JPH057430Y2 - - Google Patents

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JPH057430Y2
JPH057430Y2 JP1986076815U JP7681586U JPH057430Y2 JP H057430 Y2 JPH057430 Y2 JP H057430Y2 JP 1986076815 U JP1986076815 U JP 1986076815U JP 7681586 U JP7681586 U JP 7681586U JP H057430 Y2 JPH057430 Y2 JP H057430Y2
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cord
slat
slats
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、スラツトの両端付近および必要に応
じてその中間の位置において梯子状支持コードに
よつて複数のスラツトを水平に支持し且つスラツ
トを昇降する昇降コードを設けた型式のブライン
ド、いわゆる横型ブラインドに使用するブライン
ド用スラツトに関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、横型ブラインドは、スラツトの両端付
近および必要に応じてその中間の1個所またはそ
れ以上の位置において梯子状支持コードによつ
て、複数のスラツトを上下に一定の間隔を隔てて
水平に支持し、この梯子状支持コードの前後の垂
直コード部分を相対的に上下に移動させることに
よつてスラツトを傾動させて遮光の調節を行なう
とともに、各スラツトの中央に設けた昇降コード
挿通孔を通つて昇降コードを垂直に通し、その下
端を上記のスラツトの列の下端に配置した下板に
固定し、該昇降コードを上方に巻上げ、或いは巻
降ろすことによつてスラツトの昇降すなわちブラ
インドの開閉を行なうように構成されている。
しかし、上記の如き従来の横型ブラインドの構
造においては、スラツトを垂直位置に傾動させた
場合に、外光が昇降コード挿通孔を通つて室内に
漏入して、ブラインドの遮光機能が損なわれる。
また、ブラインドを閉じた状態において、その全
面にわたつて、多数の昇降コード挿通孔が見える
のは、ブラインドの外観の点でも好ましくない。
従来のように、昇降コードが各スラツトに設けた
昇降コード挿通孔を通つている構造においては、
スラツトを傾動させた場合に、各スラツトの昇降
コード挿通孔の縁が昇降コードにあたつて、スラ
ツトの傾動作用が制限され、そのためにスラツト
が完全に垂直となる位置まで傾動できないという
問題もある。
上記の如き横型ブラインドの問題点を解決する
ために、スラツトには昇降コード挿通孔を設け
ず、昇降コードを梯子状支持コードの垂直コード
部分に添設した型式のブラインド(以下、孔なし
型ブラインドと称する)が提案された。通常の横
型ブラインドでは、昇降コードが各スラツトの同
一位置に設けた昇降コード挿通孔を通つて垂直に
のびているので、スラツトの昇降をコントロール
する作用をすると共に、各スラツトの水平方向の
移動を規制して、多数のスラツトを垂直に整列さ
せる役目を有しているが、上記の孔なし型のブラ
インドにおいては、昇降コードはスラツトの水平
方向の移動を規制する役目を果たすことができ
ず、そのため、各スラツトの水平方向の移動を規
制するための何等かの手段が必要となる。そのた
め、従来、スラツトの水平方向の移動を規制する
ため種々の手段が提案されているが、従来提案さ
れているものは、規制する手段が複雑で作業性、
生産性が悪かつたり、確実に規制できない等の問
題が有つた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、上記の如き通常の横型ブラインドに
おける種々の問題を解決するものとして、従来提
案された孔なし型のブラインドにおいて、スラツ
トの水平方向の移動を規制するための簡単な規制
手段を設けて、全てのスラツトを常に垂直方向に
整列させることのできる孔なし型ブラインド用の
スラツトを提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上述の如き問題点を解決する手段と
して、スラツトの両端付近および必要に応じて、
その中間位置において梯子状支持コードにより複
数のスラツトを水平に支持し、且つ、スラツトの
昇降を行なう昇降コードを梯子状支持コードの垂
直コード部分に添設したブラインドに使用される
ブラインド用スラツトにおいて、梯子状支持コー
