JPH0575539A - 光伝送装置 - Google Patents
光伝送装置Info
- Publication number
- JPH0575539A JPH0575539A JP3258652A JP25865291A JPH0575539A JP H0575539 A JPH0575539 A JP H0575539A JP 3258652 A JP3258652 A JP 3258652A JP 25865291 A JP25865291 A JP 25865291A JP H0575539 A JPH0575539 A JP H0575539A
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- Japan
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- signal
- light
- light emitting
- fiber cable
- optical fiber
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Abstract
(57)【要約】
【目的】送信する信号と故障時の信号を確実に区別す
る。 【構成】送信部に電気信号の「0」,「1」が入力され
たときに、極性が逆に接続され2組の発光素子6,7か
らパルス状の赤色光と青色光を切り換えて送り出す。こ
の赤色光と青色光を異なる受光素子21,22で受光し
て位相が異なるパルス信号に変換し、入力された電気信
号の「0」,「1」に応じた異なる信号を出力する。伝
送路等に故障が生じ各受光素子にパルス状の赤色光と青
色光のいずれもが入力しないときは、出力信号を「0」
にして故障発生を明らかにする。
る。 【構成】送信部に電気信号の「0」,「1」が入力され
たときに、極性が逆に接続され2組の発光素子6,7か
らパルス状の赤色光と青色光を切り換えて送り出す。こ
の赤色光と青色光を異なる受光素子21,22で受光し
て位相が異なるパルス信号に変換し、入力された電気信
号の「0」,「1」に応じた異なる信号を出力する。伝
送路等に故障が生じ各受光素子にパルス状の赤色光と青
色光のいずれもが入力しないときは、出力信号を「0」
にして故障発生を明らかにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電気信号を光信号に変
換して伝送する光伝送装置、特に誤送信の検知に関する
ものである。
換して伝送する光伝送装置、特に誤送信の検知に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光伝送方式は、例えば図6に示す
ように、切換手段61に電気信号の「1」,「0」が入
力すると、電源装置62から発光ダイオ−ド63に送る
電流を切換手段61でオン,オフして発光ダイオ−ド6
3の発光と停止を行い光信号に変換する。この光信号を
光ファイバケ−ブル64を通してフォトトランジスタ6
5に送り、フォトトランジスタ65で電気信号に変換し
ている。このように電気信号を光信号に変換して伝送す
る光伝送方式は、低損失で伝送距離が伸びる、電磁誘導
や雷の影響を受けない等の利点があることから広く採用
されている。
ように、切換手段61に電気信号の「1」,「0」が入
力すると、電源装置62から発光ダイオ−ド63に送る
電流を切換手段61でオン,オフして発光ダイオ−ド6
3の発光と停止を行い光信号に変換する。この光信号を
光ファイバケ−ブル64を通してフォトトランジスタ6
5に送り、フォトトランジスタ65で電気信号に変換し
ている。このように電気信号を光信号に変換して伝送す
る光伝送方式は、低損失で伝送距離が伸びる、電磁誘導
や雷の影響を受けない等の利点があることから広く採用
されている。
【0003】しかしながら、上記光伝送方式において、
検査などのために光ファイバケ−ブル64のコネクタ6
6をはずしたままにしておいたり、光ファイバケ−ブル
64の被覆が損傷して、伝送路の中間から強い外光が入
りフォトトランジスタ65に入射すると、送信側の信号
は「0」であるのに受信側の信号は「1」になり、誤ま
った信号が出力されが、この誤送信を検知することがで
きなかった。
検査などのために光ファイバケ−ブル64のコネクタ6
6をはずしたままにしておいたり、光ファイバケ−ブル
64の被覆が損傷して、伝送路の中間から強い外光が入
りフォトトランジスタ65に入射すると、送信側の信号
は「0」であるのに受信側の信号は「1」になり、誤ま
った信号が出力されが、この誤送信を検知することがで
きなかった。
【0004】この誤送信を防ぐために、例えば特開昭64
