JPH0637832Y2 - 洗濯ネット - Google Patents

洗濯ネット

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JPH0637832Y2
JPH0637832Y2 JP1990112394U JP11239490U JPH0637832Y2 JP H0637832 Y2 JPH0637832 Y2 JP H0637832Y2 JP 1990112394 U JP1990112394 U JP 1990112394U JP 11239490 U JP11239490 U JP 11239490U JP H0637832 Y2 JPH0637832 Y2 JP H0637832Y2
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JP
Japan
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net
laundry
ribbon
sewn
fold
Prior art date
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JP1990112394U
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JPH0468780U (ja
Inventor
博子 福田
Original Assignee
博子 福田
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、洗濯物、特にストッキング、パンティース
トッキング、女性の下着、レースの多い小物等の傷みや
すい小物類を洗濯したり干したりする場合に用いられる
洗濯ネットに関する。
〔従来の技術〕
上記のような傷みやすい小物類を洗濯する場合、他の洗
濯物との絡みを防止するために、それらを洗濯ネットに
入れて洗濯する場合がある。
その場合に用いられる従来の洗濯ネットは、第4図に示
すように、ネット32を袋状にしてその口にファスナー34
を付けたものであり、洗濯物の出し入れはファスナー34
を開閉して行う。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上記のような洗濯ネットを用いる場合、洗い
上がった洗濯物を一旦洗濯ネットから取り出さないと干
せないため、取り出す時に洗濯物がファスナー34に引っ
掛かったり、指先や爪が荒れている場合にそこに引っ掛
かったりして、大事な洗濯物を傷めることがあるという
問題がある。特に、細い糸で編み上がっているパンティ
ーストッキングは、ちょっとした所にも引っ掛かり、そ
れで1足がだめになってしまう。
また、洗濯物を干している間にも、洗濯物が風で揺れて
他の物に引っ掛かる等して傷む場合もある。
また、ファスナー34を開け閉めする際に、ファスナー34
が洗濯物を噛んで傷めたり、ネット32の端部を噛んでフ
ァスナー34が開閉できなくなる等の問題もある。
そこでこの考案は、ファスナーを用いなくても中に入れ
た洗濯物が洗濯中等に外に出ることがなく、しかも洗濯
物を中に入れたままで干すことができる洗濯ネットを提
供することを主たる目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この考案の洗濯ネットは、長
方形をしていてその二つの短辺にバイアステープがそれ
ぞれ縫い合わされた1枚のネットの長手方向の1/4を折
り畳み、それによってできる開いた部分にバイアステー
プに沿うように、二つ折りにした第1のリボンをその開
いた側をネットの端に揃えて挟み込み、ネットの二重に
重なった部分を更に上記と同じ方向に折り畳み、ネット
の残り1/4の部分をそれまでとは反対の方向に折り畳
み、これによってネットを4枚重ねにすると共にこの折
り畳みによってできる開いた部分にバイアステープに沿
うように、二つ折りにした第2のリボンをその開いた側
をネットの端に揃えて挟み込み、その状態でネットの両
側端部を内部の第1および第2のリボンと共に縫い合わ
せ、このネットの内外をひっくり返し、更にこのネット
の両側端部を再度縫い合わせて成ることを特徴とする。
〔実施例〕
第1図は、この考案の一実施例に係る洗濯ネットを示す
斜視図である。
この洗濯ネットは、第2図を参照して、長方形をしてい
てその二つの短辺にバイアステープ4、6がそれぞれ縫
い合わされた1枚のネット2の長手方向の1/4を矢印H
のように折り畳み(第2図A〜B)、それによってでき
る開いた部分8にバイアステープ4に沿うように、二つ
折りにした第1のリボン10をその開いた側をネット2の
端に揃えて挟み込み(同図B)、その状態でネット2の
二重に重なった部分を矢印Iのように更に上記と同じ方
