JPH0572622A - カメラ装置 - Google Patents

カメラ装置

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Publication number
JPH0572622A
JPH0572622A JP3137999A JP13799991A JPH0572622A JP H0572622 A JPH0572622 A JP H0572622A JP 3137999 A JP3137999 A JP 3137999A JP 13799991 A JP13799991 A JP 13799991A JP H0572622 A JPH0572622 A JP H0572622A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
image pickup
output
supplied
lens
Prior art date
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Pending
Application number
JP3137999A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Ishii
石井聡
Hiroyuki Hashimoto
博幸 橋本
Noriyuki Horiuchi
規之 堀内
Kazuhiko Watanabe
和彦 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0572622A publication Critical patent/JPH0572622A/ja
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  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ビデオカメラとフォトカメラの機能を有するカ
メラ装置を提供する。 【構成】キャビネット1内には、撮像素子、信号処理回
路等からなるビデオカメラ部と、フィルム装填機構、フ
ィルム駆動機構等からなるフォトカメラ部を内蔵する。
撮像レンズ2を含むビデオカメラ部の光学系と、撮像レ
ンズ3を含むフォトカメラ部の光学系とは別個に構成す
る。撮像レンズ2としてズームレンズを使用し、撮像レ
ンズ3として固定焦点レンズを使用する。キャビネット
1内には、小型CRTよりなる電子ビューファインダを
設け、ビデオカメラ部で撮像される画面を表示する。撮
像レンズ3を介してフォトカメラ部で撮像される画面を
直接確認するファインダーは設けていない。5T,5W
はズーム操作釦、6は録画釦、7はシャッター釦であ
る。ビデオカメラ部とフォトカメラ部との連係操作が容
易となり、取り扱いや携帯にも便利である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はカメラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラを使用することにより、動
画の他に静止画の撮像も可能である。しかし、ビデオカ
メラの解像度はフォトカメラの解像度に比較して低く、
ビデオカメラと共にフォトカメラ(フィルムカメラ)の
使用を希望することも多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、ビデオカメ
ラとフォトカメラが一体的に構成されていれば、ビデオ
カメラとフォトカメラとの連係操作が容易となり、取り
扱いや携帯にも便利なものとなる。
【0004】そこで、この発明では、ビデオカメラとフ
ォトカメラの機能を有するカメラ装置を提供するもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、ビデオカメ
ラ部とフォトカメラ部を一体的に設けてなるものであ
る。
【0006】
【作用】ビデオカメラ部とフォトカメラ部を一体的に設
けるため、例えばビデオカメラ部の撮像信号を利用して
被写体領域の状態が変化するとき自動的にフォトカメラ
部のシャッターパルスを発生させること等が可能とな
る。また、ビデオカメラ部とフォトカメラ部を一体的に
設けるため、取り扱いや携帯も容易となる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明の一実
施例について説明する。本例は、ビデオカメラとフォト
カメラとを一体的に形成したものである。
