JP2005011340A - オブジェクト上の注釈をグループ化することによりオブジェクトを選択する方法、システム、プログラム、及び、コンピュータ可読記憶媒体 - Google Patents
オブジェクト上の注釈をグループ化することによりオブジェクトを選択する方法、システム、プログラム、及び、コンピュータ可読記憶媒体 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 オブジェクト上にある注釈をグループ化することにより、媒体のオブジェクトを選択する。
【解決手段】
電子媒体のオブジェクトの少なくとも一部を選択する技法では、オブジェクトに注釈320,330,340,350を書き込み、オブジェクト上の注釈320,330,340,350をグループ化し、オブジェクト上の注釈320,330,340,350のグループ化に基づいて、オブジェクトと注釈320,330,340,350との一方又は双方を選択する。また、この技法は媒体のオブジェクトの一部を選択するシステムを提供し、このシステムは、オブジェクト上に注釈320,330,340,350を書き込み、オブジェクト上の注釈320,330,340,350をグループ化する注釈グループ化回路と、オブジェクト上の注釈のグループ化に基づいて、オブジェクトと注釈との少なくとも一方を選択するオブジェクト選択回路とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】
電子媒体のオブジェクトの少なくとも一部を選択する技法では、オブジェクトに注釈320,330,340,350を書き込み、オブジェクト上の注釈320,330,340,350をグループ化し、オブジェクト上の注釈320,330,340,350のグループ化に基づいて、オブジェクトと注釈320,330,340,350との一方又は双方を選択する。また、この技法は媒体のオブジェクトの一部を選択するシステムを提供し、このシステムは、オブジェクト上に注釈320,330,340,350を書き込み、オブジェクト上の注釈320,330,340,350をグループ化する注釈グループ化回路と、オブジェクト上の注釈のグループ化に基づいて、オブジェクトと注釈との少なくとも一方を選択するオブジェクト選択回路とを備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、オブジェクトを選択する方法、システム、プログラム、及び、コンピュータ可読記憶媒体に係り、より詳細には、オブジェクト上の注釈をグループ化することによりオブジェクトを選択する方法、システム、プログラム、及び、該プログラムを記憶したコンピュータ可読記憶媒体に関する。
電子ドキュメント等の電子媒体を読む際の最大の利点のひとつに、読み手がそのドキュメントを再度タイピング等することなく、素材を自動的に選択したりコピーしたりすることができるということがある。読み手がテキストやグラフィック等をコピーする理由には、作成中のドキュメントに引用を加えたり、読んだ内容を系統立ててまとめたり分析できるような短い文章にしたりするというように様々とある。
法律文書等におけるような陳述に典拠を示す場合、引用することは特に重要である。つまり、一般に、法律上の論拠は、先例となる事件からの法律的要点に基づいている。その上、多くの場合、引用文は不連続(離れている)である。読みやすくするために、法律関係の書き手は、省略符号を用いて引用文を短くすることが多い。また、法律関係の書き手は、自分たちが作成する文節で、離れた箇所に記載されている引用文の項目をつなぎ合わせてしまうことも多い。
さらに、デジタル・インクを利用して電子媒体に注釈をつけることが可能になってきている。例えば、ユーザは、電子的に、テキストに下線を引いたり、テキストを強調表示したり、及び/又は、電子ドキュメントの余白部にメモを付け足したりすることもできる。しかし、ユーザが自由形式デジタルインク等のようなデジタル・インクを用いてメモを作成する際に、もし注釈付きの媒体を他の形態の媒体にコピーする必要がある場合、そのメモを再度タイプするか、別の媒体に別個にコピーしなければならないことが多い。これは非常に時間がかかり、不正確である。
不連続なものの選択は、画像ユーザインタフェース(GUI)システム共通の特徴である。例えば、マイクロソフト・ウィンドウズ(登録商標)(Microsoft Windows(登録商標))等のような画像コンピュータ・オペレーティングシステムにおいて、ユーザは、通常、新しい選択を開始するのではなく、既存の選択に付け足すためにマウスボタンの使用に加え、コントロールキーの押下などのような修正手段を用いる必要がある。
モラン(Moran)他の米国特許第5,471,578号(特許文献3)で開示され、チボリ(Tivoli)として知られる自由形式デジタルインク・ホワイトボードは、選択ばかりでなく、自由形式インクでノートをつけることにも注釈を書き込むことにも対応している。このシステムでは、ユーザがオブジェクトを丸で囲むと、システムはこの丸を、注釈としてではなく、選択するという意思表示として解釈する。このシステムでは、ユーザの丸で囲むという動作が終了すると、基本となるオブジェクトに対するマークの明示的なインタラクションが始まる。
「自由形式インタラクション・パラダイム内におけるペン入力システム用暗黙構造(Implicit Structures for Pen−Based Systems Within a Freeform Interaction Paradigm)(AMC出版部CHI‘95の会議録487〜494ページ、Moranその他)(非特許文献2)では、このシステムが開示され、また垂直括弧、水平括弧又は括弧対を使う選択意思表示が教示されている。このシステムを用いると、ユーザは垂直又は水平括弧、あるいは一対の括弧を描いて、強調するオブジェクトを選択することができる。同様に、Wilcox他の米国特許第5,889,523号(特許文献1)では、下線(強調)による意思表示を選択するシステムが開示されている。
これらの引例において、注釈から明示的なインタラクションへの移行は、ユーザがストロークを2連打すると行われる。そして、このシステムは、この2連打をひとつの意思表示として認識する。しかし、これらのシステムでは、ひとつの選択に、ふたつ以上の注釈を解釈することができない。モラン(Moran)のシステムでは、ユーザに選択意思表示を別の意思表示で修正を行わせるが、これら別の意思表示は、注釈というよりも、選択することへの明示修正子である。
モラン(Moran)のシステム及びカーテンバック(Kurtenbach)他の米国特許第5,861,886号(特許文献2)は、上記に関連する別の選択技術、いわゆる「自由形式エンクロージャ」を開示する。この技術では、システムはエンドポイントが互いの付近にあるストロークを持続的に有効なグループとして解釈する。ユーザはエンクロージャ・ストロークをたたき、エンクロージャとこのエンクロージャに囲まれたオブジェクトとを選択することができる。しかし、この技術では、注釈がグループ化されて基本となるオブジェクトを選択してはいない。モラン(Moran)のシステムは2つのエンクロージャの重複部分を検出し、また、この重複部分内のある一定の意思表示がこの重複する2つのエンクロージャ内に存在するすべてのオブジェクトに作用してはいるが、ユーザが2領域の共通部分内のオブジェクトを選択する方法はない。その上、重なるということは、グループ化の非常に限定された態様である。すなわち、重複によるグループ化では、異なる選択が不可能である。その上、重複することは、自由形式アンダーライン、自由形式ハイライト、又はテキスト領域注釈をグループ化する適切な方法ではない。つまり、モラン(Moran)のシステムは、両方のエンクロージャに囲まれたオブジェクトに作用することになる。
インク・ストロークのグループを判定し、また、ユーザがストロークのグループを選択し、さらに、関連する音声を再生できるようにする自由形式インク及び音声ノート取り用システムを、チウ(Chiu)及びウィルコックス(Wilcox)が、「インク及び音声ノート用ダイナミックグループ化技術」(A Dynamic Grouping Technique for Ink and Audio Notes)(ACM出版部UIST‘98(1998年11月1〜4日)の会議録、195〜202ページ)(非特許文献1)で述べている。
米国特許出願第09/222962号(その全文をこの言及により本願に含む)では、注釈テキスト上で行うことができる自動アクションのタイプを幾つか提案している。例えば、ユーザがリファレンスに注釈を書き込む際、システムは二次リファレンスを自動的に解釈して取り出す。あるモードでは、リファレンスを解釈して取り出すと同様に、自動的にアクションを起こす。別のモードでは、ユーザがひとつ以上のドキュメントに起こすアクションを呼び出す。すると、システムはこれらドキュメント内のすべての注釈に対して動作する。したがって、本願に含んだ米国特許出願‘962号に開示されたシステムには、テキストに関する選択の概念がない。本願に含んだ米国特許出願‘962号は、ユーザにいずれか特定の注釈付きの文言に対するアクションを起こさせることについての提案を行っていない。
「ペン−アイボリー・プロジェクト:多数の医薬品統制用語数から項目を選択するためのユーザ・インターフェース設計の研究」(The Pen−Ivory Project: Exploring User−Interface Design for the Selection of Items from Large Controlled Vocabularies of Medicine)(JAMIA1996;3:168〜183)(非特許文献4)に開示されたインターフェースは、ユーザが健康状態に丸をつけるとか、健康状態に取消し線をつけることにより「ある」又は「なし」として健康状態を確認とれるようにしている。このペン・アイボリー・システムでは、別個のアクションとして選択及びコマンドを扱うのではなく、ストロークを選択とコマンドとの両方として扱う。
なお、以下に本願発明に関連する文献を列記する。
米国特許第5,889,523号
米国特許第5,861,886号
米国特許第5,471,578号
パトリック チウ(Patrick CHIU)他 「インク及び音声ノート用ダイナミックグループ化技術」(A Dynamic Grouping Technique for Ink and Audio Notes)(ACM出版部UIST‘98(1998年11月1〜4日)の会議録、195〜202ページ)
トーマス ピー. モラン(Thomas P. MORAN)他 「自由形式インタラクション・パラダイム内におけるペン入力システム用暗黙構造」(Implicit Structures for Pen−Based Systems Within a Freeform Interaction Paradigm)(AMC出版部CHI‘95の会議録487〜494ページ)
トーマス ピー. モラン(Thomas P. MORAN)他 「電子ホワイトボードの資料を組織化するためのペンを基本とする対話式技術」("Pen Based Interaction Techniques for Organizing Material on an Electronic Whiteboard")(AMC出版部UIST 1〜10ページ)