向に折り畳み(同図B〜C)、ネット2の残り1/4の部
分を矢印Jのようにそれまでとは反対の方向に折り畳み
(同図C〜D)、これによってネットを4枚重ねにする
と共にこの折り畳みによってできる開いた部分9にバイ
アステープ6に沿うように、二つ折りにした第2のリボ
ン12をその開いた側をネット2の端に揃えて挟み込み
(同図D)、その状態でネット2の両側端部を内部の第
1および第2のリボン10、12と共に縫い合わせ(第2図
D中の14、16はその縫い目を示す)、このネット2の内
外を矢印K、K′のようにひっくり返し(同図D〜
E)、更にこのネット2の両側端部を再度縫い合わせて
成る(第2図E中の18、20はその縫い目を示す。) この第2図Eの洗濯ネットを斜視図で表したのが第1図
であり、一方のリボン12が環状になって外に出ている。
なお、第2図中の符号a〜eは、ネット2上の点がどの
ように移動するかを明らかにするために付したものであ
る。
上記ネット2には、強度が大きく水切りの良い材質、例
えばナイロン、ポリエステル等を使用するのが好まし
い。
また、ネット2の目の大きさは、洗濯して脱水して干す
のに都合の良い大きさとすれば良い。
バイアステープ4、6は若干伸び縮みする生地から成る
ものであり、これを設けるのは、洗濯ネットの開口部
(例えば第1図中の開口部22参照)に来るネット2の端
をほつれないように保護しかつ美観を良くする上で好ま
しいからである。
また、このバイアステープ4、6は、ネット2とは別の
色にしても良く、そのようにすれば、この洗濯ネットの
開口部22を判別しやすくなり、より使いやすくなる。
リボン10、12は、主にこの洗濯ネットを中に洗濯物を入
れた状態で干す時に使用するものであり、その長さL
(第1図参照)は8cm程度が好ましく、そのようにする
と、竿等にも吊り下げやすく、また洗濯中に他の洗濯物
と絡むこともない。
また、第2図Dに示すようにネット2の両側端部を縫い
合わせた後、同図Eに示すように内外をひっくり返して
再度両側端部を縫い合わせるのは、第2図Dの状態では
ネット2の両側端に縫い端が出ており、これが内側に来
るようにしてほつれを防止すると共に美観を良くする上
で好ましいからである。
この洗濯ネットの使用例を第3図を参照して説明する。
同図Aが一番初めの状態であり、第1図に対応する。こ
の状態で開口部22に洗濯物を入れても、ネット2の内外
をひっくり返すと洗濯物が外に出てしまうため、まず予
めネット2の内外を1回ひっくり返しておいて、同図B
に示すように一方のリボン12が開口部22内に入った状態
でそこに洗濯物24を入れる。
次に、ネット2の内外を更に2回ひっくり返すと、同図
Cに示すように、洗濯物24は4枚重ねになっているネッ
ト2の2枚ずつのちょうど真ん中に完全に包み込まれ
る。この状態では、洗濯物24はネット2によって2回巻
かれて出入り口が完全に塞がれているので、この状態で
洗濯してどんなに掻き混ぜても、洗濯物24が外に出るこ
とは絶対にない。
従って、第3図Cの状態で洗濯し、脱水し、そしてその
まま干せば良い。即ち、同図Cの状態では他方の環状の
リボン10が外に出ているので、これを使って洗濯物24を
中に入れたままで当該洗濯ネットを竿等に吊り下げて干
すことができる。
洗濯物が乾いたら、ネット2の内外を1回ひっくり返す
と第3図Dの状態になる。これは同図Bの状態に相当す
る。もし次の洗濯物26を続けて洗濯したいのであれば、
それをこの状態の開口部22に入れる。
次に、ネット2の内外を2回ひっくり返すと、同図Eに
示すように、先の洗濯済の洗濯物24が自然に(即ち手で
つかみ出すことなく)外に出て来ると共に、次の洗濯物
26がネット2の中に前記と同様に完全に包み込まれる。
また一方のリボン12が外に出てくる。これは同図Aの状
態に相当する。
以降は必要に応じて、上記と同様の作業を繰り返せば良
い。
なお、リボン10、12は、上記実施例のように互いに反対
側端に縫い込む方が、両方のリボン10、12が重ならない
ので縫う時の厚さが少なくて済み好ましいが、縫う時の
厚さをいとわないのであれば、あるいは両方のリボン1
0、12が重ならないように少しずらす等すれば、同じ側
に縫い込んでも良い。
また、リボン10、12は、上記実施例のように開口部22の
入口部横(第1図参照)に設ける代わりに、それよりも
中央寄りに設けても良い。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば、次のような効果を奏す
ることができる。
ファスナーを使用していないので、洗濯物を出し入れ
する時にそれがファスナーに引っ掛かって大事な洗濯物
を傷めたり、ファスナーを開閉する時にそれが洗濯物を
噛んで洗濯物を傷めたり、ファスナーがネットの端部を
