JPH0575143U - 識別機能を備えた提げ手付き網袋 - Google Patents

識別機能を備えた提げ手付き網袋

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JPH0575143U
JPH0575143U JP7600191U JP7600191U JPH0575143U JP H0575143 U JPH0575143 U JP H0575143U JP 7600191 U JP7600191 U JP 7600191U JP 7600191 U JP7600191 U JP 7600191U JP H0575143 U JPH0575143 U JP H0575143U
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carrying handle
synthetic resin
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JP7600191U
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良夫 大野
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オオノ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 合成樹脂製の網袋の袋底部に包装物のサイズ
等を外部から識別できる機能を備えた提げ手を取り付け
る。 【構成】 合成樹脂製の網袋の袋底部4の中央部に、所
要の色調で強度の高い帯状片11を二つ折りにして、この
帯状片11の両端部12を、前記網袋の網地とともに折曲げ
られて縫合され、この二つ折りされた帯状片11が識別機
能を備えた提げ手10となる。 【効果】 袋底部に縫着される提げ手がその色調によっ
て包装後の被包装物のサイズ等を外部から簡単に識別で
きる。しかも、この提げ手によって、小運搬時に安定状
態で持ち運びができ、破袋することなく安全である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は玉葱等の収納に適した合成樹脂製の網袋であって、包装後における内 容物の寸法等を外部から簡単に識別できて取り扱いが便利な、識別機能を備えた 提げ手付き網袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、主として玉葱等の出荷に使用されている合成樹脂製の網袋は、選別機に よって大きさを選別された玉葱等を、通常20Kg程度づつ袋詰めされて出荷さ れている。この際の選別された玉葱等のサイズは袋の胴部に貼着されるラベルに 表示されているだけであるから、玉葱等をを収納した後積み上げられると外部か らは包装物のサイズを簡単に判別できず困難である。
【0003】 前記のような包装後の収容包装物のサイズなどを外部から簡単に判別できるよ うにするための手段としては、例えば網袋の胴部に所定の色の紐を用いて、たす き掛けに縛り、その紐の色によって判別するようにする方法が試みられている。
【0004】 また、この合成樹脂製網袋は、玉葱等を収納された後これを小運搬するには、 予め付されている閉じ紐で開口部を結束部分と袋底部の隅角部部分とを両手で持 って、あるいは胴部分を両手で把持するなどして、持ち運びされている。しかし ながら、重量が大であって一方の袋底側が把持するのに安定性に乏しいために、 持ち運びする際手が滑って取り扱いが容易でなく、落下させて内容物を破損させ 、商品価値を低下させるなどの問題点がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前記のように、この合成樹脂製網袋は包装後における内容物のサイズ等を外部 から簡単に識別できないと、本来的に手荒な取り扱いを受けると破袋しやすい性 質の袋であるから、従来の胴部を縛った紐の色によって区別されるような手段で は、この包装された袋を移動させる際にその紐を掴んで取り扱われることになり 、一見便利なようであるが紐で縛る作業が必要になる。そのために手数を要し工 費が嵩むことになる。しかもこの縛り作業の際に注意を怠るとサイズを誤ってサ イズの異なる色の紐で縛る恐れがあり、また、外観的にも不体裁である。
【0006】 本考案では、前記のような問題点を解決すると共に、製袋時の工数を増すこと なく、合理的に着色された提げ手を袋の底部に縫着させて、この提げ手の色調に よって外部からの被包装物のサイズ等の判別ができ、同時に運搬時の取り扱いが 容易な識別機能を備えた提げ手付き網袋の提供を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本考案は、合成樹脂製糸で編成された網地 で玉葱等の物品を包装する合成樹脂製網袋において、袋底部の中央部に、所要の 色調で強度の高い帯状片を二つ折りにして、この帯状片の端部を前記網地ととも に折曲げて縫合され、この二つ折りされた帯状片が内容物の識別体を兼ねる提げ 手となることを特徴とする識別機能を備えた提げ手付き網袋である。
【0008】
【作用】
このように構成された本考案によれば、識別体を兼ねる提げ手は、未使用状態 で、網袋の胴部側に沿った状態で取り付いているので嵩張らずに取り扱える。そ してこの識別体を兼ねる提げ手は、予めその色調を被包装物のサイズ等に基づき 定められたものを網袋に対して縫着されているので、玉葱等の包装後の積み上げ られていても、袋の外にはみ出している識別体を兼ねる提げ手の色によって、外 部から包装されているもののサイズ等を容易に識別できる。しかもこの包装袋の 小運搬に際しては、提げ手と結束された口部とを持って持ち運びさせることがで き、提げ手は網袋の底部に対して安定状態に取り付いているから取り扱いも便利 である。さらに、この提げ手を網袋に形成する加工時には、予め所要長さに切断 されて二つ折りにされた帯状片の両端部を網地の袋底縫製端部に合わせて網地と 共に縫合させることで、縫製工程が1工程で済むことになり、工費を高めること もない。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の識別機能を備えた提げ手付き網袋を一実施例について、図面を 参照しつつ説明する。
【0010】 図1に示すのは本考案の識別機能を備えた提げ手付き網袋の一具体例正面図で あり、図2に示すのは図1の提げ手の取付部を拡大して表した図であり、図3は 使用状態を示す図である。
【0011】 これらの図において、合成樹脂製の網袋1は周知のように例えば中低圧ポリエ チレンのモノフィラメントを用いて編成されたもので、開口部2の周囲に袋を閉 じるための閉じ紐3が袋縫いされた部分に挿通されている。袋底部4は網地を二 つ折りされた部分で直線縫いされて閉じている。この袋底部4の中央部分に、識 別体を兼ねる提げ手10(以下単に提げ手と言う)が縫着されている。
【0012】 前記提げ手10は、容易に破断しない材質の柔軟性を有するものであれば、各種 の素材が利用できる。例えば、ポリエステル樹脂フイルムを細幅に裂いたフラッ トヤーンを縦横に重ねその表裏にフイルムを重ねてなるシートなどが好適である 。 このような素材を予め採用される識別に要する色調のものを、所要種類用意され 、それぞれの素材を適宜幅に裁断されて帯状片11とし、この帯状片11を図2で示 されるように所要長さで二つ折りにして、その両端部12を重ね合わせて前記袋底 部4形成のための網地5端部と共に折曲げて、網地5とともに縫合されて基端部 が袋底部4に取り付けられている。
【0013】 したがって、提げ手10が袋底部4に取り付けられた状態では、胴部6に沿って 付されており、袋底部4からはみ出すことなく収まって、嵩張ることはない。ま た、提げ手10は所要幅の帯状片11を網地5端部とともに折曲げられて縫着されて いるので、包装後強い力が加えられても袋から外れることはない。
【0014】 この網袋1に玉葱等物品を収納させた状態では、図3で示されるように、袋底 部4の部分も内容物で膨れるから、この袋底部4に取り付いた提げ手10は、網袋 1表面から突き出した状態になる。したがって、玉葱等物品を収容された網袋1 が積み重ねられて収容されていても、外部から提げ手10の色調を確認することが できるので、この提げ手10は識別体として機能し、その色調によって、サイズ等 が簡単に識別できるのである。
【0015】 そして提げ手10は、その取り付け部を上向きにされると、この提げ手10は網袋 1表面から上方に突き出した状態になっているので、持ち運びする際には、一方 の手で閉じた口部を持ち、他方の手でこの提げ手10の折曲げられた輪奈部分15に 指をかけて握るようにすれば、安定状態で持ち運べることになる。それ故に、た とえ内容物の重量が大であっても持ち運びの姿勢が安定して無理なく取り扱える ことになる。
【0016】
【考案の効果】
本考案このような構成であるから、玉葱等物品を収納することによって、袋底 部が膨れ上がると、この底部に取り付けられる識別体を兼ねる提げ手が自然に浮 き上がって識別体として予め決められた色調によって、外部から包装されている 内容物のサイズ等の識別が容易な状態となる。しかもこの包装された網袋を小運 搬させるときには、一方の手で袋の口部を持ち、他方の手で識別体を兼ねる提げ 手を持つことにより安定状態で持ち運びできることになり、無理なく取り扱うこ とができるので、運搬時に破袋することなく安全である。また、前記提げ手は袋 の底部を縫製する際に同時に縫着できるので、工数が増えることなく安価に提供 できる利点をも有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の識別機能を備えた提げ手付き網袋の一
具体例正面図である。
【図2】図1の提げ手の取付部を拡大して表した図であ
る。
【図3】使用状態を示す図である。
【符号の説明】
1 合成樹脂製の網袋 2 開口部 3 綴じ紐 4 袋底部 5 網地 6 網袋の胴部 10 識別体を兼ねる提げ手 11 帯状片 12 帯状片の両端部 15 輪奈部分

