JPH0572159B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0572159B2
JPH0572159B2 JP14260987A JP14260987A JPH0572159B2 JP H0572159 B2 JPH0572159 B2 JP H0572159B2 JP 14260987 A JP14260987 A JP 14260987A JP 14260987 A JP14260987 A JP 14260987A JP H0572159 B2 JPH0572159 B2 JP H0572159B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
data
transmission data
time
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP14260987A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63305697A (ja
Inventor
Shinji Naka
Masahiro Sumino
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP14260987A priority Critical patent/JPS63305697A/ja
Publication of JPS63305697A publication Critical patent/JPS63305697A/ja
Publication of JPH0572159B2 publication Critical patent/JPH0572159B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ワイヤレス方式のリモコンの送信機
に関する。
従来の技術 従来のワイヤレスリモコンは、エアコン、テレ
ビ、ビデオなど機器毎に或は同じ機器でもメーカ
ー毎に、キヤリア及び信号フオーマツト及びコー
ド体系(送信データのビツト数、データ・ビツト
毎の意味付けなどをいう)が異なるものである。
発明が解決しようとする問題点 従つて従来では利用者は各々のリモコンを使用
する必要があつた。複数の異なつた機器を同時に
操作する場合、その機器の台数分のリモコンを手
元に置かなければならない不都合を有していた。
また、同じメーカーのテレビ・ビデオ共用のリモ
コンなどがあるが、同一メーカーの特定機種でし
か有効でないため、余り一般的とはいえなかつ
た。
本発明は、かかる従来の欠点を解消すべく成さ
れたもので、以下の点を目的とする。
(1) 同一キヤリアを用い、如何なるコード体系及
び信号フオーマツトを有するワイヤレス式受信
の機器に対しても、1台のリモコンで対応可能
とし、しかも使用する部品数を少なくし、簡易
な構成で実現する。
(2) 送信データのビツト数、信号フオーマツトな
ど殆ど変更する必要のないものは、一度のみの
入力とし、送信データの入力はビツト数によら
ず簡易なものとする。
(3) 連続する複数の送信データを送信できるよう
にし、機器の複数の操作に必要なデータを一度
で送れるものとする。
(4) 受信側の機器は、同一キヤリアであれば一切
改造や特別な操作を必要とせずに利用できるも
のとする。
問題点を解決するための手段 送信データを入力するデータ設定スイツチと、
送信の開始を入力する送信開始スイツチと、送信
データのビツト数を入力するビツト数設定スイツ
チと、キヤリアからT時間を入力するT時間設定
スイツチと、信号フオーマツトをT時間の単位で
入力する時間設定スイツチと、各スイツチを入力
する入力手段と、入力された送信データを順次記
憶する送信データ記憶手段と、入力された送信ビ
ツト数及びT時間及び信号フオーマツトを記憶す
る送信条件記憶手段と、送信開始スイツチの入力
により送信データ記憶手段から送信データを1デ
ータづつ読み出す順次読出手段と、読み出された
送信データをシリアルデータとして、送信条件記
憶手段に記憶されたビツト数及びT時間及び信号
フオーマツトに基づいてパルス列としたものを、
