JPH057224A - パケツト交換網 - Google Patents

パケツト交換網

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JPH057224A
JPH057224A JP8537391A JP8537391A JPH057224A JP H057224 A JPH057224 A JP H057224A JP 8537391 A JP8537391 A JP 8537391A JP 8537391 A JP8537391 A JP 8537391A JP H057224 A JPH057224 A JP H057224A
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JP
Japan
Prior art keywords
packet
time
logical communication
station
communication path
Prior art date
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Pending
Application number
JP8537391A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Murata
真 村田
Toshiyuki Takahashi
敏幸 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP8537391A priority Critical patent/JPH057224A/ja
Publication of JPH057224A publication Critical patent/JPH057224A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 発局より着局に対して、定期的に、発着局間
に引かれた全論理通信路のそれぞれに、論理通信路ID
と送信時刻を付与したパケットを送信する。パケットを
受信した着局では、本パケットに受信時刻を付与し、発
局に向けて応答を返す。応答のパケットを受信した発局
では、受信時刻と送信時刻の差と、論理通信路IDか
ら、どの論理通信路が最も伝送遅延の小さい経路かを知
ることができる。 【効果】 最も伝送遅延の小さい論理通信路を知ること
により、呼の設定時にその論理通信路を選択すること
で、ネットワークユーザーに対してよりよいサービスを
提供できる。また、伝送遅延の小さい論理通信路、すな
わち、相対的に負荷の軽い経路にトラヒックを流すこと
になるので、負荷の分散を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、呼を発信する発呼端
末を収容した発局と、その呼が着信する着局の間の通信
が論理通信路を通して行われるパケット交換網に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、「パケット交換技術とその応
用」(社団法人電子通信学会編、昭和55年12月10
日発行、p113)に示された従来のパケット交換網を
示す概念図である。図において、11は呼を発信する発
呼端末であり、12はその呼が着信する着呼端末であ
る。21は発呼端末11が収容された発局としてのパケ
ット交換機、22は着呼端末12が収容された着局とし
てのパケット交換機であり、23及び24は発局として
のパケット交換機21から送信されたパケットを着局と
してのパケット交換機22へ中継する中継局としてのパ
ケット交換機である。31〜35はこれらパケット交換
機21〜24の相互を接続している中継路である。ま
た、41〜43はパケット交換機21、23、24が備
えているパケット交換機22宛てのルーチングテーブル
であり、パケット交換機22に対して、パケットを送信
する時、どの中継路31〜35に送信すべきかの情報が
優先度に従って記述されている。例えば、ルーチングテ
ーブル42においては、パケット交換機22宛てのパケ
ットに対して、正常時には中継路34を、なんらかの原
因で中継路34が選択できない場合には、中継路31を
選択させるべく、それら各中継路31、33、34の識
別情報が順番に記述されている。
【0003】次に動作について説明する。今、パケット
交換機21からパケット交換機22にパケットが送信さ
れる場合、どのパケット交換機21、23あるいは24
においても、最も優先度の高い中継路が選べるものとす
る。発呼端末11からパケットを受けたパケット交換機
21は、ルーチングテーブル41を参照して、中継路3
1を選択し、当該中継路31を介してパケット交換機2
3にそのパケットを送信する。パケット交換機23で
は、ルーチングテーブル42を参照して、中継路34を
選択して、受け取ったパケットをパケット交換機22に
送り、パケット交換機22では、着呼端末12にそのパ
ケットを届ける。ここで、パケット交換機23におい
て、障害などの原因で中継路34の選択ができない場合
には、ルーチングテーブル42を参照して、次に優先度
の高い中継路33を選択し、受け取ったパケットをパケ
ット交換機24に向けて送信する。パケット交換機24
では、ルーチングテーブル43を参照して、中継路35
を選択し、受け取ったパケットをパケット交換機22に
届ける。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のパケット交換網
は、以上のように構成されているので、発局から送信さ
れたパケットが中継路で中継されて着局に受信されるま
での中継路31〜35の選択はルーチングテーブル41
〜43に記述された優先度に基づいて行われ、その優先
度は伝送遅延が小さいと予想される順に付与されたもの
であり、かつ、中継路34に障害がある場合でも、パケ
ット交換機21は、中継路31を優先的に選択して、パ
ケット交換機23及び24を経由して、そのパケットを
パケット交換機22へ届けることとなり、パケット交換
機24を直接経由する伝送遅延のより小さな経路がある
にもかかわらず、それよりも伝送遅延の大きな経路を優
先的に選択してしまう、さらに、ルーチングテーブルに
よって経路が決定されていくので伝送遅延のより小さな
経路を知る手段がないなどの課題があった。
【0005】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、発局と着局との間の経路で、最
も伝送遅延の小さな経路を選択してパケットの伝送を伝
えるパケット交換網を得ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるパケッ
ト交換網は、発局から着局に対してあらかじめ設定して
ある複数の論理通信路の全てに対して、定期的に送信時
刻と論理通信路の識別子を付与した時刻パケットを送信
し、この時刻パケットを受信した着局では、受信時刻を
その時刻パケットに付与し、時刻パケットを送信してき
た局に対して応答パケットとして時刻パケットを折り返
し、送信する。応答パケットとして、論理通信路別の時
刻パケットを受信した発局では、論理通信路の識別子と
送信時刻と着局で付与された受信時刻との時間差から、
論理通信路別の伝送遅延を求め、呼の設定時に最も伝送
遅延の小さい論理通信路を選択するものである。
【0007】
【作用】この発明における局間の論理通信路ごとに送信
される時刻パケットは、発局で送信時間を付与し、着局
に送信し、着局では受信時間を付与し、送信局に応答を
返し、発局でその時間差を求めることにより、論理通信
路ごとの伝送遅延を知ることができ、呼の設定時、発局
と着局との間の経路で最も伝送遅延の小さな経路を選択
して、パケットの伝送を行うことのできるパケット交換
網を実現できる。
【0008】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1において、11は発呼端末、12
は着呼端末、21〜24はパケット交換機、31〜35
は中継路であり、図3に同一符号を付したものは、従来
のそれらと同一、あるいは相当部分であるため詳細な説
明は省略する。また、51〜53はパケット交換機21
からパケット交換機22に対してあらかじめ設定されて
いる複数本(3本)の論理通信路である。ここでは、パ
ケット交換機21からパケット交換機23への3本の論
理通信路51〜53しか示していないが、実際は、各発
着局間でそれぞれ複数の論理通信路が設定してある。ま
た、図2は、この実施例にて用いられるパケットのフォ
ーマットを示す説明図であり、7は時刻パケットの全体
フォーマットで、71は、本時刻パケットが送信される
論理通信路の識別子を格納する論理通信路識別子格納エ
リア、72は本パケットが送信された時刻を格納する送
信時刻格納エリア、73は、本パケットが受信された時
刻を格納する受信時刻格納エリアである。
【0009】次に動作について説明する。いま、パケッ
ト交換機21からパケット交換機22に対して、設定さ
れている論理通信路を例にして説明するが、パケット交
換機21から、パケット交換機23、あるいは、パケッ
ト交換機21から、パケット交換機22など、他の組み
合わせに関しても、全く同様である。パケット交換機2
1は、パケット交換機22宛ての論理通信路51、5
2、53の内、最も伝送遅延が小さい経路を測定するた
め、一定の周期で、7で示される時刻パケットの内、論
理通信路51の送信する時刻パケットには、そのパケッ
トの論理通信路識別子格納エリア71に51を設定し、
また、論理通信路52の送信する時刻パケットには、そ
のパケットの論理通信路識別子格納エリア71に52を
設定し、論理通信路53の送信する時刻パケットには、
そのパケットの論理通信路識別子格納エリア71に53
を設定する。かつ、いずれの時刻パケットにも送信時刻
を送信時刻格納エリア72に設定し、パケット交換機2
2に向けて、それぞれの論理通信路に送信する。パケッ
ト交換機21が送信した時刻パケット7は、それぞれの
論理通信路を経由して、パケット交換機22に送信され
るが、時刻パケット7を受信した時間を設定し、パケッ
ト交換機21に対して時刻パケットを折り返し、送信す
る。パケット交換機21では、パケット交換機22から
の時刻パケット7の応答を論理通信路ごとに、計3発受
信する。受信した時刻パケット7の送信時刻格納エリア
72に設定されている値(時刻)と受信時刻格納エリア
73に設定されている値(時刻)の差から伝送遅延を求
め、論理通信路識別子格納エリア71に設定されている
識別子とで、最も伝送遅延の小さい論理通信路を見つけ
る。そして、次の測定周期までの間、呼の設定に関して
は、ここで得られた論理通信路を選択する。なお、ここ
では、1発着局間について説明したが、全発着局間の全
論理通信路について、同時に上記処理を行ってもよい
が、時間差をおいて、同じ周期で上記処理を行えば、本
処理による網の負荷も分散することができる。
【0010】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、発着
局間で設定されている論理通信路の内、最も伝送遅延が
小さい経路、言い換えれば、網の負荷が相対的に軽い経
路を選択するようにしたので網全体の負荷を、ある箇所
に集中させることがなくなり、トラヒックの集中による
輻輳状態を回避できるパケット交換網が得られる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるパケット交換網を示
す概念図である。
【図2】そこで転送されるパケットのフォーマットを示
す説明図である。
【図3】従来のパケット交換網を示す概念図である。
【符号の説明】
11 発呼端末 12 着呼端末 21 発局(パケット交換機) 22 着局(パケット交換機) 51〜53 論理通信路の時刻パケット

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 発呼端末を収容するパケット交換機と、
    着呼端末を収容するパケット交換機との通信が論理通信
    路を通して行われるパケット交換網において、あるパケ
    ット交換機(発局)から、別のパケット交換機(着局)
    に対して、あらかじめ設定してある複数の論理通信路の
    すべてに対して、定期的に、論理通信路識別子と送信時
    刻を付与したパケット(以下、時刻パケットと呼ぶ)を
    送信すること、時刻パケットを受信した着局では、時刻
    パケットを受信した時刻を時刻パケットに新たに付与し
    て、応答となる時刻パケットを折り返し、発局に対して
    送信すること、応答となる時刻パケットを着局より受信
    した発局は、時刻パケットに付与されている送信時刻
    と、着局にて受信された時に、付与された受信時刻の差
    を計算することで、発着局間に設定されている複数の論
    理通信路の内、最も伝送遅延の小さい論理通信路を見つ
    け、呼の設定時に、その論理通信路を選択すること、以
    上の論理通信路決定処理を備えたパケット交換網。
JP8537391A 1991-04-17 1991-04-17 パケツト交換網 Pending JPH057224A (ja)

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Cited By (5)

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