JP3017204U - ロッド交換装置 - Google Patents

ロッド交換装置

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JP3017204U
JP3017204U JP1994013978U JP1397894U JP3017204U JP 3017204 U JP3017204 U JP 3017204U JP 1994013978 U JP1994013978 U JP 1994013978U JP 1397894 U JP1397894 U JP 1397894U JP 3017204 U JP3017204 U JP 3017204U
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光弘 柴崎
正行 小牧
満宏 吉田
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Chemical Grouting Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ボーリングロッドの接続・切離し時の省力化。 【構成】先行するボーリングロッドの長さ分の掘削が終
わると、吊り下げ手段34の吊り具37でボーリングロ
ッドBを水平に吊り降ろして、フレーム1に対して直角
位置にある時常に水平なアーム11にセットし、アーム
11を回転させフレームの穿孔装置4の主軸7の軸線C
とボーリングロッドBの軸線を一致させ先行ロッドに後
続ロッドを接続する。フレーム1は、旋回手段により支
持されるフレーム支持台31に対して軸線C方向に移動
自在である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ロッド交換装置に関する。更に詳細には、ボーリング機械による 掘進時におけるボーリングロッドの接続作業、引き抜き時におけるボーリングロ ッドの切離し作業が少ない労力で迅速に行える簡便なボーリングロッドの交換装 置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ボーリング機械において、ボーリングロッドは一般に主軸の回転と推力をビッ トに伝えること、ボーリング用水をビットまで導くことを主な役割として担って いる。したがって、ボーリングロッドは掘進に伴って多数本が順次接続され、逆 に引き抜き時には1本ずつ切り離される。
【0003】 従来、このようなボーリングロッドの接続・切離し作業は、多くの場合作業者 の人手によって行われている。すなわち、例えば垂直ボーリングの場合、ボーリ ングロッドを所定の場所から主軸の下方に人手により運搬したうえ、その位置で 垂直向きにし、先行するボーリングロッドに接続するとともに主軸に接続してい る。
【0004】 ボーリングロッドは重量軽減のため1本の長さが近年短くなる傾向にあるが、 それでも重量は比較的大きく、作業者による接続・切離し作業は大きな労力を伴 う。特に、先行ボーリングロッドおよび主軸との芯合わせが容易でない。このた め、回転マガジン式によるボーリングロッドの自動接続・切離し装置が提案され ているが、ボーリング機械の付帯設備としては高価なものであるだけでなく、掘 進長が短い場合には有用性が少ない。したがって、ボーリングロッドを接続・切 離しするための簡便な装置が望まれていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 この考案は上記のような技術的背景に基づいてなされたものであって、次の目 的を達成するものである。
【0006】 この考案の目的は、ロッドの接続・切離し作業の省力化を図ることができる簡 便なロッド交換装置を提供することにある。
【0007】 この考案の他の目的は、ロッド接続・切離し作業の時間の短縮化及び安全性 の確保を図ることができるロッド交換装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記課題を達成するために、次のような手段を採る。
【0009】 本考案1のロッド交換装置は、 フレーム(1)と、ロッド(B)を回転させる主軸(7)を有し、かつ、 前記主軸(7)の軸線方向に移動自在に前記フレーム(1)に設けられた回転駆 動機構(4)とを備えたボーリング機械等において、 前記主軸(7)の軸線(C)に対して角度をなす角度位置と前記主軸(7)の 軸線(C)と略平行な平行位置との間を揺動自在に前記フレーム(1)に設け られたアーム(11)と、 前記主軸(7)の軸線(C)が鉛直面内で旋回するようにフレーム(1)を旋 回自在に支持するための旋回支持手段(3)と、 前記フレーム(1)の側方に配置され前記ロッド(B)を吊り下げるための吊 下手段(34)と からなり、 前記アーム(11)が前記平行位置にあるとき、前記アーム(11)に支承さ れた前記ロッド(B)の軸線と前記主軸(7)の軸線(C)とが略一致するよう に構成されている ことを特徴としている。
