JPH0573846A - 薄膜磁気ヘツド - Google Patents
薄膜磁気ヘツドInfo
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- JPH0573846A JPH0573846A JP15068191A JP15068191A JPH0573846A JP H0573846 A JPH0573846 A JP H0573846A JP 15068191 A JP15068191 A JP 15068191A JP 15068191 A JP15068191 A JP 15068191A JP H0573846 A JPH0573846 A JP H0573846A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/31—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive using thin films
- G11B5/3103—Structure or manufacture of integrated heads or heads mechanically assembled and electrically connected to a support or housing
- G11B5/3106—Structure or manufacture of integrated heads or heads mechanically assembled and electrically connected to a support or housing where the integrated or assembled structure comprises means for conditioning against physical detrimental influence, e.g. wear, contamination
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/40—Protective measures on heads, e.g. against excessive temperature
-
- G—PHYSICS
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/10—Structure or manufacture of housings or shields for heads
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 薄膜磁気ヘツドにおけるヘッドエレメント上
面の保護層を吸熱性の色に着色することで、通電によっ
てヘッドエレメントから発するジュール熱を効率良く放
熱することを目的とする。 【構成】 薄膜磁気ヘッドにおけるヘッドエレメント上
面の保護層の少なくともヘッドエレメントに対応する部
分が着色され、ヘッドエレメントに対応する保護層表面
部分に金属パターンを形成する。 【効果】 保護層を吸熱性の色に着色することで、通電
によりヘッドエレメントから発生した熱を速やかに保護
層に伝熱し、効率良く放散することができる。
面の保護層を吸熱性の色に着色することで、通電によっ
てヘッドエレメントから発するジュール熱を効率良く放
熱することを目的とする。 【構成】 薄膜磁気ヘッドにおけるヘッドエレメント上
面の保護層の少なくともヘッドエレメントに対応する部
分が着色され、ヘッドエレメントに対応する保護層表面
部分に金属パターンを形成する。 【効果】 保護層を吸熱性の色に着色することで、通電
によりヘッドエレメントから発生した熱を速やかに保護
層に伝熱し、効率良く放散することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、薄膜磁気ヘッドに関す
るものである。
るものである。
【０００２】
【従来の技術】磁気記録の向上に伴い、磁気ヘッドのト
ラック幅を小さくするために、あるいは、多トラック構
成とするために薄膜構造を採用した磁気ヘッドの実用化
が進んでいる。
ラック幅を小さくするために、あるいは、多トラック構
成とするために薄膜構造を採用した磁気ヘッドの実用化
が進んでいる。
【０００３】従来の薄膜磁気ヘッドの構成例を以下に説
明する。図５は、薄膜磁気ヘッドの断面図である。図５
に示す薄膜磁気ヘッドは、基板（スライダ）１の上に下
