JPH0573853A - 磁気ヘツド装置 - Google Patents
磁気ヘツド装置Info
- Publication number
- JPH0573853A JPH0573853A JP8295791A JP8295791A JPH0573853A JP H0573853 A JPH0573853 A JP H0573853A JP 8295791 A JP8295791 A JP 8295791A JP 8295791 A JP8295791 A JP 8295791A JP H0573853 A JPH0573853 A JP H0573853A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- magnetic
- cleaning member
- cleaning
- tape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気ヘッドのクリ−ニング部材の位置合わせ
を簡単にでき、かつクリ−ニング部材を動かすための駆
動源を必要としない装置を設けることである。 【構成】 磁気ヘッド本体１がカッセトテ−プ５のヘッ
ド挿入窓に挿入されたプレイ状態から、磁気ヘッド本体
１がストップ状態で後退したとき、磁気ヘッド本体１の
側面にあったクリ−ニング部材２がスプリング４の働き
により、磁気ヘッド本体１のカセットテ−プ５を摺動す
る面側にスライドして、磁気ヘッド本体１に付着した汚
れを除去する。
を簡単にでき、かつクリ−ニング部材を動かすための駆
動源を必要としない装置を設けることである。 【構成】 磁気ヘッド本体１がカッセトテ−プ５のヘッ
ド挿入窓に挿入されたプレイ状態から、磁気ヘッド本体
１がストップ状態で後退したとき、磁気ヘッド本体１の
側面にあったクリ−ニング部材２がスプリング４の働き
により、磁気ヘッド本体１のカセットテ−プ５を摺動す
る面側にスライドして、磁気ヘッド本体１に付着した汚
れを除去する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録媒体に情報を
記録したり再生したりする磁気ヘッド装置に関するもの
である。
記録したり再生したりする磁気ヘッド装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来、磁気ヘッドのクリ−ニングは、そ
のクリ−ニング時のみ磁気ヘッドが磁気テ−プ摺動面に
接触してクリ−ニングし、磁気テ−プが走行する記録・
再生時及びオ−トリバ−ス時には、前記クリ−ニング部
材は磁気ヘッドから離れて位置する機構であった。
のクリ−ニング時のみ磁気ヘッドが磁気テ−プ摺動面に
接触してクリ−ニングし、磁気テ−プが走行する記録・
再生時及びオ−トリバ−ス時には、前記クリ−ニング部
材は磁気ヘッドから離れて位置する機構であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のクリ−ニング機構を有する磁気ヘッド装置では以下
のような欠点があった。 （１）クリ−ニング部材と磁気ヘッドとが離れて取り付
けられる為、クリ−ニング時の接触位置や押圧力を一定
にする為に、取り付け時に正確な位置調整工程が必要で
あり組立工数が大である。 （２）クリ−ニング部材を動かす駆動源が必要で、駆動
機構の複雑さからコスト高になる。 （３）クリ−ニング機構が複雑な為、スペ−スが多く必
要で、装置の小型化に問題がある。
来のクリ−ニング機構を有する磁気ヘッド装置では以下
のような欠点があった。 （１）クリ−ニング部材と磁気ヘッドとが離れて取り付
けられる為、クリ−ニング時の接触位置や押圧力を一定
にする為に、取り付け時に正確な位置調整工程が必要で
あり組立工数が大である。 （２）クリ−ニング部材を動かす駆動源が必要で、駆動
機構の複雑さからコスト高になる。 （３）クリ−ニング機構が複雑な為、スペ−スが多く必
要で、装置の小型化に問題がある。
