JP3080445B2 - カメラ装置 - Google Patents

カメラ装置

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JP3080445B2
JP3080445B2 JP03219748A JP21974891A JP3080445B2 JP 3080445 B2 JP3080445 B2 JP 3080445B2 JP 03219748 A JP03219748 A JP 03219748A JP 21974891 A JP21974891 A JP 21974891A JP 3080445 B2 JP3080445 B2 JP 3080445B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、セルフタイマー機能
を有するカメラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は、セルフタイマー機能を有する
スチルビデオカメラのシャッター系の構成例を示してい
る。
【0003】同図において、シャッタースイッチ101
はシャッタートリガ発生回路102に接続され、シャッ
タースイッチ101がオンとされるとき、トリガ発生回
路102よりシャッタートリガ信号が出力される。
【0004】シャッタートリガ信号は切換スイッチ10
3のN側の固定端子を介して同期回路104に供給され
る。同期回路104には垂直同期信号VDが供給され、
シャッタートリガ信号が供給された後に同期信号VDに
同期してシャッターパルスPSHが出力され、このシャッ
ターパルスPSHは切換スイッチ105のN側の固定端子
に供給される。
【0005】また、セルフタイマースタンバイスイッチ
106はモード判別回路107に接続され、スタンバイ
スイッチ106がオフ状態にあるときはノーマルシャッ
ターモード(ノーマルモード)と判別され、一方スタン
バイスイッチ106がオン状態にあるときはセルフタイ
マーモード(セルフモード)と判別される。
【0006】ノーマルモードと判別されるときは、切換
スイッチ103,105はN側に接続される。一方、セ
ルフモードと判別されるときは、切換スイッチ103,
105はS側に接続されると共に、タイマー108は動
作可能状態とされる。
【0007】上述したトリガ発生回路102より出力さ
れるシャッタートリガ信号は、切換スイッチ103のS
側の固定端子を介してタイマー108にタイマースター
ト信号として供給される。
【0008】タイマー108からはシャッタートリガ信
号が供給されてから所定時間T0の後にパルス信号が出
力され、このパルス信号はシャッタートリガ発生回路1
09に供給される。そして、トリガ発生回路109より
シャッタートリガ信号が発生され、このシャッタートリ
ガ信号は同期回路110に供給される。
【0009】同期回路110には垂直同期信号VDが供
給され、シャッタートリガ信号が供給された後に同期信
号VDに同期してシャッターパルスPSHが出力され、こ
のシャッターパルスPSHは切換スイッチ105のS側の
固定端子に供給される。
【0010】以上の構成において、スタンバイスイッチ
106がオフ状態にあるノーマルモードにおいては、シ
ャッタースイッチ101がオンとされると、トリガ発生
回路102より発生されるシャッタートリガ信号が切換
スイッチ103のN側の固定端子を介して同期回路10
4に供給される。そして、同期回路104より出力され
るシャッターパルスPSHが切換スイッチ105のN側の
固定端子を介して出力される。
【0011】一方、スタンバイスイッチ106がオン状
態にあるセルフモードにおいては、シャッタースイッチ
101がオンとされると、トリガ発生回路102より発
生されるシャッタートリガ信号が切換スイッチ103の
S側の固定端子を介してタイマー108に供給される。
そして、所定時間T0後にタイマー108より出力され
るパルス信号によってトリガ発生回路109より出力さ
れるシャッタートリガ信号が同期回路110に供給され
る。そして、同期回路110より出力されるシャッター
パルスPSHが切換スイッチ105のS側の固定端子を介
して出力される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】図11の構成では、ノ