【0008】図1は全体構成を示す斜視図である。同図
において、1はキャビネットである。図示せずも、キャ
ビネット1内には、撮像素子、信号処理回路等からなる
ビデオカメラ部と、フィルム装填機構、フィルム駆動機
構等からなるフォトカメラ部とが内蔵される。
【0009】2はビデオカメラ部の撮像レンズであり、
3はフォトカメラ部の撮像レンズである。つまり、ビデ
オカメラ部とフォトカメラ部の光学系は別個に構成され
る。撮像レンズ2として、焦点距離fが7mm〜42m
mの6倍ズームレンズが使用される。一方、撮像レンズ
3として、焦点距離fが55mmの固定焦点レンズが使
用される。
【0010】また、本例ではキャビネット1内には、小
型CRTよりなる電子ビューファインダが設けられ、C
RTには撮像レンズ2を介してビデオカメラ部で撮像さ
れる画面が表示される。4はアイカップである。なお、
撮像レンズ3を介してフォトカメラ部で撮像される画面
を直接確認するファインダーは設けられていない。
【0011】また、5T,5Wは、それぞれTELE方
向、WIDE方向にズーム操作をするズーム操作釦であ
る。6はビデオカメラ部より出力される撮像ビデオ信号
のVTRへの録画操作をする録画釦、7はフォトカメラ
部のシャッター釦である。さらに、8はフィルム巻戻し
操作釦である。
【0012】図2は、ビデオカメラ部の構成を示すもの
である。被写体からの像光は撮像レンズ2およびアイリ
ス11を介して補色市松方式の色フィルタを有する単板
式のCCD固体撮像素子12に供給される。
【0013】図3は、この撮像素子12のカラーコーデ
ィング模式図である。同図に示すように、フィールド読
み出しが行なわれる。AフィールドではA1,A2のよ
うなペアで電荷が混合され、BフィールドではB1,B
2のようなペアで電荷が混合される。そして、水平シフ
トレジスタHregより、AフィールドではA1,A
2,・・・の順に、BフィールドではB1,B2,・・
・の順に電荷が出力される。
【0014】ここで、電荷の順番a,b,・・・は、図
4に示すように、A1ラインにおいては、(Cy+
G),(Ye+Mg),・・・となり、A2ラインにお
いては、(Cy+Mg),(Ye+G),・・・とな
り、B1ラインにおいては、(G+Cy),(Mg+Y
e),・・・となり、B2ラインにおいては、(Mg+
Cy),(G+Ye),・・・となる。
【0015】撮像素子12より上述のように出力される
電荷はCDS回路(相関二重サンプリング回路)13に
供給され、このCDS回路13より撮像信号として取り
出される。このCDS回路13を使用することにより、
周知のようにリセット雑音を低減することができる。
【0016】撮像素子12およびCDS回路13で必要
なタイミングパルスは、タイミング発生器14より供給
される。タイミング発生器14には、発振器15より8
fsc(fscは色副搬送波周波数)の基準クロックCK0
が供給されると共に、同期発生器16より水平、垂直の
同期信号HD,VDが供給される。一方、同期発生器1
6にはタイミング発生器14より4fscのクロックCK
1が供給される。
【0017】CDS回路13より出力される撮像信号は
レベル検出回路17に供給され、この検出回路17の出
力信号がアイリスドライバ18に供給される。そして、
アイリスドライバ18でアイリス11の絞りが自動的に
制御される。
【0018】ここで、CDS回路13より出力される撮
像信号より輝度信号Yとクロマ信号(色差信号)を得る
ための処理について説明する。
【0019】輝度信号Yに関しては、隣どうしの信号を
加算処理して求められる。図4において、a+b,b+
c,c+d,d+e,・・・の加算信号が順に形成され
る。
【0020】例えば、A1ラインでは、次式のように近
似される。ここで、Cy=B+G,Ye=R+G,Mg
=B+Rである。
【0021】 Y={(Cy+G)+(Ye+Mg))}×1/2 =(2B+3G+2R)×1/2 また、A2ラインでは、次式のように近似される。
【0022】 Y={(Cy+Mg)+(Ye+G))}×1/2 =(2B+3G+2R)×1/2 Aフィールドのその他のライン、Bフィールドのライン
についても同様に近似される。
【0023】クロマ信号に関しては、隣どうしの信号を
減算処理して求められる。
【0024】例えば、A1ラインでは、次式のように近
似される。
【0025】 R−Y=(Ye+Mg)−(Cy+G) =(2R−G) また、A2ラインでは、次式のように近似される。
【0026】 −(B−Y)=(Ye+G)−(Cy−Mg) =−(2B−G) Aフィールドのその他のライン、Bフィールドのライン
