JPH057227A - Msk受信機 - Google Patents

Msk受信機

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JPH057227A
JPH057227A JP15642791A JP15642791A JPH057227A JP H057227 A JPH057227 A JP H057227A JP 15642791 A JP15642791 A JP 15642791A JP 15642791 A JP15642791 A JP 15642791A JP H057227 A JPH057227 A JP H057227A
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local oscillator
msk
frequency
circuit
mixer
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JP15642791A
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English (en)
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Masaki Noda
正樹 野田
Yoshimi Iso
佳実 磯
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】放送衛星や通信衛星を受信するヘテロダイン受
信機において、局部発振器の変動に対しMSK信号復調
に必要な安定した中間周波信号を得ることを目的とす
る。 【構成】第2の局部発振器4の発振周波数あるいは第2
の混合器5の入力周波数の変動を検出して第1の局部発
振器2を制御し、第2の局部発振器4の発振周波数ある
いは第2の混合器5の入力周波数を一定値にする構成と
した。 【効果】屋外ユニットの温度変化等によって周波数変動
成分を持ったMSK変調信号は、第1の局部発振器2の
制御により周波数変動の無い安定した中間周波数に変換
され、局部発振器の変動に対しBPF23での側帯波の
減衰が無く、MSK復調回路22は最良の状態で動作し
再生信号の誤り率の劣化を防止する効果が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はMSK受信機に関し、放
送衛星や通信衛星を受信するヘテロダイン受信機のよう
に局部発振器のドリフトにともない中間周波数のドリフ
トする条件下で、搬送波抑圧両側波帯信号の復調に必要
な安定した中間周波信号を得る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】位相連続FSK信号は、変調波の包絡線
が一定で、出力増幅器の飽和等による抑圧に対して主ス
ペクトルが影響を受けないため、これら非線形系を含む
伝送路において有利な変調方式である。
【0003】特に変調指数0.5の位相連続FSK信号
はMSK(Minimum Shift Keying)信号と呼ばれ、占
有帯域幅が狭く効率の良い変調方式として注目されてい
る。
【0004】受信したMSK信号を復調するための同期
検波方式を用いた従来の復調方式は、基準信号である搬
送波の再生方法が重要である。ヘテロダイン受信機のよ
うに局部発振器のドリフトにともなう中間周波数のドリ
フトに対する従来例として特開昭63−73164号公
報の例を図13に示す。図13において、1は入力端
子、2は第1の局部発振器、3は第1の混合器、4は第
2の局部発振器、5は第2の混合器、6はバンドパスフ
ィルタ(BPF)、7は第1の乗算器、8は第2の乗算
器、9は基準発振器、10はπ/2位相器、11は第1
のローパスフィルタ(LPF)、12は第2のLPF、
13は第1の判定回路、14は第2の判定回路、15は
反転回路、16はディジタル信号処理回路17は再生信
号出力端子、18は第3の乗算器、19は第4の乗算
器、20はループフィルタ、21はクロック再生回路、
22はMSK復調回路である。同図は、第1の局部発振
器2と第1の混合器3から成る第1の周波数変換回路と
第2の局部発振器4と第2の混合器5から成る第2の周
波数変換回路によって、中間周波数に2つの周波数を持