−28536号公報に開示されているように、入力される電
気信号が「1」のときに発光ダイオ−ド63にパルス状
の電流を流す方法が採用されている。
−28536号公報に開示されているように、入力される電
気信号が「1」のときに発光ダイオ−ド63にパルス状
の電流を流す方法が採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように入力され
る電気信号が「1」のときに発光ダイオ−ド63にパル
ス状の電流を流しパルス状の光を送ると、光ファイバケ
−ブル64の被覆が損傷等に起因する外光による誤信号
と送信する信号「1」の区別を行うことはできるが、光
ファイバケ−ブル等の故障により送信された光がフォト
トランジスタ65に入射しないときには、故障によるの
か、入力された電気信号が「0」であるのかの区別がで
きないという短所があつた。
る電気信号が「1」のときに発光ダイオ−ド63にパル
ス状の電流を流しパルス状の光を送ると、光ファイバケ
−ブル64の被覆が損傷等に起因する外光による誤信号
と送信する信号「1」の区別を行うことはできるが、光
ファイバケ−ブル等の故障により送信された光がフォト
トランジスタ65に入射しないときには、故障によるの
か、入力された電気信号が「0」であるのかの区別がで
きないという短所があつた。
【0006】この発明はかかる短所を解決するためにな
されたものであり、送信する信号と故障時の信号を確実
に区別して、フェイルセ−フを持たせた光伝送装置を得
ることを目的とするものである。
されたものであり、送信する信号と故障時の信号を確実
に区別して、フェイルセ−フを持たせた光伝送装置を得
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光伝送装
置は、送信部と光ファイバケ−ブルと受信部とを有する
光伝送装置であって、送信部は赤色光と青色光を切り換
えて光ファイバケ−ブルに送るものであり、パルス発振
器と信号切換手段と2組の発光素子とを有し、パルス発
振器は交流励振電圧を出力し、信号切換手段は入力され
る信号により交流励振電圧を送る発光素子を切り換え、
2組の発光素子は極性が逆に接続され、一方の発光素子
は赤色光を発し、他方の発光素子は青色光を発し、受信
部は光ファイバケ−ブルから送られた赤色光と青色光を
受光して電気信号に変換するものであり、2組の受光素
子を有し、一方の受光素子は光ファイバケ−ブルから送
られた赤色光を受光してパルス信号に変換し、他方の受
光素子は光ファイバケ−ブルから送られた青色光を受光
して、赤色光によるパルス信号とは位相が異なるパルス
信号に変換することを特徴とする。
置は、送信部と光ファイバケ−ブルと受信部とを有する
光伝送装置であって、送信部は赤色光と青色光を切り換
えて光ファイバケ−ブルに送るものであり、パルス発振
器と信号切換手段と2組の発光素子とを有し、パルス発
振器は交流励振電圧を出力し、信号切換手段は入力され
る信号により交流励振電圧を送る発光素子を切り換え、
2組の発光素子は極性が逆に接続され、一方の発光素子
は赤色光を発し、他方の発光素子は青色光を発し、受信
部は光ファイバケ−ブルから送られた赤色光と青色光を
受光して電気信号に変換するものであり、2組の受光素
子を有し、一方の受光素子は光ファイバケ−ブルから送
られた赤色光を受光してパルス信号に変換し、他方の受
光素子は光ファイバケ−ブルから送られた青色光を受光
して、赤色光によるパルス信号とは位相が異なるパルス
信号に変換することを特徴とする。
【0008】
【作用】この発明においては、送信部に電気信号の
「0」,「1」が入力されたときに、極性が逆に接続さ
れ2組の発光素子からパルス状の赤色光と青色光を切り
換えて送り出す。この赤色光と青色光を異なる受光素子
で受光して位相が異なるパルス信号に変換し、入力され
た電気信号の「0」,「1」に応じた異なる信号を出力
する。
「0」,「1」が入力されたときに、極性が逆に接続さ
れ2組の発光素子からパルス状の赤色光と青色光を切り
換えて送り出す。この赤色光と青色光を異なる受光素子
で受光して位相が異なるパルス信号に変換し、入力され
た電気信号の「0」,「1」に応じた異なる信号を出力
する。
【0009】また、伝送路等に故障が生じ各受光素子に
パルス状の赤色光と青色光が入力しないときや、受光素
子が故障したときはパルス信号が出力されず、出力信号
を「0」にすることにより故障発生を明らかにする。
パルス状の赤色光と青色光が入力しないときや、受光素
子が故障したときはパルス信号が出力されず、出力信号
を「0」にすることにより故障発生を明らかにする。
