JPS6121593Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6121593Y2 JPS6121593Y2 JP16608580U JP16608580U JPS6121593Y2 JP S6121593 Y2 JPS6121593 Y2 JP S6121593Y2 JP 16608580 U JP16608580 U JP 16608580U JP 16608580 U JP16608580 U JP 16608580U JP S6121593 Y2 JPS6121593 Y2 JP S6121593Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main plate
- blades
- plate forming
- impeller
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は空調機などに用いられる送風機の羽根
車に関するものである。
車に関するものである。
空調機などの家電用として多く使用されている
遠心送風機の羽根車はプラスチツク製が多い。こ
の代表的な従来構造を第1図に示す。ここに1は
主板、2は羽根、3は側板である。
遠心送風機の羽根車はプラスチツク製が多い。こ
の代表的な従来構造を第1図に示す。ここに1は
主板、2は羽根、3は側板である。
この羽根車は第2図に示されるように、主板1
と羽根2とを一体で成形し、側板3をこれに取付
けて成るものである。この際主板1と羽根2が一
体になつているため、プラスチツクの成形型の構
造より一方に抜く必要があるため、羽根の形状は
2次元形状(成形型が一方向だけで抜ける羽根形
状を云うものとする。すなわち型の抜き勾配を除
き、羽根車の軸方向に同一形状をした羽根形状を
さす。)に限られ、高効率・低騒音化に有利な3
次元形状の羽根(羽根車の軸に対して傾斜した形
状の羽根を云うものとする。)とすることができ
なかつた。
と羽根2とを一体で成形し、側板3をこれに取付
けて成るものである。この際主板1と羽根2が一
体になつているため、プラスチツクの成形型の構
造より一方に抜く必要があるため、羽根の形状は
2次元形状(成形型が一方向だけで抜ける羽根形
状を云うものとする。すなわち型の抜き勾配を除
き、羽根車の軸方向に同一形状をした羽根形状を
さす。)に限られ、高効率・低騒音化に有利な3
次元形状の羽根(羽根車の軸に対して傾斜した形
状の羽根を云うものとする。)とすることができ
なかつた。
本考案は従来のプラスチツク成形羽根車の上述
の欠点を解消することを目的とする。すなわち本
考案はプラスチツク成形羽根車の羽根を3次元形
状の翼型とし低騒音、省エネルギ、高効率化とい
る空調機における要求を満足せしめ、かつ羽根車
自体の製作も低コストで行なえるような新規な構
造を提供することを目的とする。
の欠点を解消することを目的とする。すなわち本
考案はプラスチツク成形羽根車の羽根を3次元形
状の翼型とし低騒音、省エネルギ、高効率化とい
る空調機における要求を満足せしめ、かつ羽根車
自体の製作も低コストで行なえるような新規な構
造を提供することを目的とする。
従つて本考案は、中央にボス部を有し周縁部に
羽根車の軸に対して傾斜した複数個の3次元形状
の羽根の内端部の一部を一体に連結して一体成型
された第1の主板形成部分と、この第1の主板形
成部分の外周縁に合致する内径と前記羽根の外端
部に合致する外径を有する円環状の第2の主板形
成部分と、これら第1および第2の主板形成部分
から成る主板とは反対側の羽根側部においてこれ
ら羽根に結合せしめる円環状の側板とを組立てて
なる送風機用分割成形羽根車にある。
羽根車の軸に対して傾斜した複数個の3次元形状
の羽根の内端部の一部を一体に連結して一体成型
された第1の主板形成部分と、この第1の主板形
成部分の外周縁に合致する内径と前記羽根の外端
部に合致する外径を有する円環状の第2の主板形
成部分と、これら第1および第2の主板形成部分
から成る主板とは反対側の羽根側部においてこれ
ら羽根に結合せしめる円環状の側板とを組立てて
なる送風機用分割成形羽根車にある。
以下本考案を添付図面第3図以下に例示した本
考案の好適な実施例について詳述する。
考案の好適な実施例について詳述する。
第3図、第4図および第6図に示す本考案の第
1の実施例においては、主板は中央にボス部4を
有し、外周縁部が羽根2の内端部附近で終る円板
で形成された第1の主板形成部分1bと、この第
1の主板形成部分1bの外周縁部に合致する内径
と羽根2の外端部に合致する外径とを有する円環
状の第2の主板形成部分1aとで形成される。
1の実施例においては、主板は中央にボス部4を
有し、外周縁部が羽根2の内端部附近で終る円板
で形成された第1の主板形成部分1bと、この第
1の主板形成部分1bの外周縁部に合致する内径
と羽根2の外端部に合致する外径とを有する円環
状の第2の主板形成部分1aとで形成される。
第1の主板形成部分1bの外周縁部には複数個
の羽根2がこの第1の主板形成部分と連結した状
態でプラスチツク材料により一体に成形される。
これらの羽根2はたとえば第6図に示すように3
次元形状をなすものとする。
