JP3291167B2 - 翼形羽根を有する遠心送風機用羽根車の製造方法 - Google Patents

翼形羽根を有する遠心送風機用羽根車の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、羽根の形が流線型の翼
形を有している遠心送風機用羽根車(ファンランナ)の
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】遠心送風機は、複数の羽根を固定した羽
根車をケーシング内で回転させて、回転軸の中心方向か
ら吸い込んだ空気を、径方向に吹き出す構成を持った送
風機であり、羽根車とケーシングの形態等によって、多
翼送風機、ターボ送風機、翼型送風機などの種類がある
が、その中でも羽根の形が厚みを持って航空機の翼の形
を有しているいわゆる翼形送風機は、効率が良く騒音も
少ない。
【0003】図12に示した従来の一般的な翼形送風機
101に基づいて詳述すると、ケーシング102内に回
転自在に収容されているファンランナ103は、適宜の
回転駆動軸104によって回転し、軸方向に形成された
吸込口105から吸い込んだ空気を、径方向にある吐出
口106から吹き出すようになっている。
【0004】そしてファンランナ103自体は、吸込口
105側の側板となるシュラウド107と、主板108
との間に固定されている複数の羽根109によって構成
されており、送風機の効率を上げるためにその全体の形
状は、回転中心からのいずれの距離における断面でも風
速がほぼ等しくなるように、シュラウド107において
通常は、円周方向に勾配がつけられている。即ち前記シ
ュラウド107は略円錐形状に成形されている。また各
羽根109は、図13に示したように、航空機の翼のよ
うに厚みをもった流線型の形状を有している。従って、
シュラウド107と羽根109との交点(接触部)は、
三次元の曲面になっている。
【0005】このようなファンランナ103を製作する
場合、従来はファンランナ103全体を一体でアルミダ
イカスト等で製造したり、アルミ押し出し型材を三次元
切削加工した形成した羽根109を、1枚ずつシュラウ
ド107と主板108にビス等で固定したりしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
たアルミダイカスト等でファンランナ103全体を一体
に製造する方法では、羽根109の内部を中空にできな
いので重量が増加してしまうという問題があった。また
一品ごとの生産となるために価格も高価であった。これ
に対し、羽根109をアルミ押し出し型材の三次元切削
加工によって構成した場合には、等断面で羽根の内部を
中空にできるので軽量化は図れるが、羽根109を1枚
毎に三次元切削加工するため非常に時間、手間がかか
り、しかも加工費が高いものとなっていた。さらに羽根
109を1枚ずつ、シュラウド107と主板108にビ
スで固定する作業であるから、位置決めが難しく精度及
び作業性も好ましいものではなかったのである。
【0007】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、羽根の中空部を形成することが容易で、かつ各羽
根の位置決めを行う必要がない、翼形羽根を有する遠心
送風機用羽根車の製造方法を提供して、前記問題の解決
を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1によれば、一端部が主板に、他端部が吸込
口側の側板に位置する羽根の外形が、厚みのある翼形を
有している遠心送風機用羽根車を、造する方法であっ
て、側板と羽根とを、溶融材料の金型への圧力注入方法
によって一体成形して、この羽根の一端部側からは凹部
を形成し、予め加工した主板と前記羽根の一端部とを接
合して固定することを特徴とする、翼形羽根を有する遠
心送風機用羽根車の製造方法が提供される。
【0009】また請求項2によれば、一端部が主板に、
他端部が吸込口側の側板に位置する羽根の外形が、厚み
のある翼形を有している遠心送風機用羽根車を、製造す
る方法であって、側板及び羽根の他端部寄りの部分を溶
融材料の金型への圧力注入方法によって一体成形して、
前記羽根の残りの部分を中空構造にして別途製造し、前
記羽根の残りの部分の他端部側を前記他端部寄りの部分
に嵌合し、予め加工した主板と前記羽根の残りの部分の
一端部側とを接合して固定することを特徴とする、翼形