つ二重ヘテロダイン方式で搬送波周波数を下げ、MSK
復調回路22に入力しMSK信号を復調する構成であ
る。詳しい動作はここでは省略するが、第2の中間周波
数に変換された入力変調信号を基準発振器9とπ/2位
相器10で発生させた同相搬送波及び直交搬送波と第1
の乗算器7と第2の乗算器8でそれぞれ乗算することで
同期検波し、同相成分出力と直交成分出力を第3の乗算
器18で乗算し、さらにクロック再生回路21で再生さ
れたクロック信号と第4の乗算器19で乗算し、第2の
中間周波数と基準発振器9の出力の搬送波位相誤差を検
出し、第2の局部発振器4を制御して、第2の中間周波
数と基準発振器9の出力の位相差をある一定値にする負
帰還ループを構成するものである。本例によれば、基準
発振器9として周波数安定度の高い水晶発振器を用いる
ので、第一の局部発振器2の周波数が周囲の温度変動や
通電による温度変動などによりドリフトを生じたとして
も上記負帰還ループによって第2の中間周波数は安定す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例は、ヘテロ
ダイン受信機の第1の局部発振器のドリフトにともなう
中間周波数のドリフトに対して搬送波を再生でき、変調
波を復調できる。しかし、衛星放送や通信衛星を受信す
るヘテロダイン受信機では屋外ユニットに第3の混合器
と局部発振器が配置され、屋内ユニットに前記従来例の
第1と第2の混合器と局部発振器が配置されるため、屋
外環境下にある第3の局部発振器による大きなドリフト
に問題があった。また、近年の受信チャンネル数の増加
に対して妨害特性を向上するために第1の混合器と第2
の混合器の間へBPFが配置され、第2と第3の局部発
振器のドリフトにともなう該BPFでの側帯波の減衰に
よる再生信号の誤り率劣化の問題があった。
【0006】本発明の目的は、放送衛星や通信衛星から
のMSK信号を安定に復調するヘテロダイン方式のMS
K受信機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、上記従来例
の第2の局部発振器の発振周波数あるいは第2の混合器
の入力周波数の変動を検出して第1の局部発振器を制御
し、第2の局部発振器の発振周波数あるいは第2の混合
器の入力周波数を一定値にすることで達成され、第2の
局部発振器の発振周波数の変動を検出するには、第2の
局部発振器の発振周波数を分周し基準発振器と比較、あ
るいは第2の局部発振器の発振周波数をバイナリーカウ
ンタで計測、または第2の局部発振器の制御電圧即ち搬
送波位相誤差情報の直流成分と基準電圧と比較したもの
であり、さらに第2の混合器の入力周波数の変動の検出
手段としては、第2の混合器の入力信号をFM検波し、
検波出力信号の直流成分を基準電圧と比較したものであ
る。
【0008】
【作用】上記構成により、屋外ユニットの温度変化等に
よって周波数変動成分を持ったMSKの変調信号は、第
1の周波数変換回路により周波数変動の無い安定した中
間周波数を持つことができる。それによって、第1の混
合器と第2の混合器の間へBPFを配置した場合でも、
第2と第3の局部発振器のドリフトにともなう該BPF
による側帯波の減衰が無く、MSK復調回路は最良の状
態で動作し、再生信号の誤り率の劣化を防止する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0010】図1は、本発明の一実施例を示すブロック
図であって、図外にアンテナと局部発振器と混合器から
なる屋外ユニットが配置され、放送衛星や通信衛星から
の信号が第1の中間周波数に変換され入力される屋内ユ
ニットの例であり、前述従来例と同じ機能ブロックに対
しては同じ記号を記している。図1において、1は第1
の中間周波数が入力される入力端子、2は第1の局部発
振器、3は第1の混合器、4は第2の局部発振器、5は
第2の混合器、6は第2のバンドパスフィルタ(BP
F)、17は再生信号出力端子、22はMSK復調回
路、23は第1のバンドパスフィルタ、26は周波数変
動検出回路、27は加算器、28は選局回路、100は
搬送波位相誤差信号である。同図において入力端子1に
与えられた第1の中間周波信号は混合器1と選局回路2
8で選局される局部発振器2によって希望周波数が第2
