JPH057251B2 - - Google Patents

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JPH057251B2
JPH057251B2 JP60052441A JP5244185A JPH057251B2 JP H057251 B2 JPH057251 B2 JP H057251B2 JP 60052441 A JP60052441 A JP 60052441A JP 5244185 A JP5244185 A JP 5244185A JP H057251 B2 JPH057251 B2 JP H057251B2
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JP
Japan
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sheet
rollers
guide
bag
roller
Prior art date
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JP60052441A
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JPS61217322A (ja
Inventor
Yoshiki Matsushita
Etsujiro Suematsu
Takashi Mitsuta
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LION ENG KK
Original Assignee
LION ENG KK
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Publication date
Application filed by LION ENG KK filed Critical LION ENG KK
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Publication of JPS61217322A publication Critical patent/JPS61217322A/ja
Publication of JPH057251B2 publication Critical patent/JPH057251B2/ja
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  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、クリーニング店において仕上がつた
衣服類を顧客渡しするために洗濯済の各種クリー
ニング物をフイルムシート類でくるみ梱包するた
めのクリーニング自動包装機に関するものであ
る。
〔従来技術〕
従来、この種の包装機では、クリーニング物が
ハンガーに吊り下げられてワークとしてワーク搬
送供給され、該クリーニング物にカバー用の袋状
シートを巻込ロールから繰り出し被覆することが
試みられているが、袋状シートをクリーニング物
の大小サイズに合わせるようにそれぞれのサイズ
専用の機械を使い分けて作業を行つていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従つて、それぞれ専用サイズの設備にクリーニ
ング物を手作業で振り分け分別する必要があり、
煩雑で労力も大きく、しかも流れ作業において効
率をあげるために同一サイズのものを選んで供給
する作業をするのは作業性が悪いし、かなり面倒
であるほか、各サイズ用の専用機械を用意するの
では設備的にコストが高くなると共に、広い設備
面積が必要になつて、クリーニング物の多様化に
応ずるようにするためには極めて問題であつた。
さらに装備としてクリーニング店やクリーニング
工場ではそのレイアイトにマツチさせることが要
望として大きく、コンパクトで取り扱い易い装置
の提供が望まれている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、多数種のクリーニング物が、それぞ
れ、各種に対応した個別のハンガーに吊り下げら
れて、供給部から搬送供給され、該クリーニング
物に袋状のカバー用シートを供給して被覆する包
装機において、前記供給部に個別のハンガー形状
を検出する検知器を設け、袋状シートを案内する
ため、小幅シートドラムより導出される小幅シー
トを挟持する一対の繰出ローラと、大幅シートド