【0010】 本考案2のロッド交換装置は、 前記考案1において、 前記主軸(7)の軸線(C)に対して角度をなす前記アーム(11)の角度位 置は直角位置である ことを特徴としている。
【0011】 本考案3のロッド交換装置は、考案2において、 前記ロッド(B)は水平に吊り下げられる ことを特徴としている。
【0012】 本考案4のロッド交換装置は、 前記考案1,2,3から選択される1つの考案において、 前記吊下手段(34)は、 支柱(35)と前記支柱に取り付けられ略水平に向く腕(36)と、 前記腕(36)に取り付けられた吊り具(37)と からなることを特徴としている。
【0013】 本考案5のロッド交換装置は、 前記考案1において、 前記ロッド(B)は外管と内管とからなり、 前記吊り具(37)の下方部にある吊り線(41)の両端にフック(42)が 取り付けられ、 前記フック(42)は、内管の内側に水平に入り込む掛け部(45)を備えて いる ことを特徴としている。
【0014】 本考案6のロッド交換装置は、 前記考案1において、 前記旋回支持手段(3)に支持され前記フレーム(11)を前記軸線(C)の 方向に移動自在に支持するためのフレーム支持台(31)と からなることを特徴としている。
【0015】 本考案7のロッド交換装置は、 フレーム(1)と、ロッドを回転させる主軸(7)を有し、かつ 前記主軸(7)の軸線方向に移動自在に前記フレーム(1)に設けられた回転駆 動機構(4)とを備えたボーリング機械等において、 前記主軸(7)の軸線(C)に対して角度をなす角度位置と前記主軸(7)の 軸線(C)と略平行な平行位置との間を揺動自在に前記フレーム(1)に設け られたアーム(11)と、 前記主軸(7)の軸線(C)が鉛直面内で旋回するようにフレーム(1)を旋 回自在に支持するための旋回支持手段(3)と、 前記フレーム(1)の側方に配置され前記ロッドを吊り下げるための吊下手段 (34)と、 前記旋回支持手段(34)に支持され前記フレーム(1)を前記軸線(C)の 方向に移動自在に支持するためのフレーム支持台(31)と からなり、 前記アーム(11)が前記平行位置にあるとき、前記アーム(11)に支承さ れた前記ロッドの軸線と前記主軸(7)の軸線(C)とが略一致するように構成 され、 前記主軸(7)の軸線(C)に対して角度をなす前記アーム(11)の角度 位置は直角位置であり、 前記ロッド(B)は水平に吊り下げられる ことを特徴とする 本考案8のロッド交換装置は、 前記考案7において、 前記吊り具(37)は、捻れ自在な吊線(W)で形成されている ことを特徴としている。
【0016】
【作用】
ロッドはアームで運搬される。ロッドの接続時には、アームが角度位置から主 軸の軸線に略平行な平行位置に回転され、切離し時にはアームが平行位置から角 度位置に回転される。軸線の回転面が鉛直面えあり前記角度位置が直角位置であ れば、幾何学の定理から、アームは水平である。アームが水平の場合、ロッドを 水平に吊れば、人の力をほとんど要しない。フレームが軸線方向に移動するので 、ロッドとフレームの位置調整の際にも人の力はほとんど要らない。ロッドが吊 り具から吊るされる場合、吊り線が捻れ、ボーリングロッドが水平面上で自由に 回転する。
【0017】
【実施例】
この考案の実施例を図面を参照しながら以下に説明する。図1は、この考案の 交換装置が組み込まれたパワースイベル形ボーリング機械を示す正面図、図2は 図1のフレームを鉛直に立てた場合の右側面図である。フレーム1はベース2に 旋回シリンダ群3を介して、垂直面内で旋回自在に設けられている。
【0018】 フレーム1は図1では斜め方向に設置されているが、地盤に垂直孔を掘削する 場合には、図2に示すように、鉛直方向に設置される。水平孔を掘削する場合に は水平方向に設置する。フレーム1には、穿孔装置4が走行フレーム1aを介し て移動自在に搭載されている。穿孔装置4は図示しないフィードチェーンの駆動 により、後述する主軸7の軸線方向に移動する。
【0019】 穿孔装置4は、この実施例では回転駆動装置5と起振装置6とを備えたタイプ のものが示されている。回転駆動装置5による回転駆動力と起振装置6による起 振力が穿孔装置4から出力される端部として出力軸である主軸7が穿孔装置4に 設けられている。
