JPH0572613U - ウエビング巻取装置 - Google Patents

ウエビング巻取装置

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JPH0572613U
JPH0572613U JP1162292U JP1162292U JPH0572613U JP H0572613 U JPH0572613 U JP H0572613U JP 1162292 U JP1162292 U JP 1162292U JP 1162292 U JP1162292 U JP 1162292U JP H0572613 U JPH0572613 U JP H0572613U
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JP
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webbing
engagement
lock
rotation
alr
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JP1162292U
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良雄 梅澤
光明 勝野
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ELRからALRへの切換時にロック手段が
作動して次のロック歯に噛合しようとするときにも各構
成部に負荷を掛けない。 【構成】 ロック輪42のラチェット歯46と係合レバ
ー130のALR係合部136とが非係合状態のときに
急激なウエビングの引出しによって、ロック輪が巻取軸
14に対して回転遅れを生じ、ロック手段32、38に
よってウエビングの引出しが阻止される(ELR)。ラ
チェット歯とALR係合部とが係合状態のときに、ウエ
ビングの巻取りが可能で引出しのみが阻止される(AL
R)。ELRからALRへの切換えにあっては、ウエビ
ングを所定量引出したときに、ラチェット歯とALR係
合部とが係合する。このとき、ALR係合部の係合状態
下で、係合レバー130が、ロック輪のウエビング引出
方向回転に長軸孔150の長さだけ追随移動でき、この
間、ラチェット歯とALR係合部との係合によるロック
輪の回転遅れが阻止される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、いわゆるELRとALRとを併有するウエビング巻取装置に関する 。
【0002】
【従来の技術】
ウエビング巻取装置には、通常時に乗員拘束用ウエビングの引出し及び巻取り を許容し車両急減速時にウエビングの引出しを阻止するELR(エマージェンシ ー・ロッキング・リトラクタ)と、通常時及び車両急減速時を問わずいずれの時 にもウエビング装着後はウエビングの引出しを阻止するALR(オートマチック ・ロッキング・リトラクタ)とを併有するものがある。
【0003】 このウエビング巻取装置では、従来、次に説明するものが公知である。 まず、フレームに巻取軸が回転可能に軸支され、巻取軸には、乗員拘束用ウエ ビングが巻取り可能とされている。また、巻取軸には、ロック輪が、ばね部材を 介して設けられ、ロック輪は、ばね部材の付勢力によって巻取軸に追随して回転 できるとともに、ばね部材の付勢力に対抗することにより巻取軸に対して回転遅 れを生ずるようにされている。
【0004】 ロック輪と巻取軸との間には、ロックプレートが設けられ、ロックプレートの 周囲には、内歯ラチェットホイルがフレームに固定されている。また、ロック輪 には、長孔が形成されるとともに、ロックプレートには、長孔に係合するピンが 突出され、ロック輪と巻取軸とが共に回転する場合にはそれらと共にロックプレ ートが回転し、ロック輪と巻取軸とが相対回転を行う場合にはロック輪の長孔に ロックプレートのピンが案内されて、ロックプレートは、これに形成された爪部 がラチェットホイルのロック歯と噛合することのない非噛合位置から爪部がロッ ク歯と噛合する噛合位置に移動するようになっている。そして、爪部がロック歯 と噛合する噛合状態にあっては、巻取軸のウエビング引出回転が阻止され、巻取 軸がロックされる。
【0005】 このように構成された巻取軸のロック機構にあって、ELRを行わせるために は、慣性部材が用いられている。慣性部材によれば、車両急減速時において、ウ エビングの引出しに伴い、巻取軸に所定値以上の加速度が作用すると、慣性部材 による慣性力がロック輪に及ぼされ、この慣性力に基づき、上記ばね部材の付勢 力に対抗して巻取軸とロック輪との相対回転がなされ、所定の相対回転位置でロ ックプレートの爪部がラチェットホイルのロック歯と噛合する。
