JPH0574527B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0574527B2
JPH0574527B2 JP2091928A JP9192890A JPH0574527B2 JP H0574527 B2 JPH0574527 B2 JP H0574527B2 JP 2091928 A JP2091928 A JP 2091928A JP 9192890 A JP9192890 A JP 9192890A JP H0574527 B2 JPH0574527 B2 JP H0574527B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chabazite
tma
preparing synthetic
synthetic chabazite
gel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2091928A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02289418A (ja
Inventor
Richaado Gafunii Toomasu
Gaadonaa Koo Chaarusu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Air Products and Chemicals Inc
Original Assignee
Air Products and Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Air Products and Chemicals Inc filed Critical Air Products and Chemicals Inc
Publication of JPH02289418A publication Critical patent/JPH02289418A/ja
Publication of JPH0574527B2 publication Critical patent/JPH0574527B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B39/00Compounds having molecular sieve and base-exchange properties, e.g. crystalline zeolites; Their preparation; After-treatment, e.g. ion-exchange or dealumination
    • C01B39/02Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof; Direct preparation thereof; Preparation thereof starting from a reaction mixture containing a crystalline zeolite of another type, or from preformed reactants; After-treatment thereof
    • C01B39/46Other types characterised by their X-ray diffraction pattern and their defined composition
    • C01B39/48Other types characterised by their X-ray diffraction pattern and their defined composition using at least one organic template directing agent
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B21/00Nitrogen; Compounds thereof
    • C01B21/04Purification or separation of nitrogen
    • C01B21/0405Purification or separation processes
    • C01B21/0433Physical processing only
    • C01B21/045Physical processing only by adsorption in solids
    • C01B21/0455Physical processing only by adsorption in solids characterised by the adsorbent
    • C01B21/0466Zeolites
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B23/00Noble gases; Compounds thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B2210/00Purification or separation of specific gases
    • C01B2210/0043Impurity removed
    • C01B2210/0046Nitrogen

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) この発明は他のゼオライトを上回る改良特性、
詳しくは窒素のような弱相互作用性吸着質の吸着
力が具わる好ましい斜方沸石生産のスケール可能
の改良製法に関する。 (従来の技術) より純粋なガスに対する電子産業の最近の要求
条件と不純物量の立証とが、アルゴンからの微量
窒素の除去に用いるゼオライト吸着剤の利用への
関心を増大させた。多価斜方沸石はアルゴンから
の微量窒素の除去、メタンの精製およびクロマト
グラフイーにかけるアルゴンからの酸素の定量的
分離に用いて有用な吸着剤として開示されてき
た。適切な脱水後初めて得られるカルシウム交換
斜方沸石の固有特性が、標準吸着技術を用いてバ
ルクガスから経済的に除去できる汚染ガスの範囲
を拡大する。 (発明が解決しようとする課題) しかし、良質斜方沸石の入手可能性は極めて限
られている。純粋斜方沸石は天然での存在は極め
て稀で、大規模製法での商業用吸着剤として利用
するには高価につき過ぎる。この明細書の発明に
おいて、斜方沸石なるものには多数の合成ゼオラ
イトが含まれており、それには斜方沸石形状が具
わり、斜方沸石(CHA)の一般IUPAC構造規約
に基くものである。斜方沸石の合成類似体は周知
である。実施例にはゼオライトD,R,G,およ
びZK−14(Breck著、ニユーヨーク州ニユーヨー
ク市ジヨン.ウイリー.アンド.サンズ社1974年
刊「ゼオライト、モレキユラー、シーヴ」第110
頁、およびCartleidgeほか著1984年刊「ゼオライ
ト」4,226)が含まれる。これらの相のその結
晶構造にわずかな変動が起きうる。好ましい組成
をもつ合成斜方沸石調製の周知の方法は、それら
に低収量、低製品純度、長結晶化時間が欠点とし
てあり、また実行可能としてもスケールアツプが
困難であるので商業的には有用ではない。斜方沸
石を基剤とする吸着剤が商業的に開発が可能にな
る前に、純粋斜方沸石を経済的に魅力のある工程
で調製できる合成製法が必要となる。 業界の若干の技術者が合成斜方沸石の調製法を
提案した。たとえば、Barrerほかが、ゼオライ
トGの調製を説明している(J.Chem.Soc.2882−
2891(1956)およびJ.S.C.Dalton、1254−1259
(1972)。これらゼオライトのカリウム型は多数の
異なる組成の相を生成する多種類のシリカアルミ
ナ源から調製できる(SiO2のAl2O3に対する比が
1.0乃至4.5)。しかし、このような配合物は非常
に稀薄なゲルだけに作用し、また結晶化には数週
間を要する。 Miltonにより初めて調製された合成斜方沸石
のような相をもつゼオライトRは、SiO2のAl2O3
に対する比が3.44乃至3.66の限定組成範囲にのみ
形成する。しかし、Miltonが教示した方法を用
いるゼオライトRの合成は動的制御された方法で
あり、それはスケールアツプには役立たないこと
がわかつた。温度、結晶化時間、攪拌、試薬源お
よびスケールが重要かつ相互依存的であるため、
このような方法を商業的数量の純粋合成斜方沸石
の再生自由な生産に使用できるかどうかの確認が
できなくなつた。合成の他の方法もスケールアツ
プについて同様な問題に遭遇する。たとえば、
Tsitsishviliほかが報告する方法
(Soobshcheniya akademii nauk Gurzinoskoi
SSR、97、No.3 621−624(1980))は、大規模で
実施する時、エリオナイトまたは(および)ゼオ
ライトEABで汚染された斜方沸石を生成する。 ZK−14で示される合成斜方沸石調製のもう1
つの方法はCartleidgeほかが1984年刊「ゼオライ
ツ」、218に説明している。この方法は非常に
稀薄なゲル中でハイレベルの水酸化テトラメチル
アンモニウムを鋳型として用いて実施されるが、
高価な試薬を用いて反応器の単位容積当りのゼオ
ライトの収量は低い。 Lokほかが1983年刊「The Role of Organic
Molecules in Molecular Sieve Synthesis」3、
282−291「ゼオライツ」で論ぜられているテトラ
メチルアンモニウム陽イオン(TMA)は構造指
向およびゲル化学的性質改造効果をもつことで周
知である一方、それにもかかわらず、毒性のある
ことと同様、大概の商業用途には高価すぎること
で周知である(1985年刊Ind.Eng.Chem.Prod.