羽根を有する遠心送風機用羽根車の製造方法が提供され
る。
【0010】前記各製造方法において、主板と羽根の一
端部、あるいは主板と羽根の一端部寄りの部分とを固定
するにあたっては、請求項3に記載したように、主板と
側板との間で羽根の中空部を貫通する部材、例えばビ
ス、リベット、通しボルトなどで固定するようにしても
よい。
【0011】前記各製造方法における溶融材料の金型へ
の圧力注入方法の例としては、材料が金属の場合には、
いわゆるダイカスト法が挙げられ、プラスチックを始め
とする合成樹脂が材料の場合には、射出成形法が挙げら
れる。いずれにしてもこれら各方法は、精密な成形加工
が可能である。
【0012】
【作用】請求項1によれば、側板と羽根とを、溶融材料
の金型への圧力注入方法によって一体成形するが、羽根
の内部に一端部側からの凹部を形成することはもちろん
容易である。そして予め例えばプレス加工した主板と前
記羽根の一端部とを接合して固定すると、前記凹部はそ
のまま中空部となる。従って、羽根の中空部を形成する
ことが容易である。また羽根は、側板と一体に成形され
るので、羽根の位置決めを行う必要はない。
【0013】請求項2の製造方法の場合には、前記のよ
うに羽根の全てを側板と一体成形するのではなく、その
一部、即ち羽根の他端部寄りの部分を側板とを一体成形
するようになっている。次いで別途製造した中空構造の
羽根の残りの部分を前記他端部寄りの部分に嵌合するの
で、やはり羽根の位置決めの必要はない。この中空構造
の羽根の残りの部分は、例えば押し出し成形によって容
易に製造することができる。そして最後に予め加工した
主板と前記羽根の一端部寄りの部分とを接合して固定す
るようにしたので、羽根の中空部の形成は容易となって
いる。
【0014】請求項3に記載したように、主板と側板と
の間で羽根の中空部を貫通する部材、例えばビス、リベ
ット、通しボルトなどで、羽根の一端部と主板、羽根の
一端部よりの部分と主板とを固定すれば、固定作業は容
易であり、しかも羽根は主板に対して強固に固定され
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
れば、まず図1に示したシュラウド1をアルミダイカス
トで製造する。図1は該シュラウド1の平面を示してお
り、その外形は略切頭円錐形状をなし、中央部には円形
の吸込口2が形成されている。
【0016】このシュラウド1の内側には、8枚の羽根
F1〜F8が一体に成形されている。各羽根F1〜F8は同
形同大であり、その上端部がシュラウド1の内側面と一
体になっている。また各羽根F1〜F8の下端部は、図2
に示したように、平坦に成形されている。さらに各羽根
F1〜F8の内部には、この下端部側に開口した凹部3が
同時に成形され、これら各凹部3の天井壁は、シュラウ
ド1の内側面によって構成されている。
【0017】シュラウド1における各羽根F1〜F8の凹
部3に対応した箇所には、それぞれ凹部3内に貫通する
透孔4、5が形成されている。これら透孔4、5を含め
て前記シュラウド1は、各羽根F1〜F8と共に、一体に
アルミダイカストで製造されたものである。
【0018】さらに図3に示した主板11を別途製造し
ておく。図3はこの主板11の平面を示しており、図4
に示したように、その中央部11aは、上側に凸となる
ように円錐台形状に成形され、その中心には、貫通孔1
2aを有する駆動用シャフト固定ボス12が設けられて
いる。また主板11の平坦部分には、前記シュラウド1
に形成した透孔4、5と対応する透孔13、14がそれ
ぞれ同心円状に穿設されている。
【0019】即ち図3に示したように、シュラウド1と
主板11とを対向して組み合わせて各羽根F1〜F8の下
端部を主板11の上面に当接させた際(そのときの各羽
根F1〜F8の下端部の位置は図3中の二点鎖線で示
す)、シュラウド1の透孔4、5に対向して透孔13、
14が、各羽根F1〜F8の凹部3内に位置するように、
前記各透孔13、14は形成されている。前記駆動用シ
ャフト固定ボス12と主板11はプレス加工によって一
体に成形されたものである。
【0020】次いで図5に示したように、前記構成のシ
ュラウド1と主板11とを対向して組み合わせて、各羽
根F1〜F8の下端部を主板11の上面に当接させる。そ
うすると各羽根F1〜F8の凹部3は、ちようど主板11
の上面で蓋をされた格好となり、各凹部3は、そのまま
各羽根F1〜F8の中空部を形成することになる。
