JPH0574102B2 - - Google Patents

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JPH0574102B2
JPH0574102B2 JP63162787A JP16278788A JPH0574102B2 JP H0574102 B2 JPH0574102 B2 JP H0574102B2 JP 63162787 A JP63162787 A JP 63162787A JP 16278788 A JP16278788 A JP 16278788A JP H0574102 B2 JPH0574102 B2 JP H0574102B2
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Eruzuwaasu Teiraa Jerarudo
Ii Wagunaa Robaato
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International Business Machines Corp
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Publication of JPH0574102B2 publication Critical patent/JPH0574102B2/ja
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    • G06F12/08Addressing or allocation; Relocation in hierarchically structured memory systems, e.g. virtual memory systems
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    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2212/00Indexing scheme relating to accessing, addressing or allocation within memory systems or architectures
    • G06F2212/31Providing disk cache in a specific location of a storage system
    • G06F2212/312In storage controller
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    • G06F2212/00Indexing scheme relating to accessing, addressing or allocation within memory systems or architectures
    • G06F2212/60Details of cache memory
    • G06F2212/6026Prefetching based on access pattern detection, e.g. stride based prefetch

Description

【発明の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本発明は、ホストプロセツサに取付可能ないし
は接続可能なデータ記憶サブシステム、特にホス
トプロセツサと補助記憶装置の間に挿入されたキ
ヤツシユ(高速アクセスデータ記憶部分)を使用
するデータ記憶サブシステムに関する。一般に補
助記憶装置は磁気又は光学デイスク装置のような
デイスク記録装置である。
B 従来技術及びその問題点 米国特許第3569938号(エデン外)に開示され
ているような見かけの記憶装置を提供する周辺デ
ータ記憶階層が多年に亘り使用されている。エデ
ン外によれば、要求時ページング即ち要求方式で
は、高速フロント記憶装置(バツフアとも呼ばれ
る)でデータをキヤツシユすることにより、周辺
データ記憶サブシステムは、見かけ上大きなデー
タ記憶容量を有し、しかも、デイスク記録装置の
ような普通の補助記憶装置よりも速くデータにア
クセスすることが可能になる。更に、補助記憶装
置には磁気テープレコーダ及びデイスク記録装置
のような保持力のあるものを使いながら、フロン
ト記憶装置には磁気コア記憶装置のような非持久
性の記憶装置を使うことができる。データ記憶装
置技術の進歩により、現在ではフロント記憶装置
には一般に、米国特許第3839704号に示す例のよ
うな半導体のデータ記憶素子を備えている。
キヤツシユを提供する主な目的はパフオーマン
スを向上させることである。パフオーマンスの向
上は、データを要求される装置をアクセスする時
間を減少すると共に、データ記憶サブシステムか
ら要求元のホストプロセツサへのデータ転送を高
速化すること、又は逆に、ホストプロセツサから
補助記憶装置に直接にデータを記録する場合より
も速い速度で、データ記憶サブシステムがデータ
を受取ることを意味する。このようなパフオーマ
ンスの向上を可能にする際の問題点の1つは、コ
ンピユータのプログラム即ちホストプロセツサで
実行するプロセスの動作特性が異なることであ
る。即ち、プログラムによつては、ランダムアク
セスと呼ばれるモードでデータをアクセスし記録
することがある。このような場合、順次に転送さ
れるデータ量は最小となる。データを参照する即
ちアクセスする動作は、“ランダムに”データ記
憶場所をアクセスする外は、普通は大量のデータ
を必要としない。ホストプロセツサで実行される
別のコンピユータのプロセスは、該ホストプロセ
ツサの入出力速度が極めて高いので、順次に大量
のデータをアクセスし迅速に処理する。もしキヤ
ツシユ及びその中のデータの駐在がランダムアク
セス処理の動作を高めるように設計されていれ
ば、高度の順次処理のパフオーマンスは低下す
る。もちろん、コンピユータプロセスは、ランダ
ム処理と順次処理の中間の異なつたI/O特性を
要求されることがあるが、これらの相違はすべ
て、周辺データ記憶サブシステムをキヤツシユす
るホストプロセツサのパフオーマンスを変えるこ
とになる。
ところで、処理がランダムI/O手順になるか
又は順次I/O手順になるかをホストプロセツサ
からデータ記憶装置に指示させることにより、ラ
ンダム処理と順次処理の双方のパフオーマンスの
向上が試みられている。このような構成は米国特
許第4466059号(バスチヤン外)に開示されてい
る(特にその第3図を参照されたい)。それによ
れば、データ処理入出力動作はいわゆるコマンド
チエーンで処理される。このようなコマンドチエ
ーンはホストプロセツサ内のいわゆるチヤネルプ
ロセツサにより生成される。周辺動作の1つのチ
エーンが終了すると、1つのチヤネルプログラ
ム、キヤツシユ及び補助記憶装置(バスチヤン外
の場合には補助記憶装置として磁気デイスク記録
装置を示す)の実行に対応して、直前に実行した
周辺動作のチエーンにあるデータ転送の文字が検
査される。この検査は、ホストプロセツサが順次
ビツトを供給したかどうか、即ちI/O処理が入
出力順次動作になつているこを示すかどうかを含
む。
また、データ記録動作のタイプ、即ち記録動作
と順次ビツトの組合せがあつたかどうかが検査さ
れる。次いで、一定数のトラツクのデータ(1ト
ラツクのデータは磁気デイスク記録装置の1つの
トラツクに記憶可能なデータ量)がキヤツシユか
ら削除される。即ちキヤツシユから補助記憶装置
に転送され、キヤツシユから消される。また、動
作チエーンの間にホストプロセツサによる書込み
があつたかどうか、即ちホストプロセツサが該デ
ータ記憶サブシステムからデータを読取つただけ
かどうかが検査される。もし読取りだけが行われ
且つ順次ビツトがセツトされていれば、次のデイ
スク記録装置のトラツクがキヤツシユに転送され
る。順次データでは、ホストプロセツサがデータ
を処理する通常のプロセスは、どのデータ記憶装
置でも、低いアドレスから高いアドレスに進む。
従つて、次のトラツクは、キヤツシユで現にアク
セス中のトラツクよりも1だけ大きい補助記憶装
置アドレスを有するトラツクを意味する。もちろ
ん、もしこのような次のトラツクは、それが既に
キヤツシユ内に駐在していれば、補助記憶装置か
らキヤツシユ記憶装置に転送されない。バスチヤ
ン外による構成によれば、前記動作は、チエーン
周辺動作の終了直後か、又は次に実行することに
なつている動作チエーンの直前に実行される。後
者の利点は、1トラツクのデータの不必要な転送
が避けられることである。バスチヤン外の特許
は、主としてランダム型のコンピユータプロセス
を指向しているように見える。即ち、書込みヒツ
トは好ましくないが、読取りヒツトは好ましいも
ののようである。順次ビツトを追加できることは
融通性に富み、順次データ処理の重要性を認識し
ているものである。このような順次データ処理の
ために妥当なパフオーマンスを得ることは重要で
ある。
バスチヤン外の手法は多くのコンピユータプロ
セスのパフオーマンスを高めるが、それでも尚、
コンピユータピロセスがデータ転送の終了を待た
なくてもよいようにデータ記憶サブシステムでの
データの順次処理を改善することにより、多くの
コンピユータプロセスを更に向上させることがで
きる。また、順次動作モードを有利とする全ての
コンピユータプロセス毎に、ホストプロセツサが
いつも順次動作モードを指令したり宣言しなくて
も、順次動作モードを暗に検出することが望まし
い。
なお、本明細書において、補助記憶装置からキ
ヤツシユ記憶装置へのデータ転送のことを、プロ
モート(promote)ないしはプロモーシヨン
(promotion)といい、キヤツシユ記憶装置から
補助記憶装置へのデータ転送のことを、デモート
(demote)ないしはデモーシヨン(demotion)
という。
主として高速の順次処理に適合するデータプロ
モーシヨン機構の例を開示する米国特許第
4414644号(テーラー)では、ホストプロセツサ
は、データの順次処理を指示するだけではなく、
データの順次処理範囲も指示する。即ち、所与の
コンピユータプロセスの全参照場所をデータ記憶
サブシステムに示す。この場合、読取り動作でキ
ヤツシユをアクセスしたホストがキヤツシユミス
を生ずると、データ記憶サブシステムに示された
直接の参照場所で見つかることになつているデー
タはすべてキヤツシユにプロモートされる。この
手順は確かに高速の順次処理を向上させるが、極
めて大量のキヤツシユデータ記憶空間を使用する
ことにもなる。キヤツシユは多数のコンピユータ
プロセスが共用しているので、1つのプロセスが
大量の記憶空間を使用することは、データ処理装
置の効率を損なうことになる。それ故、順次処理
にテーラーの手法を使うことはデータ使用の状況
によつては有益であるが、他の状況では必ずしも
効率的ではない。
また、磁気デイスク記録装置は多年にわたりホ
ストプロセツサと共に使用されている。従つて、
周辺データ記憶サブシステムでキヤツシユ動作が
一般に使用されるよりもずつと以前に確立された
多くのコンピユータプロセスは、磁気デイスク記
録装置の物理的パラメータに合わせて最適化され
ている。前記物理的パラメータは、デイスク回転
の待時間、及び一組のトラツクからもう一組のト
ラツクに変更する際のシーク時間、並びにデータ
記憶シリンダ即ち共通の回転スピンドルに取付け
られた一組のスタツクされた記録デイスク上に共
通の半径を有する一組のトラツクの知識を含む。
デイスクの1シリンダ内のトラツクのそれぞれの
データ記憶面のそれぞれのトランスジユーサ間の
スイツチに電子回路が使用されているため、前記
シリンダはトラツク切換え時間がほぼ0になつて
いる。前記知識により、一定のコンピユータプロ
セスは1回の多重トラツクI/O動作で1シリン
ダの全トラツクのデータを転送する。このような
多重トラツク動作では、データ転送プロセス中の
キヤツシユ記憶装置の干渉により普通はアクセス
時間が増大するので、知らないうちにコンピユー
タプロセスのパフオーマンスが低下する。どんな
プログラムでも前記パフオーマンスの低下は避け
ることが望ましい。
従つて、複数の動作モードは、キヤツシユを有
する周辺データ記憶サブシステムで暗に決定され
ることが望ましい。
米国特許第3898624号(トビアス)では、ホス
トプロセツサ回路及びいわゆる主記憶装置の間に
プロセツサキヤツシユが挿入されている。キヤツ
シユ占有は、オペレータが該システムのシステム
コンソールを使つて決める。システムコンソール
はプロセツサキヤツシユのキヤツシユ制御回路に
対し、現に実行中の所与のコンピユータプロセス
のパフオーマンスの向上に必要な先取りのタイプ
を指示する。トビアスは実行すべき動作に基づい
て8つの異なつた状態を提供している。8つの状
態はそれぞれのコンピユータプロセスを向上させ
る異なつた先取り特性がある。例えば、命令先取
りはオペランド先取りと異なる先取り特性を有
し、オペランド先取りは“チヤネル”先取りと異
なる先取り特性を有する。前記動作はシステムコ
ンソールから指令される。即ち手動により選択さ
れる。パフオーマンスを向上させるため前記異な
つた先取りを動作のタイプに合わせ、順次データ
処理の入出力データ速度に影響する他のパラメー
タも適応させることが望ましい。例えば、周辺デ
ータ記憶サブシステムが複数のホストプロセツサ
に接続されることがある。ホストプロセツサの
各々は、それぞれの入出力(I/O)動作でデー
タ速度を変える異なつた計算能力を有する。例え
ば、もし同じプログラムないしはプロセスが高い
能力のホストプロセツサで実行されれば、効率的
なプロセスの実行を可能にするため比較的高い入
出力速度が要求されることがある。このI/O動
作は実行中のプログラム即ち動作のタイプとは無
関係に先取り量の増加を要求する。反対に、この
ようなプログラムが低い能力のホストプロセツサ
で実行されると、順次入出力速度も低下する。そ
れ故、ホストプロセツサの順次処理速度を暗に決
定し、ホストプロセツサ実行速度の前記暗黙の決
定に従つて周辺データ記憶装置動作を調整するこ
とが望ましい。
本発明の目的は、周辺データ記憶サブシステム
をアクセスする任意のホストプロセツサで、該サ
ブシステムにデータを記録するか又は該サブシス
テムからデータを読取るかに関係なく、任意のコ
ンピユータプロセスの見かけの入出力速度を暗に
決定することにより、該周辺データ記憶サブシス
テムを管理することである。
C 問題点を解決するための手段 この目的を達成するため、本発明のキヤツシユ
記憶装置管理方法は、ホストプロセツサと、補助
記憶装置と、複数のトラツクを有するキヤツシユ
記憶装置とを含むデータ記憶サブシステムにおい
て、キヤツシユ記憶装置をアクセスするたびに各
トラツクのデータ量を測定し測定された量をアク
セス範囲として記憶し1以上のトラツクのアクセ
ス範囲に基づいて順次処理モードかランダムアク
セス処理モードかを暗黙のうちに決定するように
したことを特徴としている。
以下、本発明の作用を実施例とともに説明す
る。
D 実施例 はじめに本実施例を概説する。本実施例では、
周辺データ記憶サブシステムのキヤツシユでトラ
ツクグループが選択され、該トラツクグループの
アクセス範囲が測定され、その測定値は後の分析
のため記憶される。アクセス範囲は、現在のキヤ
ツシユトラツク割振りの間にホストプロセツサに