【0010】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す回路図であ
る。図1に示すように、光伝送装置は送信部1と受信部
2と信号合成部3とを有する。送信部1はパルス発振器
4と信号切換手段5と2組の発光ダイオ−ド6,7を有
する。パルス発振器4はパルス状の電圧を送り出す。信
号切換手段5は入力された「0」,「1」の電気信号に
より「−1」側と「+1」側に切り替わり、パルス発振
器4からの電圧を送る発光ダイオ−ド6,7を切り換え
る。発光ダイオ−ド6は図2に示すように赤色フィルタ
8とレンズ10を有し、赤色光を発する素子であり、発
光ダイオ−ド7は青色フィルタ9とレンズ10を有し、
青色光を発する素子である。そして発光ダイオ−ド6と
発光ダイオ−ド7はそれぞれ整流用のダイオ−ド11,
12と電流制限抵抗13を介してパルス発振器4に対し
て極性が逆に接続されている。この送信部1の発光ダイ
オ−ド6,7から発した光はコネクタ15で接続された
光ファイバケ−ブル16を通り受信部2に送られる。
る。図1に示すように、光伝送装置は送信部1と受信部
2と信号合成部3とを有する。送信部1はパルス発振器
4と信号切換手段5と2組の発光ダイオ−ド6,7を有
する。パルス発振器4はパルス状の電圧を送り出す。信
号切換手段5は入力された「0」,「1」の電気信号に
より「−1」側と「+1」側に切り替わり、パルス発振
器4からの電圧を送る発光ダイオ−ド6,7を切り換え
る。発光ダイオ−ド6は図2に示すように赤色フィルタ
8とレンズ10を有し、赤色光を発する素子であり、発
光ダイオ−ド7は青色フィルタ9とレンズ10を有し、
青色光を発する素子である。そして発光ダイオ−ド6と
発光ダイオ−ド7はそれぞれ整流用のダイオ−ド11,
12と電流制限抵抗13を介してパルス発振器4に対し
て極性が逆に接続されている。この送信部1の発光ダイ
オ−ド6,7から発した光はコネクタ15で接続された
光ファイバケ−ブル16を通り受信部2に送られる。
【0011】受信部2はフォトトランジスタ21,22
と増幅器23,24とトランス25,26を有する。フ
ォトトランジスタ21はレンズ10と赤色フィルタ8を
有し、発光ダイオ−ド6から送られた赤色光を入射して
電気信号に変換して増幅器23に送る。フォトトランジ
スタ22はレンズ10と青色フィルタ8を有し、発光ダ
イオ−ド7から送られた青色光を入射して電気信号に変
換して増幅器24に送る。各増幅器23,24は送られ
た電気信号を増幅してそれぞれトランス25,26に送
る。トランス25,26は互いに極性が逆にしてあり、
受信部2と信号合成部3をフェイルセ−フのために絶縁
している。なお、27,28はコンデンサ、29,30
は抵抗である。
と増幅器23,24とトランス25,26を有する。フ
ォトトランジスタ21はレンズ10と赤色フィルタ8を
有し、発光ダイオ−ド6から送られた赤色光を入射して
電気信号に変換して増幅器23に送る。フォトトランジ
スタ22はレンズ10と青色フィルタ8を有し、発光ダ
イオ−ド7から送られた青色光を入射して電気信号に変
換して増幅器24に送る。各増幅器23,24は送られ
た電気信号を増幅してそれぞれトランス25,26に送
る。トランス25,26は互いに極性が逆にしてあり、
受信部2と信号合成部3をフェイルセ−フのために絶縁
している。なお、27,28はコンデンサ、29,30
は抵抗である。
【0012】信号合成部3はトランス25,26の出力
端子P1,P2と出力端子P3に接続されたダイオ−ド
31,32と、出力端子P3とコモン端子P4とに接続
されたコンデンサ33を有する。
端子P1,P2と出力端子P3に接続されたダイオ−ド
31,32と、出力端子P3とコモン端子P4とに接続
されたコンデンサ33を有する。
【0013】上記のように構成された光伝送装置におい
て、送信部1に入力された電気信号を正常に伝送すると
きの動作と、光ファイバケ−ブル16等の故障が生じた
ときの動作を図3の波形図を参照して説明する。図3に
おいて、期間A,Bは送信部1に入力する電気信号が
「0」の場合、期間C,Dは送信部1に入力する電気信
号が「1」の場合を示し、期間A,Cは正常に伝送され
る場合、期間B,Dは発光ダイオ−ド6,7や光ファイ
バケ−ブル16,フォトトランジスタ21,22等に故
障がある場合を示す。
て、送信部1に入力された電気信号を正常に伝送すると
きの動作と、光ファイバケ−ブル16等の故障が生じた
ときの動作を図3の波形図を参照して説明する。図3に
おいて、期間A,Bは送信部1に入力する電気信号が
「0」の場合、期間C,Dは送信部1に入力する電気信
号が「1」の場合を示し、期間A,Cは正常に伝送され
