JPH057559U - 自動車窓用ワイパー - Google Patents
自動車窓用ワイパーInfo
- Publication number
- JPH057559U JPH057559U JP8360391U JP8360391U JPH057559U JP H057559 U JPH057559 U JP H057559U JP 8360391 U JP8360391 U JP 8360391U JP 8360391 U JP8360391 U JP 8360391U JP H057559 U JPH057559 U JP H057559U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- wiper
- noises
- silicon compound
- window wiper
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- Pending
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- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 雨天時においてワイパーを作動させた際、摩
擦や油膜類にてきしみ音や異音の発生を防いでスムーズ
に動きガラス表面の水滴を除去する。 【構成】 拭き取りゴム３がガラスに接触する部分に、
フッ素樹脂Ａ又はケイ素化合物Ｂ或いはホウ素Ｃを単独
で或いは複合で含浸させたもの。
擦や油膜類にてきしみ音や異音の発生を防いでスムーズ
に動きガラス表面の水滴を除去する。 【構成】 拭き取りゴム３がガラスに接触する部分に、
フッ素樹脂Ａ又はケイ素化合物Ｂ或いはホウ素Ｃを単独
で或いは複合で含浸させたもの。
Description
【０００１】
本考案は雨天時の走行中窓ガラスの水滴除去に用いられる自動車窓用ワイパー に関するものである。
【０００２】
科学技術の発達に伴い、より性能の良い且つ居住性に富んだ自動車が製造され 生活の必需品となって来ている。 そして高速道路の建設により速度も高速化へと向かっている中で、ぞれに対応 して雨天時においても充分に視界を確保することが出来るワイパーが各細部まで 開発されて自動車走行を安全な状態としている。
【０００３】
このように雨天時に使用するワイパーも種々開発されて来てはいるが、窓ガラ ス表面に油膜が付着したり雨量が少ない時などはワイパーの滑りが悪くなってき しみ音や異音を出しながら窓ガラス面を拭き取るよりもこする状態で移動するた め運転者の神経を刺激したり或いは視界の邪魔となったりし、雨中の自動車運転 上非常に不都合を感じていた。
【０００４】
本考案はこのような不都合を解消し、雨天時においてもスムーズに動いてきし み音や異音を無くし晴天時と同じように視界も良く快的な状態で運転が出来る自 動車窓用ワイパーを提供せんとするものである。 即ち、少なくともガラスに拭き取りゴムが接触する部分に、真空タンク内に て減圧状態で界面活性剤として親水性を持たせたフッ素樹脂又はケイ素化合物或 いはホウ素の水溶液を単独で或いは複合で含浸させ含浸層を設けるようにしたも のある。
【０００５】 使用に当たっては、従来品と同様に使用すれば含浸層によって滑り易い状態 となっているため、ガラス表面を拭き取る時摩擦によるきしみ音や異音の発生が なくスムーズに動いてガラス表面の水滴を除去し運転に必要な視界を保つことが 出来る。
【０００６】
以下本考案の一実施例を図面について説明する。 図中１は断面コの字形状で僅少弯曲状とした固定金具であって、中央にアー ム（図では省略）を取付けると共に、両端に断面コの字状で適長さの僅少弯曲状 とした中押金具２を搖動自在に設けている。 ３は拭き取りゴムであって、断面逆梯形で細溝３ａ，３ｂを左右対称に設け エッヂ３ｃを長手に沿って下面に突設している
【０００７】 ４は弯曲状で断面コの字状とした部分押金具であって、先端に掛係用の掛部４ ａを設け、中押金具２両端に搖動自在に設け且つ長細板の補強板５を細溝３ａに 挿入し掛部４ａを細溝３ｂに嵌入係止している。 拭き取りゴム３のガラスに接触する部分（例えばエッヂ３ｃ）に、真空タン ク内にて減圧状態で界面活性剤として親水性を持たせたフッ素樹脂Ａ（例えはテ トラフルオロエチレンＣ２Ｆ４重合体・商品名テフロン）又はケイ素化合物Ｂ或 いはホウ素Ｃの水溶液を単独で或いは複合で含浸させるようにした表面処理を施 して含浸層Ｄを設けている。
【０００８】 使用に当たっては、従来品と同様に使用すれば良い。そうするとフッ素樹脂Ａ 又はケイ素化合物Ｂ或いはホウ素Ｃの単独或いは複合の含浸によっての含浸層Ｄ にてエッヂ３ｃが滑り易く、ガラス表面を拭き取る時スムーズに動いてきしみ音 や異音を発することなく目的を達成し視界を保つことが出来る。
【０００９】
上述の如く本考案は、雨中の運転におけるガラス表面の水滴を除去する時、摩 擦や油膜等によって生じるきしみ音や異音を無くしてスムーズに動き、運転者の 神経を刺激することなく晴天時と同じように快適な気分で連転を楽しむことが出 来る等多くの特長があり実用上非常に優れた考案である。
【図１】本考案の正面図である。
【図２】図１のＥ−Ｅ断面拡大図である
【図３】図２のＦ部拡大詳細図である
１ 固定金具 ２ 中押金具 ３ 拭き取りゴム ３ａ 細溝 ３ｂ 細溝 ３ｃ エッヂ ４ 部分押金具 ４ａ 掛部 ５ 補強板 Ａ フッ素樹脂 Ｂ ケイ素化合物 Ｃ ホウ素 Ｄ 含浸層
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 拭き取りゴムがガラスに接触する部分
に、親水性を持たせたフッ素樹脂又はケイ素化合物或い
はホウ素を単独で或いは複合で含浸させたことを特徴と
する自動車窓用ワイパー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8360391U JPH057559U (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 自動車窓用ワイパー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8360391U JPH057559U (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 自動車窓用ワイパー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH057559U true JPH057559U (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=13807062
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8360391U Pending JPH057559U (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 自動車窓用ワイパー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH057559U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998012085A1 (fr) * | 1996-09-20 | 1998-03-26 | Nippon Wiper Blade Co., Ltd. | Balai d'essuie-glace et procede de production associe |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP8360391U patent/JPH057559U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998012085A1 (fr) * | 1996-09-20 | 1998-03-26 | Nippon Wiper Blade Co., Ltd. | Balai d'essuie-glace et procede de production associe |
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