についても、同様にして赤色差信号R−Yおよび青色差
信号−(B−Y)が線順次に交互に得られる。
【0027】図2に戻って、CDS回路13より出力さ
れる撮像信号はAGCアンプ19aに供給される。この
AGCアンプ19aの出力信号はレベル検出回路19b
に供給され、この検出回路19bの出力信号がバッファ
19cを介してAGCアンプ19aに制御電圧として供
給される。例えば、制御電圧が2〜4Vの範囲で変化
し、それに対応してAGCアンプ19aのゲインは10
〜29dBとされる(図16に図示)。この場合、アイ
リス11の動作期間では制御電圧は2Vで一定となる。
【0028】AGCアンプ19aより出力される撮像信
号は、輝度処理部を構成するローパスフィルタ20に供
給される。ローパスフィルタ20では、隣どうしの信号
の加算処理(平均化)が行なわれる。そのため、このロ
ーパスフィルタ20からは、輝度信号Yが出力される。
【0029】また、AGCアンプ19aより出力される
撮像信号は、クロマ処理部を構成するサンプルホールド
回路21,22に供給される。サンプルホールド回路2
1,22には、タイミング発生器14よりサンプリング
パルスSHP1,SHP2(図5、図6のE,Fに図
示)が供給される。
【0030】サンプルホールド回路21からは、(Cy
+G)または(Cy+Mg)の連続した信号S1が出力
されて減算器23に供給される(図5B,図6Bに図
示)。サンプルホールド回路22からは、(Ye+M
g)または(Ye+G)の連続した信号S2が出力され
て減算器23に供給される(図5C,図6Cに図示)。
【0031】減算器23では信号S2より信号S1が減
算される。そのため、この減算器23からは、それぞれ
赤色差信号R−Y,青色差信号−(B−Y)が線順次に
交互に出力される(図5D,図6Dに図示)。
【0032】減算器23より出力される色差信号は、直
接切換スイッチ24のb側の固定端子および切換スイッ
チ25のa側の固定端子に供給されると共に、1水平期
間の遅延時間を有する遅延回路26を介して切換スイッ
チ24のa側の固定端子および切換スイッチ25のb側
の固定端子に供給される。
【0033】切換スイッチ24,25の切り換えは、コ
ントローラ27によって制御される。すなわち、減算器
23より赤色差信号R−Yが出力される1水平期間はb
側に接続され、一方青色差信号−(B−Y)が出力され
る1水平期間はa側に接続される。なお、コントローラ
27には、同期発生器16より同期信号HD,VDが基
準同期信号として供給されると共に、タイミング発生器
14よりクロックCK1が供給される。
【0034】上述のように切換スイッチ24,25は切
り換えられるため、切換スイッチ24からは各水平期間
で赤色差信号R−Yが出力され、切換スイッチ25から
は各水平期間で青色差信号−(B−Y)が出力される。
【0035】ローパスフィルタ20より出力される輝度
信号Yと、切換スイッチ24,25より出力される色差
信号(R−Y),−(B−Y)はエンコーダ28に供給
される。このエンコーダ28には同期発生器16より複
合同期信号SYNC、ブランキング信号BLK、バース
トフラグ信号BFおよび色副搬送波信号SCが供給され
る。
【0036】エンコーダ28では、周知のように輝度信
号Yに関しては同期信号SYNCが付加され、色差信号
に関しては直角2相変調されて搬送色信号Cが形成され
ると共に、カラーバースト信号が付加される。そして、
これら輝度信号Yと搬送色信号Cとが加算されて、例え
ばNTSC方式のカラービデオ信号が形成される。この
ようにエンコーダ28より出力されるカラービデオ信号
SCVは、出力端子29に導出される。
【0037】また、エンコーダ28からは白黒ビデオ信
号SV(同期信号SYNCが付加された輝度信号Y)が
出力され、この白黒ビデオ信号SVは加算器31を介し
て電子ビューファインダ30に供給される。そして、電
子ビューファインダ30を構成する小型CRTに撮像画
面が表示される。
【0038】また、撮像レンズ2のズーム倍率の調整は
ズームドライバ41によって行なわれる。図7は、ズー
ムドライバ41の具体構成を示すものである。同図にお
いて、411は撮像レンズ2を構成するレンズであり、
ズーム倍率を調整するためのものである。このレンズ4
11の位置を回転駆動でもって前後に移動させることに
より、ズーム倍率が調整される。例えばT側に回転させ
ることでTELE方向に調整され、一方W側に回転させ
ることでWIDE方向に調整される。
