に固定されている。なお、10は流体接続用フランジ、11は流体導入孔、1 2はメータである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の差圧・圧力発信器6にあっては、一対のカバ ー2、3をボルト4およびナットによって締結固定し、これらカバー2、3によ ってボデイ本体1を挟持しているので、設置、保守点検時等において作業者が発 信部5を形成するハウジング13の上に乗ったりすると、発信部5に大きな外力 Fが作用してボデイ本体1とカバー2、3との当接面を摺動面としてボデイ本体 1が回動するため、プロセス流体が漏れたり、あるいはまた発信部5の向きが狂 い、メータ12が見難くなるという問題があった。また、プラント建設時にパイ プ等がぶつかったあり、あるいはまた上方から落下物が当たったりする等、種々 の衝撃が加わることが予想される。そこで、従来はこのような問題を解決する方 法としてハウジング13の肉厚を大きくしたり、リブを設けたり、あるいはまた ハウジング13自体の材質を変えるなどして耐衝撃性能を向上させているが、こ のような構成においては材料コストが高くなり、また計器自体が重量化するとい う問題があった。
【0004】 したがって、本考案は上記したような従来の問題点に鑑みてなされたもので、 その目的とするところは、上方からの衝撃を効果的に吸収することができ、また 足場にされ難くした現場型計器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために、ハウジング外周の上面に薄板状のネーム プレートの両端を固定した現場型計器において、前記ネームプレートの中央部を ハウジング外周から離間させて配設し、加重によりネームプレートが変形するよ うにしたものである。
【0006】
【作用】
本考案において、ネームプレートはハウジング上面から離間して配設されてい るので、上方から加重を受けた際変形し、加重が直接ハウジングに加わらないよ うにする。また、作業者がネームプレートに足をかけた際、ネームプレートが変 形して作業者を不安定にする。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。 図1は本考案を現場型の差圧・圧力発信器に適用した場合の一実施例を示す側 面図、図2は正面図である。なお、図中図4と同一構成部品のものに対しては同 一符号を以て示し、その説明を省略する。
【0008】 これらの図において、本実施例は発信部5のハウジング13自体は材質を変え るなど特別な設計変更を加えることなく、その外周の上面に薄板状のネームプレ ート15を配設して構成したものである。この場合、ネームプレート15は両端 部15a、15bがハウジング13の外周面両側部に突設された接続部16a、 16bの上面に止めねじ17によって固定され、中央部がハウジング13から適 宜間隔離間されている。
【0009】 かくしてこのような構成からなる差圧・圧力発信器5においては、ネームプレ ート15に上方から加重がかかると、ネームプレート15が下方に変形して加重 を吸収するため、ハウジング13自体には大きな加重が加わらず、発信器の耐衝 撃性を向上させることができる。したがって、ハウジング13の薄肉、軽量化を 可能にする。また、作業者が足場としてネームプレート15の上に乗ると、ネー ムプレート15が下方に変形して作業者を不安定にするため、発信器6を足場に され難くする。さらに、本考案においては差圧・圧力発信器6に取付けられるネ ームプレート15を利用して耐衝撃性の向上を図っているので、部品点数が増加 することもない。
【0010】 図3は本考案の他の実施例を示す正面図である。この実施例はハウジング外周 とネームプレート15との隙間を埋めるためスポンジ、軟質ゴム等の軟弾性体1 8を介在させ、これら両者により上方からの加重を吸収するようにしたものであ る。このような構成においてはハウジング13とネームプレート15との間に空 間が形成されず、発信器6の外観体裁が良好であるという利点を有する。
【0011】 なお、上記実施例はいずれも現場型計器として差圧・圧力発信器に適用した場 合について説明したが、本考案はこれに特定されるものではなく、他の現場型計 器にも適用実施し得ることは勿論である。
【0012】
【考案の効果】 以上説明したように、本考案に係る現場型計器によれば、ハウジング外周の上 面にネームプレートの両端を固定し、中央部をハウジング外周から離間させて構 成したので、ネームプレートの変形によって上方からの加重を効果的に吸収する ことができ、計器の耐衝撃性能を向上させることができる。さらに、ハウジング を足場に使用した場合は、ネームプレートが変形して作業者を不安定にするため 、足場にされ難い計器を提供することができる。
