JPH0573362U - ガスケット - Google Patents

ガスケット

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JPH0573362U
JPH0573362U JP2179892U JP2179892U JPH0573362U JP H0573362 U JPH0573362 U JP H0573362U JP 2179892 U JP2179892 U JP 2179892U JP 2179892 U JP2179892 U JP 2179892U JP H0573362 U JPH0573362 U JP H0573362U
Authority
JP
Japan
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gasket
mounting screw
diameter
screw portion
inner diameter
Prior art date
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Pending
Application number
JP2179892U
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English (en)
Inventor
富夫 濱
清康 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Pisco Co Ltd
Original Assignee
Nihon Pisco Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nihon Pisco Co Ltd filed Critical Nihon Pisco Co Ltd
Priority to JP2179892U priority Critical patent/JPH0573362U/ja
Publication of JPH0573362U publication Critical patent/JPH0573362U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外嵌した部品等から外れにくく、運搬や部品
としての袋詰作業中の脱落を抑制可能なガスケットを提
供することを目的とする。 【構成】 硬質材料でリング状に形成された芯部と12
と、少なくとも該芯部12の上面、下面、および内周面
を弾性変形可能な材料で被覆して成る被覆部16とを具
備する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はガスケットに関し、一層詳細には流体を通過させる管継手等の接続部 分をシールするためのガスケットに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば図4に示す、圧空を流すための管継手50を適宜な被取付部材(不図示 )へ取り付ける場合、取付ネジ部52をと被取付部材へ螺着させる。管継手50 を取付後、継手部54へチューブ(不図示)を接続して圧空を流す。しかし、被 取付部材と管継手50の螺着部分から圧空の漏れが生じると種々のトラブルの原 因となるため、当該螺着部分をシールするためガスケット10が使用されている 。ガスケット10は取付ネジ部52へ外遊嵌され、取付ネジ部52を被取付部材 へねじ込むに連れ両者の間のギャップを閉塞し、圧空の漏れを防止するものであ る。
【0003】 従来のガスケット10bは、図5(平面図)および図6(図5のA−A部断面 図)に示すように、リング状に形成されている。従来のガスケット10bの構造 は、金属製の芯部54と、薄い合成ゴムで形成され、芯部54の上下両面に焼き 付けられた弾性部56、58とから成っている。従って、取付ネジ部52を被取 付部材へねじ込むに連れ両者が接近し、弾性部56、58と当接しつつ弾性部5 6、58を弾性変形させて取付ネジ部52を被取付部材との間のギャップが確実 に閉塞されるようになっている。 管継手50は、ガスケット10bが取付ネジ部52へ外遊嵌された状態で袋詰 され、部品として供給される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来のガスケット10bには次のような課題がある。 従来のガスケット10bは、図7の断面図に示すように、取付ネジ部52へ外 遊嵌されるので、ガスケット10bの内径は取付ネジ部52の山径より若干大径 に形成されている。そのため、ガスケット10bが外れ易く、運搬や部品として の袋詰作業中に脱落してしまうという課題がある。 従って、本考案は外嵌した部品等から外れにくく、運搬や部品としての袋詰作 業中の脱落を抑制可能なガスケットを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案は次の構成を備える。 すなわち、硬質材料でリング状に形成された芯部と、少なくとも該芯部の上面 、下面、および内周面を弾性変形可能な材料で被覆して成る被覆部とを具備する ことを特徴とする。
【0006】
【作用】
作用について説明する。 リング状に形成された芯部の、少なくとも上面、下面、および内周面を弾性変 形可能な材料で被覆部として被覆してあるので、被覆部の内径が、例えば管継手 の取付ネジ部の山径より小径であっても、被覆部を弾性変形させて被覆部の内径 を当該山径より大径にすることにより、ガスケットを取付ネジ部へ外嵌可能とな る。 ガスケットを取付ネジ部へ外嵌すると、被覆部の弾性復元力で内径は元に戻ろ うとするので、ガスケット内周に対応する被覆部が取付ネジ部外周へ付着可能と なる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の好適な実施例について添付図面と共に詳述する。なお、本 実施例においては図4の管継手50の取付ネジ部52へ外嵌するガスケット10 を例に挙げて説明する。
【0008】 図1には本実施例のガスケットの部分破断平面図を、図2には図1のA−A部 断面図を示す。
【0009】 両図において、12はガスケット10aの芯部である。芯部12は、金属(例 えば冷間圧延鋼SPCC)等の硬質材料でリング状に形成されている。芯部12 の内径は管継手50の取付ネジ部52の山径より若干大径に形成されている。芯 部12には上面から下面へ貫設された孔14が4個等間隔に設けられている。
【0010】 16は被覆部であり、芯部12を弾性変形可能な材料(例えばニトリルゴムN BR)で被覆している。被覆部16は芯部12をインサート成形することにより 形成されている。本実施例において、芯部12は完全に被覆部16内に埋設され ているが、被覆部16は少なくとも芯部12の上面、下面、および内周面を被覆 すればよい。被覆部16が芯部12の内周面を被覆することにより、被覆部16 の内径は芯部12の内径より若干小径となると共に、管継手50の取付ネジ部5 2の谷径と略同径になっている。被覆部16の内径が、管継手50の取付ネジ部 52の山径より小径になっても、被覆部16の内径が弾性変形により取付ネジ部 52の山径より大径になるよう変形可能であればよい。また、芯部12には4個 の孔14が貫設されているので、インサート成形の際に被覆部16を構成する弾 性材料が孔14内にも充填されている。その結果、管継手50の取付ネジ部52 を被取付部材へネジ込んだ際の、芯部12と被覆部16とのズレを防止可能にな っている。