アレックス デイー. プーン(Alex D. POON)他 「ペン−アイボリー・プロジェクト:多数の医薬品統制用語数から項目を選択するためのユーザ・インターフェース設計の研究」(The Pen−Ivory Project: Exploring User−Interface Design for the Selection of Items from Large Controlled Vocabularies of Medicine)(JAMIA1996;3:168〜183)
ビル エヌ. シリット(Bill N. Schilit)他 「デジタル・ライブラリー情報器具」(Digital Library Information Appliances) (デジタル・ライブラリー議事録 1998)
リン デイー. ウィルコックス(Lynn D. WILCOX)他 「ダイナマイト ダイナミックに組織化されたインクと音声のノートブック」(Dynomite: A Dynamically Organized Ink and Audio Notebook)
ドリン コマニチウ(Dorin COMANICIU) 「平均シフト:特徴量空間解析へのロバストなアプローチ」(Mean Shift:A Robust Approach Towards Feature Space Analysis)(IEEE Transaction of Pattern Analysis and Machine Intelligence 2002年5月24巻5号)
なお、以下に本願発明に関連する文献を列記する。
本発明はオブジェクト上にある注釈をグループ化することにより、媒体のオブジェクトを選択する方法及びシステムを提供する。
また、本発明は、電子媒体の少なくともひとつのオブジェクトの少なくとも一部を選択するシステムをも提供する。
請求項1記載の発明は、電子媒体の少なくともひとつのオブジェクトの少なくとも一部を選択する方法であって、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部に少なくともひとつの注釈を設けるステップと、前記少なくともひとつの注釈の少なくとも一部と前記少なくともひとつのオブジェクトとをグループ化するステップと、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部上の前記少なくともひとつの注釈の前記グループ化に基づいて、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部及び前記少なくともひとつのグループ化した注釈の少なくとも一方を選択するステップと、を備える。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、グループ化する条件に基づいて、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択された少なくとも一部を修正するステップをさらに備える請求項1に記載の方法。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部がテキストである場合、前記修正するステップは、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部の少なくともひとつの注釈のないセクションのそれぞれを省略符号と置換することを含む。
請求項4記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部がテキストである場合、前記修正するステップは、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部の様子と、前記選択した少なくともひとつの注釈と、を変更することを含む。
請求項5記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部がイメージである場合、前記修正するステップは、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部の周囲に選択のインディケーションを追加することを含む。
請求項6記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部がキャド(CAD)図面である場合、前記修正ステップは前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部の切取り図を表示することを含む。
請求項7記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明において、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部がキャド(CAD)図面である場合、前記選択するステップは、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部と対応付けされた別の少なくともひとつのオブジェクトを選択することを含む。
請求項8記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部と前記少なくともひとつの注釈とのうち前記選択した少なくとも一方を、前記電子媒体の別の部分と他の媒体とのうち少なくとも一方にコピーするステップをさらに備える。
請求項9記載の発明は、請求項8記載の発明において、前記選択した少なくともひとつの注釈のうち最新の注釈の少なくともひとつをコピーするステップをさらに備える。
請求項10記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記設けられた少なくともひとつの注釈のタイプを判定するステップと、そのタイプに基づいて、少なくともひとつのオブジェクトの少なくとも一部を選択するステップと、をさらに備える。
なお、電子媒体の少なくともひとつのオブジェクトの少なくとも一部を選択する方法であって、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部に少なくともひとつの注釈を設けるステップと、前記設けられた少なくともひとつの注釈のタイプを判定するステップと、そのタイプに基づいて、少なくともひとつのオブジェクトの少なくとも一部を選択するステップと、を備える発明も提案される。
請求項11記載の発明は、請求項10記載の発明において、前記注釈のタイプが手書きの場合、前記選択するステップは、さらに、前記少なくともひとつの注釈を選択しないこ
とを含む。
とを含む。
請求項12記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択された少なくとも一部と前記少なくともひとつの注釈との少なくとも一方のレイアウトを判定するステップと、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択された少なくとも一部と前記少なくともひとつの注釈との少なくとも一方を、前記レイアウトにしたがって、別の媒体にコピーするステップと、をさらに備える。
請求項13記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部と前記選択した少なくともひとつの注釈の少なくとも一方の参照情報を判定するステップと、前記参照情報に引用された参照を検索するステップと、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択された少なくとも一部及び前記注釈の選択した少なくともひとつの少なくとも一方と、前記参照情報と、を対応付けするステップと、をさらに備える。
請求項14記載の発明は、電子媒体の少なくともひとつのオブジェクトの少なくとも一部を選択するシステムであって、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部に設けた少なくともひとつの注釈に対して、前記少なくともひとつの注釈を前記少なくともひとつのオブジェクトとグループ化する注釈グループ化回路と、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部に設けた前記少なくともひとつのグループ化した注釈の前記グループ化に基づいて、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部と前記少なくともひとつの注釈との少なくとも一方とを選択するオブジェクト選択回路と、を備える。
請求項15記載の発明は、請求項14記載の発明において、条件に基づいて、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部に修正を行うオブジェクト修正回路をさらに備える。
請求項16記載の発明は、請求項15記載の発明において、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部がテキストの場合、前記オブジェクト修正回路が、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部の少なくともひとつの注釈のないセクションのそれぞれを省略符号と置換する。
請求項17記載の発明は、請求項15記載の発明において、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部がテキストである場合、前記オブジェクト修正回路が、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部の様子と、前記選択した少なくともひとつの注釈と、を変更する。
請求項18記載の発明は、請求項15記載の発明において、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部がイメージである場合、前記オブジェクト修正回路が、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部の周囲に選択のインディケーションを追加する。
請求項19記載の発明は、請求項15記載の発明において、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部がキャド(CAD)図面である場合、前記オブジェクト修正回路が前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部の切取り図を表示する。
請求項20記載の発明は、請求項15記載の発明において、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部がキャド(CAD)図面である場合、前記オブジェクト選択回路が、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部と対応付けされた他のオブジェクトの少なくともひとつを選択する。
請求項21記載の発明は、請求項14記載の発明において、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部と前記少なくともひとつの注釈とのうち前記選択した少なくとも一方を、前記電子媒体の別の部分と他の媒体とのうち少なくとも一方にコピーするオブジェクト・注釈コピー回路をさらに備える。
請求項22記載の発明は、請求項21記載の発明において、前記オブジェクト・注釈コピー回路が前記選択した少なくともひとつの注釈のうち最新の注釈の少なくともひとつをコピーする。
請求項23記載の発明は、請求項14記載の発明において、前記オブジェクト選択回路が、前記設けられた少なくともひとつの注釈のタイプを判定し、そのタイプに基づいて、少なくともひとつのオブジェクトの少なくとも一部を選択する。