ーマルモード系の回路とセルフモード系の回路とが別個
に形成される。つまり、2つのシャッタートリガ発生回
路102,109、2つの同期回路104,110を有
すると共に、2つの切換スイッチ103,105を備え
ているため、シャッター系の回路構成が複雑となる欠点
があった。
【0013】そこで、この発明では、シャッター系の回
路構成を簡単にするカメラ装置を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、セルフタイ
マー機能を有するカメラ装置において、垂直同期信号を
分周する分周器を備え、分周器の出力信号によってセル
フタイマー機能におけるタイマーを駆動すると共に、分
周器の出力信号よりシャッターパルスを得るものであ
る。
【0015】
【作用】上述構成においては、ノーマルシャッターモー
ドおよびセルフタイマーモードのいずれにおいても、分
周器の出力信号より垂直同期信号に同期したシャッター
パルスを得ることができる。また、セルフタイマーモー
ドにおいては、分周器の出力信号によってタイマーが駆
動される。したがって、1つの分周器が兼用されるた
め、シャッター系の回路構成を簡単とし得る。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明の一実
施例について説明する。本例はビデオカメラとフォトカ
メラとを一体的に形成したものである。
【0017】図1は全体構成を示す斜視図である。同図
において、1はキャビネットである。図示せずも、キャ
ビネット1内には、撮像素子、信号処理回路等からなる
ビデオカメラ部と、フィルム装填機構、フィルム駆動機
構等からなるフォトカメラ部とが内蔵される。
【0018】2はビデオカメラ部の撮像レンズであり、
3はフォトカメラ部の撮像レンズである。つまり、ビデ
オカメラ部とフォトカメラ部の光学系は別個に構成され
る。撮像レンズ2として、焦点距離fが7mm〜42m
mの6倍ズームレンズが使用される。一方、撮像レンズ
3として、焦点距離fが55mmの固定焦点レンズが使
用される。
【0019】また、本例ではキャビネット1内には、小
型CRTよりなる電子ビューファインダが設けられ、C
RTには撮像レンズ2を介してビデオカメラ部で撮像さ
れる画面が表示される。4はアイカップである。なお、
撮像レンズ3を介してフォトカメラ部で撮像される画面
を直接確認するファインダーは設けられていない。
【0020】また、5T,5Wは、それぞれTELE方
向、WIDE方向にズーム操作をするズーム操作釦であ
る。6はビデオカメラ部より出力される撮像ビデオ信号
のVTRへの録画操作をする録画釦である。7はシャッ
ター釦、8はフィルム巻戻し操作釦である。
【0021】図2は、ビデオカメラ部の構成を示すもの
である。被写体からの像光は撮像レンズ2およびアイリ
ス11を介して補色市松方式の色フィルタを有する単板
式のCCD固体撮像素子12に供給される。
【0022】撮像レンズ2のズーム倍率の調整はズーム
ドライバ41によって行なわれる。図7は、ズームドラ
イバ41の具体構成を示すものである。同図において、
411は撮像レンズ2を構成するレンズであり、ズーム
倍率を調整するためのものである。このレンズ411の
位置を回転駆動でもって前後に移動させることにより、
ズーム倍率が調整される。例えば、T側に回転させるこ
とでTELE方向に調整され、一方W側に回転させるこ
とでWIDE方向に調整される。
【0023】このレンズ411の回転駆動はDCモータ
412によって行なわれる。このモータ412の一端お
よび他端は、それぞれズームドライバ部413の出力端
子q1,q2に接続される。ズームドライバ部413の
入力端子p1,p2は、それぞれズーム操作スイッチ4
2のT側、W側の固定端子に接続される。
【0024】この場合、端子p1にハイレベル「H」の
信号が供給されるときは、端子q1から端子q2の方向
でもってモータ412に電流が流れ(実線図示)、レン
ズ411はT方向に回転駆動される。逆に、端子p2に
ハイレベル「H」の信号が供給されるときは、端子q2
から端子q1の方向でもってモータ412に電流が流れ
(破線図示)、レンズ411はW方向に回転駆動され
る。なお、端子p1,p2のいずれにもハイレベル
「H」の信号が供給されないときは、モータ412に電