所定のキヤリアにより更に変調させてワイヤレス
コード信号を生成するコード生成手段と、生成さ
れたワイヤレスコード信号をワイヤレス送信する
送信手段とで構成されるものである。
作 用 かかる構成とすることにより、任意の信号フオ
ーマツトで複数の任意のデータを順次ワイヤレス
信号で送信することができる。
実施例 以下、本発明をその一実施例を示す添付図面の
第1図〜第11図を参考に説明する。
先ず、第1図により、本発明のシステム構成の
概略について説明する。
最初に、これから受信側の機器に対応して送信
する送信データのT時間及び信号フオーマツトを
入力し、記憶する。データ設定スイツチ1とT時
間設定スイツチ4により、T時間を入力手段6を
通じて送信条件記憶手段8に記憶する。データ設
定スイツチ1と時間設定スイツチ5により、信号
フオーマツトを入力手段6を通じて送信条件記憶
手段8に記憶する。
次に、データ設定スイツチ1とビツト数設定ス
イツチ3により、送信データのビツト数を、入力
手段6を通じて送信条件記憶手段8に記憶する。
次に、データ設定スイツチ1により、送信デー
タを入力手段6を通じて、送信データ記憶手段7
に一送信データ毎に記憶する。
次に、送信開始スイツチ2により、送信開始信
号が入力手段6を通じて入力され、順次読出手段
9に送信の開始を指示する。順次読出手段9は、
送信データ記憶手段7に記憶された送信データを
一送信データ毎に順次読み出し、コード生成手段
10に送信データを伝える。
次に、コード生成手段10は、送信条件記憶手
段8に記憶された送信データのビツト数及びT時
間及び信号フオーマツトを読み出し、この内容に
基づいて順次読出手段9より伝えられた送信デー
タをワイヤレスコード信号に変換・生成し、所定
のキヤリア変調を掛けて送信手段11に伝達す
る。
次に、送信手段11は、コード生成手段10に
より伝えられたワイヤレスコード信号をワイヤレ
ス送信信号に変換し、送信する。一データの送信
が終了すると、コード生成手段10より送信終了
信号を順次読出手段9に出力する。
次に、順次読出手段9は、この送信終了信号を
受けて、次の送信データを送信データ記憶手段7
から読み出し、コード生成手段10に伝える。以
後、入力された送信データが全て送信されるま
で、送信データの読み出し・ワイヤレスコード信
号生成・ワイヤレス送信を繰り返す。
即ち、送信条件記憶手段8に記憶させた送信条
件に基づいて、送信データ記憶手段7に記憶させ
た複数の任意の送信データを自動的にワイヤレス
送信するものである。
次に、本発明による一実施例を、第2図〜第1
1図を用いて以下に詳細に説明する。
本実施例では、ワイヤレス送信に必要不可欠な
キヤリア生成・変調機能を内蔵したマイコンを、
ワイヤレス送信に赤外線(リモコンにおいて一般
的には、波長のピーク値が、900〜950nm程度の
赤外光が多い)を利用したものを採用した。しか
しながら、特にワイヤレス信号を赤外線に特定す
るものではなく、電波、超音波などでも良い。ま
た、マイコンは本発明の構成を満たすカスタム
LSIやゲートアレーでも良い。何れの場合も、本
発明の要旨を脱し得るものではない。また、ワイ
ヤレス受信機、受信機器、送信機の外形、受信機
に対応する送信データの意味付けそのものなど、
本発明と直接関係のない部分は、図示並びに説明
を省略する。また、マイコンの内部構造や動作に
ついても省略する。
第2図は、本実施例のワイヤレス送信機の電子
回路図を示す。
図中、12〜16はスイツチを、17はキヤリ
ア生成・変調機能を内蔵したマイコンを、18は
マイコン動作及びキヤリア生成のための原発振を
得る発振子を、19は発光ダイオード駆動用のト
ランジスタを、20は電流制限用の抵抗を、21
は赤外線発光ダイオードを、22は電子回路の電
源で電池を、23は平滑用の電解コンデンサをそ
れぞれ示す。
マイコン17のP20〜P23端子は入力端
子、P00〜P03端子及びP30・P31端子
は出力端子で、出力端子を順次スキヤンしながら
入力端子を見ることで、どのスイツチが押された
か判断するものである。この方法は、周知のスキ
ヤン入力であるため詳細な説明は省略する。ま
た、マイコン17のX1,X2端子は、発振子1
8を接続する発振用端子を示す。RMO端子は、
