JPH0574719B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0574719B2 JPH0574719B2 JP59116365A JP11636584A JPH0574719B2 JP H0574719 B2 JPH0574719 B2 JP H0574719B2 JP 59116365 A JP59116365 A JP 59116365A JP 11636584 A JP11636584 A JP 11636584A JP H0574719 B2 JPH0574719 B2 JP H0574719B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hub
- shroud
- impeller
- blade
- mold
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/26—Rotors specially for elastic fluids
- F04D29/28—Rotors specially for elastic fluids for centrifugal or helico-centrifugal pumps for radial-flow or helico-centrifugal pumps
- F04D29/281—Rotors specially for elastic fluids for centrifugal or helico-centrifugal pumps for radial-flow or helico-centrifugal pumps for fans or blowers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は遠心送風機の羽根車の成形方法にか
かわり、さらに詳しくは、空調装置における天井
埋め込み形換気装置のフアンとして好適な羽根車
の成形方法に関している。
かわり、さらに詳しくは、空調装置における天井
埋め込み形換気装置のフアンとして好適な羽根車
の成形方法に関している。
[従来の技術]
遠心送風機の羽根車は、たとえば実開昭57−
89897号公報に記載されているように、ハブおよ
びブレードを一体成形し、これと別にシユラウド
を別成形し、これらを溶剤結合などによつて結合
することによつて製作するのが普通である。
89897号公報に記載されているように、ハブおよ
びブレードを一体成形し、これと別にシユラウド
を別成形し、これらを溶剤結合などによつて結合
することによつて製作するのが普通である。
他の製作法として、特公昭52−49569号公報お
よび実開昭54−117508号公報には樹脂による一体
成形が提供されている。これらの公報における羽
根車はシロツコフアンからなつていて、流体入口
側にあるリング上部材の内径を流体出口側にある
ボスをもつ部材の外径よりも小さくして、ふたつ
の成形型によつて、両方のリングおよびブレード
を一体成形することができるようにさせている。
よび実開昭54−117508号公報には樹脂による一体
成形が提供されている。これらの公報における羽
根車はシロツコフアンからなつていて、流体入口
側にあるリング上部材の内径を流体出口側にある
ボスをもつ部材の外径よりも小さくして、ふたつ
の成形型によつて、両方のリングおよびブレード
を一体成形することができるようにさせている。
[発明が解決しようとする課題]
本発明者たちは、吸い込み方向にのびる一端
側、吐き出し方向にのびる他端およびこれらの一
端側と他端とを接続する湾曲部からなる内面をも
つシユラウド、シユラウドの内径よりも小さな外
径をもつハブ、ハブの中心に配置され、回転軸を
受け入れおよび固定のための孔をもつボス、およ
び、ハブと、シユラウドのあいだに配置されかつ
これら結合され、等角度間隔でひとつの円上に配
置されていると共に、この円の半径線にたいして
ある角度でチルトさせられ、流体が圧力をうける
前面およびこれと反対にある背面をもつブレード
を具備している遠心送風機の羽根車を開発した。
側、吐き出し方向にのびる他端およびこれらの一
端側と他端とを接続する湾曲部からなる内面をも
つシユラウド、シユラウドの内径よりも小さな外
径をもつハブ、ハブの中心に配置され、回転軸を
受け入れおよび固定のための孔をもつボス、およ
び、ハブと、シユラウドのあいだに配置されかつ
これら結合され、等角度間隔でひとつの円上に配
置されていると共に、この円の半径線にたいして
ある角度でチルトさせられ、流体が圧力をうける
前面およびこれと反対にある背面をもつブレード
を具備している遠心送風機の羽根車を開発した。
