JPH057483U - 電子発音装置付薄板状部材 - Google Patents

電子発音装置付薄板状部材

Info

Publication number
JPH057483U
JPH057483U JP5467791U JP5467791U JPH057483U JP H057483 U JPH057483 U JP H057483U JP 5467791 U JP5467791 U JP 5467791U JP 5467791 U JP5467791 U JP 5467791U JP H057483 U JPH057483 U JP H057483U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin plate
sounding
shaped
thin
sound source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5467791U
Other languages
English (en)
Inventor
博詞 森重
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
Priority to JP5467791U priority Critical patent/JPH057483U/ja
Publication of JPH057483U publication Critical patent/JPH057483U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】電子発音装置付薄板状部材における、音声表現
を豊富にする。 【構成】薄型電池とスイッチと音源回路とを有する音源
ユニット3Aと、この音源ユニットにより発音を制御さ
れる薄板状発音体とにより構成される、全体として薄型
の電子発音装置を装着された薄板状部材1であって、複
数個の薄板状発音体5A,5Bを有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、電子発音装置付薄板状部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
薄型電池とスイッチと音源回路とを有する音源ユニットと、この音源ユニット により発音を制御される薄板状発音体とにより構成される、全体として薄型の電 子発音装置を薄板状部材に設けた電子発音装置付薄板状部材は、従来から、音の 出るバースディカードやグリーティングカードとして知られている。
【0003】 図8は、従来から知られた電子発音装置付薄板状部材の例を示している。同図 (a)は、薄板状部材1に音源ユニット3と薄板状発音体5を設けた例を示して おり、(b)は、薄板状部材2を「2つ折」可能とし、見開き2A,2Bのうち の一方に、音源ユニット3と薄板状発音体5とを設けた例を示している。音源ユ ニット3の音源回路は記憶部を有し、この記憶部にメロディや音声メッセージ等 が信号化されて記憶され、この記憶内容を薄板状発音体5により音声化するよう になっている。
【0004】 従来から知られた、この種の電子発音装置付薄板状部材は、用いられている薄 板状発音体が1個であり、このため、音による表現が単調で飽き易いと言う問題 があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は上記の如き問題を解決すべくなされたものであって、音による表現 能力を格段に高めた、新規な電子発音装置付薄板状部材の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案の電子発音装置付薄板状部材は「薄型電池とスイッチと音源回路とを 有する音源ユニットと、この音源ユニットにより発音を制御される薄板状発音体 とにより構成される、全体として薄型の電子発音装置を装着された薄板状部材」 であり、「複数個の薄板状発音体を有する」点を特徴とする。
【0007】 音源回路や薄板状発音体は、従来から知られたものを適宜に利用できる。薄型 電池としては、リチウム電池や水銀電池等を用いることができ、スイッチとして は光センサースイッチやメンブレンスイッチ等を適宜利用できる。スイッチは音 源回路の基板に設けても良いし、薄板状部材に装着しても良い。
【0008】 薄板状部材に設ける薄板状発音体の数は2個でも3個以上でもよい。薄板状発 音体の個数を2個とする場合、各発音体を「薄板状発音体間距離が最大となるよ うに」配置することができる(請求項2)。
【0009】 また、薄板状部材は、これを、2つ折り、3つ折り、4つ折り等に折り畳み可 能にすることができる。この場合には、「2以上の見開きの個々(必ずしも全て の見開きではない)に、1個の薄板状発音体を設ける」ことができる(請求項3 )。このように、2以上の見開きの個々に1個の薄板状発音体を設ける場合、「 薄板状部材を折り畳んだ状態において、各薄板状発音体同士が重なり合わないよ うに、各薄板状発音体の位置を定める」ことができる(請求項4)。
【0010】 勿論、折り畳み可能な薄板状部材の1つの見開きに、複数の薄板状発音体を設 けても良い。この考案の電子発音装置付薄板状部材は、バースディカードや各種 グリーティングカードの他、アルバムや書籍の表紙、菓子箱の蓋等に用いること ができる。
【0011】
【作用】
この考案の、電子発音装置付薄板状部材は、複数の薄板状発音体を有するので 、2種以上の音声を組み合わせることができる。