【0006】 これにより、通常時には、ウエビングを巻取軸から自由に巻取り及び引出しが でき、乗員は、自由な運転姿勢をとれ、車両急減速時には、ウエビングの引出し が阻止されて乗員が拘束される。
【0007】 一方、ALRを行わせるためには、ロック輪の外周面に形成されたラチェット 歯に対応した係合部を有する係合レバーが用いられている。係合レバーは、ロッ ク輪と非係合状態とされてELRが可能となる非係合位置と、ロック輪と係合状 態とされてALRが可能となる係合位置との間で移動でき、ALRでは、係合レ バーとロック輪との係合によってロック輪の回転が阻止され、ウエビングの引出 しに伴い巻取軸に所定値以上の加速度が作用するか否かに関わらず、巻取軸とロ ック輪との相対回転が行われる。これにより、通常時及び車両急減速時を問わず 、ウエビングの引出しが阻止される。
【0008】 ELRからALRへの切換えは、ウエビングの略最大引出時に行われ、逆に、 ALRからELRへの切換えは、ウエビングの略最大巻取時に行われるようにな っている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のウエビング巻取装置にあって、ELRが行われる場合に は、ロック輪と巻取軸との相対回転が生ずるロック輪の回転位置はランダムであ り、そのロック輪の回転位置によっては、ロックプレートの爪部の爪先が内歯ラ チェットホイルのロック歯の歯底と的確な状態で当接噛合せず、次のロック歯に 噛合しようとすることがある。この場合、ロック輪の長孔の形成方向と爪部のロ ック歯と噛合するために要する移動方向とを一致させようと、すなわち、ロック 輪の回転位置を移動させてロック輪と巻取軸との所定の相対回転位置を得ようと 、ロック輪をウエビング引出方向に回転させる回転力が生ずる。この回転力は慣 性部材による慣性力に勝り、従って、ロック輪は若干だけ強制的に回転されて、 ロック輪の長孔の形成方向と爪部がロック歯と的確に噛合するために要する移動 方向とが一致する。
【0010】 ところで、ELRからALRに切替える際、ウエビングの引出しに伴い、巻取 軸に所定値以上の加速度が作用して、慣性部材による慣性力に基づき、ロック輪 と巻取軸との相対回転が行われ、ロックプレートの爪部が内歯ラチェットホイル のロック歯と噛合する場合がある。この場合、上述のように次のロック歯に噛合 しようとして、ロック輪をウエビング引出方向に回転させる回転力が生ずるので あるが、慣性力に基づくロック輪と巻取軸との相対回転が行われている一方で係 合レバーの係合部とロック輪のラチェット歯との係合によりロック輪のウエビン グ引出方向回転が阻止されるので、ロック輪の長孔の形成方向を爪部がロック歯 と的確に噛合するために要する移動方向と一致させるためのロック輪のウエビン グ引出方向回転が規制される。これは、各構成部に負荷が掛る原因となる。
【0011】 これを解消しようとすれば、各構成部の強度を増すことが必要であり、あるい は、各構成部品の製作精度、組付精度を高めて、ELRからALRに切替える際 にウエビングの引出しに伴って作用する慣性部材による慣性力に基づきロック輪 と巻取軸との相対回転が行われても、ロックプレートの爪部が内歯ラチェットホ イルのロック歯と噛合しないようにする必要がある。
【0012】 本考案は上記事実を考慮し、構成部品精度を高めることなく、ELRからAL Rに切り換える場合において、各構成部に負荷を掛けないウエビング巻取装置を 提供することが目的である。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するために、 乗員拘束用ウエビングを巻取る巻取軸と、 前記巻取軸に追従回転でき、かつウエビングの急激な引出しで回転遅れを生ず る相対回転部材と、 前記相対回転部材の回転遅れによって巻取軸のウエビング引出回転を阻止する ロック手段と、 前記相対回転部材と係合する係合位置と、相対回転部材と係合することのない 非係合位置との間で移動でき、係合位置と非係合位置との間の中立位置よりも係 合位置側に位置するときに係合位置に移動付勢されるとともに中立位置よりも非 係合位置側に位置するときに非係合位置に移動付勢され、相対回転部材との係合 によって相対回転部材に回転遅れを生じさせる係合レバーと、 前記ウエビングが所定量引出されたときに中立位置よりも非係合位置側に位置 する係合レバーを中立位置よりも係合位置側に移動させ係合レバーと相対回転部 材とを非係合状態から係合状態に切換える切換手段と、 前記切換手段によって切換えられた係合状態で相対回転部材のウエビング引出 方向回転に係合レバーを所定量追随移動させて係合レバーの相対回転部材との係 合による相対回転部材の回転遅れを阻止する追随手段と、 を備えていることを特徴とするウエビング巻取装置を提案するものである。
