JPH057225Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH057225Y2 JPH057225Y2 JP4132787U JP4132787U JPH057225Y2 JP H057225 Y2 JPH057225 Y2 JP H057225Y2 JP 4132787 U JP4132787 U JP 4132787U JP 4132787 U JP4132787 U JP 4132787U JP H057225 Y2 JPH057225 Y2 JP H057225Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guideway
- coke
- heat
- coke guide
- backstay
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 20
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims 1
- 238000003763 carbonization Methods 0.000 description 7
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- Coke Industry (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は、コークス炉からコークスを押出す際
の窯口における発塵を防止するためのコークガイ
ド車の集塵装置に関するものである。
の窯口における発塵を防止するためのコークガイ
ド車の集塵装置に関するものである。
「従来の技術」
第４図に示す如く、コークス炉１の炭化室２内
で乾留を終えた赤熱コークス３は、押出機４によ
り炭化室２から押出され、コークガイド車５のガ
イドウエイ６を通過して消化車（またはバケツト
車）７に積載される。
で乾留を終えた赤熱コークス３は、押出機４によ
り炭化室２から押出され、コークガイド車５のガ
イドウエイ６を通過して消化車（またはバケツト
車）７に積載される。
この押出作業において、コークスガイド車５の
周辺は通過または落下する赤熱コークス３から発
生する多量の粉塵を含む熱気流に包まれるためガ
イド車５に設置した集塵フード８によつて集塵が
行なわれている。
周辺は通過または落下する赤熱コークス３から発
生する多量の粉塵を含む熱気流に包まれるためガ
イド車５に設置した集塵フード８によつて集塵が
行なわれている。
第５図は第４図のａ−ａ矢視を示したコークス
炉の平断面図である。
炉の平断面図である。
コークス炉１は、一般に炭化室２と燃焼室９が
交互に並び煉瓦壁１０で構築され、コークガイド
車５はコークス炉１のコークサイドを走行して、
指定された炭化室２ａの前に停止し炉蓋１１を外
してガイドウエイ６を点線で示す位置から前進さ
せ炉蓋フレーム１２に当接させてコークス押出作
業が行なわれる。
交互に並び煉瓦壁１０で構築され、コークガイド
車５はコークス炉１のコークサイドを走行して、
指定された炭化室２ａの前に停止し炉蓋１１を外
してガイドウエイ６を点線で示す位置から前進さ
せ炉蓋フレーム１２に当接させてコークス押出作
業が行なわれる。
ところで、ガイドウエイ６は高熱のコークス３
と接触するために、熱膨張対策として構成部材間
に多数の隙間を有した構造であり、この隙間から
の発塵防止とコークガイド車５本体の保護のため
に、ガイドウエイ６の外面を覆うガイドウエイ固
定フード８ａが設置されている。
と接触するために、熱膨張対策として構成部材間
に多数の隙間を有した構造であり、この隙間から
の発塵防止とコークガイド車５本体の保護のため
に、ガイドウエイ６の外面を覆うガイドウエイ固
定フード８ａが設置されている。
このガイドウエイ固定フード８ａは、コークガ
イド車５の走行時にバツクステー１３との干渉を
避けるために100〜200mmの隙間ｂを設けている
が、コークス押出時にこの隙間ｂからの発塵があ
り、これを防止するのが困難であつた。
イド車５の走行時にバツクステー１３との干渉を
避けるために100〜200mmの隙間ｂを設けている
が、コークス押出時にこの隙間ｂからの発塵があ
り、これを防止するのが困難であつた。
このような発塵を防止する方法として、炉蓋フ
レームとガイドケージの接触を向上させたもの
が、例えば実開昭56−126462号公報に開示されて
いる。
レームとガイドケージの接触を向上させたもの
が、例えば実開昭56−126462号公報に開示されて
いる。
「考案が解決しようとする問題点」
前記実開昭56−126462号公報の技術は、ガイド
ケージの先端部に可動板を配設することにより炉
蓋フレームとの接触を向上させて発塵を防止する
ものであるが、前記接触部分は、高温の炉蓋フレ
ームであるため変形を生じ易く、高さ方向に均一
に接し長期にわたつて変形することなく発塵の漏
洩を防止することは困難であり、かつ装置の保全
に多大の工数を必要とするという問題があつた。
ケージの先端部に可動板を配設することにより炉
蓋フレームとの接触を向上させて発塵を防止する
ものであるが、前記接触部分は、高温の炉蓋フレ
ームであるため変形を生じ易く、高さ方向に均一
に接し長期にわたつて変形することなく発塵の漏
洩を防止することは困難であり、かつ装置の保全
に多大の工数を必要とするという問題があつた。
本考案は、かくの如き従来の問題点を解決する
ことを目的とする。
ことを目的とする。
「問題点を解決するための手段」
本考案は、コークガイド車のガイドウエイにお
ける左右外側面とガイドウエイ固定フードにおけ
る左右先端の内側面との間にそれぞれ可撓性耐熱
シートを張設すると共に、前記耐熱シートのガイ
ドウエイ側取付け位置の前方にあつてガイドウエ
イの前進終了時にバツクステーのフランジ部に先
端部が摺接可能に配設されたシールブラシを有す
ることを特徴とするコークガイド車の集塵装置で
ある。
ける左右外側面とガイドウエイ固定フードにおけ
る左右先端の内側面との間にそれぞれ可撓性耐熱
シートを張設すると共に、前記耐熱シートのガイ
ドウエイ側取付け位置の前方にあつてガイドウエ
イの前進終了時にバツクステーのフランジ部に先
端部が摺接可能に配設されたシールブラシを有す
ることを特徴とするコークガイド車の集塵装置で
ある。
「作用」
乾留を終えた赤熱コークスを押出すためコーク
ガイド車のガイドウエイをコークサイドの窯口へ
前進させてその先端部を炉蓋フレームに当接させ
た時、ガイドウエイ固定フードとバツクステーの
間の隙間は、ガイドウエイ固定フードと耐熱シー
トおよびシールブラシとバツクステーとによつて
完全に大気から遮断された構造を構成する。
ガイド車のガイドウエイをコークサイドの窯口へ
前進させてその先端部を炉蓋フレームに当接させ
た時、ガイドウエイ固定フードとバツクステーの
間の隙間は、ガイドウエイ固定フードと耐熱シー
トおよびシールブラシとバツクステーとによつて
完全に大気から遮断された構造を構成する。
また、コークガイド車の停止位置の誤差による
ガイドウエイと炭化室の間の芯ずれやバツクステ
ーの多少の歪に対してもシールブラシの撓み性に
より、前記シール機能は十分保持される。
ガイドウエイと炭化室の間の芯ずれやバツクステ
ーの多少の歪に対してもシールブラシの撓み性に
より、前記シール機能は十分保持される。
「実施例」
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第１図は、本考案の一実施例を示すコークガイ
ド車の集塵装置とコークス炉のコークサイド窯口
との部分平断面説明図で、Ａはコークガイド車の
ガイドウエイが後退した状態、Ｂはガイドウエイ
が前進した状態を示す。
ド車の集塵装置とコークス炉のコークサイド窯口
との部分平断面説明図で、Ａはコークガイド車の
ガイドウエイが後退した状態、Ｂはガイドウエイ
が前進した状態を示す。
図において、１４はコークガイド車５のガイド
ウエイ６における左右外側面とガイドウエイ固定
フード８ａにおける左右先端の内側面との間にガ
イドウエイ６と共に前後進可能に断面Ｕ字形に張
設された可撓性と復元性のある一対の耐熱シート
である。
ウエイ６における左右外側面とガイドウエイ固定
フード８ａにおける左右先端の内側面との間にガ
イドウエイ６と共に前後進可能に断面Ｕ字形に張
設された可撓性と復元性のある一対の耐熱シート
である。
さらに、前記ガイドウエイ６における左右外側
面の前記耐熱シート１４取付け位置の前方には、
シールブラシ１５が、ガイドウエイ６の前進終了
時にバツクステー１３のフランジ部１３ａにその
先端部が摺接するように配設されている。
面の前記耐熱シート１４取付け位置の前方には、
シールブラシ１５が、ガイドウエイ６の前進終了
時にバツクステー１３のフランジ部１３ａにその
先端部が摺接するように配設されている。
前記各シールブラシ１５は、第２図に示す如く
金属箔１５ａの両面をワイヤー１５ｂで包み、そ
の一端をかしめた構造を有し、耐熱性があり、か
つ可撓性と復元性のあるブラシが適しており、例
えばステンレス箔、ステンレスワイヤーからな
る。
金属箔１５ａの両面をワイヤー１５ｂで包み、そ
の一端をかしめた構造を有し、耐熱性があり、か
つ可撓性と復元性のあるブラシが適しており、例
えばステンレス箔、ステンレスワイヤーからな
る。
つぎに、このように構成された本考案の集塵装
置の動作例について説明する。
置の動作例について説明する。
まず、押出し作業をすべき炭化室２の前に、本
考案の集塵装置を配設したコークガイド車５を停
止し、炉蓋１１を外すと第１図Ａに示す如き状態
になる。
考案の集塵装置を配設したコークガイド車５を停
止し、炉蓋１１を外すと第１図Ａに示す如き状態
になる。
つぎに、ガイドウエイ６の前進させ炉蓋フレー
ム１２に当接させると、第１図Ｂに示す如く、ガ
イドウエイ６の隙間から外側に洩れた粉塵３ａ
は、ガイドウエイ固定フード８ａと耐熱シート１
４およびシールブラシ１５とバツクステー１３に
よつてそれぞれ大気から遮断され集塵されるので
大気中に洩れることはない。
ム１２に当接させると、第１図Ｂに示す如く、ガ
イドウエイ６の隙間から外側に洩れた粉塵３ａ
は、ガイドウエイ固定フード８ａと耐熱シート１
４およびシールブラシ１５とバツクステー１３に
よつてそれぞれ大気から遮断され集塵されるので
大気中に洩れることはない。
なお、前記耐熱シート１３およびシールブラシ
１５には、何ら駆動手段を設ける必要がないこと
は言うまでもない。
１５には、何ら駆動手段を設ける必要がないこと
は言うまでもない。
また、バツクステー１３のフランジ厚さが薄い
場合や、大きく変形している場合には、例えば第
３図に示す如くシール板１６を配設すれば効果的
である。
場合や、大きく変形している場合には、例えば第
３図に示す如くシール板１６を配設すれば効果的
である。
さらに、実施例では第１図に示す如く平シート
をＵ字形に用いた耐熱シート１４について説明し
たが、これに限定することなく、蛇腹状に加工し
たシート等を用いることができる。
をＵ字形に用いた耐熱シート１４について説明し
たが、これに限定することなく、蛇腹状に加工し
たシート等を用いることができる。
「考案の効果」
以上述べた如く、本考案の集塵装置により、コ
ークス押出し時のコークガイド車とコークス炉と
の間の隙間を完全にふさぐことができるので窯口
からの発塵が防止され、作業環境の改善および公
害防止の効果が極めて大きい。
ークス押出し時のコークガイド車とコークス炉と
の間の隙間を完全にふさぐことができるので窯口
からの発塵が防止され、作業環境の改善および公
害防止の効果が極めて大きい。
第１図は、本考案の一実施例を示すコークガイ
ド車の集塵装置とコークス炉のコークサイド窯口
との部分平断面説明図、第２図は、シールブラシ
の斜視図、第３図は、バツクステーにシール板を
配設した説明図、第４図は、従来のコークス炉の
縦断面説明図、第５図は、第４図におけるａ−ａ
矢視平断面説明図である。 ２……炭化室、５……コークガイド車、６……
ガイドウエイ、８……集塵フード、８ａ……ガイ
ドウエイ固定フード、１２……炉蓋フレーム、１
３……バツクステー、１４……耐熱シート、１５
……シールブラシ。
ド車の集塵装置とコークス炉のコークサイド窯口
との部分平断面説明図、第２図は、シールブラシ
の斜視図、第３図は、バツクステーにシール板を
配設した説明図、第４図は、従来のコークス炉の
縦断面説明図、第５図は、第４図におけるａ−ａ
矢視平断面説明図である。 ２……炭化室、５……コークガイド車、６……
ガイドウエイ、８……集塵フード、８ａ……ガイ
ドウエイ固定フード、１２……炉蓋フレーム、１
３……バツクステー、１４……耐熱シート、１５
……シールブラシ。
Claims (1)
- コークガイド車のガイドウエイにおける左右外
側面とガイドウエイ固定フードにおける左右先端
の内側面との間にそれぞれ可撓性耐熱シートを張
設すると共に、前記耐熱シートのガイドウエイ側
取付け位置の前方にあつてガイドウエイの前進終
了時にバツクステーのフランジ部に先端部が摺接
可能に配設されたシールブラシを有することを特
徴とするコークガイド車の集塵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4132787U JPH057225Y2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4132787U JPH057225Y2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63149944U JPS63149944U (ja) | 1988-10-03 |
| JPH057225Y2 true JPH057225Y2 (ja) | 1993-02-24 |
Family
ID=30856221
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4132787U Expired - Lifetime JPH057225Y2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH057225Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5789371B2 (ja) * | 2010-12-16 | 2015-10-07 | 日鉄住金テックスエンジ株式会社 | 集塵コネクタ装置 |
-
1987
- 1987-03-20 JP JP4132787U patent/JPH057225Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63149944U (ja) | 1988-10-03 |
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