【0011】 このような構成を有するガスケット10aを管継手50の取付ネジ部52へ外 嵌するには、取付ネジ部52の先端をガスケット10aの被覆部16の中心孔1 8内へ押し込む。 取付ネジ部52が押し込まれると、取付ネジ部52のネジ山が被覆部16の内 周面を外方へ押し、弾性変形させることにより中心孔18の内径を取付ネジ部5 2の山径以上に拡径する。この拡径により、取付ネジ部52はガスケット10a の中心孔18内へ進入可能となりガスケット10aが外嵌される。その状態を図 3に示す。
【0012】 図3に示す状態は、ガスケット10aが取付ネジ部52の基端部分に外嵌した 状態を示す。この状態で被覆部16は自らの弾性復元力で内径(中心孔18の内 径と同意)が元に戻ろうとするので、ガスケット10aの中心孔18の内周に対 応する被覆部16は取付ネジ部52外周へ密着可能となる。なお、図3に図示す るようにガスケット10aの中心孔18の内径が、取付ネジ部52の山径と谷径 の中間の径でもガスケット10aの外れは防止可能となる。
【0013】 続いて図8と共に他の実施例について説明する。なお、図1〜図3の実施例と 同一の構成要件については同一の符号を付し、説明を省略する。 本実施例のガスケット10cは、被覆部16の内周が、全周に亙り内側に向け て先尖状の先尖部30に形成されている。先尖部30の内径は取付ネジ部52( 図4参照)の谷径と略同径に形成されている。
【0014】 本実施例のガスケット10cにおいても、取付ネジ部52が押し込まれると、 取付ネジ部52のネジ山が被覆部16の先尖部30を外方へ押し、弾性変形させ ることにより先尖部30の内径を取付ネジ部52の山径以上に拡径する。この拡 径により、取付ネジ部52はガスケット10cの中心孔18内へ進入可能となり ガスケット10cが外嵌される。
【0015】 ガスケット10cが取付ネジ部52へ外嵌すると、被覆部16は自らの弾性復 元力で先尖部30の内径(中心孔18の内径と同意)が元に戻ろうとするので、 ガスケット10cの先尖部30の先端周縁は、取付ネジ部52のネジ溝内に位置 し、ガスケット10cの取付ネジ部52からの外れは防止可能となる。
【0016】 両実施例のようなガスケット10a、10cを用いると、ガスケット10a、 10cの取付ネジ部52からの外れを防止、抑制可能となるので運搬したり、パ ーツフィーダ等で袋詰を行う場合にガスケットが付いていないというトラブルの 発生を防止可能となる。
【0017】 以上、本考案の好適な実施例について種々述べてきたが、本考案は上述の実施 例に限定されるのではなく、例えば、ガスケットを外嵌させる部品は管継手に限 定されないし、ガスケットを外嵌する取付ネジ部も実施例のような平行ネジでは なく、テーパネジであってもよい等、考案の精神を逸脱しない範囲でさらに多く の改変を施し得るのはもちろんである。
【0018】
【考案の効果】
本考案に係るガスケットを用いると、リング状に形成された芯部の、少なくと も上面、下面、および内周面を弾性変形可能な材料で被覆部として被覆してある ので、被覆部の内径が、例えば管継手の取付ネジ部の山径より小径であっても、 被覆部を弾性変形させて被覆部の内径を当該山径より大径にすることにより、ガ スケットを取付ネジ部へ外嵌可能となる。そこで、ガスケットを取付ネジ部へ外 嵌すると、被覆部の弾性復元力で内径は元に戻ろうとするので、ガスケット内周 に対応する被覆部が取付ネジ部外周へ付着可能となるので、外嵌した部品等から 外れにくく、運搬や部品としての袋詰作業中の脱落を防止、抑制可能なガスケッ トを実現可能となる等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るガスケットの部分破断平面図。
【図2】図1のガスケットのA−A部断面図。
【図3】そのガスケットを管継手の取付ネジ部へ外嵌し
た状態を示した断面図。
【図4】ガスケットを取付ネジ部へ外嵌した管継手を示
した正面図。
【図5】従来のガスケットの平面図。
【図6】従来のガスケットのB−B部断面図。
【図7】従来ガスケットを管継手の取付ネジ部へ外嵌し
た状態を示した断面図。
【図8】他の実施例のガスケットの断面図。
【符号の説明】
10a、10c ガスケット 12 芯部 16 被覆部 18 中心孔 50 管継手

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬質材料でリング状に形成された芯部
    と、 少なくとも該芯部の上面、下面、および内周面を弾性変
    形可能な材料で被覆して成る被覆部とを具備することを
    特徴とするガスケット。
JP2179892U 1992-03-11 1992-03-11 ガスケット Pending JPH0573362U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2179892U JPH0573362U (ja) 1992-03-11 1992-03-11 ガスケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2179892U JPH0573362U (ja) 1992-03-11 1992-03-11 ガスケット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0573362U true JPH0573362U (ja) 1993-10-08

Family

ID=12065076

Family Applications (1)

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JP2179892U Pending JPH0573362U (ja) 1992-03-11 1992-03-11 ガスケット

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JP (1) JPH0573362U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004043978B4 (de) 2003-09-24 2022-04-07 Smc Corp. Dichtung

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6357966A (ja) * 1986-06-27 1988-03-12 パ−カ−−ハニフイン コ−ポレイシヨン 締め具用自動心出しシ−ル組立体

Patent Citations (1)

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JPS6357966A (ja) * 1986-06-27 1988-03-12 パ−カ−−ハニフイン コ−ポレイシヨン 締め具用自動心出しシ−ル組立体

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