Res.Dev.)24、507−512での成田(Narita)に
よる説明参照)。従つて斜方沸石形成に必要な
TMAの量の減少が好ましい。 商業的に有意な数量の斜方沸石の製法につき周
知のものはない。従つて、容易に入手できる出発
原料から好ましい構造の窒素吸着合成斜方沸石を
高収量で大規模に迅速に調製できる製法が必要と
なる。従つて、この発明の目的は合成斜方沸石の
調製法およびその生成物を提供することである。 (課題を解決するための手段) この発明においてSiのAlに対する比が1.8乃至
2.3と、窒素のような弱相互性吸着質の他のゼオ
ライトを上回る改質吸着特性が具わる合成斜方沸
石は、アルミナ源、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、テトラメチル・アンモニウム(TMA)
試薬(水酸化物、塩または(および)水和物)、
および(TMA)2O3のAl2O3に対する比が0.08乃
至0.0001のゲルを生成させる適当な媒体にあるシ
リカ源とを混合することと、前記ゲルを加熱して
結晶化すること、および好ましくは前記斜方沸石
生成物を前記結晶混合物から分離させることから
成る工程によつて迅速かつ経済的に有意の数量で
調製できる。前記ゲルを約25°乃至150℃の温度で
少くとも1時間加熱して結晶化させることが好ま
しい。 この発明の斜方沸石はその後、その1価イオン
類を2価イオン類と置換して2価型に転化でき
る。好ましくは、この発明の斜方沸石生成物の1
価イオン類の少くとも大半(50%以上)を所望の
2価イオン類、好ましくはカルシウムまたはスト
ロンチウム、最も好ましくはカルシウムで置換さ
せることが好ましい。 その結果生成される斜方沸石は、ゼオライトキ
ヤビテイからゼオライトの構造の破壊なしに水分
を除去する方法であればどのような方法によつて
も脱水できる。意外にも、この発明の製法で生産
される斜方沸石は、SiのAlに対する比が比較的
高い斜方沸石の脱水に必要とするよりも有意に低
い脱水温度で加熱される時、その窒素吸着力は極
限に達する(第1図参照)。これは低温かつ短時
間脱水が使えるため、この発明の斜方沸石は商業
的にすぐれた吸着法として利用できるようにな
る。 (作用) この発明の製法により生産された合成斜方沸石
は斜方沸石形状を具え、また斜方沸石(CHA)
の一般IUPAC構造規約に包含された合成斜方沸
石にも当て嵌まる。それには基盤となるSiのAl
に対する比が約1.8乃至2.3、好ましくは2で、た
とえば窒素のような弱相互作用性吸着質の吸着特
性が、斜方沸石他の組成物を含む他のどのような
種類のゼオライトも上回る改質がなされているこ
とを示す(第2図参照)。これまで、弱相互作用
性吸着質を除去する最良の斜方沸石はカルシウム
イオンの数にのみ左右され、それ故、SiのAlに
対する比が1である斜方沸石が最高の能力を提供
するものと考えられてきた。意外にも、吸着部位
の数、従つて吸着力が組成により組織的に変動す
ることがわかつた。基盤となるSiのAlに対する
比と陽イオンの部位の双方およびゼオライト中の
分布が斜方沸石の窒素吸着特性に影響を及ぼすこ
とがわかつた。吸着力の組成物との相関関係を算
定する最初の試みで、吸着力が陽イオン含量によ
つて説明がつくものより!?に大量の増加のあるこ
とがわかつた。SiのAlに対する比が4から2に
減少するに従つて、ゼオライトのカルシウム含量
が67%だけ増加したが、一方吸着力は350%も増
加した。陽イオン含量を単位結晶当り1.2から2.0
イオンに増加させると、各陽イオンがただ1つの
窒素分子を吸着する場合、予期以上に多い数の吸
着部位を生成させる。斜方沸石の位置(大キヤ
ビテイにある6環の中心に近く位置する)に1つ
または2つの陽イオンがある時(Mortierほか、
Mat.Res.Bull.12.97(1977))1窒素分子が部位
のカルシウムイオンにより吸着すると仮定し、ま
た第3陽イオンが存在する時、位置における2
つの吸着部位は気孔が破れて破壊されるものと仮
定して、収執着力は組成物の関数として予測でき
る。従つて、斜方沸石型ゼオライトの窒素容量の
基盤組成物への依存度は第3図においては直線に
なる筈である。第3図にプロツトされた実験デー
タはすべて予測値より低く、予測値と実験値との
間になんらの明らかな相関関数もない。明らか
に、2価陽イオン含量だけでは斜方沸石吸着剤の
吸着力は決まらない。基盤を通しての陽イオン分
布と部位づけはまたは主要構造パラメーターでも
ある。 ソリツドステート29 Si NMR(核磁気共鳴)
データを用いると、5つの化学的に性質が異なる
環境のおのおのにある珪素の相対量Si(nAl)を
決めることができ、その場合、nは、酸素を通し
て直接珪素に連結するアルミニウム原子(すなわ
ち最隣接原子)の数を示し、それは0乃至4とな
り得る。2価陽イオンが基盤構造におけるアルミ
ニウム原子と会合する陰電荷を補うので、平均し
て、2つの2価陽イオンは各Si(4Al)と、3/2は
Si(3Al)と、1つは各Si(2Al)と、そして1/2は
Si(1Al)部位と会合することになる。Si(2Al)
とSi(1Al)部位と会合した2価陽イオンだけが
窒素を吸着することがわかつた。部位づけ仮説を
用いて窒素吸着の予測された値が、Si(2Al)と
Si(1Al)部位と会合した陽イオンの率だけが斜
方沸石の吸着剤の能力に寄与することを反映させ
てスケールされる時、予測値対実験値が第4図に
示されるような直線となる。これは1つの窒素分
子が部位づけと分布必要条件により影響を受け易
い2価陽イオンによる吸着を示す。 分布必要条件で影響を受け易い陽イオンの率、
fdは次式を用いてNMRデータから算出できる。
すなわち: fd=R/2(Si(2Al)+Si(1Al)/2) [式中RはSiのAlに対する比]。部位づけ必要
条件により影響を受け易い陽イオン率、fsは次式
で示される。すなわち: fs=RのO5 fs=(5−R)/Rの3=2−5 fs=R−Rの1=1−2 従つて、1.8乃至2.7に変動するSiのAlに対する
比が、0.7乃至1および0.62乃至1それぞれに変
動する部位づけ(fs)および分布(fd)と共に、
