JPH0573551A - 電子ドキユメント見直し支援装置 - Google Patents
電子ドキユメント見直し支援装置Info
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- JPH0573551A JPH0573551A JP3231996A JP23199691A JPH0573551A JP H0573551 A JPH0573551 A JP H0573551A JP 3231996 A JP3231996 A JP 3231996A JP 23199691 A JP23199691 A JP 23199691A JP H0573551 A JPH0573551 A JP H0573551A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】コンピュータ支援によるドキュメント作成装置
により作成、編集された電子ドキュメントについても、
その見直しに際して注目すべき箇所の判断や同ドキュメ
ントの作成経緯等についての把握を好適に支援する電子
ドキュメント見直し支援装置を提供する。 【構成】上記ドキュメント作成装置により作成、編集さ
れる電子ドキュメントが修正されたとき、少なくともそ
の修正箇所を示す情報を別途記憶しておき、同電子ドキ
ュメントを表示装置やプリンタ等の出力装置を通じて可
視出力する際に、見直し支援情報についての出力指令が
あれば、この記憶した情報に基づいて同電子ドキュメン
トの修正された箇所を特定し、この特定した箇所に、修
正箇所である旨の適宜の情報を併せて可視出力する。
により作成、編集された電子ドキュメントについても、
その見直しに際して注目すべき箇所の判断や同ドキュメ
ントの作成経緯等についての把握を好適に支援する電子
ドキュメント見直し支援装置を提供する。 【構成】上記ドキュメント作成装置により作成、編集さ
れる電子ドキュメントが修正されたとき、少なくともそ
の修正箇所を示す情報を別途記憶しておき、同電子ドキ
ュメントを表示装置やプリンタ等の出力装置を通じて可
視出力する際に、見直し支援情報についての出力指令が
あれば、この記憶した情報に基づいて同電子ドキュメン
トの修正された箇所を特定し、この特定した箇所に、修
正箇所である旨の適宜の情報を併せて可視出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンピュータ支援に
よるドキュメント作成装置によって作成される文書や図
形、フローチャート、図式言語等のいわゆる電子ドキュ
メントについて、その作成過程の見直しを支援する電子
ドキュメント見直し支援装置に関し、特に、上記電子ド
キュメントに修正が加えられている場合、その修正箇所
を視覚的に明示して、同電子ドキュメントの作成経緯等
についての把握を容易ならしめる装置の具現に関する。
よるドキュメント作成装置によって作成される文書や図
形、フローチャート、図式言語等のいわゆる電子ドキュ
メントについて、その作成過程の見直しを支援する電子
ドキュメント見直し支援装置に関し、特に、上記電子ド
キュメントに修正が加えられている場合、その修正箇所
を視覚的に明示して、同電子ドキュメントの作成経緯等
についての把握を容易ならしめる装置の具現に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、上記電子ドキュメントを
作成するためのドキュメント作成装置としては、主にテ
キスト編集に用いられるテキストエディタやワードプロ
セッサ、また図形編集に用いられる図形プロセッサ、更
にはフローチャートやデータフローダイアグラム等の図
式言語の作成及び編集に用いられる図式言語エディタ等
々、種々のものがある。
作成するためのドキュメント作成装置としては、主にテ
キスト編集に用いられるテキストエディタやワードプロ
セッサ、また図形編集に用いられる図形プロセッサ、更
にはフローチャートやデータフローダイアグラム等の図
式言語の作成及び編集に用いられる図式言語エディタ等
々、種々のものがある。
【0003】また、これらドキュメント作成装置(以
下、単にエディタという)の何れも、コンピュータ支援
による装置ならではの特性として、◆ドキュメントの修
正及び追加が容易である。
下、単にエディタという)の何れも、コンピュータ支援
による装置ならではの特性として、◆ドキュメントの修
正及び追加が容易である。
【0004】◆しかも、これら修正や追加を繰り返して
も、その修正の跡等が残らない美しいドキュメントとし
て、各々対象とするドキュメントを作成することができ
る。
も、その修正の跡等が残らない美しいドキュメントとし
て、各々対象とするドキュメントを作成することができ
る。
【0005】こともよく知られている。
【0006】例えば、テキストエディタによってテキス
トの作成、編集を行う場合であっても、その豊富な編集
機能を利用して、作成中のテキストの文章や語句を修正
したり、或いは同テキストに文章や語句を追加挿入した
り、また更には文章の一部を入れ替えたり、といったよ
うな操作(以下ではこれらの操作を総括して「修正」と
いう)を非常に簡単に行うことができ、しかもこうして
作成されたテキストを表示装置上に表示出力したり、プ
リンタを通じて印字出力したりしても、その出力される
テキストは、これら修正の跡を残さない美しいテキスト
として可視出力されることとなる。
トの作成、編集を行う場合であっても、その豊富な編集
機能を利用して、作成中のテキストの文章や語句を修正
したり、或いは同テキストに文章や語句を追加挿入した
り、また更には文章の一部を入れ替えたり、といったよ
うな操作(以下ではこれらの操作を総括して「修正」と
いう)を非常に簡単に行うことができ、しかもこうして
作成されたテキストを表示装置上に表示出力したり、プ
リンタを通じて印字出力したりしても、その出力される
テキストは、これら修正の跡を残さない美しいテキスト
として可視出力されることとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、コンピュ
ータ支援によるエディタを利用して電子ドキュメントの
作成を行えば、その作成、或いは編集中に修正をいくら
繰り返しても、表示装置やプリンタ等の出力装置からは
常に、これら修正の跡の残らない美しいドキュメントと
して可視出力されるようになる。
ータ支援によるエディタを利用して電子ドキュメントの
作成を行えば、その作成、或いは編集中に修正をいくら
繰り返しても、表示装置やプリンタ等の出力装置からは
常に、これら修正の跡の残らない美しいドキュメントと
して可視出力されるようになる。
【0008】しかしながら、人間の習性に鑑みると、こ
のような修正の跡の残らない美しいドキュメントばかり
が、情報の伝達手段であると同時に情報の保存手段でも
あるドキュメントとして必ずしも望ましいものとは限ら
ない。
のような修正の跡の残らない美しいドキュメントばかり
が、情報の伝達手段であると同時に情報の保存手段でも
あるドキュメントとして必ずしも望ましいものとは限ら
ない。
【0009】すなわち、ドキュメント中の修正の多かっ
た箇所にはそれだけ不確かな要素も暗に含まれているこ
とが考えられ、同ドキュメントを後に見直す場合などに
は、このような修正された箇所や修正の多かった箇所に
ついての情報もドキュメント中から併せ得られること
が、注目すべき箇所を判断する上で、またその作成経緯
等を把握する上で望ましい。
た箇所にはそれだけ不確かな要素も暗に含まれているこ
とが考えられ、同ドキュメントを後に見直す場合などに
は、このような修正された箇所や修正の多かった箇所に
ついての情報もドキュメント中から併せ得られること
が、注目すべき箇所を判断する上で、またその作成経緯
等を把握する上で望ましい。
【0010】この点、上記のエディタを媒体としない紙
面上でのドキュメント作成においては、その見直しに際
して、例えば消しゴムの跡や修正線の跡などを頼りに修
正の多かった箇所を確実に判断でき、その作成経緯等に
ついて把握することも比較的容易であるが、エディタを
通じて作成される上記の電子ドキュメントとなると、修
正の跡等が何も残らないことから、後にその見直しを行
うに際しても、ドキュメント中のどこをどのように修正
したのか、またどの辺りが多く修正されているのか、と
いった情報を得ることができず、注目すべき箇所の判断
や作成経緯等についての把握が極めて難しいものとなっ