【0014】
【作用】
本考案に係るウエビング巻取装置によれば、係合レバーが非係合位置にある場 合、通常時では、相対回転部材が巻取軸の回転に追従して、巻取軸のウエビング 引出回転及びウエビング巻取回転が可能となる。
【0015】 車両急減速時には、急激なウエビングの引出しに伴い、相対回転部材に回転遅 れが生ずる。この回転遅れによってロック手段が作動し、巻取軸のウエビング引 出回転が阻止される。
【0016】 これにより、通常時には、ウエビングの引出し及び巻取りが許容され、車両急 減速時には、ウエビングの引出しが阻止される(ELR)。
【0017】 また、係合レバーが係合位置にある場合には、その係合によって、ウエビング の引出しが急激であるか否かに関わらず、相対回転部材に回転遅れが生ずる。こ の回転遅れに伴い、ロック手段が作動し、巻取軸のウエビング引出回転が阻止さ れる。
【0018】 これにより、通常時及び車両急減速時に関わらず、ウエビングの引出しが阻止 される(ALR)。
【0019】 一方、ELRからALRへの切替えは、ウエビングを引出すことによってなさ れる。すなわち、ウエビングが所定量引き出されると、切換手段によって、係合 レバーが係合位置側へ移動する。そして、係合レバーは係合位置に移動付勢され る。これにより、係合レバーが相対回転部材と係合してELRからALRに切換 えられる。
【0020】 ここで、ELRからALRへの切替えに当たって、ウエビングの引出しに伴う 慣性力によって、相対回転部材に回転遅れが生じ、ロック手段が作動して、巻取 軸のウエビング引出回転が阻止される場合がある。この場合、慣性力に基づき相 対回転部材に回転遅れが生ずる一方で係合レバーが相対回転部材に係合した状態 となるが、その係合状態下でも係合レバーは相対回転部材のウエビング引出方向 回転に所定量追随移動でき、その追随移動の間は係合レバーの係合による相対回 転部材の回転遅れが阻止される。従って、ロック手段が作動する際に次のロック 歯に噛合しようとして、相対回転部材をウエビング引出方向へ回転させる回転力 が生ずるようなときも、係合レバーと相対回転部材との間では、相対回転部材を ウエビング引出方向に回転させる回転力に対抗する対抗力が抑制され、相対回転 部材が円滑にウエビング引出方向に回転できる。
【0021】 従って、ELRからALRに切り換える場合において、各構成部に負荷が掛か ることはなく、また、これは、構成部品精度を高めることなく簡単な構造で達成 される。
【0022】
【実施例】
本考案の一実施例に係るウエビング巻取装置を図1乃至図9に基づき説明する 。
【0023】 このウエビング巻取装置では、図1に示すように、フレーム12が図示しない 取付ボルトによって車体へ固着されている。そしてフレーム12では、一対の脚 板12A、12Bが平行に対向形成されている。なお、図1で、矢印UPは、車 両上方を示す。
【0024】 これら脚板12A、12B間には、巻取軸14が水平方向を軸線方向としてそ の軸線回りに回転自在に軸支されており、この巻取軸14の半径方向へ貫通され た貫通孔16には、乗員拘束用ウエビング(図示省略)の一端が係止される。ま た、巻取軸14の一端には、ゼンマイばね18の一端が係止されており、巻取軸 14は常にウエビング巻取り方向へ回転付勢される。これによって、乗員拘束用 ウエビングは通常、巻取軸14に層状に巻き取られている。ここで、ウエビング を装着するには、ゼンマイばね18の回転付勢力に抗してウエビングを引き出し 、ウエビングの他端に取付られたタングプレートを車体へ取付られたバックル装 置に係合させればよい。
【0025】 巻取軸14の他端には突出板20が形成されている。突出板20は、巻取軸1 4と共に回転可能とされ、突出板20に対応して脚板12Aに開口形成された円 形状の貫通孔13を貫通して、巻取軸14の軸線に沿って延びており、その延び た先端部には、巻取軸14の半径線方向両側に一対の突部20Aが形成されてい る。