【０００４】この発明はかかる従来の課題を解決するた
めになされたもので、クリ−ニング部材の位置合わせが
簡単にでき、また、クリ−ニング部材を動かすための駆
動源を必要としない小型で簡単な構成のクリ−ニング機
構を有する磁気ヘッド装置を提供することを目的とす
る。
めになされたもので、クリ−ニング部材の位置合わせが
簡単にでき、また、クリ−ニング部材を動かすための駆
動源を必要としない小型で簡単な構成のクリ−ニング機
構を有する磁気ヘッド装置を提供することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の磁気ヘッド装置は、磁気テ−プの停止
時には、クリ−ニング部材が常に磁気ヘッドの磁気テ−
プ摺動面に接触しており、磁気テ−プ走行時は、上記ク
リ−ニング部材が移動して磁気ヘッドの少なくとも磁気
ギャップ部を露出させることにより磁気記録再生を行
い、また、磁気テ−プが走行状態から停止状態にかわっ
た時は、上記クリ−ニング部材が上下もしくは左右方向
に動くことにより、磁気キャップ部及びその近傍の磁気
ヘッドのテ−プ摺動面をクリ−ニングする機構を有する
ものであり、また、このクリ−ニング部材の移動を伸縮
部材の弾性力により行うことを可能にしたものである。
めに、この発明の磁気ヘッド装置は、磁気テ−プの停止
時には、クリ−ニング部材が常に磁気ヘッドの磁気テ−
プ摺動面に接触しており、磁気テ−プ走行時は、上記ク
リ−ニング部材が移動して磁気ヘッドの少なくとも磁気
ギャップ部を露出させることにより磁気記録再生を行
い、また、磁気テ−プが走行状態から停止状態にかわっ
た時は、上記クリ−ニング部材が上下もしくは左右方向
に動くことにより、磁気キャップ部及びその近傍の磁気
ヘッドのテ−プ摺動面をクリ−ニングする機構を有する
ものであり、また、このクリ−ニング部材の移動を伸縮
部材の弾性力により行うことを可能にしたものである。
【０００６】
【作用】本発明によれば、クリ−ニング機構をカセット
テ−プのヘッド挿入窓に入る様にして、プレイモ−ド・
ストップモ−ド及び４ｃｈヘッドの場合はリバ−スモ−
ドで磁気ヘッドが本体前後移動することを利用して、磁
気ヘッドのヘッド摺動面の面拭き材としてのクリ−ニン
グ部材が、磁気ヘッドのテ−プ摺動面と側面とを往復す
る様にしたものである。
テ−プのヘッド挿入窓に入る様にして、プレイモ−ド・
ストップモ−ド及び４ｃｈヘッドの場合はリバ−スモ−
ドで磁気ヘッドが本体前後移動することを利用して、磁
気ヘッドのヘッド摺動面の面拭き材としてのクリ−ニン
グ部材が、磁気ヘッドのテ−プ摺動面と側面とを往復す
る様にしたものである。
【０００７】
【実施例】図１は本発明の一実施例であるクリ−ニング
機構を有する磁気ヘッドのプレイ状態における正面図、
側面図、平面図であり、図２は図１の磁気ヘッドのスト
ップ状態を示す側面図、平面図である。図１、図２にお
いて、１は電磁変換用の磁気ヘッド本体で、２はこの磁
気ヘッド本体１の摺動面をこすってクリ−ニングする為
のクリ−ニング部材、３はこのクリ−ニング部材２を所
定位置にセットする為の薄板、４は磁気ヘッド本体１が
前後（プレイ←→ストップ）するときクリ−ニング部材
２を磁気ヘッド本体１に密着させる為のスプリングであ
る。５はカセットテ−プ、６はワイヤ等を逃がすための
逃げ溝、７はクリ−ニング部材２を動かすためのワイヤ
を示す。
機構を有する磁気ヘッドのプレイ状態における正面図、
側面図、平面図であり、図２は図１の磁気ヘッドのスト
ップ状態を示す側面図、平面図である。図１、図２にお
いて、１は電磁変換用の磁気ヘッド本体で、２はこの磁
気ヘッド本体１の摺動面をこすってクリ−ニングする為
のクリ−ニング部材、３はこのクリ−ニング部材２を所
定位置にセットする為の薄板、４は磁気ヘッド本体１が
前後（プレイ←→ストップ）するときクリ−ニング部材
２を磁気ヘッド本体１に密着させる為のスプリングであ