【0021】後は図6に示したように、シュラウド1に
形成した透孔4、5と、これら透孔4、5と対応する主
板11の透孔13、14との間を貫通する固定部材、例
えば図6に示したようなリベット材15などを用いて、
シュラウド1と主板11とを固定する。即ちリベット材
15をシュラウド1側から各羽根F1〜F8の中空部内に
入れ、主板11側底面においてその突出端部を強固にか
しめる。これによってシュラウド1と主板11とは強固
に固定され、また前記したリベット材15は、各羽根F
1〜F8の中空部内に入っているから、シュラウド1、主
板11及び各羽根F1〜F8の一体性は、極めて強固にな
っている。もちろん前記したリベット材15に代えて、
通しボルトやビスなどを用いても良い。
【0022】以上の製造プロセスでも明らかなように、
従来のファンランナ全体をアルミダイカストで製造する
方法と比べると、本発明に従って製造されたファンラン
ナは、各羽根F1〜F8の内部に中空部が形成されてお
り、従来よりも重量が低減している。
【0023】また従来の押し出し成形によって製作した
羽根を1枚ずつ取り付ける方法と比べれば、羽根の位置
決めが不要であって、しかも羽根の上端部とシュラウド
内面との接合部の三次元加工も不要である。従って作業
が極めて容易で品質も向上している。
【0024】さらに前記実施例では、シュラウド1に形
成した固定用の透孔4、5はシュラウド1と各羽根F1
〜F8の一体成形時に形成されるため、例えばプレス加
工した後に曲面に穿孔する方法と比べると、透孔の形成
位置の精度が高く、また工数も低減している。
【0025】なお各羽根F1〜F8の下端部は、平坦に成
形したものでよいから、例えば各羽根F1〜F8の上下方
向の長さを任意に設定でき、種々の翼高さを有するファ
ンランナーを製造することができる。
【0026】前記実施例では、シュラウド1と羽根F1
〜F8の全部を一体成形し、その後に主板11を接合し
て、固定するというプロセスを経ていたが、これに代え
て羽根の一部だけをシュラウドと一体に成形し、その後
当該一部に羽根の残りの部分を取り付けてから主板を最
後に接合固定するようにしてもよい。
【0027】図7〜図11はそのような他の実施例のプ
ロセスを示しており、図7に示したシュラウド21はそ
の内側面に羽根の上端部UF1〜UF8(但し図面の都合
上、羽根の上端部UF4、UF5、UF6は省略してい
る)を一体にアルミダイカストで製造したものである。
【0028】各羽根の上端部UF1〜UF8内には、それ
ぞれ下側に開口した凹部22が形成されており、さらに
各凹部22の周縁部には、その外周が羽根の上端部より
も僅かに小さい突部23が形成されている。なお24は
吸込口、25は各凹部内に開口した透孔であり、この透
孔25の外周にも前記実施例と同様、他の透孔が形成さ
れている。
【0029】一方図8、図9に示した羽根の残部DF1
〜DF8(但し図面の都合上、羽根の残部DF4、DF
5、DF6は省略している)を、例えばアルミ押し出し成
形によって製造しておく。これら各羽根の残部DF1〜
DF8は同形同大であって、かつその上下端面は平坦で
あり、その内部には、上下端面に開口した中空部26を
有している。従って、これら羽根の残部DF1〜DF8は
押し出し成形が容易な形状であって、適宜一定長さ毎に
直角に切断することによって、同一物を安価に量産でき
るものとなっている。
【0030】そして図8、図9に示したように、各羽根
の上端部UF1〜UF8の突部23を、各羽根の残部DF
1〜DF8の中空部内に嵌入させて、両者を嵌合させ、各
羽根の上端部UF1〜UF8と各羽根の残部DF1〜DF8
とを一体化させれば、8枚の羽根が構成される。
【0031】後は前記実施例と同様、図10に示したよ
うに、主板11の上面を各羽根の残部DF1〜DF8の下
端面に当接させるようにして、シュラウド21と主板1
1とを対向して組み合わせる。そうすると各羽根の上端
部UF1〜UF8の凹部22と、各羽根の残部DF1〜D
F8の中空部26とで、羽根の中空部が形成される。
【0032】次いで図11に示したように、シュラウド
21に形成した透孔25と、それに対応する主板11の
透孔13、14との間を、例えばボルト27、ナット2
8で締め付け固定してシュラウド21、各羽根の残部D
F1〜DF8及び主板11とを一体に固定すればよい。
【0033】この実施例では、羽根の一部、即ち羽根の
上端部UF1〜UF8とシュラウド21とを一体成形し、
次いで各羽根の残部DF1〜DF8を各羽根の上端部UF