請求項24記載の発明は、請求項23記載の発明において、前記注釈のタイプが手書きの場合、前記オブジェクト選択回路は、前記少なくともひとつの注釈を選択しない。
請求項25記載の発明は、請求項14記載の発明において、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択された少なくとも一部と前記少なくともひとつの注釈との少なくとも一方のレイアウトを判定するオブジェクト・注釈レイアウト判定回路と、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択された少なくとも一部と前記少なくともひとつの注釈との少なくとも一方を、前記レイアウトにしたがって、別の媒体にコピーするオブジェクト・注釈コピー回路と、をさらに備える。
請求項26記載の発明は、請求項14記載の発明において、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部と前記選択した少なくともひとつの注釈の少なくとも一方の参照情報を判定し、前記参照情報に引用された参照を検索し、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択された少なくとも一部と前記注釈の選択した少なくともひとつとの少なくとも一方に前記参照情報を対応付けするフェッチ回路をさらに備える。
請求項27記載の発明は、電子媒体の少なくともひとつのオブジェクトの少なくとも一部をコンピュータに選択させる、コンピュータにより読み取り可能なプログラムであって、このプログラムは、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部に少なくともひとつの注釈を設けるステップと、前記少なくともひとつの注釈の少なくとも一部と前記少なくともひとつのオブジェクトとをグループ化するステップと、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部上の前記少なくともひとつの注釈の前記グループ化に基づいて、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部及び前記少なくともひとつのグループ化した注釈の少なくとも一方を選択するステップと、を含むプログラム。
請求項28記載の発明は、請求項27記載の発明において、条件に基づいて、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択された少なくとも一部を修正するステップをさらに含む。
請求項29記載の発明は、請求項28記載の発明において、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部がテキストである場合、前記修正するステップは、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部の少なくともひとつの注釈のないセクションのそれぞれを省略符号と置換することを含む。
請求項30記載の発明は、請求項28記載の発明において、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部がテキストである場合、前記修正するステップは、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部の様子と、前記選択した少なくともひとつの注釈と、を変更することを含む。
請求項31記載の発明は、請求項28記載の発明において、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部がイメージである場合、前記修正するステップは、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部の周囲に選択のインディケーションを追加することを含む。
請求項32記載の発明は、請求項28記載の発明において、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部がキャド(CAD)図面である場合、前記修正ステップは前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部の切取り図を表示することを含む。
請求項33記載の発明は、請求項28記載の発明において、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部がキャド(CAD)図面である場合、前記選択するステップは、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部と対応付けされた別の少なくともひとつのオブジェクトを選択することを含む。
請求項34記載の発明は、請求項27記載の発明において、前記少なくともひとつのオ
ブジェクトの前記少なくとも一部と前記少なくともひとつの注釈との前記選択した少なくとも一方を、前記電子媒体の別の部分と他の媒体とのうち少なくとも一方にコピーするステップをさらに含む。
ブジェクトの前記少なくとも一部と前記少なくともひとつの注釈との前記選択した少なくとも一方を、前記電子媒体の別の部分と他の媒体とのうち少なくとも一方にコピーするステップをさらに含む。
請求項35記載の発明は、請求項34記載の発明において、前記選択した少なくともひとつの注釈のうち最新の注釈の少なくともひとつをコピーするステップをさらに含む。
請求項36記載の発明は、請求項27記載の発明において、前記設けられた少なくともひとつの注釈のタイプを判定するステップと、そのタイプに基づいて、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部を選択するステップとをさらに含む。
請求項37記載の発明は、請求項36記載の発明において、前記注釈のタイプが手書きの場合、前記選択するステップは、さらに、前記少なくともひとつの注釈を選択しないことを含む。
請求項38記載の発明は、請求項27記載の発明において、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択された少なくとも一部と前記少なくともひとつの注釈との少なくとも一方のレイアウトを判定するステップと、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択された少なくとも一部と前記少なくともひとつの注釈との少なくとも一方を、前記レイアウトにしたがって、別の媒体にコピーするステップをさらに含む。
請求項39記載の発明は、請求項27記載の発明において、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部と前記選択した少なくともひとつの注釈の少なくとも一方の参照情報を判定するステップと、前記参照情報に引用された参照を検索するステップと、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択された少なくとも一部及び前記注釈の選択した少なくともひとつの少なくとも一方と、前記参照情報と、を対応付けするステップと、をさらに含む。
請求項40記載の発明は、コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体に組み込まれたコンピュータ可読プログラム・コードを備え、前記コンピュータ可読プログラム・コードはコンピュータをプログラムし、電子媒体の少なくともひとつのオブジェクトの少なくとも一部を選択する方法をプログラムするために使用可能であり、このコードが、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部に少なくともひとつの注釈を設けるステップと、前記少なくともひとつの注釈の少なくとも一部を前記少なくともひとつのオブジェクトとグループ化するステップと、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部上の前記少なくともひとつの注釈の前記グループ化に基づいて、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部及び前記少なくともひとつのグループ化した注釈の少なくとも一方を選択するステップと、を備える。
なお、電子媒体の少なくともひとつのオブジェクトの少なくとも一部を選択することを管理するために使用可能な制御プログラムを送信するためコード化された搬送波であって、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部に少なくともひとつの注釈を設ける命令と、前記少なくともひとつの注釈の少なくとも一部を前記少なくともひとつのオブジェクトとグループ化する命令と、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部上の前記少なくともひとつの注釈の前記グループ化に基づいて、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部及び前記少なくともひとつのグループ化した注釈の少なくとも一方を選択する命令と、を備える発明が提案される。
請求項41記載の発明は、電子媒体の少なくともひとつのオブジェクトの少なくとも一部を選択する方法であって、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部に少なくともひとつの注釈を設けるステップと、前記少なくともひとつの注釈の少なくとも一部を前記少なくともひとつのオブジェクトとグループ化するステップと、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部上の前記少なくともひとつの注釈の前記グループ化に基づいて、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部及び前記少なくともひとつのグループ化した注釈の少なくとも一方を選択するステップと、条件に基づいて、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択された少なくとも一部を修正するステップを備え、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部がテキストである場合、前記修正するステップが、前記少なくともひとつのオブジェクトの
前記少なくとも一部の少なくともひとつの注釈のないセクションのそれぞれを省略符号と置換することを含む。
前記少なくとも一部の少なくともひとつの注釈のないセクションのそれぞれを省略符号と置換することを含む。
請求項42記載の発明は、電子媒体の少なくともひとつのオブジェクトの少なくとも一部を選択する方法であって、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部に少なくともひとつの注釈を設けるステップと、前記少なくともひとつの注釈の少なくとも一部を前記少なくともひとつのオブジェクトとグループ化するステップと、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部上の前記少なくともひとつの注釈の前記グループ化に基づいて、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部及び前記少なくともひとつのグループ化した注釈の少なくとも一方を選択するステップと、前記設けられた少なくともひとつの注釈のタイプを判定するステップと、前記判定されたタイプに基づいて、少なくともひとつのオブジェクトの少なくとも一部を選択するステップと、を備える。