先行技術斜方沸石を上回る予期しない改質をもた
らすことになる。SiのAlに対する比2は最高吸
着力を提供するので、この比が好ましい。 この発明の斜方沸石のモル/gで示す吸着力は
式、C=fsfdNで示される。[式中Nは吸着剤の
1g当りの2価陽イオンのモル数である]。部位I
またはのいずれかを占有する適当な大きさの2
価陽イオンには、N=1/2(60.08R+A.W./2+
58.98)。[式中A.W.は2価イオンの原子量であ
る。]カルシウム斜方沸石には、N=1/2
(60.08R+79.02)である。STPでccN2/gとし
て示された容積吸着力はCvとして示される。 この発明の好ましい2価陽イオン含有斜方沸石
は次式で示される組成物を有する。すなわち: M2+ X/2[(SiO212-X] [式中x=3.24乃至4.28、そしてM2+は2価陽
イオン。] この発明の製造で生産された独特の斜方沸石は
先行材料より有意に低い脱水温度でよいので吸着
床でよりよい効率を出させかつ再生が必要となる
までのオンストリームの能力を延長させる強化吸
着特性が具わる。この発明により生産された合成
斜方沸石がずつと低い脱水温度で全能力を発揮で
きる理由が十分に理解されていない、部分脱水斜
方沸石には、この発明の製法により生産され、Si
のAlに対する比が1.8乃至2.3で、上述概略した部
位づけおよび分布パラメータの斜方沸石は、より
以上に脱水・脱水酸化して窒素に影響され易い陽
イオンを有し、従つて、より多くシリカを含む生
成物よりも高い窒素吸着力が具わることになる。 意外なことには、先行技術において、スケール
アツプされると、鋳型濃度が斜方沸石生成物に汚
染物相の生成の原因となり不良吸着剤となること
がわかつた。TMA鋳型の機能が、斜方沸石をゲ
ルから結晶化する動力学を増大させるように見え
る一方、他の汚染物相が結晶化し始める前にゲル
を消費して、過剰のTMAがエリオナイトまたは
(および)ゼオライトEABの地質を固化させるこ
とは明らかである。これらの汚染物の吸着力は不
良で、混合相材料の全吸着特性をはなはだしく低
下させる。独特の斜方沸石はTMAが先に用いら
れた量に比較してわずかな量で存在するこの発明
の製法で生産される。 この発明の製法により生産される合成斜方沸石
のカルシウム型は、たとえば、米国特許第
4732584号でその開示をこの明細書で参考に組み
入れているが、バルクガス流から1つ以上の少数
成分を選択吸着の製法で先に入手できる斜方沸石
のどれよりも特にすぐれている筈である。 瞬間製法が良好な収量、良好な製品品質、短結
晶化時間および汚染相を呼込まない適切なスケー
ルアツプを提供するので、それは経済的に魅力が
あり天然産出斜方沸石に依存する産業の困難を軽
減する。 この製法において、ゲルをアルミナ源、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、TMA試薬と、そ
れにシリカ源を混合して調製する。 水酸化アルカリ金属を次の範囲で用いる。すな
わち:([Na2O]+[K2O])のSiO2に対する比が
0.4乃至0.6、好ましくは0.5乃至0.6である。低い
値は斜方カリ沸石(offretite)のような相の生成
をもたらす一方、高い値は灰十字石のような相の
生成をもたらす。 使用するTMA試薬の量は、TMA2OのAl2O3
に対する比で約0.08乃至0.0001、好ましくは0.08
乃至0.0003、最も好ましくは0.08乃至0.0006の範
囲である。前記TMAは適当な塩、水酸化物また
は(および)その水和物であればどれでも、この
明細書においてはTMA試薬と呼ばれるもので導
入できる。適当なTMA試薬には塩化、臭化、沃
化、水酸化TMAその他同種のものおよびそれの
混合物が含まれる。 ゼオライト合成に用いるシリカ源のどれもがこ
の発明のシリか源として使用でき、それには、ヒ
ユームドシリカ、シリカゾル、珪素のアルコキシ
ド、アルカリ金属シリケート、珪酸、固体非晶質
沈澱シリカまたはその他適当な形のシリカと同様
これらいずれかの混合物が含まれる。斜方沸石は
コロイド状シリカまたは沈澱シリカゲルが用いら
れる時、またそれが、コロイド状シリカが用いら
れる時、唯一の生成物である時、主生成物として
得られる。従つて、コロイド状シリカ(sol)が
好ましい。使用できる若干の適当なシリカ試薬に
は、たとえば、沈澱シリカ(Fluka)、シリカゾ
ル(Ludox,Nalco)その他同種のものおよびそ
の混合物が含まれる。 アルミナは、アルミニウムアルコキシド、擬ベ
ーム石、アルミニウム塩、およびゼオライト用に
用いられる他の適当なアルミナ源であればなんで
も、コロイド状アルミナとして混合物に供給でき
る。 一般に、この発明のゲル組成物には次の比率で
混合するアルミナ源、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、テトラメチルアンモニウム試薬および
シリカ源が含まれる。すなわち、a Na2O:b
K2O:c TMA2O:d SiO2:Al2O3:e
H2Oで、そこにおいて、(a+b)/dが0.4乃
至0.6、cが0.08乃至0.0001、dが4乃至22、そし
てeが50乃至1000である。好ましい組成は次の比
率を具える:(a+b)/dが0.4乃至0.6、cが
0.04、dが7、そしてeが79である。純粋合成斜
方沸石生成物の収量を最大限にする好ましいゲル
組成は、0.04[TMA]2O:2.67 Na2O:0.88 K2
O:7 SiO2:Al2O3:110H2Oである。不純生
成物はSiO2のAl2O3に対する比を約7以下にさら
に減らすことで高い収量となる。使用される
TMA試薬の量を最少限に止める好ましいゲルの
組成は次の通り。すなわち:0.0006[TMA]2O:
6.67 Na2O:2.2 K2O:17.5 SiO2:Al2O3
276H2Oである。 比較的少量のTMA試薬を純粋生成物収量の最
大化に用いることができる。低濃度のTMAは
TMA−斜方沸石を主生成物として生成するが、
これら配合物から結晶化する汚染物相の確率が増
大することがわかつている。たとえば、0.000313
(TMA)2O/Al2O3は、他のゼオライトも生成さ