の羽根2がこの第1の主板形成部分と連結した状
態でプラスチツク材料により一体に成形される。
これらの羽根2はたとえば第6図に示すように3
次元形状をなすものとする。
参照番号3はこれらの羽根2の、主板とは反対
側の側部に取付ける円環状の側板である。
側の側部に取付ける円環状の側板である。
このようにそれぞれプラスチツク材料で成形さ
れた3部分を第4図に示すように組立て、たとえ
ば接着剤あるいは超音波溶接により互いに接合し
て羽根車を完成する。
れた3部分を第4図に示すように組立て、たとえ
ば接着剤あるいは超音波溶接により互いに接合し
て羽根車を完成する。
このような分割形状とすれば、羽根2の後側に
主板がないので、成形型は一方向だけでなく、前
後2方向に抜くことができる。従つて従来は第5
図に示すような2次元形状にしか羽根を成形でき
なかつたが、本考案の構成によれば第6図に示す
ような3次元形状に成型することができるのであ
る。
主板がないので、成形型は一方向だけでなく、前
後2方向に抜くことができる。従つて従来は第5
図に示すような2次元形状にしか羽根を成形でき
なかつたが、本考案の構成によれば第6図に示す
ような3次元形状に成型することができるのであ
る。
しかもこの利点は単に主板を2部分に分割する
だけの変更のみでよく、製作コストにさほど影響
を与えない。
だけの変更のみでよく、製作コストにさほど影響
を与えない。
従来の方法によると3次元形状の羽根の成形は
できないのでどうしても3次元形状の羽根を形成
しようとすると板金製羽根車の製作と同じように
主板、羽根単品、側板を作りこれらを位置決めし
て組立てることになり多大な組立時間を要する。
しかし本考案によれば主体と羽根とは一体に成形
するので羽根車の組立時間は大巾に短縮できる。
できないのでどうしても3次元形状の羽根を形成
しようとすると板金製羽根車の製作と同じように
主板、羽根単品、側板を作りこれらを位置決めし
て組立てることになり多大な組立時間を要する。
しかし本考案によれば主体と羽根とは一体に成形
するので羽根車の組立時間は大巾に短縮できる。
第7図に示す第2の実施例は第1実施例の遠心
羽根車とは異なり、斜流羽根車であるが、この場
合にも、ボス部4付の第1の主板形成部分1b、
斜めの円環状の第2の主板形成部分1a、第1の
主板形成部分1bと一体の3次元形状の羽根2、
および側板3から成るものであつて、その作用効
果も第1の実施例と全く同様である。
羽根車とは異なり、斜流羽根車であるが、この場
合にも、ボス部4付の第1の主板形成部分1b、
斜めの円環状の第2の主板形成部分1a、第1の
主板形成部分1bと一体の3次元形状の羽根2、
および側板3から成るものであつて、その作用効
果も第1の実施例と全く同様である。
第1図は従来の羽根車の斜視図、第2図はその
展開図、第3図は本考案の第1の実施例の展開
図、第4図はその要部断面図、第5図は従来の主
板と一部の羽根の平面図、第6図は本考案の第1
の実施例の同様な図、第7図は本考案の第2の実
施例の縦断面図である。 1……主板、1a……第2の主板形成部分、1
b……第2の主板形成部分、2……羽根、3……
側板、4……ボス部。
展開図、第3図は本考案の第1の実施例の展開
図、第4図はその要部断面図、第5図は従来の主
板と一部の羽根の平面図、第6図は本考案の第1
の実施例の同様な図、第7図は本考案の第2の実
施例の縦断面図である。 1……主板、1a……第2の主板形成部分、1
b……第2の主板形成部分、2……羽根、3……
側板、4……ボス部。
Claims (1)
- 中央にボス部を有し周縁部に羽根車の軸に対し
て傾斜した複数個の3次元形状の羽根の内端部の
一部を一体に連結して一体成形された第1の主板
形成部分と、この第1の主板形成部分の外周縁に
合致する内径と前記羽根の外端部に合致する外径
を有する円環状の第2の主板形成部分と、これら
第1および第2の主板形成部分から成る主板とは
反対側の羽根側部においてこれら羽根に結合せし
める円環状の側板とを組立ててなる送風機用分割
成形羽根車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16608580U JPS6121593Y2 (ja) | 1980-11-21 | 1980-11-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16608580U JPS6121593Y2 (ja) | 1980-11-21 | 1980-11-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5789897U JPS5789897U (ja) | 1982-06-02 |
JPS6121593Y2 true JPS6121593Y2 (ja) | 1986-06-27 |
Family
ID=29524743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16608580U Expired JPS6121593Y2 (ja) | 1980-11-21 | 1980-11-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6121593Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010203714A (ja) * | 2009-03-05 | 2010-09-16 | Panasonic Corp | 加熱調理器 |