【0026】 また、突出板20には、巻取軸14と同一軸線を有して、略円柱状のカップリ ング22が設けられている。カップリング22には、その軸線に沿って透孔30 が形成され、その透孔30内に突出板20が挿入係合されることにより、カップ リング22が突出板20、すなわち巻取軸14と共に回転可能となっている。カ ップリング22の巻取軸14と反対側の端面には、カップリング22の軸線に沿 って突出軸24が一体に突出形成されている。突出軸24の突出先端部には、ピ ニオンギヤ26が形成され、中間部にはその外周面に、一対の欠損切り欠き部2 8が対向して凹設されている。更に、突出軸24の基部には、カップリング22 の透孔30と連通する凹所30Aが形成され、突出板20が透孔30に挿入され た後さらにカップリング22の端面から延出される構成となっている。
【0027】 突出軸24の基部には、その周囲に、ロック手段を構成する一対のロックプレ ート32が対向して配置されている。各ロックプレート32は、両端部に渡って 屈曲され、中央部に略U字状の切欠凹部34が形成された、略C字形の形状とな っている。そして、切欠凹部34内へ上記突出板20の突部20Aが係合されて いる。
【0028】 各ロックプレート32の外周面には、一端部に爪部36が形成され、各爪部3 6は、巻取軸14の軸線を介して対称位置に配されており、脚板12Aの貫通孔 13の周囲に固着されロックプレート32と共にロック手段を構成する内歯ラチ ェトホイル38のロック歯38Aと対応するようになっている。なお、爪部36 は、数個で構成され、歯状をなしている。
【0029】 各ロックプレート32のカップリング22と反対側の面には、両端部に一対の ピン40が突出形成されており、各ピン40に対応して後述するロック輪42に 形成された長孔44(図2参照)内へ挿入され、これによって、ロックプレート 32がロック輪42と共に回転可能となっている。
【0030】 ロック輪42は、相対回転部材を構成するものであり、外周面にラチェット歯 46を有する大径の外歯ラチェットホイルで形成され、突出軸24の基部に、相 対回転可能に軸支されている。なお、ロックプレート32は、ロック輪42とカ ップリング22との間に介在される。
【0031】 ロック輪42のロックプレート32と反対側には、突出軸24の中間部に、回 転ホイル48が軸支されている。回転ホイル48の軸孔には、係止爪50が形成 され、係止爪50は、突出軸24の欠損切り欠き部28に係入しており、これに よって、回転ホイル48がカップリング22と共に回転可能となっている。なお 、回転ホイル48の外周面には、断面U字形のスプリング受部52が形成されて いる。
【0032】 この回転ホイル48とロック輪42との間には捩じりコイルスプリング54が 介在されている。捩じりコイルスプリング54は、ロック輪42に突出形成され た支持突起56に嵌合され、捩じりコイルスプリング54の一端はロック輪42 のばね係止ピン58に係止され、他端は回転ホイル48に突出形成されたばね係 止ピン60に係止されている。捩じりコイルスプリング54によれば、ロック輪 42は、巻取軸14に対して、常にウエビング引出回転方向へ回転付勢されて、 巻取軸14に追随回転可能となっている。
【0033】 これにより、巻取軸14と共にロック輪42が回転する場合にロックプレート 32はそれらと共に回転し、通常は、図2に示すように、ロックプレート32の ピン40が長孔44の一端側(図2では下端側)にあり、ロックプレート32の 爪部36がロック歯38Aから離間してロック歯38Aと噛合することのない非 噛合位置に位置される。一方、捩じりコイルスプリング54の付勢力に抗し、ロ ック輪42が、巻取軸14のウエビング引出回転に対して回転遅れを生じ、ロッ ク輪42と巻取軸14との間に相対回転が行われると、図3に示すように、ロッ クプレート32のピン40は、非噛合位置から長孔44の他端側(図3で上端側 )へ案内されて、ロックプレート32の爪部36がロック歯38Aへ噛合する噛 合位置に移動する。噛合位置では、巻取軸14のウビングの引出回転が阻止され る。なお、切欠凹部34の間口寸法は、突出板20の突起20Aの肉厚寸法より も若干大きく形成されており、ロックプレート32が巻取軸14に対して所定角 度だけ相対回転でき、なっており、これによって、ロックプレート32が噛合位 置に円滑に移動できる。
【0034】 また、図1に示すように、ロック輪42の回転ホイル48と対向する面には、 慣性質量体51が設けられている。慣性質量体51は、金属製で環状とされて、 ロック輪42の周縁部に一体形成されている。慣性質量体51によれば、巻取軸 14にウエビング引出回転方向の所定値以上の加速度が作用すると、慣性力がロ ック輪42に付与され、その慣性力に基づき、捩じりコイルスプリング54の付 勢力に抗してロック輪42が巻取軸14に対して回転遅れを生ずる。