よりアクセスされたトラツクのデータバイト記憶
位置の全数である。アクセス範囲は、割振られた
キヤツシユトラツクの小グループで分析される。
もしグループに所望されるよりも少ないキヤツシ
ユトラツク数もキヤツシユになければ、分析は省
略される、即ち順次モードは暗に決定されること
はない。グループの個々のキヤツシユトラツクの
アクセス範囲は、分析され組合わされて1つの指
数となり、プロモーシヨン係数(PF)を生成す
る。プロモーシヨン係数は、キヤツシユにプロモ
ートすべき、又はプロモートし続けるべきデータ
の補助記憶装置トラツク数、及び、任意に、キヤ
ツシユからデモートされることがあるトラツクに
記憶されたキヤツシユデータ数を決めるのに使用
される。分析は、ホストプロセツサによりアクセ
スされた最後のキヤツシユトラツクに指向され
る。直近の小さい補助記憶装置アドレスを有し、
しかもキヤツシユに駐在している割振られたキヤ
ツシユトラツクは、グループからアクセスされた
最後のキヤツシユトラツクと組合わされる。この
グループはキヤツシユトラツクの選択されたグル
ープである。前記選択されたグループのアクセス
範囲が或る境界を越えると、幾つかのトラツクの
データが、補助記憶装置から、キヤツシユの最後
のアクセストラツクの補助記憶装置アドレスの直
近上位のアドレスを有するキヤツシユに転送され
る。PF係数はプロモートすべきデータのトラツ
ク数を決定する。PF係数はI/O動作によるコ
ンピユータプロセスの順次I/O速度を表わす。
このアルゴリズムは、最後にアクセスされたキヤ
ツシユトラツクが常に、キヤツシユから削除すべ
きデータのトラツク数及び補助記憶装置からキヤ
ツシユにプロモートすべきデータのトラツク数を
決定するアクセス範囲を有する該選択されたグル
ープの最上位の補助記憶装置アドレスを得る、い
わゆる“ローリング”アルゴリズムである。キヤ
ツシユトラツクからのデータの削除は、キヤツシ
ユからデータを削除する、即ち捨てるため順次分
析の使用よりもLRUアルゴリズムにより制御す
ることができる。所与のキヤツシユトラツクの順
次モードがセツトされた後は、該モードは該トラ
ツク自身が捨てられるまで維持される。
更に本発明では、PFの値の限度は、暗黙の順
次決定が所定の最大のデータトラツク数の先取り
に限定されるようにセツトされる。該先取りが制
限されると、キヤツシユ空間が節約されるだけで
なく、多重デイスクデータ記録装置の1シリンダ
全体のデータのような極めて大量のデータを補助
記憶装置及びホストプロセツサから転送するた
め、コンピユータプロセスがキヤツシユをバイパ
スする能力が与えられる。
第1図は本発明を実施する周辺データ記憶サブ
システムを示す。少なくとも1つのホストプロセ
ツサが、接続機構即ちチヤネル10を介してデー
タ記憶サブシステムに接続されている。データ記
憶サブシステムは、少なくとも1つのデータ記憶
装置11、できれば、直接アクセス記憶装置
(DASD)とも呼ばれるデイスク記録装置を含む。
周辺データ記憶サブシステムのプログラム式制御
部12は、該サブシステムの動作及びDASD11
とホストプロセツサの間のデータ転送を、チヤネ
ル10を介して制御する。線13で示すこの制御
機能は周知の技術である。プログラム式制御部1
2は、米国特許第4466059号に開示されているよ
うに、それ自身のマイクロプロセツサ(図示せ
ず)を持つている。本発明により使用可能な該引
用した特許の第2図のハードウエア構成を参照さ
れたい。プログラム式制御部12は、制御プログ
ラム14を含むそれ自身の制御プログラム記憶装
置を有する。プログラム式制御部12のマイクロ
プロセツサは該制御プログラムを読取り、それに
応じて、線13で示すように、データ記憶サブシ
ステムの制御及び管理を実行する。該動作及び制
御は、ホストプロセツサから受取つた制御コマン
ド及び他のパラメータ、データ記憶サブシステム
に関する状況情報、並びにデータ記憶サブシステ
ムを作動させるのに有用な他の周知のパラメータ
を記憶している制御テーブル15を必要とする。
データ記憶サブシステムのパフオーマンスを向
上させるため、キヤツシユ17が、DASD11と
チヤネル10の間に論理的かつ電気的に挿入され
ている。プログラム式制御部12は、本発明に従
つてキヤツシユを管理すると共にDASD11を制
御するため、追加の制御プログラムとして順次プ
ログラム24を含む。データ転送は更に複雑であ
る。プログラム式制御部12は、線18で示すよ
うに、DASD11とキヤツシユ17の間のデータ
転送の制御を実行する。ホストプロセツサとキヤ
ツシユ17の間のデータ転送は線19によつて制
御される。ホストプロセツサとDASD11の間の
直接のデータ転送の制御は線13で示すように続
行される。種々のデータのプロモーシヨン及びデ
モーシヨンのアルゴリズムは、線18で示された
データ転送に関連する。プロモーシヨンは、
DASD11からキヤツシユ17へのデータの転送
である。転送されたデータはホストプロセツサに
よりチヤネル10を介して容易にアクセスされ
る。データのデモーシヨン即ちデータの追出し
は、キヤツシユ17からDASD11へのデータ転
送である。キヤツシユ17からDASD11へのデ
ータ転送は、ホストプロセツサが読取り又は記録
したいことがある他のデータに場所を空けるた
め、普通は、キヤツシユ17でデータ記憶空間の
割振り解除を伴う。
キヤツシユ17のアクセスはデイレクトリ22
および分散索引表(SIT)23に制御される。前
記アクセスは、米国特許第4464713号(ベンハセ
外)に記述されている。この特許により、DASD
11を指向するデータ又はDASD11に駐在して
いるデータを記憶しているキヤツシユ17は、
DASD11の前記データのアドレスの使用により
アクセス可能である。デイレクトリ22は、
DASD11のアドレス対キヤツシユ17の物理的
アドレスの変換を可能にする表である。キヤツシ
ユ17の比較的大きいサイズ(例えば50メガバイ
ト以上)により、ベンハセ外により開示されてい
るようなハツシング手法が使用される。このハツ
シング手法は、デイレクトリ22を最小時間でア
クセスするSIT23を含む。ベンハセ外の発明を
周辺データ記憶サブシステムで用いる別の要素
は、SIT23の項目がDASD11のトラツクのよ
うにシリンダ内で連続していることである。即
ち、もしキヤツシユ17に記憶されている現在の
トラツクがアクセスされていれば、物理的に
DASD11に置かれている現在のトラツクに隣接
する直近の2つのトラツクは、SIT23の隣接レ
ジスタで識別される。事実、SIT23は、後に説
明するように、デイレクトリ22の項目を容易に
アクセスするため二重連続リストを含む。
本発明を実現するためプログラム式制御部12
に含まれた追加のプログラミングは、順次プログ
ラム24として図示されている。順次プログラム
24は実際には制御プログラム14に埋め込ま
れ、制御プログラム14内の幾つかの異なつた
別々の場所に配置されることがある。本発明の理
解を容易にするため、順次プログラム24を分解
して第4図に計算機動作として示す。この計算機
動作は、プログラム式制御部12が順次プログラ
ム24を読取り、前記順次プログラムの読取りに
応じデータ記憶サブシステムの制御を実行した結
果である。
本発明の成功は部分的には、“参照の局所性”
と呼ばれる周辺データ記憶サブシステムの観察に
基づいている。前記参照の局所性は、周辺データ
記憶サブシステムに接続されたホストプロセツサ
で実行されている所与のプロセスは、連続アドレ
スを有するアドレス可能なデータ記憶領域に記録
し該データ記憶領域から読取る傾向があるという
事実に由来する。これは、従来技術で説明したよ
うに、順次にデータを処理するプロセスでは特に
真実な観察である。第2図は参照の局所性の原理
を図示したものである。キヤツシユのトラツクは
実線内のトラツク30−32であり、次にアクセ
スされるトラツク35−36は破線で表示されて
いる。前記トラツクは、DASD11で連続するア
ドレスのため隣接しているものとして表示される
が、キヤツシユ17では、デイレクトリ22で表
示された異なつた位置に配置されることがある。
しかし説明の都合上、前記トラツクは、DASD1
1では論理的にも物理的にも隣接しているものと
する。現にアクセスされているトラツク30
(“N”とも呼ばれる)は、順次特性について分析
されることになつている、最後にアクセスされた
キヤツシユトラツクである。この分析を行うた
め、前にアクセスされたトラツク31−32
(DASD11に現在のトラツク30の物理アドレ
スよりも1又は2だけ小さいアドレスをそれぞれ
有する)は、ホストプロセツサのアクセス範囲の
分析のためトラツク30と組合わされ、キヤツシ
ユトラツクの選択されたグループとなる。トラツ
ク31は、現在のトラツク30に関しDASD11
でトラツク31の相対アドレスを示すため、N−
1と呼ばれ、トラツク32は、N−2と呼ばれ
る。ハツチング33の部分は、ホストプロセツサ
によりアクセスされているトラツク30−32の
データバイトのレコードを示す。図面で明らかな
ように、トラツク32は100%、トラツク31は
60%アクセスされているが、トラツク30は80%
アクセスされている。ハツチング33のそれぞれ
のグループは、IBM社により使用されている
DASD11に見出だされるカウントキーデータ
(CKD)形式を使用するそれぞれのレコードを示
す。CKD構造は可変長レコードを可能にする。
ホストプロセツサで実行されている所与のプロセ
スでは、関連するレコードは一般に同じ長さであ
るが、プログラミング設計に従つて、プロセス又
はプロセス部分間で長さが異なる。もう1つの構
造は、いわゆる固定ブロツク構造であり、512バ
イト、2000バイト等を記憶する場合のように、デ
ータ記憶領域を分けて固定長にする。前記固定ブ
ロツク構造は、最初に実現するのが容易である
が、記憶すべきユーザーバイト当りのデータ記憶
領域を大きくする必要がある。従つて、データ処
理のパフオーマンスを高めるには、CKD構造が
望ましい。しかしながら、本発明を実行する場合
には、どちらの構造即ち形式でも他のデータ形式
と同様に使用することができる。
プログラム式制御部12は、トラツク30−3
2のアクセス範囲を検査した後、順次プログラム
24により、現在のトラツク30のプロモーシヨ
ン係数PFを計算する。前記プロモーシヨン係数
は、現在のトラツクよりも高い連続するアドレス
を有する、補助記憶装置11からキヤツシユ17
にプロモートすべきトラツク数を決定する。この
係数は、トラツク31−32のような、前に読取
り又は書込みされた削除すべきトラツク数の表示
にも使用することがある。第2図で、DASD11
のトラツク35はアドレスN+1を有し、キヤツ
シユ17にプロモートすべきデータの第1のトラ
ツクとなる。同様に、アドレスN+2を有するト
ラツク36は、キヤツシユ17にプロモートすべ
きデータの第2のトラツクとなる。もちろん、も
しDASDトラツク35,36のデータが既にキヤ
ツシユ17に記憶されていれば、該プロモーシヨ
ンは行わずに済む。本発明に従つて、もし該選択
されたグループ30−32でトラツクのアクセス
範囲33が比較的高い順次処理速度を表示すれ
ば、2つのDASDトラツク35−36の内容がキ
ヤツシユ17にプロモートされる。もしアクセス
範囲が小さく、低いホストプロセツサ入出力順次
データ転送速度を示せば、トラツク35のデータ
内容だけがキヤツシユ17にプロモートされる。
このように、本発明は、ホストプロセツサ内のプ
ロセスのパフオーマンスのみならずキヤツシユ1
7のデータ占有も最適化するため、先取りをホス
トプロセツサ処理の実際の実行速度に調整する。
本発明の一実施例に従つて、所与のキヤツシユ
トラツクのDASDトラツクに対する現在の割振り
の間の、ホストプロセツサのアクセス範囲は、順
次モードが現在のトラツク30のために考慮され
確立されるべきかどうかを決定するための、トリ
ガ機構として使用される。破線37で示された
個々のアクセス範囲境界Jは現在のトラツク30
について最初に検査される。第2図で、アクセス
範囲境界即ちトリガは40%である。この数字は、
説明のため任意に選択されたものに過ぎない。該
トリガは、関連するキヤツシユ17、即ちキヤツ
シユのサイズについて、経験的に決定されたプロ
セスの特性が、データ記憶サブシステム及び経験
的に決定されるべき他のホストプロセツサパラメ
ータにより支持されることを表わす。トリガレベ
ル37よりも小さいアクセス範囲は、キヤツシユ
にデータを先取りすることを正当化するには、順
次データ処理速度が不足していることを表わす。
他方、アクセス範囲がトリガ37よりも大きい場
合は、アクセス範囲分析が必要であることを表わ
す。より有意義な判断結果を得たいときは、単一
のキヤツシユトラツクアクセス範囲に基づいて決
定するのは望ましくなく、選択された複数トラツ
クから成る1つのグループに基づいて決定するこ
とが望ましい。この選択されたグループのトラツ
ク30−32の全てがJよりも大きいアクセス範
囲を持つているときは、全てのトラツクの該組合
せアクセス範囲が計算される。さもなければ、後
に明らかになるように、暗黙の順次モードは開始
されない。
プログラム式制御部12は、データ記憶サブシ
ステムを作動させるためデイレクトリ22及び
SIT23の外に多数の制御テーブル15を有す
る。第3図に、本発明の理解に関係するデイレク
トリ、SIT及び制御テーブルの部分を示す。実用
的な実施例では、制御テーブルの実際の数は第3
図に示したよりもずつと多い。また、デイレクト
リ22の単一のエントリ40が図示されている
が、キヤツシユ17では、アドレス可能なデータ
記憶領域、即ちトラツク毎に1つのエントリがあ
る。この事実は第3図で多数の省略記号により示
されている。デイレクトリの、現在のトラツク3
0のものとみなし得るエントリ40は、装置アド
レスフイールド41を含む。装置アドレスフイー
ルド41は、DASD11のアドレス、シリンダ内
の先頭アドレス及びシリンダアドレスを含む。シ
リンダアドレスはDCCHH(DはDASD記憶装置
の実際のアドレス、Cは2バイトのシリンダアド
レス、Hは2バイトの先頭即ち表面アドレスを表
わす)とも呼ばれる。キヤツシユアドレスフイー
ルド42はオプシヨンであり、デイレクトリのエ
ントリ40の、ベースデイレクトリアドレスから
のオフセツトアドレスが、エントリ40により表
わされたキヤツシユ記憶領域の物理アドレスを暗
黙のうちには指さない時にのみ使用される。Bバ
イト43は、フイールド42により示されたキヤ
ツシユ記憶領域に書込まれたデータが、キヤツシ
ユ内に拘束即ち固定され、キヤツシユから破棄、
デモート又は追出すことができないことを示す。
もしBバイトが1なら、後述のデータデモーシヨ
ン動作は、これらのキヤツシユ領域では実行され
ない。CSバイト44は、フイールド42で示さ
れたデータ領域の動作モードが指令順次動作モー
ドであることを表わす。これは、ホストプロセツ
サが、動作モードが指令順次動作モードであるこ
とを示す表示を、プログラム式制御部12に送つ
たことを意味する。このように指令順次動作は、
米国特許第4414644号(テーラー)に開示されて
いる。ISフイールド45は、エントリ40により
示されたデータ領域の動作モードが、暗黙の順次
動作モードであり、本発明に従つて第4図に示す
ようにセツトされる。本発明の或る実施例では、