ドによつて支持すべき位置の少なくとも1個所で
スラツトの巾方向に整列した位置に梯子状支持コ
ードの中段コードの径にほぼ等しい径の小孔を2
ケ設け、該小孔を略C字型の光の漏れを許さない
切溝により連結した支持コード係止部を形成した
ことを特徴とするブラインド用スラツトを提供す
るものである。
なお、このスラツトにおいては、スラツトの巾
方向に整列した位置に梯子状支持コードの中段コ
ードを通すための小孔およびこれを連結する切溝
を形成されているが、この小孔は中段コードの径
にほぼ等しい小径のもので、通常の横型ブライン
ドのスラツトのように昇降コードを自由に通す昇
降コード挿通孔のように大きいものではなく、中
段コードを通すことによつて中段コードによりほ
ぼ充填され、ブラインドを閉じた状態で光漏れを
生ずることはない。また、上記の切溝は、中段コ
ードを上記の小孔を通すために設けられたもの
で、通常時には、平面状に連結し、光漏れを生ず
るものではない。従つて、このスラツトは上に述
べた孔なし型のブラインドの範疇に入るものであ
る。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案を詳
細に説明する。
第12図は本考案に係るスラツトを使用する横
型ブラインドの一実施例を示すもので、図中、1
はヘツドボツクス、2は複数のスラツト、3はス
ラツトの下端に配置された下板、4はヘツドボツ
クスから垂下されてスラツトの両端付近でスラツ
トを支持する梯子状支持コードを示す。図示のも
のでは、スラツト両端付近で一対の梯子状支持コ
ード4によつて、複数のスラツト2が上下に適宜
の間隔を隔てて水平に支持されている。また昇降
コード5は一端がスラツト群の下に配置された下
板3に固定され、他端は梯子状支持コードの垂直
コード部分4a(第4図参照)に設けられた案内
環4cを通つて上方に導かれ、ヘツドボツクス1
内に導入され、このヘツドボツクス1の一端付近
から適宜のストツパー装置6を介して再度外方に
導出され、昇降操作コードとなつている。
本考案のスラツトは第1図に示す様に上記梯子
状支持コード4によつて支持される位置に、スラ
ツトの巾方向に整列した位置に、梯子状支持コー
ド4の中段コード4bの径にほぼ等しい径の一対
の小孔7,7が設けられ、且つこれらの小孔を連
結する略C型の切溝8が設けられる。
このC字型の切溝8の好ましい実施例を第2図
に拡大図で示す。この実施例において切溝8は小
孔7からスラツトの中央方向に向け、斜め外方に
小孔7の半径dよりも大きな高さhまで伸ばした
後、スラツトの巾方向に向きを換え、同様の形状
で他の小孔7まで伸ばされていて、スラツトの中
央に耳状片9が形成される。このスラツトを梯子
状支持コード4により水平に支持するには、梯子
状支持コード4の中段コード4bをスラツト2の
下面に配置し、上記耳状片9を下方に押し下げな
がら中段コード4bの中央部を小孔7,7に導く
ことにより、第3図、第4図に示す様に、中段コ
ード4bの中央部が、小孔7,7に挿通されるこ
とになり、スラツトは中段コード4bに確実に掛
止される。
上記の小孔、及び切溝はスラツトが支持される
位置に各々設ける必要はなく、最低1個所設けれ
ば良い。更に、スラツトの側縁付近に設けておけ
ば、スラツトを全閉に回転した時にスラツトが重
なる部分に、小孔、及び切溝が隠れ意匠上好まし
い。第5図は上記の小孔および切溝をスラツトの
中央部に設けないで、スラツトの側縁近くに形成
した実施例を示し、第6図は小孔および切溝を唯
1個所だけに設けた実施例を示す。
また、切溝8は、必ずしも上述のように耳型と
しなくてもよく、他の形状のものとしてもよい。
そのような変型を第7図、第8図、第9図、第1
0図、第11図に示す。しかし、いずれにして
も、上記の略C型の切溝は、小孔からスラツトの
中央部に向かうように形成しておくのがよい。そ
れは次の理由による。
横型ブラインドを開いた状態、すなわちスラツ
ト全部を上に上げた状態からスラツトを降ろす時
に、スラツトの降下を急に止めると、梯子状支持
コードによつて支持されたところは停止するが、
支持コードの中間部分は慣性の作用で下降を続行
しようとし、従つて、スラツトは中央で下向きに
大きく曲がる。そのために、梯子状支持コードの
中段コードによつて支持されているスラツト部分
にはスラツトの中央に向かう力が加わる。従つ
て、上記の略C型の切溝をスラツトの外側に向け
て形成しておくと、上記の力で梯子状支持コード
の中段コードが、上記の小孔から容易に抜け出し
てしまう。しかし、上記の略C型の切溝をスラツ
トの内側に向かうように形成しておけば、上記の
ようにスラツトの下降を急に止めてもスラツトが
梯子状支持コードから抜け出ることはないのであ