【0035】 また、脚板12Aには、ロック輪42の下方にセンサホルダ62が固着されて おり、センサホルダ62には、ERLレバー64、加速度センサ66及び係合レ バー130がそれぞれ組付けられている。
【0036】 ELRレバー64は、図4にも示すように、L字型に延びるELR係合アーム 72とELR解除アーム76とを備え、ELR係合アーム72とELR解除アー ム76との基端部が、センサホルダ62の一端部に突出形成されたELR支軸7 0に軸支されて、ELR係合アーム72とELR解除アーム76とがELR支軸 70の回りに一体に回転可能とされている。ELR係合アーム72の先端部は上 方へ向いて屈曲するELR係合部74とされ、ELR係合部74は、加速度セン サ66の作動時に回転駆動されて、図4で鎖線で示すように、ロック輪42のラ チェット歯46へ係合し、ロック輪42の回転が停止するようになっている。な お、ELR解除アーム76を押圧回転させれば、ELR係合部74とラチェット 歯46との係合は解除される。
【0037】 加速度センサ66では、ケース78の取付突起80がセンサホルダ62の取付 受部82へ嵌入して取付られ、ケース78に形成された円錐受部84内へボール 86が載せられ、このボール86が加速度作用時に円錐受部84内を登り上がる ようになっている。また、加速度センサ66には、アクチュエータ88が設けら れ、ボール86が円錐受部84内を登り上がると、アクチュエータ88の一端は 押上げられ、他端はELRレバー64を支軸70の回りに回転させる。これによ って、ELR係合アーム72のELR係合部74がロック輪42のラチェット歯 46へ噛み合うことになる。
【0038】 一方、係合レバー130は、切換えレバー132と一体に形成されている。係 合レバー130は、その先端部がロック輪42のラチェット歯46に対向して略 く字状に屈曲するALR係合部136とされ、切換えレバー132は、その先端 部が、係合レバー130と直交する方向に後述する減速ギヤ102の外周面に向 けて延び、各基端部が結合された態様である。また、基端部には、追随手段を構 成する長軸孔150が形成されている。長軸孔150には、センサホルダ62の 他端部において前記巻取軸14と平行に突出形成されたALR支軸94が挿通さ れ、係合レバー130、切換えレバー132は、ALR支軸94に案内されて長 軸孔150の長手方向に移動可能とされるとともに、ALR支軸94の回りに回 転可能となっている。
【0039】 ALR係合部136は、係合レバー130が回転するのに伴い、ラチェット歯 46と係合する係合位置と、係合することのない非係合位置との間で移動可能と なっている。また、係合レバー130の先端部には、上記ALR支軸94と平行 に、係止突起96が突出形成されており、係止突起96には、圧縮コイルスプリ ング98の一端部が係止されて、圧縮コイルスプリング98の他端部は、センサ ホルダ62に形成されたU字形のスプリング収容部100へ収容された状態とな っている。圧縮コイルスプリング98によれば、長軸孔150の長手方向一端部 ないし下端部がALR支軸94に当接規制されるように係合レバー130が移動 付勢され、また、係合レバー130が係合位置から非係合位置に回転する過程に あって、圧縮コイルスプリング98の軸線が直線状となる中立位置よりも係合位 置側(ロック輪42側)に位置するときには、爪部136がロック輪42のラチ ェット歯46へ係合するように係合レバー130が回転付勢され、中立位置より も非係合位置側へ位置するときは、爪部136がラチェット歯46と離間するよ うに回転付勢される。すなわち、係合レバー130は、スナップアクション作用 をなす。
【0040】 次に、カップリング22の突出軸24の中間部には、切換手段を構成する減速 ギア102が軸支されている。減速ギア102は、略円板状とされ、回転ホイル 48のロック輪42と反対側の面に対向して位置し、突出軸24に対して相対回 転可能となっている。減速ギヤ102の回転ホイル48と反対側の面には、減速 ギヤ102の周縁部にリブ部108が形成され、リブ部108の内周面には、内 歯110が形成され、内歯110は、2段ギヤ112を介して突出軸24のピニ オンギヤ26と噛み合っている。2段ギヤ112は、大径歯車114と小径歯車 116とより同軸状に一体形成され、フレーム12の脚板12Aに対応するカバ ー118に回転可能に軸支されており、ピニオンギヤ26が大径歯車114と噛 み合い、小径歯車116が内歯ギヤ110と噛み合うことにより、減速ギヤ10 2には、巻取軸14の回転が減速して伝達され、巻取軸14がウエビング全量巻 取りからウエビング全量引出しまでの間に複数回転するのに対して、減速ギヤ1 02は、略1回転するようになっており、かつ、巻取軸14の回転方向とは逆向 きに回転するようになっている。