る。５はカセットテ−プ、６はワイヤ等を逃がすための
逃げ溝、７はクリ−ニング部材２を動かすためのワイヤ
を示す。
【０００８】図１は、磁気ヘッド本体１がカッセトテ−
プ５のヘッド挿入窓に挿入されたプレイ状態を示してお
り、クリ−ニング部材２は、磁気ヘッド本体１の側面に
逃げている。そして、図２のストップ状態で磁気ヘッド
本体１が後退するとき磁気ヘッド本体１の側面にあった
クリ−ニング部材２がスプリング４の作用によりヘッド
摺動面（磁気ヘッド本体１がカセットテ−プ５を摺動す
る面）側にスライドする。そして、このことにより、ヘ
ッド摺動面が拭かれ、磁気ヘッド本体１に付着していた
汚れを除去できる。また、再度プレイ状態にすると、ク
リ−ニング部材２は、ヘッド摺動面をこすり、磁気ヘッ
ド本体１の側面へ逃げる。この動きは、プレイモ−ドか
らストップモ−ド、さらに切り換え時及びオ−トリバ−
ス時に行うことができる。
プ５のヘッド挿入窓に挿入されたプレイ状態を示してお
り、クリ−ニング部材２は、磁気ヘッド本体１の側面に
逃げている。そして、図２のストップ状態で磁気ヘッド
本体１が後退するとき磁気ヘッド本体１の側面にあった
クリ−ニング部材２がスプリング４の作用によりヘッド
摺動面（磁気ヘッド本体１がカセットテ−プ５を摺動す
る面）側にスライドする。そして、このことにより、ヘ
ッド摺動面が拭かれ、磁気ヘッド本体１に付着していた
汚れを除去できる。また、再度プレイ状態にすると、ク
リ−ニング部材２は、ヘッド摺動面をこすり、磁気ヘッ
ド本体１の側面へ逃げる。この動きは、プレイモ−ドか
らストップモ−ド、さらに切り換え時及びオ−トリバ−
ス時に行うことができる。
【０００９】先の実施例として、磁気ヘッド１の側面か
ら上面方向への移動する構成を示したが、これと同様な
構成で、ヘッド左右方向（テ−プ走行方向）にクリ−ニ
ング部材２を動かすこともできる。
ら上面方向への移動する構成を示したが、これと同様な
構成で、ヘッド左右方向（テ−プ走行方向）にクリ−ニ
ング部材２を動かすこともできる。
【００１０】また図１、図２の実施例では、クリ−ニン
グ部材２を動かすための薄板３やワイヤ７がテ−プ走行
面より逃げる為のギャップと平行な逃げ溝６が設けてあ
るがこの溝はなくても良い。
グ部材２を動かすための薄板３やワイヤ７がテ−プ走行
面より逃げる為のギャップと平行な逃げ溝６が設けてあ
るがこの溝はなくても良い。
【００１１】なお、図１、図２実施例においては、薄板
３をワイヤに、ワイヤ７を薄板にかえることは当然可能
である。
３をワイヤに、ワイヤ７を薄板にかえることは当然可能
である。
【００１２】また、本実施例ではテ−プのストップ状態
において、磁気ヘッドのテ−プ摺動面において、クリ−
ニング部材が磁気コア部の全面を覆う構成になっている
が、このクリ−ニング部材のトラック幅方向を狭くし
て、磁気コア部全面を覆わない構成にしても、クリ−ニ
ング効果は充分ある。
において、磁気ヘッドのテ−プ摺動面において、クリ−
ニング部材が磁気コア部の全面を覆う構成になっている
が、このクリ−ニング部材のトラック幅方向を狭くし
て、磁気コア部全面を覆わない構成にしても、クリ−ニ
ング効果は充分ある。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明はクリ−ニ
ング部材をワイヤないし薄板等の可曲性のある部材で磁
気ヘッド本体の全面や外周に配置し、磁気ヘッドのプレ
イモ−ドあるいはストップモ−ド等の前後方向の動き
で、ヘッド摺動面とヘッド側面との間をクリ−ニング部
材が動くようにしたことにより、簡単な構成でクリ−ニ
ング部材を所定位置に移動させることができるので製造
コストの上昇分を小さくし、カセットテ−プのヘッド挿
入窓に入る様なスペ−スで、ヘッド摺動面をクリ−ニン
グできる効果がある。
ング部材をワイヤないし薄板等の可曲性のある部材で磁
気ヘッド本体の全面や外周に配置し、磁気ヘッドのプレ
イモ−ドあるいはストップモ−ド等の前後方向の動き
で、ヘッド摺動面とヘッド側面との間をクリ−ニング部
材が動くようにしたことにより、簡単な構成でクリ−ニ
ング部材を所定位置に移動させることができるので製造
コストの上昇分を小さくし、カセットテ−プのヘッド挿
入窓に入る様なスペ−スで、ヘッド摺動面をクリ−ニン
グできる効果がある。
【００１４】さらに、磁気テ−プのストップ状態におい
て、磁気ヘッドのテ−プ摺動面をクリ−ニング部材がお
おっているので、放置状態でのゴミ付き、傷付きも防ぐ
ことが可能である。
て、磁気ヘッドのテ−プ摺動面をクリ−ニング部材がお
おっているので、放置状態でのゴミ付き、傷付きも防ぐ
ことが可能である。
【図１】図１は本発明の一実施例であるクリ−ニング機
構を有する磁気ヘッドのプレイ状態における正面図、側
面図、平面図である。
構を有する磁気ヘッドのプレイ状態における正面図、側
面図、平面図である。
【図２】図２は図１の磁気ヘッドのストップ状態を示す
側面図、平面図である。
側面図、平面図である。
１ 磁気ヘッド本体 ２ クリ−ニング部材 ３ 薄板 ４ スプリング ５ カッセトテ−プ ６ 逃げ溝 ７ ワイヤ
Claims (3)
- 【請求項１】 磁気ヘッドの磁気テ−プ摺動面をクリ−
ニングする機構を具備した磁気ヘッド装置において、磁
気テ−プの停止時には、クリ−ニング部材が常に磁気ヘ
ッドの磁気テ−プ摺動面に接触しており、磁気テ−プ走
行時は、上記クリ−ニング部材が移動して磁気ヘッドの
少なくとも磁気ギャップ部を露出させることにより磁気
記録再生を行い、また、磁気テ−プが走行状態から停止
状態にかわった時は、上記クリ−ニング部材が上下もし
くは左右方向に動くことにより、磁気ギャップ部及びそ
の近傍の磁気ヘッドのテ−プ摺動面をクリ−ニングする
機構を有することを特徴とする磁気ヘッド装置。 - 【請求項２】 請求項１において、クリ−ニング部材の
一端にクリ−ニング部材の移動のための伸縮部材を取り
付け、その伸縮部材のもう一方の側を固定したことを特
徴とする磁気ヘッド装置。 - 【請求項３】 請求項２において、伸縮部材を取り付け
たクリ−ニング部材のもう一方の端も固定し、磁気ヘッ
ドの前後方向の動きによりクリ−ニングする機構を有す
ることを特徴とする磁気ヘッド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8295791A JPH0573853A (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 磁気ヘツド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8295791A JPH0573853A (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 磁気ヘツド装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0573853A true JPH0573853A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=13788707
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8295791A Pending JPH0573853A (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 磁気ヘツド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0573853A (ja) |
-
1991
- 1991-03-25 JP JP8295791A patent/JPH0573853A/ja active Pending
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