る。
なお、幾多の実験の結果、この切溝8を第2図
に示すように形成した時に、上記のスラツトの抜
け出しの点で、最も好結果を得ることができるこ
とが確認された。
〔考案の効果〕
上述の様に本考案のスラツトには昇降コード挿
通孔がなく、また、梯子状支持コードの中段コー
ドを通すために小孔があけられているが、この小
孔は使用の際には中段コードによつて塞がれるの
で、実質的に孔なしのスラツトが得られて、孔な
しブラインドとしての利点を得ることができる。
然して、スラツトを梯子状支持コードに組合せる
時には、スラツトに形成されている耳状片のとこ
ろに中段コードを掛止めるだけで、ブラインドを
組立てることもできるので、生産性、作業性の点
でも従来のものに比して優れている。また、上記
の耳状片を小孔からスラツトの中央に向けて形成
することによつて、ブラインド操作中にスラツト
が抜け落ちることも防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るスラツトの一実施例を示
す平面図、第2図はスラツトに形成される小孔お
よびC型切溝の最も好ましい形態を示す拡大図、
第3図は第1図のスラツトに梯子状支持コードを
組合せた状態を示す平面図、第4図は梯子状支持
コードとスラツトの組合せ状態を示す断面図、第
5図および第6図は、それぞれ、スラツトの変形
例を示す平面図、第7図、第8図、第9図、第1
0図、第11図は、それぞれ、スラツトに形成さ
れる切溝の種々の形態を示す平面図、第12図は
上記のスラツトを使用する横型ブラインドの正面
図である。 1……ヘツドボツクス、2……スラツト、3…
…下板、4……梯子状支持コード、5……昇降コ
ード、6……ストツパー装置、7……小孔、8…
…切溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくともスラツトの両端付近2ケ所で梯子状
    支持コードにより複数のスラツトを水平に支持
    し、且つ、スラツトの昇降を行なう昇降コードを
    梯子状支持コードの垂直コード部分に添設したブ
    ラインドに使用されるブラインド用スラツトにお
    いて、梯子状支持コードによつて支持すべき位置
    の少なくとも1個所でスラツトの巾方向に整列し
    た位置に梯子状支持コードの中段コードの径にほ
    ぼ等しい径の小孔を2ケ設け、該小孔を光の漏れ
    を許さない略C字型の切溝により連結した支持コ
    ード係止部を形成したことを特徴とするブライン
    ド用スラツト。
JP1986076815U 1986-05-21 1986-05-21 Expired - Lifetime JPH057430Y2 (ja)

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JP1986076815U JPH057430Y2 (ja) 1986-05-21 1986-05-21

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JP1986076815U JPH057430Y2 (ja) 1986-05-21 1986-05-21

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JPS62189499U JPS62189499U (ja) 1987-12-02
JPH057430Y2 true JPH057430Y2 (ja) 1993-02-24

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6153498B2 (ja) * 1981-08-21 1986-11-18 Ooi Seisakusho Kk

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54110137U (ja) * 1978-01-21 1979-08-02
JPH0335034Y2 (ja) * 1984-09-14 1991-07-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6153498B2 (ja) * 1981-08-21 1986-11-18 Ooi Seisakusho Kk

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JPS62189499U (ja) 1987-12-02

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