【0020】 すなわち、ボーリングロッドBが接続される主軸7の一端が起振装置6にカッ プリング8を介して連結され、主軸7には駆動モータ9,9の駆動による回転力 と、起振装置6の駆動による軸線方向の起振力とが付与される。穿孔装置4の詳 細は、本出願人によって提案された特願平4−351823号に示されている。
【0021】 ボーリングロッドBの交換装置10は、図2に示すように、フレーム1の先端 (下端)近傍に設けられている。交換装置10はアーム11を有している。アー ム11は一端が軸13に固着され、この軸13は、フレーム1に設けたブラケッ ト12に枢支されている。これにより、アーム11は主軸7の軸線Cとほぼ直角 になる直角位置(図1の状態)と、軸線Cと平行になる平行位置との間を揺動す る。油圧シリンダ14はアーム11を軸13を中心に揺動させるためのシリンダ である。
【0022】 アーム11にはボーリングロッドBを支承するための2つの支承板15,15 が間隔を置いて設けられている。支承板15,15はボーリングロッドBの周面 と曲率半径がほぼ一致する円弧部17(図3参照)を有し、ボーリングロッドB は円弧部17において支承される。円弧部17は支承板15に着脱自在に取付け られている。そして、曲率半径の異なった種々の円弧部17を準備しておくこと により、ボーリングロッドBの外径が異なっても、その軸線を常に同一位置に保 つことができる。ボーリングロッドBがアーム11にセットされた状態で、軸1 3の軸線OからのボーリングロッドBのオフセット量r(図1参照)は、軸線C からの軸13のオフセット量r(同図参照)に等しくなっている。
【0023】 図3に示すように、支承板15,15間のアーム11にクランプ部材18の一 端が枢支され、クランプ部材18はボーリングロッドBを把持する把持位置と解 放する解放位置との間を揺動自在となっている。油圧シリンダ18aは、クラン プ部材18を揺動させるためのシリンダである。
【0024】 ボーリングロッドBが二重管である場合、アーム11の揺動時に内管が抜け出 すのを防止する必要がある。図4に示すように、このためのストッパ19がアー ム11の揺動軸13側に配置されている。ストッパ19は空気圧シリンダ20の ロッドに設けられている。ストッパ19には長孔21が形成され、空気圧シリン ダ20を取付けるためのブラケット22に設けたピン23が長孔21に挿入され ている。ストッパ19は空気圧シリンダ20の作動により長孔21に案内されて 、ボーリングロッドBの半径方向に移動し、内管を支える。
【0025】 図5に示すように、アーム11の先端に首振り部11aがヒンジ24を介して 揺動自在に設けられている。油圧シリンダ25は、首振り部11aを揺動させる ためのシリンダである。
【0026】 フレーム1はフレーム支持台31の案内面32上に移動自在に支持されている 。フレーム支持台31が前記シリンダ群3に旋回自在に支持されている。フレー ム1は、フレーム支持台31を介して旋回自在にシリンダ群3に支持されている 。フレーム1は、主軸7の軸線Cの方向に移動する。シリンダ群3は、2体のシ リンダ3a,3cと支持用ロッド3bから構成されている。フレーム支持台31 の上端部とベース2との間に1体目のシリンダ3aが設けられている。
【0027】 シリンダ3aの伸縮端がフレーム支持台31の上端部に回転自在に結合されて いる。支持用ロッド3bがフレーム支持台31とベース2との間に設けられてい る。支持用ロッド3bの非伸縮端がフレーム支持台31の下端部に回転自在に結 合されている。2体目のシリンダ3cがフレーム支持台31とベース2との間に 設けられている。シリンダ3cの伸縮端がフレーム支持台31の下端部に回転自 在に結合されている。支持用ロッド3bの前記非伸縮端と2体目のシリンダ3c の伸縮端とは、共通軸線を中心に回転自在である。
【0028】 フレーム支持台31にフレーム支持台31から上方に伸びる方向に、フレーム 移動用シリンダ33が設けられている。フレーム移動用シリンダ33のシリンダ 部33aは、フレーム支持台31に結合されている。このシリンダ部33aにシ リンダ3aの伸縮端が回転自在に結合されている。フレーム移動用シリンダ33 のピストンロッド33bの伸縮端がフレーム1に回転自在に結合されている。
【0029】 フレーム1の側方に、ボーリングロッドBを吊り下げるための吊下手段34が 設けられている。吊下手段34は、いわゆるホイストクレーンが用いられており 、ベース2上に立てられた吊下用支柱35と吊下用支柱35に端部が固定されて いる吊下用腕36と吊り具37とから構成されている。