マイコン17で判断・生成された(詳細な説明は
後述する)ワイヤレスコード信号を出力する出力
端子を示す。
データ設定スイツチ1は、ここでは16進数キー
スイツチとしているが、特定するものではなく、
他にコードスイツチやロータリースイツチなどで
も良い。他の同図に示したスイツチの形態を変え
た場合を含め、何れの場合も本発明の要旨を脱し
得ない。16進数キースイツチは、後述の説明で明
らかとなるが、入力が送信ビツト数によらず比較
的容易なために特に採用したものである。
スイツチ12は、データ設定スイツチ1の入力
を補助するために設けたものを、スイツチ13は
ヘツダ、スイツチ14はビツト“0”、スイツチ
15はビツト“1”、スイツチ16はエンダをT
時間の単位で入力するスイツチをそれぞれ示し、
スイツチ13〜スイツチ16で時間設定スイツチ
5を示す。マイコン17のスキヤン用入出力端子
は、入力手段6を示す。また、トランジスタ1
9・抵抗20・赤外線発光ダイオード21で、送
信手段11を示す。なお、送信データ記憶手段7
(RAMに相当する)・送信条件記憶手段8
(RAMに相当する)・順次読出手段9(ROMに
格納する処理に相当する)・コード生成手段10
(詳細は後述する)はマイコン17に含まれてい
るため、回路図上は現れていない。
次に、同図における動作を説明する。
データ設定スイツチ1・送信開始スイツチ2・
ビツト数設定スイツチ3・T時間設定スイツチ
4・時間設定スイツチ5をそれぞれ用いて、マイ
コン17にそれぞれの内容を入力する。マイコン
17は、入力されたものを全て記憶し、記憶内容
と所定の手順に添つて処理し、最終的にワイヤレ
スコード信号となつたもの(この詳細な内容は後
述する)RMO端子より出力する。この出力を受
け、送信手段11の電子回路が動作し、ワイヤレ
ス赤外線信号となつて受信機へ送信される。な
お、この部分の電子回路の詳細な動作の説明は周
知であるため、省略する。
マイコン17の動作の説明を、第3図〜第11
図を用いて、以下に詳細に説明する。
先ず、第3図を用いてマイコン17に内蔵し
た、コード生成手段10について、以下に詳細に
説明する。
第3図は、マイコン17内部のキヤリア生成及
びワイヤレスコード信号生成に関連の深い部分を
表したコード生成手段10の主な構成の一例を示
すブロツク図を表す。
図中、24は発振器を、25は1/N分周のプ
リスケーラ(以下、PS1と称す)を、26は
1/M分周のプリスケーラ(以下、PS2と称す)
を、27はプログラムタイマ(以下、PTと称す)
を、28はマイコン17の内部RMO′端子より内
容をラツチする出力ラツチを、29はANDゲー
トをそれぞれ示す。
次に、同図における動作を説明する。
先ず、発振子18と発振器24で、原発振を行
い、マイコンの動作のためクロツクを得る。次に
このクロツクをPS1に入力し、1/N分周する
ことでキヤリア信号を得、ANDゲート29へ伝
える。このキヤリア信号は、同時にPS2にも伝
えらえ、1/M分周してT時間を得、更にPTで
所定時間カウントされてオーバーフロー(OVF)
信号を出力する。OVF信号は、インタラプトを
発生し、マイコン17に割り込み処理起動を掛け
る。割り込み処理(以下、IRQルーチンと称す)
により、RMO′端子をプログラムで駆動する(詳
細は後述する)ことで、出力ラツチ28にラツチ
される。ラツチされた出力は、キヤリア信号とで
ANDゲート29に与えられ、ワイヤレスコード
信号として出力される。
ここで、ヘツダを例に採つて説明する。
PS2及びPTはマイコン内部バスを通じてプロ
グラムできるものであり、PS2にはT時間を予
めプログラムで、PTにはヘツダのHI時間値を
IRQルーチンでそれぞれセツトする。また、
RMO′端子はHIをIRQルーチンでセツトする。
HI時間経過後自動的にOVF信号が出力され、
IRQルーチンが再度呼び出され、今度は、ヘツダ
のLO時間値をセツト、 RMO′端子にはLOをセ
ツトする。このRMO′端子の出力とキヤリアと
が、ANDゲート29の働きにより合成される。
この結果、RMO端子にはパルス間隔変調さ
れ、更にキヤリア変調されたワイヤレスコード信
号が出力される。なお、その他の信号フオーマツ