れるが、それでも斜方沸石を主要生成物(50%以
上)として生成する。 ゲルを少くとも1時間もしくは所望の時間、
25°乃至150℃の温度で結晶化する。好ましくは、
ゲルを約85°乃至100℃の温度範囲で約12時間乃至
96時間の範囲で加熱して結晶化させることであ
る。 攪拌合成で主生成物としての合成斜方沸石がで
きるが、結晶化中の攪拌はしばしば好ましくない
灰十字石生成物の生成に結びつくのでゲルの攪拌
はしない方が好ましい。 結晶化完了の後、生成物は、好ましい場合、適
当な方法で隔離、好ましくは水で洗浄し、そして
乾燥、好ましくは空気乾燥してから適当であれば
どのような方法によつてでも2価の形にイオン交
換されることである。少くとも大半(50%以上)
の1価イオンを2価イオン、好ましくはカルシウ
ムまたは(および)ストロンチウムで置換する交
換であればどのようなものでも使用できる。交換
実施に使用できる若干の適当な塩にはマグネシウ
ム、カルシウム、バリウムの塩のようなアルカリ
土類金属その他同種のものと一緒に類似の塩化
物、ニトレート、アセテートおよびスルフエー
ト、たとえば塩化カルシウム、硝酸カルシウム、
酢酸カルシウム、類似アルカリ金属土類塩その他
同種のものおよびその混合物が含まれる。最良の
吸着の精製特性には、1価陽イオンの多価陽イオ
ンへの交換レベルが高ければ高いほどよい。 多価陽イオン含有斜方沸石の最適性能レベルへ
の脱水を、陽イオンを取り巻く水を含むゼオライ
トキヤビテイからの水を除去する方法であればど
のような方法によつてでもゼオライトの構造破壊
をもたらすことなく実施できる。これを実用的方
法で達成するため、斜方沸石は、ゼオライトの水
分をゼオライトに構造上の損失をもたらすことな
く重量比で約1.5%以下の低下に適する条件で温
度を200°乃至400℃の範囲で維持する方がよい。 この発明をさらに具体的に説明するが、それは
次掲の諸実施例によつて限定しようとするもので
ない。前記実施例にあるすべての部および百合比
は別記のない限り重量で示される。実施例におい
ては、窒素とアルゴン異性体を容積吸着装置を用
いて温度30℃、圧力0乃至1気圧で測定する。吸
収量測定に先立つて、ほかに指示がなければ、各
吸着剤を先ず16乃至18時間、最終温度を400℃に
なるように完全脱水する。どの場合も、試料を毎
分1乃至2℃加熱して所望温度に上げる一方、シ
ステムにおける圧力を10-5以下に維持する。すべ
ての吸着収量を温度30℃、圧力1気圧で測定し、
ccSTP/gとして報告する。 (実施例) 以下に示す実施例で、使用される水酸化アルミ
ニウムと水酸化カリウムの水分は変動する。水酸
化アルミニウムは典型的例として重量比でAl2O3
の50乃至65%、水酸化カリウムは典型的例として
KOHの87%であつた。実施例において、報告さ
れたゲル組成物は使用されるAl2O3とKOHの実
際乾量にあたる。 実施例 1 水酸化アルミニウム水和物(12.12g)、水酸化
ナトリウム(32.06g)、水酸化カリウム(重量比
で87%のKOH、17.3g)、および水酸化テトラメ
チルアンモニウムペンタ水和物(TMA−OH)
(3.59g)を138.5gの水で溶解した。溶液を209.75g
の重量比で30%のシリカゾルに攪拌しながら添加
した。その結果形成した濃厚ゲル(組成は0.16
[TMA]2O:6.67 Na2O:2.2 K2O:17.5 SiO2
O:Al2O3:276H2O)を約15分間攪拌し、密閉
テフロン裏引きの反応器に入れ85℃の温度に加熱
し、その温度で4日間維持した。生成物を過で
分離し、水で洗浄その後、空気乾燥した。生成物
はI/I0が相対強さであり、また“d”が原子面
間距離である次掲のデータを特徴とするX−線粉
末回折図形を示す:
【表】
【表】 これらのX−線データは、生成物が本質的に純
粋の合成斜方沸石であることを示す一方、手順は
スケールアツプされる時不純生成物を提供する
(実施例4参照)。 この生成物の1部(6g)を100mlの1M CaCl2
溶液に入れて2時間還流させ、250mlの水で洗浄
した。この手順を3回反復した。X−線螢光分光
にかけて測定したカルシウム交換レベルは約92%
で、生成物の窒素容量は31.7cc STP/gであつ
た。 実施例 2 水酸化ナトリウム(13.39g)と水酸化カリウム
(7.12g)を40gの水で溶解した(溶液I)。珪酸
(26.4g)を50gの水に懸濁させ、1.5gの水酸化テ
トラメチルアンモニウムテトラ水和物を添加した
(溶液)。溶液Iの1部をシリカが溶解するまで
溶液に添加した(約30ml)。水酸化アルミニウ
ム(5.08g)を29.3gの水に添加し、溶液Iの残量
を前記水酸化アルミニウムに添加して水酸化アル
ミニウムを溶解させた。その後、水酸化アルミニ
ウム溶液を前記シリカ溶液に添加して、できた溶
液を約5分間攪拌した。濃厚なゲルができその組
成は次のごとし:0.16[TMA]2O:6.67 Na2O:
2.2 K2O:17.5 SiO2:Al2O3:276H2O。前記ゲ
ルを約15分間攪拌し、その後テフロン塗り容器に
入れ85℃の温度で約24時間加熱した。生成物には
I/I0が相対強さ、“d”が原子面間距離である
次掲のデータを特徴とするX−線粉末回折図を示
した:
【表】 これらのX−線データに基いて、生成物が87%
の斜方沸石と13%の灰十字石型相(ZK−19)で
あると判断された。この実施例はシリカがコロイ
ド状シリカまたはシリカゾルのような純粋生成物
を提供しないことを示す。 実施例 3 沈澱シリカを用いまた。Tsitsishviliほかによ
る1980年刊「Soobshcheniya akademii nauk
Gur−zinoskoi SSR」97、No.3621に説明の方法
に従つて別の手順で実施した。9.4Na2O:2.75
K2O:1.3 [TMA]2O:21.07 SiO2:Al2O3
470H2Oの組成をもつゲルを実施例2の手順によ
り、NaclとKClを用いてアルカリ金属濃度を調
整して調製した。前記ゲルを2時間攪拌してそれ
を85℃の温度で3日間加熱した。生成物はI/I0
が相対強さ、“d”が原子面間距離である次掲の