噛んで開閉ができなくなる、というような問題は一切起
こらない。
ファスナーを用いなくても、中に入れた洗濯物はネッ
トによって2回巻かれて出入口が完全にかつ厳重に塞が
れた状態になるので、洗濯物を入れた洗濯ネットが洗濯
中等にいかに激しく回転させられたり捩じられたりして
も、中に入れた洗濯物が不本意に外に出るようなことは
起こらない。従ってこの観点からも、大事な洗濯物を傷
める恐れはない。
ネットを内外でひっくり返すことにより、先の洗濯物
を取り出す作業と次の洗濯物を中に入れる作業とを同時
に、しかも両方の洗濯物が互いに接することなく行うこ
とができるので、次々に洗濯する場合に洗濯物の出し入
れの手間を約半分にすることができ、しかも清潔であ
る。
洗濯物を出し入れする状態の時は、環状になった二つ
のリボンの内の一方が外に出ていて、これを用いて、洗
濯物を中に入れたままで洗濯ネットを竿やフック等に吊
り下げて干すことができ、洗濯バサミのような干すため
の道具が不要であるので、干す際に非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例に係る洗濯ネットを示す
斜視図である。第2図A〜Eは、第1図の洗濯ネットを
作る手順を示す斜視図である。第3図A〜Eは、第1図
の洗濯ネットの使用例を説明するための概略図であり、
いずれも上から見たものである。第4図は、従来の洗濯
ネットを示す斜視図である。 2……ネット、4,6……バイアステープ、10,12……リボ
ン、14,16,18,20……縫い目、22……開口部、24,26……
洗濯物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】長方形をしていてその二つの短辺にバイア
    ステープがそれぞれ縫い合わされた1枚のネットの長手
    方向の1/4を折り畳み、それによってできる開いた部分
    にバイアステープに沿うように、二つ折りにした第1の
    リボンをその開いた側をネットの端に揃えて挟み込み、
    ネットの二重に重なった部分を更に上記と同じ方向に折
    り畳み、ネットの残り1/4の部分をそれまでとは反対の
    方向に折り畳み、これによってネットを4枚重ねにする
    と共にこの折り畳みによってできる開いた部分にバイア
    ステープに沿うように、二つ折りにした第2のリボンを
    その開いた側をネットの端に揃えて挟み込み、その状態
    でネットの両側端部を内部の第1および第2のリボンと
    共に縫い合わせ、このネットの内外をひっくり返し、更
    にこのネットの両側端部を再度縫い合わせて成ることを
    特徴とする洗濯ネット。
JP1990112394U 1990-10-25 1990-10-25 洗濯ネット Expired - Lifetime JPH0637832Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990112394U JPH0637832Y2 (ja) 1990-10-25 1990-10-25 洗濯ネット

Applications Claiming Priority (1)

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JP1990112394U JPH0637832Y2 (ja) 1990-10-25 1990-10-25 洗濯ネット

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Publication Number Publication Date
JPH0468780U JPH0468780U (ja) 1992-06-18
JPH0637832Y2 true JPH0637832Y2 (ja) 1994-10-05

Family

ID=31859902

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JP1990112394U Expired - Lifetime JPH0637832Y2 (ja) 1990-10-25 1990-10-25 洗濯ネット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6227592U (ja) * 1985-08-01 1987-02-19
JPH0327589Y2 (ja) * 1987-10-09 1991-06-14

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JPH0468780U (ja) 1992-06-18

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