前記テーラーにより開示された指令順次動作を必
要としない。この場合、エントリ40の1ビツト
は1順次モードを表わし、指令順次動作モードと
暗黙の順次動作モードは一致する。PFフイール
ド46は、暗黙の順次動作モードに関連して使用
されるプロモーシヨン係数PFを含む。1ビツト
で表わす順次モードの場合、1又は2のPF値は
常に指令順次モードの場合に得られるか又はPF
係数は順次ビツトと共にホストプロセツサにより
供給される。省略記号47は、デイレクトリの各々
のエントリ40が第3図には図示されない追加の
フイールドを含むことを表わす。例えば、エント
リは装置アドレス41又は所望の他のパラメータ
に基づいて、単一又は二重に連結することが出来
る。装置アドレス41と連結することにより、次
に高い又は次に低いDASD11アドレスは、その
論理結合がキヤツシユ17に割当てられる連続す
るアドレス可能なDASD11データ領域を発見す
るためにもつと速い結合となるように、連結され
たリストでエントリ40に論理的に隣接する。
SIT23の一部分は、省略記号51で示される
SIT23の追加エントリを有するエントリ50で
示される。ハツシユアドレス52はSITアドレス
の自己識別データである。リンクフイールド53
は、周知のように、単一又は二重連結を可能にす
る。デイレクトリアドレスフイールド54は、例
えばエントリ40の、デイレクトリ22全体のベ
ースアドレスからのオフセツトアドレスを示す。
装置アドレス55は、装置アドレスを示しエント
リ40のフイールド41に対応する。場合によつ
ては、装置アドレス55は不要になる。
制御テーブル15は、引用された従来技術及び
他のよく知られた特許が示すキヤツシユを備えた
周辺データ記憶サブシステムで決められる多くの
制御パラメータを記憶する。図示されているのは
本発明に関係する2組のレジスタである。これら
の異なるレジスタにデータを記憶する代りに、前
記データは、希望により、デイレクトリのエント
リ40又はSITのエントリ50で記憶することが
出来る。第1のレジスタセツトは、図示のレジス
タ60及び省略記号61で表わされた追加のレジス
タを含む。レジスタセツト60,61は、キヤツ
シユ17の個々のキヤツシユ記憶領域のアクセス
範囲値を記憶する。レコードサイズフイールド6
2は、CKD構造で使用されるレコードの測定さ
れたサイズを表わす。固定ブロツク構造のサイズ
の場合、プログラム式制御部12の1つのエント
リは、使用された該固定ブロツクのサイズを表わ
す。レコード数フイールド63は、キヤツシユ1
7の所与のアドレス可能なデータ記録領域のアク
セスされたレコード数を表わす。定義範囲フイー
ルド64は、米国特許第4262332号で開示された
定義された範囲の境界アドレスを表わし、該サブ
システムのデータ記憶領域を現にアクセスしてい
るプロセスの動作限界を定義する。該定義範囲は
補助記憶装置で表示される。キヤツシユデータ記
憶領域毎にレジスタ60が1つずつあり、従つ
て、レジスタ60は、デイレクトリのエントリ4
0と共に含まれる可能性がある。
第2のレジスタセツトは、レジスタ70を含
み、フイールド46に記憶されたプロモーシヨン
係数を計算する際に使用されるパラメーラに関連
したデータを記憶する。省略記号71は、追加レジ
スタがこれらのパラメータを記憶するために使用
されることがあることを示す。第1のパラメータ
はMと呼ばれるフイールド72に記憶される。パ
ラメータMは、経験的に決められ、キヤツシユに
プロモートすべき、所与の測定されたアクセス範
囲のトラツク数を増加するため分析されたアクセ
ス範囲を拡大するのに使用される。Mの数値の選
択は、部分的に、キヤツシユ17のデータ記憶容
量に基づいている。キヤツシユ17が大きければ
大きい程、Mは大きくなる。もし大きいキヤツシ
ユ17が使用されれば、追加記憶されプロモート
されたデータは、総合パフオーマンスを高める追
加キヤツシユヒツトを可能にすることがある。順
次データ処理の適度の改良を可能にするために選
択すべきMの最小数は2と考えられる。第2のフ
イールドJ73は第2図の破線37で示された境
界に一致する境界値Jを記憶する。第2図のJの
比例値は40%である。本発明の実現に伴う経験に
より他の高い値、例えば50%,60%又は70%とす
ることもある。40%よりも低い値は、暗黙の順次
動作モードを早まつて開始するものと考えられ
る。しかしながら、図示の40%よりも低い境界を
使用するシステムもあると考えられる。
フイールド74は、選択されたグループとして
検査されることになつているキヤツシユ17のデ
ータ記憶領域の数Kを示す。キヤツシユ17の前
記追加領域、即ちトラツクの数は、最小は1、最
大は3又は4が望ましい。それ故、良好な動作モ
ードに従つて、選択されたグループは、キヤツシ
ユ17に記憶されたデータを最小2トラツク、最
大5トラツク含み、制限はされない。ホスト識別
フイールド75は、パラメータM,J及びKを使
用するホストプロセツサのプロセスを識別するこ
とができる。初期の実施例では、パラメータM,
J及びKの1セツトが全てのホストプロセツサで
使用された。ホストプロセツサの動作能力が多様
化するにつれて、ホストプロセツサは各々の要求
で暗に又は明白にそれら自身を識別するので、異
なつたホストプロセツサの異なつた値を持つこと
が望ましいことがある。プログラム式制御部12
は、広範囲の計算能力に合わせてそれぞれのホス
トプロセツサのM,J及びKの値を選択すること
ができる。もし大きな改善が生ずれば、ホスト識
別75は、(暗黙の)サブチヤンネル割当てに基
づき、又は(明白な)指令セツトアツプ内で、プ
ログラム式制御部12に表示されたプロセスの等
級を含むことがある。この説明は、M,J及びK
が全てのホストプロセツサについて同じ値を有す
ると仮定する。
第4図は第1図の順次プログラム24の計算機
動作を示す。前述のように、順次プログラムは制
御プログラム14にインタリーブされている。順
次プログラムの一部は、第1図のデータ記憶サブ
システムとホストプロセツサの間のデータ転送の
コマンド実行と合併することが望ましい。前記イ
ンタリービングの例は、米国特許第4414644号
(テーラー)の第5図に示されている。前記第5
図の参照番号17に示されたコマンド解読は、ひ
と続きの計算機動作によつて行われ、ステツプ
103でホストにデータを転送する。ホストに対す
る前記データ転送が完了すると、他の計算機動作
がそれに続く、順次プログラム24はこの時点で
実行される。順次プログラム24のインタリービ
ングは、第4図に示すように、キヤツシユに対す
るデータアクセスの完了後に行うことが望まし
い。更に、順次プログラムの他の部分は、従来技
術で周知の、コンピユータ制御動作をタスク指名
する方法(説明省略)により、他の時刻に実行す
ることができる。
最初に、現在のトラツクの動作98について説明
する。開始点99で、現在のトラツクの動作が、ホ
ストプロセツサから受取つたコマンドの解読から
開始される。この時点で、ステツプ100に示すよ
うに、ホストは、読取り又は書込み動作でアドレ
ス指定されたデータ記憶領域をアクセスするため
データ記憶サブシステムをアドレス指定する。ス
テツプ101で、プログラム式制御部12は、デイ
レクトリ22を検査することにより、該受取つた
コマンドと共にホストプロセツサにより送られた
補助記憶装置アドレスについて、キヤツシユ17
でデータ記憶トラツクが割振られているかどうか
を検査する。もし割振られた領域がキヤツシユ1
7にあれば、いわゆるキヤツシユヒツトが生じ、
さもなければ、キヤツシユミスが生ずる。先ず、
キヤツシユヒツトが起きる。即ち、キヤツシユ1
7が、コマンドと共に受取つたDASD11アドレ
スについて、キヤツシユ17に割振られたデータ
記憶トラツクを有すると仮定する。ステツプ102
で、プログラム式制御部12は、キヤツシユ17
に記憶された該アドレス指定されたDASD11ト
ラツクの内容に対しホストプロセツサによるキヤ
ツシユアクセスを許可する。前記動作は米国特許
第4464713号(ベンハセ外)に記述されている。
前記テーラーの特許のデータ転送ステツプ103に
一致する前記アクセスが完了すると、ステツプ
103で、制御テーブル15内のアクセス範囲の経
歴の更新を含む、プログラム式制御部12のデー
タ処理機能が実行される。例えば、ステツプ102
のキヤツシユアクセスの間に、プログラム式制御
部12は、転送中のレコードのサイズ、並びにレ
コード数を監視する。普通は、チヤネルコマンド
当り、例えば1レコードが転送されるが、特に制
限はない。従つて、ポストデータ転送動作の一部
として、プログラム式制御部12は、キヤツシユ
17のトラツクをアクセスするために使用される
デイレクトリ22のレジスタ40に対応するレジ
スタ60を更新する。他のデータ更新も含むこと
がある前記更新が終了すると、プログラム式制御
部12は、ひと続きのモード検査ステツプ104で、
このアクセスされたトラツクに割当てられている
動作のモードを検出する。最初に、ステツプ105
で、該データ転送が指令順次動作モードの一部で
あるかどうかを決定するためCSバイト44が検
査される。もしCS44が1に等しければ、線106
で、プログラム式制御部12は、前記テーラーの
特許で示されているポスト転送指令順次動作を実
行する。もしCS44が0なら、プログラム式制
御部12はステツプ110でISバイト45を検査す
る。即ち、暗黙の順次モードが、ステツプ102の
キヤツシユアクセス終了前に、セツトアツプされ
ていることがある。もしISが1に等しければ、該
アクセスされたキヤツシユトラツクについて暗黙
の順次モードは既に確立されている(モード制御
はキヤツシユトラツク単位で行われる)。プログ
ラム式制御部12は後述の順次キヤツシユ制御動
作を実行するため動作経路111を経て進む。他方、
もしISビツト45が0なら、後述の順次アクセス
検出ステツプ113を用いて、プログラム式制御部
12は、該アドレス指定されたキヤツシユ17ト
ラツクの順次データアクセスが実際に生じている
かどうかを決定する。
モード検査ステツプ104は、別個に動作する指
令順次モードが使用されない場合には、ステツプ
110しか含まないことがある。例えば、指令モー
ドもISビツト45をセツトすることがあり、プロ
グラム式制御部12は、セツトされている“指令
された”ISビツトに応じて、キヤツシユ17に先
取りすべき所望のトラツク数によりPFフイール
ド46を1又は2にセツトする。
順次アクセス検出ステツプ113は最初にステツ
プ115を含む。ステツプ115で、現在のトラツク即
ち該最後にアクセスされたトラツク30が、その
現在のホストアクセス範囲について検査される。
値Bは、現在のトラツクに記憶されたデータがキ
ヤツシユ17にプロモートされ、そこに駐在して
いるので、ホストプロセツサによりアクセスされ
たバイト数を示す。値Bは、現在のトラツク30
に割振られたた制御レジスタ60のフイールド6
2及び63に含まれた数の積である。あるいは、
値Bが、既知の手法を使つて展開され、キヤツシ
ユ17に転送された又はキヤツシユ17から転送
されたデータの実際のバイトカウントに基づくこ
とがある。各バイトは、キヤツシユのバイト領域
がアクセスされる回数とは無関係に一度しか数え
られない。しかしながら、CKD構造の場合、少
なくとも一度アクセスされたレコードの数は数え
るのが容易になる。とにかく、値Bは、(破線3
7で示される)境界Jと比較される。14000バイ
トのトラツクカウントを有するDASD11の場
合、40%の境界の値Jは、該境界を越えるアクセ
スされた5600バイトである。もしアクセス範囲が
アクセストリガ即ち境界Jを超えなければ、プロ
グラム式制御部12は、(たとえ初期値が0でも)
ISバイト45を0にセツトし、線117で示すよう
に他の制御プログラム14に復帰する。この復帰
の実際の効果は、現在のトラツク30がランダム
アクセスモードに関係している限り、キヤツシユ
の制御を維持することである。
測定されたアクセス範囲は、キヤツシユトラツ
クの2つの測定タイプのどちらかを表わす。第1
の良好な測定モードでは、ホストプロセツサとキ
ヤツシユ17の間で少なくとも一度転送されたバ
イトの全数が数えられる。これは、もしキヤツシ
ユトラツクの最初の1/4がホストプロセツサによ
つて読取られ、それに続いて前記最初の1/4が書
込まれれば、前記キヤツシユトラツクの測定され
たアクセス範囲は1/4、即ち25%である。第2の
測定モードでは、測定されたアクセス範囲は、た
とえ繰返し転送された同じバイトが数えられて
も、転送された全バイト数を表わす。1/4のトラ
ツクアクセスの例を引用すれば、第2の測定モー
ドの使用は測定されたアクセス範囲を1/2、即ち
50%にする。
他方、ステツプ115で、もし現在のトラツク3
0の該測定されたアクセス範囲が境界Jを超えれ
ば、プログラム式制御部12は、キヤツシユ17
に現在記憶されている直近下位のアドレス指定さ
れたトラツクを分析する。もし隣接するアドレス
指定されたトラツクがキヤツシユ17に記憶され
ていない、即ち割振られたトラツク31及び32
がなければ、プログラム式制御部12は、ステツ
プ120からステツプ116を経て帰路117に進む。デ
イレクトリ22又はSIT23の検査で、もしトラ
ツク31及び32が実際にキヤツシユ17に駐在
していれば、プログラム式制御部12は、該選択
されたグループのトラツクのアクセス範囲を組合
せるべきかどうかを決定するため、トラツク31
及び32の該測定されたアクセス範囲をKトラツ
クの値まで比較する。Kが2に等しいと仮定する
と、トラツク31及び32のアクセス範囲は、境
界Jに対し個々に検査される。第2図に示すよう
に、これらのアクセス範囲はどちらも境界Jを越
え、暗黙の順次モードが可能であることを表わ
す。他方、もしトラツク31又は32のアクセス
範囲が境界Jよりも低ければ、プログラム式制御
部12は、現在のトラツクをランダムアクセスモ
ードに維持するため、ステツプ116を経て帰路117
に進む。
トラツク30−32の全ての該測定されたアク
セス範囲が個々に境界Jを越えると仮定すれば、
ステツプ121で、プログラム式制御部12は、現
在のトラツク30の暗黙の順次モードを表わすた
め、ISバイト45を1にセツトする。次いで、ス
テツプ122で、プログラム式制御部12は、現在
のトラツク30に対応するフイールド46のプロ
モーシヨン係数PFを計算する。本実施例では、
PFは下記の式により計算される。
(1) PF=M・B(30−32)/T ただし、PFはトラツク単位のプロモーシヨン
係数、Mは制御レジスタ70のフイールド72に
記憶されたルツクアヘツド係数、Bは暗黙の順次
モードの先取り量を計算する際の該選択されたグ
ループのトラツクを構成するトラツク30−32
のバイト単位のアクセス範囲である。分母Tは現
在のトラツクのデータ記憶容量である。商即ち
MB/Tは丸めて最も近い整数にする。例えば、
もし商が2.5なら3トラツクが先取りされるが、
商が2.2ならトラツク数は丸めて2にする。トラ
ツク単位のPF値はフイールド46に書込まれる。
他の式及びアルゴリズム的手順がパフオーマンス
係数を計算するのに使われることがある。とにか
く、プロモーシヨン係数は、トラツク30−32
の該選択されたグループのトラツクの全てのアク
セス範囲よりも大きい良度指数を有する。状況に
よつては、Kの値は1であることが望ましい。そ
のような選択では、該選択されたグループのトラ