データを特徴とするX−線粉末回折図形を示し
た:
【表】 これらのX−線データは生成物が85%TMA−
斜方沸石と15%灰十字石型相(ZK−19)である
ことを示す。実施例1に述べられたイオン交換処
理の後、生成物のカルシウム型は約25cc SRC/
gの窒素吸着力をもつた。実施例1に比較して吸
着力は減少したが、それは前記ZK−19の存在の
ためである、従つて、すぐれた吸着剤を提供する
実質的に純粋のTMA斜方沸石はコロイド状シリ
カがシリカゲルに置換される時にできる。 実施例 4 実施例1の手順を、60.6gの水酸化アルミニウ
ム 160.32gのNaOH、86.51gのKOH、17.94gの
TMA−OH、676gの水および1051.8gの実施例1
のシリカゾルを用いてスケールアツプして、ゲル
組成0.16[TMA]2O:6.67 Na2O:2.2 K2O:
17.5 SiO2:Al2O3:276H2Oを提供する。前記ゲ
ルを95℃の温度で3日間結晶化した。生成物は
I/I0が相対強さ、“d”が原子面間距離である
次掲のデータを特徴とするX−線粉末回折図形を
示した:
【表】
【表】 これらのX−線データは生成物は75%が合成斜
方沸石と25%がエリオナイトまたはEAB型相で
あることを示す。実施例1に説明のカルシウム型
にイオン交換の後、生成物の窒素容量は
16.9ccSTP/gであつた。従つて実施例1の手順
のスケールアツプは不良吸着性の不純生成物を提
供する。 実施例 5 実施例4の手順を60.6gの水酸化アルミニウム、
160.32gの水酸化ナトリウム、87.0gの水酸化カリ
ウム、1051.8gのシリカ、674gの水を用いて行い、
また0.56gの水酸化テトラメチルアンモニウムペ
ンタ水和物を用いると、0.005[TMA]2O:6.67
Na2O:2.2 K2O:17.5 SiO2:Al2O3:276H2
の組成のゲルができた。生成物はI/I0が相対強
さ、“d”が原子面間距離である次掲のデータを
特徴とするX−線粉末回折図形を示した:
【表】
【表】 これらのX−線データは生成物が本質的に純粋
合成斜方沸石であることを示す。この実施例は
TMAOHの量を制限して大規模に本質的に純粋
の斜方沸石をつくる重要性を示している。実施例
1に説明のカルシウム型に交換後、カルシウム交
換レベルが約92%、窒素容量が約40cc STP/
g、SiAlが2.1、fsが0.97そしてfdが生成物の0.74
である。従つて、純粋合成斜方沸石はスケールア
ツプされた生産バツチで生産され、他の周知の斜
方沸石吸着剤にまさる吸着剤を提供した(第2図
参照)。 実施例 6 実施例1に説明の通りに調製された0.16
[TMA]2O:6.67 Na2O:2.2 K2O:17.5
SiO2:Al2O3:276H2Oの組成のゲルを温度85℃
で24時間加熱した。生成物のX−線粉末回折図表
は実施例1の生成物の図形と実質的に同一であつ
た。これは1日間85℃の温度で加熱する結晶化の
条件がゲルをTMA斜方沸石に転化には十分であ
ることを示す。 実施例 7 実施例6のTMA以外のゲル組成物を実施例6
の説明の通りに処理した。生成物は非晶質固体で
あつた。これはTMA−OHが実施例6の結晶化
条件下でTMA−斜方沸石形成に必要であること
を示す。 実施例 8 実施例7を反復し、ゲルを85℃の温度で4日間
加熱した。生成物はI/I0が相対強さ、“d”が
原子面間距離である次掲のデータを特徴とするX
−線粉末回折図形を示した:
【表】 これらのデータは、生成物の30%が合成斜方沸
石、70%が灰十字石型相(ZK−19)であること
を示す。この実施例はTMA−OHが生成物の純
度に及ぼす影響を示す。 実施例 9 実施例1の手順をTMA−OHだけを用いて実
施して、0.000625[TMA]2O:6.67 Na2O:2.2
K2O:17.5 SiO2:Al2O3:276H2Oの組成のゲル
ができた。生成物のX−線粉末回折図表は実施例
1の生成物の図形と実質的に同一である。この実
施例はこの発明による純粋合成斜方沸石提供に必
要な最低濃度の使用を示す。ゲル組成において、
比較的少量の[TMA]2OがZK−19含有斜方沸石
生成物を提供した。 実施例 10 第1表は実施例1に説明の通り調製した多数の
ゲル組成物のデータを列挙する。SiO2のAl2O3
対する比を17.5から7に減少させると、反応器の
生産性を250%だけ増加でき、実質的に純粋の
TMA−斜方沸石が生成される。第1表に示され
た窒素容量データは、SiO2OのAl2O3に対する比
が17.5乃至7の範囲のゲル組成物で形成されたカ
ルシウム交換生成物には窒素のすぐれた吸着力が
具わることを示す。
【表】
【表】 実施例 11 脱水温度が珪質斜方沸石と実施例2の合成斜方
沸石の窒素吸着量に及ぼす影響が第1図に示され
ている。このデータは、合成TMA−斜方沸石
が、珪質Nova Scotia(NS)斜方沸石と比較して
有意に低い脱水温度でその極限窒素吸着力に達す
ることを示している。合成材料は、天然斜方沸石
の約500℃と比較して350℃の温度で本質的に全能
力に達する。約250乃至375℃の商業上実際的温度
範囲での脱水で、この発明の斜方沸石は、窒素吸
着力が天然斜方沸石を33%乃至100%上回る改良
を提供する。 実施例 12 実施例5の斜方沸石を合成斜方沸石の純粋ナト
リウム型からストロンチウム型にイオン交換し
た。1M SyCl2(0.5/10g)を用いる4交換で高
ストロンチウム交換試料をつくつた。 次掲の比較実施例は、先行技術を再製して条件
の合う吸着剤を大規模に調製する試みを示すが、
全部不成功であつた。 比較例 A 英国特許第841812号による説明の通り次のよう
に斜方沸石を調製した。すなわち:水酸化アルミ
ニウム(10.3g)と水酸化カリウム(11.12g)を
86.4gの水に溶解させた。溶液を46.47gのコロイ
ド状シリカ(30wt%)に添加して、2.1Na2O:
3.5 SiO2O:Al2O3:105H2Oの組成のゲルを30
分間攪拌して、100℃の温度に16時間かけて加熱
した。生成物の76%がゼオライトR、12%がゼオ
ライトPと、12%がゼオライトYと推定される。