【0030】 吊り具37は,電動モータと吊線(例えば鎖線)Wを巻き取るための巻取用ド ラムなどの公知手段が内蔵されている。吊り具37は、吊り具37から吊り下げ られている手動操作用具39により昇降のオンオフ制御がなされる。吊線Wの下 端にフック40が取り付けられている。フック40に吊り線41が通されている 。吊り線41の両端に掛け具42,42がそれぞれに取り付けられている。掛け 具42はフック40と同様な形状の部分環である。
【0031】 図6は、掛け具42の変形例42aを示している。最近のボーリングロッドB は、2重管構造のものとして用いられることが多い。ボーリングロッドBの内側 にインナーロッドIが挿入されている。掛け具42aは、吊り線41の端部を結 合させる結合部43と結合部43から90度ほど曲げられた曲げ部44と曲げ部 44の端部から結合部43が向く方向に向く掛け部45とから構成されている。 掛け部45は長めに形成されている。両側の掛け具42aの各掛け部45がイン ナーロッドIの両端の開口から挿入されている。ベース2には4箇所にアウトリ ガー47が取り付けられている。ベース2には、4箇所もアウトリガー47が取 付られている。
【0032】 上記実施例の作用をボーリングロッドBの接続作業時を例にとって説明する。 斜め方向に掘削孔を形成する場合は、その孔の掘削計画延長線上に主軸7の軸線 Cが一致するようにフレーム1を傾斜させる。この傾斜は、ロッド3bの先端が 描く円軌道上にフレーム支持台31の1部を運動させながら、シリンダ3aとシ リンダ3cを伸縮させてフレーム支持台31の傾斜角度θ(図1参照)を調整す る。フレーム支持台31の傾斜角度とフレーム1の傾斜角度は、一致している。 計画掘削線上に主軸7の軸線Cが一致した時のフレーム1の前後方向(斜め昇降 方向)の位置は、フレーム移動用シリンダ33を動作させて調整する。
【0033】 掘削中、接続作業に備えてボーリングロッドBはアーム11にセットされてい る。すなわち、ボーリングロッドBは支承板15,15に両端部が支承され、ま た中間部はクランプ部材18によって締め付けられている。ボーリングロッドB の1本の長さ分の掘削が終わると、接続作業が行われる。
【0034】 主軸7の軸線Cは鉛直面内にある。軸線Cに直角な直角位置にアーム11がフ レーム1に対して回転させられている。3垂線の定理に見られるように、アーム 11は、水平に向いている。図2において、フレーム1は鉛直に向いているが、 アーム11が水平に向いていることに変わりはない。
【0035】 図2に示すような水平向きのアーム11上の吊り具37を降下させる。この降 下時、図6に示すような吊り状態になっている。インナロッドIはパイプ状であ る。インナロッドIの両端開口に掛け具42aの掛け部45が挿入されている。 インナロッドIは、両側の掛け具42aにより吊り下げられ支持されている。フ ック40を中間点とする左右の吊り線41の長さが同じであればインナロッドI は水平に向いている。インナロッドIを囲むボーリングロッドBはインナロッド Iに支持され水平に向いている。
【0036】 図2に示すような吊り下げ状態では、ボーリングロッドBは水平に向いてはい るが、アーム11とは直交している。このようなボーリングロッドBは一端を手 で押し他端を手で引けば容易に(軽く)水平面内で自転させることができる。ア ーム11の真上でアーム11に平行にしたボーリングロッドBをゆっくり吊り降 ろして、図3に示すように、アーム11に対してボーリングロッドBをクランプ する。
【0037】 次に、油圧シリンダ14の作動によりアーム11が回転する。アーム11は主 軸7の軸線Cと平行な位置に移動する。この状態でボーリングロッドBの軸線は 軸線Cとほぼ一致する。なお、ボーリングロッドBが二重管の場合、内管はスト ッパ19に支えられているので、アーム11の回転時に外管から抜出して落下す ることがない。
【0038】 ボーリングロッドBの軸線と軸線Cとにずれが生じている場合、油圧シリンダ 25を作動させ、首振り部11aを適宜揺動させる。首振り部11aの揺動に伴 って、ボーリングロッドBの先端も揺動するので、軸線位置の調整をすることが できる。ボーリングロッドBのクランプは空気圧シリンダ18aによって行われ ているので、先端の揺動によって回転してボーリングロッドBに無理な力が加わ ることがない。フレーム移動用シリンダ33を動作させて、吊り下げられている ボーリングロッドBのアーム11に対する軸方向の位置合わせを行う。