請求項43記載の発明は、請求項4記載の発明において、前記様子は、色、サイズ、フォント、下線、大文字、及び括弧のうち少なくとも1つを含む。
請求項44記載の発明は、請求項5記載の発明において、前記インディケーションは、実線、太線、点線、及び前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部の輪郭を強調表示することの少なくとも1つを含む。
請求項45記載の発明は、請求項17記載の発明において、前記様子は、色、サイズ、フォント、下線、大文字、及び括弧のうち少なくとも1つを含む。
請求項46記載の発明は、請求項18記載の発明において、前記インディケーションは、実線、太線、点線、及び前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部の輪郭を強調表示することの少なくとも1つを含む。
請求項47記載の発明は、請求項30記載の発明において、前記様子は、色、サイズ、フォント、下線、大文字、及び括弧のうち少なくとも1つを含む。
請求項48記載の発明は、請求項31記載の発明において、前記インディケーションは、実線、太線、点線、及び前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部の輪郭を強調表示することの少なくとも1つを含む。
本発明によるシステム及び方法のいろいろな例示的実施の形態において、ユーザが作成した注釈をまず基本となるオブジェクト上でグループ化する。複数の注釈は、ひとつ又は、複数の基本となる各オブジェクト上でグループ化することができる。そして、例えば、注釈又は基本オブジェクトをクリックすることにより、ユーザが注釈及び基本オブジェクトの一方に関するコマンドを呼び出すと、注釈及び基本オブジェクトの一方又は双方が選択される。
選択した注釈、及び/又は、基本オブジェクトは修正可能である。例えば、選択した注釈及び/又は基本オブジェクトを、選択したオブジェクト内の注釈付でないセクションを省略符号に置換するように修正してもよい。選択した注釈及び/又は基本プロジェクトを他の媒体に直接コピーしてもよく、又は、例えば、クリップボード等の一時記憶位置に選択した注釈及び/又は基本オブジェクトをコピーして間接的に他の媒体にコピーしてもよい。
本発明によるシステムのいろいろな例示的実施の形態は、オブジェクトの一部に対して少なくともひとつの注釈を設け、オブジェクト上の注釈をグループ化する注釈グループ化回路又はルーチンと、オブジェクト上の注釈のグループ化に基づいてオブジェクトの一部及び注釈の少なくとも一方を選択するオブジェクト選択回路とを備える。
本発明の上記及びその他の特徴及び利点は、以下の本発明によるシステム及び方法のいろいろな例示的実施の形態の詳細な説明に述べられており、明らかになるものである。
以下の図面を参照して、本発明のシステム及び方法のいろいろな例示的実施の形態について詳細に説明する。
例えば、電子ドキュメント(電子媒体)の一部であるようなオブジェクトと、本発明のシステム及び方法を使ってそのオブジェクトにマークされた注釈と、の第1の例示的実施の形態を図1に示す。ここで、注釈とは、強調表示、下線、サークル、マージン・バー、余白書き込み、丸で囲った文言、及びその他既知又は今後新たに出現するマーク等、ユーザの対話により生成される持続的な可視オブジェクトことである。注釈はワープロのツールを用いて作成してもよく、又はフリーフォーム・インク・ストロークで作成してよい。なお、オブジェクトとは、電子ドキュメントにおける、注釈の対象となる部分(例えば、後述するテキスト・セクション310)を少なくとも含む。
図1において、電子ドキュメント300は、テキスト・セクション310を含んでいる。テキスト・セクション310の各部分には、サークル320、傍注330、強調表示340、及び、下線350で注釈が書き込まれている(設けられている)。
ユーザがオブジェクトにひとつ以上の注釈としてデジタル・インクで印をつけるとき、本発明によるシステム及び方法では、複数の注釈を形成するためのストロークをひとつの注釈としてみなすべきか否かを判断する。いろいろな例示的実施の形態では、システム及び方法はこの判断をするために、例えば、あるストロークが以前のストロークから、又は、1回目のストロークから所定時間内に行われたものかどうかを判断する。例えば、強調表示注釈340は、各行に注釈をつけるために2つのストロークを使っていながら、ひとつの注釈としてみなされている。これは、第2のストロークが第1のストロークの所定時間内になされたからである。さらに、もし、第2のストロークが最後のストロークから、又は、先になされたいずれかのストロークから所定の至近距離内にある場合、2つのストロークはひとつの注釈として解釈される。例えば、複数の下線350は、最初の下線以降の各下線が以前の注釈の所定至近距離内にあるので、ひとつの注釈としてみなされる。
そして、注釈が、基本となるオブジェクト(基本オブジェクト)と共に、又は、基本オブジェクト上でグループ化される。例えば、単語に下線を引くと、その単語と下線とは、ひとつのグループとしてまとめられる。テキスト領域のあるセクションを強調表示すると、そのセクションと強調表示注釈とは、ひとつのグループとしてまとめられる。さらに、例えば、注釈と基本オブジェクトとを結ぶ線等のような、コネクタの有無について判断することにより、注釈を基本オブジェクトとグループ化することができる。
さらに、複数の注釈をひとつの基本オブジェクトとグループ化できるということが認められよう。例えば、強調表示セクションに傍注で注釈をさらにつけてもよい。この場合、強調表示注釈と傍注注釈とは、選択する基本オブジェクトとグループ化される。
注釈とグループ化されるオブジェクトの範囲をユーザが選択又は決定できるということが認められよう。例えば、ユーザは選択する基本オブジェクトとして注釈オブジェクトを含む段落を選択することを要求してもよい。その他の場合では、ユーザは選択する基本オブジェクトとして注釈オブジェクトだけの設定を要求してもよい。
オブジェクト及びこれに関連するひとつ以上の注釈を選択するために、ユーザはマウス等のような選択装置を使って、オブジェクト又は注釈のいずれかを選択することができる。例えば、もし、ユーザがサークル320をクリックすると、その基本オブジェクトが選択される。いろいろな例示的実施の形態において、基本オブジェクト又は注釈の一方だけを選択できるということが認められよう。さらに、いろいろな例示的実施の形態において、基本オブジェクトとグループ化されたひとつ以上の注釈を選択できるということが認められよう。例えば、最新の注釈を選択するかをユーザが判断できる。
いろいろな例示的実施の形態において、異なるタイプの注釈がオブジェクトの異なる量及び/又は様相を選択できる可能性もある。例えば、下線、強調表示及び引用語句等はオブジェクトの選択として扱うことができるが、手書きのメモは選択として扱うことができない。さらに、基本オブジェクトの特定部分に対してあいまいな指示を示すマージン・バーや大雑把に丸で囲まれた文言等のような注釈を選択すると、基本オブジェクトが選択されない場合がある。
いろいろな例示的実施の形態において、選択された基本オブジェクトは注釈に基づいて修正されてもよい。例えば、注釈が不連続な場合、注釈がないセクションを省略符号と置き換えるように、基本オブジェクトを修正してもよい。
図2は、不連続な注釈のあるドキュメントの第2の例示的実施の形態である。図2において、テキスト領域のセクション400には、複数の不連続な下線注釈410が書き込まれている。図3に示すように、ユーザが基本オブジェクトを選択すると、基本オブジェクト内の注釈がないセクションを省略符号、つまり「…」等のような、キャラクタ500と置換するように、基本オブジェクトを修正してもよい。これにより、ユーザは注釈に基づいて選択したオブジェクトを自動的にまとめることができる。
即ち、図2に英語で記載された内容を、日本語に翻訳すると、以下のようになる。
「移送命令書において、米国連邦最高裁判所は下級審判決を容認した。ブラックバーン判事、スティーブン判事、オコーナ判事、ソータ判事が支持を示すケネディー判事の意見によれば、(1)公立中等学校の卒業式に、聖職者による祈祷や祝福を入れることは、(a)そのような正式の宗教的儀式の執行を州当局者が指示する場合、及び(b)実際面において、州当局が儀式に関与や出席を強要する場合、宗教条項の制定により禁止されている。(2)州当局が、宗教条項の制定に合わせて、そのような儀式に異議を唱える学生を、儀式に参加するべきか反対するべきかというジレンマに陥らせることはできない。(3)問題の祈祷と祝福は」
そして、下線注釈410がないセクションを「…」に置換すると、次のようになる。
「下級審判決を容認した...ブラックバーン判事、スティーブン判事、オコーナ判事、ソータ判事...ケネディー判事...そのような正式の宗教的儀式の執行を州当局者が指示する場合...州当局...出席を強要する場合...そのような儀式に異議を唱える学生を、儀式に参加するべきか反対するべきかというジレンマ」
選択したオブジェクトを別のドキュメント等に差し込んだ時点で、選択したオブジェクトに引用符をつけて囲むこともできることが認められよう。さらに、選択したオブジェクトに既に引用符がついている場合、元のダブル引用符をシングル引用符に置き換えてもよい。他の変形例には、選択した注釈及び/又は基本オブジェクトの色、サイズ、フォント等を変更したり、選択したオブジェクトの最初の文字を大文字にしたり、及び/又は、選択したオブジェクトが文章の頭から始まらないなどの場合に、最初の文字に括弧をつけたりするということもある。さらに、オブジェクトの書誌情報が利用可能な場合には、この情報を選択したオブジェクトに対応付けしてもよい。
「移送命令書において、米国連邦最高裁判所は下級審判決を容認した。ブラックバーン判事、スティーブン判事、オコーナ判事、ソータ判事が支持を示すケネディー判事の意見によれば、(1)公立中等学校の卒業式に、聖職者による祈祷や祝福を入れることは、(a)そのような正式の宗教的儀式の執行を州当局者が指示する場合、及び(b)実際面において、州当局が儀式に関与や出席を強要する場合、宗教条項の制定により禁止されている。(2)州当局が、宗教条項の制定に合わせて、そのような儀式に異議を唱える学生を、儀式に参加するべきか反対するべきかというジレンマに陥らせることはできない。(3)問題の祈祷と祝福は」
そして、下線注釈410がないセクションを「…」に置換すると、次のようになる。
「下級審判決を容認した...ブラックバーン判事、スティーブン判事、オコーナ判事、ソータ判事...ケネディー判事...そのような正式の宗教的儀式の執行を州当局者が指示する場合...州当局...出席を強要する場合...そのような儀式に異議を唱える学生を、儀式に参加するべきか反対するべきかというジレンマ」
選択したオブジェクトを別のドキュメント等に差し込んだ時点で、選択したオブジェクトに引用符をつけて囲むこともできることが認められよう。さらに、選択したオブジェクトに既に引用符がついている場合、元のダブル引用符をシングル引用符に置き換えてもよい。他の変形例には、選択した注釈及び/又は基本オブジェクトの色、サイズ、フォント等を変更したり、選択したオブジェクトの最初の文字を大文字にしたり、及び/又は、選択したオブジェクトが文章の頭から始まらないなどの場合に、最初の文字に括弧をつけたりするということもある。さらに、オブジェクトの書誌情報が利用可能な場合には、この情報を選択したオブジェクトに対応付けしてもよい。
基本オブジェクトが参照、引用、ハイパーリンク及び/又はユニフォーム・リソース・ロケータ(URL)を含んでいる場合、ユーザは「取り出し」コマンドを呼出し、参照ドキュメントを検索できることが認められよう。基本オブジェクトを選択すると、通知をしてユーザが取り出したドキュメントを見られるようにする。このとき、ドキュメント・ソースの記述が媒体の制約された境界のために正確に表示されない(例えば、単語送り等によりその記述が壊れている)としても、そのようなドキュメント・ソースを正確に予測で
きるので、正確なドキュメントを抜き出せる。
きるので、正確なドキュメントを抜き出せる。
図4及び図5は、本発明によるオブジェクトを選択する他の例を示す。図4は、パイプ610,612とパイプ取付け具620とのキャド(CAD)図面600を示す。注釈630がパイプ取付け具620につけられている。例えば、ユーザがパイプ取付け具620又は注釈630をクリックすると、図5に示すように、パイプ取付け具620が注釈630と共に選択され表示される。
利用可能ならば、基本オブジェクト及び/又は注釈を選択すると、パイプ取付け具620の「切取り」図を表示できることが認められよう。いろいろな例示的実施形態において、拡大図、様々な方向から見たときの図、断面図等のようなその他の種類の図面も表示できる。
基本オブジェクトに関連セクションがある場合、基本オブジェクトを選択すると、その関連セクションもユーザの選択に含まれるということが認められよう。例えば、図4に示す例では、もしパイプ610とパイプ取付け具620とが家屋のパイプ構造部分であり、ユーザがパイプ取付け具620を選択すると、パイプ構造全体(オブジェクトに対応づけられた別のオブジェクト)を選択することができる。
図6及び図7は、本発明による方法を用いてオブジェクトと注釈とを選択する第3の例を示す。
図6に示す人物等のオブジェクト710は、例えば、イメージ700の一部である。ユーザがピクチャ710の人物又はオブジェクト710と対応付けされた注釈720を選択するコマンドを呼び出すと、人物710及び注釈720の一方又は両方のいずれかを選択することができる。イメージの一部を選択するプロセスは、イメージの一部を選択するための既知の又は今後開発される技術を使って行える。既知の選択技術の一例として、Comanicia等の「平均シフト:特徴量空間解析へのローバストなアプローチ」(Mean Shift:A Robust Approach Towards Feature Space Analysis)(IEEE Transaction of Pattern Analysis and Machine Intelligence 2002年5月24巻5号)が挙げられる。選択終了後、図7に示すように、インディケーション730が現れる。このインディケーションには、実線、太線、点線及びオブジェクトの輪郭の強調表示を含むことができる。
ユーザが望むならば、選択したオブジェクト及び/又は注釈をコピーできる。この場合、選択したオブジェクト及び/又は注釈を、直接的又は間接的に、コピーするか、切り取って貼り付ける。言い換えるならば、選択したオブジェクト及び/又は注釈をコピー(すなわち切取り)して、コピー先に直接貼り付けるか、又は、コピー(すなわち切取り)し、クリップボード等の一時的な位置に貼り付け、その後、最終目的地である媒体又は複数の媒体に貼り付ける。
図8は、本発明によるオブジェクトと注釈をグループ化する方法の一例示的実施の形態を略述するフローチャートである。
図8に示すように、この方法のオペレーションは、ステップS100で開始し、ステップS200へと続く。ここで、強調表示等の注釈がオブジェクトにつけられる(設けられている)。次いで、ステップS300において、注釈がグループ化の条件を満たしているかどうか判断する。例えば、注釈の下にオブジェクトがあるかどうかについて判断する。もし、注釈がオブジェクト上でグループ化されるのであるならば、オペレーションはステ
ップS400へと進む。それ以外ならば、オペレーションはステップS500へと直接とび、方法のオペレーションを終了する。ステップS400において、注釈はオブジェクト上でグループ化される。次いで、ステップS500に進む。
ップS400へと進む。それ以外ならば、オペレーションはステップS500へと直接とび、方法のオペレーションを終了する。ステップS400において、注釈はオブジェクト上でグループ化される。次いで、ステップS500に進む。
図9は、本発明によるグループ化した注釈に基づいてオブジェクトを選択する方法の一例示的実施の形態を略述するフローチャートである。この方法の処理をステップS1000で開始し、ステップS1100に進む。ここで、ユーザからコマンドを受け取ったかどうかを判断する。コマンドとは、オブジェクト又はこのオブジェクトに対応付けされた注釈のいずれかをたたくかクリックすることでよい(選択する)。コマンドを受け取っていれば、オペレーションはステップS1200に進む。コマンドを受け取っていなければ、オペレーションはステップS2500にとぶ。ステップS1200において、ひとつ以上の注釈が選択されているかどうかを判断する。もし選択がなければ、オペレーションはステップS1300に進む。選択されているものがあれば、オペレーションはステップS1800に進む。
ステップS1300において、注釈とグループ化されているオブジェクトを選択したどうか判断する。選択があれば、オペレーションはステップS1400に進む。選択がなければ、オペレーションはステップS2500に進む。ステップS1400で、選択したオブジェクトとグループ化した注釈があるかどうか判断する。グループ化した注釈がある場合には、オペレーションはステップS1500に進む。ない場合には、オペレーションはステップS1600に進む。ステップS1500では、オブジェクトとグループ化したひとつ以上の注釈を選択したどうかを判断する。選択がなされていれば、オペレーションはステップS2300に進む。選択がなされていなければ、オペレーションはステップS1600に進む。ステップS2300では、オブジェクトと、この選択したオブジェクトとグループ化したひとつ以上の注釈との両方を選択する。次いで、オペレーションはステップS2400に進む。一方、ステップS1600では、オブジェクトだけを選択する。そして、オペレーションはステップS2400に進む。
ステップS1800において、オブジェクトが、選択した注釈とグループ化されたかどうかを判断する。グループ化していれば、オペレーションはステップS1900に進む。グループ化していなければ、オペレーションはステップS2200に進む。ステップS1900において、選択した注釈ではない他の注釈がそのオブジェクトとグループ化したかどうかを判断する。グループ化していれば、オペレーションはステップS2000に進む。グループ化していなければ、オペレーションは、直接、ステップS2100に進む。ステップS2000では、このような他の注釈も選択する。その後、オペレーションはステップS2100に進む。
ステップS2100において、選択した注釈とグループ化したオブジェクトを選択したかどうか判断する。選択した場合、オペレーションはステップS2300に進む。選択していない場合、オペレーションはステップS2200に進む。ステップS2200では、注釈だけを選択する。次に、ステップS2400において、選択したオブジェクト及び/又は注釈を処理する。その後、オペレーションはステップS2500に進む。次に、ステップS2500で、この方法のオペレーションを終了する。
いろいろな例示的実施の形態において、注釈をグループ化したオブジェクトを選択したかどうかについての判断が省略可能であることが認められよう。この場合、ひとつ又は複数の注釈を選択していなければ、オペレーションはステップS1200からステップS1400に直接進む。同様に、いろいろな例示的実施形態において、ステップS2400で選択したオブジェクト及び/又はひとつ以上の注釈に行う処理は省略できる。この場合、オペレーションはステップS2200及びS2300からステップS2500に直接進む
。
。
図10は、図9のステップS2400における選択したオブジェクト及び/又はひとつ以上の注釈に対する処理の方法の一例示的実施の形態を略述するフローチャートである。ステップS2400でオペレーションが開始し、ステップS2410に進む。ここで、選択したオブジェクト及び/又は注釈を処理するコマンドをユーザから受け取ったかどうかを判断する。受領していれば、オペレーションはステップS2420に進む。受領していなければ、オペレーションはステップS2460に進む。
ステップS2420において、選択したオブジェクト及び/又は注釈のレイアウトを判定する。次いで、ステップS2430において、選択した注釈が不連続かどうかを判断する。不連続の場合には、オペレーションはステップS2440に進む。不連続でなければ、オペレーションは直接ステップS2450に進む。ステップS2440において、選択したオブジェクトを修正する。例えば、下線が引かれていないセクションを、図3に示したように、「...」に置換するように選択したオブジェクトを修正する。次いで、ステップS2450において、選択したオブジェクト及び/又は注釈を、直接的に又は間接的にコピーする。次のステップS2460において、オペレーションはステップS2500に戻る。
図11は、本発明によるオブジェクト/注釈選択システム100の一例示的実施の形態のブロック図である。図11に示すように、いろいろな例示的実施の形態において、オブジェクト/注釈選択システム100は、データ及び/又は制御バス160を介して互いに接続された制御装置110、メモリ120、入出力インターフェース130、注釈グループ化回路/ルーチン140、及び、オブジェクト/注釈選択サブシステム150で構成される。ひとつ又は複数のユーザ入力装置200、データ受信装置210及びデータ送信装置220は、それぞれ、通信リンク202,212,222を介して入出力インターフェース130に接続している。
制御装置110は、図示しないシー・ピー・ユー(CPU)等を備え、その他のオブジェクト/注釈選択システム100の他のコンポーネント間の一般データフローを制御する。メモリ120は、オブジェクト/注釈選択システム100に出入りする情報用バッファとして機能してもよく、オブジェクト/注釈選択システム100の機能を実現するために必要なプログラム及び/又はデータを格納し、及び/又は様々な処理段階でのデータ及び/又はデジタル・インクを格納してもよい。
いろいろな例示的実施の形態において、メモリ120の可変部はスタティックRAM又はダイナミック・ラム(RAM)で実現される。しかし、フロッピー(登録商標)・ディスク及びディスク・ドライブ、書込み可能又は書換え可能な光ディスク及びディスク・ドライブ、ハードディスク、あるいは、フラッシュメモリ等を用いてメモリ120を実現することもできる。また、メモリ120をロム(ROM)で実現することもできる。しかし、スタティック部については、ピー・ロム(PROM)、イー・ピー・ロム(EPROM),イー・イー・ピー・ロム(EEPROM),シー・デイー・ロム(CD−ROM)やデイー・ヴイ・デイー・ロム(DVD−ROM)の光ROMディスクとディスク・ドライブ、上述したようなフラッシュメモリや他の可変メモリ、などのような他の不揮発性記憶装置を用いても実現できる。
入出力インターフェース130は、オブジェクト/注釈選択システム100と、ユーザ入力装置200、データ受信装置210及びデータ送信装置220とを、それぞれ通信リンク202,212,222を介して接続している。注釈グループ化回路又はルーチン140は、注釈の下側にあるオブジェクト上でユーザが作成した注釈をグループ化する。
