JPH0575255U - ケーブル束の取扱装置 - Google Patents
ケーブル束の取扱装置Info
- Publication number
- JPH0575255U JPH0575255U JP1360592U JP1360592U JPH0575255U JP H0575255 U JPH0575255 U JP H0575255U JP 1360592 U JP1360592 U JP 1360592U JP 1360592 U JP1360592 U JP 1360592U JP H0575255 U JPH0575255 U JP H0575255U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable bundle
- air
- cable
- air bag
- bundle
- Prior art date
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- Pending
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- Unwinding Of Filamentary Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 重いケーブル束の移動回数を減し、位置決め
等を用意にして作業効率を向上させたケーブル束の取扱
装置を提供する。 【構成】 架台11に設けられた支柱2に固定されたア
ングル3にエアーバッグ5のついたシャフト6を回転自
在に垂設し、エアーコンプレッサー4からエアーバッグ
に空気を送ると共に、支柱に軸支された支持腕7もシリ
ンダー42を介してエアーコンプレッサー4から空気を
送って旋回可能にした。 【効果】 支持腕の上下旋回によりケーブル束の上げ下
ろしは容易になり、水平にした支持腕はケーブル束を下
から支える。エアーバッグは、膨張してケーブル束を上
方から支えかつ回転させるので、ケーブルの運搬、ケー
ブルの繰り出し、切断等の作業がこの取扱装置上ですべ
てでき、作業が省力化されコストダウンが計られる。
等を用意にして作業効率を向上させたケーブル束の取扱
装置を提供する。 【構成】 架台11に設けられた支柱2に固定されたア
ングル3にエアーバッグ5のついたシャフト6を回転自
在に垂設し、エアーコンプレッサー4からエアーバッグ
に空気を送ると共に、支柱に軸支された支持腕7もシリ
ンダー42を介してエアーコンプレッサー4から空気を
送って旋回可能にした。 【効果】 支持腕の上下旋回によりケーブル束の上げ下
ろしは容易になり、水平にした支持腕はケーブル束を下
から支える。エアーバッグは、膨張してケーブル束を上
方から支えかつ回転させるので、ケーブルの運搬、ケー
ブルの繰り出し、切断等の作業がこの取扱装置上ですべ
てでき、作業が省力化されコストダウンが計られる。
Description
【0001】
本考案はケーブル束の取扱装置に係わり、特にケーブルの移動から供給まで可 能なケーブル束の取扱装置に関する。
【0002】
従来、巻取られたケーブルを必要箇所で引出して切断作業等を行なうには、台 車と作業台80(図5)が使用されていた。 作業台80は、同図(a)に示すように、フレーム85内にモータ84を有し 、このモータ84の駆動による回転をベルト83を介してプーリ82に伝達し軸 81を回転させる。また、フレーム85の上部に、軸81に固定されたテーブル 88及びドラム87を有する。
【0003】 この作業台80を用いて作業するにあたっては、まず収納場所でケーブル束9 を台車に載せて作業場所まで運び、そこでケーブル束9の内周面を作業台80の 胴87に合わせて台車から作業台80のテーブル88に載せ、上に鍔86をかぶ せる。モータ84の駆動によるテーブル88の回転を利用してケーブル90を引 出して切断等の作業を行なう。残りのケーブル90は、巻戻して作業台80から 台車に移して運搬し、所定の収納場所まで戻していた。
【0004】
上記従来の作業では、台車と作業台がそれぞれ別個に必要であり、重いケーブ ル束9を、収納場所と台車間、および台車と作業台80間で移動させる作業は危 険を伴い、また、台車から作業台80のテーブル88に移動させるにあたり、ケ ーブル束9の内周面を胴87に合わせる手間がかかって作業効率が悪く、更に、 ケーブル束9の内周面が軸81や胴87に擦れて内周面にあるケーブル90に傷 がつきやすい等の難点があった。
【0005】