【0039】 先行するボーリングロッドは、接続作業時にはフレーム1の先端(図1,2で は下端)に設けられた公知構造のチャック装置50に固定されている。この先行 するボーリングロッドに、アーム11に支承されたボーリングロッドBの一端を 連結するとともに、他端を主軸7に連結する。ボーリングロッドBの連結は、穿 孔装置4を移動させ主軸7を回転させる公知方法により行う。ボーリングロッド Bを接続した後は、クランプを解除し、アーム11を直角位置に復帰させる。
【0040】 ボーリングロッドの切離し作業は、前述の操作とほぼ逆の操作を行う。
【0041】 (その他の実施例) 本発明は上記実施例に限定されず、変形された態様で実施することができる。 例えば、吊下手段34は吊下用支柱35が鉛直軸のまわりに回転自在にに支持さ れ、吊り具37が吊下用腕36下で移動自在に吊り下げられるように改変するこ とができる。
【0042】
【考案の効果】 以上詳述したように、この考案によれば、ロッドの接続・切離し作業の省力化 ならびに時間の短縮化を図ることができる。切り放し接続時の機器の位置調整に 人力をほとんど要しない。
【提出日】平成7年4月10日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】 本考案4のロッド交換装置は、 前記考案1,2,3から選択される1つの考案において、 前記吊下手段(34)は、 支柱(35)と前記支柱(35)に取り付けられ略水平に向く腕(36)と、 前記腕(36)に取り付けられた吊り具(37)と からなることを特徴としている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】 本考案5のロッド交換装置は、 前記考案において、 前記ロッド(B)は外管と内管とからなり、 前記吊り具(37)の下方部にある吊り線(41)の両端にフック(42)が 取り付けられ、 前記フック(42)は、内管の内側に水平に入り込む掛け部(45)を備えて いる ことを特徴としている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】 本考案7のロッド交換装置は、 フレーム(1)と、ロッドを回転させる主軸(7)を有し、かつ 前記主軸(7)の軸線方向に移動自在に前記フレーム(1)に設けられた回転駆 動機構(4)とを備えたボーリング機械等において、 前記主軸(7)の軸線(C)に対して角度をなす角度位置と前記主軸(7)の 軸線(C)と略平行な平行位置との間を揺動自在に前記フレーム(1)に設けら れたアーム(11)と、 前記主軸(7)の軸線(C)が鉛直面内で旋回するようにフレーム(1)を旋 回自在に支持するための旋回支持手段(3)と、 前記フレーム(1)の側方に配置され前記ロッドを吊り下げるための吊下手段 (34)と、 前記旋回支持手段(34)に支持され前記フレーム(1)を前記軸線(C)の 方向に移動自在に支持するためのフレーム支持台(31)と からなり、 前記アーム(11)が前記平行位置にあるとき、前記アーム(11)に支承さ れた前記ロッドの軸線と前記主軸(7)の軸線(C)とが略一致するように構成 され、 前記吊下手段(34)は、 支柱(35)と前記支柱(35)に取り付けられた略水平に向く腕(36)と 前記腕(36)に取り付けられた吊り具(37)とからなり、 前記主軸(7)の軸線(C)に対して角度をなす前記アーム(11)の角度 位置は直角位置であり、 前記ロッド(B)は水平に吊り下げられる ことを特徴とする 本考案8のロッド交換装置は、 前記考案7において、 前記吊り具(37)は、捻れ自在な吊線(W)で形成されている ことを特徴としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この考案の第1実施例を示す正面図で
ある。
【図2】図2は、図1のフレームを鉛直に立てた場合の
右側面図である。
【図3】図3は、クランプ手段の正面図である。
【図4】図4は、ストッパの正面図である。
【図5】図5は、首振り部の正面図である。
【図6】図6は、フックの他の実施例を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1…フレーム 3…旋回支持手段 4…回転駆動装置(穿孔装置) 7…主軸 11…アーム 14…油圧シリンダ 15…支承板 18…クランプ 18a…空気圧シリンダ 19…ストッパ 30…可動ベース 31…フレーム支持台 34…吊下手段 36…腕 37…吊り具 41…吊り線 42…フック 45…掛け部 B…ロッド C…軸線
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年4月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 吉田 満宏 佐賀県唐津市原1534番地 株式会社吉田鉄 工所内