る場合、期間B,Dは発光ダイオ−ド6,7や光ファイ
バケ−ブル16,フォトトランジスタ21,22等に故
障がある場合を示す。
【0014】図3の(a)に示すように、パルス発振器
4からは常時パルス状の信号電圧が出力されている。こ
の状態で送信部1に電気信号の「0」が送られていると
きは、信号切換手段5は「−1」側にあり、発光ダイオ
−ド6に信号電圧が送られ、発光ダイオ−ド6からは
(b)に示すようにパルス状の赤色光を発する。この赤
色光は受信部2のフォトトランジスタ21に入射して
(d)に示す電気信号に変換された後、増幅器23で増
幅されトランス25に送られ、(f)に示す交流信号に
変換される。このトランス25から出力する交流信号を
信号合成部3で−Vの電圧に変換して出力する。この出
力電圧を検出することにより、送信部1に電気信号の
「0」が送られていることを検知することができる。
4からは常時パルス状の信号電圧が出力されている。こ
の状態で送信部1に電気信号の「0」が送られていると
きは、信号切換手段5は「−1」側にあり、発光ダイオ
−ド6に信号電圧が送られ、発光ダイオ−ド6からは
(b)に示すようにパルス状の赤色光を発する。この赤
色光は受信部2のフォトトランジスタ21に入射して
(d)に示す電気信号に変換された後、増幅器23で増
幅されトランス25に送られ、(f)に示す交流信号に
変換される。このトランス25から出力する交流信号を
信号合成部3で−Vの電圧に変換して出力する。この出
力電圧を検出することにより、送信部1に電気信号の
「0」が送られていることを検知することができる。
【0015】この状態で光ファイバケ−ブル16に故障
が生じてフォトトランジスタ21にパルス状の赤色光が
入射しなかったり、フォトトランジスタ21が故障する
と、図3の期間Bに示すように、フォトトランジスタ2
1の出力が「0」になるとトランス25から出力する交
流信号が「0」になる。このトランス25の出力信号が
「0」になったことを検出することにより、伝送路等に
故障が生じたことを検知することができる。
が生じてフォトトランジスタ21にパルス状の赤色光が
入射しなかったり、フォトトランジスタ21が故障する
と、図3の期間Bに示すように、フォトトランジスタ2
1の出力が「0」になるとトランス25から出力する交
流信号が「0」になる。このトランス25の出力信号が
「0」になったことを検出することにより、伝送路等に
故障が生じたことを検知することができる。
【0016】また、正常に伝送されているときに、送信
部1に送られている電気信号が「1」になると、信号切
換手段5は「+1」側に切り替わり、発光ダイオ−ド7
に信号電圧が送られ、発光ダイオ−ド7から(c)に示
すパルス状の青色光を発する。この青色光はフォトトラ
ンジスタ22に入射して(e)に示す電気信号に変換さ
れた後、増幅器24で増幅されトランス26に送られ、
(g)に示す交流信号に変換される。このトランス26
から出力する交流信号を信号合成部3で+Vの電圧に変
換して出力する。この出力電圧を検出することにより、
送信部1に電気信号の「1」が送られていることを検知
することができる。
部1に送られている電気信号が「1」になると、信号切
換手段5は「+1」側に切り替わり、発光ダイオ−ド7
に信号電圧が送られ、発光ダイオ−ド7から(c)に示
すパルス状の青色光を発する。この青色光はフォトトラ
ンジスタ22に入射して(e)に示す電気信号に変換さ
れた後、増幅器24で増幅されトランス26に送られ、
(g)に示す交流信号に変換される。このトランス26
から出力する交流信号を信号合成部3で+Vの電圧に変
換して出力する。この出力電圧を検出することにより、
送信部1に電気信号の「1」が送られていることを検知
することができる。
【0017】この信号を伝送しているときに光ファイバ
ケ−ブル16やフォトトランジスタ22が故障して、図
3の期間Dに示すように、フォトトランジスタ22の出
力が「0」になると、トランス26の出力信号は「0」
になる。このトランス26の出力信号が「0」になった
ことを検出することにより、伝送路等に故障が生じたこ
とを検知することができる。
ケ−ブル16やフォトトランジスタ22が故障して、図
3の期間Dに示すように、フォトトランジスタ22の出
力が「0」になると、トランス26の出力信号は「0」
になる。このトランス26の出力信号が「0」になった
ことを検出することにより、伝送路等に故障が生じたこ
とを検知することができる。
【0018】このようにして、トランス25、26から
交流信号が出力されるか、その信号が「0」かを検出す
ることにより、信号が正常に伝送されているときと、伝
送路等に故障が生じたときとを確実に区別することがで
きる。
交流信号が出力されるか、その信号が「0」かを検出す
ることにより、信号が正常に伝送されているときと、伝
送路等に故障が生じたときとを確実に区別することがで
きる。
【0019】なお、上記実施例においてはトランス2
5、26から出力される交流信号を信号合成部3のダイ
オ−ドで−Vと+Vの電圧に変換して出力する場合につ
いて説明したが、図4に示すように信号合成部3にフォ
トカプラ34,35を設け、トランス25、26から出
力される交流信号を同期検波しても良い。
5、26から出力される交流信号を信号合成部3のダイ
オ−ドで−Vと+Vの電圧に変換して出力する場合につ
いて説明したが、図4に示すように信号合成部3にフォ
トカプラ34,35を設け、トランス25、26から出
力される交流信号を同期検波しても良い。
【0020】すなわち、発光ダイオ−ド6,7から発す
る赤色光と青色光は、図5に示すように単一のスペクト
ルではなく、フィルタ8,9のカットオフも完全ではな
い。このため、図3に示すように、発光ダイオ−ド6か
ら赤色光が送られているとき、あるいは発光ダイオ−ド
7から青色光が送られているときに、反対側のフォトト
ランジスタ22、21からも小さな信号が出力され、こ
の信号による交流信号がトランス25、26から出力さ
れる。この低レベルの交流信号は図3の期間B,Dに示
すように、一方のトランスが故障により出力信号を送り
出していないときにも他方のトランスから出力され、出
力信号を完全に「0」にすることができない。そこで、
トランス25、26から出力される交流信号を同期検波
することにより、図3の(h),(i)に示すように、
正常に伝送されているときにのみ−Vと+Vの出力信号
を送り出し、故障時には出力信号を完全に「0」にする
ことにより、正常伝送と故障を明確に区別することがで
きる。
る赤色光と青色光は、図5に示すように単一のスペクト
ルではなく、フィルタ8,9のカットオフも完全ではな
い。このため、図3に示すように、発光ダイオ−ド6か
ら赤色光が送られているとき、あるいは発光ダイオ−ド
7から青色光が送られているときに、反対側のフォトト
ランジスタ22、21からも小さな信号が出力され、こ
の信号による交流信号がトランス25、26から出力さ
れる。この低レベルの交流信号は図3の期間B,Dに示
すように、一方のトランスが故障により出力信号を送り
出していないときにも他方のトランスから出力され、出
力信号を完全に「0」にすることができない。そこで、
トランス25、26から出力される交流信号を同期検波
することにより、図3の(h),(i)に示すように、
正常に伝送されているときにのみ−Vと+Vの出力信号
を送り出し、故障時には出力信号を完全に「0」にする
ことにより、正常伝送と故障を明確に区別することがで
きる。
【0021】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、送信部
に電気信号の「0」,[1]が入力されたときに、極性
が逆に接続され2組の発光素子からパルス状の赤色光と
青色光を切り換えて送り出し、この赤色光と青色光を異
なる受光素子で受光して位相の異なるパルス信号に変換
して出力することにより、伝送された信号を正確に検知
することができる。
に電気信号の「0」,[1]が入力されたときに、極性
が逆に接続され2組の発光素子からパルス状の赤色光と
青色光を切り換えて送り出し、この赤色光と青色光を異
なる受光素子で受光して位相の異なるパルス信号に変換
して出力することにより、伝送された信号を正確に検知
することができる。
【0022】また、伝送路等に故障が生じたときには出
力信号が「0」になるから、正常に伝送しているときと
故障したときとを明確に区別することができ、フェイル
セ−フを持たせることができる。
力信号が「0」になるから、正常に伝送しているときと
故障したときとを明確に区別することができ、フェイル
セ−フを持たせることができる。
【図1】この発明の実施例を示す回路図である。
【図2】伝送路の概要を示す構成図である。
【図3】上記実施例の動作を示す波形図である。
【図4】信号合成部の他の例を示す回路図である。
【図5】発光ダイオ−ドの出力特性図である。
【図6】従来例の概要を示す構成図である。
1 送信部 2 受信部 3 信号合成部 4 パルス発振器 5 信号切換手段 6,7 発光ダイオ−ド 16 光ファイバケ−ブル 21,22 フォトトランジスタ 23,24 増幅器 25,26 トランス
Claims (1)
- 【請求項1】 送信部と光ファイバケ−ブルと受信部と
を有する光伝送装置であって、送信部は赤色光と青色光
