JP2519858Y2 - 穀粒袋 - Google Patents

穀粒袋

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JP2519858Y2
JP2519858Y2 JP6632491U JP6632491U JP2519858Y2 JP 2519858 Y2 JP2519858 Y2 JP 2519858Y2 JP 6632491 U JP6632491 U JP 6632491U JP 6632491 U JP6632491 U JP 6632491U JP 2519858 Y2 JP2519858 Y2 JP 2519858Y2
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JP
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bag
string
bag mouth
mouth
grain
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JP6632491U
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Inventor
清平 草川
Original Assignee
トービ化成株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、米、麦、大豆等の穀粒
を詰める袋の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】穀粒袋の袋口は、穀粒袋を横向きに積重
ねて保管する都合上、穀粒の重さで開かないよう堅牢に
締結する必要がある。このため従来はミシンなどを使用
し袋口を糸で縫い付けたり、袋口にファスナを取付ける
等していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、袋口を縫い付
けるものは、縫い付け作業が煩雑であるばかりでなく、
袋口を開口する際に容易に糸が解けずに袋を傷付け再度
の使用に耐えないという欠点がある。
【0004】ファスナを取付けたものは、袋口の開閉が
容易で袋を繰返し使用できるが、袋が高価になるという
欠点がある。
【0005】本考案は上記欠点を解消して、袋口をしっ
かりと締結でき、安価でしかも繰返し使用のできる穀粒
袋を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案の穀粒袋は、織布により形成する方形の袋体の
上辺に袋口を設け、この袋口近傍の袋体正面に袋体の上
辺より長い第1の紐を袋口に平行に止着すると共に、第
1の紐と同じ長さの第2の紐を第1の紐より下方の袋体
背面に止着して構成する。
【0007】
【作用】上記のように構成する本考案の穀粒袋において
袋口を閉じるには、まず、第1の紐に沿って袋口を袋体
の背面側に折畳み、次に第1の紐と第2の紐が重なるよ
うにさらに折畳む。さらに、第1および第2の紐を芯と
して袋口を巻き込むように折畳み、第1の紐と第2の紐
を重ねた状態で、袋口の左右に露出した第1と第2の紐
の両端をしばる。
【0008】
【実施例】本考案の実施例を図面を参照して説明する。
【0009】1は、フラットヤーンと称するポリプロピ
レンやポリエチレンなどの合成樹脂製のテープを縦横に
平織りして成る方形の袋体である。袋体1は、30kg
詰の袋とするには、縦57cm、横37cmとし、60
kg詰とするためには、縦80cm、横48cmとす
る。
【0010】この袋体1の上辺に設けた袋口2のやや下
方の袋体正面に、紙紐や布製バンドなどにより形成した
第1の紐3を止着する。第1の紐3は袋体1の上辺より
長く、袋体1の上辺より左右に所定長はみだすように止
着する。紐3を止着するには、図4に示すように袋体1
と第1の紐3の上に第1の紐3より幅広の布または紙製
などの止着片4を重ね、その上からミシンや手縫いで縫
い付けるか、前記止着片4の代りに粘着テープを用いる
等して行う。
【0011】次に、袋体背面の前記第1の紐3より所定
距離低い位置に、前記第1の紐3と同じ長さの第2の紐
5を、前記第1の紐3と同様に止着片等を用いて止着す
る。紐3と紐5は厳密に同じ長さである必要はなく、ほ
ぼ同長さであれば足りる。
【0012】このようにしてなる穀粒袋に米、麦、大豆
等の穀粒を詰めたのち、図5に示すごとき手順で袋口2
を閉じる。まず、袋口の内側を接合して、第1の紐3に
沿って袋口2を袋体1の背面側に折畳み、次に第1の紐
3と第2の紐5が重なるようにさらに折畳む。さらに、
重ね合せた第1および第2の紐3,5が芯となるように
して折畳む(図2参照)。その後、第1の紐3と第2の
紐5を重ねた状態で、袋口の左右に露出した第1と第2
の紐3,5の両端をしばる(図3参照)。このようする
と、袋口2はしっかりと折込まれた上に、第1および第
2の紐3,5で緊結されるので堅牢となり、袋を多段に
積重ねても袋口2が開口することはない。
【0013】袋口2を開けるには、第1および第2の紐
3,5の結束を解いて開口する。
【0014】袋体1は図1に示すごときガゼットタイプ
であれば、穀粒を詰めても袋体の正面および背面が平坦
になるため倉庫内に多段に積重ねても荷崩れしにくい。
【0015】
【考案の効果】本考案は、上記のように袋口近傍の袋体
正面に第1の紐を袋口と平行となるように止着すると共
に、第2の紐を第1の紐より下方の袋体背面に止着する
ので、袋口を折込んで両方の紐を重ね合せた後、さらに
紐の両端を結び袋口を締結でき、簡便に袋口をしっかり
と緊結でき、穀粒が満杯の袋を投げ出したり多段に積重
しても袋口が開くことがない。
【0016】また、紐を使用するので穀粒袋を安価に製
造でき、しかも開口する際もファスナと同様に簡便であ
り、袋体を傷めず繰返し使用できるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の穀粒袋の斜視図である。
【図2】本考案実施例の穀粒袋の使用状態の斜視図であ
る。
【図3】本考案実施例の穀粒袋の締結状態の斜視図であ
る。
【図4】本考案実施例の穀粒袋の正面図である。
【図5】本考案実施例の穀粒袋の袋口を閉じる手順の説
明図である。
【符号の説明】
1 袋体 2 袋口 3 第1の紐 5 第2の紐

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 織布により形成する方形の袋体の上辺に
    袋口を設け、この袋口近傍の袋体正面に袋体の上辺より
    長い第1の紐を袋口に平行に止着すると共に、第1の紐
    と同じ長さの第2の紐を第1の紐より下方の袋体背面に
    止着して成る穀粒袋。
JP6632491U 1991-07-26 1991-07-26 穀粒袋 Expired - Lifetime JP2519858Y2 (ja)

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JPH0681945U JPH0681945U (ja) 1994-11-25
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