ラムより導出される大幅シートを挟持する一対の
繰出ローラと、各繰出ローラから繰り出されるシ
ートを案内し、かつ前記検出器の検知により、ハ
ンガーの種類に応じて大小巾シートを挟持する繰
出ローラのいずれか一方に押圧接触するガイドロ
ーラとから成るシート選別部を備え、これらの両
繰出ローラとシートドラムとを正逆回転用モータ
で駆動するように構成すると共に、前記選別部か
ら垂下されるシートの両側に対設されるバキユウ
ムビツカーと、該バキユウムビツカーで拡開した
袋状シートを案内供給するため、一対のローラ
と、該ローラにそれぞれ圧接されローラ軸方向に
摺動可能に設けられたガイドローラと、ガイドロ
ーラの支軸に連結杆を介して設けられ、かつ袋状
シートの拡開状態を維持する枠体とからなる袋状
シートガイド部を備え、該枠体にハンガーを係止
するフツクがロツドを介して設けられ、さらに枠
体に沿つて位置する袋状シート端を挟持して引き
下げるシート挟持引下部と、袋状シート端を切
断・溶着するカツトシール部dとを配備したこと
を特徴とするクリーニング自動包装機である。
〔作用〕
大小差のあるクリーニング物をそれぞれ個別の
ハンガーに吊り下げたワークが、ワーク供給部に
流れてくると、検知器で、このワークのハンガー
を検出して、大巾袋状シート或いは小巾袋状シー
トをシート選別部で選択供給し、大小差あるワー
クに合わせて包装作業位置に搬送し、袋状シート
を拡開してフツクで吊り下げたクリーニング物の
上方より下方に引き下げて袋状シートをクリーニ
ング物全体に被せる。次でカツトシール部で袋状
シート下方を挟圧し、シールしつつ、カツタで切
断し、クリーニング物を袋状シート内に封入して
搬出できるので、大小差のあるワークに応じた袋
状シートを分別して能率的な包装作業ができる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
本装置は、背広など巾の広いものやスカートや
ズボンなど巾の狭いものの多種類のクリーニング
物を各種対応した個別のハンガーに吊り下げられ
て、一系列の搬送ラインにハンガーで吊垂したま
ま仕分けることなく無差別で供給し、それぞれの
クリーニング物のサイズに応じたビニールシート
で自動的に被覆包装する装置で、ワーク(ハンガ
ーとハンガーに係止されているクリーニング物)
を被覆包装する本体部Aと、該本体部Aワークを
供給する供給部Bと、本体部Aから被覆されたワ
ークを取出す受取部Cとからなる。
本体部Aは、サイズの異なるシートを巻装した
二つのシートドラム1,2に連絡された選別部a
と、ワークを吊垂するフツク3を有すると共に選
別部aで選択導出されたシートを開口待機させる
ガイド部bと、シートを引き下げてワークに被覆
する挟持部cと、ワーク被覆後、シートをワーク
上方で切断・溶着するカツト・シール部dとを、
二本の基柱部4,4を間隔をあけて(以下、この
間隔の方向を左右方向といい、この左右方向に水
平で直交する方向を前後方向という)天板部及び
底板部で連結して形成された枠状ゲートの架台に
配備して構成されている。
選別部aは、シートドラム2(巾の小なるシー
トS−Sを巻装しているものとする)から導出さ
れるシートS−Sを挟持する一対の繰出ローラ
5,6と、シートドラム1(巾の大なるシートS
−Lを巻装しているものとする)から導出される
シートS−Lを挟持する一対の繰出ローラ7,8
とを、基柱部4,4に設けた軸受部で回転可能に
支承して有しており、一対のローラ5,6または
7,8の一方は駆動ローラ、他方は従動ローラと
してある。またローラ5,6及びローラ7,8は
上下に重合して設けられており、一方対の下方の
ローラ6と他方対の上方のローラ7とは若干間隔
をあけて水平方向に並設してあつて、シートS−
Sはローラ6,7間の空間が含まれる鉛直空間を
走行路9として導出されるようにローラ5,6間
に挟持されるし、シートS−Lも該走行路9をシ
ートS−Sと共用するようにローラ7,8間に挟
持される構成となつている。
なお、大小シートS−L,S−Sを走行路9に
案内するガイド部材が付設されるが、シートS−
S案内用のガイドプレート10はローラ7の走行
路9側の上部をカバーしローラ5,6間から繰出
されるシート端に対向する位置に基柱部4,4に
架装されている。また、シートS−L案内用のガ
イドローラ11は、ローラ6の下方に平行移動可
能に設けられ、ローラ8に接離するようにしてあ
る。即ち、このガイドローラ11はローラ6と共
に回転しない最小の間隔をあけてローラ6下方に