の中間周波信号に周波数変換され、BPF23で不要な
帯域外雑音や妨害波が除去され、さらに混合器2と局部
発振器2によって第3の中間周波信号に周波数変換さ
れ、BPF6で伝送路の特性を最適化する波形等化を行
い、MSK復調回路22へ入力され、再生信号は端子1
7より出力される。局部発振器4はMSK復調回路22
からの搬送波位相誤差信号100により負帰還制御され
る。局部発振器4の出力は分岐され周波数変動検出回路
26へ入力され、局部発振器4の基準周波数からの変動
が検出され、変動に対応して誤差情報が出力され、加算
器27によって選局回路からの選局情報に加算され変動
を補正する負帰還ループを形成する。本実施例の動作
は、局部発振器4は従来例で述べたように、第2の中間
周波数の変動に対して第3の中間周波数が変動しないよ
う搬送波位相誤差信号100により常に補正されるため
局部発振器4の発振周波数は第2の中間周波数の変動に
追従して動く。この局部発振器4の発振周波数の動きを
周波数変動検出回路26で、予め決められた基準発振周
波数との差を検出する。加算器27は、選局回路28の
出力の選局情報に周波数変動検出回路26の出力より得
た局部発振器2を補正する量を加算し、局部発振器2の
発振周波数を修正する。この結果、混合器3の出力の第
2の中間周波数は、第1の中間周波数の変動にかかわら
ず、常に正規の中心周波数に保たれる。局部発振器4の
発振出力は、搬送波位相誤差信号100による負帰還制
御のため信号S/Nが良く、低いC/Nでも周波数変動
検出回路26の誤動作が小さい特徴を有する。
【0011】図2は、図1に記載の本発明の一実施例を
示すブロック図である。図2において図1と同じ機能ブ
ロックに対しては同じ符号を記している。29は選局用
PLL回路、30はマイコン、31は分周器、32は位
相比較器、33は基準発振器、34はA/D変換器であ
る。図2において、図1の加算器27と選局回路28
は、選局用PLL回路29とマイコン30に置き換えら
れている。また、周波数変動検出回路26は分周器3
1、位相比較器32、基準発振器33、A/D変換器3
4で構成される。選局用PLL回路29とマイコン30
からなる選局システムの基本動作は、一般に良く知られ
ているため詳細は省略するが、選局用PLL回路29と
局部発振回路2とでフェーズロックドループ(PLL)
を形成し、PLLループにより局部発振器2の発振周波
数は高安定に保たれ、マイコンは選局用PLL回路29
内にある局部発振器2の発振周波数を分周するプログラ
マブルデバイダの分周比を切り換える動作をする。周波
数変動検出回路26は、局部発振器4の出力は分岐され
分周器31で分周され、分周出力は位相比較器32で基
準発振器33と位相比較される。位相比較器32の出力
は、局部発振器4の発振周波数の変動に対応する。位相
比較器32の出力は、A/D変換器34でデジタル信号
に変換され、A/D変換器34からの信号によりマイコ
ン30は、選局用PLL回路29内のプログラマブルデ
バイダの分周比を切り換え、局部発振器2の発振周波数
を制御し、第2の中間周波数を正規の中心周波数に保
つ。
【0012】図3は、図1に記載の本発明の別の実施例
を示すブロック図である。図3において図1乃至図2と
同じ機能ブロックに対しては同じ符号を記している。図
1の加算器27と選局回路28は、図2と同様、選局用
PLL回路29とマイコン30に置き換えられている。
周波数変動検出回路26はバイナリーカウンタ35で構
成される。バイナリーカウンタ35は、局部発振器4の
発振信号を整形して所定期間カウントを行う。マイコン
30で局部発振器4の発振信号のカウント数を検出する
ことにより、第2の中間周波数の正規の中心周波数に対
しての変動量を検知し、選局用PLL回路29内のプロ
グラマブルデバイダの分周比を切り換え、局部発振器2
の発振周波数を制御し、第2の中間周波数を正規の中心
周波数に保つ。
【0013】図4は、本発明の別の一実施例を示すブロ
ック図である。図4において他の図と同じ機能ブロック
に対しては同じ符号を記している。図4において、周波
数変動検出器26の入力は搬送波位相誤差信号100か
ら得ている。即ち、搬送波位相誤差信号100は、局部
発振器4の制御信号であることから第2の中間周波数の
変動に追従して動く。従って、基準電圧と搬送波位相誤