トについても時間値が異なるだけで同様に行わ
れ、何れもワイヤレスコード信号となつて出力で
きる。
なお、本出願人は次の値を実施例で採用した。
(1) 原発振周波数=440kHz (2) キヤリア周波数≒36.7kHz (3) N=12 (4) M=32、∴T時間≒0.9ms 次に、マイコン17の動作の全体について、第
4図〜第9図を用いて、以下に詳細に説明する。
第4図及び第5図は、マイコン17の動作の全
体を表すフローチヤートを示す。
第2図及び第4図を用いて以下に説明する。
先ず、信号フオーマツトを設定するために、ス
イツチが押され入力される。これは、ビツト
“1”信号フオーマツトで、受信される機器のコ
ード体系から、例えばHI時間が1T、LO時間が
3Tである場合、データ設定スイツチ1の中で、
キー1・キー3と押した後で、ビツト“1”スイ
ツチ15を押す。各キーを押すことで、次のよう
に処理される。
キー1は、データスイツチであるため一旦シフ
トされる。次に、キー2もデータスイツチである
ため、同様にシフトされる。次はスイツチ15で
あるため“1”であると解釈され、送信条件記憶
手段8にこの“13“を記憶する。このシフトして
記憶される様子を示した図を、第6図に示す。
このデータ入力と記憶の一連の動作は、“ヘツ
ダ”、“O”、“T”、“エンダ”と全て入力が終了す
るまで続けられる。ビツト数がまだセツトされて
いないが、送信条件記憶手段8の全て記憶された
様子の例を、第7図に示す。
また、入力が全て終わるとPS2にT時間がセ
ツトされ、後にタイマの起動を掛けられた時に、
PS2によりその実時間が生成される。
第2図及び第5図を用いて説明する。
次に、送信データ及び送信データのビツト数
を、各々該当するスイツチを押して入力する。
一例として、送信データを受信される機器のコ
ード体系から、5A23H(16進数による表現を示
し、ビツト数は16ビツトとする)とすると、先ず
データ設定スイツチ1の中で、キー5・キーA・
キー2・キー3と押して、次に記憶スイツチ12
を押す。各キーを押すことで次のように処理され
る。
キー5・キーA・キー2・キー3と押すと、こ
れらはデータスイツチであるため、このデータは
次々とシフトされる。この様子を第8図に示す。
次に、記憶スイツチ12が押されると、送信デー
タ記憶手段7にこのデータが記憶され、同時に送
信データ個数がカウントアツプされ送信データ記
憶手段7に記憶される。
他に送信データのある場合は、その送信データ
に相当する各キーを押し、記憶スイツチ12を押
すことで、同様に送信データ記憶手段7に記憶さ
れる。4個の送信データが記憶された場合の例
を、第9図に示す。
一方、ビツト数の入力や記憶もこれまでに説明
した方法と同様にして入力されるが、記憶するの
は、送信条件記憶手段8とする。従つて、ビツト
数の入力は送信データ毎にする必要はない。な
お、この送信データの例によれば、“16”ビツト
と記憶される。また、送信ビツト数・送信データ
が異なる場合は、16進数で読んだ送信データ(受
信機に対応したもので、調査した上で予め表など
にまとめておくとより便利である)と、その送信
ビツト数を入力すれば良い。従つて、ビツト数に
よらず、送信データの入力は非常に簡単である。
以上の様に、送信データや信号フオーマツトの
入力はキーを押すだけであるため、非常に簡単
で、しかも入力するものに特に制限がないため、
基本的に如何なるデータも入力可能である。
最後に、送信開始スイツチ2を押すことで、送
信ルーチンに処理が移動する。
以上に詳述したものが、入力手段6に相当す
る。
送信ルーチンを例に挙げて説明すると、先ず、
第9図に示した、記憶された送信データより一つ
の送信データを取り出す。この場合、“5A23H”
が取り出される。次に、IRQルーチンを起動す
る。この起動は、一般的にはEI(割り込み許可)
命令が用いられる。起動されたIRQルーチンで
は、送信条件記憶手段8に記憶されている送信条
件を必要に応じて読み出しながら、この送信デー
タを所定の処理手順(詳細は後述する)に従つて
ワイヤレスコード信号化する。送信が終了する
と、IRQルーチンから送信ルーチンへ送信終了が
伝えられ、送信ルーチンではデータ個数をデクリ