ツクは、現在のトラツク及びN−1トラツク31
を構成する。他の状況では、Kの値は、現在のト
ラツク30のアクセス範囲しか使用されないよう
に0にすることがある。該分析では、1トラツク
よりも大きい値の使用が望ましい。
PF値をフイールド46に書込んだ後、プログ
ラム式制御部12は、該PF係数とPF限界“L”
を比較するためステツプ125に進む。この比較ス
テツプは、暗黙の順次動作モードを宣言する、即
ち係数Jは低い方のレベルを表わし、限界Lは高
い方のレベルを表わす動作のウインドーを生成す
る、一例として、限界Lは3に等しくすることが
ある。即ち、わずかに3トラツクのデータが
DASD11からキヤツシユ17に先取りされ、現
在のトラツク30のDASD11アドレスよりも大
きく、連続し増加する3つのDASDアドレスが得
られる。もしトラツクのPF値が限界L(第3図に
図示されていない制御レジスタに記憶されてい
る)よりも大きければ、プログラム式制御部12
は、経路126からステツプ116を経て帰路117に進
む。この配列の実際の効果は暗黙のキヤツシユバ
イパスをキヤツシユに用意することである。暗黙
のキヤツシユバイパスは、もし書込みミスが生ず
れば、幾つかの暗黙のキヤツシユバイパスの方法
に1つに決定することができる。その方法の1つ
は米国特許第4500954号に開示されている。
ちなみに、一般的な動作モードでは、ホストプ
ロセツサは先ずDASD11からキヤツシユ17を
介してデータを読取る。この一組の読取りの間
に、ホストプロセツサ内のプロセスの動作モード
は暗黙の順次モード要求に適合する順次動作モー
ドであることが決定されることがある。ISバイト
45が1にセツトされた後は、ホストプロセツサ
が更新されたデータをキヤツシユ17に記憶する
と、そのモード選択は次の記録即ち書込みステツ
プに繰越す。前記書込みシーケンスの間に、もし
ISバイト45が0で、キヤツシユ17に書込みミ
スがあれば、シリンダ書込み(米国特許第
4500954号参照)の残りの部分で、キヤツシユ1
7はバイパスされ、それによりホストプロセツサ
からDASD11に対する効率的な極めて長い順次
データ転送を行う。
他方、現在のトラツク30の該計算されたPF
が限界Lよりも小さいか又はそれに等しい時は、
プログラム式制御部12は、順次キヤツシユ制御
動作112に進む、即ち、ISバイト45はステツプ
110で検出されたままの1である。順次キヤツシ
ユ制御動作112は2つの異なつた動作モードから
成ることがある。プログラムを表わすスイツチ1
29の端子Aで示された最初のモードにより、現
在のキヤツシユトラツク30よりも小さいが連続
するアドレスを有するキヤツシユトラツクが、他
のデータ処理動作で使用するために再要求され
る。即ち、トラツク31及び32のデータ内容
は、例えば、キヤツシユ17からDASD11にデ
モートされ、キヤツシユから割振り解除される、
即ち、他の割振りのために開放される。この動作
は、トラツクN−1〜N−PF(PFは現在のトラ
ツクの該計算されたプロモーシヨン係数である)
の再要求としてステツプ130に示される。ステツ
プ130は、トラツクN−1がキヤツシユ17に留
まり、再要求されたトラツクN−2〜N−PFを
構成するように変更されることがある。再要求、
即ち低いアドレスのN−1〜N−PFのデータの
追出しが終ると、ステツプ131で、プログラム式
制御部12は、デイレクトリ22のエントリ、
SIT23のエントリ及び制御テーブル15のレジ
スタ60及び70のような、再要求されたトラツ
クに関連したテーブルを消去する。トラツク再要
求に続いて、DASD11のトラツク35−36に
記憶されたデータは、ステツプ132で、キヤツシ
ユ17にプロモートされる。もちろん、これは、
2トラツクがプロモートされるように、該計算さ
れたPFを2と仮定する。もちろん、プロモーシ
ヨン前に、プログラム式制御部12は、トラツク
35,36のどちらか又は両方が既にキヤツシユ
17に割振られているかどうかを決定するためデ
イレクトリ22を検査する。もしそうなら、デー
タプロモーシヨンは行わずに済む。データプロモ
ーシヨンの後、アクセスしている現在のトラツク
及び現在のキヤツシユヘツドの暗黙の順次動作が
完了し、出口133で、プログラム式制御部12
は制御プログラム14に戻る。
他方、プログラムを表わすスイツチ129が端
子Bに切換えられると、再要求ステツプ130,131
は省略され、データプロモーシヨンステツプ132
だけが実行される。この場合、キヤツシユ17の
トラツクの再要求は、第4図に続く説明で後述す
るように、LRUアルゴリズムと呼ばれるエージ
ング算法に基づく、プログラムスイツチ129
は、本明細書で示すように、ホストプロセツサの
全てについて端子A又はBのどちらにも切換える
ことができる。しかしながら、スイツチ129
は、第3図に示すホスト識別75に従つて端子A
又はBのどちらにも切換え可能である。
再びステツプ101で、キヤツシユヒツトの代り
にキヤツシユミスが生ずる場合について説明す
る。即ち、データ転送動作を要求する際にホスト
プロセツサにより供給されたDASDアドレスは、
キヤツシユ17に割振られたトラツク空間がない
ことを示す。このキヤツシユミスは、読取り動作
又は書込み動作のどちらでも成立つ。書込み動作
の場合、米国特許第4500954号で開示されたキヤ
ツシユバイパス原理により、キヤツシユバイパス
が生ずることがある。その場合、DASD11のデ
ータ領域のアクセスはキヤツシユ17を必要とし
ないので、暗黙の順次モードは扱われない。他
方、もし指令転送動作が読取りであれば、キヤツ
シユ17は暗黙の順次モードの可能性が続く。ま
た、書込み動作では、書込みミスの場合のバイパ
スは実行されないことがある。その場合、暗黙の
順次モード分析も実行される。
キヤツシユバイパスがキヤツシユミスによつて
開始されないと仮定すると、ステツプ107で、プ
ログラム式制御部12は、データをDASD11か
らホストプロセツサに直接プロモートし、前記の
コピーはキヤツシユ17の割振られたトラツクに
入る。その場合、トラツク30は現在のトラツク
となるデータを受取る。書込みミスの場合、
DASD11に直接入る代りに、キヤツシユ17内
に空間が割振られ、書込まれたデータを受取り、
書込まれたデータは後にキヤツシユ17から
DASD11にデモートされることが、構造的な決
定により決められることがある。この場合、ステ
ツプ107は、チヤネル10を介して直接にデータ
をホストプロセツサからキヤツシユ17の該割振
られた空間に取込む動作を含む。ステツプ107の
実行によりキヤツシユ17への新しい空間の割振
りが終ると、順次モード検査ステツプ104がプロ
グラム式制御部12によつて実行される。この実
行は、ホストプロセツサ又はDASD11からキヤ
ツシユ17へのデータのプロモーシヨンの後、
(電子的に)かなりの時間が立つてから行われる
ことがある。前記プロモーシヨンは、いかなるエ
ントリをも、レジスタ60のフイールド63に生
じない、即ち、キヤツシユされたデータへのホス
トアクセスではない。しかしながら、レコードサ
イズ62は、CKD構造が使用されている時に、
測定されることがある。ステツプ107実行後の遅
延のため、ホストプロセツサは、実際には読取り
プロモーシヨン後に、同じDASD11アドレスに
データを再書込みするので、ホストプロセツサ
は、キヤツシユ17の該プロモートされたばかり
のデータ領域をアクセスする。従つて、モード検
査ステツプ104が実行された後、前述のように、
暗黙の順次アクセス検出ステツプ113又は順次キ
ヤツシユ制御動作112に示す他の動作ステツプ
が実行される。
上記説明に基づいて、暗黙の順次モードはチヤ
ネルプログラム実行中、又はそれと並行して検査
され、その結果、1つ又はそれ以上のデータ転送
がホストプロセツサと周辺データ記憶サブシステ
ムの間に生ずる、キヤツシユミス又はキヤツシユ
ヒツトからの動作の前記並行性は適時の順次動作
検出を生ずる。前記並行動作は本発明の実施によ
る利点を得るのに必要ではない。むしろ、暗黙の
順次分析は、(周辺動作のチエーンの決定として
周辺データシステムに現われる)1つのチヤネル
プログラムの中断及び続行する次の周辺動作チエ
ーンの開始を分析することができる。後者のタイ
プの分析のタイミングは米国特許第4466059号の
第3図に示されている。該計算されたPF値のた
めに生ずるデータプロモーシヨンが、次に続く周
辺動作チエーンだけでなく、次に生ずる動作チエ
ーンの後の周辺動作のチエーンも目指すように、
ルツクアヘツド係数Mを使用し続けることが重要
である。これが本発明で効率的に利用されるルツ
クアヘツドである。
前述のように、順次キヤツシユ制御動作は、現
在のトラツク30の連続する幅よりも少ないアド
レスを有するトラツクの自動的な再要求を含まな
いことがある。LRU即ちエージング算法は、キ
ヤツシユ追出し動作に使用されることがある。こ
れは一組の計算機動作139に示されている。前
記LRU動作即ち追出しは、プログラム式制御部
12及び他の回路が使用中ではなくホストプロセ
ツサのデータ転送要求を満足する時、中間のデー
タ転送動作を実行することができる。このような
システムでは、プログラム式制御部12のデイス
パツチヤ、即ちプログラム制御の共通のツール
(図示せず)により、既知の設計のLRUテーブル
のようないキヤツシユ17のエージング検査が行
われる。これは入力点140で行われる。次いで、
プログラム式制御部12は一組の計算機動作
LRU141を実行する。LRU141は、キヤツ
シユ17に記憶されたデータのエージング分析を
含む既知の動作を表わす。前記エージングは、キ
ヤツシユ17の割振られたトラツク領域に対する
最後のホストアクセスからの経過時間を測定する
ことができる。前記LRU動作の結果、再要求す
べきトラツクのリストは、前記テーラーの特許で
開示されているように生成される。前記リストの
生成に続いて、ステツプ147で、トラツクは実際
にプログラム式制御部12により再要求される。
DASD11のコピーがキヤツシユ17のコピーと
異なる時、キヤツシユ17からDASD11へのデ
ータのデモーシヨンを含む実際のトラツク再要求
に続いて、ステツプ149で、プログラム式制御部
12は、ステツプ131に関して説明したように、
対応する制御テーブルを消去する。次いで、制御
プログラム14は出口点150に進む。更に、ホス
トプロセツサは、キヤツシユ17の特定の割振ら
れたトラツクが、前記テーラーの特許に示すよう
にデイスカードコマンドにより放棄されること
を、周辺データ記憶サブシステムに示すことがあ
る。受取つたホストプロセツサ供給のコマンドを
解読すると、入力点143で、プログラム式制御部
12は、ステツプ144にデイスカードセツトアツ
プを供給する。前記セツトアツプは、キヤツシユ
17から放棄すべき、キヤツシユ17に割振られ
たトラツク空間を有することがあるDASD11ア
ドレスの全てのリステイングである。更に、デイ
スカードステツプ144はキヤツシユ17に残つて
いる該割振られたトラツクの全てを識別するため
デイレクトリ22の走査を含む。キヤツシユ17
から捨てるべきトラツクが確立されると、再要求
トラツク147が実行され、ステツプ149を経て
出口点150に進む。
以上、図面を参照して本実施例を説明したが、
さらに他の実施例を以下に列挙する。
(1) ホストプロセツサ及び補助記憶装置に接続さ
れたキヤツシユ記憶装置を作動させる方法にお
いて、それらの記憶装置に記憶されたデータは
全てそのデータのトラツクでアドレス可能であ
る。両記憶装置にある各々のトラツクはどれも
所与のデータビツト数に等しいデータ量を記憶
できる。ホストプロセツサは、補助記憶装置内
のトラツクをアクセスするためキヤツシユ記憶
装置をアクセスし、キヤツシユ記憶装置でアド
レス指定されたトラツクに、又は該指定された
トラツクから、補助記憶装置で使用できるアド
レスによつてアドレス可能なデータを、それぞ
れ、記録するか又は読取る。この方法は下記ス
テツプを含む。
(a) 前記所与のデータビツト数よりも大きくな
い所定のデータビツト数を示す第1の境界値
を確立する。
(b) ホストプロセツサがキヤツシユ記憶装置を
アクセスする毎に、アクセスされた各々のト
ラツクの、そのアクセスにより参照されるデ
ータ量を測定し、測定された量をアクセス範
囲として別に記憶する。
(c) 補助記憶装置に記憶可能なデータを現在記
憶しているキヤツシユ記憶装置の所与のトラ
ツクについて、ホストプロセツサによりアク
セスされているトラツクのビツト数を示す該
所与のトラツクのアクセス範囲を読取る。
(d) 読取られた該所与のアクセス範囲と第1の
境界値を比較し、もし読取られた該所与のア
クセス範囲が第1の境界値を超えれば、キヤ
ツシユトラツクの他のアクセス範囲を全て読
取る。前記他のアクセス範囲は、該所与のト
ラツクのアドレスよりも低い補助記憶装置ア
ドレスを保持し、且つホストプロセツサが該
所与のトラツクをアクセスする前又はアクセ
スと同時にホストプロセツサにより無理なく
アクセス可能であつたトラツクを識別する。
次いで、該他の読取られたアクセス範囲の全
てと前記第1の境界値とを別々に比較し、も
し所定数の前記読取られたアクセス範囲が前
記第1の境界値を超えれば、該所与のトラツ
クの順次標識を記憶する。さもなければ、他
の計算機動作に進む。
(e) 前記所与のトラツクの前記記憶された順次
標識をセンスし、もし前記順次標識が記憶さ
れていれば、前記補助記憶装置の、所与のト
ラツクの補助記憶装置アドレスに関連する複
数の補助記憶装置アドレスを保持する未来の
トラツクのデータ内容を前記キヤツシユ記憶
装置にプロモートする。これは前記未来のト
ラツクが前記ホストプロセツサによつて次に
アクセス可能であることを示す。
(f) 次いで、他の計算機動作に進み。
(2) (1)項に示す方法は更に下記ステツプを含む。
(a) ホストプロセツサからコマンドを受取り、
前記コマンドのチエーン内でホストプロセツ
サによつてキヤツシユ記憶装置をアクセスす
ることを指令する。
(b) 該未来トラツクのデータ内容のプロモーシ
ヨンが該コマンドチエーンによるキヤツシユ
記憶装置のアクセスと同時に起きるように、
キヤツシユ記憶装置をアクセスするこれらの
コマンドのチエーンの実行中に、該測定、記
憶、読取り、比較及びセンス動作のステツプ
を実行する。
(3) (2)項に示す方法は更に下記ステツプを含む。
(a) 前記コマンドのチエーンで、ホストプロセ
ツサによりキヤツシユをアクセスし、ホスト
プロセツサに転送すべきアドレス指定された
トラツクに記憶されている要求されたデータ
を識別するコマンドを実行すると、キヤツシ
ユ記憶装置のキヤツシユトラツクへのアクセ
ス要求が割振られているかどうかを判定す
る。もしキヤツシユトラツクが割振られてい
れば、キヤツシユをアクセスするコマンドの
実行が完了すると、前記の測定、記憶、読取
り、比較及びセンス動作のステツプを実行す
る。
(b) もし該要求されたキヤツシユトラツクが補
助記憶装置トラツクに割振られていなけれ
ば、ホストプロセツサの要求データを補助記
憶装置からホストプロセツサに直接転送する
と共にアドレス指定された補助記憶装置トラ
ツクのデータ内容をキヤツシユ記憶装置に転
送し、キヤツシユトラツクを該アドレス指定
された補助記憶装置トラツクに割振る。ホス
トプロセツサへのデータ転送と同時に、補助