オブジェクト/注釈選択サブシステム150は、図示しないCPU等を備え、オブジェクトを選択し処理するために必要な計算及び/又は機能を行い、またその処理に必要なプログラムを実行する。
ユーザ入力装置200は、通信リンク202を介してオブジェクト/注釈選択システム100にデータ及び/又は制御コマンドを帰属できる既知又は今後開発される装置でよい。ユーザ入力装置は、キーボード、マウス、タッチペン、タッチパッド、ポインティング装置等のうちひとつ又は複数でもよい。ユーザ入力装置200を使って、例えば、ユーザはドキュメント等のような電子媒体にデジタル・インクで注釈を書くことができ、例えばオブジェクト及び/又は注釈をたたいて基本オブジェクトを選択することができる。
いろいろな例示的実施の形態において、データ受信装置210は、表示装置、プリンタ、コピー機又は他のイメージ形成装置、ファックス装置、メモリ等のような、本発明によるシステム及び方法で生じた処理済媒体データを出力又は格納できる既存又は今後開発される装置とすることもできる。例示的実施の形態において、データ受信装置210は、コンピュータ・モニタ等のような表示装置であり、通信リンク212を通じてオブジェクト/注釈選択システム100に接続している。
データ送信装置220は、ローカル配置又はリモート配置されデータを共有するコンピュータ、スキャナー、又は、ドキュメント等の電子媒体を発生できる既知又は今後開発されるいずれかの装置とすることができる。データ送信装置220は、また、磁気記憶ディスクやCD−ROM等のデータキャリアでもある。同様にデータ送信装置220は、ネットワーク、すなわちインターネット特にワールド・ワイド・ウェブ(WWW)、やニュース・グループのクライアント又はサーバ等の、電子媒体データを格納及び/又は送信する適切な装置とすることができる。また、データ送信装置220は、ライブビデオ会議装置、テレビ、ビデオテープ再生装置、又は、媒体データを放送する既存又は今後開発される装置でもよい。
また、データ送信装置220の電子媒体データとは、物理文書又は写真をスキャンした画像、ビデオ録画、ワープロソフトウェア等のソフトウェアを使って電子的に作成した媒体データ、あるいは、既存又は今後開発されるプログラミング言語及び/又はコンピュータソフトウェアプログラム、ユーザのデスクトップ上のアプリケーション・ウィンドウのコンテンツ(例えば、ツールバー、ウィンドウズ(登録商標)装飾、スプレッドシート・プログラムのスプレッドシート)、ビデオ画像の生放送、又はその他既存又は今後開発されるデータ送信装置を用いて作成した媒体データであることが認められよう。
通信リンク202,212及び222のそれぞれは、ユーザ入力装置200、データ受信装置210及びデータ送信装置220をそれぞれオブジェクト/注釈選択システム100に接続するための既存又は今後開発される装置又はシステムとすることができ、直接ケーブル接続、広域ネットワーク又はローカルエリアネットワーク接続、イントラネット接続、インターネット接続、あるいは、分散処理ネットワーク・システム接続を含む。さらに、通信リンク202,212及び222はネットワークへの接続が有線又は無線とすることができることが認められよう。ネットワークとは、ローカルエリアネットワーク、広域ネットワーク、イントラネット、インターネット、あるいは、既存又は今後開発される分散処理及び記憶ネットワークとすることができる。
図12は、オブジェクト/注釈選択サブシステム150の一例示的実施の形態をさらに詳細に示すブロック図である。図12に示すように、オブジェクト/注釈選択サブシステム150は、オブジェクト/注釈選択回路又はルーチン151、オブジェクト/注釈レイアウト判定回路又はルーチン152、オブジェクト修正回路又はルーチン153、オブジェクト/注釈コピー回路又はルーチン154、及び/又はフェッチ回路又はルーチン155のうちひとつ又は複数を備える。
オブジェクト/注釈選択回路又はルーチン151は、注釈グループ化回路140によりなされたオブジェクト及び注釈のグループ化を判定することにより、ひとつ以上の受信したユーザ・コマンドに基づいて、オブジェクト及び/又は注釈を選択する。ユーザは、グループ化に関係なく、ひとつ以上のオブジェクトだけ、ひとつ以上の注釈だけ、又は、オブジェクトと注釈との両方の選択を要求できる。その上、注釈の選択は、注釈のタイプに基づいて行える。例えば、手書きのメモは選択しないと、ユーザは要求できる。また、ユーザは、必要に応じて、以前に書き込まれた注釈の一部又はすべてを選択することも、又は選択しないことも要求できる。この場合、例えば、注釈をたたいて、以前に書き込まれた注釈の一部又はすべてを選択してもよい。
オブジェクト/注釈レイアウト判定回路又はルーチン152は、オブジェクトのレイアウトを判定する。例えば、オブジェクトがテキストの場合、オブジェクト/注釈レイアウト判定回路又はルーチン152は、テキストのフォントタイプ、色、サイズ、及び/又は、イタリック、ボルト及び下線等のスタイル、及びその他を判定することができる。オブジェクトがグラフィックの場合、オブジェクト/注釈レイアウト判定回路又はルーチン152は、媒体の領域に対するオブジェクトの位置を記憶してもよい。例えば、オブジェクトがキャド(CAD)イメージならば、オブジェクト/注釈レイアウト判定回路又はルーチン152は、注釈付きのオブジェクトと注釈との位置情報を判定し、そうした位置情報を保存することができる。
オブジェクト修正回路又はルーチン153は、選択したオブジェクトを修正する。例えば、選択したオブジェクトがテキストの場合、オブジェクト修正回路又はルーチン153は、テキストのフォントタイプ、色、サイズ、及び/又は、イタリック、ボルド及び下線等のスタイル、及びその他を変更することができる。また、オブジェクト修正回路又はルーチン153は、例えば、利用可能ならば、書誌情報を選択したオブジェクトに添えたり、ダブル引用符をシングル引用符に置き換えたり、最初の文字を大文字にしたり、及び/又は、選択したオブジェクトが文章の頭から始まっていない場合に選択したオブジェクトの最初の文字に括弧をつけたりもできる。オブジェクト修正回路又はルーチン153は、また、選択したオブジェクトの注釈付きの部分だけを取り込み、注釈が付いていない部分は省略符号と置き換えることもできる。
さらに、選択したオブジェクトがグラフィックの場合、オブジェクト/注釈修正回路又はルーチン153は、選択したオブジェクトのサイズを修正し、及び/又は、オブジェクトの選択したセクションを切り取ることもできる。例えば、ユーザがキャド(CAD)図面のひとつ以上の部分に注釈を書き込んだ場合、オブジェクト/注釈修正回路又はルーチン153は、注釈付きの部分だけを選択するが、また、これらのオブジェクトに接続又はそのほかの方法で関係している他のオブジェクトも選択することができる。さらに、オブジェクト/注釈修正回路又はルーチン153は、例えば、「切取り」図を表示するように、オブジェクトを修正できる。その他の例としては、向き、既知又は今後開発される画像効果、及び画像変換の変更がある。
さらに、オブジェクト/注釈修正回路又はルーチン153は、注釈内の手書きを認識し、テキストに変換できる。そして、オブジェクト/注釈修正回路又はルーチン153は変換した注釈をオブジェクトと対応付けできる。
オブジェクト/注釈コピー回路又はルーチン154は選択したオブジェクトを、例えば別の媒体にコピーする。オブジェクト/注釈コピー回路又はルーチン154は選択したオブジェクトを他の媒体に直接コピーすることができる。あるいは、選択したオブジェクト及び/又は注釈を、例えば、クッリプボード等のような一時記憶位置にコピーすることができる。その後、選択したオブジェクト及び/又は注釈を別の媒体にコピーすることができる。
フェッチ回路又はルーチン155は、注釈付きオブジェクト及び/又は注釈が参照(参照情報)を含んでいるかどうかを判断する。含まれていれば、フェッチ回路又はルーチンはその参照を検索する。例えば、選択したオブジェクトが例えば書物のタイトル及びページ番号を含み又はその注釈がつけられている場合、フェッチ回路又はルーチン155はドキュメントの引用セクションを検索することができる。また、選択したオブジェクト又は注釈が例えばハイパーリンク又はユニフォーム・リソース・ロケータ(URL)を含んでいる場合、フェッチ回路又はルーチン155はユーザがインターネット、イントラネット及び/又は開/閉ネットワーク等からウェブサイトやドキュメントを検索できるようにしている。
本発明は上述した方法及びシステムに限定されるものではない。当業者は本発明の範囲から逸脱することなく様々な変型例が可能であることを理解できるはずである。
さらに、当業者は、ファイル・ブラウザ装置、パソコンのアプリケーションを表示するシステム、ハンドヘルド装置等の表示装置を含む、がこれに限定されない、本発明の適用が多くあることを当業者は認識できる。つまり、本発明は、オブジェクト上の注釈をグループ化することによりオブジェクトを選択できる既存又は今後開発されるいずれのシステム及び装置に、適用することができる。
図8〜10に示したステップは例示用に上記順番で記載されたものであり、いろいろな例示的実施の形態において、オブジェクトのセクションが異なる順番で及び/又はステップを増減して行ってもよいことは明白である。
例えば、オブジェクト上でグループ化された注釈を選択するために、オブジェクト上のグループ化され、かつ選択した注釈ではない別の注釈が存在するかどうかを判断するステップを追加することも可能である。さらに、上記で略説したいろいろな例示的実施の形態において、オブジェクトの選択を自動的に行ってもよく、又はユーザが手動で行ってもよいことは明らかである。
上記で略説したいろいろな例示的実施の形態において、オブジェクト/注釈選択システム100はプログラム汎用コンピュータで実現できる。しかし、また、専用コンピュータ、プログラム・マイクロプロセッサ/マイクロコントローラ及びその周辺集積回路素子とエー・エス・アイ・シー(ASIC)又はその他の集積回路、デジタル信号プロセッサ、ディスクリート構成回路等のハードウェア電子又はロジック回路、あるいは、ピー・エリ・デイー(PLD),ピー・エル・エー(PLA),エフ・ピー・ジー・エー(FPGA)又はピー・エー・エル(PAL)等のプログラム可能論理デバイス等を使っても、オブジェクト/注釈選択システム100は実現可能である。概して、図8〜10に示したフローチャートが実現可能な有限状態機械を実現できるいずれの装置でも、オブジェクト/注釈選択システム100を実現する目的に使用可能である。
上述したオブジェクト/注釈選択システム100のいろいろな例示的実施の形態の回路又はルーチン及び構成要素のそれぞれは、適切なプログラム汎用コンピュータの部分として実現可能である。しかし、上述したオブジェクト/注釈選択システム100のいろいろな例示的実施の形態の回路又はルーチン及び構成要素のそれぞれは、ASIC内の物理的
に別個のハードウェア回路としても実現可能であり、あるいは、FPGA,PDL,PLA又はPALを用いても、ディスクリート論理回路又はディスクリート回路素子を用いても実現可能である。上述したオブジェクト/注釈選択システム100のいろいろな例示的実施の形態の回路及び構成要素の具体的な各形態は設計の選択ができ、このことは当業者にとっては明白であり、推定できる。
に別個のハードウェア回路としても実現可能であり、あるいは、FPGA,PDL,PLA又はPALを用いても、ディスクリート論理回路又はディスクリート回路素子を用いても実現可能である。上述したオブジェクト/注釈選択システム100のいろいろな例示的実施の形態の回路及び構成要素の具体的な各形態は設計の選択ができ、このことは当業者にとっては明白であり、推定できる。