【0041】 更に、減速ギヤ102には、その外周面の一部に、半径方向へ突出する扇状の 切換え用膨出突起104を備えている。
【0042】 この切換え用膨出突起104によれば、巻取軸14がウエビング引出方向(矢 印B方向)に回転するのに伴い減速ギヤ102がそれと反対方向(矢印A方向) に回転して、ウエビングが、所定量、例えば略全量引出されると、切換え用膨出 突起104の回転方向一端部105が切換えレバー132の一方向側から係合し て(図5)、切換えレバー132がALR支軸94の回りに矢印C方向に押圧さ れ、係合レバー130が、その中立位置よりも係合位置側に移動する。そして、 係合レバー130は、圧縮コイルスプリング98によって係合位置に移動付勢さ れて、係合レバー130の爪部136がロック輪42のラチェット歯46と係合 する(図6)。
【0043】 ここにあって、係合レバー130の爪部136がロック輪42のラチェット歯 46と係合したとき、ロック輪42にウエビング引出方向回転力が生じ、その回 転力が、圧縮コイルスプリング98の付勢力に勝ると、ロック輪42のウエビン グ引出方向回転に、係合レバー130が所定量追随(矢印D方向に)できるよう になっている(図7)。すなわち、係合レバー130の長軸孔150は、爪部1 36がラチェット歯46と係合したときに、ロック輪42の回転方向に沿って位 置されており、係合レバー130が、長軸孔150の長手方向に沿って移動する ことにより、ロック輪42のウエビング引出方向回転に追随する。なお、追随移 動は、長軸孔150の上端部がALR支軸94に当接規制されるまで行われる。
【0044】 また、切換え用膨出突起104によれば、巻取軸14がウエビング巻取方向( 矢印A方向)に回転するのに伴い減速ギヤ102がそれと反対方向(矢印B方向 )に回転して、ウエビングが略全量巻取られると、切換え用膨出突起104の上 記回転方向一端部105と反対側の回転方向他端部107が、切換えレバー13 2と、上記一方向側と反対の他方向側から係合する(図8)。これにより、切換 えレバー132がALR支軸94の回りに矢印D方向に押圧され、係合レバー1 30が中立位置よりも非係合位置側へ移動する。そして、係合レバー130は、 圧縮コイルスプリング98によって非係合位置に移動付勢されることになる。
【0045】 なお、回転ホイル48のスプリング受部52には、摩擦スプリング120が取 付けられている。摩擦スプリング120は、略U字状の板ばねで、その一端が外 側に折り返されてALR当接部122とされ、中間部の一部位が外側に膨出され て膨出部がELR当接部124とされている。摩擦スプリング120は、中間部 がスプリング受部52へ圧接されており、巻取軸14の回転は、摩擦スプリング 120と回転ホイル48との間の摩擦力を介して摩擦スプリング120に伝達さ れる。巻取軸14のウエビング引出方向回転に伴い、カバー118に形成された ストッパ126にELR当接部124が当接すると、それ以上の回転が阻止され る。一方、係合レバー130のALR係合部136がラチェット歯46に係合し てALRが行われる状態で、巻取軸14のウエビング巻取回転がなされると、摩 擦スプリング120のALR当接部122が切換えレバー132に当接して切換 えレバー132が押圧され、ALR係合部136がラチェット歯46から少し離 間した状態となる。これにより、断続的な当接音や係合部の弾みが防止される。
【0046】 また、車両振動等によって加速度センサ66が作動し、ELR係合アーム72 のELR係合部74がラチェット歯46と係合してしまうような場合に、巻取軸 14のウエビング巻取回転に伴い、摩擦スプリング120のELR当接部124 がELR解除アーム76に当接して解除アーム76が押圧され、ELR係合アー ム72のELR係合部74とラチェット歯46との係合が解除される。これによ り、車両振動等によってウエビングの引出し及び巻取りが生じてもウエビングが 次第に巻き取られるようなことはない。
【0047】 なお、ALR当接部122が係合レバー130を押圧する力は、圧縮コイルス プリング98の付勢力よりも小さくなっており、係合爪90がラチェット歯46 から完全に離間し係合解除状態となることはない。
【0048】 次に、本実施例の作用を説明する。 乗員がウエビングを装着し、そして、係合レバー130の係合部136が、ロ ック輪42のラチェット歯46と非係合である(図4)場合には、ロック輪42 は巻取軸14に対して回転遅れを生じることなく巻取軸14と一体回転する。
【0049】 このウエビング装着状態で、車両急減速が生じ、巻取軸14にウエビングの引 出方向の所定値以上の加速度が作用すると、慣性部材51によって、ロック輪4 2に慣性力が作用し、ロック輪42に回転遅れが生ずる。この回転遅れによって 、ロックプレート32の爪部36がロック歯38Aと離間した非噛合位置から噛 合位置へ移動して、ロックプレート32の爪部36とラチェット歯38Aとが係 合状態となり(図3)、巻取軸14のウエビング引出方向回転が阻止される。
【0050】 これにより、通常時には、ウエビングの引出し及び巻取りが自由に許容され、 車両急減速時には、ウエビングの引出しが阻止され、いわゆるWSIR式のEL Rがなされる。
【0051】 また、車両急減速下では、ボール86は、アクチュエータ88を押し上げ、E LRレバー64を支軸70回りに回転させELR係合アーム72の係合部74が ラチェット歯46へ係合する(図4に鎖線で示す)。ロック輪42のウエビング 引出方向回転が阻止され、車両急減速におけるウエビングの引出しに伴い、巻取 軸14とロック輪42とが相対回転を行い、この相対回転に伴い、ロックプレー ト32の爪部36とラチェット歯38Aとが係合状態となり、巻取軸14のウエ ビング引出方向回転が阻止される。これは、いわゆる、VSIR式のELRをな すものであり、本実施例では、上記WSIR式とVSIR式とを併有するDSI R式が採用されている。
【0052】 一方、係合レバー130のALR係合部136がロック輪42のラチェット歯 46と係合状態であると(図9)、ロック輪42のウエビング引出方向回転が阻 止される。このため、ウエビングが引出されると、ロック輪42と巻取軸14と が相対回転して、ロックプレート32の爪部36とラチェット歯38Aとが噛合 状態となり、巻取軸14のウエビング引出回転が阻止される。
【0053】 これにより、通常及び車両急減速時に関わらず、ウエビングの引出しが阻止さ れる(ALR)。
【0054】 さて、ELRからALRへ切替える場合には、ウエビングを略全量引出せばよ い。すなわち、ウエビングが略全量引出されると、減速ギヤ102の切換え用膨 出突起104の回転方向一端部105が切換えレバー132と係合して(図5) 、係合レバー130は、中立位置を超えて係合位置側へ移動する。そして、係合 レバー130は、圧縮コイルスプリング98によって係合位置に移動付勢され、 ALR係合部136がラチェト歯46と係合する(図6)。
【0055】 この係合状態は、後述するようにウエビングが略全量巻取られるまで維持され る。
【0056】 ここで、ELRからALRへ切替えるためにウエビングを引出す際に、ロック 輪42が慣性部材51によって回転遅れを生じてロックプレート32の爪部36 がロック歯38Aと噛合してしまうような場合がある。この場合、ロック輪42 と慣性部材51との相対回転が行われる一方で、係合レバーのALR係合部13 6がラチェト歯46と係合した状態となる。例えば、ALR係合部136がラチ ェト歯46間の中途に当接した状態となる(図10)。そして、ロックプレート 32の爪部36がロック歯38Aと噛合する際、次のロック歯へ噛合しようとし て、ロック輪42に、この長孔44によるロックプレート32のピン40の案内 方向と異なる方向の力が作用し、長孔44によるロックプレート32の案内方向 と、ロックプレート32の爪部36が内歯ラチェットホイル38のロック歯38 Aと的確に噛合すべき噛合方向とを一致させるように、ロック輪42にウエビン グ引出方向回転力が及ぶ。この回転力が及ぶと、係合レバー130のALR係合 部136がロック輪42のラチェット歯46と係合した状態下でもって、係合レ バー130は、係合位置に移動付勢される係合レバー130とロック輪42との 間の摩擦力によってロック輪42のウエビング引出方向回転に追随移動できる( 図11)。
【0057】 これにより、係合レバー130とロック輪42との間の摩擦力は、ロック輪4 2のウエビング引出方向回転力に対抗する対抗力とならず、係合レバー130と ロック輪42との間では、ロック輪42のウエビング引出方向回転力に対抗する 対抗力が抑制され、ロック輪42は、ウエビング引出方向に円滑に回転できる。
