JPH057477Y2 - - Google Patents

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JPH057477Y2
JPH057477Y2 JP1987112013U JP11201387U JPH057477Y2 JP H057477 Y2 JPH057477 Y2 JP H057477Y2 JP 1987112013 U JP1987112013 U JP 1987112013U JP 11201387 U JP11201387 U JP 11201387U JP H057477 Y2 JPH057477 Y2 JP H057477Y2
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controller
pressure
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、エンジンで駆動される圧縮機の自動
発停運転装置に関するものである。
(従来技術及び問題点) 従来、圧縮機の負荷状態に応じて圧縮機を自動
的に停止させたり、また再始動させる所謂自動発
停装置としては、特開昭61−96192号公報に示さ
れるものが公知である。
この装置は、モータにより駆動される圧縮機
を、レシーバタンク内及び空気消費側の配管内そ
れぞれの圧力変化を開閉式の接点を有する圧力ス
イツチにより検知し、自動停止及び自動始動させ
ることにより消費電力の節減を図るようになつて
いる。しかしながら、上記装置に用いられている
圧力スイツチは、一般にベローズ式又はダイヤフ
ラム式等メカニカルな機構を有するものが殆んど
で、コスト面で安価な反面、特に振動が大きくし
かも使用圧力の上下限の設定範囲が狭い場合(約
1Kgf/cm2以下)には誤動作を生じ易く、正確な
制御ができないという問題点を有する。
さらに、寒冷時などエンジンが冷えている場合
の始動時には、該エンジンの予熱、始動、アフタ
ーグロー等の始動操作が面倒な他、作業内容に応
じて圧縮機の使用圧力の設定値を変更して使う場
合等には、その都度アンローダ装置が動作する設
定圧力値の変更及び前記圧力スイツチの設定値変
更を行う必要があり、その作業が面倒である。
また、エンジン駆動型の圧縮機に於いては、一
般に全負荷時の稼働率が15−20%程度であるにも
かかわらず、無負荷運転時には単にレギユレータ
装置によつてエンジンの回転数を一定回転数まで
低下させて運転し燃料消費の節減を図つているの
みで、一度運転した後は圧縮空気の消費が無いに
もかかわらずそのまま継続運転されることが多
く、よつて燃料消費の充分な節減が図れず不経済
となつている。
それと共に、圧縮機から作業現場までの距離が
遠い場合には、いちいち機械の設置場所まで行つ
て操作することは煩わしい他、特に前述した寒冷
時に於ける始動操作は始動前の予熱、アフターグ
ロー、アイドリング等の操作も煩わしく確実に行
われないことによる始動の失敗を招き易いのが現
状である。
(考案の目的) 本考案は、叙上従来装置の欠点を解消し、エン
ジン駆動型の圧縮機における自動発停を容易かつ
確実に行えるようにし、安価でしかも制御精度が
高い、経済的な運転装置を提供することを目的と
する。
(考案の構成) 以上の目的を達成する為に、本考案は、消費側
の空気消費量に応じて圧縮機のアンローダバルブ
を開閉制御すると共に、エンジンの回転数を制御
するレギユレータを備えてなるエンジン駆動圧縮
機において、圧縮機のアンロード移行時前記レギ
ユレータの動作に伴うエンジン回転数の低下を検
知する回転検知器と、圧縮機の消費側圧力を検知
する圧力スイツチと、エンジンの始動時該エンジ
ンの冷却水温の検出結果に基づき予熱・アフター
グロー・アイドリングの各設定時間を演算処理し
てその信号を出力し、かつ前記回転検知器からの
信号に基づいてその一定時間後エンジンを自動停
止させる信号の出力と前記圧力スイツチからの信
号に基づいてエンジンの自動始動信号を出力する
制御器と、前記制御器からの出力信号を受けて圧
縮機の始動・停止動作を行う制御回路を設け、消
費側の空気消費量に応じて圧縮機を自動発停させ
ることを特徴とする。
(実施例) 第1図は本考案の実施例を示すもので、1は圧
縮器、2はアンローダでアンローダバルブ3の開