差信号100を比較することにより第2の中間周波数の
変動量を検知でき、図1の実施例と同様局部発振器2を
制御し、第2の中間周波数の安定化を図るものである。
【0014】図5は、図4に記載の本発明の一実施例を
示すブロック図である。図5において他の図と同じ機能
ブロックに対しては同じ符号を記している。図5におい
て周波数変動検出器26は、A/D変換器36、比較器
37、基準電圧発生器38から構成される。基準電圧発
生器38の基準電圧と搬送波位相誤差信号100を比較
器37で比較する。比較器37の出力は、局部発振器4
の発振周波数の変動に対応する。位相比較器37の出力
は、A/D変換器36でデジタル信号に変換され、A/
D変換器36からの信号によりマイコン30は、選局用
PLL回路29内のプログラマブルデバイダの分周比を
切り換え、局部発振器2の発振周波数を制御し、第2の
中間周波数を正規の中心周波数に保つ。
【0015】図6は、本発明の別の一実施例を示すブロ
ック図である。図6において他の図と同じ機能ブロック
に対しては同じ符号を記している。図6において、周波
数変動検出器26の入力は混合器23の出力から得てい
る。本実施例では、直接第2の中間周波信号の変動を周
波数変動検出器26で検知し、図1の実施例と同様局部
発振器2を制御し、第2の中間周波数の安定化を図るも
のである。
【0016】図7は、図6に記載の本発明の一実施例を
示すブロック図である。図7において他の図と同じ機能
ブロックに対しては同じ符号を記している。図7におい
て、周波数変動検出器26は、FM検波回路39、ロー
パスフィルタ(LPF)40、判定回路41a,41b
から構成される。本実施例では、第2の中間周波数のM
SK信号をFM検波回路39でFM検波し、LPF40
で平滑し得られた直流レベルが第2の中間周波数の変動
に対応する。LPF40の出力を判定回路41a,41
bで基準電圧と比較し、第2の中間周波数の変動が正規
の中心周波数に対してどちらの方向に変動したかを検知
する。判定回路41a,41bの出力は例えば、第2の
中間周波数の変動が正規の中心周波数に対して低いと判
定回路41aの出力がH,逆に高いと判定回路41bの
出力がH、一致しているときは両方の判定回路41a,
41bの出力がLである。判定回路41a,41bから
の信号によりマイコン30は、選局用PLL回路29内
のプログラマブルデバイダの分周比を切り換え、局部発
振器2の発振周波数を制御し、第2の中間周波数を正規
の中心周波数に保つ。
【0017】図8は、本発明の別の一実施例を示すブロ
ック図である。図8において他の図と同じ機能ブロック
に対しては同じ符号を記している。図8は、図1の実施
例において、周波数変動検出器26の出力に局部発振器
2の制御を制限する制御制限手段42を配置している。
本実施例の制御制限手段42の動作は、中心周波数の近
傍で必要な搬送波位相誤差信号100による局部発振器
4の制御動作にたいして局部発振器2の過制御の防止
と、電源投入時や選局時など局部発振器4の周波数が安
定しないときに生じる搬送波位相誤差信号100による
局部発振器4の誤制御、いわゆる、疑似ロックの状態で
は局部発振器2の制御を停止するものである。
【0018】図9は、図8に記載の制御制限手段42の
一動作例の説明図である。同図aは、局部発振器2の制
御範囲を示す図である。中心周波数の近傍では、局部発
振器2の制御を停止し、搬送波位相誤差信号100によ
る局部発振器4の制御のみ行い、それ以外の領域では局
部発振器2の制御を行うものである。同図bは、同図a
の動作を図2の実施例の選局用PLL回路29とマイコ
ン30からなる選局システムでのマイコン30の動作を
示したフロチャートである。
【0019】図10は、図8に記載の本発明の別の実施
例を示すブロック図である。図8において他の図と同じ
機能ブロックに対しては同じ符号を記している。図8
は、図2の実施例にMSK復調回路22から疑似ロック
信号101を得てマイコン30を制御する構成である。
本実施例では、MSK復調回路22から疑似ロック信号
が出力されると、マイコン30によって局部発振器4の
発振出力による局部発振器2の制御を禁止する。
【0020】図11は、本発明の別の実施例を示すブロ
ック図である。図11において他の図と同じ機能ブロッ
クに対しては同じ符号を記している。図11において、