本考案は上記従来の難点を解決するためになされたもので、ケーブル束の移動 車と作業台を兼ね、ケーブルに損傷なく、位置決め等を容易にして作業効率を向 上させるケーブル束の取扱装置を提供することを目的とする。
【0006】
上記の目的を達成するために、本考案のケーブル束の取扱装置は、ケーブル束 を移動させ、ケーブル束からケーブルを供給して作業を行なうケーブル束の取扱 装置であって、機枠に回転自在に垂下されケーブル束の内周面に圧接してケーブ ル束を保持するエアーバッグと、エアーバッグの下方で機枠に進退自在に設けら れケーブル束を載置する支持腕と、エアーバッグに空気を給気する給気源とを備 えたものである。
【0007】
支持腕をエアーコンプレッサーに連結されたシリンダーのピストン軸により傾 斜させて、ケーブル束の上げ下ろしが容易にできると共に、ケーブル束を下から 支え、エアーコンプレッサーに連結されたエアーバッグが、ケーブル束の内周面 から支えかつ回転させて、ケーブルに損傷なく、このケーブル束の取扱装置上で 、ケーブルを引出して切断、巻戻し等の作業が行なうことができ、取扱装置は台 車も兼ねるので重いケーブル束の移動回数が減少する。
【0008】
以下、本考案によるケーブル束の取扱装置の実施例を図面を参照して詳述する 。 図1に示すように、本考案によるケーブル束の取扱装置は、収納場所からケー ブル束9を必要箇所に運搬し、ケーブル束9からケーブル90を引出して切断等 の作業を行なう装置であって、機枠1に回転自在に垂下されケーブル束の内周面 に圧接してケーブル束を保持するエアーバッグ5と、エアーバッグ5の下方で機 枠1に進退自在に設けられケーブル束9を載置する支持腕7と、エアーバッグ5 に空気を給気する給気源4とを備えたものである 機枠1は、キャスター10のついた架台11に支柱2が固定され、支柱2の上 部21は、昇降ハンドル22により手動で上下に高さを変えることができ、支柱 2の上部21にアングル3が設けられている。このアングル3にシャフト6が回 転自在に垂下され、その先にエアーバッグ5が取付けられている。架台11上に は給気源であるエアーコンプレッサー4を備えている。エアーコンプレッサー4 から供給される空気は、支柱2およびアングル3に設けられた気体路(図示せず )を通ってシャフト6内に入り、シャフト6のロータリージョイント61を介し てエアーバッグ5に至る。
【0009】 ケーブル束9を載置して運搬および作業を行なう一対の支持腕7、7は、作業 に適した高さとなる位置で支柱2に軸支され、エアーコンプレッサー4に接続さ れたエアーシリンダー42のピストン軸43が、支持腕7の先に固定されている 。即ち、一対の支持腕7、7は、それぞれ連結部材73に固定され(図1)、図 2に示すように、連結部材73に旋回部74の端部が固定され、この旋回部74 の他端は、支柱2に軸点75で軸支されている。ピストン軸43の先端は連結部 材73に固定され、エアーシリンダー42の下端は支柱2の下部に軸点41で軸 支されて旋回可能である。
【0010】 図2(a)は、エアーコンプレッサー4が働いて、エアーシリンダー42のピ ストン軸43が上昇した状態で、ピストン軸43に固定されている連結部材73 と共に、支持腕7は上昇して水平を保ち、ケーブル束9を運搬およびケーブル9 0の繰り出し、切断等の作業を行なうのに適している。 図2(b)は、エアーを逃してエアーシリンダー42のピストン軸43が下が った状態で、ピストン軸43に固定されている支持腕7の連結部材73と共に、 支持腕7の端部は下方に旋回して、収納場所でケーブル束9を本取扱装置に載せ 、降ろし作業を行なうのに適している。
【0011】 また、図3に示すように、それぞれの支持腕7は、シャフト70の外周に沿い 、多数のベアリング71を介して多数のカラー72を装着させてあるので、各カ ラー72を独立に自在に回転させることが可能で、支持腕7の上で、ケーブル束 9を動かしやすく、位置決めも容易である。 図4(a)に示すように、エアーバッグ5は、ケーブル束9の内周面に装着さ れ、上側からケーブル束9を支えるもので、エアーコンプレッサー4から供給さ れる空気によって同図(b)に示すように膨張するので、ケーブル束9の内周面 に圧接することができ、また、ケーブル束の内周面が一定範囲内の類似サイズで あれば、一つのエアーバッグ5で数種の内径に対応しうる。更に、エアーバッグ 5が取付けられているシャフト6は、アングル3に回転自在に垂下されているの で、エアーバッグ5でケーブル束9を支えながらケーブル束9を回転させてケー ブル90の繰り出しおよび巻取りを容易にできる。