記憶装置からホストプロセツサへのデータ転
送量を測定する。ホストプロセツサ及びキヤ
ツシユへのデータ転送が完了すると、前記の
記憶、比較及びセンス動作のステツプを実行
する。
(4) (1)項に示す方法は更に下記ステツプを含む。
(a) 所与のトラツクの前記順次標識を記憶する
と、組合わせアクセス範囲値を生成するた
め、読取られたアクセス範囲を組合せて記憶
する。
(b) 組合わせ境界値を確立する。
(c) 前記組合わせ境界値と前記組合わせアクセ
ス範囲値とを比較し、もし組合せアクセス範
囲値が組合せ境界値以下なら、I/Oセンス
速度、及び組合せアクセス範囲値と所定の関
係を有するデータ記憶容量を表わす整数を生
成する。
(d) 前記整数の前記未来のトラツクのデータ内
容を前記補助記憶装置から前記キヤツシユ記
憶装置にプロモートする。
(e) 所与のトラツク、及びホストプロセツサに
よるI/Oデータ転送の前記センス速度に関
連する未来のトラツクの数の隣接するトラツ
クのデータ転送の、順次モードがセツトされ
ていることを表示する前記順次標識を記憶す
る。
(5) (4)項に示す方法は更に下記ステツプを含む。
(a) 組合せステツプで、所定の該読取られたア
クセス範囲を合計し、次いで、その合計にル
ツクアヘツド定数値を掛け、該組合せアクセ
ス範囲値を、前記整数の前記未来のトラツク
をプロモートするためのプロモーシヨン係数
として生成する。
(b) ルツクアヘツド定数値(10以下の数)を確
立する。
(6) (5)項に示す方法は更に下記ステツプを含む。
(a) 前記所定の読取られたアクセス範囲を前記
読取られたアクセス範囲の全てとなるように
選択し、順次標識がセツトされるのを、第1
の境界値よりも小さい前記読取られたアクセ
ス範囲のどれか1つが阻止するようにする。
(7) (6)項に示す方法は更に下記ステツプを含む。
(a) 最大境界値を確立する。
(b) 該組合せ境界値を用いる前記比較ステツプ
で、組合せ比較ステツプの結果、もしプロモ
ーシヨン係数が前記最大境界値よりも大きい
なら、記憶された順次標識を消去する。デー
タ長が前記順次モードで使用可能なデータ転
送のデータ長を超える場合、順次モードがキ
ヤツシユバイパスの準備ステツプとして確立
されるのを阻止する。
(8) (4)項に示す方法は更に下記ステツプを含む。
(a) 所与のトラツクの補助記憶装置アドレスよ
りも次第に小さくなる連続する補助記憶装置
アドレスを有するトラツクのデータ内容を前
記キヤツシユからデモートする。所与のトラ
ツクの補助記憶装置アドレスよりも2小さい
補助記憶装置アドレスを有するトラツクを起
点として該整数よりも1少ない未来のトラツ
クをキヤツシユ記憶装置から補助記憶装置に
デモートする。所与のトラツクのアドレスよ
りも整数の未来のトラツクの数だけ小さいア
ドレスを有するトラツクに進む。
(9) (8)項に示す方法は更に下記ステツプを含む。
(a) 第1の補助記憶装置アドレスを起点とし第
2の補助記憶装置アドレスを終点とする連続
した補助記憶装置トラツクの、ホストプロセ
ツサが現在許可されているアクセスの範囲を
指令するコマンドを前記ホストプロセツサか
ら受取る。
(b) 前記未来トラツクの前記プロモーシヨン及
び前記下位アドレスのトラツクのデモーシヨ
ンを制限し、許可されたアクセス範囲内に入
るようにする。
(10) (1)項に示す方法は更に下記ステツプを含む。
(a) 該トラツクでキヤツシユトラツク内に記憶
されたデータのデモーシヨン処理手順を
LRU基準に基づいて確立する。
(b) 前記所与のトラツクの順次標識がセツトさ
れる期間に、前記所与のトラツク及び該所与
のトラツクの補助記憶装置アドレスに連続す
る隣接した補助記憶装置アドレスを有するト
ラツクに前記デモーシヨン手順を使用する。
(11) (1)項に示す方法は更に下記ステツプを含む。
(a) 第1の低い方の補助記憶装置アドレスを起
点とし第2の高い方の補助記憶装置アドレス
を終点として定義された範囲内でデータを転
送するようにキヤツシユ記憶装置に指令する
コマンドをホストプロセツサから受取る。
(b) 未来のトラツクのアドレスを前記第1及び
第2のアドレスの間に制限することにより、
前記未来トラツクの全てを該定義された範囲
内に入るように選択する。
(12) (11)項に示す方法は更に下記ステツプを含む。
(a) 組合せ範囲値を生成するため、前記読取ら
れたアクセス範囲の全てを所定の方法で組合
せる。
(b) 前記未来トラツク数を表わすプロモーシヨ
ン係数値を生成するため、組合せ範囲値を変
更する。
(c) 未来トラツクの数を、前記プロモーシヨン
係数に等しくなるように選択する。
(3) (1)項に示す方法は更に下記ステツプを含む。
(a) 組合せアクセス範囲値を生成するため前記
読取られたアクセス範囲を組合せ、前記組合
せアクセス範囲値を、前記所与のトラツク、
及び該所与のトラツクのアドレスに隣接する
直近のアドレスを有するトラツクに関連す
る、ホストプロセツサの入力/出力(I/
O)の速度として表示する。
(b) I/Oの速度を合わせるため、前記所与の
トラツクの補助記憶装置アドレスよりも大き
い直近のアドレスを有するトラツクからデー
タをプロモートすることを含めて、データを
前記補助記憶装置から前記キヤツシユ記憶装
置にプロモートする。
(c) 所与のトラツクの補助記憶装置アドレスよ
りも小さいアドレスを有する所定のキヤツシ
ユ記憶装置トラツクからデータをデモートす
る。
(14) (1)項に示す方法は更に下記ステツプを含む。
補助記憶装置からキヤツシユ記憶装置への所
定の補助記憶装置トラツクのデータ転送の測定
を含む前記測定ステツプにおいて、 (a) 前記補助記憶装置からキヤツシユ記憶装置
への所定のトラツクのデータ転送の測定値を
前記所定のトラツクのアクセス範囲に加え
る。
(15) (1)項に示す方法は更に下記ステツプを含む。
(a) ホストプロセツサとキヤツシユ記憶装置の
間の順次データ転送速度の上位限界値を確立
する。
(b) 組合せアクセス範囲値を生成するため、前
記読取られたアクセス範囲を組合せる。
(c) 前記組合せアクセス範囲値と前記確立され
た上位限界値を比較する。
(d) 前記上位限界値との比較の結果、もし該組
合せアクセス範囲値が前記確立された上位限
界値よりも大きければ、前記順次標識をオフ
にし、ホストプロセツサと補助記憶装置の間
の次のデータ転送を助けるためキヤツシユ記
憶装置の動作をキヤツシユバイパスにセツト
する。
(16) キヤツシユ記憶装置としてランダムアクセス
高速データ記憶装置、補助記憶装置として回転
デイスク記憶装置を使用する(1)項に示す方法
は、更に下記ステツプを含む。
(a) 前記測定ステツプで、キヤツシユ記憶装置
からホストプロセツサへ及びホストプロセツ
サからキヤツシユ記憶装置への全てのデータ
転送について、キヤツシユトラツクのアクセ
ス毎に転送されるデータの量を、各々のトラ
ツクの同じ領域への前記データ転送を含めて
測定する。
(17) ホストプロセツサ及び補助記憶装置に接続さ
れたキヤツシユ記憶装置でデータ駐在を管理す
る方法において、両記憶装置は、補助記憶装置
トラツクのアドレスによりアドレス可能なデー
タ記憶トラツクを有する。この方法は下記ステ
ツプを含む。
(a) 補助記憶装置のトラツクのデータを記憶す
るため割振られているキヤツシユ記憶装置の
トラツク毎に、アクセス範囲値として、ホス
トプロセツサがキヤツシユ記憶装置の該割振
られたトラツクに対するホストプロセツサア
クセスの範囲を測定し、記憶する。
(b) 連続する補助記憶装置アドレスを有する、
所定数のキヤツシユ記憶装置割振りトラツク
のグループを選択し、組合せアクセス範囲値
として、該選択されたグループのキヤツシユ
記憶装置割振りトラツクの全ての該記憶され
たアクセス範囲値を組合せる。
(c) 上位及び下位境界値を確立する。
(d) 該組合せアクセス範囲値と前記上位及び下
位境界値とを比較し、もし該組合せアクセス
範囲値が前記上位及び下位境界値の間にあれ
ば、あたかもホストプロセツサが、該選択さ
れたグループの所定のキヤツシユ割振りトラ
ツクを割振り解除し該選択されたグループに
他のキヤツシユトラツクを付加することを含
めて、前記組合せアクセス範囲値により表示
された速度で順次にデータを処理しているか
のように、キヤツシユ割振りトラツクの該選
択されたグループを処理する。前記付加され
たキヤツシユトラツクは、該選択されたグル
ープのキヤツシユ割振りトラツクの補助記憶
装置アドレスに関連したアドレスを有する補
助記憶装置トラツクに向けたデータを記憶す
るためのものであり、次にホストプロセツサ
によつて順次にアクセスされ、割振り解除さ
れ付加されたトラツク数は、該組合せアクセ
ス範囲値に対し所定の速度を有する所定のデ
ータ記憶容量値を表わす。
(e) もし該組合せアクセス範囲値が該境界の間
になければ、該選択されたグループの該割振
りトラツクに関連するキヤツシユ記憶装置の
駐在を別の方法で管理する。
(18) (17)項に示す方法は更に下記ステツプを含む。
(a) 第1の低い方の値の補助記憶装置アドレス
を起点とし、第2の高い方の値の補助記憶装
置アドレスを終点として定義されたアクセス
範囲を確立し、全てのデータ転送を前記定義
された範囲内で実行するコマンドを、前記ホ
ストプロセツサから受取る。
(b) キヤツシユ記憶装置とホストプロセツサの
間でデータを順次に処理する時、補助記憶装
置に関しキヤツシユ記憶装置へのデータのプ
ロモーシヨン及びキヤツシユ記憶装置からの
データのデモーシヨンは全て、前記第1及び
第2の補助記憶装置アドレスの間の補助記憶
装置アドレスに制限される。
(19) (18)項に示す方法は更に下記ステツプを含む。
(a) ルツクアヘツド定数値を確立する。
(b) プロモーシヨン係数を確立するため、前記
組合せアクセス範囲値を、それと前記確立さ
れたルツクアヘツド値とを所定の方法で組合
せることにより変更する。
(c) 前記プロモーシヨン係数に等しい前記選択
されたグループのキヤツシユトラツクの付番
されたアドレスで、前記最高の補助記憶装置
アドレスよりも高い直近の補助記憶装置アド
レスを有するトラツクからデータをプロモー
トする。
(d) 前記選択されたグループの前記最高の補助
記憶装置アドレスよりも2だけ少ない補助記
憶装置アドレスを有するキヤツシユトラツク
から前記選択されたグループの前記最高の補
助記憶装置アドレスよりもプロモーシヨン係
数だけ少ない補助記憶装置アドレスを有する
トラツクまでのデータを前記キヤツシユ記憶
装置からデモートする。
(20) (19)項に示す方法は更に下記ステツプを含む。
(a) ルツクアヘツド係数と前記組合せアクセス
範囲値とを組合せる前記組合せステツプで、
最初に該選択されたグループのトラツクのア
クセス範囲値を合計し、次に、転送すべきデ
ータの量で表示される前記プロモーシヨン係
数を得るため前記合計にルツクアヘツド係数
を乗じ、1キヤツシユ記憶装置トラツクのデ
ータ記憶容量で前記プロモーシヨン係数を割
つてその商を整数に丸め、該選択されたグル
ープのトラツクとホストプロセツサとの間の
データ転送に関しデータをプロモート及びデ
モートするためトラツク数を表わす前記整数
をプロモーシヨン係数として使用する。
(21) (19)項に示す方法の前記比較ステツプは、更
に下記ステツプを含む。
(a) ホストプロセツサによりアクセスされてい
る該選択されたグループ内の全てのトラツク
を検査し、もし該選択されたグループ内の全
てのトラツクがホストプロセツサによりアク
セスされていれば、データの前記順次処理を
確立する。
(22) (21)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) 該選択されたグループのトラツクの個々の
アクセス境界を確立する。
(b) 前記比較ステツプで、該選択されたグルー
プ内のキヤツシユトラツク毎のアクセス範囲
と前記個々のアクセス境界を比較し、もし該
選択されたグループ内の所定数の前記キヤツ
シユトラツクが前記個々のアクセス境界より
も大きいアクセス範囲値を記憶していれば、
該組合せアクセス範囲値と前記上位及び下記
の境界を比較する。
(23) (22)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) もし前記組合せアクセス範囲値が前記下位
境界より小さければ、あたかもホストプロセ
ツサが前記選択されたグループのトラツクの
データをランダムにアクセスしているかのよ
うに、該選択されたグループ内の前記キヤツ
シユトラツクについてキヤツシユデータの常
駐を管理する。
(b) 前記比較ステツプで、もし該組合せアクセ
ス範囲値が該上位境界よりも大きければ、特
別に長いデータ転送に適合する動作モードを
確立する。この動作モードは、データを、キ
ヤツシユ記憶装置には転送せずに、補助記憶
装置とホストプロセツサの間で直接転送す
る。
(24) (23)項に示す方法で、前記測定及び記憶ス
テツプは更に下記ステツプを含む。
(a) ホストプロセツサとキヤツシユ記憶装置の
間、及び補助記憶装置とキヤツシユ記憶装置
の間のデータ転送を測定する。
(25) (23)項に示す方法では、ホストプロセツサ、
補助記憶装置及びキヤツシユ記憶装置の間のデ
ータ転送は全て可変長レコードを含み、各々の
レコードは転送中のレコードの長さについて自
己識別し、ホストプロセツサの動作は転送グル
ープ内の全ての転送の可変長レコードに一定の
長さを確立し、前記転送グループは連続する一
組の補助記憶装置アドレスを有する補助記憶装
置トラツクに制限される。この方法は更に下記
ステツプを含む。
(a) データ転送のセツト毎にレコードサイズを
確立し、確立されたレコードサイズを記憶す
る。
(b) 前記測定及び記憶ステツプで、該選択され
たグループのトラツク内のホストプロセツサ
とキヤツシユ記憶装置の間で転送された前記
確立されたサイズのレコード数をカウントす
る。
(c) 該転送されたレコード数と該確立されたレ
コードサイズを組合せて前記アクセス範囲値
とする。
(26) (17)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) 該選択されたグループ内の前記トラツク毎
に下位のアクセス境界を確立する。
(b) 該選択されたグループのキヤツシユトラツ
クの該記憶されたアクセス範囲を組合せる前
に、該選択されたグループの前記トラツクの
アクセス範囲と前記下位のアクセス境界を
個々に比較する。
(c) 該下位のアクセス境界との比較の結果、も
し該選択されたグループ内の所定数の前記ト
ラツクが該下位のアクセス境界を超えれば、
該記憶されたアクセス範囲値を生成する前記
組合せステツプに進み、さもなければ、該順
次モードをセツトしない。
(27) (17)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) 該選択されたグループ内のトラツクの個々
のアクセス境界を確立する。
(b) 該記憶されたアクセス範囲を組合せる前
に、該選択されたグループ内の全てのトラツ
クの該記憶されたアクセス範囲と前記確立さ
れた個々のアクセス境界を個々に比較する。
(c) 次に、もし全てのトラツクが前記確立され
た境界よりも大きいアクセス範囲値を持つて
いれば、そのときだけ、前記アクセス範囲値
の組合せステツプに進む。
(28) ホストプロセツサ及び補助記憶装置に接続
されたキヤツシユ記憶装置のデータ駐在を管理
