JPH0572274U - ハンガー収納具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 伸縮自在な蛇腹を使うことにより、多くのハ
ンガーを収納でき、使わない時は場所を取らず、なおか
つ持ち運べる便利な収納具を提供する。 【構成】 フック（１）の下部に回動自在にアーム
（２）を設け、このアーム（２）の両側下部にフレーム
（３）を設け、このフレーム（３）の内側に蛇腹（４）
を架設したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、フレーム間に蛇腹を架設し、多くのハンガーを掛けることができ るようにしたハンガー収納具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、フレーム間に軸を設けたハンガー収納具があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった。 沢山のハンガーを充分に収納できなかったり、使わない時場所を取るうえに、 容易に持ち運びができず、使いにくかった。 本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

フック（１）の下部にヒンジで回動自在にアーム（２）を設ける。そして、こ のアーム（２）の両側下部にヒンジで回動自在にフレーム（３）を設ける。さら に、このフレーム（３）の内側に伸縮自在な蛇腹（４）を架設する。 本考案は、以上のような構成よりなるハンガー収納具である。

【０００５】

【作用】

蛇腹（４）を伸ばし、蛇腹（４）にハンガー（５）を掛けて収納する。ハンガ ー（５）が少なくなるか、あるいは、なくなると蛇腹（４）を縮めることができ る。さらに、フック（１）を持って運ぶことができ、フック（１）を掛けるか、 あるいは両側のフレーム（３）の下部で立てて置くこともできる。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。 フック（１）の下部にヒンジで回動自在にアーム（２）を設ける。そして、こ のアーム（２）の両側下部にヒンジで回動自在にフレーム（３）を設ける。さら に、このフレーム（３）の内側に伸縮自在な蛇腹（４）を架設する。 本案は以上のような構造で、これを使用するときは、図２に示すように、蛇腹 （４）を伸ばし、蛇腹（４）にハンガー（５）を掛けて収納する。沢山のハンガ ー（５）が収納されたままフック（１）を持って運ぶことができる。さらに、図 ４に示すように、物干しざお（６）にフック（１）を掛けてハンガー（５）を出 し入れできる。蛇腹（４）からハンガー（５）が取り出され、少なくなるか、あ るいは、なくなると、図３に示すように、蛇腹（４）を縮めることができる。さ らに、フック（１）を物干しざお（６）からはずして、両側のフレーム（３）の 下部で立てて置くこともできる。 なお図５に示すように、蛇腹（４）の代わりに、多段パイプを設けてもよい。

【０００７】

【考案の効果】

蛇腹に沢山のハンガーが掛けられ、それを持ち運べて、床置き、あるいは、掛 け置きができ、使用しない時は縮められるので場所を取らず、きわめて使い勝手 がよい。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の側面図である。

【図３】本考案の側面図である。

【図４】本考案の斜視図である。

【図５】本考案の他の実施例を示す側面図である。

【符号の説明】

１ フック ２ アーム ３ フレーム ４ 蛇腹 ５ ハンガー ６ 物干しざお ７ 多段パイプ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 フック（１）の下部に回動自在にアーム
   （２）を設け、このアーム（２）の両側下部にフレーム
   （３）を設け、このフレーム（３）の内側に蛇腹（４）
   を架設したハンガー収納具。