ていた。
面上でのドキュメント作成においては、その見直しに際
して、例えば消しゴムの跡や修正線の跡などを頼りに修
正の多かった箇所を確実に判断でき、その作成経緯等に
ついて把握することも比較的容易であるが、エディタを
通じて作成される上記の電子ドキュメントとなると、修
正の跡等が何も残らないことから、後にその見直しを行
うに際しても、ドキュメント中のどこをどのように修正
したのか、またどの辺りが多く修正されているのか、と
いった情報を得ることができず、注目すべき箇所の判断
や作成経緯等についての把握が極めて難しいものとなっ
ていた。
【0011】この発明は、こうした実情に鑑みてなされ
たものであり、エディタにより作成、編集された電子ド
キュメントについても、その見直しに際して注目すべき
箇所の判断や同ドキュメントの作成経緯等についての把
握を好適に支援する電子ドキュメント見直し支援装置を
提供することを目的とする。
たものであり、エディタにより作成、編集された電子ド
キュメントについても、その見直しに際して注目すべき
箇所の判断や同ドキュメントの作成経緯等についての把
握を好適に支援する電子ドキュメント見直し支援装置を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】こうした目的を達成する
ため、この発明では、 ( a)表示装置やプリンタ等、電子ドキュメントを可視出
力するための出力手段。に加え、 ( b)電子ドキュメントがエディタを通じて修正されたと
き、少なくともその修正箇所を示す修正情報を抽出する
修正情報抽出手段。
ため、この発明では、 ( a)表示装置やプリンタ等、電子ドキュメントを可視出
力するための出力手段。に加え、 ( b)電子ドキュメントがエディタを通じて修正されたと
き、少なくともその修正箇所を示す修正情報を抽出する
修正情報抽出手段。
【0013】( c)この抽出された修正情報が格納される
記憶手段。
記憶手段。
【0014】( d)電子ドキュメントの見直し支援情報に
ついてその可視出力を指令するための指令手段。
ついてその可視出力を指令するための指令手段。
【0015】( e)この指令手段を通じた見直し支援情報
の出力指令に基づいて、上記出力手段への出力対象とな
っている電子ドキュメントに対応して上記記憶手段に格
納されている修正情報を検索する修正情報検索手段。
の出力指令に基づいて、上記出力手段への出力対象とな
っている電子ドキュメントに対応して上記記憶手段に格
納されている修正情報を検索する修正情報検索手段。
【0016】( f)この検索された修正情報に基づいて、
修正があったことを示す適宜の可視情報を上記出力手段
を通じて出力される電子ドキュメントの各該当する箇所
に併せ出力する出力制御手段。
修正があったことを示す適宜の可視情報を上記出力手段
を通じて出力される電子ドキュメントの各該当する箇所
に併せ出力する出力制御手段。
【0017】をそれぞれ具えて電子ドキュメント見直し
支援装置を構成する。
支援装置を構成する。
【0018】
【作用】上記のように、修正情報抽出手段( b)によって
抽出され、記憶手段( c)に格納される修正情報とは、編
集中の電子ドキュメントに対しエディタにより何らかの
修正操作が加えられた際の、同ドキュメント中における
修正箇所を少なくとも示す情報である。因みにこの修正
箇所は、編集対象となる電子ドキュメントが単なるテキ
ストデータとして管理される場合には、例えばその表示
行番号(画面上に表示している行を1行としてテキスト
の先頭から数えた行数)或いは論理行番号(行のはじめ
から改行文字までを1行として数えたテキストの先頭か
らの行数)等によって特定することができ、また編集対
象となる電子ドキュメントが内部表現として何らかの中
間言語に置き換えられて管理される場合には通常、修正
内容そのものによって、該修正箇所も自ずと特定される
ようになる。
抽出され、記憶手段( c)に格納される修正情報とは、編
集中の電子ドキュメントに対しエディタにより何らかの
修正操作が加えられた際の、同ドキュメント中における
修正箇所を少なくとも示す情報である。因みにこの修正
箇所は、編集対象となる電子ドキュメントが単なるテキ
ストデータとして管理される場合には、例えばその表示
行番号(画面上に表示している行を1行としてテキスト
の先頭から数えた行数)或いは論理行番号(行のはじめ
から改行文字までを1行として数えたテキストの先頭か
らの行数)等によって特定することができ、また編集対
象となる電子ドキュメントが内部表現として何らかの中
間言語に置き換えられて管理される場合には通常、修正
内容そのものによって、該修正箇所も自ずと特定される
ようになる。
【0019】また、上記指令手段( d)とは、該電子ドキ
ュメント見直し支援装置を起動するためのいわばコマン
ドである。
ュメント見直し支援装置を起動するためのいわばコマン
ドである。
【0020】そして、このコマンドがキーボードやマウ
ス等の入力装置によって入力されることにより、修正情
報検索手段( e)を通じて上述した条件に見合う修正情報
の検索が開始され、検索された修正情報があれば、出力
制御手段( f)を通じて、その修正情報によって示される
当該電子ドキュメントの修正箇所が、例えば「網かけ」
や「アンダーライン」等の「修正があったことを示す適
宜の可視情報」が付加された態様にて、表示装置或いは
プリンタ等を通じて所定に可視出力されるようになる。
ス等の入力装置によって入力されることにより、修正情
報検索手段( e)を通じて上述した条件に見合う修正情報
の検索が開始され、検索された修正情報があれば、出力
制御手段( f)を通じて、その修正情報によって示される
当該電子ドキュメントの修正箇所が、例えば「網かけ」
や「アンダーライン」等の「修正があったことを示す適
宜の可視情報」が付加された態様にて、表示装置或いは
プリンタ等を通じて所定に可視出力されるようになる。
【0021】このため、電子ドキュメントを見直す際に
は単に、上記「修正があったことを示す適宜の可視情
報」が付加された部分に注目することで、その部分が不
確かな要素を含んでいる可能性のあることを推測でき、
またその周辺の部分との兼ね合いから、どのような内容
に試行錯誤して当該ドキュメントが作成されたかといっ
たようなドキュメント作成経緯についての推理、把握も
容易となる。すなわち、作成されたドキュメントを見直
しする際に、同ドキュメントのどの辺に注意して見直せ
ばよいかが容易に判断できるようになり、上記「修正が
あったことを示す適宜の可視情報」がその部分を判断す
る上での目安となる。
は単に、上記「修正があったことを示す適宜の可視情
報」が付加された部分に注目することで、その部分が不
確かな要素を含んでいる可能性のあることを推測でき、
またその周辺の部分との兼ね合いから、どのような内容
に試行錯誤して当該ドキュメントが作成されたかといっ
たようなドキュメント作成経緯についての推理、把握も
容易となる。すなわち、作成されたドキュメントを見直
しする際に、同ドキュメントのどの辺に注意して見直せ
ばよいかが容易に判断できるようになり、上記「修正が
あったことを示す適宜の可視情報」がその部分を判断す
る上での目安となる。
【0022】
【実施例】図1に、この発明にかかる電子ドキュメント
見直し支援装置について、その一実施例を示す。
見直し支援装置について、その一実施例を示す。
【0023】この実施例による電子ドキュメント見直し
支援装置は、前述したコンピュータ支援によるエディタ
にいわば試行錯誤による不確かさ(曖昧さ)を表現する
ための新たな機能を付加する装置として、同エディタと
一体に構成される。
支援装置は、前述したコンピュータ支援によるエディタ
にいわば試行錯誤による不確かさ(曖昧さ)を表現する
ための新たな機能を付加する装置として、同エディタと
一体に構成される。
【0024】すなわち、図1に示すこの実施例の装置に
おいて、キーボードやマウス等からなる入力装置1及び
CRTディスプレイ等からなる表示装置2をはじめ、ド
キュメントDB(データベース)11、ドキュメント管
理部12、編集処理部13、作業エリア14、指令(入
力)解析部15、及び出力制御部16は、基本的にコン
ピュータ支援によるエディタとして、その対象とする電
子ドキュメントを作成し、また編集する部分であり、修
正情報DB(データベース)21、修正情報抽出部2