【0039】このレンズ411の回転駆動はDCモータ
412によって行なわれる。このモータ412の一端お
よび他端は、それぞれズームドライバ部413の出力端
子q1,q2に接続される。ズームドライバ部413の
入力端子p1,p2は、それぞれズーム操作スイッチ4
2のT側、W側の固定端子に接続される。
【0040】この場合、端子p1にハイレベル「H」の
信号が供給されるときは、端子q1から端子q2の方向
でもってモータ412に電流が流れ(実線図示)、レン
ズ411はT方向に回転駆動される。逆に、端子p2に
ハイレベル「H」の信号が供給されるときは、端子q2
から端子q1の方向でもってモータ412に電流が流れ
(破線図示)、レンズ411はW方向に回転駆動され
る。なお、端子p1,p2のいずれにもハイレベル
「H」の信号が供給されないときは、モータ412に電
流が流れることがなく、レンズ411はいずれの方向に
も回転駆動されず、その位置が保持される。
【0041】ズーム操作スイッチ42の可動端子は電源
端子に接続される。上述したキャビネット1の操作釦5
T,5Wを押圧するとき、ズーム操作スイッチ42はそ
れぞれT側,W側に接続される。ズーム操作スイッチ4
2がT側、W側に接続されるとき、それぞれズームドラ
イバ部413の端子p1,p2にハイレベル「H」の信
号が供給され、TELE方向、WIDE方向にズーム調
整が行なわれる。
【0042】また、図2に示すように、撮像レンズ2の
レンズ411の取り付け位置にはポテンショメータを構
成する可変抵抗器44が配される。可変抵抗器44の可
動子位置はレンズ411の回転によってずれるように構
成され、その可動子にはズーム倍率に応じた電圧が得ら
れ、これが検出信号SDとしてコントローラ27に供給
される。図8に示すように、検出信号SDは、例えばW
IDE端(f=7mm)で1Vとなり、TELE端(f
=42mm)で4Vとなるように設定される。
【0043】本例では、電子ビューファインダ30の小
型CRTの画面に撮像画面が固定表示されると共に、フ
ォトカメラの画枠が表示される。ズーム倍率に応じて撮
像画面の画角が変化し、従って画界が変化する。小型C
RTの画面にフォトカメラの画枠を表示するには、撮像
画面の画界とフォトカメラの画界との比を求める必要が
ある。
【0044】ここで、図9を使用して画角について説明
する。画角θは、撮像面サイズTとf値(焦点距離)か
ら、数1に示すように求めることができる。なお、図9
において、T′は画界であり、Lは物体距離である。
【0045】
【数1】θ=2tan-1T/2f 撮像レンズ2はf=7mm〜42mmの6倍ズームレン
ズである。撮像素子12が1/3インチのものであると
き、撮像面の水平方向サイズZHは4.9mm、垂直方
向サイズZVは3.69mm、対角方向サイズZDは
6.13mmである(図10参照)。
【0046】そのため、WIDE端(f=7mm)にお
ける水平方向、垂直方向、対角方向の画角θZH,θZV,
θZDは、それぞれ38.6°,29.5°,47.3°
となる。一方、TELE端(f=42mm)における水
平方向、垂直方向、対角方向の画角θZH,θZV,θZD
は、それぞれ6.7°,5.0°,8,3°となる。
【0047】また、撮像レンズ3はf=55mmの固定
焦点レンズである。フィルムが35mmのものであると
き、撮像面の水平方向サイズPHは36mm、垂直方向
サイズPVは24mm、対角方向サイズPDは43.3
mmである(図11参照)。
【0048】そのため、水平方向、垂直方向、対角方向
の画角θPH,θPV,θPDは、それぞれ36.2°,2
4.6°,43.0°となる。
【0049】以上から、ズームレンズである撮像レンズ
2と、固定焦点レンズである撮像レンズ3の画角の関係
は表1に示すようになる。
【0050】
【表1】
【0051】次に、撮像画面とフォトカメラの画界比に
ついて説明する。図9より画界T′は数2に示すように
求めることができる。
【0052】
【数2】T′=2Ltanθ/2 ビデオカメラ部の撮像レンズ2と、フォトカメラ部の撮
像レンズ3の物体距離Lが等しいとすれば、画角θによ
って画界比が変化することがわかる。
【0053】ここで、撮像画面の水平方向、垂直方向の
画角θZH,θZVは表1で示されるので、WIDE端にお
ける水平方向、垂直方向の画界T′ZH,T′ZVはそれぞ
れ0.7L,0.53Lとなり、一方TELE端におけ
る水平方向、垂直方向の画界T′ZH,T′ZVはそれぞれ
0.12L,0.09Lとなる。
【0054】WIDE端、TELE端以外の撮像画面の