生成物のカルシウム型には33.1cc/gの窒素吸着
力がある。 比較例 B 比較例Aの方法により、103gの水酸化アルミ
ニウム、111.2gの水酸化ナトリウム、864gの水お
よび464.8gの30%シリカを用いてゲルを調製し
た。組成が2.1Na2O:3.5 SiO2:Al2O3:105H2
Oのゲルを攪拌することなく16時間90℃の温度で
結晶化した。生成物の55%がゼオライトR、25%
がゼオライトY、そして20%がゼオライトPであ
つた。それは攪拌しない結晶化中に起る温度勾配
のためである。この比較例は、ゼオライトRの配
合物をこの発明の実施例5に説明のものと同じ大
きさにスケールアツプさせる最良の試みをしても
不純の品質の劣る吸着剤ができることを示す。 比較例 C 比較例Aの方法によりゲルを結晶化期間中攪拌
しながら調製結晶化した。生成物はゼオライトY
とPの混合物であつて、ゼオライトRは回収され
なかつた。 比較例 D−F 比較例Aに説明の方法で調製し、8,24および
64時間で結晶化した。第5図は形成されたゼオラ
イトRの%が16時間後に最大限に達し、ゼオライ
トPの生成が増加するに従つて比較的長い時間で
減少する。従つて、結晶化時間を単純に増加して
ゼオライトRの生成物純度の改質はできない。 実施例はこの発明のいくつかの好ましい実施態
様を示するが、同様な結果がこの明細書に示唆さ
れた代替の実施態様を用いて達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は斜方沸石の窒素吸着量を30℃の脱水温
度、圧力1気圧の関数として示す図、第2図は周
知の最良の天然に存在する(Nova Scotia)斜方
沸石と、最良の先行技術合成斜方沸石吸着剤(比
較例Aに説明)、およびこの発明の製法で生産さ
れた斜方沸石の比較を示す図、第3図は斜方沸石
型ゼオライトの実際窒素容量を温度30℃、圧力1
気圧で測定される陽イオン部位にだけ基いて予測
されるものとの相関関係の算定を示す図、第4図
は斜方沸石型ゼオライトの実際窒素容量を温度30
℃、圧力1気圧で測定される陽イオン部位づけと
アルミニウム分布双方に基いて予測されるものと
の相関関係の算定を示す図、第5図はゼオライト
P,RおよびゼオライトR配合物から生成された
ホージヤサイトの量を結晶化時間の関数として示
す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 SiのAlに対する比が1.8乃至2.3の合成斜方沸
    石の調製法であつて、アルミナ源、水酸化ナトリ
    ウム、水酸化カリウム、TMA2OのAl2O3に対す
    る比が約0.08乃至0.0001のTMA試薬、および水
    性ゲルを形成するシリカ源の混合と、前記ゲルの
    加熱、結晶化による斜方沸石生成物の形成から成
    る合成斜方沸石の調製法。 2 前記斜方沸石を2価型に転化することを特徴
    とする請求項1による合成斜方沸石の調製法。 3 前記斜方沸石をM2+[(SiO212-X(Al2O3X
    の組成[式中xは3.24乃至4.28、M2+ x/2が2価イオ
    ンである]に転化することを特徴とする請求項2
    による合成斜方沸石の調製法。 4 前記斜方沸石をアルカリ土類金属陽イオンが
    具わる2価型に転化することを特徴とする請求項
    3による合成斜方沸石の調製法。 5 前記アルカリ土類金属はカルシウム、ストロ
    ンチウム、バリウムおよびその混合物から成る群
    から選ばれる員であることを特徴とする請求項4
    による合成斜方沸石の調製法。 6 前記アルカリ土類金属がカルシウムであるこ
    とを特徴とする請求項5による合成斜方沸石の調
    製法。 7 前記アルカリ土類金属がストロンチウムであ
    ることを特徴とする請求項5による合成斜方沸石
    の調製法。 8 前記ゲルを約25乃至150℃の温度で少くとも
    1時間加熱して結晶化することを特徴とする請求
    項1による合成斜方沸石の調製法。 9 前記ゲルを約85°乃至100℃の温度で約12時間
    乃至96時間かけて結晶化することを特徴とする請
    求項8による合成斜方沸石の調製法。 10 前記シリカ源はコロイド状シリカであるこ
    とを特徴とする請求項1による合成斜方沸石の調
    製法。 11 前記アルミナ源が水酸化アルミニウムであ
    ることを特徴とする請求項1による合成斜方沸石
    の調製法。 12 前記TMA試薬は水酸化テトラメチルアン
    モニウムであることを特徴とする請求項1による
    合成斜方沸石の調製法。 13 前記TMA2OのAl2O3に対する比が0.08乃
    至0.0003であることを特徴とする請求項1による
    合成斜方沸石の調製法。 14 前記TMA2OのAl2O3に対する比が0.08乃
    至0.0006であることを特徴とする請求項13によ
    る合成斜方沸石の調製法。 15 前記水酸化ナトリウムと水酸化カリウムを
    ([Na2O]+[K2O])/SiO2のSiO2に対する比=
    0.4乃至0.6で混合することを特徴とする請求項1
    による合成斜方沸石の調製法。 16 前記比が0.5乃至0.6であることを特徴とす
    る請求項15による合成斜方沸石の調製法。 17 前記アルミナ源、水酸化ナトリウム、水酸
    化カリウム、テトラメチルアンモニウム試薬およ
    びシリカ源をa Na2O:b K2O:c
    TMA2O:d SiO2:Al2O3:e H2O[式中
    (a+b)/dが0.4乃至0.6cが0.08乃至0.0001、
    dが4乃至22そしてeが50乃至1000である]の割
    合で混合することを特徴とする請求項1による合
    成斜方沸石の調製法。 18 前記割合を(a+b)/dが0.4乃至0.6、
    cが0.04、dが7そしてeが79として計算するこ
    とを特徴とする請求項17による合成斜方沸石の
    調製法。 19 前記aが2.67、bが0.88、cが0.04、dが
    7そしてeが110であることを特徴とする請求項