位置し、基柱部4,4に適宜設けられ、ロツド先
端に軸受を有するシリンダ12,12で或いはロ
ーラ11を支承した軸受部材にシリンダを連結し
て、回転可能に支承されている。そして、シート
S−Sを繰出す時は、走行路9から退避する位置
に、シートS−Lを繰出す時はローラ8に接して
従動しローラ7,8から繰出されるシートS−L
をローラ8,11で走行路9に案内する位置に、
変位できるようになつている。
また、シートS−L,S−Sは透明の合成樹脂
製フイルムの筒状体で、偏平に折畳まれてシート
ドラム1,2に巻装されているが、このシートド
ラム1,2は基柱部4,4の前方上方及び後方上
方に適宜設けた回転軸13,13に回転軸と共に
回転するように備えられている。この回転軸1
3,13にはそれぞれ正逆回転可能のモータ1
4,14が連結されるし、前記ローラ5,7の駆
動ローラにもそれぞれ正逆回転可能のモータ1
5,15が連結されている。この場合可逆転モー
タに代えて正逆回転可能のプーリーを有するモー
タプーリーを用いることもできる。
前記選別部aの下方にはガイド部bが配備され
ていて、このガイド部bはシート端開口部と、シ
ートを次段の保持部材に装填するシート挟持引下
部と、開口シート保持部とからなる。
シート端開口部は、選別部aから垂下している
シートの端部の両側に設けられた一対のバキユウ
ムピツカー16が用いられる。このバキユウムピ
ツカー16は両端が閉塞されたパイプにパイプの
長手方向に多数吸引口を開口してなり、真空ポン
プ(図示せず)に連絡されている。また、バキウ
ユムピツカー16,16は吸引口を対向させて配
備され、それぞれ基柱部4に適宜設けたシリンダ
17,17に連結されており、バキユウムピツカ
ー16,16間の間隔をシートを介して当接した
状態と適宜間隔をあけた状態とに変位可能にして
ある。
シート挟持引下部は、後述する挟持部cを利用
してあるが、専用の引下部を配備してもよい。
開口シート保持部は、ローラ18,18と枠体
19を有している。
ローラ18,18は基柱部4,4に左右方向の
支軸をもつて架装されているが、2本の位置関係
は前後方向に間隔があつて水平である。
枠体19は下方と左右方向が開口した中空体
で、左右方向に離接するように分割枠体191
192を連結材20で連結して形成される。連結
材20は枠体19内に設けられ、一端に分割枠体
191を、他端に分割枠体192を、それぞれ摺動
可能に連結しており、中央部にはフツク3のある
ロツド21を揺動自在に吊垂している。なお、連
結材20はフツク3が枠体19の中央からロツド
21で垂下するようにセンタリングされている。
そして、枠体19はローラ18、18上に載置
されるガイドローラ22,22の支軸23に固着
した連結杆24,24を各分割枠体191,192
に連結して吊垂されている。
支軸23はセツトピンおよびスプリング内蔵の
伸縮軸で連結杆24,24の固着部間の間隔を可
変とするため分割支軸231,232で形成し、両
分割支軸を伸縮可能に結合してある。
この伸縮動作を司る部材としては位置決め用の
ガイドローラ22,22に当接する押板25,2
5を対向して設け、該押板25を基柱部4,4に
適宜設けたシリンダ26,26に連結してある
が、サーボモータの利用も可能である。
なお、枠体19の左右方向の長さとガイドロー
ラ22,22のローラ外端面間の間隔はほぼ同一
である。
また前記フツク3及びハンガーのフツク部は、
フツク3に係止されたワークの前後方向の厚さが
偏平となるように形成されているし、フツク3は
その先端を供給部B側に向けてロツド21に取付
られており、ワークの移行がスムーズに行われる
ようにしてある。またフツク3の作動位置高さは
コート類等の丈の高いワークにも適用できる高さ
とされている。
シート端挟持部c,cは基柱部4,4に上下動
可能に設けられている。この挟持部cは、作動位
置にあるガイド部bのバキユウムピツカー16の
高さより下方に対向している基柱部4に上下方向
に設けたガイド溝39を上下動するスライダ40
に取付けられている。このスライダ40にはシリ
ンダ41が設けられ、ロツド先端にはブラケツト
42と外側爪片43が設けられ、ブラケツト42
にはシリンダ44が備えられ、該シリンダ44の
ロツド先端には内側爪片45が連結され、前記外
側爪片43とでシートを挟持して引き下す挟持機
構を構成し、袋状シートの両サイドに対向配備さ
れる。
この爪片43,45の前後方向の巾はローラ1
8,18間を挿通可能の巾で爪片43,45のシ
ート挟持面には必要に応じ摩擦係数の大なる部材
が装着されている。