流が流れることがなく、レンズ411はいずれの方向に
も回転駆動されず、その位置が保持される。
【0025】ズーム操作スイッチ42の可動端子は電源
端子に接続される。上述したキャビネットの操作釦5
T,5Wを押圧するとき、ズーム操作スイッチ42はそ
れぞれT側、W側に接続される。ズーム操作スイッチ4
2がT側、W側に接続されるとき、それぞれズームドラ
イバ部413の端子p1,p2にハイレベル「H」の信
号が供給され、TELE方向、WIDE方向にズーム調
整が行なわれる。
【0026】図3は、撮像素子12のカラーコーディン
グ模式図である。同図に示すように、フィールド読み出
しが行なわれる。AフィールドではA1,A2のような
ペアで電荷が混合され、BフィールドではB1,B2の
ようなペアで電荷が混合される。そして、水平シフトレ
ジスタHregより、AフィールドではA1,A2,・
・・の順に、BフィールドではB1,B2,・・・の順
に電荷が出力される。
【0027】ここで、電荷の順番a,b,・・・は、図
4に示すように、A1ラインにおいては、(Cy+
G),(Ye+Mg),・・・となり、A2ラインにお
いては、(Cy+Mg),(Ye+G),・・・とな
り、B1ラインにおいては、(G+Cy),(Mg+Y
e),・・・となり、B2ラインにおいては、(Mg+
Cy),(G+Ye),・・・となる。
【0028】撮像素子12より上述のように出力される
電荷はCDS回路(相関二重サンプリング回路)13に
供給され、このCDS回路13より撮像信号として取り
出される。このCDS回路13を使用することにより、
周知のようにリセット雑音を低減することができる。
【0029】撮像素子12およびCDS回路13で必要
なタイミングパルスは、タイミング発生器14より供給
される。タイミング発生器14には、発振器15より8
fsc(fscは色副搬送波周波数)の基準クロックCK0
が供給されると共に、同期発生器16より水平、垂直の
同期信号HD,VDが供給される。一方、同期発生器1
6にはタイミング発生器14より4fscのクロックCK
1が供給される。
【0030】CDS回路13より出力される撮像信号は
レベル検出回路17に供給され、この検出回路17の出
力信号がアイリスドライバ18に供給される。そして、
アイリスドライバ18でアイリス11の絞りが自動的に
制御される。
【0031】ここで、CDS回路13より出力される撮
像信号より輝度信号Yとクロマ信号(色差信号)を得る
ための処理について説明する。
【0032】輝度信号Yに関しては、隣どうしの信号を
加算処理して求められる。図4において、a+b,b+
c,c+d,d+e,・・・の加算信号が順に形成され
る。
【0033】例えば、A1ラインでは、次式のように近
似される。ここで、Cy=B+G,Ye=R+G,Mg
=B+Rである。
【0034】 Y={(Cy+G)+(Ye+Mg))}×1/2 =(2B+3G+2R)×1/2 また、A2ラインでは、次式のように近似される。
【0035】 Y={(Cy+Mg)+(Ye+G))}×1/2 =(2B+3G+2R)×1/2 Aフィールドのその他のライン、Bフィールドのライン
についても同様に近似される。
【0036】クロマ信号に関しては、隣どうしの信号を
減算処理して求められる。
【0037】例えば、A1ラインでは、次式のように近
似される。
【0038】 R−Y=(Ye+Mg)−(Cy+G) =(2R−G) また、A2ラインでは、次式のように近似される。
【0039】 −(B−Y)=(Ye+G)−(Cy−Mg) =−(2B−G) Aフィールドのその他のライン、Bフィールドのライン
についても、同様にして赤色差信号R−Yおよび青色差
信号−(B−Y)が線順次に交互に得られる。
【0040】図2に戻って、CDS回路13より出力さ
れる撮像信号は、AGC回路19を介して輝度処理部を
構成するローパスフィルタ20に供給される。ローパス
フィルタ20では、隣どうしの信号の加算処理(平均
化)が行なわれる。そのため、このローパスフィルタ2
0からは、輝度信号Yが出力される。
【0041】また、AGC回路19より出力される撮像
信号は、クロマ処理部を構成するサンプルホールド回路
21,22に供給される。サンプルホールド回路21,
22には、タイミング発生器14よりサンプリングパル