閉レバー4はロツド5を介してレギユレータ6の
制御レバー7と連結している。
一方、前記レギユレータの制御レバー7とエン
ジン8のガバナレバー9も同様に、ロツド10を
介して連結し、該制御レバーの図中左右への回動
に連動してアンローダバルブを開閉すると共に、
エンジン8の回転数を増減速する。
そして、レギユレータ6はレシーバタンク11
と連通する圧縮空気供給口12から配管13を介
して導入される圧縮空気圧力に応じて作動し、前
記制御レバー7を回動する。
また、前記圧縮空気供給口12には、逆止弁1
4を介して消費側に通ずる供給配管15が接続
し、そこには該配管内圧力を検出する圧力スイツ
チ16が連通し、その検知信号を制御器17に入
力するように構成されている。
この制御器17は、第2図のフローチヤートに
示すように圧縮機の始動時においてエンジンの冷
却水温度を検出し、該水温が所定の温度より低い
ときには始動前の予熱信号を運転制御回路20に
出力すると共に、エンジン始動後その回転数が確
実に立ち上がる迄の暫くの間、前記予熱を継続す
るいわゆるアフターグローの時間およびアイドリ
ング時間の設定値を演算処理しその設定信号を出
力する。(この場合、前記水温が所定温度より高
いときには前記設定値は0となり予熱、アフター
グロー、アイドリングを行うことなく本運転に移
行する) 一方、エンジンのガバナ装置18近傍には、圧
縮機のアンロード移行に伴う該エンジン回転数の
変化を検知する回転検知器19(回転センサ等)
が設けられ、その検知信号も前記制御器17に入
力し、これら入力信号に基づき該制御器から始動
停止信号が運転制御回路20に対し出力され圧縮
機の自動的な始動停止を繰り返す。
なお、前記制御器17には、具体的回路の図示
はしていないが、エンジンが頻繁に起動停止を繰
り返すことのないよう始動から一定時間(t1分)
内はエンジンの停止を禁止する為の停止制限タイ
マー T1 と、圧縮空気の消費が止まり、アンロ
ード運転の継続時間(t2分)を検知して動作する
アンロード時限タイマー T2 と、圧縮機停止後、
自動放出弁(図示せず)によつてレシーバタンク
内の圧縮空気の放出が完了するまでの間(t3分)
動作する始動インターロツクタイマー T3 とが
内蔵されており、これら一連の作用は何れも内蔵
するマイクロコンピユータによりその時間をカウ
ントし、演算処理後に所定の動作を行うように構
成されている。
次に、本考案装置の作用について第2図のフロ
ーチヤート及び第3図のタイムチヤートにより説
明する。
まず、ステツプ100、101にて運転制御回路20
の電源スイツチおよびスタートボタン(図示せ
ず)をONすると、ステツプ102において制御器
17でエンジンの冷却水温度の検出結果に基づき
その水温に応じた予熱およびアフターグローおよ
びアイドリングの各設定時間を演算処理後、その
信号を制御回路20に出力してステツプ103,
104,105にてクランキングおよび予熱を行い、ス
テツプ106,107にてセルモータ(図示せず)を駆
動し、エンジンを始動させる。
この始動と同時に、ステツプ108にて停止制限
タイマー T1 が動作し、運転時間のカウントを
行うと共に、ステツプ109,110,111,112にて第
3図の点201で図示するように、前記制御器1
7における演算結果に基づいて所定時間のアフタ
ーグローと所定圧力、低速回転数R2を演算しそ
の設定された時間だけアイドリング運転を行い、
その後ステツプ113で第3図の点202で所定の
定格回転数R1に移行し、この状態でローデイン
グ運転を行う。
このとき、圧縮空気の消費がまだない場合は、
レシーバタンク11からの圧縮空気圧力により第
1図に図示するレギユレータ6の制御レバー7を
図中左方向に回動させ、圧縮機のアンローダバル
ブ3を閉じると共に、エンジンのガバナレバー9
を図中左方向に回動し、圧縮空気の消費があるま
でステツプ114にてアンロード運転を行う。
そして、前記圧縮空気の消費開始以降は、この
ステツプ114で容量制御運転を行うこととなる。
次に、ここで圧縮空気の消費が止まり圧縮機が
アンロード状態に入ると、供給配管15内圧力は
上昇し、この圧力を受けてレギユレータ6の制御
レバー7が回動し、これによりエンジン回転数が
第3図中R2の低速回転数まで低下し、203の
点でアンロード運転が継続される。そして、この
R2回転数への移行を第1図図示の回転検知器1
9が検知し、その検知信号に基づきステツプ115,
116にて制御器17内のアンロード時限タイマー
T2 が動作する。
その後、ステツプ117,118,119にて第3図に
示すように、停止制限タイマー T1 の動作時間t1
分と、アンロード時限タイマー T2 の動作時間t2
分双方の条件を満たす時間が経過すると、制御器
17から運転制御回路20に対し、エンジンの停
止信号が出力され、図示しない停止装置の駆動に
よつて、該エンジンの運転を停止し、圧縮機1の
稼働を一時休止状態とする。
そして、この停止動作により、レシーバタンク
11内の圧縮空気は図示しない自動放気弁より大
気に自動放出を開始すると同時に、ステツプ120
にて始動インターロツクタイマーT3が動作し時
間のカウントを行う。
次に、前記始動インターロツクタイマーT3
作動t3分経過後消費側において圧縮空気の消費が
開始されると、ステツプ121,122にて圧力スイツ
チ16が圧縮空気供給配管15内の圧力低下を検
知し、制御器17に信号を出力する。そして、該
制御器はこの信号を受けて運転制御回路20を動
作させ、再び最初のステツプ102に戻り第3図の
点204にてエンジンを再始動させ、圧縮機を再
稼働状態とする。
また、消費側に於いて使用圧力設定値を変更し
たい場合は、単にレギユレータ6の設定圧力調整
ねじ21を適宜調整するのみでよい。
(考案の効果) 以上で説明した如く、本考案によれば圧縮機の
始動時におけるエンジンの予熱・アフターグロ
ー・アイドリングの各操作をエンジンの暖機状態
または気温条件に応じて運転者の手を煩わすこと
なく始動できると共に、圧縮機のアンロード移行
後における停止動作、さらには消費側における圧
縮空気の消費に伴う再始動動作等一連の自動発停
動作を自動的に行うように構成したから、圧縮機
の人為的な始動停止の煩わしさが解消できかつ燃
料消費の節減ができる等作業性および経済性の面
で優れた効果を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案運転装置の概要図、第2図は運
転制御フローチヤート、第3図はそのタイムチヤ
ートである。 1……圧縮機、8……エンジン、16……圧力
スイツチ、17……制御器、19……回転検知
器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 消費側の空気消費量に応じて圧縮機のアンロー
    ダバルブを開閉制御すると共に、エンジンの回転
    数を制御するレギユレータを備えてなるエンジン
    駆動圧縮機において、圧縮機のアンロード移行時
    前記レギユレータの動作に伴うエンジン回転数の
    低下を検知する回転検知器と、圧縮機の消費側圧
    力を検知する圧力スイツチと、エンジンの始動時
    該エンジンの冷却水温の検出結果に基づき予熱・
    アフターグロー・アイドリングの各設定時間を演
    算処理してその信号を出力し、かつ前記回転検知
    器からの信号に基づいてその一定時間後エンジン
    を自動停止させる信号の出力と前記圧力スイツチ
    からの信号に基づいてエンジンの自動始動信号を
    出力する制御器と、前記制御器からの出力信号を
    受けて圧縮機の始動・停止動作を行う制御回路を
    設け、消費側の空気消費量に応じて圧縮機を自動
    発停させることを特徴としたエンジン駆動圧縮機
    の運転装置。
JP1987112013U 1987-07-23 1987-07-23 Expired - Lifetime JPH057477Y2 (ja)

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JPS6419034U JPS6419034U (ja) 1989-01-31
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0452474Y2 (ja) * 1986-06-05 1992-12-09

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JPS6419034U (ja) 1989-01-31

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