画角θZH,θZVは、検出信号SDに基づいて数3に示す
ように求めることができる。
【0055】
【数3】 θZH=38.6°−(38.6°−6.7°)(SD−1)/3 θZV=29.5°−(29.5°−5.0°)(SD−1)/3 この数3で求められる画角θZH,θZVを、それぞれ数2
のθに代入することで、画界T′ZH,T′ZVを求めるこ
とができる。
【0056】また、フォトカメラの水平方向、垂直方向
の画角θPH,θPVは表1で示されるので、水平方向、垂
直方向の画界T′PH,T′PVはそれぞれ0.65L,
0.44Lとなる。
【0057】以上から、撮像画面の画界とフォトカメラ
の画界の関係は、表2に示すようになる。図12は水平
方向の画界関係を示しており、図13は垂直方向の画界
関係を示している。
【0058】
【表2】
【0059】また、水平方向、垂直方向の画界比T′PH
/T′ZH,T′PV/T′ZVは、表3に示すようになる。
【0060】
【表3】
【0061】なお、図9より画界T′は数4に示すよう
に求めることもできる。
【0062】
【数4】T′=L×T/f 焦点距離fは、検出信号SDに基づいて数5に示すよう
に求めることができる。
【0063】
【数5】f=7mm+(42mm−7mm)(SD−1)/3 この数5で求められる焦点距離fを数4に代入し、さら
に数4のTに撮像面の水平方向サイズZH、垂直方向サ
イズZVを代入することで、それぞれ水平方向、垂直方
向の画界T′ZH,T′ZVを求めることができる。
【0064】図2に戻って、コントローラ27では、水
平方向、垂直方向の画界比T′PH/T′ZH,T′PV/
T′ZVに応じた画面位置にフォトカメラの画枠を表示す
るための画枠データDmが形成される。
【0065】図14は、コントローラ27における画枠
データの出力処理を示すフローチャートである。まず、
検出信号SDから数5を使用して焦点距離fを計算する
(ステップ71)。
【0066】次に、この焦点距離fを数4に代入すると
共に、数4のTに撮像面の水平方向サイズZH、垂直方
向サイズZVを代入して、撮像画面の水平方向、垂直方
向の画界T′ZH,T′ZVを計算する(ステップ72)。
【0067】次に、この画界T′ZH,T′ZVを使用し
て、撮像画面とフォトカメラの水平方向、垂直方向の画
界比T′PH/T′ZH,T′PV/T′ZVを計算する(ステ
ップ73)。
【0068】そして、この画界比T′PH/T′ZH,T′
PV/T′ZVに応じて画枠データDmを出力する(ステッ
プ74)。この画枠データDmは、例えば画枠信号を表
示する水平、垂直位置を示すデータとされる。この場
合、サイズ一定の撮像画面の水平方向、垂直方向の表示
サイズを基準として、画枠の水平方向、垂直方向のサイ
ズが、それぞれ画界比T′PH/T′ZH,T′PV/T′ZV
で示されるサイズと略等しくなるように画枠データDm
が形成される。ここで、水平方向のサイズは画素ピッチ
を単位として調整され、垂直方向のサイズはラインピッ
チを単位として調整される。
【0069】コントローラ27より出力される画枠デー
タDmは枠信号発生回路32に供給される。この枠信号
発生回路32には、同期発生器16より同期信号HD,
VDが供給されると共に、タイミング発生器14よりク
ロックCK1が供給される。枠信号発生回路32からは
画枠データDmで示される水平および垂直位置で、例え
ばホワイトピークレベルの信号が出力され、これが枠信
号Smとして加算器31に供給されて、白黒ビデオ信号
SVに加算される。
【0070】これにより、電子ビューファインダ30の
小型CRTの画面には、図15に示すような撮像画面と
共に、フォトカメラの画枠が表示される。この場合、撮
像画面は一定サイズで表示されるが、フォトカメラの画
枠はズーム倍率に応じた位置に表示される。
【0071】上述せずも撮像画面の大きさは、TELE
端におけるフォトカメラの画枠を表示できる程度に予め
縮小されており、小型CRTの画面中央部に表示され
る。上述せずも画面縮小のための時間軸圧縮処理は、例
えばエンコーダ28でもって行なわれる。
【0072】また、図2に戻って、レベル検出回路1
7,19bからの検出信号SIR,SAGはコントローラ2
7に供給される。コントローラ27では、コントローラ
27に接続される自動シャッターモード設定スイッチ3
3(図1には図示せず)がオンとされるとき、検出信号
SIR,SAGに基づいてシャッターパルスPSHが発生され
る。そして、このシャッターパルスPSHによってフォト