この羽根車は、実開昭57−89897号公報に記載
されているように、ボス、ハブおよびブレードを
一緒に成形し、これと別に成形されたシユライド
を結合することによつて製作すると、結合作業の
手順、道具、材料および検査を詳細に規定し、作
業者がこれを厳密にまもつて組み立てたとして
も、成形による収縮をさけられないため、完成品
の機械的強さにばらつきを生じる。
されているように、ボス、ハブおよびブレードを
一緒に成形し、これと別に成形されたシユライド
を結合することによつて製作すると、結合作業の
手順、道具、材料および検査を詳細に規定し、作
業者がこれを厳密にまもつて組み立てたとして
も、成形による収縮をさけられないため、完成品
の機械的強さにばらつきを生じる。
また、この羽根車は、特公昭52−49569号公報
や実開昭54−117508号公報に記載されているよう
にして、一体成形によつて羽根車を製作しようと
すると、シユラウドが吸い込み方向にのびる一端
側と湾曲部との接続部分とブレードとの接合点お
よびハブの外周縁とブレードの接合点とをむすぶ
直線を分割面とする可動側成形型と固定側成形型
とによつて成形すことになるが、固定側成形型に
おけるシユラウド内面を成形する部位にシヤープ
なエツジが形成される。このシヤープエツジは、
機械的強さが低く、成形中に樹脂の射出圧力をう
けるばかりか、樹脂が成形型に流れ込むときにう
ける衝撃によつて変形しやすく、しかも、これら
の力の加わる方向と大きさが成形条件によつて変
化するため、短時間のうちに損傷する。このた
め、製作は、成形コストの観点から、一組の成形
型によつてハブとブレードを成形し、もう一組の
成形型によつてシユラウドを成形してから、これ
らを結合することをさけられない。
や実開昭54−117508号公報に記載されているよう
にして、一体成形によつて羽根車を製作しようと
すると、シユラウドが吸い込み方向にのびる一端
側と湾曲部との接続部分とブレードとの接合点お
よびハブの外周縁とブレードの接合点とをむすぶ
直線を分割面とする可動側成形型と固定側成形型
とによつて成形すことになるが、固定側成形型に
おけるシユラウド内面を成形する部位にシヤープ
なエツジが形成される。このシヤープエツジは、
機械的強さが低く、成形中に樹脂の射出圧力をう
けるばかりか、樹脂が成形型に流れ込むときにう
ける衝撃によつて変形しやすく、しかも、これら
の力の加わる方向と大きさが成形条件によつて変
化するため、短時間のうちに損傷する。このた
め、製作は、成形コストの観点から、一組の成形
型によつてハブとブレードを成形し、もう一組の
成形型によつてシユラウドを成形してから、これ
らを結合することをさけられない。
本発明の目的は、シユラウド、ハブおよび複数
のブレードが射出成形によつて一体に形成され、
シユラウドが吸い込み方向にのびる一端側、吐き
出し方向にのびる他端およびこれらの一端側と他
端とを接続する湾曲部からなる内面をもち、ハブ
が中央に回転軸にかん合かつ固定されるボスをも
つ、シユラウドの内径よりも小さい外径をもつも
のからなり、ブレードが同じ間隔を形成しかつ回
転中心軸に関する半径線にたいして傾斜してハブ
とシユラウドとのあいだに配置されていると共
に、シユラウドの内面とハブとに結合されている
遠心送風機の羽根車を、機械的強さの低いシヤー
プなエツジを成形型に発生させることなしに、一
体成形することができるようにさせて、機械的強
さがたかく、しかも、した品質をもつものとさせ
るととに、低コストでもつて製作することができ
るようにすることにある。
のブレードが射出成形によつて一体に形成され、
シユラウドが吸い込み方向にのびる一端側、吐き
出し方向にのびる他端およびこれらの一端側と他
端とを接続する湾曲部からなる内面をもち、ハブ
が中央に回転軸にかん合かつ固定されるボスをも
つ、シユラウドの内径よりも小さい外径をもつも
のからなり、ブレードが同じ間隔を形成しかつ回
転中心軸に関する半径線にたいして傾斜してハブ
とシユラウドとのあいだに配置されていると共
に、シユラウドの内面とハブとに結合されている
遠心送風機の羽根車を、機械的強さの低いシヤー
プなエツジを成形型に発生させることなしに、一
体成形することができるようにさせて、機械的強
さがたかく、しかも、した品質をもつものとさせ
るととに、低コストでもつて製作することができ
るようにすることにある。
[課題を解決するための手段]
本発明は、前記の如き目的を達成するため、ハ
ブとブレードおよびシユラウドとを備えた羽根車
の成形方法において、前記ハブ、ブレードおよび
シユラウドを、シユラウドの最小径部と該最小径
部から軸心方向に離れたブレード上の部分とハブ
の外周側とを接続するラインによつて形成された