さらに、上述したオブジェクト/注釈選択システム100及び/又は上述した様々な回路と構成要素のそれぞれのいろいろな例示的実施の形態のそれぞれは、ソフトウェア・ルーチン、プログラム汎用コンピュータ上で実行できる管理プログラム又はオブジェクト、専用コンピュータ、あるいは、マイクロプロセッサ等として実行可能である。この場合、上述したオブジェクト/注釈選択システム100及び/又は上述した様々な回路と構成要素のそれぞれのいろいろな例示的実施の形態のそれぞれは、通信ネットワークに組み込まれたひとつ以上のルーチン、又は、サーバ上に存在するリソースなどとして実現可能である。上述したオブジェクト/注釈選択システム100及び/又は上述した様々な回路と構成要素のそれぞれのいろいろな例示的実施の形態は、また、ウェブ・サーバ又はクライアント・デバイスのハードウェア及びソフトウェア・システム等のソフトウェア及び/又はハードウェアシステム内に、オブジェクト/注釈選択システム100を物理的に組み込むことにより、実現可能である。
以上、本発明を上記略説した例示的実施の形態と共に説明したが、多くの代案、変型及び変更を当業者に容易に認められることであることは明白である。したがって、これまで述べたような本発明の例示的実施の形態は、例示目的であり、限定されるものではない。本発明の精神及び範囲から逸脱することなく様々な変更を行うことができる。
110 制御装置
120 メモリ
140 注釈グループ化回路又はルーチン
130 I/Oインターフェース
150 オブジェクト/注釈選択サブシステム
100 オブジェクト選択システム
210 データ受信装置
220 データ送信装置
200 ユーザ入力装置
151 オブジェクト/注釈選択回路又はルーチン
152 オブジェクト/注釈レイアウト判定回路又はルーチン
153 オブジェクト修正回路又はルーチン
154 オブジェクト/注釈コピー回路又はルーチン
154 フェッチ回路又はルーチン
150 オブジェクト/注釈選択サブシステム
120 メモリ
140 注釈グループ化回路又はルーチン
130 I/Oインターフェース
150 オブジェクト/注釈選択サブシステム
100 オブジェクト選択システム
210 データ受信装置
220 データ送信装置
200 ユーザ入力装置
151 オブジェクト/注釈選択回路又はルーチン
152 オブジェクト/注釈レイアウト判定回路又はルーチン
153 オブジェクト修正回路又はルーチン
154 オブジェクト/注釈コピー回路又はルーチン
154 フェッチ回路又はルーチン
150 オブジェクト/注釈選択サブシステム
Claims (48)
- 電子媒体の少なくともひとつのオブジェクトの少なくとも一部を選択する方法であって、
前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部に少なくともひとつの注釈を設けるステップと、
前記少なくともひとつの注釈の少なくとも一部と前記少なくともひとつのオブジェクトとをグループ化するステップと、
前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部上の前記少なくともひとつの注釈の前記グループ化に基づいて、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部及び前記少なくともひとつのグループ化した注釈の少なくとも一方を選択するステップと、
を備える方法。 - グループ化する条件に基づいて、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択された少なくとも一部を修正するステップをさらに備える請求項1に記載の方法。
- 前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部がテキストである場合、前記修正するステップは、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部の少なくともひとつの注釈のないセクションのそれぞれを省略符号と置換することを含む請求項2に記載の方法。
- 前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部がテキストである場合、前記修正するステップは、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部の様子と、前記選択した少なくともひとつの注釈と、を変更することを含む請求項2に記載の方法。
- 前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部がイメージである場合、前記修正するステップは、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部の周囲に選択のインディケーションを追加することを含む請求項2に記載の方法。
- 前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部がキャド(CAD)図面である場合、前記修正ステップは前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部の切取り図を表示することを含む請求項2に記載の方法。
- 前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部がキャド(CAD)図面である場合、前記選択するステップは、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部と対応付けされた別の少なくともひとつのオブジェクトを選択することを含む請求項2に記載の方法。
- 前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部と前記少なくともひとつの注釈とのうち前記選択した少なくとも一方を、前記電子媒体の別の部分と他の媒体とのうち少なくとも一方にコピーするステップをさらに備える請求項1に記載の方法。
- 前記選択した少なくともひとつの注釈のうち最新の注釈の少なくともひとつをコピーするステップをさらに備える請求項8に記載の方法。
- 前記設けられた少なくともひとつの注釈のタイプを判定するステップと、
そのタイプに基づいて、少なくともひとつのオブジェクトの少なくとも一部を選択するステップと、
をさらに備える請求項1に記載の方法。 - 前記注釈のタイプが手書きの場合、前記選択するステップは、さらに、前記少なくともひとつの注釈を選択しないことを含む請求項10に記載の方法。
- 前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択された少なくとも一部と前記少なくともひとつの注釈との少なくとも一方のレイアウトを判定するステップと、
前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択された少なくとも一部と前記少なくともひとつの注釈との少なくとも一方を、前記レイアウトにしたがって、別の媒体にコピーするステップと、
をさらに備える請求項1に記載の方法。 - 前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部と前記選択した少なくともひとつの注釈の少なくとも一方の参照情報を判定するステップと、
前記参照情報に引用された参照を検索するステップと、
前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択された少なくとも一部及び前記注釈の選択した少なくともひとつの少なくとも一方と、前記参照情報と、を対応付けするステップと、
をさらに備える請求項1に記載の方法。 - 電子媒体の少なくともひとつのオブジェクトの少なくとも一部を選択するシステムであって、
前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部に設けた少なくともひとつの注釈に対して、前記少なくともひとつの注釈を前記少なくともひとつのオブジェクトとグループ化する注釈グループ化回路と、
前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部に設けた前記少なくともひとつのグループ化した注釈の前記グループ化に基づいて、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部と前記少なくともひとつの注釈との少なくとも一方を選択するオブジェクト選択回路と、
を備えるシステム。 - 条件に基づいて、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部に修正を行うオブジェクト修正回路をさらに備える請求項14に記載のシステム。
- 前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部がテキストの場合、前記オブジェクト修正回路が、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部の少なくともひとつの注釈のないセクションのそれぞれを省略符号と置換する請求項15に記載のシステム。
- 前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部がテキストである場合、前記オブジェクト修正回路が、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部の様子と、前記選択した少なくともひとつの注釈と、を変更する請求項15に記載のシステム。
- 前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部がイメージである場合、前記オブジェクト修正回路が、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部の周囲に選択のインディケーションを追加する請求項15に記載のシステム。
- 前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部がキャド(CAD)図面である場合、前記オブジェクト修正回路が前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部の切取り図を表示する請求項15に記載のシステム。
- 前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部がキャド(CAD)図面である場合、前記オブジェクト選択回路が、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部と対応付けされた他のオブジェクトの少なくともひとつを選択する請求項15に記載のシステム。
- 前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部と前記少なくともひとつの注釈とのうち前記選択した少なくとも一方を、前記電子媒体の別の部分と他の媒体とのうち少なくとも一方にコピーするオブジェクト・注釈コピー回路をさらに備える請求項14に記載のシステム。
- 前記オブジェクト・注釈コピー回路が前記選択した少なくともひとつの注釈のうち最新の注釈の少なくともひとつをコピーする請求項21に記載のシステム。
