JPH0575491U - 回転ポンプ - Google Patents

回転ポンプ

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JPH0575491U
JPH0575491U JP2301692U JP2301692U JPH0575491U JP H0575491 U JPH0575491 U JP H0575491U JP 2301692 U JP2301692 U JP 2301692U JP 2301692 U JP2301692 U JP 2301692U JP H0575491 U JPH0575491 U JP H0575491U
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JP
Japan
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drive shaft
linked
drive source
rotary pump
pump
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Application number
JP2301692U
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Inventor
健人 古野
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KYB Corp
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KYB Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案の目的は、駆動源15のパワーを回
転ポンプの以外にも利用したり、種類の異なった駆動源
を必要に応じて選択的に使用できるようにして、その使
用用途を拡大させた回転ポンプを提供することである。 【構成】 ケーシング22の外方に突出した駆動軸7を
駆動源15に連係し、この駆動軸7と連係するケーシン
グ22内のロータ6を回転させる回転ポンプにおいて、
駆動源15を連係したのとは反対側における駆動軸7先
端をケーシング22外方に突出させ、その突出端に回転
数検出器16等の機器、あるいは上記駆動源15とは別
の駆動源を連係した構成としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、回転ポンプの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、回転ポンプとしては、図4に示すベーンポンプが知られている。 このベーンポンプは、そのボディ1のボア2にサイドプレート3とカムリング 4とを順番に挿入している。そして、このカムリング4内にはべーン5を持った ロータ6を設けるとともに、このロータ6は駆動軸7の先端にはめ込んでいる。 上記駆動軸7はボディ1に設けた軸受8に支持されるとともに、その外端をボ ディ1の外方に突出させ、しかも、その突出部分とエンジンに連係したプーリー 9との間にVベルト10を巻つけている。 このようにしたボディ1の側面には、カバー11を沿わせ、このカバー11を ボルト12でしっかりと締めつけるようにしている。
【0003】 このようなポンプの駆動軸7とともにロータ6が回転すると、このロータ6に 出入り自在に設けたベーン5で区画された各室は、そのカムリング4の作用で膨 張したり圧縮したりする。つまり、この膨張過程で流体を吸込み、圧縮過程でそ れを吐出するものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来の回転ポンプでは、ボディ1の側面をカバー11で塞いでいる ので、駆動軸7は、ボディ1の一方にしか突出していない。そのため以下のよう な問題があった。すなわち、 1.回転数検出器のような、回転ポンプと駆動源とに関連する機器を直接に連 係することができない。そのため、例えば、回転ポンプの駆動軸7の回転数を検 出し、これをフィードバックして、回転ポンプの吐出量を一定に維持するという ような付加機能を設けることができないという問題があった。 2.駆動軸7が単にポンプを駆動するためだけに用いられてきたので、駆動軸 7の回転を他の目的のために利用することができなかった。 3.電動モータとガソリンエンジンとの組み合わせのような複合エンジン自動 車に用いたとき、電動モータで駆動する回転ポンプと、ガソリンエンジンで駆動 する回転ポンプとの2つの回転ポンプが必要となる。つまり、1つの回転ポンプ を、電動モータやガソリンエンジンのどちらでも選択して駆動させることができ ないという問題があった。 この考案の目的は、駆動源のパワーを、回転ポンプの駆動以外にも利用したり 、種類の異なった駆動源を必要に応じて選択的に使用できるようにして、その使 用用途を拡大させた回転ポンプを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するためにこの考案では、ケーシング外方に突出した駆動軸 を駆動源に連係して、この駆動軸と連係するケーシング内のロータを回転させる 回転ポンプにおいて、駆動源を連係したのとは反対側における駆動軸先端をケー シング外方に突出させ、その突出端に回転数検出器等の機器、あるいは上記駆動 源とは別の駆動源を連係した構成としている。
【0006】
【作用】
上記のように構成したので、駆動源と連係したのとは反対側における駆動軸の 突出端に、いろいろなものを連係することができる。例えば、上記駆動軸の突出 端に、回転数検出器を連係する。そして駆動軸の回転数を常に検出して、回転ポ ンプの吐出量を一定に維持することができる。 また、駆動源の容量に十分余裕がある場合などは、駆動源と反対の突出端に、 発電機を連係して、駆動源のパワーを回転ポンプの駆動以外に利用することがで きる。 さらに、電動モータとガソリンエンジンとを駆動源に持つ複合エンジン自動車 に、この考案の回転ポンプを用いれば、ガソリンエンジン、電動モータ、のどち らでも、この回転ポンプを駆動させることができる。
【0007】
【実施例】
図1〜3は、この考案の実施例を示したものである。前記した従来例と同じ構 成要素については、同一符号を用いるとともに、その詳細な説明を省略する。ま た、これらの実施例でも、従来例と同様にベーンポンプを用いて説明する。
【0008】 図1は、第1実施例を示している。この第1実施例は、吐出流量を所定量に維 持することができるポンプである。その構成は、次のとおりである。 すなわち、ボディ1内のロータ6に連係してある中部駆動軸部7aは、その両 端をカップリング13、14を介してカバー側駆動軸部7bとボディ側駆動軸部 7cとに連係している。そしてカバー側駆動軸部7bはカバー11外方に突出し 、ボディ側駆動軸部7cはボディ1外方に突出している。これら中部駆動軸部7 a、ボディ側駆動軸部7b、カバー側駆動軸部7cで駆動軸7を構成している。 なお、この考案のロータとは、駆動軸7と連係して回転ポンプを駆動させる部 材である。いろいろな回転ポンプにおいて、このロータに相当する部材を以下に 示す。すなわち、外接ギヤポンプではドライブギヤであり、内接ギヤポンプでは 外歯歯車であり、トロコイドポンプではインナーロータであり、ねじポンプでは 従動ねじである。 また、この実施例では、ボディ1とカバー11とで、ケーシング22を構成し ている。
【0009】 上記ボディ側駆動軸部7cには、駆動源としてのモータ15を連係している。 また、カバー側駆動軸部7bには、回転数検出器16を取付けている。 この回転数検出器16は、コントロールユニット17に接続し、駆動軸7の回 転数に比例したパルス信号をコントロールユニット17に送っている。また、コ ントロールユニット17はモータ15に連係してあり、モータ15の回転数を制 御する信号を出している。 なお、符号18は、オイルシールである。
【0010】 このように構成した第1実施例は、モータ15、回転数検出器16、コントロ ールユニット17でポンプの吐出流量を一定に保つこと目的にしている。 すなわち、モータ15を駆動しているとき、図示しないアクチュエータ側の負 荷の影響で駆動軸7の回転数が低下し、ポンプの吐出流量が低下することがある 。 回転数検出器16は駆動軸7の回転数を常に検知してコントロールユニット1 7にその情報を送っているので、コントロールユニット17はその情報をもとに 、駆動軸7の回転数の変化を比較演算する。そして、コントロールユニット17 で、モータ15の回転数を制御し、ポンプ吐出流量を所定量に維持するようにし ている。 このようにすれば、油圧回路からの負荷圧力に左右されずに、一定の吐出流量 を供給するポンプを提供することができる。
【0011】 なお、この第1実施例に用いている回転数検出器16は、駆動軸7の軸方向に 複数個連係することもできる。このように複数個の回転数検出器16を連係すれ ば、第1の回転数検出器16で、前述したようにポンプの吐出流量を所定量に維 持するとともに、第2の回転数検出器16で、ポンプと接続している制御弁等へ の供給流量を制御するなど、一度に複数のものを制御することができる。 また、複数個連係した回転数検出器16のうちの1つを、タコジェネレータに 代えれば、発電機として使用することもできる。
【0012】 図2は第2実施例を示している。 この第2実施例では、ガソリンエンジンと電動モータとを組み合わせた複合エ ンジン自動車に用いた場合を示す。 ここでは、電動モータ15とは別の駆動源としてガソリンエンジン19をカバ ー側駆動軸部7bに連係している。また、ボディ側駆動軸部7cには駆動源とし て電動モータ15を連係している。
【0013】 この複合エンジン自動車は、低速走行時に電動モータ15で走行し、ガソリン エンジン19は停止させておく。このとき、電動モータ15でポンプを駆動する 。 また、中、高速走行時には、ガソリンエンジン19で走行し、電動モータ15 は停止させておく。このときは、ガソリンエンジン19でポンプを駆動する。ま た、停止させた電動モータ15を、ガソリンエンジンで回転させれば、発電機と して使用し、バッテリの充電をすることもできる。
【0014】 なお、この第2実施例には図示していないが、電動モータ15とボディ側駆動 軸部7c、およびカバー側駆動軸部7bとガソリンエンジン19との間に、クラ ッチを介して連係するとよい。 もし、クラッチを設けないで、回転中の2軸を結合させたままだと、電動モー タ15で駆動軸7を回転させているときは、止まっているガソリンエンジン19 が抵抗となり、モータ15の駆動エネルギーが損失してしまう。 このように、止まっている駆動源が抵抗とならないように、必要に応じてクラ ッチを操作すれば、駆動エネルギーを損失することがない。
【0015】 図3は第3実施例を示すものである。 この第3実施例では、ボディ側駆動軸部7cには、駆動源としてガソリンエン ジン19を連係している。 また、カバー側駆動軸部7bに、任意の機器として点火時期タイミングセンサ や車速センサーに代表される回転数検出器16を連係している。 このようにすることで、ガソリンエンジン19の回転数を回転数検出器16で 検出し、その情報をさまざまに利用することができる。 このほか、カバー側駆動軸部7cには、各種センサを連係することもできる。
【0016】 このように第1実施例から第3実施例まで、ボディ側駆動軸部7cに連係する 駆動源に応じて、カバー側駆動軸部7cにいろいろなものを連係することができ るので、幅広い使用用途がある。
【0017】
【効果】
駆動源と連係したのとは反対側における駆動軸の突出端に、いろいろなものを 連係することができるので、幅広い使用用途がある。 例えば、上記駆動軸の突出端に、回転数検出器を連係して、ポンプの吐出流量 を一定に維持する機能を持たせることができる。 また、駆動源の容量に十分余裕がある場合などは、駆動源と反対の突出端に、 発電機を連係して、駆動源のパワーを回転ポンプの駆動以外に利用することがで きる。 さらに、電動モータとガソリンエンジンとを駆動源に持つような複合エンジン 自動車に、この考案の回転ポンプを用いれば、回転ポンプの駆動源として目的に 応じてガソリンエンジンと電動モータとを選択使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施例を示す一部切断の正面図
である。
【図2】この考案の第2実施例を示す正面図である。
【図3】この考案の第3実施例を示す正面図である。
【図4】従来例の側面断面図である。
【符号の説明】
6 ロータ 7 駆動軸 15 電動モータ(駆動源) 16 回転数検出器(機器) 19 ガソリンエンジン(駆動源) 22 ケーシング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング外方に突出した駆動軸を駆動
    源に連係し、この駆動軸と連係するケーシング内のロー
    タを回転させる回転ポンプにおいて、駆動源を連係した
    のとは反対側における駆動軸先端をケーシング外方に突
    出させ、その突出端に回転数検出器等の機器、あるいは
    上記駆動源とは別の駆動源を連係した回転ポンプ。
JP2301692U 1992-03-17 1992-03-17 回転ポンプ Pending JPH0575491U (ja)

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JP2301692U JPH0575491U (ja) 1992-03-17 1992-03-17 回転ポンプ

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JP2301692U JPH0575491U (ja) 1992-03-17 1992-03-17 回転ポンプ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014502934A (ja) * 2010-12-30 2014-02-06 ルノー・トラックス 自動車油圧ポンプを駆動させるデュアル駆動機構及びその制御方法
WO2020095768A1 (ja) * 2018-11-09 2020-05-14 Kyb株式会社 電動ポンプ

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