合わせ面をもつ一対の成形型によつて一体に成形
することを特徴とする。
ブとブレードおよびシユラウドとを備えた羽根車
の成形方法において、前記ハブ、ブレードおよび
シユラウドを、シユラウドの最小径部と該最小径
部から軸心方向に離れたブレード上の部分とハブ
の外周側とを接続するラインによつて形成された
合わせ面をもつ一対の成形型によつて一体に成形
することを特徴とする。
[作用]
成形は、たとえば、この羽根車における、シユ
ラウド側を成形する可動側成形型とハブ側を成形
する固定側成形型とによつてなされる。このとき
に、固定側成形型はブレード部における合わせ面
がハブが外径とシユラウド内径とのあいだに位置
するとともに、この合わせ面のシユラウド側端部
がシユラウドの前記一端側の内面から半径方向に
離れた部分に位置するため、固定側成形型におけ
るシユラウド内面を形成する部位にシヤープエツ
ジがなくなり、成形型を損傷させることなしに成
形をおこなえ、成形型の寿命がいちじるしく増大
するため、製作を一体成形によつておこなえる。
ラウド側を成形する可動側成形型とハブ側を成形
する固定側成形型とによつてなされる。このとき
に、固定側成形型はブレード部における合わせ面
がハブが外径とシユラウド内径とのあいだに位置
するとともに、この合わせ面のシユラウド側端部
がシユラウドの前記一端側の内面から半径方向に
離れた部分に位置するため、固定側成形型におけ
るシユラウド内面を形成する部位にシヤープエツ
ジがなくなり、成形型を損傷させることなしに成
形をおこなえ、成形型の寿命がいちじるしく増大
するため、製作を一体成形によつておこなえる。
[実施例]
本発明の遠心送風機の羽根車の実施例は、以下
に、第1図および第2図とともに説明する。
に、第1図および第2図とともに説明する。
この羽根車は、ブレード3、シユラウド4およ
びハブ2をもつている。
びハブ2をもつている。
ブレード3は、この羽根車の回転中心軸と中心
を共有するひとつの円上に、等しい角度間隔を形
成しかつ前記円の半径線にたいしてある角度で傾
斜して配置されている。
を共有するひとつの円上に、等しい角度間隔を形
成しかつ前記円の半径線にたいしてある角度で傾
斜して配置されている。
シユラウド4は、吸い込み方向にのびる一端
側、吐き出し方向にのびる他端およびこれらの一
端側と他端とを接続する湾曲部をもつている。吸
い込み方向にのびる一端側はこの羽根車の回転中
心軸にたいしてほぼ平行になつており、吐き出し
方向にのびる他端および湾曲部はブレード3の形
状に関連する形態にしたがう形状を具備させられ
ている。
側、吐き出し方向にのびる他端およびこれらの一
端側と他端とを接続する湾曲部をもつている。吸
い込み方向にのびる一端側はこの羽根車の回転中
心軸にたいしてほぼ平行になつており、吐き出し
方向にのびる他端および湾曲部はブレード3の形
状に関連する形態にしたがう形状を具備させられ
ている。
ハブ2は、シユラウド4の内径より小さい外径
をもつもので、ブレード3の形状に関連して湾曲
させられた、ほぼ皿状の形態をもつている。ハブ
2の中央にはボス1が一体に設けられている。ボ
スには、この羽根車を回転させるモータの回転軸
がかん合かつ固定される孔が設けられている。
をもつもので、ブレード3の形状に関連して湾曲
させられた、ほぼ皿状の形態をもつている。ハブ
2の中央にはボス1が一体に設けられている。ボ
スには、この羽根車を回転させるモータの回転軸
がかん合かつ固定される孔が設けられている。
この羽根車は、シユラウド4の内径によつて形
成される開口に、この開口にむかつて空気をみち
びくガイドを配置されると共に、ボス1にモータ
の回転軸がかん合かつ固定されることによつて、
送風機に組み込まれる。羽根車がモータによつて
回転されると、ガイドが空気をシユラウド4の内
径によつて形成される開口にみちびき、シユラウ
ド内部にはいつた空気はブレード3における羽根
車の内部に位置する流体入口側部分か羽根車の外
周に位置する流体出口側部分のブレード前面にむ
かつて流れると共に、ブレード3によつて遠心力
をあたえられる。
成される開口に、この開口にむかつて空気をみち
びくガイドを配置されると共に、ボス1にモータ
の回転軸がかん合かつ固定されることによつて、
送風機に組み込まれる。羽根車がモータによつて
回転されると、ガイドが空気をシユラウド4の内
径によつて形成される開口にみちびき、シユラウ
ド内部にはいつた空気はブレード3における羽根
車の内部に位置する流体入口側部分か羽根車の外
周に位置する流体出口側部分のブレード前面にむ
かつて流れると共に、ブレード3によつて遠心力
をあたえられる。
この羽根車の作成は、ポリプロピレン樹脂、ポ
リスチレン樹脂、アキレルベンゼンスルフオン酸
樹脂などによつて一体成形することによつてなさ
れている。
リスチレン樹脂、アキレルベンゼンスルフオン酸
樹脂などによつて一体成形することによつてなさ
れている。
成形は一組の可動側成形型および固定側成形型
によつてなされている。これらの成形型は第2図
に参照符号5で示す線に関連する分割面あるいは
合わせ面となつている。くわしく説明すると、合
わせ面5における下端がハブ2の外周上あるいは
ハブ2の外周に位置し、上端がシユラウド4にお
けるブレード3との接合点から、この羽根車の回
転中心軸にむかつてある距離はなれたブレードの
上端縁の上にそれぞれ位置しているようにさせら
れている。このときに、合わせ面5は、ハブ側の
端部の最小径をD4とし、ブレード3の上端側と
端部の最大径をD3としたときに、ハブ外径D2お
よびシユラウド内径D1にたいして、つぎの関係
式を満足させるようにさせられる。すなわち、 D1>D3≧D4≧D2 この式において、等号はブレード3の高さが低
く、成形後における成形型の抜きやすさ、成形型
を抜くときに、成形型を摩耗、破損させることが
ない場合にかぎり実施され、これらおよび成形材
料となる樹脂の種類に応じて、等号および不等号
による実施の可否を判断して決定される。
によつてなされている。これらの成形型は第2図
に参照符号5で示す線に関連する分割面あるいは
合わせ面となつている。くわしく説明すると、合
わせ面5における下端がハブ2の外周上あるいは
ハブ2の外周に位置し、上端がシユラウド4にお
けるブレード3との接合点から、この羽根車の回
転中心軸にむかつてある距離はなれたブレードの
上端縁の上にそれぞれ位置しているようにさせら
れている。このときに、合わせ面5は、ハブ側の
端部の最小径をD4とし、ブレード3の上端側と
端部の最大径をD3としたときに、ハブ外径D2お
よびシユラウド内径D1にたいして、つぎの関係
式を満足させるようにさせられる。すなわち、 D1>D3≧D4≧D2 この式において、等号はブレード3の高さが低
く、成形後における成形型の抜きやすさ、成形型
を抜くときに、成形型を摩耗、破損させることが
ない場合にかぎり実施され、これらおよび成形材
料となる樹脂の種類に応じて、等号および不等号
による実施の可否を判断して決定される。
また、羽根車の外径が大きい場合、合わせ面5
におけるハブ側の端部の最小径D4およびブレー
ド3の上端側の端部の最大径D3は、ハブ外径D2
およびシユラウド内径D1との間に、つぎの関係
式を満足させるようにさせられる。
におけるハブ側の端部の最小径D4およびブレー
ド3の上端側の端部の最大径D3は、ハブ外径D2
およびシユラウド内径D1との間に、つぎの関係
式を満足させるようにさせられる。
D1>D3>D4≧D2
成形は、ハブ側を成形する成形型が固定側とな
るように、ふたつの成形型を射出成形機にセツト
し、成形がおわつたら、可動側成形型を移動させ
ることによつてなされる。この成形作業におい
て、合わせ面5は、前述のように、上端がシユラ
ウド4におけるブレード3との接合点から、この
羽根車の回転中心軸にむかつてある距離はなれた
ブレード3の上端縁の上にあり、可動側成形型に
おけるシユラウドとブレード3の上端との付近に
シヤープなエツジがないので、型寿命を増大させ
ることができる。
るように、ふたつの成形型を射出成形機にセツト
し、成形がおわつたら、可動側成形型を移動させ
ることによつてなされる。この成形作業におい
て、合わせ面5は、前述のように、上端がシユラ
ウド4におけるブレード3との接合点から、この
羽根車の回転中心軸にむかつてある距離はなれた
ブレード3の上端縁の上にあり、可動側成形型に
おけるシユラウドとブレード3の上端との付近に
シヤープなエツジがないので、型寿命を増大させ
ることができる。
本発明による羽根車は、このように、一体成形
するときに、成形型に型損傷を発生するシヤープ
なエツジがなく、成形型の寿命を増大させること
ができるので、この種の羽根車を低い成形コスト
でもつて一体成形をおこなえ、精度が安定しかつ
品質のたかいものとさせられる。
するときに、成形型に型損傷を発生するシヤープ
なエツジがなく、成形型の寿命を増大させること
ができるので、この種の羽根車を低い成形コスト
でもつて一体成形をおこなえ、精度が安定しかつ
品質のたかいものとさせられる。
なお、以上述べた実施例では、ハブ側を成形す
る成形型が固定側となるように、各部分の形状を
決めてあるが、逆に、シユラウド側を成形する成
形型を固定側に、ハブ側を成形する成形型を可動
側にしてもよく、この場合も、前述の関係式を適
用することができる。
る成形型が固定側となるように、各部分の形状を
決めてあるが、逆に、シユラウド側を成形する成