スSHP1,SHP2(図5、図6のE,Fに図示)が
供給される。なお、図5AはA1ラインの信号、図6A
はA2ラインの信号を示している。
【0042】サンプルホールド回路21からは、(Cy
+G)または(Cy+Mg)の連続した信号S1が出力
されて減算器23に供給される(図5B,図6Bに図
示)。サンプルホールド回路22からは、(Ye+M
g)または(Ye+G)の連続した信号S2が出力され
て減算器23に供給される(図5C,図6Cに図示)。
【0043】減算器23では信号S2より信号S1が減
算される。そのため、この減算器23からは、それぞれ
赤色差信号R−Y,青色差信号−(B−Y)が線順次に
交互に出力される(図5D,図6Dに図示)。
【0044】減算器23より出力される色差信号は、直
接切換スイッチ24のb側の固定端子および切換スイッ
チ25のa側の固定端子に供給されると共に、1水平期
間の遅延時間を有する遅延回路26を介して切換スイッ
チ24のa側の固定端子および切換スイッチ25のb側
の固定端子に供給される。
【0045】切換スイッチ24,25の切り換えは、コ
ントローラ27によって制御される。すなわち、減算器
23より赤色差信号R−Yが出力される1水平期間はb
側に接続され、一方青色差信号−(B−Y)が出力され
る1水平期間はa側に接続される。なお、コントローラ
27には、同期発生器16より同期信号HD,VDが基
準同期信号として供給されると共に、タイミング発生器
14よりクロックCK1が供給される。
【0046】上述のように切換スイッチ24,25は切
り換えられるため、切換スイッチ24からは各水平期間
で赤色差信号R−Yが出力され、切換スイッチ25から
は各水平期間で青色差信号−(B−Y)が出力される。
【0047】ローパスフィルタ20より出力される輝度
信号Yと、切換スイッチ24,25より出力される色差
信号(R−Y),−(B−Y)はエンコーダ28に供給
される。このエンコーダ28には同期発生器16より複
合同期信号SYNC、ブランキング信号BLK、バース
トフラグ信号BFおよび色副搬送波信号SCが供給され
る。
【0048】エンコーダ28では、周知のように輝度信
号Yに関しては同期信号SYNCが付加され、色差信号
に関しては直角2相変調されて搬送色信号Cが形成され
ると共に、カラーバースト信号が付加される。そして、
これら輝度信号Yと搬送色信号Cとが加算されて、例え
ばNTSC方式のカラービデオ信号SCVが形成され
る。
【0049】エンコーダ28より出力されるカラービデ
オ信号SCVは出力端子29に導出される。また、エン
コーダ28からは白黒ビデオ信号SV(同期信号SYN
Cが付加された輝度信号Y)が出力され、この白黒ビデ
オ信号SVは電子ビューファインダ30に供給され、小
型CRTに撮像画面が表示される。
【0050】また、コントローラ27には、シャッター
釦7が押圧されるときオンとなるシャッタースイッチ3
2が接続されると共に、セルフタイマースタンバイスイ
ッチ33が接続される。スタンバイスイッチ33がオン
されずに、シャッタースイッチ32がオンとされると
き、コントローラ27より直ちにシャッターパルスPSH
が出力される。これに対して、スタンバイスイッチ33
がオンとされた後に、シャッターパルス32がオンとさ
れるときは、コントローラ27より所定時間の経過後に
シャッターパルスPSHが出力される。
【0051】シャッターパルスPSHは、フォトカメラ部
のメカシャッターを開放状態とするため、あるいは静止
画記録機(図示せず)に静止画ビデオ信号を取り込むた
めに使用される。静止画記録機としては本出願人が先に
提案したDATを使用したもの(特開平2−16166
1号公報参照)等がある。
【0052】図8は、コントローラ27のシャッター系
(シャッターパルス発生部)の構成を示している。
【0053】同図において、電源と接地との間にはシャ
ッタースイッチ32および抵抗器51の直列回路が接続
され、シャッタースイッチ32および抵抗器51の接続
点P1はオア回路52の入力端子に接続される。オア回
路52の出力信号はアンド回路53の入力端子に供給さ
れ、アンド回路53の出力信号はオア回路54の入力端
子に供給される。
【0054】また、接続点P1はアンド回路55の入力
端子に接続され、このアンド回路55の出力信号はJK
フリップフロップ56のクロック端子CKに反転されて
供給される。フリップフロップ56のJ,K端子にはハ
イレベル「H」の信号が供給され、フリップフロップ動
作をするように設定される。フリップフロップ56のプ
リセット端子(PRバー)にはハイレベル「H」の信号
が供給される。フリップフロップ56の非反転出力端子
Qの出力信号S56は、オア回路54の入力端子に供給
されると共に、シフトレジスタ57の入力端子1に供給
される。
【0055】シフトレジスタ57は、クリア端子(CL
Rバー)または入力端子2にローレベル「L」の信号が
供給されるとき、クリア状態となる。また、シフトレジ
スタ57は、クリア端子(CLRバー)および入力端子
2にハイレベル「H」の信号が供給されるとき、入力端
子1に供給される信号がクロックに同期して出力端子A
〜Fに順次シフトされて出力される。
【0056】また、電源と接地との間にセルフタイマー
スタンバイスイッチ33および抵抗器58の直列回路が
接続され、スタンバイスイッチ33および抵抗器58の
接続点P2はJKフリップフロップ59のクロック端子
CKに反転されて供給される。フリップフロップ59の
J,K端子にはハイレベル「H」の信号が供給され、フ
リップフロップ動作をするように設定される。フリップ
フロップ59のプリセット端子(PRバー)にはハイレ
ベル「H」の信号が供給される。
【0057】フリップフロップ59の非反転出力端子Q
の出力信号S59は、アンド回路55の入力端子、フリ
ップフロップ56のクリア端子(CLRバー)およびシ
フトレジスタ57の入力端子2に供給される。このフリ
ップフロップ59の反転出力端子(Qバー)の出力信号
S59′は、アンド回路53の入力端子およびアンド回
路60の入力端子に供給される。
【0058】また、アンド回路55の出力信号はインバ
ータ61を介してアンド回路62の入力端子に供給さ
れ、このアンド回路62の出力信号S62はシフトレジ
スタ57のクリア端子(CLRバー)に供給される。シ
フトレジスタ57の出力端子Fの出力信号Sofはインバ
ータ66を介してフリップフロップ59のクリア端子
(CLRバー)に供給される。また、この出力信号Sof
は、ヒステリシスを有するインバータ63を介してアン
ド回路62の入力端子に供給されると共に、インバータ
63および64の直列回路を介してオア回路52の入力
端子に供給される。
【0059】また、65は分周器であり、この分周器6
5には垂直同期信号VDが被分周信号として供給され
る。分周器65の出力端子65aには1/2分周された
信号Saが出力され、出力端子65bには1/64分周
された信号Sbが出力され、出力端子65cには1/1
28分周された信号Scが出力される。
【0060】出力端子65cの出力信号Scはシフトレ
ジスタ57のクロック端子CKに供給される。出力端子
65bの出力信号Sbはオア回路54の入力端子に供給
され、このオア回路54の出力信号S54は分周器65
の制御端子65dに供給される。分周器65は、制御端
子65dにハイレベル「H」の信号が供給されるとき分
周動作をし、ローレベル「L」の信号が供給されるとき
は分周動作をせず、出力端子65a〜65cにローレベ
ル「L」の信号が出力された状態となる。
【0061】また、出力端子65aの出力信号Saはア
ンド回路60の入力端子に供給される。後述するよう
に、アンド回路60よりシャッターパルスPSHが出力さ
れる。
【0062】以上の構成において、スタンバイスイッチ
33が押圧されてオンとなった後その押圧が解除されて
オフとなると(図9A参照)、フリップフロップ59の
非反転出力端子Qの出力信号S59はローレベル「L」
からハイレベル「H」に変化すると共に、その反転出力
端子(Qバー)の出力信号S59′はハイレベル「H」
からローレベル「L」に変化する(図9B,Cに図
示)。これにより、ノーマルシャッターモードからセル
フタイマーモードにモードが変わる。
【0063】セルフタイマーモードにおいて、シャッタ
ースイッチ32が押圧されてオンとなった後その押圧が
解除されてオフとなると(図9Dに図示)、フリップフ
ロップ56の非反転出力端子Qの出力信号S56はロー
レベル「L」からハイレベル「H」に変化して(図9E
に図示)、カウントモードとなる。
【0064】カウントモードとなると、分周器65の制
御端子65dに供給されるオア回路54の出力信号S5
4がハイレベル「H」となるので(図9Kに図示)、分
周器65は分周動作を開始する。そのため、分周器65
の出力端子65a〜65cよりそれぞれ分周信号Sa〜
Scが出力される(図9L,F,Gに図示)。
【0065】カウントモードでは、フリップフロップ5
9の非反転出力端子Qよりシフトレジスタ57の入力端
子2にハイレベル「H」の信号が供給され、アンド回路
62よりシフトレジスタ57のクリア端子(CLRバ
ー)にハイレベル「H」の信号が供給され、さらにフリ
ップフロップ56の非反転出力端子Qよりシフトレジス
タ57の入力端子1にハイレベル「H」の信号が供給さ
れる。図9Jにはアンド回路62の出力信号S62を示
している。そのため、このカウントモードにおいては、
分周器65の出力端子65cの出力信号Sc(図9Gに
図示)の立上りのタイミングで、シフトレジスタ57の
出力端子A〜Fに順次シフトしてハイレベル「H」の信
号が出力される。図9HのSoa〜Sofはそれぞれ出力端
子A〜Fの出力信号を示している。
【0066】カウントモードで、0〜671番目の垂直
同期信号VDが供給された後に、672番目の垂直同期
信号VDが供給されると、出力信号Sofはローレベル
「L」からハイレベル「H」となり(図9Hに図示)、
フリップフロップ59のクリア端子(CLRバー)には
インバータ66よりローレベル「L」の信号が供給され
る。これにより、フリップフロップ59の非反転出力端
子Qの出力信号S59はハイレベル「H」からローレベ
ル「L」に変化すると共に、その反転出力端子(Qバ
ー)の出力信号S59′はローレベル「L」からハイレ
ベル「H」に変化して(図9B,Cに図示)、セルフタ
イマーモードが終了する。
【0067】このとき、フリップフロップ59の非反転
出力端子Qよりシフトレジスタ57の入力端子2にロー
レベル「L」の信号が供給されるので、シフトレジスタ
57はクリアされて出力端子A〜Fの出力信号Soa〜S
ofはローレベル「L」の状態となる(図9Hに図示)。
【0068】またこのとき、フリップフロップ59の非
反転出力端子Qよりフリップフロップ56のクリア端子
(CLRバー)にローレベル「L」の信号が供給され、
フリップフロップ56の非反転出力端子Qの出力信号S
56はハイレベル「H」からローレベル「L」に変化す
るため(図9Eに図示)、分周器65の制御端子65d
に供給されるオア回路54の出力信号S54はローレベ
ル「L」となり(図9Kに図示)、分周器65の分周動
作が停止され、出力端子65a〜65cにはローレベル
「L」の信号が出力される状態となる(図9L,F,G
に図示)。
【0069】また、上述したようにインバータ63はヒ
ステリシスを有しており、シフトレジスタ57の出力端
子Fの出力信号Sofがローレベル「L」からハイレベル
「H」に変化して所定時間τが経過した後、その出力信
号S63がハイレベル「H」からローレベル「L」とな
る(図9Iに図示)。これにより、アンド回路53の出
力信号はハイレベル「H」となり、分周器65の制御端
子65dに供給されるオア回路54の出力信号S54は
ハイレベル「H」となり(図9Kに図示)、分周器65
の分周動作が再開される。
【0070】分周器65の分周動作が再開されて0〜3
1番目の垂直同期信号VDが供給される期間では、分周
器65の出力端子65bの出力信号Sbがハイレベル
「H」となっており(図9Fに図示)、オア回路54の
出力信号S54もハイレベル「H」が維持されて分周動
作が継続される(図9Kに図示)。しかし、32番目の
垂直同期信号VDが供給されると、分周器65の出力端
子65bの出力信号Sbがハイレベル「H」からローレ
ベル「L」に変化するので(図9Fに図示)、オア回路
54の出力信号S54はハイレベル「H」からローレベ
ル「L」に変化し(図9Kに図示)、分周器65の分周
動作が停止される。
【0071】分周器65の出力端子65aからは、分周
器65が分周動作をしている期間(カウントモード期間
と、カウントモードの終了後の32垂直期間)に分周信
号Saが出力される(図9Lに図示)。フリップフロッ
プ59の反転出力端子(Qバー)の出力信号S59′
は、カウントモード終了後の期間にハイレベル「H」と
なるので、カウントモード終了後の32垂直期間に分周