- 前記オブジェクト選択回路が、前記設けられた少なくともひとつの注釈のタイプを判定し、そのタイプに基づいて、少なくともひとつのオブジェクトの少なくとも一部を選択する請求項14に記載のシステム。
- 前記注釈のタイプが手書きの場合、前記オブジェクト選択回路は、前記少なくともひとつの注釈を選択しない請求項23に記載のシステム。
- 前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択された少なくとも一部と前記少なくともひとつの注釈との少なくとも一方のレイアウトを判定するオブジェクト・注釈レイアウト判定回路と、
前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択された少なくとも一部と前記少なくともひとつの注釈との少なくとも一方を、前記レイアウトにしたがって、別の媒体にコピーするオブジェクト・注釈コピー回路と、
をさらに備える請求項14に記載のシステム。 - 前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部と前記選択した少なくともひとつの注釈の少なくとも一方の参照情報を判定し、前記参照情報に引用された参照を検索し、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択された少なくとも一部と前記注釈の選択した少なくともひとつとの少なくとも一方に前記参照情報を対応付けするフェッチ回路をさらに備える請求項14に記載のシステム。
- 電子媒体の少なくともひとつのオブジェクトの少なくとも一部をコンピュータに選択させる、コンピュータにより読み取り可能なプログラムであって、このプログラムは、
前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部に少なくともひとつの注釈を設けるステップと、
前記少なくともひとつの注釈の少なくとも一部と前記少なくともひとつのオブジェクトとをグループ化するステップと、
前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部上の前記少なくともひとつの注釈の前記グループ化に基づいて、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部及び前記少なくともひとつのグループ化した注釈の少なくとも一方を選択するステップと、
を含むプログラム。 - 条件に基づいて、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択された少なくとも一部を修正するステップをさらに含む請求項27に記載のプログラム。
- 前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部がテキストである場合、前記修正するステップは、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部の少なくともひとつの注釈のないセクションのそれぞれを省略符号と置換することを含む請求項28に記載のプログラム。
- 前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部がテキストである場合、前記修正するステップは、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部の様子と、前記選択した少なくともひとつの注釈と、を変更することを含む請求項28に記載のプログラム。
- 前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部がイメージである場合、前記修正するステップは、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部の周囲に選択のインディケーションを追加することを含む請求項28に記載のプログラム。
- 前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部がキャド(CAD)図面である場合、前記修正ステップは前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部の切取り図を表示することを含む請求項28に記載のプログラム。
- 前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部がキャド(CAD)図面である場合、前記選択するステップは、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部と対応付けされた別の少なくともひとつのオブジェクトを選択することを含む請求項28に記載のプログラム。
- 前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部と前記少なくともひとつの注釈との前記選択した少なくとも一方を、前記電子媒体の別の部分と他の媒体とのうち少なくとも一方にコピーするステップをさらに含む請求項27に記載のプログラム。
- 前記選択した少なくともひとつの注釈のうち最新の注釈の少なくともひとつをコピーするステップをさらに含む請求項34に記載のプログラム。
- 前記設けられた少なくともひとつの注釈のタイプを判定するステップと、
そのタイプに基づいて、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部を選択するステップとをさらに含む請求項27に記載のプログラム。 - 前記注釈のタイプが手書きの場合、前記選択するステップは、さらに、前記少なくともひとつの注釈を選択しないことを含む請求項36に記載のプログラム。
- 前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択された少なくとも一部と前記少なくともひとつの注釈との少なくとも一方のレイアウトを判定するステップと、
前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択された少なくとも一部と前記少なくともひとつの注釈との少なくとも一方を、前記レイアウトにしたがって、別の媒体にコピーするステップをさらに含む請求項27に記載のプログラム。 - 前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部と前記選択した少なくともひとつの注釈の少なくとも一方の参照情報を判定するステップと、
前記参照情報に引用された参照を検索するステップと、
前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択された少なくとも一部及び前記注釈の選択した少なくともひとつの少なくとも一方と、前記参照情報と、を対応付けするステップと、
をさらに含む請求項27に記載のプログラム。 - コンピュータ可読記憶媒体であって、
前記コンピュータ可読記憶媒体に組み込まれたコンピュータ可読プログラム・コードを備え、前記コンピュータ可読プログラム・コードはコンピュータをプログラムし、電子媒体の少なくともひとつのオブジェクトの少なくとも一部を選択する方法をプログラムするために使用可能であり、このコードが、
前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部に少なくともひとつの注釈を設けるステップと、
前記少なくともひとつの注釈の少なくとも一部を前記少なくともひとつのオブジェクトとグループ化するステップと、
前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部上の前記少なくともひとつの注釈の前記グループ化に基づいて、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部及び前記少なくともひとつのグループ化した注釈の少なくとも一方を選択するステップと、
を備えるコンピュータ可読記憶媒体。 - 電子媒体の少なくともひとつのオブジェクトの少なくとも一部を選択する方法であって、
前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部に少なくともひとつの注釈を設けるステップと、
前記少なくともひとつの注釈の少なくとも一部を前記少なくともひとつのオブジェクトとグループ化するステップと、
前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部上の前記少なくともひとつの注釈の前記グループ化に基づいて、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部及び前記少なくともひとつのグループ化した注釈の少なくとも一方を選択するステップと、
条件に基づいて、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択された少なくとも一部を修正するステップを備え、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部がテキストである場合、前記修正するステップが、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部の少なくともひとつの注釈のないセクションのそれぞれを省略符号と置換することを含む方法。 - 電子媒体の少なくともひとつのオブジェクトの少なくとも一部を選択する方法であって、
前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部に少なくともひとつの注釈を設けるステップと、
前記少なくともひとつの注釈の少なくとも一部を前記少なくともひとつのオブジェクトとグループ化するステップと、
前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部上の前記少なくともひとつの注釈の前記グループ化に基づいて、前記少なくともひとつのオブジェクトの前記少なくとも一部及び前記少なくともひとつのグループ化した注釈の少なくとも一方を選択するステップと、
前記設けられた少なくともひとつの注釈のタイプを判定するステップと、
前記判定されたタイプに基づいて、少なくともひとつのオブジェクトの少なくとも一部を選択するステップと、を備える方法。 - 前記様子は、色、サイズ、フォント、下線、大文字、及び括弧のうち少なくとも1つを含む請求項4に記載の方法。
- 前記インディケーションは、実線、太線、点線、及び前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部の輪郭を強調表示することの少なくとも1つを含む請求項5に記載の方法。
- 前記様子は、色、サイズ、フォント、下線、大文字、及び括弧のうち少なくとも1つを含む請求項17に記載のシステム。
- 前記インディケーションは、実線、太線、点線、及び前記少なくともひとつのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部の輪郭を強調表示することの少なくとも1つを含む請求項18に記載のシステム。
- 前記様子は、色、サイズ、フォント、下線、大文字、及び括弧のうち少なくとも1つを含む請求項30に記載のプログラム。
- 前記インディケーションは、実線、太線、点線、及び前記少なくとも1つのオブジェクトの前記選択した少なくとも一部の輪郭を強調表示することの少なくとも1つを含む請求項31に記載のプログラム。
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