形型を固定側に、ハブ側を成形する成形型を可動
側にしてもよく、この場合も、前述の関係式を適
用することができる。
[発明の効果]
本発明は、以上説明したように、シユラウド、
ハブおよび複数のブレードが射出成形によつて一
体に形成され、シユラウドが吸い込み方向にのび
る一端側、吐き出し方向にのびる他端およびこれ
らの一端側と他端とを接続する湾曲部からなる内
面をもち、ハブがシユラウドの内径よりも小さい
外径をもつものからなるとともに、シユラウドの
前記内面とハブとに結合されている羽根車の一体
成形に際して、成形型におけるシユラウド内面を
成形する部位がシヤープなエツジをもたず、成形
型の寿命が増大し、一体成形を低い成形コストに
よつておこなえるので、機械的強さがたかく、し
かも、一定した品質をもつ羽根車を成形すること
ができる。
ハブおよび複数のブレードが射出成形によつて一
体に形成され、シユラウドが吸い込み方向にのび
る一端側、吐き出し方向にのびる他端およびこれ
らの一端側と他端とを接続する湾曲部からなる内
面をもち、ハブがシユラウドの内径よりも小さい
外径をもつものからなるとともに、シユラウドの
前記内面とハブとに結合されている羽根車の一体
成形に際して、成形型におけるシユラウド内面を
成形する部位がシヤープなエツジをもたず、成形
型の寿命が増大し、一体成形を低い成形コストに
よつておこなえるので、機械的強さがたかく、し
かも、一定した品質をもつ羽根車を成形すること
ができる。
図面は本発明の遠心送風機の羽根車の一実施例
を示し、第1図は平面図、第2図は第1図の中央
断面図である。 1……ボス、2……ハブ、3……ブレード、4
……シユラウド、5……成形型の合わせ面、D1
……シユラウド内径、D2……ハブ外径、D3……
成形型の合わせ面の最大径、D4……成形型の合
わせ面の最小径。
を示し、第1図は平面図、第2図は第1図の中央
断面図である。 1……ボス、2……ハブ、3……ブレード、4
……シユラウド、5……成形型の合わせ面、D1
……シユラウド内径、D2……ハブ外径、D3……
成形型の合わせ面の最大径、D4……成形型の合
わせ面の最小径。
Claims (1)
- 1 回転軸に結合されるボスと、該ボスと一体に
成形された外径方向に延びるハブと、該ハブと一
体に成形されかつ回転中心を中心とする1つの円
上に配設された複数のブレードと、このブレード
の前記ハブ側と反対側にブレードと一体に成形さ
れかつ前記ハブの外径より大きな内径をもち軸方
向に延びる軸線と平行な吸込側部および該吸込側
部から半径方向に滑らかにわん曲して吐出方向に
延びるわん曲部をもつシユラウドとを備えた遠心
送風機用羽根車の成形方法において、前記ハブ、
ブレードおよびシユラウドを、シユライドの最小
径部と該最小径部から軸心方向に離れたブレード
上の部分とハブの外周側とを接続するラインによ
つて形成された合わせ面をもつ一対の成形型によ
つて一体に成形することを特徴とする遠心送風機
用羽根車の成形方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59116365A JPS60261997A (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | 遠心送風機用羽根車の成形方法 |
KR1019850003877A KR880001358B1 (ko) | 1984-06-08 | 1985-05-31 | 원심송풍기의 날개차 |
DE19853520218 DE3520218A1 (de) | 1984-06-08 | 1985-06-05 | Laufrad fuer ein radialgeblaese |
US06/742,596 US4647271A (en) | 1984-06-08 | 1985-06-07 | Impeller of centrifugal blower |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59116365A JPS60261997A (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | 遠心送風機用羽根車の成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60261997A JPS60261997A (ja) | 1985-12-25 |
JPH0574719B2 true JPH0574719B2 (ja) | 1993-10-19 |
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