器65の出力端子65aより出力される分周信号Saが
アンド回路60よりシャッターパルスPSHとして出力さ
れる(図9Mに図示)。
【0072】図10A〜Gは、図9に示す信号のうちで
主要な信号のカウントモード期間の終了前後を、時間軸
を拡大して示したものである。
【0073】このようにセルフタイマーモードでシャッ
タースイッチ32がオンからオフに操作されるときは、
カウントモード期間(約672垂直期間≒11.2se
c)の終了後にシャッターパルスPSHが出力されるよう
に制御される。そして、カウントモード期間の終了後
に、セルフタイマーモードが自動的に解除されてノーマ
ルシャッターモードに戻る。
【0074】なお、ノーマルシャッターモードでシャッ
タースイッチ32がオンとされるときは、フリップフロ
ップ59の反転出力端子(Qバー)の出力信号S59′
がハイレベル「H」にあるので、アンド回路53の出力
信号がハイレベル「H」となる。そのため、分周器65
の制御端子65dに供給されるオア回路54の出力信号
S54はハイレベル「H」となって分周器65は分周動
作をし、出力端子65aより出力される分周信号Saが
アンド回路60を介してシャッターパルスPSHとして出
力される。この場合、シャッタースイッチ32がオンと
されている期間シャッターパルスPSHが出力され続ける
ことになる。
【0075】このように本例においては、ノーマルシャ
ッターモードおよびセルフタイマーモードのいずれでシ
ャッタースイッチ32を操作しても、分周器65の出力
信号Saより垂直同期信号VDに同期したシャッターパ
ルスPSHを得ることができる。また、セルフタイマーモ
ードにおけるカウントモードでは分周器65の出力信号
Scによってシフトレジスタ57、従ってタイマーが駆
動される。したがって、本例では分周器65が兼用され
る構成とされているので、従来のものに比較してシャッ
ター系の回路を簡単に構成することができる。
【0076】
【発明の効果】この発明によれば、ノーマルシャッター
モードおよびセルフタイマーモードのいずれにおいて
も、分周器の出力信号より垂直同期信号に同期したシャ
ッターパルスを得ることができる。また、セルフタイマ
ーモードにおいては、分周器の出力信号によってタイマ
ーが駆動される。したがって、1つの分周器が兼用され
るため、シャッター系の回路を簡単に構成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の外観を示す斜視図である。
【図2】ビデオカメラ部の構成を示す図である。
【図3】カラーコーディング模式図である。
【図4】水平出力レジスタの出力を示す図である。
【図5】色信号処理の説明のための図である。
【図6】色信号処理の説明のための図である。
【図7】ズームドライバの構成を示す図である。
【図8】シャッター系の構成を示す図である。
【図9】シャッター系の動作を示すタイミングチャート
である。
【図10】シャッター系の動作を示すタイミングチャー
トである。
【図11】スチルビデオカメラのシャッター系の構成例
を示す図である。
【符号の説明】 1 キャビネット 2,3 撮像レンズ 4 アイカップ 5T,5W ズーム操作釦 6 録画釦 7 シャッター釦 8 フィルム巻戻し操作釦 12 CCD固体撮像素子 14 タイミング発生器 16 同期発生器 20 ローパスフィルタ 21,22 サンプルホールド回路 23 減算器 24,25 切換スイッチ 26 遅延回路 27 コントローラ 28 エンコーダ 29 出力端子 30 電子ビューファインダ 32 シャッタースイッチ 33 セルフタイマースタンバイスイッチ 41 ズームドライバ 42 ズーム操作スイッチ 56,59 JKフリップフロップ 57 シフトレジスタ 65 分周器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルフタイマー機能を有するカメラ装置
    において、 垂直同期信号を分周する分周器を備え、 上記分周器の出力信号によって上記セルフタイマー機能
    におけるタイマーを駆動すると共に、上記分周器の出力
    信号よりシャッターパルスを得ることを特徴とするカメ
    ラ装置。
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