【0058】 なお、係合レバー130がロック輪42の回転方向に沿って追随移動できる長 さを、ロック輪42のラチェット歯46のピッチを超える長さとすることによっ て、ALR係合部136がラチェト歯46間のいずれの位置に当接して係合して も、係合レバー130がロック輪42の回転に確実に追随移動できることになる 。また、長軸孔150は、直線状でなく円弧状でもよいものである。
【0059】 従って、ELRからALRに切り換える場合において、ロック手段が作動して 次のロック歯に噛合しようとするときも、各構成部に負荷が掛かることはなく、 また、これは、構成部品精度を高めることなく簡単な構造で達成される。
【0060】 一方、巻取軸14のロック機構をALRからELRへ切換える場合には、ウエ ビングを略全量巻取ればよい。すなわち、巻取軸14がウエビング巻取方向(矢 印A方向)に回転するのに伴い減速ギヤ102が矢印B方向に回転し、ウエビン グが略全量巻取られた状態となると、減速ギヤ102の切換え用膨出突起の回転 方向他端部107が切換えレバー132と当接し(図8)、これにより、係合レ バー130は、中立点より非係合位置側に移動され、そして非係合位置に付勢移 動されてそこに保持される。
【0061】
【考案の効果】
以上のように構成したので、本考案によれば、ELRからALRに切り換える 場合において、ロック手段が作動して次のロック歯に噛合するようなときにも、 各構成部に負荷が掛かることはなく、また、これは、構成部品精度を高めること なく簡単な構造で達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るウエビング巻取装置の
分解斜視図である。
【図2】本実施例に係るウエビング巻取装置にあって、
ロックプレートの非噛合状態を示す図である。
【図3】図2において、ロックプレートの噛合状態を示
す図である。
【図4】本実施例に係るウエビング巻取装置のELR状
態を示す図である。
【図5】ELRからALRへの切換えに際し、減速ギヤ
との関係を示す図である。
【図6】図5において、係合レバーがロック輪に係合し
た状態を示す図である。
【図7】図6において、ロック輪のウエビング引出方向
回転に係合レバーが追随移動した状態を示す図である。
【図8】ALRからELRへの切換えに際し、減速ギヤ
との関係を示す図である。
【図9】本実施例に係るウエビング巻取装置のALR状
態を示す図である。
【図10】ALRからELRへの切換えに際し、係合レ
バーがロック輪のラチェット歯間の中途に当接係合した
状態を示す図である。
【図11】図10において、ロック輪のウエビング引出
方向回転に係合レバーが追随移動する状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
14 巻取軸 32 ロックプレート(ロック手段) 38 内歯ラチェットホイル(ロック手段) 42 ロック輪(相対回転部材) 102 減速ギヤ(切換手段) 130 係合レバー 150 長軸孔(追随手段)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗員拘束用ウエビングを巻取る巻取軸
    と、 前記巻取軸に追従回転でき、かつウエビングの急激な引
    出しで回転遅れを生ずる相対回転部材と、 前記相対回転部材の回転遅れによって巻取軸のウエビン
    グ引出回転を阻止するロック手段と、 前記相対回転部材と係合する係合位置と、相対回転部材
    と係合することのない非係合位置との間で移動でき、係
    合位置と非係合位置との間の中立位置よりも係合位置側
    に位置するときに係合位置に移動付勢されるとともに中
    立位置よりも非係合位置側に位置するときに非係合位置
    に移動付勢され、相対回転部材との係合によって相対回
    転部材に回転遅れを生じさせる係合レバーと、 前記ウエビングが所定量引出されたときに中立位置より
    も非係合位置側に位置する係合レバーを中立位置よりも
    係合位置側に移動させ係合レバーと相対回転部材とを非
    係合状態から係合状態に切換える切換手段と、 前記切換手段によって切換えられた係合状態で相対回転
    部材のウエビング引出方向回転に係合レバーを所定量追
    随移動させて係合レバーの相対回転部材との係合による
    相対回転部材の回転遅れを阻止する追随手段と、 を備えていることを特徴とするウエビング巻取装置。
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