する方法では、前記記憶装置はどちらも、補助
記憶装置のトラツクのアドレスを用いて両方の
記憶装置のデータ記憶トラツクの全てをアドレ
ス指定する装置により、アドレス可能なデータ
記憶トラツクを得る。この方法は下記ステツプ
を含む。
(a) 補助記憶装置の連続するトラツクアドレス
によりアドレス可能なデータを記憶するため
に割振られたキヤツシユ記憶装置のトラツク
の所定のグループについて、前記所定のグル
ープのトラツクに対する現在のホストアクセ
スの範囲を測定し、ホストプロセツサによる
キヤツシユトラツクのグループに対するホス
トアクセスの所与の速度及び順次性を表示す
る。
(b) 上位及び下位のアクセス範囲境界を確立す
る。
(c) 測定された現在のアクセス範囲と前記上位
及び下位のアクセス範囲境界を比較し、もし
測定された現在の範囲が該境界の間にあれ
ば、ホストプロセツサがあたかも、所与の速
度に適合する速度で、該グループに対しキヤ
ツシユ記憶装置トラツクを除去又は付加する
ことを含めて所与の順次速度でデータを処理
するかのように、該グループのトラツクのデ
ータ駐在を管理する。
(d) もし測定された現在の範囲が上位及び下位
のアクセス範囲境界の外側にあれば、ホスト
プロセツサがあたかも、前記所与の速度で非
順次に該所定のグループのトラツクに記憶可
能なデータ上で動作しているかのように、該
グループのトラツクのデータ駐在を管理す
る。
(29) (28)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) 補助記憶装置トラツクから所定のグループ
のトラツク内の最大のアドレスに直近の隣接
した連続するアドレスを有する割振られたキ
ヤツシユ記憶装置トラツク(プロモートされ
たトラツク)にデータをプロモートし、該プ
ロモートされたトラツクを該所定のグループ
のトラツクに付加することにより、キヤツシ
ユ記憶装置のトラツクの前記所定のグループ
を拡張する。
(b) 所定のグループのトラツク内の最下位の補
助記憶装置アドレスを有するトラツクを所定
の方法で取り除く。
(30) (29)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) 所定のグループ内の個々のトラツクがキヤ
ツシユにいる時間の長さを測定し、前記測定
された時間を記憶する。
(b) 割振られたトラツクに記憶されたキヤツシ
ユから補助記憶装置へのデータを取り除くた
めキヤツシユ交換制御手順を確立する。
(c) 所定のグループ内のトラツクからデータを
デモートすると、該所定のグループから前記
トラツクを取り除く。
(31) (29)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) 前記所定のグループにトラツクを付加する
ためデータが補助記憶装置からプロモートさ
れる毎に、最初の所定のグループのトラツク
の最上位のトラツクの補助記憶装置アドレス
よりも2少ない補助記憶装置アドレスのトラ
ツクから該グループのトラツクの最下位の補
助記憶装置アドレスのトラツクまでのトラツ
クからデータをデモートし、前記デモートさ
れたトラツクを前記所定のグループから取り
除く。
(32) (29)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) 所定のグループのトラツクに含まれる補助
記憶装置トラツクの最下位の補助記憶装置ア
ドレスを表示する第1のアドレス及び所定の
グループのトラツクに含まれるトラツクの最
上位の補助記憶装置アドレスを表示する第2
のアドレスを有する、データ上で動作するた
めの動作範囲を定義する。
(b) 前記第2のアドレスよりも小さい補助記憶
装置アドレスを有する補助記憶装置トラツク
からのデータのプロモーシヨンを制限し、前
記所定のグループのトラツクでは、前記第1
の補助記憶装置アドレスよりも大きい補助記
憶装置アドレスを有するトラツクしか制限し
ない。
(33) (32)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) 前記所定のトラツクのグループに付加する
ため、任意の補助記憶装置トラツクからキヤ
ツシユにデータをプロモートすると、該所定
のグループ内の最下位の補助記憶装置アドレ
スを有するトラツクから、所与の補助記憶装
置アドレスを有する所定のキヤツシユ記憶装
置トラツクよりも2小さい補助記憶装置アド
レスを有するキヤツシユトラツクまでのデー
タをデモートする。
(b) データをデモートされたそれぞれのトラツ
クを前記所定のグループから取り除く。
(c) デモーシヨンを前記第1のアドレスに制限
する。
(34) (28)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) 前記比較ステツプで、もし測定された現在
のアクセス範囲が前記下位アクセス範囲境界
よりも小さければ、あたかもホストプロセツ
サがランダムに該データをアクセスしていた
かのように、所定のグループ内のトラツクに
関するデータ転送を実行する。
(b) 前記比較ステツプで、もし測定された現在
の範囲が該上位の境界よりも大きければ、ホ
ストプロセツサと補助記憶装置の間の直接の
データ転送を助けキヤツシユ記憶装置への転
送を避けるようにホストプロセツサ、キヤツ
シユ記憶装置及び補助記憶装置の間のデータ
転送を実行し、より長いデータ転送がホスト
プロセツサと補助記憶装置との間にしか生じ
ないようにする。
(35) (34)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) 前記比較ステツプで、もし測定された現在
のアクセス範囲が前記上位及び下位の境界の
間にあれば、該所定のグループのトラツクの
最上位のアドレスよりも上位のアドレスを有
するトラツクのプロモーシヨンを3補助記憶
装置トラツク以下に制限する。
(36) (28)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) ホストプロセツサ、キヤツシユ記憶装置及
び補助記憶装置の間で、データを可変サイズ
のレコードのグループで転送し、一定サイズ
のレコードを得るため所定のグループのトラ
ツク内で全ての個々のデータ転送を確立す
る。
(b) 前記測定ステツプで、転送されたレコード
を数え、現在のアクセス範囲を得るため該転
送されたレコード数に該確立された一定のレ
コードのサイズを掛ける。
(37) (28)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) 前記測定ステツプで、ホストプロセツサと
キヤツシユ記憶装置との間の転送を測定する
だけではなく、前記所定のグループのトラツ
クによるデータの順次処理でデータを先取り
するためのプロモーシヨン以外の前記データ
転送の全てについて、補助記憶装置とキヤツ
シユ記憶装置との間の転送も測定する。
(38) ホストプロセツサと補助記憶装置の間に挿
入されたキヤツシユ記憶装置を制御する方法
で、 記憶装置の各々はアドレス可能なデータ記憶
トラツクを有し、割振られたキヤツシユ記憶装
置トラツクは、該割振られたキヤツシユ記憶装
置トラツクに記憶された又は記憶されるデータ
のコピーを記憶するため割振られた補助記憶装
置のトラツクのアドレスによりアドレス可能で
ある。
ホストプロセツサは、前記データ記憶トラツ
クにデータを記録するか又は記憶されたデータ
を読取るため前記データ記憶トラツクをアクセ
スする。
この方法は下記ステツプを含む。
(a) 該割振られたキヤツシユ記憶装置トラツク
毎にアクセス範囲をホストプロセツサにより
測定する。
(b) 該割振られたキヤツシユ記憶装置トラツク
毎に該測定されたアクセス範囲を記憶する。
(c) キヤツシユ記憶装置トラツク毎に、測定さ
れたアクセス範囲のアクセス境界をホストプ
ロセツサにより確立する。もしアクセス範囲
がこのアクセス境界を超えれば、前記キヤツ
シユ記憶装置トラツク及び密接に関連した連
続する補助記憶装置アドレスを有する他のキ
ヤツシユ記憶装置トラツクに記憶されたデー
タの順次処理を表示することがある。
(d) キヤツシユ記憶装置トラツクの1つに対す
るホストプロセツサの前記各々のアクセス−
アクセスされたトラツクは前記アクセスの間
現在のトラツクとなる−で、第1の比較とし
て、現在のトラツクの記憶されたアクセス範
囲とアクセス境界とを比較し、もし前記現在
のトラツクの記憶されたアクセス範囲が前記
アクセス境界を超えれば、第2の比較とし
て、現在のトラツクのアドレスに数値的に並
置されたアドレスを有する所定の前記キヤツ
シユ記憶装置トラツクの該記憶されたアクセ
ス範囲と前記アクセス境界とを比較し、所定
数の前記第1及び第2の比較の結果、もしそ
れぞれの記憶されたアクセス範囲が前記アク
セス境界よりも大きければ、ホストプロセツ
サがあたかも、前記連続する並置されたアド
レスを有する前記補助記憶装置トラツクに記
憶可能なデータを、該並置された現在のトラ
ツクの前記記憶されたアクセス範囲によつて
指示された速度で処理していたかのように、
前記並置されたアドレスに連続するアドレス
又は前記並置されたアドレスを保持する所定
の補助記憶装置トラツクのデータを、補助記
憶装置からキヤツシユ記憶装置へプロモート
し、又はキヤツシユ記憶装置から補助記憶装
置へデモートする。
(39) (38)項に示す方法で、前記トラツクの各々
は等しいデータバイト数のデータ記憶容量を有
し、データ転送は全て整数の前記データバイト
を転送する。この方法は下記ステツプを含む。
(a) 前記測定ステツプで、ホストプロセツサと
それぞれのキヤツシユトラツクの間で転送さ
れるデータのバイト数を、キヤツシユトラツ
ク内の同じ位置に記憶されているバイトを含
めて数えることにより、アクセスの範囲を測
定する。キヤツシユトラツクの所与のバイト
位置は複数回数えることができ、該測定され
たアクセス範囲に含まれたままである。
(40) (38)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) 第1の下位補助記憶装置アドレスと第2の
最上位補助記憶装置アドレスとの間のアドレ
スを有する補助記憶装置トラツクに関連した
トラツクへの順次データ転送に使用されるキ
ヤツシユのトラツクを確立する。
(b) 補助記憶装置からキヤツシユ記憶装置への
データプロモーシヨンを、第1及び第2の補
助記憶装置アドレスの間の補助記憶装置アド
レスを有する補助記憶装置トラツクに制限す
る。
(c) キヤツシユ記憶装置から補助記憶装置にデ
ータをデモートし、デモートされたキヤツシ
ユ記憶装置トラツクをLRU手法に従つて割
振り解除する。
(d) 全ての割振られたキヤツシユ記憶装置トラ
ツクについて前記LRU手法を確立する。
(41) (40)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) 前記比較ステツプを、前記第1及び第2の
補助記憶装置アドレスの間のアドレスを有す
る補助記憶装置トラツクのデータを記憶する
ためキヤツシユに割振られたトラツクに制限
する。
(b) 数値的に並置されたトラツクがKトラツク
となるように選択する。ただし、Kは小さな
整数とする。
(c) データデモーシヨンのルツクアヘツド係数
を確立する。
(d) 前記比較ステツプで比較されたアクセス範
囲を組合せる。
(e) 転送バイト数で表示されるプロモーシヨン
係数を生成するため、組合せアクセス範囲を
前記ルツクアヘツド係数により変更する。ト
ラツクプロモーシヨン係数を得るため、バイ
ト値のプロモーシヨン係数をトラツクのデー
タ記憶容量(バイト数)で割り、その商を丸
めて整数のトラツク数にする。
(f) 現在のトラツクの補助記憶装置アドレスを
起点に高くなるアドレスを有する、トラツク
プロモーシヨン係数と同数の補助記憶装置ト
ラツクからデータをプロモートする。
(42) (41)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) トラツクプロモーシヨン係数に等しいトラ
ツク数をプロモートする毎に、データをデモ
ートし、現在のトラツクの補助記憶装置アド
レスよりも2小さいアドレスから現在のトラ
ツクの補助記憶装置アドレスよりもトラツク
プロモーシヨン係数だけ小さいアドレスまで
の補助記憶装置アドレスを有する数値的に並
置されたトラツクを割振り解除する。
(43) (41)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) トラツクの前記デモーシヨンを、前記第1
のアドレスよりも大きい補助記憶装置アドレ
スを有するトラツクに制限する。
(44) (43)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) 順次モードの上位境界速度を確立する。
(b) バイトプロモーシヨン係数の形式の組合せ
アクセス範囲と前記上位境界速度を比較す
る。
(c) 前記比較で、もしバイトプロモーシヨン係
数が該上位境界速度よりも大きければ、該順
次モードの処理を禁止する。
(45) (38)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) ホストプロセツサによるキヤツシユアクセ
ス毎に、キヤツシユトラツクが前記アクセス
に関連した補助記憶装置アドレスに割振られ
ているかどうかを判定し、もし前記トラツク
が割振られていなければ、データを補助記憶
装置からホストプロセツサへ直接転送する。
(b) キヤツシユトラツクを前記データ転送に割
振り、キヤツシユに転送されたデータを該割
振られたトラツクにコピーする。
(c) 前記測定ステツプで、補助記憶装置からホ
ストプロセツサに転送されているデータのコ
ピーを除く、ホストプロセツサによる前記割
振られたキヤツシユトラツクのアクセスの範
囲を測定する。
(46) (38)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) 前記アクセス境界を各々のトラツクのデー
タ記憶容量のバイト数の50%よりも大きくな
るように選択する。
(b) 現在の数値的に並置されたトラツクについ
て該測定されたアクセス範囲を組合せる。
(c) ルツクアヘツド係数を確立する。
(d) バイトプロモーシヨン係数を確立するた
め、該組合せ範囲にルツクアヘツド係数を掛
け、トラツクプロモーシヨン係数を得るた
め、該バイトプロモーシヨン係数を個々のト
ラツクのデータ容量で割り、該トラツクプロ
モーシヨン係数を丸めて整数のトラツク数に
する。
(47) (38)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) ホストプロセツサと記憶装置との間で可変
レコードサイズのデータを転送する。
(b) 前記現在のトラツク、前記数値的に隣接し
たトラツク、及び第1と第2の補助記憶装置
アドレスの間の所定数のトラツクのレコード
サイズが一定のサイズになるように制限す
る。
(c) 前記測定ステツプで、前記一定サイズのレ
コードを前記測定されたアクセス範囲として
数え、該一定サイズのレコード及び該トラツ
ク毎の転送されたレコード数をキヤツシユに
記憶する。
(48) ホストプロセツサと補助記憶装置との間に
挿入されるキヤツシユを制御する方法では、キ
ヤツシユ及び補助記憶装置はアドレス可能な同