    17による合成斜方沸石の調製法。 20 前記aが6.67、bが2.2、cが0.0006、dが
    17.5そしてeが276であることを特徴とする請求
    項17による合成斜方沸石の調製法。 21 前記斜方沸石生成物を結晶ゲルから分離、
    洗浄および乾燥することを特徴とする請求項17
    による合成斜方沸石の調製法。 22 前記斜方沸石の2価型をその温度が約250
    乃至400℃に維持して脱水し、その水分を約1.5%
    以下に低めることを特徴とする請求項3による合
    成斜方沸石の調製法。 23 請求項1の製法の生成物。 24 請求項3の製法の生成物。
JP2091928A 1989-04-06 1990-04-06 合成斜方沸石の調製法とその生成物 Granted JPH02289418A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/334,642 US5026532A (en) 1989-04-06 1989-04-06 Process for the preparation of an improved chabazite for the purification of bulk gases
US334642 1989-04-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02289418A JPH02289418A (ja) 1990-11-29
JPH0574527B2 true JPH0574527B2 (ja) 1993-10-18

Family

ID=23308123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2091928A Granted JPH02289418A (ja) 1989-04-06 1990-04-06 合成斜方沸石の調製法とその生成物

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5026532A (ja)
EP (1) EP0391351A3 (ja)
JP (1) JPH02289418A (ja)
CA (1) CA2013529A1 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006021514A1 (de) * 2006-05-04 2007-11-15 Funkwerk Dabendorf Gmbh Anordnung zur Übertragung von Signalen über eine Antennenzuleitung in einer Mobilfunk-Teilnehmerstation
EP3189893A1 (en) * 2007-03-26 2017-07-12 PQ Corporation Novel microporous crystalline material comprising a molecular sieve or zeolite having an 8-ring pore opening structure and methods of making and using same
US10384162B2 (en) 2007-03-26 2019-08-20 Pq Corporation High silica chabazite for selective catalytic reduction, methods of making and using same
US10583424B2 (en) * 2008-11-06 2020-03-10 Basf Corporation Chabazite zeolite catalysts having low silica to alumina ratios
JP5417969B2 (ja) * 2008-12-17 2014-02-19 東ソー株式会社 N,n,n−トリメチル−ベンジルアンモニウムイオンを用いたチャバザイトの製造方法
EP2504097B1 (en) * 2009-11-24 2018-05-30 Basf Se Process for the preparation of zeolites having cha structure
BR112014012818A2 (pt) 2011-12-02 2017-06-13 Pq Corp material cristalino microporoso estabilizado, o processo de fabricaçãodo mesmo, e o uso para redução catalítica seletiva de nox
JP5732170B1 (ja) * 2014-07-07 2015-06-10 イビデン株式会社 ゼオライト、ハニカム触媒及び排ガス浄化装置
JP5740040B1 (ja) * 2014-07-07 2015-06-24 イビデン株式会社 ゼオライト、ハニカム触媒及び排ガス浄化装置
US10173211B2 (en) 2014-10-14 2019-01-08 California Institute Of Technology Organic-free synthesis of small pore zeolite catalysts
ES2574500B1 (es) 2014-12-17 2017-03-31 Consejo Superior De Investigaciones Científicas (Csic) Síntesis de la zeolita con la estructura cristalina CHA, procedimiento de síntesis y su uso en aplicaciones catalíticas
JP6558947B2 (ja) * 2015-05-22 2019-08-14 イビデン株式会社 ハニカム触媒の製造方法
MX2018005141A (es) 2015-10-26 2018-06-06 Ecolab Usa Inc Precursores de zeolita muy homogeneos.
US20170239641A1 (en) 2016-02-22 2017-08-24 Air Products And Chemicals, Inc. Modified Chabazite Adsorbent Compositions, Methods of Making and Using Them
US9925514B2 (en) 2016-02-22 2018-03-27 Air Products And Chemicals, Inc. Modified chabazite adsorbent compositions, methods of making and using them
US9708188B1 (en) * 2016-02-22 2017-07-18 Air Products And Chemicals, Inc. Method for argon production via cold pressure swing adsorption
US9669349B1 (en) * 2016-02-22 2017-06-06 Air Products And Chemicals, Inc. Modified chabazite adsorbent compositions, methods of making and using them
EP3548432A1 (en) 2016-12-02 2019-10-09 Ecolab USA Inc. Polyaluminum salts and their uses in preparation of high-purity colloidal aluminum-silica composite particles and zeolites
WO2020039074A1 (en) 2018-08-24 2020-02-27 Umicore Ag & Co. Kg Method for the preparation of a molecular sieve of the cha-type
US20220212163A1 (en) 2019-06-21 2022-07-07 Total Se Chabazite-type zeolite, precursors thereof, methods for making the same and use of the zeolite as sorbent for co2
US11708277B2 (en) * 2020-08-03 2023-07-25 Chevron U.S.A. Inc. Low pressure synthesis of zeolite SSZ-13
CN116351396B (zh) * 2023-03-29 2024-05-14 湖北大学 一种气体吸附剂的制备方法及应用

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB841812A (en) * 1957-08-26 1960-07-20 Union Carbide Corp "improvements in and relating to zeolites"
SU833498A1 (ru) * 1979-06-25 1981-05-30 Институт Общей И Неорганической Химииан Армянской Ccp Способ получени шабазита
US4713362A (en) * 1986-05-22 1987-12-15 Air Products And Chemicals, Inc. Selective zeolitic adsorbent and a method for activation thereof
US4732584A (en) * 1986-05-22 1988-03-22 Air Products And Chemicals, Inc. Process for the purification of permanent gases using chabazite adsorbents

Also Published As

Publication number Publication date
EP0391351A2 (en) 1990-10-10
JPH02289418A (ja) 1990-11-29
US5026532A (en) 1991-06-25
CA2013529A1 (en) 1990-10-06
EP0391351A3 (en) 1991-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0574527B2 (ja)
US3436174A (en) Synthetic mordenite and preparation thereof
KR101738318B1 (ko) 캐버자이트형 제올라이트 및 그 제조 방법
EP0002079B1 (en) Crystalline silicates and method for preparing same
US4061724A (en) Crystalline silica
JPH02221115A (ja) ゼオライト及びその製造方法
US5562756A (en) Li-exchanged low silica EMT-containing metallosilicates
TW572786B (en) Synthesis of low silicon sodium X zeolite
JPS5834407B2 (ja) フエリエル石の製法
JP5528455B2 (ja) Ssz−74の製造方法
JPH04342415A (ja) 大孔径合成ゼオライトの脱アルミニウム方法、該方法によって得られる脱アルミニウムゼオライトを含有してなる触媒及び親有機性選択的吸着剤、並びにシリカ主体のゼオライトβ
JP2001526109A (ja) バリウム交換したets−4及びメタンと窒素の混合物からの窒素の分離方法におけるその使用
CA1269088A (en) Zeolite having a paulingite-like structure (ecr-18) and a method for its preparation
US4891200A (en) Omega type zeolite having high thermal stability, its process of preparation and its utilization
GB1574840A (en) Zeolites and process for preparing same
US5554356A (en) Method of making essentially silicic zeolite beta
EP1184337A1 (en) Production of zeolites
JPS5818327B2 (ja) 結晶質シリカ
US5013536A (en) ECR-18, method of its preparation, and uses for sorption and separation
JPS6351969B2 (ja)
GB1592809A (en) Crystalline silica polymorph method for preparing same and its use
CA2148773C (en) Gas separation with lithium-containing zsm-2 metallosilicates
JPH0153207B2 (ja)
Khodabandeh et al. Zeolites P1 and L as precursors for the preparation of alkaline-earth zeolites
JP2697037B2 (ja) 結晶性金属珪酸塩及びその製造方法