を切り換えて光ファイバケ−ブルに送るものであり、パ
ルス発振器と信号切換手段と2組の発光素子とを有し、
パルス発振器は交流励振電圧を出力し、信号切換手段は
入力される信号により交流励振電圧を送る発光素子を切
り換え、2組の発光素子は極性が逆に接続され、一方の
発光素子は赤色光を発し、他方の発光素子は青色光を発
し、受信部は光ファイバケ−ブルから送られた赤色光と
青色光を受光して電気信号に変換するものであり、2組
の受光素子を有し、一方の受光素子は光ファイバケ−ブ
ルから送られた赤色光を受光してパルス信号に変換し、
他方の受光素子は光ファイバケ−ブルから送られた青色
光を受光して、赤色光によるパルス信号とは位相の異な
るパルス信号に変換することを特徴とする光伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3258652A JPH07118678B2 (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 光伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3258652A JPH07118678B2 (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 光伝送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0575539A true JPH0575539A (ja) | 1993-03-26 |
JPH07118678B2 JPH07118678B2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=17323234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3258652A Expired - Fee Related JPH07118678B2 (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 光伝送装置 |
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JP (1) | JPH07118678B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN111373299A (zh) * | 2017-09-29 | 2020-07-03 | 光电平面集成技术公司 | 转接线用极性检测器 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57154954A (en) * | 1981-03-19 | 1982-09-24 | Nec Corp | Transmitting system of optical data |
JPS58181343A (ja) * | 1982-04-16 | 1983-10-24 | Nippon Denso Co Ltd | 光信号伝送回路 |
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1991
- 1991-09-11 JP JP3258652A patent/JPH07118678B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
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JPS57154954A (en) * | 1981-03-19 | 1982-09-24 | Nec Corp | Transmitting system of optical data |
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CN111373299A (zh) * | 2017-09-29 | 2020-07-03 | 光电平面集成技术公司 | 转接线用极性检测器 |
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Publication number | Publication date |
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JPH07118678B2 (ja) | 1995-12-18 |
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