前記スライダ40には伝動用のチエン46が連
結され、上下可能としてあるが、このチエン46
の駆動モータ47は一方のチエン46の駆動ホイ
ールにのみ連結され、従動軸48を介して他方の
チエン46も可動にしてある。
スライダ40には、さらにロール49群、ブラ
ケツト42のガイドプレート50が設けられ、ス
ライダ40,40の下端付近は連結パイプ51で
連結されて一体となつて上下動を確実ならしめて
いる。この連結パイプ51の両端部にはワーク下
端検出部52,52が設けられている。そして、
ガイド部のフツクに吊下げられたワークの上端付
近と後述するカツト・シール部dの位置との高さ
間隔Hは作動中のシール開口端とワーク下端検出
部52との高さ間隔hとほぼ同じにしてある。
なお、ワーク下端検出部52としては光電管な
どのセンサーが用いられている。さらに前記選別
部a及びガイド部bの下方にはシール・カツト部
dが設けられる。即ち、基柱部4,4間を水平移
動可能の巾を有するブラケツト30にはカツタ3
1及びシール部を構成するプレート32が突設さ
れ、ブラケツト30は支枠29に設けたシリンダ
33のロツドに連結されている。このカツタ31
は突条34,34間になつて且つ突条34,34
より突出した刃先を有しており、バネでブラケツ
ト30に弾装配備されたカバー35で待機時にお
いてはカバーされている。
他方、突条34,34に対向する突条36,3
6と、プレート32に対向しプレート32とでシ
ール部を構成するプレート37とが、基柱部4,
4に架装された梁材38に備えられており、シー
ル・カツト時において突条34,36同士(カバ
ー35を介して)及びプレート32,37同士が
同時に当接するようにしてある。
なお、プレート32,37の一方は発熱機構を
備えられて熱溶着するようにしてあるし、カツタ
31、突条34,36、プレート32,37は中
央部で分断され、ロツド21をさける空間乃至シ
ール・カツト後にフツク3、ハンガーのフツク部
を脱出させる開口を形成するための空間が形成さ
れている。
ワーク供給部Bは、固定シユート53と、該固
定シユート53の下端側に突没するスライドシユ
ート54からなる伸縮シユートを備えている。固
定シユート53は上流側の一次シユート55と下
流側の二次シユート56とからなり、支枠29に
適宜支持されている。そして、二次シユート56
にはワークのハンガーのフツク部走行路に臨んで
リミツトスイツチ57、ストツパ58、ワークの
移行を検知するリミツトスイツチ59が配備され
ている。
リミツトスイツチ57は、ハンガーの形状を検
知して大小シールを選択するもので、クリーニン
グ物は予め適用されるシール巾に応じたハンガー
に係止されて供給部Bに供給されるものである。
また、ストツパ58はシリンダ(図示せず)によ
り走行路に突没可能としてある。
なお、一次シユート55と二次シユート56と
の間はワークの移行を阻止する湾曲凸部60を介
して連続しており、一次シユート55上から二次
シユート56上にワークを移行させるアーム61
がタイミングモータ62に連結されて配備されて
いる。
スライドシユート54は、二次シユート56の
下流端に収納・突出可能に接続しており、二次シ
ユート56に備えられたシリンダ63のロツドに
連結されて駆動されるものである。そして、スラ
イドシユート54が突出した状態でその先端がガ
イド部bのフツク3に臨み、ハンガーのフツク部
をフツクに移行せしめることができるようにして
ある。
なお、本例の固定シユート53とスライドシユ
ート54は丸パイプ体が用いられているが、種々
の形状ものが用いられる。
ワーク受取部Cは係止部67のある受取アーム
64と、受取レール65からなる。
受取アーム64はその基端で支枠28に枢着さ
れており、支枠28に枢着されたシリンダ66の
ロツドと枢着連結されて揺動可能としてあり、受
取アーム64の先端の係止部67がフツク3に吊
垂されているハンガーを引つ掛けてフツクから外
し、受取レール65上にハンガーを落下移行せし
めることができる形状とされている。
受取レール65は基柱部4後方に突設した支持
部材に支持された丸パイプ体で下流に向かつて低
く傾斜して設けられており、下流端には適宜ワー
ク懸吊レールが接続される。
なお、各部材の駆動部は同期制御されるべく連
結されていることはいうまでもなく、シリンダも
エアシリンダでもオイルシリンダでもよい。
また、選別部aはローラ群による繰出しのほ
か、シートを挟持し引出すキヤツチ機構としても
よい。
さらに、ガイド部bのシート端開口部とシート