部絶縁層２を介して、下部磁性層３が形成され、その上
にギャップ層７が形成されている。そして、ギャップ層
７の上に、層間絶縁層５が形成され、層間絶縁層５の内
部に信号巻線４が形成されている。信号巻線４は、Ｃｕ
やＡｌの導電膜からなり、巻線抵抗を下げるようにされ
ている。更に、この上に、上部コアとなる上部磁性層６
が形成されている。さらに、上部磁性層６の上にＡｌ2
Ｏ3，ＳｉＯ2等からなる、厚さ20〜30μmの保護層９が
被着されている。尚、下部絶縁層２とギャップ層７と信
号巻線４と上部磁性層６とからヘッドエレメント８が構
成されている。
明する。図５は、薄膜磁気ヘッドの断面図である。図５
に示す薄膜磁気ヘッドは、基板（スライダ）１の上に下
部絶縁層２を介して、下部磁性層３が形成され、その上
にギャップ層７が形成されている。そして、ギャップ層
７の上に、層間絶縁層５が形成され、層間絶縁層５の内
部に信号巻線４が形成されている。信号巻線４は、Ｃｕ
やＡｌの導電膜からなり、巻線抵抗を下げるようにされ
ている。更に、この上に、上部コアとなる上部磁性層６
が形成されている。さらに、上部磁性層６の上にＡｌ2
Ｏ3，ＳｉＯ2等からなる、厚さ20〜30μmの保護層９が
被着されている。尚、下部絶縁層２とギャップ層７と信
号巻線４と上部磁性層６とからヘッドエレメント８が構
成されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】図５で説明した薄膜磁
気ヘッドにおいて記録のための磁界の強さは、信号巻線
４の巻数と、流れる電流の積に比例するが、薄膜構造の
ヘッドにおいては、巻数を多くとることが困難であり、
電流値を大きくせざるを得ない。電流値が大きくなる
と、巻線の電気抵抗にもとずくジュール熱が発生するこ
とになり、薄膜磁気ヘッドの寿命、読み出し時の熱雑音
発生などへの悪影響が考えられる。また、下部磁性層３
や上部磁性層６の磁気特性も温度上昇によって劣化する
おそれがある。従って、この発生する熱を放散させ磁気
ヘッドの温度上昇を防止することが必要である。しか
も、保護層９としては、一般に真空蒸着やスパッタによ
るＳｉＯ2、あるいは、Ａｌ2Ｏ3層等が用いられ、その
熱伝導率は、0.003cal/cm・sec・℃程度であって、熱の不
良導体である。保護層９の厚みも大きく、これによる熱
絶縁のために磁気ヘッドの温度上昇が回避されない問題
があった。以上のことから、薄膜磁気ヘツドの問題点と
して、保護層９の熱伝導率が悪いことがあり、熱の放散
性に優れ、かつ膜形成が容易な保護層９が望まれてい
た。
気ヘッドにおいて記録のための磁界の強さは、信号巻線
４の巻数と、流れる電流の積に比例するが、薄膜構造の
ヘッドにおいては、巻数を多くとることが困難であり、
電流値を大きくせざるを得ない。電流値が大きくなる
と、巻線の電気抵抗にもとずくジュール熱が発生するこ
とになり、薄膜磁気ヘッドの寿命、読み出し時の熱雑音
発生などへの悪影響が考えられる。また、下部磁性層３
や上部磁性層６の磁気特性も温度上昇によって劣化する
おそれがある。従って、この発生する熱を放散させ磁気
ヘッドの温度上昇を防止することが必要である。しか
も、保護層９としては、一般に真空蒸着やスパッタによ
るＳｉＯ2、あるいは、Ａｌ2Ｏ3層等が用いられ、その
熱伝導率は、0.003cal/cm・sec・℃程度であって、熱の不
良導体である。保護層９の厚みも大きく、これによる熱
絶縁のために磁気ヘッドの温度上昇が回避されない問題
があった。以上のことから、薄膜磁気ヘツドの問題点と
して、保護層９の熱伝導率が悪いことがあり、熱の放散
性に優れ、かつ膜形成が容易な保護層９が望まれてい
た。
【０００５】
【課題を解決するための手段】以上に述べたＳｉＯ2，
Ａｌ2Ｏ3等からなる、従来の保護層の問題点を解決する
手段として、本発明は、基板（スライダ）上に下部絶縁
層、下部磁性層、ギャップ層、層間絶縁層、信号巻線、
上部磁性層等を積層したヘッドエレメントを備え、その
上面に保護層が形成されてなる薄膜磁気ヘッドにおい
て、前記保護層の少なくともヘッドエレメントに対応す
る部分が着色され、ヘッドエレメントに対応する保護層
表面部分に金属パターンが形成されてなるものである。
Ａｌ2Ｏ3等からなる、従来の保護層の問題点を解決する
手段として、本発明は、基板（スライダ）上に下部絶縁
層、下部磁性層、ギャップ層、層間絶縁層、信号巻線、
上部磁性層等を積層したヘッドエレメントを備え、その
上面に保護層が形成されてなる薄膜磁気ヘッドにおい
て、前記保護層の少なくともヘッドエレメントに対応す
る部分が着色され、ヘッドエレメントに対応する保護層
表面部分に金属パターンが形成されてなるものである。
【０００６】
【作用】本発明の薄膜磁気ヘッドによれば、保護層が着
色されることで、ヘッドエレメントから発生した熱を着
色された保護層が効率良く吸収し、その熱が保護層表面
に形成した金属パターンに効率良く伝熱されるので、通
電によって発生するジュール熱をすみやかに、放熱する
ことが可能となり、この熱放散により熱雑音の改善、ヘ
ッドエレメントの寿命の改善を図ることができる。
色されることで、ヘッドエレメントから発生した熱を着
色された保護層が効率良く吸収し、その熱が保護層表面
に形成した金属パターンに効率良く伝熱されるので、通
電によって発生するジュール熱をすみやかに、放熱する
ことが可能となり、この熱放散により熱雑音の改善、ヘ
ッドエレメントの寿命の改善を図ることができる。
【０００７】
【実施例】図１〜図３は、本発明の実施例を示す。本発
明は、薄膜磁気ヘッドはもちろんのこと、薄膜構造でヘ
ッドエレメントを構成する磁気ヘッド全般に適用される
ものである。なお、以下の実施例における薄膜磁気ヘッ
ドにおいて、前記従来例の薄膜磁気ヘッドと同一構成要
素については、同一符号を付している。
明は、薄膜磁気ヘッドはもちろんのこと、薄膜構造でヘ
ッドエレメントを構成する磁気ヘッド全般に適用される
ものである。なお、以下の実施例における薄膜磁気ヘッ
ドにおいて、前記従来例の薄膜磁気ヘッドと同一構成要
素については、同一符号を付している。
【０００８】本実施例の薄膜磁気ヘッドは、基板（スラ
イダ）１の後部にヘッドエレメント８が形成されてい
る。ヘッドエレメント８は、図２に示すように基板（ス
ライダ）１上に、下部絶縁層２、下部磁性層３、ギャッ
プ層７、層間絶縁層５、信号巻線４、上部磁性層６等を
積層した構造である。信号巻線４の材質としては、Ｃ
ｕ，Ａｌ等が用いられる。下部絶縁層２としては、Ａｌ
2Ｏ3，ＳｉＯ2等が、層間絶縁層５としては、ポリイミ
ド、レジスト、ＳｉＯ2，Ａｌ2Ｏ3等が用いられる。下
部絶縁層２と上部絶縁層６としては、パーマロイ等のＮ
ｉ−Ｆｅ系合金などが使用される。従って、ヘッドエレ
メント８上面は、通常の構成では、上部磁性層６が現わ
れる。この上部磁性層６の上面に保護層１０が形成され
ている。
イダ）１の後部にヘッドエレメント８が形成されてい
る。ヘッドエレメント８は、図２に示すように基板（ス
ライダ）１上に、下部絶縁層２、下部磁性層３、ギャッ
プ層７、層間絶縁層５、信号巻線４、上部磁性層６等を
積層した構造である。信号巻線４の材質としては、Ｃ
ｕ，Ａｌ等が用いられる。下部絶縁層２としては、Ａｌ
2Ｏ3，ＳｉＯ2等が、層間絶縁層５としては、ポリイミ
ド、レジスト、ＳｉＯ2，Ａｌ2Ｏ3等が用いられる。下
部絶縁層２と上部絶縁層６としては、パーマロイ等のＮ
ｉ−Ｆｅ系合金などが使用される。従って、ヘッドエレ
メント８上面は、通常の構成では、上部磁性層６が現わ
れる。この上部磁性層６の上面に保護層１０が形成され
ている。
【０００９】保護層１０はターゲット材にアルミナを用
いてスパッタ形成する。この時、スパッタ条件を、アル
ゴン雰囲気中２００℃で真空ガス抜きすることにより黒
色に着色したアルミナのスパッタ膜（保護層１０）が得
られる。また、スパッタ条件下で、黒色のアルミナのス
パッタ膜（保護層１０）を形成するには、スパッタ時、
酸素ガスを通常より多く注入し、これを不純ガスとして
Ａｌと反応させる。なお、保護層１０を着色する際の色
は黒色に限るものではなく、吸熱性の高い色であればど
のような色でも良い。着色する場合は、イオンなどのド
ーピングをすれば良い。
いてスパッタ形成する。この時、スパッタ条件を、アル
ゴン雰囲気中２００℃で真空ガス抜きすることにより黒
色に着色したアルミナのスパッタ膜（保護層１０）が得
られる。また、スパッタ条件下で、黒色のアルミナのス
パッタ膜（保護層１０）を形成するには、スパッタ時、
酸素ガスを通常より多く注入し、これを不純ガスとして
Ａｌと反応させる。なお、保護層１０を着色する際の色
は黒色に限るものではなく、吸熱性の高い色であればど
のような色でも良い。着色する場合は、イオンなどのド
ーピングをすれば良い。
【００１０】こうして、保護層１０を形成した後、保護
層１０表面に熱伝導率の高い金属材料からなる、金属パ
ターンＲが形成されている。金属パターンＲの形状はヘ
ツドエレメント８の表面から熱放射に対する反射をでき
るだけ少なくするように形成する。例えば、図３に示す
ような中心部１２と複数の腕部１３と先端部１４からな
るヒトデ型形状に形成し、その中心部１２をヘッドエレ
メント８の最も畜熱しやすい中央部分に対応するように
する。そして、ヘッドエレメント８の中央畜熱部分から
中心部１２に、この熱を速やかに伝熱させる。伝熱され
た熱は、中心部１２から放射状に伸びる腕部１３によっ
て各方向に放散し、さらにその腕部１３の先端について
いる先端部１４によって効率良く放熱させるようにす
る。また、この金属パターンＲの厚さは、熱放散の効率
上、4〜10μmの厚さで形成することが好ましい。金属パ
ターンＲを形成する方法としては、スパッタまたはメッ
キを用いる。
層１０表面に熱伝導率の高い金属材料からなる、金属パ
ターンＲが形成されている。金属パターンＲの形状はヘ
ツドエレメント８の表面から熱放射に対する反射をでき
るだけ少なくするように形成する。例えば、図３に示す
ような中心部１２と複数の腕部１３と先端部１４からな
るヒトデ型形状に形成し、その中心部１２をヘッドエレ
メント８の最も畜熱しやすい中央部分に対応するように
する。そして、ヘッドエレメント８の中央畜熱部分から
中心部１２に、この熱を速やかに伝熱させる。伝熱され
た熱は、中心部１２から放射状に伸びる腕部１３によっ
て各方向に放散し、さらにその腕部１３の先端について
いる先端部１４によって効率良く放熱させるようにす
る。また、この金属パターンＲの厚さは、熱放散の効率
上、4〜10μmの厚さで形成することが好ましい。金属パ
ターンＲを形成する方法としては、スパッタまたはメッ
キを用いる。
【００１１】このように形成された金属パターンＲをグ
ランド端子１１に、導電層１２によって電気的に接続す
る。金属パターンＲとグランド端子１１を接続すること
により、アースされた金属パターンＲがヘッドエレメン
ト８を覆うので高周波のシールド効果が得られ、ヘッド
エレメント８に対する外部誘導ノイズを遮断し、このノ
イズによる悪影響を防止することができる。
ランド端子１１に、導電層１２によって電気的に接続す
る。金属パターンＲとグランド端子１１を接続すること
により、アースされた金属パターンＲがヘッドエレメン
ト８を覆うので高周波のシールド効果が得られ、ヘッド
エレメント８に対する外部誘導ノイズを遮断し、このノ
イズによる悪影響を防止することができる。
【００１２】こうして、保護層１０をターゲット材にア
ルミナを用いて、スパッタにより、黒色に着色形成する
ことで、通電によってヘッドエレメント８から発生する
ジュール熱を保護層１０が効率良く吸収し、保護層上面
に形成した金属パターンＲにすみやかに伝熱することが
でき、放熱効果が向上する。故にヘッドエレメント８に
電流を多く流すことが可能になり、熱雑音の改善ができ
る。更に、ヘッドエレメント８の寿命を改善することが
できる。ところで、金属パターンＲを形成する場合、金
属パターンＲを金属箔から形成してこれを保護層１０上
に張り付けるような即ち、ベタ付けする手段をとること
は好ましくない。このようにすると、金属パターンＲと
保護層１０との接着部分で畜熱されて放熱効率が低下す
ることになる。又、保護層１０の内側のヘッドエレメン
ト８で生じた熱を金属パターンＲで効率良く吸収するた
めに、金属パターンＲを黒色などの吸熱性の色に着色し
ても良い。これにより、より効率良くヘッドエレメント
８の熱を放散させることができる。
ルミナを用いて、スパッタにより、黒色に着色形成する
ことで、通電によってヘッドエレメント８から発生する
ジュール熱を保護層１０が効率良く吸収し、保護層上面
に形成した金属パターンＲにすみやかに伝熱することが
でき、放熱効果が向上する。故にヘッドエレメント８に
電流を多く流すことが可能になり、熱雑音の改善ができ
る。更に、ヘッドエレメント８の寿命を改善することが
できる。ところで、金属パターンＲを形成する場合、金
属パターンＲを金属箔から形成してこれを保護層１０上
に張り付けるような即ち、ベタ付けする手段をとること
は好ましくない。このようにすると、金属パターンＲと
保護層１０との接着部分で畜熱されて放熱効率が低下す
ることになる。又、保護層１０の内側のヘッドエレメン
ト８で生じた熱を金属パターンＲで効率良く吸収するた
めに、金属パターンＲを黒色などの吸熱性の色に着色し
ても良い。これにより、より効率良くヘッドエレメント
８の熱を放散させることができる。
【００１３】
【発明の効果】本発明によれば、保護層をスパッタによ
り、吸熱性の色に着色形成することで、通電によってヘ
ッドエレメントから発生したジュール熱を保護層に効率
良く吸収させ、次いで保護層表面の金属パターンにすみ
やかに伝熱し、ヘッドエレメントの放熱効率を向上させ
ることができる。よって、ヘッドエレメントの寿命を改
善できる。更に、ヘッドエレメントに電流を多く流すこ
とが可能になり、熱雑音の改善が図れる。このように、
高密度磁気記録用磁気ヘッドにとって極めて有用な効果
が得られる。
り、吸熱性の色に着色形成することで、通電によってヘ
ッドエレメントから発生したジュール熱を保護層に効率
良く吸収させ、次いで保護層表面の金属パターンにすみ
やかに伝熱し、ヘッドエレメントの放熱効率を向上させ
ることができる。よって、ヘッドエレメントの寿命を改
善できる。更に、ヘッドエレメントに電流を多く流すこ
とが可能になり、熱雑音の改善が図れる。このように、
高密度磁気記録用磁気ヘッドにとって極めて有用な効果
が得られる。
【図１】本発明の実施例の薄膜磁気ヘッドの斜視図であ
る。
る。
【図２】図１における薄膜磁気ヘッドの断面図である。
【図３】図１における金属パターンＲの拡大図である。
【図４】従来の薄膜磁気ヘツドの斜視図である。
【図５】従来の薄膜磁気ヘッドの断面図である。
１ 基板 ２ 下部絶縁層 ３ 下部磁性層 ４ 信号巻線 ５ 層間絶縁層 ６ 上部磁性層 ７ ギャップ層 ８ ヘッドエレメント ９ 保護層 １０ 保護層 １１ グランド端子 １２ 導電層 １３ 中心部 １４ 腕部 １５ 先端部
Claims (1)
- 【請求項１】 基板上に下部絶縁層、下部磁性層、ギャ
ップ層、層間絶縁層、信号巻線、上部磁性層等を積層し
たヘッドエレメントを備え、その上面に保護層が形成さ
れてなる薄膜磁気ヘッドにおいて、前記保護層の少なく
ともヘッドエレメントに対応する部分が着色され、ヘッ
ドエレメントに対応する保護層表面部分に金属パターン
が形成されてなることを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15068191A JPH0573846A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 薄膜磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15068191A JPH0573846A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 薄膜磁気ヘツド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0573846A true JPH0573846A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=15502147
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15068191A Withdrawn JPH0573846A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 薄膜磁気ヘツド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0573846A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6914750B2 (en) | 2001-10-05 | 2005-07-05 | Headway Technologies, Inc. | Thermal protrusion reduction in magnet heads by utilizing heat sink layers |
-
1991
- 1991-06-21 JP JP15068191A patent/JPH0573846A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6914750B2 (en) | 2001-10-05 | 2005-07-05 | Headway Technologies, Inc. | Thermal protrusion reduction in magnet heads by utilizing heat sink layers |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980903 |