43、53、54は増幅器、44、45、46、47、
48、49はトランジスタ、50は電流源、51、52
は抵抗、55は共振系、56はコンデンサ、57は局部
発振信号モニタ端子、58は疑似ロック信号出力端子、
59は集積回路である。混合器5は、トランジスタ4
4、45、46、47、48、49と電流源50と抵抗
51、52で構成されたダブルバランスミクサ(DB
M)である。本実施例は、DBM構成の混合器5とMS
K復調回路22とそのほかの周辺回路が同一の半導体基
板、例えばSi基板上に構成されたMSK復調IC59
である。本実施例では、局部発振器4の共振系は集積回
路の外部に構成されているが、集積回路59に内蔵され
る方式でも良いのは言うまでもない。局部発振器4の出
力は局部発振信号モニタ端子57でとりだされ、図1乃
至図3などの実施例に対して小型が図れる。
【0021】図12は、本発明の別の実施例を示すブロ
ック図である。図12において他の図と同じ機能ブロッ
クに対しては同じ符号を記している。図12において、
60はBPF、61はRF増幅器、62は可変BPF、
63はRFAGC増幅器、64はIF増幅器、65は切
り換えスイッチ、66はBPF、67はIFAGC増幅
器、68は位相比較器、69はループフィルタ、70、
71はバッファ増幅器、72は発振器、73は共振系、
74はループ増幅器、75はベースバンド出力端子、7
6はGaAs集積回路、77はFM復調ICである。本
実施例は、図6の実施例の周波数変動検出器26をFM
テレビジョン信号を復調するSi基板上に構成されたF
M復調IC77で構成し、FMテレビジョン信号の受信
とMSK信号の受信の共用受信機を提供するものであ
る。混合器3はRFAGC増幅器63とIF増幅器64
は同一のGaAs基板上に構成されたGaAs集積回路
である。FM復調IC77はIFAGC増幅器67、位
相比較器68、ループフィルタ69、バッファ増幅器7
0、71、発振器72、共振系73、判定回路41から
構成される。BPF66はFMテレビジョン信号の受
信、BPF6はMSKの受信で選択される。本実施例に
よれば、FMテレビジョン信号の受信時は、BPF66
が選択されベースバンド出力端子75より復調出力が得
られ、バッファ増幅器70出力の分岐された復調出力は
判定回路41a、bで判定されマイコン30に送られ局
部発振器2を制御しAFC動作が行われる。MSK信号
の受信時は、BPF6が選択され、MSK復調IC59
でMSK復調が行われ、FM復調IC77は図2の周波
数変動検出器26として動作する。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
屋外ユニットの温度変化等によって周波数変動成分を持
ったMSKの変調は、第1の周波数変換回路により周波
数変動の無い安定した中間周波数に変換される。それに
よって、第1の混合器と第2の混合器の間へBPFを配
置した場合でも、第2と第3の局部発振器のドリフトに
ともなう該BPFによる側帯波の減衰が無く、MSK復
調回路は最良の状態で動作し、再生信号の誤り率の劣化
を防止する効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1記載の本発明の一実施例を示すブロック図
である。
【図3】図1記載の本発明の別の実施例を示すブロック
図である。
【図4】本発明の別の一実施例を示すブロック図であ
る。
【図5】図4記載の本発明の一実施例を示すブロック図
である。
【図6】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図7】図6記載の本発明の一実施例を示すブロック図
である。
【図8】本発明の別の一実施例を示すブロック図であ
る。
【図9】図8記載の制御制限手段の一動作例の説明図。
【図10】図8記載の本発明の別の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図11】本発明の他の一実施例を示すブロック図であ
る。
【図12】本発明の他の一実施例を示すブロック図であ
る。
【図13】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
2…第1の局部発振器、 3…第1の混合器、 4…第2の局部発振器、 5…第2の混合器、 6、40…バンドパスフィルタ、 22…MSK復調回路、 26…周波数変動検出回路、 27…加算器、 28…選局回路、 29…選局用PLL回路、 30…マイコン、 31…分周器、 32…位相比較器、 33…基準発振器、 34、36…A/D変換器、 35…バイナリーカウンター、 37…比較器、 38…基準電圧発生器、 39…FM復調回路、 41…判定回路、 42…制御制限手段。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも第1の混合器と第1の局部発振
    器からなる第1の周波数変換器と、第2の混合器と第2
    の局部発振器からなる第2の周波数変換器で構成される
    ヘテロダイン受信回路と、MSK復調回路から構成さ
    れ、MSK復調回路からの搬送波位相誤差情報によって
    第2の局部発振器が制御されるMSK受信機において、
    第2の局部発振器の発振周波数が一定値となるよう第1
    の局部発振器を制御する手段を設けたことを特徴とする
    MSK受信機。
  2. 【請求項2】請求項1記載のMSK受信機において、第
    2の局部発振器の発振周波数と基準発振周波数の比較手
    段と、該比較情報によって第1の局部発振器を制御する
    手段を設けたことを特徴とするMSK受信機。
  3. 【請求項3】請求項1記載のMSK受信機において、第
    2の局部発振器の制御電圧と基準制御電圧の比較手段
    と、該比較情報によって第1の局部発振器を制御する手
    段を設けたことを特徴とするMSK受信機。
  4. 【請求項4】請求項1記載のMSK受信機において、F
    M検波回路と、該FM検波回路の出力電圧と基準電圧の
    比較手段と、該比較情報によって第1の局部発振器を制
    御する手段を設け、該FM検波回路の入力を第1の混合
    器の出力に選んだことを特徴とするMSK受信機。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4いずれかに記載のMSK受
    信機において、第1の局部発振器の制御範囲を制限する
    手段を設けたことを特徴とするMSK受信機。
  6. 【請求項6】請求項5記載のMSK受信機において、第
    2の局部発振器の発振周波数が希望周波数の中心近傍に
    位置するときは第1の局部発振器の制御を制限する手段
    を設けたことを特徴とするMSK受信機。
  7. 【請求項7】請求項5または6記載のMSK受信機にお
    いて、MSK復調回路の疑似ロックを検出する手段と疑
    似ロック期間は第1の局部発振器の制御を制限する手段
    を設けたことを特徴とするMSK受信機。
  8. 【請求項8】請求項1乃至7いずれかに記載のMSK受
    信機において、少なくとも第2の混合器と第2の局部発
    振器とMSK復調回路が同一の例えばSi半導体基盤上
    に構成され第2の局部発振器の発振信号出力端子を設け
    たことを特徴とする半導体集積回路。
  9. 【請求項9】請求項1乃至7いずれかに記載のMSK受
    信機において、第1の混合器がGaAs半絶縁性基盤上
    に集積化された半導体集積回路であることを特徴とする
    MSK受信機。
  10. 【請求項10】請求項1乃至第7いずれかに記載のMS
    K受信機において、第1の混合器がGaAs半絶縁性基
    盤上に集積化された半導体集積回路と、請項8記載の半
    導体集積回路から構成されたことを特徴とするMSK受
    信機。
  11. 【請求項11】請求項4のMSK受信機において、FM
    検波回路にFMテレビジョン信号の復調回路を用い、F
    Mテレビジョン信号とMSK信号の両信号を選択復調す
    ることを特徴とするMSK受信機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100394913B1 (ko) * 2000-03-22 2003-08-19 인피니언 테크놀로지스 아게 필터를 갖춘 회로 장치 및 상기 회로 장치의 작동 방법

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