【0012】 この実施例では、支持腕2本がエアーで上下旋回するが、手動等他の手段で旋 回させてもよく、また、数等も、上述の実施例に限定されない。キャスター10 は、他の台に固定して機枠1をその台に載せても好適である。
【0013】
以上の実施例からも明らかなように、ケーブル束の取扱装置では、支柱に軸支 された支持腕は、エアーコンプレッサーに連結されたシリンダーにより、支持腕 を傾斜させてケーブル束の上げ下ろしが容易にできると共に、ケーブル束を下か ら支え、架台に設けられた支柱に固定されエアーコンプレッサーに連結されたエ アーバッグが、ケーブル束を上方から支えかつ回転するので、本考案によるケー ブル束の取扱装置上で、ケーブルを引出して切断等の作業が行うことができ、重 いケーブル束の移動回数が減少して作業の安全性が高まり、位置決め、切断、巻 戻し等の作業に適すると共に、ケーブルの損傷もなくなる。更に、ケーブル束の 移動車と作業台を兼ねるので、作業効率および備品管理効率が向上する。
【図1】本考案によるケーブル束の取扱装置の構成を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】(a)、(b)とも、支持腕の機能を説明する
図である。
図である。
【図3】その支持腕の要部を説明する図である。
【図4】(a)、(b)とも、エアーバッグの機能を説
明する図である。
明する図である。
【図5】(a)、(b)とも、従来の作業台を説明する
図である。
図である。
【符号の説明】 1…機枠 10…キャスター 11…架台 2…支柱 21…支柱の上部 22…昇降ハンドル 3…アングル 4…給気源 42…エアーシリンダー 43…ピストン軸 5…エアーバッグ 6…シャフト 7…支持腕 70…支持腕のシャフト 71…ベアリング 72…カラー 73…連結部材 74…旋回部 80…作業台
Claims (1)
- 【請求項1】ケーブル束を移動させ、前記ケーブル束か
らケーブルを供給して作業を行なうケーブル束の取扱装
置であって、機枠に回転自在に垂下され前記ケーブル束
の内周面に圧接して前記ケーブル束を保持するエアーバ
ッグと、前記エアーバッグの下方で前記機枠に進退自在
に設けられ前記ケーブル束を載置する支持腕と、前記エ
アーバッグに空気を給気する給気源とを備えたことを特
徴とするケーブル束の取扱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1360592U JPH0575255U (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | ケーブル束の取扱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1360592U JPH0575255U (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | ケーブル束の取扱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0575255U true JPH0575255U (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=11837869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1360592U Pending JPH0575255U (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | ケーブル束の取扱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0575255U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170084786A (ko) * | 2016-01-13 | 2017-07-21 | (주)코리아씰팩 | 롤 취급 장치 |
-
1992
- 1992-03-16 JP JP1360592U patent/JPH0575255U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170084786A (ko) * | 2016-01-13 | 2017-07-21 | (주)코리아씰팩 | 롤 취급 장치 |
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