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製糸で編成された網地で物品を
    包装する合成樹脂製の網袋において、袋底部の中央部
    に、所要の色調で強度の高い帯状片を二つ折りにして、
    この帯状片の端部を前記網地とともに折曲げて縫合さ
    れ、この二つ折りされた帯状片が内容物の識別体を兼ね
    る提げ手となることを特徴とする識別機能を備えた提げ
    手付き網袋。
  2. 【請求項2】 前記物品は玉葱等であることを特徴とす
    る請求項1に記載の識別機能を備えた提げ手付き網袋。
JP1991076001U 1991-09-20 1991-09-20 識別機能を備えた提げ手付き網袋 Expired - Lifetime JPH0747336Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991076001U JPH0747336Y2 (ja) 1991-09-20 1991-09-20 識別機能を備えた提げ手付き網袋

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JP1991076001U JPH0747336Y2 (ja) 1991-09-20 1991-09-20 識別機能を備えた提げ手付き網袋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0575143U true JPH0575143U (ja) 1993-10-12
JPH0747336Y2 JPH0747336Y2 (ja) 1995-11-01

Family

ID=13592569

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JP1991076001U Expired - Lifetime JPH0747336Y2 (ja) 1991-09-20 1991-09-20 識別機能を備えた提げ手付き網袋

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5317507U (ja) * 1976-07-26 1978-02-15
JPS6397644U (ja) * 1986-12-11 1988-06-24
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JP3035046U (ja) * 1996-06-10 1997-03-11 清 大和 傘ポケット
JP3080733U (ja) * 2001-03-30 2001-10-05 社団法人日本木造住宅産業協会 建材・設備性能早見表

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