1〜UF8と嵌合し、その後主板11を固定するようにし
ており、やはり前記実施例と同様、従来よりも簡単にか
つ精度よくファンランナを製造することができ、しかも
羽根の内部に中空部が形成された軽量のファンランナを
製作することができる。また各羽根の残部DF1〜DF8
の上下方向の長さを変えることにより、種々の翼高さを
有するファンランナを製造することも可能である。
【0034】
【発明の効果】請求項1〜3に記載の発明によれば、中
空部を持った羽根を有する羽根車の製造が容易であり、
軽量の羽根車を提供することができる。そのうえ製造の
際に、羽根の位置決めをする必要はない。また請求項1
では、羽根の全部を側板と一体成形し、次いで主板を固
定するというプロセスを採っているので、製造作業は容
易でかつコストも低廉に抑えることができる。請求項2
でも、羽根の一部と側板とを一体成形しているので、製
造が容易であり、その分コストが低廉である。請求項3
の発明によれば、固定作業は容易であり、しかも羽根は
主板に対して強固に固定されるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に用いたシュラウドの平面図で
ある。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明の実施例に用いた主板の平面図である。
【図4】図1のB−B線断面図である。
【図5】図1に示したシュラウドと図3に示した主板と
を組み合わせた状態を示す縦断面図である。
【図6】リベット材を用いて図1のシュラウドと図3の
主板とを固定する状態を示す縦断面図である。
【図7】他の実施例にかかるシュラウドの縦断面図であ
る。
【図8】図7のシュラウドに羽根の残部を嵌合する様子
を示す縦断面図である。
【図9】羽根の上端部と羽根の残部とを嵌合する様子を
示す斜視図である。
【図10】図7に示したシュラウドと図3に示した主板
とを組み合わせた状態を示す縦断面図である。
【図11】ボルト、ナットを用いて図7のシュラウドと
図3の主板とを固定する状態を示す縦断面図である。
【図12】従来の方法によって製造されたシュラウドの
縦断面図である。
【図13】従来の方法によって製造されたシュラウドの
平面図である。
【符号の説明】
1 シュラウド 2 吸込口 3 凹部 4、5 透孔 11 主板 13、14 透孔 15 リベット材 F1〜F8 羽根
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白井 琢也 神奈川県厚木市金田306−1 パークサ イド清水102 (72)発明者 野田 知義 東京都多摩市永山4−4−13−903 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04D 29/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部が主板に、他端部が吸込口側の側
    板に位置する羽根の外形が、厚みのある翼形を有してい
    る、遠心送風機用羽根車を製造する方法であって、側板
    と羽根とを、溶融材料の金型への圧力注入方法によって
    一体成形して、この羽根の一端部側から凹部を形成し、
    予め加工した主板と前記羽根の一端部とを接合して固定
    することを特徴とする、翼形羽根を有する遠心送風機用
    羽根車の製造方法。
  2. 【請求項2】 一端部が主板に、他端部が吸込口側の側
    板に位置する羽根の外形が、厚みのある翼形を有してい
    る、遠心送風機用羽根車を製造する方法であって、側板
    及び羽根の他端部寄りの部分を溶融材料の金型への圧力
    注入方法によって一体成形して、前記羽根の残りの部分
    を中空構造にして別途製造し、前記羽根の残りの部分の
    他端部側を前記他端部寄りの部分に嵌合し、予め加工し
    た主板と前記羽根の残りの部分の一端部側とを接合して
    固定することを特徴とする、翼形羽根を有する遠心送風
    機用羽根車の製造方法。
  3. 【請求項3】前記固定にあたっては、主板と側板との間
    で羽根の中空部を貫通する部材で固定することを特徴と
    する、請求項1又は2に記載の翼形羽根を有する遠心送
    風機用羽根車の製造方法。
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