挟持引下部とを同一部材に備えることもできる。
次に動作について説明すると、前工程より挿入
されたワークは一次シユート55からタイミング
モータ62により二次シユート56へ送られ、リ
ミツトスイツチ57にてワーク種類を判定しスト
ツパ58にて待機する。この場合ワーク種類が同
じ場合にはシートドラム1,2の切替えは行わな
い。即ち、ワークはシユート上にハンガーのフツ
ク部で係止されてシユート上を移行するが、一次
シユート55から二次シユート56へは被覆され
たワークの受取終了信号を受けて間歇的に作動さ
れるアーム61で一個ずつ移送され、リミツトス
イツチ57で適合させるシート巾を検出された
後、ストツパ58により待機(ストツパ58で待
機しているワークは前回ワークと同様シートS−
Sに適合)せしめられている。
しかして、取出終了信号を受けたストツパ58
の駆動シリンダ(図示せず)はストツパ58を作
動せしめてワークのシユート下流への走行を許
し、ストツパ作動と同時に作動されるシリンダ6
3で突出されたスライダシユート54を経てワー
クはフツク3に係止される。
一方、ワークはストツパ58を通過直後リミツ
トスイツチ59で通過を検出されており、該リミ
ツトスイツチ59からの信号により挟持部c,c
が作動される。即ち、シートドラム1,2の切替
えがない場合は、シート下端はガイド部bの枠体
19で開口状態を維持されており、挟持部c,c
も枠体19で開口されているシート端を挟持する
高さまで上昇する。そしてシリンダ44,44を
作動せしめて爪片45,45を爪片43,43に
近接させシートS−S開口端を挟持した後スライ
ダ40、40を下降させる。スライダ40,40
はワーク下端検出部52,52が下端を検出した
時点で停止せしめられ、それと同時にシール・カ
ツト部dとシリンダ33が作動してブラケツト3
0を突条34,36同士(カバー35を介して)、
プレート32,37同士が当接するまで突出さ
せ、シート及びカツトが行われる。その後再び所
定量(間隔H,hにほぼ等しい)だけスライダ4
0,40を下降せしめ、シリンダ44,44によ
り爪片45,45を爪片43,43から離隔して
シートS−S端の挟持を解き、さらに若干スライ
ダ40,40を下降せしめて爪片45,45をシ
ート中から脱出させ、被覆工程は終了する。
次で、被覆工程終了の信号を受けた受取部Cの
シリンダ66は受取アーム64を揺動させ、その
係止部67で被覆されたワークをフツク3から受
取レール65に移行せしめて受取工程も終了す
る。
そしてスライダ40,40は上昇して次回の工
程へと続くのであるが、次に次回のワークが大な
るシートS−Lを適用されるものである場合即ち
ワーク種類が異なる場合は前包装工程終了確認後
シートドラム2からシートドラム1への切替作業
を行う。
例えば次回ワークは、ストツパ58により待機
せしめられているが、既にリミツトスイツチ57
により適合シート変換の指令が関連部材に伝達さ
れており、前回の工程が終了した時点で即変換さ
れる。即ち、スライダ40,40が最上昇位置
(バキユウムピツカー16,16で開口された状
態のシート下端を挟持部c,cが挟持する高さ)
まで上昇している間にシリンダ41により爪片の
位置は大なるシート巾に適合する位置まで後退せ
しめられる(第6図)。他方、スライダ40,4
0が最上昇位置に復帰するよりも前に大なるシー
トS−Lを案内するように選別部aは切替えれる
(第3図)。即ち、シートドラム2及び繰出ローラ
5,6を逆回転させシートS−Sを定位置即ちシ
ートS−Lの繰出により影響を受けない位置、例
えばローラ6,7間の走行路9にシート端が位置
するまで巻戻した後停止させる。次いで、ローラ
11をローラ8に接触せしめてシートドラム2及
び繰出ローラ7,8、ガイドローラ11を回転さ
せてシートS−Lを繰出しガイド部bに導入す
る。(第7図) ガイド部bでは、先ずシート端開口部で垂下し
てくるシートの端部にバキユウムピツカー16,
16を作動させて開口させた後、シート挟持引下
部としての挟持部c,cで開口端を挟持して引下
げる。この挟持部c,cがシートS−Lを引下げ
る以前に開口シート保持部は巾をシートS−Lに
適合するように切替えられている。
枠体19の巾調整はシリンダ26,26をガイ
ドローラ22,22に作動させて行うが、巾の位
置決めはシリンダ26に押されてガイドローラ2
2が定位置に来れば、バネつきピン係止溝、及び
係止孔(図示せず)で係止保持セツトされシリン
ダ26は元の位置に戻り次の操作に備えられるよ
うにしてある。大なる巾に調整された枠体19へ