カメラ部のシャッターが操作される。
【0073】図17は、コントローラ27に備えられる
シャッターパルス発生部を示すものである。同図におい
て、レベル検出回路17からの検出信号SIRはDCアン
プ51の反転入力端子に供給される。ボリューム52は
オフセット電圧調整用のものであり、可動子に得られる
電圧がDCアンプ51の非反転入力端子に供給される。
【0074】この場合、検出信号SIRの変化に対応して
DCアンプ51の出力信号は、例えば1.5〜4Vの範
囲で変化する。ボリューム52の可動子位置を調整する
ことで、図18に示すようにDCアンプ51の入出力特
性を変化させることができる。
【0075】DCアンプ51の出力信号は、比較器53
の反転入力端子および比較器54の非反転入力端子に供
給されると共に、遅延時間τの遅延回路55に供給され
る。ここで、遅延時間τはレベル検出回路17の時定数
より短く設定される。本例においてレベル検出回路17
の時定数は1垂直期間とされ、例えばτ=1msecに
設定される。
【0076】遅延回路55の出力信号は、−Eの電圧シ
フト回路56を介して比較器53の非反転入力端子に供
給されると共に、+Eの電圧シフト回路57を介して比
較器54の反転入力端子に供給される。そして、比較器
53,54の出力信号はオアゲート63に供給される。
【0077】ここで、Eは比較器53,54で安定して
大小を判別できるレベル差に対応する大きさとされ、本
例においては0.1Vに設定される。
【0078】また、レベル検出回路19bからの検出信
号SAGは比較器58の反転入力端子および比較器59の
非反転入力端子に供給されると共に、遅延時間τの遅延
回路60に供給される。ここで、遅延時間τはレベル検
出回路19bの時定数より短く設定される。本例におい
てレベル検出回路19bの時定数は1垂直期間とされ、
例えばτ=1msecに設定される。
【0079】遅延回路60の出力信号は、−Eの電圧シ
フト回路61を介して比較器58の非反転入力端子に供
給されると共に、+Eの電圧シフト回路62を介して比
較器59の反転入力端子に供給される。そして、比較器
58,59の出力信号はオアゲート63に供給される。
【0080】ここで、Eは比較器58,59において安
定して大小を判別できるレベル差に対応する大きさとさ
れ、本例においては0.1Vに設定される。
【0081】以上の構成において、AGCアンプ19a
より出力される撮像信号が、図19Bに示すように変化
する場合を考える。図19Aは垂直同期信号VDを示し
ている。
【0082】アイリス動作期間(AGCアンプ19aの
ゲインは10dBで一定)では、DCアンプ51の出力
信号は図19Cの実線aに示すように変化し、そしてシ
フト回路56の出力信号は同図破線bに示すように変化
し、シフト回路57の出力信号は同図1点鎖線cに示す
ように変化する。
【0083】これにより、撮像信号のレベルが小さい方
向に変化する時点t1からτの時間は、比較器54の非
反転入力端子に供給される信号はその反転入力端子に供
給される信号より大きくなるため、比較器54からはハ
イレベルの信号が出力される(図19Dに図示)。
【0084】また、撮像信号のレベルが大きい方向に変
化する時点t2からτの時間は、比較器53の非反転入
力端子に供給される信号はその反転入力端子に供給され
る信号より大きくなるため、比較器53からはハイレベ
ルの信号が出力される(図19Eに図示)。
【0085】なお、上述したようにボリューム52の可
動子位置を調整することで、DCアンプ51の入出力特
性を変化させることができる。そのため、検出信号SIR
の大レベル側あるいは小レベル側を飽和させることがで
き、その部分における撮像信号の変化を無視でき、シャ
ッターパルスPSHの発生を抑制することができる。
【0086】また、AGC動作期間(アイリス11は開
放)では、レベル検出回路19bの検出信号SAGは図1
9Fの実線aに示すように変化し、そしてシフト回路6
1の出力信号は同図破線bに示すように変化し、シフト
回路62の出力信号は同図1点鎖線cに示すように変化
する。
【0087】これにより、撮像信号のレベルが小さい方
向に変化する時点t3からτの時間は、比較器59の非
反転入力端子に供給される信号はその反転入力端子に供
給される信号より大きくなるため、比較器59からはハ
イレベルの信号が出力される(図19Gに図示)。
【0088】また、撮像信号のレベルが大きい方向に変
化する時点t4からτの時間は、比較器58の非反転入
力端子に供給される信号はその反転入力端子に供給され
る信号より大きくなるため、比較器58からはハイレベ
ルの信号が出力される(図19Hに図示)。
【0089】このようにアイリス動作期間およびAGC
動作期間のそれぞれにおいて、撮像信号のレベルが変化
するとき、比較器53,54,58,59よりハイレベ
ルの信号が出力され、これがオアゲート63よりシャッ
ターパルスPSHとして出力される(図19Iに図示)。
【0090】上述せずも、設定スイッチ33がオフであ
る場合は、シャッター釦7を押圧することで、コントロ
ーラ27よりシャッターパルスPSHを発生させることが
できる。
【0091】本例においては、ビデオカメラ部とフォト
カメラ部を一体的に設けるものであり、例えばビデオカ
メラ部の撮像信号を利用して自動的にフォトカメラ部の
シャッターパルスPSHを発生させることができ、ビデオ
カメラ部とフォトカメラ部との連係操作が容易となり、
また取り扱いや携帯にも便利となる。
【0092】また本例においては、人物や物体が移動し
て被写体領域の状態が変化して撮像信号のレベルが変化
するとき、自動的にシャッターパルスPSHが発生され、
フォトカメラのシャッターを操作できるので、監視用と
して使用して便利なものとなる。
【0093】また本例においては、電子ビューファイン
ダ30の小型VTRの画面には、一定サイズの撮像画面
を基準としてフォトカメラの画枠が表示されるので、ズ
ーム倍率が変化してもフォトカメラの画界を正確に認識
することができる。したがって、電子ビューファインダ
30の画面を見ながらフォトカメラのシャッター操作を
的確に行なうことができる。
【0094】なお、上述実施例においては、シャッター
パルスPSHによってフォトカメラ部のシャッターを操作
するものであったが、静止画記録機が接続される場合に
は、シャッターパルスPSHに基づいて1画面部分の信号
を取り込むようにできる。
【0095】
【発明の効果】この発明によれば、ビデオカメラ部とフ
ォトカメラ部を一体的に設けるものであり、ビデオカメ
ラ部とフォトカメラ部との連係操作が容易となり、また
取り扱いや携帯にも便利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の外観を示す斜視図である。
【図2】ビデオカメラ部の構成を示す図である。
【図3】カラーコーディング模式図である。
【図4】水平出力レジスタの出力を示す図である。
【図5】色信号処理の説明のための図である。
【図6】色信号処理の説明のための図である。
【図7】ズームドライバの構成を示す図である。
【図8】ズーム画角と検出信号との関係を示す図であ
る。
【図9】画角の求め方の説明のための図である。
【図10】1/3インチCCD固体撮像素子の撮像面サ
イズを示す図である。
【図11】35mmフィルムの撮像面サイズを示す図で
ある。
【図12】撮像画面とフォトカメラの画界(水平方向)
を示す図である。
【図13】撮像画面とフォトカメラの画界(垂直方向)
を示す図である。
【図14】画枠データの出力処理動作を示すフローチャ
ートである。
【図15】電子ビューファインダの表示画面を示す図で
ある。
【図16】AGCアンプのゲイン制御特性を示す図であ
る。
【図17】シャッターパルス発生部の構成を示す図であ
る。
【図18】DCアンプの入出力特性を示す図である。
【図19】シャッターパルスの発生動作を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 キャビネット 2,3 撮像レンズ 4 アイカップ 5T,5W ズーム操作釦 6 録画釦 7 シャッター釦 12 CCD固体撮像素子 14 タイミング発生器 16 同期発生器 20 ローパスフィルタ 21,22 サンプルホールド回路 23 減算器 24,25 切換スイッチ 26 遅延回路 27 コントローラ 28 エンコーダ 29 出力端子 30 電子ビューファインダ 31 加算器 32 枠信号発生回路 33 自動シャッターモード設定スイッチ
フロントページの続き (72)発明者 渡辺 和彦 東京都台東区池之端1丁目2番11号 アイ ワ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオカメラ部とフォトカメラ部を一体
    的に設けてなるカメラ装置。
JP3137999A 1991-06-10 1991-06-10 カメラ装置 Pending JPH0572622A (ja)

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