メントする。次に、次のデータ“5B3FH”を取
り出して、同様の処理を繰り返す。この一連の処
理は、全ての送信データが送信するまで続けられ
る。なお、この様な複数のデータは、例えば、テ
レビなどを例に採つて、“電源オン”、“チヤンネ
ル2”、“音量アツプ”などで、受信側の機器を、
一度の送信で希望する状態に制御するために用い
ると良い。
まとめると、送信ルーチンの動作は、順次読出
手段9に相当し、送信データを順次読み出して、
コード生成手段10、即ちIRQルーチンを起動し
てワイヤレス送信し、全ての送信データを送信し
終るまでこれを繰り返すものである。
ここで、本実施例で生成されるワイヤレスコー
ド信号の波形例を、第10図を用いて、以下に説
明する。なお、この方式は、これまでに説明した
とおり、送信データをシリアルデータとして、こ
れをパルス間隔変調方式で変調してパルス列とし
たものに、ヘツダ及びエンダを加えたものを、副
搬送波で更に変調するワイヤレス送信方式であ
る。
第10図は、本実施例で生成した、ワイヤレス
コード信号の一例のタイミングチヤートである。
送信条件記憶手段8に記憶された送信条件(記
憶内容は、例えば第7図に示したもの)に従つ
て、各信号フオーマツトが生成されるため、“ヘ
ツダ”、ビツト“0”、ビツト“1”、“エンダ”の
各HI・LO時間により、波形的には同図上部に示
すようになる。ワイヤレスコード信号は、この信
号フオーマツトに基づき、送信データ記憶手段7
から読み出された送信データを変調して生成され
るため、この例を同図下部に示す。
次に、ワイヤレスコード信号を生成する処理手
順(IRQルーチン)を、第3図及び第11図を用
いて以下に詳細に説明する。
第11図は、第5図の所で説明した、IRQルー
チンの詳細なフローチヤートを示す。
本実施例では、処理の容易さから、この処理の
中に周知のテーブルジヤンプ技法を採用したが、
これに限定するものではない。IRQルーチンは送
信ルーチンによつて起動される。起動されると、
0番テーブルへジヤンプし、最初の処理として、
PTにヘツダのHI時間をセツトし、RMO′端子を
HIにし、テーブルは1番に変更し、一旦処理を
終える。次にIRQルーチンへ戻つてくるのは、本
ルーチンがタイマによる割り込みであるため、正
確にヘツダHI時間後である。この後、IRQルー
チンでは、1番テーブルへジヤンプ、処理とし
て、PTにヘツダのLO時間をセツトし、RMO′端
子をLOにし、送信ルーチンにより指示された送
信データをビツト毎に順番に(言い替えるとシリ
アルデータとして)、ここでは最初のビツトが
“0”か“1”かを判断し、この結果に応じて次
ぎにその処理が行われるように(“0”ならば2
番、“1”ならば4番)テーブルをセツトし、処
理を終える。第3図の所で説明したように、
RMO′端子を制御すれば、第10図に示したよう
な信号フオーマツトが得られるため、これで、ヘ
ツダがワイヤレスコード信号化されたわけであ
る。“0”または“1”の処理も、ヘツダの処理
と同様にして行われ、送信データの全ビツトがワ
イヤレスコード信号化される。ビツト数の検査
は、送信条件記憶手段8より送信ビツト数を読み
出して、これと実際の送信ビツト数を比較するこ
とで行われる。全ビツトが終了すると、テーブル
を6番に変更するため、次はエンダを同様にワイ
ヤレスコード信号化する。ワイヤレスコード信号
化が終ると、送信ルーチンに一送信データの終了
を伝達し、自分の割り込みを停止して全ての処理
を終える。
IRQルーチンの以上の説明で明らかなように、
送信データや信号フオーマツトの入力された内容
通りに送信が行われるため、基本的に如何なるデ
ータも送信可能である。従つて、受信側の機器に
必要なワイヤレスコード信号を、そのまま送信で
きることとなる。よつて、受信側の機器に、キヤ
リアさえ同じであれば改造の必要や特別な操作の
必要は、全く生じない。
以上の所で詳述したのは、一種類のコード体系
についてであるが、異なるコード体系について
は、入力を最初からやり直すことで簡単に対応で
きる。
なお、実施例では、送信データ記憶手段7及び
送信条件記憶手段8をマイコン17に内蔵された
RAMを用いたが、これに特定するものではな
い。外部に容量の大きいRAM・不揮発メモリ・