2、及び修正情報検索23が、この見直し支援装置を主
に構成する部分として、上記編集処理部13や出力制御
部16との協働のもとに、ユーザに対し上記試行錯誤に
よる不確かさを表す情報(すなわち見直し支援情報)の
提供を行うべく機能する。
おいて、キーボードやマウス等からなる入力装置1及び
CRTディスプレイ等からなる表示装置2をはじめ、ド
キュメントDB(データベース)11、ドキュメント管
理部12、編集処理部13、作業エリア14、指令(入
力)解析部15、及び出力制御部16は、基本的にコン
ピュータ支援によるエディタとして、その対象とする電
子ドキュメントを作成し、また編集する部分であり、修
正情報DB(データベース)21、修正情報抽出部2
2、及び修正情報検索23が、この見直し支援装置を主
に構成する部分として、上記編集処理部13や出力制御
部16との協働のもとに、ユーザに対し上記試行錯誤に
よる不確かさを表す情報(すなわち見直し支援情報)の
提供を行うべく機能する。
【0025】ここで、上記ドキュメントDB11は、作
成済みの或いは作成中のドキュメントファイルが格納さ
れる適宜の記憶装置であり、またドキュメント管理部1
2は、編集処理部13から与えられる指令に応じて、そ
の指定されるドキュメントファイルをドキュメントDB
11から読み出したり、編集処理部13を通じて作成、
編集されたドキュメントファイルを同ドキュメントDB
11の所定の領域に書き込んだりといった、ドキュメン
トDB11に格納されるドキュメントファイルの管理を
行う部分である。
成済みの或いは作成中のドキュメントファイルが格納さ
れる適宜の記憶装置であり、またドキュメント管理部1
2は、編集処理部13から与えられる指令に応じて、そ
の指定されるドキュメントファイルをドキュメントDB
11から読み出したり、編集処理部13を通じて作成、
編集されたドキュメントファイルを同ドキュメントDB
11の所定の領域に書き込んだりといった、ドキュメン
トDB11に格納されるドキュメントファイルの管理を
行う部分である。
【0026】また、編集処理部13は、その周辺各部を
統括的に制御しつつ、上記エディタとしての主だった処
理を実行する部分であり、その編集処理に際しては、適
宜の記憶装置の適宜の領域を作業エリア14と定めて、
ここにドキュメント管理部12を通じてドキュメントD
B11から読み出したドキュメントファイルを読み込
み、上記入力装置1を介して入力される内容に応じた各
種の編集処理をこの読み込んだドキュメントファイルに
対して施すこととなる。
統括的に制御しつつ、上記エディタとしての主だった処
理を実行する部分であり、その編集処理に際しては、適
宜の記憶装置の適宜の領域を作業エリア14と定めて、
ここにドキュメント管理部12を通じてドキュメントD
B11から読み出したドキュメントファイルを読み込
み、上記入力装置1を介して入力される内容に応じた各
種の編集処理をこの読み込んだドキュメントファイルに
対して施すこととなる。
【0027】指令(入力)解析部15は、こうして入力
装置1から入力される情報や各種のコマンドを逐次解析
して、その内容を上記編集処理部に伝達する部分であ
る。
装置1から入力される情報や各種のコマンドを逐次解析
して、その内容を上記編集処理部に伝達する部分であ
る。
【0028】また、上記編集処理部13を通じて作成、
編集されるドキュメントは、出力制御部16を介して上
記表示装置2に逐次可視出力される。出力制御部16は
基本的に、こうした電子ドキュメントの作成、編集に際
して該ドキュメント自身に埋め込まれる、若しくは補助
情報としてこのドキュメントに付随される書式情報に従
って、同ドキュメントを表示装置2に可視出力するよう
になる。
編集されるドキュメントは、出力制御部16を介して上
記表示装置2に逐次可視出力される。出力制御部16は
基本的に、こうした電子ドキュメントの作成、編集に際
して該ドキュメント自身に埋め込まれる、若しくは補助
情報としてこのドキュメントに付随される書式情報に従
って、同ドキュメントを表示装置2に可視出力するよう
になる。
【0029】一方、上記修正情報DB21は、こうした
主に編集処理部13を通じてのドキュメントの作成、編
集に際して修正された内容(少なくともその修正箇所を
特定できるもの)が修正情報として格納される適宜の記
憶装置である。この修正された内容の抽出は修正情報抽
出部22を通じて行われ、上記作業エリア14にある作
成或いは編集中のドキュメントに対して何らかの修正が
指令された際に、同修正情報抽出部22によってその旨
検知され、更にその修正された内容が抽出されて修正情
報DB21に登録格納される。該修正情報として登録さ
れる内容とは上述のように、少なくともその修正箇所を
特定できる要素であり、上記編集処理部13において編
集対象となるドキュメントが単なるテキストデータとし
て管理される場合には、この要素として、例えば前述し
た表示行番号や論理行番号等が用いられ、また同編集対
象となるドキュメントが内部表現として何らかの中間言
語に置き換えられて管理される場合には、同要素とし
て、修正された内容そのものが用いられる。そして通
常、このような中間言語においては、その修正内容によ
って当の修正箇所も自ずと特定されるようになる。もっ
とも、ドキュメントが上記テキストデータとして管理さ
れる場合であっても、エディタ内では(すなわち作業エ
リア14上では)、その操作性の向上を図るべく、これ
が適宜の中間言語によって内部表現されることが多い。
主に編集処理部13を通じてのドキュメントの作成、編
集に際して修正された内容(少なくともその修正箇所を
特定できるもの)が修正情報として格納される適宜の記
憶装置である。この修正された内容の抽出は修正情報抽
出部22を通じて行われ、上記作業エリア14にある作
成或いは編集中のドキュメントに対して何らかの修正が
指令された際に、同修正情報抽出部22によってその旨
検知され、更にその修正された内容が抽出されて修正情
報DB21に登録格納される。該修正情報として登録さ
れる内容とは上述のように、少なくともその修正箇所を
特定できる要素であり、上記編集処理部13において編
集対象となるドキュメントが単なるテキストデータとし
て管理される場合には、この要素として、例えば前述し
た表示行番号や論理行番号等が用いられ、また同編集対
象となるドキュメントが内部表現として何らかの中間言
語に置き換えられて管理される場合には、同要素とし
て、修正された内容そのものが用いられる。そして通
常、このような中間言語においては、その修正内容によ
って当の修正箇所も自ずと特定されるようになる。もっ
とも、ドキュメントが上記テキストデータとして管理さ
れる場合であっても、エディタ内では(すなわち作業エ
リア14上では)、その操作性の向上を図るべく、これ
が適宜の中間言語によって内部表現されることが多い。
【0030】また、同見直し支援装置を構成する修正情
報検索部23は、編集処理部13を通じて上記見直し支
援情報の出力(この例では表示)処理が選択(この選択
は、入力装置1を通じた該見直し支援情報の出力を要求
する旨の適宜のコマンド入力に基づいて行われる)され
た際に、その時点で編集されているドキュメントの例え
ば「ファイル名」等を該編集処理部13から引数として
受け取って、上記修正情報DB21にその時点で登録さ
れている修正情報のうちの当該編集ドキュメントに対応
したもの全てを検索し、その検索結果、すなわち検索さ
れた修正情報を編集処理部13に対して返す部分であ
る。これにより編集処理部13では、この検索された修
正情報に基づいて、修正があったこと、並びにその修正
箇所を示す適宜の識別コードを形成してこれを、当該編
集対象となっているドキュメント(作業エリア14上に
読み込まれているドキュメント)の各該当する箇所に埋
め込むか、若しくは補助情報の1つとして同ドキュメン
トに付随させ、また出力制御部16では、上述した態様
でのドキュメント出力制御に併せて、この埋め込まれた
若しくは補助情報として付随された識別コードに基づく
各該当する箇所への、いわゆる「網かけ」や「アンダー
ライン」等による適宜の強調表示制御を実行する。
報検索部23は、編集処理部13を通じて上記見直し支
援情報の出力(この例では表示)処理が選択(この選択
は、入力装置1を通じた該見直し支援情報の出力を要求
する旨の適宜のコマンド入力に基づいて行われる)され
た際に、その時点で編集されているドキュメントの例え
ば「ファイル名」等を該編集処理部13から引数として
受け取って、上記修正情報DB21にその時点で登録さ
れている修正情報のうちの当該編集ドキュメントに対応
したもの全てを検索し、その検索結果、すなわち検索さ
れた修正情報を編集処理部13に対して返す部分であ
る。これにより編集処理部13では、この検索された修
正情報に基づいて、修正があったこと、並びにその修正
箇所を示す適宜の識別コードを形成してこれを、当該編
集対象となっているドキュメント(作業エリア14上に
読み込まれているドキュメント)の各該当する箇所に埋
め込むか、若しくは補助情報の1つとして同ドキュメン
トに付随させ、また出力制御部16では、上述した態様
でのドキュメント出力制御に併せて、この埋め込まれた
若しくは補助情報として付随された識別コードに基づく
各該当する箇所への、いわゆる「網かけ」や「アンダー
ライン」等による適宜の強調表示制御を実行する。
【0031】図2〜図5は、こうした実施例装置のエデ
ィタ起動時、ドキュメント編集時並びに編集中のドキュ
メントのセーブや編集終了時、ドキュメント修正時、そ
して上記見直し支援情報の表示要求発生時について、各
々同装置内で実行される処理の流れを示したものであ
り、また図6〜図12は、この実施例装置のエディタと
して、図式言語であるデータフローダイアグラムの作成
や編集に用いられるエディタを想定して、その編集画面
の推移や該推移に伴う内部表現言語の変換態様を示した
であり、以下、これら図2〜図5、及び図6〜図12を
併せ参照しつつ、この実施例装置による動作の詳細を順
次説明する。
ィタ起動時、ドキュメント編集時並びに編集中のドキュ
メントのセーブや編集終了時、ドキュメント修正時、そ
して上記見直し支援情報の表示要求発生時について、各
々同装置内で実行される処理の流れを示したものであ
り、また図6〜図12は、この実施例装置のエディタと
して、図式言語であるデータフローダイアグラムの作成
や編集に用いられるエディタを想定して、その編集画面
の推移や該推移に伴う内部表現言語の変換態様を示した
であり、以下、これら図2〜図5、及び図6〜図12を
併せ参照しつつ、この実施例装置による動作の詳細を順
次説明する。
【0032】この実施例の電子ドキュメント見直し支援
装置は基本的に、その起動に際してまずエディタとして
起動され、同エディタのその後の編集操作に伴って、修
正があれば、その修正情報を上記修正情報DB21に自
動登録し、また同エディタを通じて上記見直し支援情報
についての表示要求がユーザによって発せられれば、こ
れに応じて上記修正情報DB21に登録した修正情報に
基づく見直し支援情報の表示(上述した修正箇所への
「網かけ」や「アンダーライン」等による強調表示)を
行うよう動作する。
装置は基本的に、その起動に際してまずエディタとして
起動され、同エディタのその後の編集操作に伴って、修
正があれば、その修正情報を上記修正情報DB21に自
動登録し、また同エディタを通じて上記見直し支援情報
についての表示要求がユーザによって発せられれば、こ
れに応じて上記修正情報DB21に登録した修正情報に
基づく見直し支援情報の表示(上述した修正箇所への
「網かけ」や「アンダーライン」等による強調表示)を
行うよう動作する。
【0033】そこでいま、ユーザによってエディタが起
動されたとすると、該実施例装置はまず、図2に示され
る手順をもって作成若しくは編集対象となるドキュメン
トを表示装置2上に表示し、編集画面に入る。この手順
を以下に列記する。
動されたとすると、該実施例装置はまず、図2に示され
る手順をもって作成若しくは編集対象となるドキュメン
トを表示装置2上に表示し、編集画面に入る。この手順
を以下に列記する。
【0034】( 1)該起動に基づき、適宜の記憶装置の適
宜の領域(例えば当該コンピュータのメインメモリの一
部)に、前述した作業エリア14を確保する(図2ステ
ップS101)。
宜の領域(例えば当該コンピュータのメインメモリの一
部)に、前述した作業エリア14を確保する(図2ステ
ップS101)。
【0035】( 2)例えばファイル名を指定してのドキュ
メントファイルのオープン指令に応じて、その指定され
たファイルの前記ドキュメントDB11への登録の有無
をドキュメント管理部12を通じて検索し(図2ステッ
プS102及びS103)、該指定されたファイルがこ
のドキュメントDB11に既に登録されているファイル
であれば、その該当するファイルを同じくドキュメント
管理部12を通じて読み出す。そして、この読み出した
ファイルの内容(中間言語にて内部表現されたもの)を
上記確保した作業エリア14に読み込みつつ(図2ステ
ップS104)、出力制御部16を通じて、その内容に
即した所定形式のドキュメントとしてこれを表示装置2
に表示する(図2ステップS105)。こうした処理
は、その全てのドキュメントの表示装置2への表示が完
了されるまで繰り返される(図2ステップ106)。因
みにこの例では、該表示されたドキュメント(データフ
ローダイアグラム)が図6のようであり、またその中間
言語による内部表現が、図7に例示されるように、1枚
のダイアグラムに対する入出力データフローの記述部L
1と、各プロセス毎の入出力データフローの記述部L2
から構成されているとする。
メントファイルのオープン指令に応じて、その指定され
たファイルの前記ドキュメントDB11への登録の有無
をドキュメント管理部12を通じて検索し(図2ステッ
プS102及びS103)、該指定されたファイルがこ
のドキュメントDB11に既に登録されているファイル
であれば、その該当するファイルを同じくドキュメント
管理部12を通じて読み出す。そして、この読み出した
ファイルの内容(中間言語にて内部表現されたもの)を
上記確保した作業エリア14に読み込みつつ(図2ステ
ップS104)、出力制御部16を通じて、その内容に
即した所定形式のドキュメントとしてこれを表示装置2
に表示する(図2ステップS105)。こうした処理
は、その全てのドキュメントの表示装置2への表示が完
了されるまで繰り返される(図2ステップ106)。因
みにこの例では、該表示されたドキュメント(データフ
ローダイアグラム)が図6のようであり、またその中間
言語による内部表現が、図7に例示されるように、1枚
のダイアグラムに対する入出力データフローの記述部L
1と、各プロセス毎の入出力データフローの記述部L2
から構成されているとする。
【0036】( 3)一方、上記ドキュメントファイルのオ
ープン指令に際して指定されたファイルがドキュメント
DB11に未だ登録されていないファイルであった場合
には、その新規作成のための初期画面を表示して、ユー
ザによる次の指令(入力)を待つ(図2ステップS10
7)。
ープン指令に際して指定されたファイルがドキュメント
DB11に未だ登録されていないファイルであった場合
には、その新規作成のための初期画面を表示して、ユー
ザによる次の指令(入力)を待つ(図2ステップS10
7)。
【0037】こうした手順を経て、ドキュメントの編集
画面に入ると、該実施例の装置は次に、ユーザによる指
令の内容(キーボードやマウス等からなる入力装置1を
通じた入力の内容)に応じて、それぞれ以下のような処
理を実行する。
画面に入ると、該実施例の装置は次に、ユーザによる指
令の内容(キーボードやマウス等からなる入力装置1を
通じた入力の内容)に応じて、それぞれ以下のような処
理を実行する。
【0038】まず、上記指令の内容が、編集中のドキュ
メントのセーブや終了、或いは通常の編集操作にかかわ
るものであった場合、同実施例装置は、図3に示される
手順にて、それぞれこれら指令される内容に対処する。
該手順を以下に列記する。
メントのセーブや終了、或いは通常の編集操作にかかわ
るものであった場合、同実施例装置は、図3に示される
手順にて、それぞれこれら指令される内容に対処する。
該手順を以下に列記する。
【0039】( 1)前記指令(入力)解析部15を通じ
て、ユーザによる指令(入力)の有無を監視する(図3
ステップS200)。
て、ユーザによる指令(入力)の有無を監視する(図3
ステップS200)。
【0040】( 2)ユーザによる入力があり、これが編集
中のドキュメントの「セーブ」若しくは「セーブ後終
了」を指令するものであった場合(例えば図6に示す編
集画面の例では「ファイル」の欄がマウス等によってポ
インティングされることでこれらのメニューが開かれ
る)、指令(入力)解析部15によってその旨解析され
(図3ステップS300)、その解析情報が編集処理部
13に送られる。これを受けた編集処理部13では、作
業エリア14上にあるドキュメント(図7に例示される
態様にて内部表現されたもの)をドキュメント管理部1
2を通じてドキュメントDB11にセーブし(図3ステ
ップS301)、同指令が特に「セーブ後終了」を示す
ものであった場合(図2ステップS302)には更に、
前記確保した作業エリア14を開放して(図3ステップ
S303)、該エディタとしての機能を終了する。
中のドキュメントの「セーブ」若しくは「セーブ後終
了」を指令するものであった場合(例えば図6に示す編
集画面の例では「ファイル」の欄がマウス等によってポ
インティングされることでこれらのメニューが開かれ
る)、指令(入力)解析部15によってその旨解析され
(図3ステップS300)、その解析情報が編集処理部
13に送られる。これを受けた編集処理部13では、作
業エリア14上にあるドキュメント(図7に例示される
態様にて内部表現されたもの)をドキュメント管理部1
2を通じてドキュメントDB11にセーブし(図3ステ
ップS301)、同指令が特に「セーブ後終了」を示す
ものであった場合(図2ステップS302)には更に、
前記確保した作業エリア14を開放して(図3ステップ
S303)、該エディタとしての機能を終了する。
【0041】( 3)また、上記ユーザによる入力が編集中
のドキュメントの「強制終了」を指令するものであった
場合には(図3ステップS310)、作業エリア14上
にあるドキュメントをセーブすることなく消去して、前
記確保した作業エリア14を開放し(図3ステップS3
03)、該エディタとしての機能を終了する。
のドキュメントの「強制終了」を指令するものであった
場合には(図3ステップS310)、作業エリア14上
にあるドキュメントをセーブすることなく消去して、前
記確保した作業エリア14を開放し(図3ステップS3
03)、該エディタとしての機能を終了する。
【0042】( 4)他方、上記ユーザによる入力が、ドキ
ュメントの入力やその他の通常の編集操作にかかわるも
のであった場合には(図3ステップS320)、指令
(入力)解析部15による都度の入力内容解析に応じ
て、作業エリア14上にあるドキュメント(内部表現)
に対する編集処理部13を通じての周知の編集処理が繰
り返される(図3ステップS321)。
ュメントの入力やその他の通常の編集操作にかかわるも
のであった場合には(図3ステップS320)、指令
(入力)解析部15による都度の入力内容解析に応じ
て、作業エリア14上にあるドキュメント(内部表現)
に対する編集処理部13を通じての周知の編集処理が繰
り返される(図3ステップS321)。
【0043】ドキュメントの編集画面において次に、上
記ユーザによる指令の内容が、編集中のドキュメントの
編集操作のうちの、特に、修正操作にかかわるものであ
った場合には、同実施例装置は更に、図4に示される手
順にて、その指令される内容に対処する。この手順を以
下に列記する。
記ユーザによる指令の内容が、編集中のドキュメントの
編集操作のうちの、特に、修正操作にかかわるものであ
った場合には、同実施例装置は更に、図4に示される手
順にて、その指令される内容に対処する。この手順を以
下に列記する。
【0044】( 1)上記同様、指令(入力)解析部15を
通じて、ユーザによる指令(入力)の有無を監視する
(図4ステップS200)。
通じて、ユーザによる指令(入力)の有無を監視する
(図4ステップS200)。
【0045】( 2)ユーザによる入力があり、これが編集
中のドキュメントの「削除」や「追加(挿入)」、或い
は「部分入れ替え」等、同ドキュメントの「修正」を指
令するものであった場合(例えば図6に示す編集画面の
例では、その修正範囲がマウス等のポインティング装置
によって指示され、また「編集」の欄が同じくマウス等
によってポインティングされることでこれらのメニュー
が開かれる)にも、上記同様に指令(入力)解析部15
によってその旨解析され(図4ステップS400)、そ
の解析情報が編集処理部13に送られる。ただし、この
「修正操作」の場合には、この編集処理部13に送られ
た解析情報に基づき、前記修正情報抽出部22を通じて
「修正」が指令された旨が検知され、かつその修正され
た内容が修正情報として抽出される(図4ステップS4
01)。そしてこの修正情報は、同修正情報抽出部22
を通じて前記修正情報DB21に登録され、格納される
(図4ステップS402)。この例の場合、この修正情
報として修正された内容そのものが用いられること、そ
してこのような内部表現として用いられる中間言語にお
いては、その修正内容によって当の修正箇所も自ずと特
定されること、は前述した通りである。なおここでは、
複数のドキュメントファイルが当該エディタによる編集
対象となり得ることを想定して、これら各ファイル毎の
修正情報が上記修正情報DB21内で混同されないよ
う、例えば「ファイル名」等、これら複数のファイルの
別を識別し得る何らかの識別情報が、上記各修正情報の
登録の際に付加されるものとする。
中のドキュメントの「削除」や「追加(挿入)」、或い
は「部分入れ替え」等、同ドキュメントの「修正」を指
令するものであった場合(例えば図6に示す編集画面の
例では、その修正範囲がマウス等のポインティング装置
によって指示され、また「編集」の欄が同じくマウス等
によってポインティングされることでこれらのメニュー
が開かれる)にも、上記同様に指令(入力)解析部15
によってその旨解析され(図4ステップS400)、そ
の解析情報が編集処理部13に送られる。ただし、この
「修正操作」の場合には、この編集処理部13に送られ
た解析情報に基づき、前記修正情報抽出部22を通じて
「修正」が指令された旨が検知され、かつその修正され
た内容が修正情報として抽出される(図4ステップS4
01)。そしてこの修正情報は、同修正情報抽出部22
を通じて前記修正情報DB21に登録され、格納される
(図4ステップS402)。この例の場合、この修正情
報として修正された内容そのものが用いられること、そ
してこのような内部表現として用いられる中間言語にお
いては、その修正内容によって当の修正箇所も自ずと特
定されること、は前述した通りである。なおここでは、
複数のドキュメントファイルが当該エディタによる編集
対象となり得ることを想定して、これら各ファイル毎の
修正情報が上記修正情報DB21内で混同されないよ
う、例えば「ファイル名」等、これら複数のファイルの
別を識別し得る何らかの識別情報が、上記各修正情報の
登録の際に付加されるものとする。
【0046】( 3)一方、指令(入力)解析部15から上
記「修正」内容についての解析情報を受ける編集処理部
13では、作業エリア14上にあるドキュメント(内部
表現)に対し、該解析情報に応じたこれも周知の編集処
理を繰り返す(図4ステップS403)。
記「修正」内容についての解析情報を受ける編集処理部
13では、作業エリア14上にあるドキュメント(内部
表現)に対し、該解析情報に応じたこれも周知の編集処
理を繰り返す(図4ステップS403)。
【0047】ここで、図8、図9、図10、及び図11
をそれぞれ併せ参照して、こうした「修正操作」の例、
並びに同「修正操作」に際しての内部表現の推移、そし
て更には、その際に抽出され、修正情報DB21に登録
される修正情報の具体内容について説明する。
をそれぞれ併せ参照して、こうした「修正操作」の例、
並びに同「修正操作」に際しての内部表現の推移、そし
て更には、その際に抽出され、修正情報DB21に登録
される修正情報の具体内容について説明する。
【0048】例えばいま、先の図6の態様で表示され、
その内部表現が図7の如くであるとするドキュメント
(データフローダイアグラム)に対して、図8及び図1
0に示されるように、 ( A)ダイアグラム中のプロセス「4」を削除する(図8
参照)。
その内部表現が図7の如くであるとするドキュメント
(データフローダイアグラム)に対して、図8及び図1
0に示されるように、 ( A)ダイアグラム中のプロセス「4」を削除する(図8
参照)。
【0049】( B)データフロー「a」の名称を「a’」
に変更する(図10参照)。
に変更する(図10参照)。
【0050】( C)プロセス「1」の名称を「1’」に変
更する(図10参照)。
更する(図10参照)。
【0051】( D)データフロー「m」を追加する(図1
0参照)。
0参照)。
【0052】といった修正操作がなされたとする。これ
ら修正にかかる操作手法自体は、ここで例示したような
エディタにおいては既に周知である。
ら修正にかかる操作手法自体は、ここで例示したような
エディタにおいては既に周知である。
【0053】さて、こうした( A)〜( D)の修正操作に伴
い、前記作業エリア14上での内部表現は、それぞれ図
9及び図11に便宜上説明的に示されるように、( a)プ
ロセス「4」の削除により、"proc_4"にかかわる項目が
全て削除される。すなわちこの項目の削除によって、
「ダイアグラム全体に対する入出力データフロー」の記
述(L1)における"input" の項の"e to proc_4"
も、また「プロセス毎の入出力データフロー」の記述
(L2)において"proc_5"にかかわる"in-put f from
proc_4" の記述も削除される(図9の取消線部参
照)。
い、前記作業エリア14上での内部表現は、それぞれ図
9及び図11に便宜上説明的に示されるように、( a)プ
ロセス「4」の削除により、"proc_4"にかかわる項目が
全て削除される。すなわちこの項目の削除によって、
「ダイアグラム全体に対する入出力データフロー」の記
述(L1)における"input" の項の"e to proc_4"
も、また「プロセス毎の入出力データフロー」の記述
(L2)において"proc_5"にかかわる"in-put f from
proc_4" の記述も削除される(図9の取消線部参
照)。
【0054】( b)データフロー「a」の名称変更によ
り、上記両方の記述部分におけるデータフロー名"a"
が"a'"に変更される(図11の変更部参照)。
り、上記両方の記述部分におけるデータフロー名"a"
が"a'"に変更される(図11の変更部参照)。
【0055】( c)プロセス「1」の名称変更により、上
記両方の記述部分におけるプロセス名"1" が"1'"に変更
される(図11の変更部参照)。
記両方の記述部分におけるプロセス名"1" が"1'"に変更
される(図11の変更部参照)。
【0056】( d)データフロー「m」の追加により、そ
れぞれ対応するプロセスの記述項目に"output m to p
roc_5"及び"input m from proc_1'" といった入出力デ
ータフローの記述が追加される(図11のアンダーライ
ン部参照)。
れぞれ対応するプロセスの記述項目に"output m to p
roc_5"及び"input m from proc_1'" といった入出力デ
ータフローの記述が追加される(図11のアンダーライ
ン部参照)。
【0057】といったかたちで「修正」される。そし
て、これら「修正」された内容(追加の記述も含めて)
が、「修正情報」として上記修正情報抽出部22によっ
て抽出され、同修正情報抽出部22を通じて、上述した
「ファイル名」等の識別情報と共に修正情報DB21に
書き込み登録されることとなる。
て、これら「修正」された内容(追加の記述も含めて)
が、「修正情報」として上記修正情報抽出部22によっ
て抽出され、同修正情報抽出部22を通じて、上述した
「ファイル名」等の識別情報と共に修正情報DB21に
書き込み登録されることとなる。
【0058】こうした「修正」を経たドキュメントの編
集画面(図10)において、次に、上記ユーザによる指
令の内容が、見直し支援情報の表示を要求するものであ
った場合には、該実施例装置は更に、図5に示される手
順にて、その指令される内容に対処する。最後に、この
手順について列記する。
集画面(図10)において、次に、上記ユーザによる指
令の内容が、見直し支援情報の表示を要求するものであ
った場合には、該実施例装置は更に、図5に示される手
順にて、その指令される内容に対処する。最後に、この
手順について列記する。
【0059】( 1)これまで同様に、指令(入力)解析部
15を通じて、ユーザによる指令(入力)の有無を監視
する(図5ステップS200)。
15を通じて、ユーザによる指令(入力)の有無を監視
する(図5ステップS200)。
【0060】( 2)ユーザによる入力があり、これが上記
見直し支援情報の表示を要求するものであった場合(例
えば図10に示す編集画面の例では、「見直し支援」の
欄がマウス等によってポインティングされることでその
旨の指令が入力される)には、指令(入力)解析部15
によってその旨解析されて(図5ステップS500)、
その解析情報が編集処理部13に送られるとともに、該
解析情報が送られた編集処理部13から更に前記修正情
報検索部23に対して修正情報の検索指令が発せられ
る。なお、編集処理部13からのこうした修正情報検索
指令の送出に際しては、見直し支援対象となるドキュメ
ントを特定すべく、当該編集ドキュメントの識別情報
(上記「ファイル名」等)が引数として渡される。
見直し支援情報の表示を要求するものであった場合(例
えば図10に示す編集画面の例では、「見直し支援」の
欄がマウス等によってポインティングされることでその
旨の指令が入力される)には、指令(入力)解析部15
によってその旨解析されて(図5ステップS500)、
その解析情報が編集処理部13に送られるとともに、該
解析情報が送られた編集処理部13から更に前記修正情
報検索部23に対して修正情報の検索指令が発せられ
る。なお、編集処理部13からのこうした修正情報検索
指令の送出に際しては、見直し支援対象となるドキュメ
ントを特定すべく、当該編集ドキュメントの識別情報
(上記「ファイル名」等)が引数として渡される。
【0061】( 3)こうして検索指令を受けた修正情報検
索部23では、上記引数として渡された識別情報をもと
に修正情報DB21にその時点で登録されている「修正
情報」を検索し(図5ステップS501)、該当する
「修正情報」があれば、これを全て読み込んで編集処理
部13に返す(図5ステップS502)。
索部23では、上記引数として渡された識別情報をもと
に修正情報DB21にその時点で登録されている「修正
情報」を検索し(図5ステップS501)、該当する
「修正情報」があれば、これを全て読み込んで編集処理
部13に返す(図5ステップS502)。
【0062】( 4)これにより編集処理部13では、この
検索された「修正情報」に基づいて、当該編集ドキュメ
ントに修正があったこと、及びその修正箇所を示す適宜
の識別コードを形成して、これを当該編集対象となって
いるドキュメント(作業エリア14上のドキュメント−
中間言語による内部表現)の各該当する箇所に埋め込む
か、若しくは補助情報として、同形成したコードを当該
ドキュメントに付随させて出力制御部16に渡す(図5
ステップS503)。
検索された「修正情報」に基づいて、当該編集ドキュメ
ントに修正があったこと、及びその修正箇所を示す適宜
の識別コードを形成して、これを当該編集対象となって
いるドキュメント(作業エリア14上のドキュメント−
中間言語による内部表現)の各該当する箇所に埋め込む
か、若しくは補助情報として、同形成したコードを当該
ドキュメントに付随させて出力制御部16に渡す(図5
ステップS503)。
【0063】( 5)出力制御部16ではこれにより、この
埋め込まれた若しくは補助情報として渡された識別コー
ドに基づく各該当する修正箇所の認識を行い、これら修
正箇所として認識される箇所(例えばここでの例では、
図11に説明的に示される取消線部や変更部、アンダー
ライン部が該修正箇所として認識される)に対応する例
えば図12に例示するような識別表示(「網かけ」によ
る強調表示)を施して、当該編集ドキュメントを表示装
置2に表示する(図5ステップS504及びS50
5)。
埋め込まれた若しくは補助情報として渡された識別コー
ドに基づく各該当する修正箇所の認識を行い、これら修
正箇所として認識される箇所(例えばここでの例では、
図11に説明的に示される取消線部や変更部、アンダー
ライン部が該修正箇所として認識される)に対応する例
えば図12に例示するような識別表示(「網かけ」によ
る強調表示)を施して、当該編集ドキュメントを表示装
置2に表示する(図5ステップS504及びS50
5)。
【0064】( 6)こうした図12に例示される態様での
表示は、ユーザによって「確認指令」が入力されるまで
維持される(図5ステップS506)。
表示は、ユーザによって「確認指令」が入力されるまで
維持される(図5ステップS506)。
【0065】( 7)その後、ユーザによってこの「確認指
令」が入力されると(例えば図12に示す表示画面の例
では、「確認」の欄がマウス等によってポインティング
されることでその旨の指令が入力される)、指令(入
力)解析部15による解析情報を通じてその旨判断した
編集処理部13では、当該編集ドキュメントに対して付
加した上記修正箇所識別のための識別コードを解除(削
除)する(図5ステップS507)。
令」が入力されると(例えば図12に示す表示画面の例
では、「確認」の欄がマウス等によってポインティング
されることでその旨の指令が入力される)、指令(入
力)解析部15による解析情報を通じてその旨判断した
編集処理部13では、当該編集ドキュメントに対して付
加した上記修正箇所識別のための識別コードを解除(削
除)する(図5ステップS507)。
【0066】( 8)またこれにより、出力制御部16にお
いても通常の出力制御モードに戻り、ユーザによって上
記見直し支援情報の表示要求が入力される直前のドキュ
メント編集画面、すなわちここでの例では図10に例示
されるようなドキュメント編集画面を表示装置2に再表
示して(図5ステップS508及びS509)、ユーザ
による次の指令の入力を待つ。
いても通常の出力制御モードに戻り、ユーザによって上
記見直し支援情報の表示要求が入力される直前のドキュ
メント編集画面、すなわちここでの例では図10に例示
されるようなドキュメント編集画面を表示装置2に再表
示して(図5ステップS508及びS509)、ユーザ
による次の指令の入力を待つ。
【0067】以上のように、この実施例にかかる電子ド
キュメント見直し支援装置よれば、その起動に際しては
エディタとして起動されるが、エディタのその後の編集
操作に伴って、何らかの修正があれば、その修正情報が
修正情報DB21に自動的に登録され、また同エディタ
を通じて、ユーザから見直し支援情報についての表示要
求があれば、これに応じて上記修正情報DB21に登録
した修正情報に基づく見直し支援情報の表示、すなわち
修正箇所を視覚的に識別可能にしての(強調しての)ド
キュメント表示が実行されることから、後にそのドキュ
メントを見直す場合でも、修正の加えられた部分は視覚
的に明示されることとなり、同ドキュメントのどの辺に
注意して見直せばよいかが容易に判断できるようにな
る。
キュメント見直し支援装置よれば、その起動に際しては
エディタとして起動されるが、エディタのその後の編集
操作に伴って、何らかの修正があれば、その修正情報が
修正情報DB21に自動的に登録され、また同エディタ
を通じて、ユーザから見直し支援情報についての表示要
求があれば、これに応じて上記修正情報DB21に登録
した修正情報に基づく見直し支援情報の表示、すなわち
修正箇所を視覚的に識別可能にしての(強調しての)ド
キュメント表示が実行されることから、後にそのドキュ
メントを見直す場合でも、修正の加えられた部分は視覚
的に明示されることとなり、同ドキュメントのどの辺に
注意して見直せばよいかが容易に判断できるようにな
る。
【0068】なお、上記実施例においては特に明記しな
かったが、出力制御部16を通じて上記修正箇所に対し
「網かけ」等の可視情報表示を行う際、例えば◆該可視
情報としての「網かけ」や「アンダーライン」等を各修
正情報毎に僅かずつずらして表示させる。
かったが、出力制御部16を通じて上記修正箇所に対し
「網かけ」等の可視情報表示を行う際、例えば◆該可視
情報としての「網かけ」や「アンダーライン」等を各修
正情報毎に僅かずつずらして表示させる。
【0069】◆同可視情報を少なくとも2種類用意して
おき、これらを修正情報毎に交互に表示させる。
おき、これらを修正情報毎に交互に表示させる。
【0070】等々、の設定を予め施しておくようにすれ
ば、ドキュメント中の同一の箇所に対して何度も修正が
繰り返されたような場合に、その修正回数の多い部分ほ
ど視覚的にも強調されることとなり、該見直し支援情報
としてより詳細な情報が提供されるようになる。
ば、ドキュメント中の同一の箇所に対して何度も修正が
繰り返されたような場合に、その修正回数の多い部分ほ
ど視覚的にも強調されることとなり、該見直し支援情報
としてより詳細な情報が提供されるようになる。
【0071】また、上記実施例では、修正情報として修
正内容そのものを抽出し、登録するようにしたが、こう
した修正内容そのものでなく、その修正箇所、修正範
囲、及び修正回数といった要素が数値等により間接的に
示される情報に置き換えて、該修正情報を管理するよう
にしてもよい。修正情報をこのような間接的な情報に置
き換えて管理するようにすれば、「修正回数」といった
情報も、この修正情報によって直接示されるようになる
ことから、例えば修正回数に応じて視覚的な強調度が段
階的に増長されるような模様(例えば段階的に濃くなる
「網かけ」や一重、二重、三重とその数が多くなる「ア
ンダーライン」等)を上記可視情報として予め用意して
おくことも可能となり、上述のように修正回数に応じて
見直し支援情報としての可視情報の表示態様を異ならし
めることも更に容易となる。また、こうしたかたちで修
正情報を管理するようにすれば、他にも◆見直し支援情
報の表示の際に、ユーザによる置数入力を促す手続を設
け、この入力された数値を閾値として、例えばこの数値
以上の回数の修正があった箇所に対してのみ、同見直し
支援情報の表示を行う。
正内容そのものを抽出し、登録するようにしたが、こう
した修正内容そのものでなく、その修正箇所、修正範
囲、及び修正回数といった要素が数値等により間接的に
示される情報に置き換えて、該修正情報を管理するよう
にしてもよい。修正情報をこのような間接的な情報に置
き換えて管理するようにすれば、「修正回数」といった
情報も、この修正情報によって直接示されるようになる
ことから、例えば修正回数に応じて視覚的な強調度が段
階的に増長されるような模様(例えば段階的に濃くなる
「網かけ」や一重、二重、三重とその数が多くなる「ア
ンダーライン」等)を上記可視情報として予め用意して
おくことも可能となり、上述のように修正回数に応じて
見直し支援情報としての可視情報の表示態様を異ならし
めることも更に容易となる。また、こうしたかたちで修
正情報を管理するようにすれば、他にも◆見直し支援情
報の表示の際に、ユーザによる置数入力を促す手続を設
け、この入力された数値を閾値として、例えばこの数値
以上の回数の修正があった箇所に対してのみ、同見直し
支援情報の表示を行う。
【0072】◆見直し支援情報の可視情報としての強調
度合い自体は、修正回数によらずに一様にして、その各
近傍に修正回数を数値表示する。
度合い自体は、修正回数によらずに一様にして、その各
近傍に修正回数を数値表示する。
【0073】◆同様に、見直し支援情報の可視情報とし
ての強調度合い自体は、修正回数によらずに一様にし
て、マウスやカーソルキー等によってその見直し支援情
報として可視表示された部分が指定されたとき、編集画
面上の特定の数値表示欄に、当該指定部分の修正回数を
数値表示する。
ての強調度合い自体は、修正回数によらずに一様にし
て、マウスやカーソルキー等によってその見直し支援情
報として可視表示された部分が指定されたとき、編集画
面上の特定の数値表示欄に、当該指定部分の修正回数を
数値表示する。
【0074】等々、の変形も可能となる。
【0075】また、上記の実施例では、ドキュメント並
びにその見直し支援情報の出力装置として、CRTディ
スプレイ等を想定した表示装置2のみを例示したが、こ
れはプリンタやプロッタ等の印字、印刷装置であっても
勿論よい。そしてこの場合、前記出力制御部16は、こ
れら印字、印刷装置に対して、前述したドキュメント及
び見直し支援情報の出力制御を実行することとなる。
びにその見直し支援情報の出力装置として、CRTディ
スプレイ等を想定した表示装置2のみを例示したが、こ
れはプリンタやプロッタ等の印字、印刷装置であっても
勿論よい。そしてこの場合、前記出力制御部16は、こ
れら印字、印刷装置に対して、前述したドキュメント及
び見直し支援情報の出力制御を実行することとなる。
【0076】そしてまた、この発明にかかる電子ドキュ
メント見直し支援装置が、上記実施例において取り上げ
たエディタに限らず、電子ドキュメントの作成、編集を