シートS−Lを被せるが、シートS−Lはガイド
ローラ22,22及び枠体19を内部に収容し、
ローラ18,18とは外接するように引下げられ
る。
このようにシートS−Sの定位置までの巻取り
を確認後にシートドラム2のシートS−Lを第4
図のように掛け替え、ローラ7,8,11が駆動
されローラ下部まで降す。(シートS−Sの場合
はローラ5,6使用)そして該シートS−Lが降
下するとシートの両端をつかみシートガイドの枠
体19を内側に入れて定位置まで落し包装され、
包装終了後は前述の作業が繰り返される。
これら包装手段については、ワークに合わせて
包装するタイプとして上部、両側部の3面をヒー
トシールとしてナイフでカツトする方法や一枚も
ののビニールシートをワークに合わせてカツトし
ピロ包装する方法を必要に応じ採用することもで
きる。
上述の実施例においては、ガイド部bに開口シ
ート保持部を設け同サイズのワークである場合に
は挟持部c,cは該保持部でシートを挟持させサ
イズ変換の場合のみシート端開口部でシートを挟
持させるようにしてあるが、開口シート保持部を
省略し、挟持部c,cは常にシート端開口部でシ
ートを挟持し引下げるようにすることもできる。
またフツク部の高さ又は太さの違うハンガーを
用い、移行中シユート上面より突出したフツク部
の高さ(太さ)でリミツトスイツチ57が適合シ
ートを判別するようにしてあるが、判別手段はこ
れに限られるものでなく、供給部の構成、ハンガ
ーの形態に応じて種々のセンサーが用いられる。
例えば直接クリーニング物やハンガーの巾を検出
したり、ハンガーの材質を変えて材質により判別
するようにすることも可能である。
さらに、大小二種類のシートを配備する例で説
明したが三種類以上でも可能であるし、大きさが
同一で材質や印刷が違うシートに適用されること
は勿論である。
〔発明の効果〕
本発明はワークの供給部に個別のハンガー形状
を検出する検知器を設け、袋状シートを案内する
ため、小幅シートドラムより導出される小幅シー
トを挟持する一対の繰出ローラと、大幅シートド
ラムより導出される大幅シートを挟持する一対の
繰出ローラと、各繰出ローラから繰り出されるシ
ートを案内し、かつ前記検出器の検知により、ハ
ンガーの種類に応じて大小巾シートを挟持する繰
出ローラのいずれか一方に押圧接触するガイドロ
ーラとから成るシート選別部を備え、これらの両
繰出ローラとシートドラムとを正逆回転用モータ
で駆動するように構成すると共に、前記選別部か
ら垂下されるシートの両側に対設されるバキユウ
ムビツカーと、該バキユウムビツカーで拡開した
袋状シートを案内供給するため、一対のローラ
と、該ローラにそれぞれ圧接されローラ軸方向に
摺動可能に設けられたガイドローラと、ガイドロ
ーラの支軸に連結杆を介して設けられ、かつ袋状
シートの拡開状態を維持する枠体とからなる袋状
シートガイド部を備えたことにより、サイズの異
なるカバー用シートの誘導を適確にし、かつカバ
ーの開口もらくでクリーニング物へのカバーの被
覆を能率よく行い、しかもクリーニング物の大小
巾寸法の違うものでも、一台の設備で大小サイズ
に合わせて自動包装することができ、それだけワ
ークの取扱い容易で作業性も大幅に向上できると
共に、所望のシートを複数のシート類から選別し
て包装することができ、包装作業の効率化、コス
トの低廉化、設置面積の縮小など、実用上大きな
効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は正面
図、第2図は第1図−線断面図、第3図は供
給部を除いた第2図−線矢視図、第4図は選
別部の斜視図、第5図はシート開口保持部の斜視
図、第6図は挟持部の作用説明図、第7図は供給
部の側面図である。 A……本体部、B……供給部、C……受取部、
a……選別部、b……ガイド部、c……挟持部、
d……カツト・シール部、1,2……シートドラ
ム、3……フツク、4……基柱部、5,6,7,
8……繰出ローラ、9……走行路、10……ガイ
ドプレート、11……ガイドローラ、12……シ
リンダ、13……回転軸、14,15……モー
タ、16……バキユウムピツカー、17……シリ
ンダ、18……ローラ、19……枠体、20……
連結材、21……ロツド、22……ガイドロー
ラ、23……支軸、24……連結杆、25……押
板、26……シリンダ、28,29……支枠、3
0……ブラケツト、31……カツタ、32……プ
レート、33……シリンダ、34……突条、35
……カバー、36……突条、37……プレート、
38……粱材、39……ガイド溝、40……スラ
イダ、41……シリンダ、42……ブラケツト、
43……外側爪片、44……シリンダ、45……
内側爪片、46……チエン、47……モータ、4
8……従動軸、49……ロール、50……ガイド
プレート、51……連結パイプ、52……ワーク
下端検出部、53……固定シユート、54……ス
ライドシユート、55……一次シユート、56…
…二次シユート、57……リミツトスイツチ、5
8……ストツパ、59……リミツトスイツチ、6
0……湾曲凸部、61……アーム、62……タイ
ミングモータ、63……シリンダ、64……受取
アーム、65……受取レール、66……シリン
ダ、67……係止部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 多数種のクリーニング物が、それぞれ、各種
    に対応した個別のハンガーに吊り下げられて、供
    給部から搬送供給され、該クリーニング物に袋状
    のカバー用シートを供給して被覆する包装機にお
    いて、前記供給部に個別のハンガー形状を検出す
    る検知器を設け、袋状シートを案内するため、小
    幅シートドラム2より導出される小幅シートS−
    Sを挟持する一対の繰出ローラ5,6と、大幅シ
    ートドラム1より導出される大幅シートS−Lを
    挟持する一対の繰出ローラ7,8と、各繰出ロー
    ラから繰り出されるシートを案内し、かつ前記検
    出器の検知により、ハンガーの種類に応じて大小
    巾シートを挟持する繰出ローラのいずれか一方に
    押圧接触するガイドローラ11とから成るシート
    選別部aを備え、これらの両繰出ローラとシート
    ドラムとを正逆回転用モータで駆動するように構
    成すると共に、前記選別部aから垂下されるシー
    トの両側に対設されるバキユウムビツカー16,
    16と、該バキユウムビツカー16,16で拡開
    した袋状シートを案内供給するため、一対のロー
    ラ18,18と、該ローラ18にそれぞれ圧接さ
    れローラ軸方向に摺動可能に設けられたガイドロ
    ーラ22,22と、ガイドローラ22の支軸23
    に連結杆24を介して設けられ、かつ袋状シート
    の拡開状態を維持する枠体19とからなる袋状シ
    ートガイド部bを備え、該枠体19にハンガーを
    係止するフツク3がロツド21を介して設けら
    れ、さらに枠体19に沿つて位置する袋状シート
    端を挟持して引き下げるシート挟持引下部cと、
    袋状シート端を切断・溶着するカツトシール部d
    とを配備したことを特徴とするクリーニング自動
    包装機。 2 前記シート選別部が、シートを案内挟持して
    移動する、複数の圧接回転ローラであつて、駆動
    ローラと従動ローラを対として複数配備し、各ロ
    ーラの圧接位置関係を切替移動できるようにした
    ものである特許請求の範囲第1項記載の自動包装
    機。
JP5244185A 1985-03-18 1985-03-18 クリ−ニング自動包装機 Granted JPS61217322A (ja)

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JPS61217322A JPS61217322A (ja) 1986-09-26
JPH057251B2 true JPH057251B2 (ja) 1993-01-28

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57131655A (en) * 1981-02-07 1982-08-14 Okazaki Kogyo Kk Automatic feeder for roll-packing paper
JPS5926524A (ja) * 1982-08-06 1984-02-10 Teijin Ltd ポリエステル複合繊維

Family Cites Families (1)

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JPS56150704U (ja) * 1980-04-09 1981-11-12

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JPS61217322A (ja) 1986-09-26

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