【0012】 例えば、音曲の場合であると、2つの薄板状発音体の個々の発するメロディを 異ならせて、主旋律と伴奏とを組み合わせたり、2声のメロディを組み合わせた り、あるいはカノンを表現することができる。その他、音声メッセージとメロデ ィ等、多彩な組合せが可能である。
【0013】 また、2つの薄板状発音体の発する音楽にステレオ的な効果を持たせることも 可能となる。このような場合、2つの薄板状発音体は、互いに出来るだけ離して 設けるのが良いが、かかる配置は、請求項2の薄板状発音体配置により実現され る。また請求項4の薄板状発音体配置では、薄板状部材を折り畳んだ状態でも電 子発音装置付薄板状部材の厚さが嵩張らない。
【0014】
【実施例】
以下具体的な実施例を説明する。
【0015】 図1に示す実施例は、薄板状部材1に音源ユニット3Aと2つの薄板状発音体 5A,5Bを設けた例である。勿論、各薄板状発音体5A,5Bと音源ユニット 3Aとはリード線で結線されている。前述のステレオ的な効果を持たせるには、 薄板状発音体5A,5Bを、破線で示すように、薄板状部材1の対角線上両端の 位置に設けて薄板状発音体5A,5B相互間の距離が最大となるようにする。
【0016】 図2に示す実施例では、薄板状部材2は2つ折り可能で、見開き2Aに2つの 薄板状発音体5A,5Bを設けている。符号3Aは勿論音源ユニットを示す。こ の場合、第3の薄板状発音体5Cを見開き2Bに設けても良い。
【0017】 図3の実施例は、請求項3の電子発音装置付薄板状部材の実施例であり、2つ 折り可能な薄板状部材2の一方の見開き2Aに、音源ユニット3Aと薄板状発音 体5Aとを設け、他方の見開き2Bに薄板状発音体5Bを設けて、グリーティン グカードとした例である。薄板状発音体5Bの、破線で示す位置は、カードを2 つ折りにした状態における同発音体5Bの位置であり、この状態において薄板状 発音体5Aと重なり合わないように各発音体の配置位置が調整されている。この 実施例カードの見開き状態を、図4に斜視図で示す。
【0018】 図5の実施例は、薄板状部材20が3つ折り可能で、見開き2bに音源ユニッ ト3aを設け、見開き2a,2cにそれぞれ、薄板状発音体5A,5Bを配置し た例である。見開き3cに、第3の薄板状発音体5cを設けても良い。これら薄 板状発音体5A,5B,5Cは、薄板状部材20を3つ折りにしたとき互いに重 ならないように位置関係を定められている。薄板状発音体5A,5B,5Cのう ち5Bと5Cあるいは5Aと5Cを選択して、図の様に設けても良い。
【0019】 また、図7に示すように、複数の薄板状発音体のうちの一つ、薄板状発音体5 aを音源ユニットの音源回路3Bの基板に固定し、他の薄板状発音体5b,.. はリード線で結線するようにしても良い。このようにすると電子発音装置の薄板 状部材への取付けが容易になる。符号Sはスイッチを示す。
【0020】 図6は電子発音装置の回路構成を示している。符号Sはスイッチ、符号5A, 5Bは薄板状発音体、符号7は音源回路としてのIC、符号8は薄型電池をそれ ぞれ示す。
【0021】 IC7には、2種の音情報、例えば主旋律と伴奏の情報が記憶されている。ス イッチSとしては、前述のように光センサースイッチやメンブレンスイッチを用 いることができる。例えば、薄板状部材が折り畳み可能な場合には、光センサー スイッチを用い、薄板状部材を開いたときスイッチがオンとなるようにすれば良 い。
【0022】 スイッチが入ると、IC7に記憶された「主旋律」のメロディの信号が抵抗R 1を介してトランジスター9Aに印加され、「伴奏」のメロディの信号が抵抗R 2を介してトランジスター9Bに印加される。これにより薄板状発音体5A,5 Bのコイルに流れる電流が上記各信号に応じて変動し、発生する誘導起電力で振 動体を振動させて音を発生させる。かくして、各薄板状発音体5A,5Bから、 それぞれ主旋律と伴奏のメロディが発せられる。
【0023】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、新規な電子発音装置付薄板状部材を提供で きる。この電子発音装置付薄板状部材は複数の薄板状発音体を有するので、主旋 律と伴奏、音声メッセージとメロディ、メロディと虫の声(擬音)等、音声によ る多彩な表現を実現することができる。
【提出日】平成4年6月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】 スイッチが入ると、IC7に記憶された「主旋律」のメロディの信号が抵抗R 1を介してトランジスター9Aに印加され、「伴奏」のメロディの信号が抵抗R 2を介してトランジスター9Bに印加される。これにより、薄板状発音体5A, 5Bは電歪作用により信号に応じた歪みを生じ、空気を振動させて音を発生させ る。以上は、ピエゾ素子を用いた発音体の例であるが、所謂ダイナミックスピー カータイプの発音体を用いても良い。 かくして、各薄板状発音体5A,5Bから 、それぞれ主旋律と伴奏のメロディが発せられる。なお、実施例においては、ピ エゾ素子に並列にコイルを接続しているが、このコイルは音量増大のための強振 用として用いている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の1実施例を示す図である。
【図2】別実施例を示す図である。
【図3】他の実施例を示す図である。
【図4】図3の実施例の斜視図である。
【図5】更に他の実施例を示す図である。
【図6】音源ユニットと薄板状発音体の回路構成を示す
図である。
【図7】更に他の実施例の特徴部分のみを示す図であ
る。
【図8】従来技術を説明するための図である。
【符号の説明】
1 薄板状部材 3A 音源ユニット 5A,5B 薄板状発音体

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】薄型電池とスイッチと音源回路とを有する
    音源ユニットと、この音源ユニットにより発音を制御さ
    れる薄板状発音体とにより構成される、全体として薄型
    の電子発音装置を装着された薄板状部材であって、 複数個の薄板状発音体を有することを特徴とする電子発
    音装置付薄板状部材。
  2. 【請求項2】請求項1において、 薄板状発音体の個数が2個であって、薄板状発音体相互
    間の距離が最大となるように、各薄板状発音体が配置さ
    れていることを特徴とする電子発音装置付薄板状部材。
  3. 【請求項3】請求項1において、 薄板状部材が折り畳み可能であって、2以上の見開きの
    個々に、1個の薄板状発音体を設けたことを特徴とする
    電子発音装置付薄板状部材。
  4. 【請求項4】請求項3において、 薄板状部材を折り畳んだとき薄板状発音体同士が重なら
    ないように、各薄板状発音体の配設位置を定めたことを
    特徴とする電子発音装置付薄板状部材。
JP5467791U 1991-07-15 1991-07-15 電子発音装置付薄板状部材 Pending JPH057483U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5467791U JPH057483U (ja) 1991-07-15 1991-07-15 電子発音装置付薄板状部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5467791U JPH057483U (ja) 1991-07-15 1991-07-15 電子発音装置付薄板状部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH057483U true JPH057483U (ja) 1993-02-02

Family

ID=12977423

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5467791U Pending JPH057483U (ja) 1991-07-15 1991-07-15 電子発音装置付薄板状部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH057483U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005021280A1 (ja) * 2003-08-28 2005-03-10 Toppan Forms Co., Ltd. 音声メッセージ伝達シート及びその製造方法、並びに電源回路
JP2006301085A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Toppan Forms Co Ltd 音声メッセージ伝達シート及び音声基板

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005021280A1 (ja) * 2003-08-28 2005-03-10 Toppan Forms Co., Ltd. 音声メッセージ伝達シート及びその製造方法、並びに電源回路
EP1658996A1 (en) * 2003-08-28 2006-05-24 Toppan Forms Co., Ltd. Speech-message delivery sheet, its manufacturing method, and power supply circuit
KR100763803B1 (ko) * 2003-08-28 2007-10-05 돗빤호무즈가부시기가이샤 음성 메시지 전달 시트 및 그 제조 방법, 및 전원 회로
AU2004268861B2 (en) * 2003-08-28 2008-05-08 Toppan Forms Co., Ltd. Audio message transfer sheet and manufacturing method thereof, and power supply circuit
EP1658996A4 (en) * 2003-08-28 2011-08-24 Toppan Forms Co Ltd LANGUAGE TRANSFER SHEET, MANUFACTURING METHOD AND POWER SUPPLY SWITCHING
JP2006301085A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Toppan Forms Co Ltd 音声メッセージ伝達シート及び音声基板

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62180500U (ja)
US6259006B1 (en) Portable foldable electronic piano
JPH057483U (ja) 電子発音装置付薄板状部材
US2155741A (en) Apparatus for producing music synthetically
US2784632A (en) Tape playing musical instrument
Thompson Philipp Reis: Inventor of the Telephone: A Biographical Sketch, with Documentary Testimony, Translations of the Original Papers of the Inventor and Contemporary Publications
JP3589873B2 (ja) 音の出る絵本
JPS62181979U (ja)
JPS6240592A (ja) 音を出力するカ−ド類
JPH0716456Y2 (ja) 音発生カード
JPS6241097A (ja) 音を出力するカ−ド類
JPH02187394A (ja) 平面スピーカ付書籍
JPH0347899Y2 (ja)
JP3673090B2 (ja) 録音・再生型音声カード及びマイクロフォン付きクリップ手段
JPH0428640Y2 (ja)
JPH0645995Y2 (ja) 電子楽器用息圧検出装置
JPS5939751Y2 (ja) 電気楽器
JPS6396898U (ja)
JP3019343U (ja) カラオケ絵本
CN87210916U (zh) 电子变音胡琴
JPS6142467Y2 (ja)
Deneç Creating sound mass using live sound processing and feedback with sympathetic vibrating strings
JP3003939U (ja) ギター式電子楽器
JPS5951700A (ja) スピ−カ−構造
JPH0365196U (ja)