行う全てのエディタに対して適用可能であることはいう
までもない。
メント見直し支援装置が、上記実施例において取り上げ
たエディタに限らず、電子ドキュメントの作成、編集を
行う全てのエディタに対して適用可能であることはいう
までもない。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、エディタにより作成、編集される電子ドキュメント
が修正されたとき、その修正情報を記憶しておき、ドキ
ュメントを表示装置やプリンタ等の出力装置を通じて可
視出力する際、見直し支援情報についての出力指令があ
れば、この記憶した修正情報に基づいて当該ドキュメン
トの修正された箇所を特定し、この特定した箇所に修正
箇所である旨の適宜の情報を併せて可視出力するように
したことから、後にそのドキュメントを見直す場合で
も、修正の加えられた部分は視覚的に明示されることと
なり、同ドキュメントのどの辺に注意して見直せばよい
かが容易に判断できるようになる。言い換えれば、上記
修正部分の明示によって、従来のエディタによっては提
供し得なかった「ドキュメントの不確かさ(曖昧さ)」
といった要素も表現できるようになり、どのような内容
に試行錯誤してそのドキュメントが作成されたかといっ
たようなドキュメント作成経緯についての推理、把握も
容易となる。
ば、エディタにより作成、編集される電子ドキュメント
が修正されたとき、その修正情報を記憶しておき、ドキ
ュメントを表示装置やプリンタ等の出力装置を通じて可
視出力する際、見直し支援情報についての出力指令があ
れば、この記憶した修正情報に基づいて当該ドキュメン
トの修正された箇所を特定し、この特定した箇所に修正
箇所である旨の適宜の情報を併せて可視出力するように
したことから、後にそのドキュメントを見直す場合で
も、修正の加えられた部分は視覚的に明示されることと
なり、同ドキュメントのどの辺に注意して見直せばよい
かが容易に判断できるようになる。言い換えれば、上記
修正部分の明示によって、従来のエディタによっては提
供し得なかった「ドキュメントの不確かさ(曖昧さ)」
といった要素も表現できるようになり、どのような内容
に試行錯誤してそのドキュメントが作成されたかといっ
たようなドキュメント作成経緯についての推理、把握も
容易となる。
【図1】この発明にかかる電子ドキュメント見直し支援
装置についてその一実施例構成を示すブロック図であ
る。
装置についてその一実施例構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示される実施例装置の、起動に際しての
処理手順を示すフローチャートである。
処理手順を示すフローチャートである。
【図3】同実施例装置におけるドキュメントのセーブ、
終了、並びに通常のドキュメント編集操作に際しての各
処理手順を示すフローチャートである。
終了、並びに通常のドキュメント編集操作に際しての各
処理手順を示すフローチャートである。
【図4】同実施例装置のドキュメント修正操作に際して
の処理手順を示すフローチャートである。
の処理手順を示すフローチャートである。
【図5】同実施例装置の見直し支援情報表示要求が発せ
られた際の処理手順を示すフローチャートである。
られた際の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】ドキュメントとしてデータフローダイアグラム
を想定してのエディタ編集画面を例示する略図である。
を想定してのエディタ編集画面を例示する略図である。
【図7】図6に示されるドキュメントに対応した中間言
語による内部表現例を示す略図である。
語による内部表現例を示す略図である。
【図8】図6に示されるドキュメントに修正を加えた例
として、そのエディタ編集画面(ドキュメント)の推移
を示す略図である。
として、そのエディタ編集画面(ドキュメント)の推移
を示す略図である。
【図9】図8に示されるドキュメントに対応した中間言
語による内部表現推移を示す略図である。
語による内部表現推移を示す略図である。
【図10】図8に示されるドキュメント修正を経て、そ
の修正完了時を想定したエディタ編集画面(ドキュメン
ト)を示す略図である。
の修正完了時を想定したエディタ編集画面(ドキュメン
ト)を示す略図である。
【図11】図10に示されるドキュメントに対応した中
間言語による内部表現推移を示す略図である。
間言語による内部表現推移を示す略図である。
【図12】図6、及び図8、及び図10に例示したドキ
ュメントの修正推移に対して上記実施例装置により実行
される見直し支援情報の表示例を示す略図である。
ュメントの修正推移に対して上記実施例装置により実行
される見直し支援情報の表示例を示す略図である。
1 入力装置 2 表示装置 11 ドキュメントDB(データベース) 12 ドキュメント管理部 13 編集処理部 14 作業エリア 15 指令(入力)解析部 16 出力制御部 21 修正情報DB(データベース) 22 修正情報抽出部 23 修正情報検索部
Claims (1)
- 【請求項1】コンピュータ支援によるドキュメント作成
装置により作成された電子ドキュメントについて、その
作成過程の見直しを支援する電子ドキュメント見直し支
援装置であって、 前記電子ドキュメントを可視出力するための出力手段
と、 前記電子ドキュメントが前記ドキュメント作成装置を通
じて修正されたとき、少なくともその修正箇所を示す修
正情報を抽出する修正情報抽出手段と、 この抽出された修正情報が格納される記憶手段と、 前記電子ドキュメントの見直し支援情報についてその可
視出力を指令するための指令手段と、 この指令手段を通じた見直し支援情報の出力指令に基づ
いて、前記出力手段への出力対象となっている電子ドキ
ュメントに対応して前記記憶手段に格納されている修正
情報を検索する修正情報検索手段と、 この検索された修正情報に基づいて、修正があったこと
を示す適宜の可視情報を前記出力手段を通じて出力され
る電子ドキュメントの各該当する箇所に併せ出力する出
力制御手段と、 を具える電子ドキュメント見直し支援装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3231996A JPH0573551A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 電子ドキユメント見直し支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3231996A JPH0573551A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 電子ドキユメント見直し支援装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0573551A true JPH0573551A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=16932313
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3231996A Pending JPH0573551A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 電子ドキユメント見直し支援装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0573551A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5872315A (en) * | 1996-02-26 | 1999-02-16 | Denso Corporation | Pressure detecting apparatus |
-
1991
- 1991-09-11 JP JP3231996A patent/JPH0573551A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5872315A (en) * | 1996-02-26 | 1999-02-16 | Denso Corporation | Pressure detecting apparatus |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |