JP3418052B2 - ヘッドクリーニング装置 - Google Patents
ヘッドクリーニング装置Info
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Description
動する途中で支持アームの当接部を押圧して、該支持ア
ームを付勢部材の付勢力に抗して回転させ、クリーニン
グ部材を一時的に回転ドラムに接触させる磁気記録再生
装置のヘッドクリーニング装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来から、例えば特公平7−70029
号公報に記載の磁気記録再生装置のように、磁気テープ
のローディング時及びアンローディング時におけるテー
プガイドの移動時に一時的にクリーニング部材を回転ド
ラムに接触させて、磁気ヘッドのクリーニングを行うも
のが提案されている。 【0003】従来のこの種のヘッドクリーニング装置に
ついて、図3とともに以下説明する。ここで、図3は従
来のヘッドクリーニング装置を示す背面説明図である。 【0004】従来のヘッドクリーニング装置は、図3に
示すように、メインシャーシ1に取り付けられたドラム
ベース2に、複数の磁気ヘッド(図示せず)が取り付け
られた回転ドラム3a及び固定ドラム3bからなるヘッ
ドドラム3が取着されている。また、メインシャーシ1
には、磁気テープ(図示せず)を回転ドラム3aにロー
ディングする一対のポールベース4がガイド溝5に沿っ
て摺動可能に設けられている。 【0005】そして、ガイド溝5の奥部近傍には、その
一端にローラ形状のクリーニング部材6を回転ドラム3
aの回転軸とほぼ平行に回転可能に軸支した支持アーム
7が支軸8を中心に回転可能に設けられている。また、
該支持アーム7の他端には、当接部材9がポールベース
4の軌道上に位置するようにストッパ10により規制さ
れて取り付けられている。 【0006】さらに、上記支持アーム7は、クリーニン
グ部材6が回転ドラム3aより離間する方向にバネ11
により付勢されており、通常状態においては、クリーニ
ング部材6は回転ドラム3aに接触しないように構成さ
れている。 【0007】上記のように構成してなるヘッドクリーニ
ング装置においては、ローディング時にポールベース4
が磁気テープ(図示せず)を引き出しながら、ガイド溝
5に沿って移動する。そして、該ポールベース4が軌道
上に存在する支持アーム7の他端の当接部材9を押圧す
ることにより、該支持アーム7はバネ11の付勢力に抗
して支軸8を中心に回転し、該支持アーム7の一端のク
リーニング部材6が回転ドラム3aに接触して、磁気ヘ
ッド(図示せず)のクリーニングを行う。 【0008】さらに、ポールベース4がローディング完
了位置まで移動すると、ポールベース4は支持アーム7
とは干渉しないので、再び支持アーム7はバネ11の付
勢力により、クリーニング部材6が回転ドラム3aが離
間する方向に回動して初期位置(通常状態)に戻る。こ
のように、磁気テープ(図示せず)のローディング時に
おけるポールベース4の移動を利用して、一時的にクリ
ーニング部材6を回転ドラム3aに接触させることがで
きる。 【0009】尚、アンローディング時においても、上述
したローディング時とは逆方向にポールベース4が移動
するので、同様にポールベース4が支持アーム7の他端
の当接部材9を押圧することにより、一時的にクリーニ
ング部材6を回転ドラム3aに接触させて、磁気ヘッド
(図示せず)のクリーニングを行うことができる。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のヘッドクリーニング装置においては、支持アー
ム7の支軸8を支点として、一端にヘッドドラムの裏側
に回り込むクリーニング部材6(作用点)を設け、他端
にポールベース4のガイド溝5上に位置する当接部材9
(力点)を設けており、支点である支軸8を挟んで作用
点であるクリーニング部分6と力点である当接部材9と
が反対方向に位置する所謂双方腕型の支持アーム7であ
るため、クリーニング機構が大きく、ガイド溝5の奥部
に大きなスペースが必要であり、機器の小型化が阻害さ
れるという問題があった。 【0011】本発明は、上述したような点に鑑みてなさ
れたものであり、クリーニング機構を小型化し、機器の
小型化、省スペース化を実現することができるヘッドク
リーニング装置を提供することを目的とする。 【0012】 【課題を解決するための手段】本発明のヘッドクリーニ
ング装置は、磁気ヘッドが取り付けられた回転ドラム
と、該回転ドラムに磁気テープを巻き付けるために移動
可能なテープガイドと、前記磁気ヘッドに接触して該磁
気ヘッドをクリーニングするクリーニング部材と、前記
テープガイドの軌道近傍に支軸を中心として回転可能に
軸支され、前記クリーニング部材を支持するとともに、
前記テープガイドに当接可能な当接部を有する支持アー
ムと、前記クリーニング部材が前記回転ドラムから離間
する方向に、前記支持アームを付勢する付勢部材とを備
え、前記テープガイドが移動する途中で前記当接部を押
圧して、前記支持アームを前記付勢部材の付勢力に抗し
て回転させ、前記クリーニング部材を一時的に前記回転
ドラムに接触させるヘッドクリーニング装置であって、
前記支軸と前記クリーニング部材と前記支持アームに設
けた前記当接部とは、前記支持アームの支軸を支点とし
て、前記クリーニング部材を作用点として、前記支持ア
ームに設けた当接部を力点としてそれぞれ作動するとと
もに、前記支軸及び前記クリーニング部材及び前記支持
アーム及び前記当接部を、前記テープガイドの軌道と前
記回転ドラムとの間において略同一線上に配置し、且つ
前記支持アームの支軸に対して、前記クリーニング部材
及び前記支持アームの前記当接部を同一方向に設け、前
記クリーニング部材及び前記支持アーム及び前記当接部
の回動動作が前記テープガイドの軌道と前記回転ドラム
との間の空間領域で行なわれるものである。 【0013】本発明のヘッドクリーニング装置は、支持
アームの回転中心(支点)に対して、クリーニング部材
(作用点)及び当接部(力点)を略同一方向に設けてい
るので、支持アームを小型化することができ、機器の小
型化、省スペース化を図ることが可能となる。 【0014】 【発明の実施の形態】本発明のヘッドクリーニング装置
の一実施形態について、図1及び図2に基づき以下説明
するが、上述した従来例と同一部分は同一符号を付し、
その説明は省略する。ここで、図1は本実施形態のヘッ
ドクリーニング装置を示す平面説明図、図2は本実施形
態のヘッドクリーニング装置における動作を示す要部平
面説明図である。 【0015】本実施形態のヘッドクリーニング装置は、
図1に示すように、ガイド溝5とヘッドドラムとの間
に、ローラ形状のクリーニング部材6を回転ドラム3a
の回転軸とほぼ平行に回転可能に軸支した支持アーム1
7が支軸18を中心に回転可能に設けられている。ま
た、該支持アーム17には、当接凸部19がポールベー
ス4の軌道上に位置するようにストッパ20により規制
されて設けられている。 【0016】さらに、上記支持アーム17は、クリーニ
ング部材6が回転ドラム3aより離間する方向にバネ1
1により付勢されており、通常状態においては、クリー
ニング部材6は回転ドラム3aに接触しないように構成
されている。 【0017】本実施形態のヘッドクリーニング装置にお
いては、支持アーム17の当接凸部19(力点)及びク
リーニング部材6(作用点)は、該支持アーム17の支
軸18(支点)に対して同一方向に設けられており、片
腕型の支持アーム17とされているため、上述した従来
例の双方腕型の支持アームに比べて非常に小型化するこ
とが可能である。 【0018】次に、本実施形態のヘッドクリーニング装
置の動作について、図2とともに説明する。ローディン
グ時には、図2(a)に示すように、磁気テープ21を
回転ドラム3aに巻き付けるため、ポールベース4が磁
気テープ21を引き出しながら、ガイド溝5に沿って移
動する。 【0019】そして、図2(b)に示すように、ポール
ベース4が軌道上に存在する支持アーム17の当接凸部
19を押圧することにより、該支持アーム17はバネ1
1の付勢力に抗して支軸18を中心に回転し、該支持ア
ーム17に軸支されたクリーニング部材6が回転ドラム
3aに接触して、磁気ヘッド(図示せず)のクリーニン
グを行う。 【0020】さらに、図2(c)に示すように、ポール
ベース4がローディング完了位置まで移動すると、ポー
ルベース4は支持アーム17とは干渉しないので、再び
支持アーム17はバネ11の付勢力により、クリーニン
グ部材6が回転ドラム3aが離間する方向に回動して初
期位置(通常状態)に戻る。このように、磁気テープ2
1のローディング時におけるポールベース4の移動を利
用して、一時的にクリーニング部材6を回転ドラム3a
に接触させることができる。 【0021】尚、アンローディング時においても、上述
したローディング時とは逆方向にポールベース4が移動
するので、同様にポールベース4が支持アーム17の当
接凸部材19を押圧することにより、一時的にクリーニ
ング部材6を回転ドラム3aに接触させて、磁気ヘッド
(図示せず)のクリーニングを行うことができる。 【0022】また、上述した本実施形態のヘッドクリー
ニング装置においては、小型化された支持アーム17を
ガイド溝5とヘッドドラムとの間に設けているので、上
記従来例のようにガイド溝5の奥部に大きなスペースを
必要とせず、磁気記録再生装置本体を小型化することが
可能である。 【0023】 【発明の効果】本発明のヘッドクリーニング装置は、上
述したように、支持アームの回転中心に対して、クリー
ニング部材及びテープガイドとの当接部を略同一方向に
設けているので、支持アームを小型化することができ、
機器の小型化、省スペース化を実現することが可能とな
る。
を示す平面説明図である。 【図2】本発明のヘッドクリーニング装置の一実施形態
における動作を示す要部平面説明図である。 【図3】従来のヘッドクリーニング装置を示す平面説明
図である。 【符号の説明】 1 メインシャーシ 2 ドラムベース 3 ヘッドドラム 3a 回転ドラム 3b 固定ドラム 4 ポールベース 5 ガイド溝 6 クリーニング部材 11 バネ 17 支持アーム 18 支軸 19 当接凸部 20 ストッパ 21 磁気テープ
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 磁気ヘッドが取り付けられた回転ドラム
と、 該回転ドラムに磁気テープを巻き付けるために移動可能
なテープガイドと、 前記磁気ヘッドに接触して該磁気ヘッドをクリーニング
するクリーニング部材と、 前記テープガイドの軌道近傍に支軸を中心として回転可
能に軸支され、前記クリーニング部材を支持するととも
に、前記テープガイドに当接可能な当接部を有する支持
アームと、 前記クリーニング部材が前記回転ドラムから離間する方
向に、前記支持アームを付勢する付勢部材とを備え、 前記テープガイドが移動する途中で前記当接部を押圧し
て、前記支持アームを前記付勢部材の付勢力に抗して回
転させ、前記クリーニング部材を一時的に前記回転ドラ
ムに接触させるヘッドクリーニング装置であって、前記支軸と前記クリーニング部材と前記支持アームに設
けた前記当接部とは、前記支持アームの支軸を支点とし
て、前記クリーニング部材を作用点として、前記支持ア
ームに設けた当接部を力点としてそれぞれ作動するとと
もに、 前記支軸及び前記クリーニング部材及び前記支持
アーム及び前記当接部を、前記テープガイドの軌道と前
記回転ドラムとの間において略同一線上に配置し、且つ
前記支持アームの支軸に対して、前記クリーニング部材
及び前記支持アームの前記当接部を同一方向に設け、前
記クリーニング部材及び前記支持アーム及び前記当接部
の回動動作が前記テープガイドの軌道と前記回転ドラム
との間の空間領域で行なわれることを特徴とするヘッド
クリーニング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02890096A JP3418052B2 (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | ヘッドクリーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02890096A JP3418052B2 (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | ヘッドクリーニング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09223307A JPH09223307A (ja) | 1997-08-26 |
JP3418052B2 true JP3418052B2 (ja) | 2003-06-16 |
Family
ID=12261289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02890096A Expired - Fee Related JP3418052B2 (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | ヘッドクリーニング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3418052B2 (ja) |
-
1996
- 1996-02-16 JP JP02890096A patent/JP3418052B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09223307A (ja) | 1997-08-26 |
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