WO2017090347A1 (ja) * | 2015-11-23 | 2017-06-01 | 株式会社デンソー | ターボファンおよびそのターボファンの製造方法 |
WO2017090348A1 (ja) * | 2015-11-23 | 2017-06-01 | 株式会社デンソー | ターボファン |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0615875B2 (ja) * | 1985-02-27 | 1994-03-02 | 株式会社日立製作所 | 遠心送風機の羽根車 |
JPH0654118B2 (ja) * | 1984-06-08 | 1994-07-20 | 株式会社日立製作所 | 遠心送風機の羽根車 |
JPS60261997A (ja) * | 1984-06-08 | 1985-12-25 | Hitachi Ltd | 遠心送風機用羽根車の成形方法 |
JP2014029149A (ja) * | 2012-06-26 | 2014-02-13 | Denso Corp | 遠心式多翼送風機 |
-
1980
- 1980-11-21 JP JP16608580U patent/JPS6121593Y2/ja not_active Expired
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010203714A (ja) * | 2009-03-05 | 2010-09-16 | Panasonic Corp | 加熱調理器 |
WO2017090347A1 (ja) * | 2015-11-23 | 2017-06-01 | 株式会社デンソー | ターボファンおよびそのターボファンの製造方法 |
WO2017090348A1 (ja) * | 2015-11-23 | 2017-06-01 | 株式会社デンソー | ターボファン |
JPWO2017090347A1 (ja) * | 2015-11-23 | 2018-03-01 | 株式会社デンソー | ターボファンおよびそのターボファンの製造方法 |
JPWO2017090348A1 (ja) * | 2015-11-23 | 2018-03-08 | 株式会社デンソー | ターボファン |
CN108291558A (zh) * | 2015-11-23 | 2018-07-17 | 株式会社电装 | 涡轮风扇 |
CN108291557A (zh) * | 2015-11-23 | 2018-07-17 | 株式会社电装 | 涡轮风扇及该涡轮风扇的制造方法 |
US11286945B2 (en) | 2015-11-23 | 2022-03-29 | Denso Corporation | Turbofan and method of manufacturing turbofan |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5789897U (ja) | 1982-06-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6121593Y2 (ja) | ||
JP3668782B2 (ja) | 送風ファンおよびその製造方法 | |
JPS60156997A (ja) | 遠心式送風機用フアン | |
JPS60261997A (ja) | 遠心送風機用羽根車の成形方法 | |
JP3453093B2 (ja) | 軸流送風機 | |
JPS6234959B2 (ja) | ||
JPS6016800Y2 (ja) | 送風機 | |
CN220185439U (zh) | 一种双出风口的风机 | |
KR100395757B1 (ko) | 송풍장치의 날개구조체 결합구조 | |
JPS6320919Y2 (ja) | ||
JP3454119B2 (ja) | シロッコファンの羽根車及びその成形用金型 | |
CN211737558U (zh) | 双叶片固定的聚类风叶结构及轴流风扇 | |
JPH0417839Y2 (ja) | ||
JPS641517Y2 (ja) | ||
JPS6087397U (ja) | 多翼ファン装置 | |
JPS6155397A (ja) | 風圧型シロツコフアン | |
JPH0354396A (ja) | 電動送風機 | |
JPS6141899U (ja) | 送風機 | |
JPS58122396A (ja) | 貫流フアンの羽根車 | |
JPH0436279B2 (ja) | ||
JPS626317Y2 (ja) | ||
CN117006094A (zh) | 一种双出风口的风机 | |
JPH0285897U (ja) | ||
JPS6012957Y2 (ja) | 渦巻ポンプの羽根車 | |
JPS5834353Y2 (ja) | 空気調和機等の通風構造 |