容量のデータ記憶トラツクを有し、キヤツシユ
には、キヤツシユトラツクが補助記憶装置のそ
れぞれのアドレス可能なトラツクに関するデー
タを記憶するため個々に割振られる毎に、補助
記憶装置のアドレスを使つてキヤツシユのトラ
ツクをアドレス指定する装置を含む。この方法
は下記ステツプを含む。
(a) 補助記憶装置のトラツクの1つに対する現
在のキヤツシユトラツクの割振りの間に、前
記割振られたトラツクの各々の、ホストプロ
セツサによつてアクセスされる部分を測定
し、その測定値を記録する。
(b) 連続する補助記憶装置アドレスによりアド
レス可能なキヤツシユトラツクのグループを
選択する。
(c) 第1及び第2のアクセス範囲境界を確立す
る。
(d) 選択されたグループ毎に、第1の比較とし
て、該選択されたグループのトラツクの1つ
の記憶された測定値と前記第1のアクセス範
囲境界とを比較し、第1の比較で、もし該1
つのトラツクの記憶された測定値が第1のア
クセス範囲境界よりも小さければ、前記1つ
のキヤツシユトラツクについてランダムアク
セスモードでキヤツシユを制御し、前記第1
の比較で、もし該1つのキヤツシユトラツク
の記憶された測定値が第1のアクセス範囲境
界よりも大きければ、該1つのキヤツシユト
ラツクを有するグループの全てのキヤツシユ
トラツクの該記憶された測定値を組合せる。
(e) 第2の比較として、前記組合せた記憶され
た測定値と前記第2のアクセス範囲境界を比
較し、第2の比較で、もし該組合せ測定値が
前記第2のアクセス範囲境界を超えれば、キ
ヤツシユをキヤツシユバイパス動作に切換
え、前記第2の比較で、もし該組合せ測定値
が前記第2のアクセス範囲限界よりも大きく
なければ、1つのキヤツシユトラツクの補助
記憶装置アドレスに連続するアドレスを有す
る補助記憶装置のトラツクについて、所定の
要求されたデータのプロモーシヨン及びデモ
ーシヨンのアルゴリズムを確立する。
(49) (48)項に示す方法では、前記組合せステツ
プは、該選択されたグループの全てのトラツク
の該記憶された測定値を合計する動作を含む。
この方法は更に下記ステツプを含む。
(a) ルツクアヘツド係数を確立する。
(b) プロモーシヨン係数を得るため、該合計に
前記ルツクアヘツド係数を掛ける。
(c) 前記1つのトラツクの補助記憶装置アドレ
スに連続し次第に大きくなる補助記憶装置ア
ドレスを有する幾つかの補助記憶装置トラツ
クからキヤツシユ記憶装置にデータをプロモ
ートする。
(50) (49)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) 前記プロモーシヨン係数に従つて補助記憶
装置からキヤツシユ記憶装置にプロモートさ
れるトラツクに合わせるため、選択されたグ
ループのキヤツシユトラツクの数を、該選択
させたグループから補助記憶装置へデモート
するトラツクを含めて一定数に維持する。
(51) (50)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) 該選択されたグループのトラツク数を10以
下に制限する。
(52) (51)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) 第1及び第2のアドレスを確立する。その
間の全てのデータ転送動作は、前記第1及び
第2のアドレスの間にある補助記憶装置アド
レスにより生ずることになつている。
(b) 次第に大きくなる連続するアドレスを有す
る前記トラツクを、該1つのトラツクから前
記第2のアドレス(該アドレスを含み且つ該
アドレスを超えない)までのトラツクにプロ
モートする。
(53) (52)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) 該1つのトラツクの補助記憶装置アドレス
よりも2小さい補助記憶装置アドレスを起点
とし、該1つのトラツクの前記補助記憶装置
アドレスよりもトラツクプロモーシヨン係数
だけ小さい補助記憶装置アドレスを終点とす
る前記選択されたグループ内の低い方の補助
記憶装置アドレスのトラツクを、前記選択さ
れたグループからデモートし、前記選択され
たグループから取り除く。
(54) (52)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) キヤツシユ記憶装置に割振られた全てのキ
ヤツシユトラツクの交換手順を確立する。前
記交換手順は、最後のホストプロセツサアク
セス以来のキヤツシユトラツクの駐在時間を
測定し、データを最古のキヤツシユ駐在トラ
ツクからデモートして取り除き、最古のキヤ
ツシユ駐在トラツクを開放して再割振りする
ため、最古のキヤツシユ駐在トラツクを割振
り解除する。前記デモーシヨン手順は該選択
されたグループ内のトラツクを含む。
(55) (52)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) 前記測定ステツプで、同じ部分への複数回
の転送が所与のトラツクの前記アクセス範囲
に加えられるように、該割振られた各々のト
ラツクの同じ部分へのデータ転送を測定す
る。
(b) それぞれの割振られたトラツクの同じ部分
へ又は同じ部分からのデータ転送を測定し、
前記同じ部分による複数回の転送がキヤツシ
ユのそれぞれのトラツクのアクセス範囲に加
えられるようにする。
(c) ホストによる明示又は暗黙のキヤツシユア
クセスのデータ転送を測定する。暗黙の転送
は補助記憶装置からキヤツシユ記憶装置への
データ転送、明示の転送はホストプロセツサ
とキヤツシユ記憶装置の間の直接の転送であ
る。
(56) (48)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) 指令順次動作モードを提供するため、補助
記憶装置からキヤツシユ記憶装置へデータを
プロモートする指令順次動作モードをホスト
プロセツサから受取る。
(b) 前記比較ステツプに従つて補助記憶装置か
らキヤツシユ記憶装置にデータをプロモート
する。前記指令順次動作モードに関連し且つ
それに含まれた全てのキヤツシユトラツクに
つてい該測定ステツプを反復する。
(57) (48)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) 識別された補助記憶装置アドレスのトラツ
クの指令順次動作モードを前記ホストプロセ
ツサから受取る。
(b) 指令順次ビツト及び暗黙順次ビツトを確立
し、これらの識別されたトラツクの該指令順
次モードを受取ると指令順次ビツトをセツト
し、順次モードを表示する前記比較ステツプ
の結果として暗黙順次ビツトをセツトする。
(c) 指令順次モードに独特の且つ暗黙順次モー
ドと異なるプロセスを用いる前記指令順次モ
ードに従つて、データを補助記憶装置からキ
ヤツシユ記憶装置へプロモートする。
(d) 前記指令順次モード内に含まれたトラツク
について前記測定ステツプを実行する。
(58) (48)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) 補助記憶装置トラツクに割振られた全ての
キヤツシユトラツクのキヤツシユ交換アルゴ
リズムを確立する。割振られたキヤツシユト
ラツクに記憶されたデータは補助記憶装置に
デモートされ、前記デモートされたトラツク
はキヤツシユから割振り解除される。
(b) 前記交換手順をキヤツシユの全てのトラツ
クに、その動作モードとは無関係に適用す
る。
(59) (48)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) 割振られたトラツクからデータをデモート
し、該データを記憶しているトラツクを割振
り解除する交換手順をキヤツシユの全てのト
ラツクについて確立する。前記手順は、それ
ぞれの割振られたトラツクへの最後のホスト
プロセツサアクセス以来の経過時間の決定
と、最後のホストアクセス以来の最も長い経
過時間を有するトラツクの交換を含む。
(b) コマンドビツトにより指令順次動作モード
を表示する。
(c) 暗黙ビツトにより暗黙順次動作モードを表
示する。
(d) 順次動作モードを指令するコマンドをホス
トプロセツサから受取り、前記コマンドビツ
トをセツトする。比較ステツプから生ずる補
助記憶装置からキヤツシユ記憶装置へのデー
タのプロモーシヨンとは異なる所定のプロモ
ーシヨンアルゴリズムに従い、セツトされた
コマンドビツトに応じてデータを補助記憶装
置からキヤツシユ記憶装置へプロモートす
る。
(e) 前記比較ステツプで、もし組合せ測定値が
第1の境界よりも大きく第2の境界よりも小
さければ、前記暗黙ビツトをセツトし、比較
ステツプが実行されたかどうかに関係なく比
較ステツプで説明したアルゴリズムに従つて
暗黙ビツトがセツトされると、補助記憶装置
からキヤツシユ記憶装置にデータをプロモー
トする。
(f) バイパスビツトを確立する。
(g) 前記比較で、もし組合せ測定値が前記1つ
のトラツクの第2の境界よりも大きければ、
バイパスビツトをセツトする。
(60) 使用ユニツトと補助記憶装置との間に接続
されたキヤツシユ記憶装置を制御する方法で
は、キヤツシユ記憶装置は多数のアドレス可能
なデータ記憶トラツクを有し、該トラツクの
各々は所定のデータ記憶容量を有する。
前記使用ユニツトは、書込まれているデータ
を読取り又はデータを書込むため、データ記憶
トラツクをアクセスする。
この方法は下記の計算機実行ステツプを含
む。
(a) 使用ユニツトによるデータ記憶トラツクの
アクセスを、アクセスされるデータ記憶トラ
ツクの識別、及び各々の前記アクセスの範囲
を含めて監視する。
(b) データ記憶トラツクの各々について該監視
されたアクセス範囲を別々に合計し、それぞ
れのデータ記憶トラツクの現在のアクセス範
囲として該合計を別々に記憶する。
(c) データ記憶トラツク毎に、アクセス境界を
確立する。前記境界は、もし超えられれば、
参照場所内にアドレスを有するデータ記憶ト
ラツクに記憶されたデータへの使用ユニツト
アクセスの可能な順次モードを表示し、デー
タ記憶トラツクの連続するアドレスの所定の
範囲としてデータ記憶トラツク毎の参照場所
を確立する。この範囲は前記各々のデータ記
憶トラツクのアドレスを含む。
(d) 前記データ記憶トラツクの各々に試みられ
たそれぞれのアクセス後、所定の現在のアク
セス範囲と所定のアクセス境界を比較するた
め、前記データ記憶トラツクを現在のトラツ
クとして定義する。
(e) 現在のトラツクの該現在のアクセス範囲と
前記アクセス境界とを比較し、もし該現在の
アクセス範囲が現在のトラツクの前記アクセ
ス境界を超えれば、該現在のトラツクの前記
参照場所を決定し、次いで、現在のトラツク
の前記参照場所内のキヤツシユの各々のデー
タ記憶トラツクのそれぞれの現在のアクセス
範囲を比較する。もし現在のトラツクの前記
参照場所内のデータ記憶トラツクのアドレス
が全て実際にキヤツシユにあり、且つ、もし
前記参照場所のデータ記憶トラツク毎のそれ
ぞれの現在のアクセス範囲が、それぞれ、前
記データ記憶トラツクのそれぞれのアクセス
境界を超えれば、使用ユニツトが現在のトラ
ツクの前記参照場所内のデータ記憶トラツク
に記憶されたデータを順次にアクセスしてい
ることを表示する。
(f) 前記参照場所内のデータ記憶トラツクの現
在のアクセス範囲を合計する。現在のトラツ
クの前記参照場所内の使用ユニツトによる順
次アクセスの速度を表示するため該現在のア
クセス範囲の合計を使用する。
(61) (60)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) 同じサイズの一続きのレコードのデータを
キヤツシユ記憶装置、補助記憶装置及び使用
ユニツトの間で転送し、該レコードを識別す
る。
(b) 前記監視ステツプで、使用ユニツトとキヤ
ツシユ記憶装置の間で転送された同じ長さの
レコードを数えることにより、各々の前記ア
クセスの範囲を測定し、前記各々のアクセス
の範囲を表示するため、該転送されたレコー
ド数を合計し、現在のアクセス範囲を生成す
るため各々のアクセスの該合計を合計し、そ
れぞれの現在のアクセス範囲を有するレコー
ドのサイズを記憶する。
(62) (60)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) 各々が所定のデータバイト数を有する一定
サイズのレコードのデータを使用ユニツトと
前記両記憶装置の間で転送する。
(b) 前記監視ステツプで、アクセスを監視し、
キヤツシユ記憶装置のデータ記憶トラツクの
転送中のレコードを受取るか又は与える部分
に関係なく使用ユニツトとキヤツシユ記憶装
置の間の転送されたレコードの数を数えるこ
とにより該範囲を測定する。1つのレコード
の複数回の転送はその転送をキヤツシユのデ
ータ記憶トラツクの現在のアクセス範囲に付
加する。
(63) (60)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) 前記監視ステツプで、アクセスの監視に
は、使用ユニツトにより試みられたキヤツシ
ユ記憶装置のアクセス毎に記録又は読取りと
は関係なく該試みられたアクセスでキヤツシ
ユ記憶装置が割振られたデータ記憶トラツク
を有する各々のアクセスが含まれる。
(b) 該試みられたアクセスで、キヤツシユ記憶
装置が該試みられたアクセスに割振られたデ
ータ記憶トラツクを有していない時、データ
を補助記憶装置から使用ユニツトへ直接転送
し、キヤツシユ記憶装置にトラツクを割振つ
た後にキヤツシユ記憶装置に該データのコピ
ーを転送する。補助記憶装置からキヤツシユ
記憶装置及び使用ユニツトへの転送が終る
と、前記比較ステツプを実行する。
(64) (60)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) 比較ステツプの実行後、表示ステツプの実
行前に、速度アクセス標識を生成するため参
照場所内の全てのトラツクの現在のアクセス
範囲を合計し、該参照場所内の最も大きい補
助記憶装置アドレスに連続し次第に大きくな
る補助記憶装置アドレスを有するプロモート
すべきトラツクの数を、該速度アクセス標識
を取得することにより計算し、キヤツシユ記
憶装置に先取りすべきバイト数を得るため、
前記プロモートすべきトラツクの数に任意の
所定の定数を掛け、キヤツシユ記憶装置にプ
ロモートすべきトラツク数を得るため該先取
りバイト数をデータ記憶トラツクの容量で割
る。
(b) 次いで、前記表示ステツプを実行する。
(65) (64)項に示す方法は下記ステツプを含む。
(a) プロモートすべきトラツク数を取り、該ト
ラツク数から1を引き、次いで、参照場所で
最も大きい補助記憶装置アドレスのトラツク
よりも2小さい補助記憶装置アドレスを有す
るトラツクで始まる参照場所内のトラツクを
キヤツシユ記憶装置から補助記憶装置にデモ
ートし、参照場所内で次第に小さくなるアド
レスによりアクセス可能なキヤツシユトラツ
クに進む。
(b) 参照場所内のトラツク数が該計算された速
度アクセス標識の関数となるように、先取り
されたトラツクを参照場所に加える。
(66) (65)項に示す方法は更に下記ステツプを含
む。
(a) 第1のアドレスに等しい低い方の補助記憶
装置アドレス及び第2のアドレスに等しい最
上位の補助記憶装置アドレスを有する前記一
定のサイズのレコードの転送動作の定義され