【提出日】平成4年5月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このような従来の差圧・圧力発信器6において、プラント建設時に パイプ等がぶつかったり、あるいはまた上方から落下物が当たったりする等、種 々の衝撃が加わることが予想される。その場合、差圧・圧力発信器6は、一対の カバー2、3をボルト4およびナットによって締結固定し、これらカバー2、3 によってボデイ本体1を挟持する構造を採っているので、外力の作用によりボデ イ本体1とカバー2、3との当接面を摺動面としてボデイ本体1が回動すると、 プロセス流体が漏れたり、あるいはまた発信部5の向きが狂い、メータ12が見 難くなるという問題があった。 そこで、従来はこのような問題を解決する方法と してハウジング13の肉厚を大きくしたり、リブを設けたり、あるいはまたハウ ジング13自体の材質を変えるなどして耐衝撃性能を向上させているが、このよ うな構成においては材料コストが高くなり、また計器自体が重量化するという問 題があった。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】 したがって、本考案は上記したような従来の問題点に鑑みてなされたもので、 その目的とするところは、上方からの衝撃を効果的に吸収することができるよう にした現場型計器を提供することにある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【作用】
本考案において、ネームプレートはハウジング上面から離間して配設されてい るので、上方から加重を受けた際変形し、加重が直接ハウジングに加わらないよ うにする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 かくしてこのような構成からなる差圧・圧力発信器5においては、ネームプレ ート15に上方から加重がかかると、ネームプレート15が下方に変形して加重 を吸収するため、ハウジング13自体には大きな加重が加わらず、発信器の耐衝 撃性を向上させることができる。したがって、ハウジング13の薄肉、軽量化を 可能にする。また、本考案においては差圧・圧力発信器6に取付けられるネーム プレート15を利用して耐衝撃性の向上を図っているので、部品点数が増加する こともない。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る現場型計器によれば、ハウジング外周の上 面にネームプレートの両端を固定し、中央部をハウジング外周から離間させて構 成したので、ネームプレートの変形によって上方からの加重を効果的に吸収する ことができ、計器の耐衝撃性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を差圧・圧力発信器に適用した場合の一
実施例を示す側面図である。
【図2】正面図である。
【図3】本考案の他の実施例を示す正面図である。
【図4】従来の差圧・圧力発信器の取付構造を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 ボディ本体 2、3 カバー 4 通しボルト 5 発信部 6 差圧・圧力発信器 7 スタンション 13 ハウジング 15 ネームプレート 18 軟弾性体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング外周の上面に薄板状のネーム
    プレートの両端を固定した現場型計器において、前記ネ
    ームプレートの中央部をハウジング外周から離間させて
    配設し、加重によりネームプレートが変形するようにし
    たことを特徴とする現場型計器。
JP2221292U 1992-03-16 1992-03-16 現場型計器 Pending JPH0575638U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2221292U JPH0575638U (ja) 1992-03-16 1992-03-16 現場型計器

Applications Claiming Priority (1)

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JP2221292U JPH0575638U (ja) 1992-03-16 1992-03-16 現場型計器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0575638U true JPH0575638U (ja) 1993-10-15

Family

ID=12076499

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2221292U Pending JPH0575638U (ja) 1992-03-16 1992-03-16 現場型計器

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS642133B2 (ja) * 1979-12-27 1989-01-13 Riinyu Teregurafuiiku E Terefuoniiku Ltt
JPH0212960B2 (ja) * 1986-07-26 1990-03-30 Nitsukan Korai Ninjin Kk
JP3120087B2 (ja) * 1992-02-12 2000-12-25 倉敷紡績株式会社 白髪の防止及び白髪黒色化用毛髪化粧料

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3120087B2 (ja) * 1992-02-12 2000-12-25 倉敷紡績株式会社 白髪の防止及び白髪黒色化用毛髪化粧料

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