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレーム(1)と、ロッド(B)を回転さ
    せる主軸(7)を有し、かつ、前記主軸(7)の軸線方
    向に移動自在に前記フレーム(1)に設けられた回転駆
    動機構(4)とを備えたボーリング機械等において、 前記主軸(7)の軸線(C)に対して角度をなす角度位
    置と前記主軸(7)の軸線(C)と略平行な平行位置と
    の間を揺動自在に前記フレーム(1)に設けられたアー
    ム(11)と、 前記主軸(7)の軸線(C)が鉛直面内で旋回するよう
    にフレーム(1)を旋回自在に支持するための旋回支持
    手段(3)と、 前記フレーム(1)の側方に配置され前記ロッド(B)
    を吊り下げるための吊下手段(34)とからなり、 前記アーム(11)が前記平行位置にあるとき、前記ア
    ーム(11)に支承された前記ロッド(B)の軸線と前
    記主軸(7)の軸線(C)とが略一致するように構成さ
    れていることを特徴とするロッド交換装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記主軸(7)の軸線(C)に対して角度をなす前記ア
    ーム(11)の角度位置は直角位置であることを特徴と
    するロッド交換装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記ロッド(B)は水平に吊り下げられることを特徴と
    するロッド交換装置。
  4. 【請求項4】請求項1、請求項2、請求項3から選択さ
    れる1つの請求項において、 前記吊下手段(34)は、 支柱(35)と前記支柱に取り付けられ略水平に向く腕
    (36)と、 前記腕(36)に取り付けられた吊り具(37)とから
    なることを特徴とするロッド交換装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、 前記ロッド(B)は外管と内管とからなり、 前記吊り具(37)の下方部にある吊り線(41)の両
    端にフック(42)が取り付けられ、 前記フック(42)は、内管の内側に水平に入り込む掛
    け部(45)を備えていることを特徴とするロッド交換
    装置。
  6. 【請求項6】請求項1において、 前記旋回支持手段(3)に支持され前記フレーム(1
    1)を前記軸線(C)の方向に移動自在に支持するため
    のフレーム支持台(31)とからなることを特徴とする
    ロッド交換装置。
  7. 【請求項7】フレーム(1)と、ロッドを回転させる主
    軸(7)を有し、かつ前記主軸(7)の軸線方向に移動
    自在に前記フレーム(1)に設けられた回転駆動機構
    (4)とを備えたボーリング機械等において、 前記主軸(7)の軸線(C)に対して角度をなす角度位
    置と前記主軸(7)の軸線(C)と略平行な平行位置と
    の間を揺動自在に前記フレーム(1)に設けられたアー
    ム(11)と、 前記主軸(7)の軸線(C)が鉛直面内で旋回するよう
    にフレーム(1)を旋回自在に支持するための旋回支持
    手段(3)と、 前記フレーム(1)の側方に配置され前記ロッドを吊り
    下げるための吊下手段(34)と、 前記旋回支持手段(34)に支持され前記フレーム
    (1)を前記軸線(C)の方向に移動自在に支持するた
    めのフレーム支持台(31)とからなり、 前記アーム(11)が前記平行位置にあるとき、前記ア
    ーム(11)に支承された前記ロッドの軸線と前記主軸
    (7)の軸線(C)とが略一致するように構成され、 前記主軸(7)の軸線(C)に対して角度をなす前記ア
    ーム(11)の角度位置は直角位置であり、 前記ロッド(B)は水平に吊り下げられることを特徴と
    するロッド交換装置。
  8. 【請求項8】請求項7において、 前記吊り具(37)は、捻れ自在な吊線(W)で形成さ
    れていることを特徴とするロッド交換装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110552639A (zh) * 2019-09-18 2019-12-10 江苏谷登重型机械装备科技有限公司 一种双层上杆箱自动上杆装置

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