た範囲を表示するコマンドを使用ユニツトか
ら受取る。
(b) 数値的に第2及び第1のアドレスの間にあ
るキヤツシユトラツクの先取り及びデモーシ
ヨンをそれぞれ制限する。
(67) ホストプロセツサに接続されキヤツシユ及
び補助記憶装置に相互接続されている周辺デー
タ記憶システムにおいて、前記記憶装置に接続
された該システムの転送装置は補助記憶装置の
アドレスを使つて補助記憶装置をアクセスし、
接続されたホストプロセツサにより2つの記憶
装置間でデータを転送し、ホストプロセツサが
データの記録又は読取りのためにキヤツシユ記
憶装置をアクセスしている時期を表示する。記
憶装置の各々は所与のデータ記憶容量のアドレ
ス可能なデータ記憶トラツクを有する。
本システムは更に下記装置の組合せを含む。
(a) 短データ装置:転送装置及び記憶装置に接
続され、該装置に記憶されたデータをホスト
プロセツサがランダムアクセスモードでアク
セスしているとき、記憶装置間のデータ転送
を制御する。キヤツシユ記憶装置に接続され
たキヤツシユ制御装置を含み、ホストプロセ
ツサによつて読取られるデータがキヤツシユ
記憶装置に駐在し、記憶装置間でデータを転
送する転送装置を活動化して、該システムに
書込まれるデータが補助記憶装置に直接書込
まれるのを助ける。
(b) 順次データ装置:キヤツシユ記憶装置及び
前記転送装置に接続され、参照場所内に位置
する幾つかの前記キヤツシユ記憶装置トラツ
クに駐在するデータを前記キヤツシユ記憶装
置に維持するため該転送装置を活動化する。
前記順次装置の局所装置は、ホストプロセツ
サによるデータ転送で現在アクセスしている
キヤツシユ記憶装置トラツク毎に前記補助記
憶装置トラツクのどれが参照場所内に駐在し
ているかを、該順次装置に知らせる。
(c) 長データ装置:キヤツシユ及び補助記憶装
置並びに前記転送装置に接続され、全てのデ
ータがホストプロセツサと補助記憶装置の間
で直接転送されるのを助ける。
(d) モード制御装置:前記転送装置及び前記デ
ータ装置の全てに接続される。ホストプロセ
ツサとキヤツシユ記憶装置の間の個々のデー
タ転送の長さを監視し、連続する補助記憶装
置アドレスによりアクセス可能なキヤツシユ
記憶装置トラツクのグループの該監視された
データ転送の長さに応じて前記参照場所を確
立し、該データ装置のそれぞれを作動させ、
該データ装置のそれぞれにより参照場所内の
隣接するアドレスを保持する補助記憶装置ト
ラツクの、前記キヤツシユ及び補助記憶装置
の間のデータ転送を制御する。短データ装置
は、個々のホストプロセツサ対システムの短
いデータ転送に関する記憶装置間のデータ転
送を制御する。順次データ装置は、順次であ
ることが明白な個々のホストプロセツサ対シ
ステムのデータ転送に関する記憶装置間のデ
ータ転送を制御する。長データ装置は、個々
のホストプロセツサ対システムの長いデータ
転送に関する記憶装置間のデータ転送を制限
し制御する。
(68) 該システムをホストプロセツサに接続する
接続装置を有し、それによりホストプロセツサ
と該システムの間で記憶及び検索のためデータ
転送が可能なデータ記憶システムは更に下記の
ものを含む。
(a) キヤツシユ記憶装置:該システムに含まれ
る。
(b) 補助記憶装置:該システムに含まれ、デー
タ転送装置は接続装置及びキヤツシユ記憶装
置並びに補助記憶装置を相互接続し、データ
は記憶装置の一方と接続装置の間又は2つの
記憶装置の間で直接に転送される。
(c) プログラム式制御部:前記接続装置、デー
タ転送装置及び2つの記憶装置に接続され、
該システムの動作を制御するするため、これ
らの装置に制御信号を送り、これらの装置か
らコマンド及び状況信号を受取る。
(d) 制御記憶装置:プログラム式制御部に含ま
れ、コンピユータのプログラムのサイン
(indicia)を記憶する。
(e) プログラム式制御部はプログラムサインを
センスし、センスされたサインに応じ、制御
サイン、コマンド信号及び状況信号に従つて
該システムを制御する。
(f) 記憶装置はデータ記憶容量の等しいアドレ
ス可能なデータ記憶トラツクを有する。
(g) プログラム式制御部には所定のキヤツシユ
トラツクを割振る装置があり、所定の補助記
憶装置トラツクのアドレス指定されたデータ
を記憶する。
(h) キヤツシユ記憶装置には、補助記憶装置の
前記所定のそれぞれのトラツクのアドレスを
使つて該割振られたキヤツシユトラツクをそ
れぞれアドレス指定する装置がある。
本発明のデータ記憶システムは下記の種々
のサインの組合せを含む。
(i) プログラム測定サイン:プログラム式制御
部によりセンスされる。このサインによりプ
ログラム式制御部は、接続装置とキヤツシユ
記憶装置の間のデータ転送を、各々のデータ
転送の長さの測定を含めて監視し、測定され
た長さを全ての測定された長さの合計を含め
て記憶し、割振られたキヤツシユトラツクの
各々に関連する記憶されたアクセス範囲を生
成する。
(j) 境界サイン:プログラム式制御部によりセ
ンスされる。このサインにより、それぞれの
キヤツシユトラツクのアクセス範囲の、可能
な順次動作モードを表示する第1の境界、及
び第1の境界よりも大きい、該システムの順
次動作モードの要求を上回るデータ転送を表
示する第2の境界の境界値をそれぞれプログ
ラム式制御部に知らせる。
(k) アクセス検出サイン:プログラム式制御部
によりセンスされる。このサインによりプロ
グラム式制御部は、接続装置が各々の所与の
キヤツシユトラツクに試みた明白なアクセス
に応じて、該記憶された測定された長さの合
計と前記境界との比較を開始する。
(m) 比較サイン:プログラム式制御部によりセ
ンスされる。このサインによりプログラム式
制御部は、前記開始された比較に応じて、前
記所与のキヤツシユトラツクの該記憶された
測定された長さの合計と前記第1の境界とを
比較し、もし所与のキヤツシユトラツクが第
1の境界よりも小さいか又は等しい記憶され
たアクセス範囲合計を有するなら、順次モー
ドは要求されないが、もし所与のキヤツシユ
トラツクが前記第1の境界よりも大きい記憶
されたアクセス範囲合計を有するなら、前記
所与のキヤツシユトラツク、及び該所与のキ
ヤツシユトラツクアドレスよりも小さい連続
するアドレスによりアクセス可能な他の所定
のキヤツシユトラツクとに関連したデータ転
送の順次モードを可能とする標識をセツトす
る。
(n) 組合せサイン:プログラム式制御部により
センスされる。このサインによりプログラム
式制御部は、前記標識がセツトされるのに応
じて前記他の所定のキヤツシユトラツクの該
記憶されたアクセス範囲合計と前記第1の境
界とをそれぞれ個々に比較し、もし前記他の
所定のキヤツシユトラツクの全てが補助記憶
装置トラツクに割振られているのでなけれ
ば、又は、もし前記他の所定のキヤツシユト
ラツクのどれか1つでも、第1の境界よりも
大きくない記憶されたアクセス範囲合計を有
するなら、プログラム式制御部は順次モード
を開始しないが、もし前記他の所定のキヤツ
シユトラツクが全てそれぞれの補助記憶装置
トラツクに割振られ、全てが第1の境界より
も大きい記憶されたアクセス範囲合計を有す
るなら、プログラム式制御部は、前記所与の
キヤツシユトラツクによるデータ転送を含む
接続装置間のデータ転送の順次モードがセツ
トされることを表示する。
(p) データプロモーシヨンサイン:プログラム
式制御部によりセンスされる。このサインに
よりプログラム式制御部は該順次モードの表
示をセンスし、それに応じて前記所与のキヤ
ツシユトラツク及び他の所定のキヤツシユト
ラツクの該記憶されたアクセス範囲合計を合
計し、一定の補助記憶装置トラツクに割振ら
れるべきキヤツシユ数を計算し、そのデータ
を記憶する。一定の補助記憶装置トラツク
は、所与のトラツクアドレスよりも大きい連
続する補助記憶装置アドレスを有し、一定の
補助記憶装置トラツク数は前記計算されたト
ラツク数である。次いで、もし前記トラツク
が該一定の補助記憶装置トラツクのデータを
割振られていないか又は含んでいなければ、
プログラム式制御部はデータ転送装置を作動
させ、前記一定の補助記憶装置トラツクに割
振られたキヤツシユトラツクのデータを前記
補助記憶装置から前記キヤツシユ記憶装置に
転送する。
(69) ホストプロセツサを接続する接続装置を有
し記憶及び検索のためホストプロセツサとの間
でデータを転送することができるデータ記憶シ
ステムは更に下記を含む。
(a) ランダムアクセスキヤツシユ記憶装置:デ
ータ記憶システムに含まれる。
(b) 回転デイスクデータ記憶装置:データ記憶
システムの補助記憶装置に含まれる。
(c) データ転送装置:記憶装置の一方と接続装
置の間又は2つの記憶装置の間でデータを直
接転送できるように、接続装置、キヤツシユ
記憶装置及び補助記憶装置を相互接続する。
(d) プログラム式制御部:前記接続装置、デー
タ転送装置及び2つの記憶装置に接続され
る。データ記憶システムの動作を制御するた
め、それらの装置に接続信号を送り、それら
の装置からコマンド及び状況信号を受取る。
(e) プログラム式制御部はコンピユータのプロ
グラムサインを記憶する制御記憶装置を含
む。制御記憶装置は前記サインをセンスし、
センスされたサインに応じて前記制御信号を
送出し、前記受取つたコマンド及び状況信号
をセンスし分析する。
(f) 各々の記憶装置は、等しいデータ記憶容量
のアドレス可能なデータ記憶トラツクを有す
る。
(g) プログラム式制御部の制御記憶装置に記憶
されたコンピユータのプログラムサインによ
り、プログラム式制御部は、所定のそれぞれ
の補助記憶装置トラツクにアドレス可能なデ
ータを記憶するため、所定のキヤツシユトラ
ツクを割振る。
(h) キヤツシユ記憶装置には、補助記憶装置の
前記所定のそれぞれのトラツクのアドレスを
使つて該割振られたキヤツシユトラツクをア
ドレス指定する装置がある。
本データ記憶システムは下記の組合せを含
む。
(i) プログラム監視サイン:制御記憶装置に含
まれ、プログラム式制御部によりセンスされ
る。前記サインに含まれたコンピユータプロ
グラミングを実行することにより、プログラ
ム式制御部は該システムを作動させ、接続装
置とキヤツシユ記憶装置でアドレス指定され
た該割振られたキヤツシユトラツクとの間の
前記データ転送を監視し、各々の前記転送の
データの長さを測定し、測定されたデータの
長さを記憶し、次いで、接続装置とそれぞれ
のキヤツシユトラツクの間の全てのデータ転
送の該測定されたデータの長さを合計し、デ
ータを記憶するために割振られたキヤツシユ
トラツク毎の記憶されたアクセス範囲を生成
する。
(j) 境界サイン:制御記憶装置に含まれ、境界
値を表示する。前記境界値を得るためプログ
ラム式制御部によりセンス可能である。
(k) 標識装置:データ転送装置に含まれ、キヤ
ツシユ記憶装置と接続装置の間の最後のデー
タ転送の完了、及びデータ転送で使用された
キヤツシユトラツクの補助記憶装置アドレス
を表示する。
(m) 比較プログラムサイン:制御記憶装置に含
まれ、プログラム式制御部によりセンスされ
る。前記サインに含まれたコンピユータプロ
グラミングを実行することにより、プログラ
ム式制御部は該システムを作動させ、前記の
完了標識をセンスし、それに応じて最後のデ
ータ転送で使用したキヤツシユトラツク、及
び最後にアクセスしたキヤツシユトラツクの
補助記憶装置アドレスに連続する補助記憶装
置アドレスによりそれぞれアドレス可能な
“k”キヤツシユトラツクの該記憶されたア
クセス範囲をセンスする(“k”は整数)。次
いでプログラム式制御部は、所定の計算によ
り該センスされ記憶されたアクセス範囲を処
理し、該境界値よりも大きい中間値を生成
し、前記最後にアクセスされたキヤツシユト
ラツクのデータ転送の順次動作モードを表示
する。
(n) データプロモーシヨンプログラムサイン:
制御記憶装置に含まれ、プログラム式制御部
によりセンスされる。前記サインに含まれた
コンピユータプログラミングを実行すること
により、プロセツサ式制御部は該システムを
作動させて順次標識をセンスする。もし順次
標識がセツトされていれば、プロセツサ式制
御部は、該システムを作動させ、次の補助記
憶装置トラツクから、前記最後にアクセスさ
れたキヤツシユトラツクの補助記憶装置アド
レス及びそれよりも大きい連続する補助記憶
装置アドレスを有するキヤツシユ記憶装置ト
ラツクへデータをプロモートし、中間値をセ
ンスすることによりプロモートすべきトラツ
ク数を計算し、該中間値を所定の計算によつ
て変更し、次いで前記次の補助記憶装置トラ
ツクに記憶されたデータをプロモートするた
めデータ転送装置を活動化する。
E 発明の効果 以上説明したように本発明によれば、キヤツシ
ユ記憶装置についての順次処理モード又はランダ
ムアクセス処理モードが暗黙にうちに決定される
ので、システムの性能を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実行するデータ記憶サブシス
テムの概要ブロツク図、第2図は第1図のデータ
記憶サブシステムの参照場所を示す図、第3図は
第1図のデータ記憶サブシステムで本発明に使用
可能な制御テーブルの一部を示す簡略図、第4図
は第1図のデータ記憶サブシステムにおいて本発
明を実施する計算機動作の流れ図である。 10……チヤネル(接続機構)、11……デー
タ記憶装置/DASD/補助記憶装置、12……プ
ログラム式制御部、14……制御プログラム、1
5……制御テーブル、17……キヤツシユ、1
3,18,19……線、22……デイレクトリ、
23……SIT(分散索引表)、24……順次プログ
ラム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ホストプロセツサと補助記憶装置との間に接
    続されかつ複数のトラツクを有するキヤツシユ記
    憶装置の動作を管理するキヤツシユ記憶装置管理
    方法において、 ホストプロセツサがキヤツシユ記憶装置にアク
    セスする毎に、 アクセスされた現トラツクについてホストプロ
    セツサによりアクセスされたことのあるデータ量
    を測定しかつ測定されたデータ量を現トラツクの
    アクセス範囲として記憶し、 現トラツクに対して記憶されたアクセス範囲及
    び現トラツクと連続する低いアドレスを有する1
    個または複数個のトラツクに対して記憶されたア
    クセス範囲を読み出して各アクセス範囲を予め設
    定された閾値と個々に比較して全てのアクセス範
    囲が前記閾値よりも大きければ現トラツクについ
    て順次処理モードを決定してその決定結果を記憶
    し、 現トラツクについて順次処理モードが決定され
    ていることを検知すると補助記憶装置からキヤツ
    シユ記憶装置へのデータ転送を順次動作にて行う
    ようにしたことを特徴とするキヤツシユ記憶装置
    管理方法。
JP63162787A 1987-07-02 1988-07-01 Cache memory management Granted JPS6423355A (en)

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JPH0574102B2 true JPH0574102B2 (ja) 1993-10-15

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