PROMなどを接続するように構成を変え、この
外部メモリを用いる方法などが容易に考えられ
る。この場合、本発明の要旨を脱し得るものでは
ない。
発明の効果 以上詳述してきた様に、本発明によれば、同一
キヤリアを用い、如何なるコード体系及び信号フ
オーマツトを有するワイヤレス受信の機器に対し
ても、1台のリモコンで対応できて操作可能とな
り、しかも使用する部品数が少なく、簡易な構成
で実現できる。しかも、送信データのビツト数、
信号フオーマツトなど殆ど変更する必要のないも
のは、一度のみの入力で済み、送信データの入力
は、ビツト数によらず簡易なものとなる。また、
連続する複数の送信データを送信できることで、
機器を希望する状態にセツトするのに必要なデー
タを一度の操作で送ることができる。受信側の機
器に必要なワイヤレスコード信号をそのまま送信
するため、受信側の機器はキヤリアさえ同じであ
れば一切改造や特別な操作を必要とせず、簡便に
利用できる等、極めて実用的に有用である。
なお、本発明の効果は、実施例の所で触れたよ
うに、記憶部分を別部品とし、ここの大きい記憶
容量を生かして本発明の効果を更に増やすなど、
発展性が容易で、その融通性にも大きなものを有
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の概略を示すワイヤレス送信機
のブロツク図、第2図は本発明の一実施例を示す
ワイヤレス送信機の電子回路図、第3図は同実施
例のワイヤレスコード信号の生成部を示すブロツ
ク図、第4図及び第5図は同実施例のマイコンの
処理手順を示すフローチヤート、第6図〜第9図
は同マイコンの内蔵RAMへ記憶されたデータの
一例を示す配置図、第10図は同マイコンで生成
されたワイヤレスコード信号の一例を示すタイミ
ングチヤート、第11図は同マイコンのワイヤレ
スコード信号の生成処理手順を示すフローチヤー
トである。 1……データ設定スイツチ、2……送信開始ス
イツチ、3……ビツト数設定スイツチ、4……T
時間設定スイツチ、5……時間設定スイツチ、6
……入力手段、7……送信データ記憶手段、8…
…送信条件記憶手段、9……順次読出手段、10
……コード生成手段、11……送信手段、17…
…マイコン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 受信機に対応した送信データを、シリアルデ
    ータとしてパルス間隔変調方式で変調しパルス列
    としたものに、更に前部にヘツダ、後部にエンダ
    の信号を付与したものを、副搬送波であるキヤリ
    アで変調しワイヤレスで受信機に送信する送信機
    を構成し、送信データを入力するデータ設定スイ
    ツチと、送信の開始を入力する送信開始スイツチ
    と、送信データのビツト数を入力するビツト数設
    定スイツチと、キヤリアから所定の単位時間T時
    間を入力するT時間設定スイツチと、ヘツダ及び
    ビツト“0”及びビツト“1”及びエンダのパル
    ス間隔時間長からなる信号フオーマツトをT時間
    の単位で入力する時間設定スイツチと、前記各ス
    イツチを入力する入力手段と、入力された送信デ
    ータを順次記憶する送信データ記憶手段と、入力
    された送信ビツト数及びT時間及び信号フオーマ
    ツトを記憶する送信条件記憶手段と、前記送信開
    始スイツチの入力により前記送信データ記憶手段
    から送信データを1データづつ読み出す順次読出
    手段と、読み出された送信データをシリアルデー
    タとし、前記送信条件記憶手段に記憶された信号
    フオーマツトに基づいてパルス列にしたものを、
    キヤリアにより更に変調させてワイヤレスコード
    信号を生成するコード生成手段と、生成されたワ
    イヤレスコード信号をワイヤレス送信する送信手
    段とで構成され、任意の信号フオーマツトで複数
    の任意のデータを順次送信する任意データワイヤ
    レス送信機。 2 入力手段と、送信データ記憶手段と、送信条
    件記憶手段と、順次読出手段とコード生成手段と
    を、シングルチツプマイクロコンピユーターで構
    成した特許請求の範囲第1項記載の任意データワ
    イヤレス送信機。 3 データ設定スイツチに、16進数キースイツチ
    を用いた特許請求の範囲第1項又は第2項記載の
    任意データワイヤレス送信機。
JP14260987A 1987-06-08 1987-06-08 任意デ−タワイヤレス送信機 Granted JPS63305697A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14260987A JPS63305697A (ja) 1987-06-08 1987-06-08 任意デ−タワイヤレス送信機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14260987A JPS63305697A (ja) 1987-06-08 1987-06-08 任意デ−タワイヤレス送信機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63305697A JPS63305697A (ja) 1988-12-13
JPH0572159B2 true JPH0572159B2 (ja) 1993-10-08

Family

ID=15319308

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14260987A Granted JPS63305697A (ja) 1987-06-08 1987-06-08 任意デ−タワイヤレス送信機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63305697A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63305697A (ja) 1988-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4626848A (en) Programmable functions for reconfigurable remote control
US6661351B1 (en) Radio control system and radio control method
JPH0572160B2 (ja)
US7593358B2 (en) Transmission device for remote control systems
JPH0572159B2 (ja)
JPH11345024A (ja) リモコン装置
JPS63305696A (ja) 複数デ−タワイヤレス送信機
KR970005234Y1 (ko) 오디오기기의 원격제어장치
JP2511170B2 (ja) リモ―トコントロ―ル装置
US20050159077A1 (en) Infrared steering method and infrared steering system
JPS59119995A (ja) リモ−トコントロ−ル用送信回路
JPH02192297A (ja) リモコン送信機
JPH0220198A (ja) プロトコル整合ユニット
JP2563553Y2 (ja) リモートコントロール送信機
KR950011035B1 (ko) 리모콘의 자동 데이타 전송 방법
JPS6294098A (ja) リモ−トコントロ−ル装置
JPS63234698A (ja) 遠隔制御装置
KR100323894B1 (ko) 나이트테이블용원격조정기
JP2730213B2 (ja) リモコンの送信機
JPH07177585A (ja) リモートコントロール装置
JPS601916A (ja) リモ−トコントロ−ル装置
JPH062383Y2 (ja) リモートコントロール送信機内蔵の音響機器
KR930017464A (ko) 시계 기능을 갖는 리모콘 및 그에 의한 자동시간 설정 방법
JPH0435597A (ja) 電子機器の制御システムおよび電子機器
JPH02189098A (ja) リモートコントロール送信機

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees