JPH0572110A - ガス透過率測定装置 - Google Patents

ガス透過率測定装置

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JPH0572110A
JPH0572110A JP3353583A JP35358391A JPH0572110A JP H0572110 A JPH0572110 A JP H0572110A JP 3353583 A JP3353583 A JP 3353583A JP 35358391 A JP35358391 A JP 35358391A JP H0572110 A JPH0572110 A JP H0572110A
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gas
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Daniel W Mayer
ダニエル・ダブリユー・メイヤー
Robert L Neiss
ロバート・エル・ネイス
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N15/00Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume, or surface-area of porous materials
    • G01N15/08Investigating permeability, pore-volume, or surface area of porous materials

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガス透過率をほぼ一定の温度及び相対湿度下
において測定できるようにする。 【構成】 単一の金属ブロックから形成されたガス検出
器を用いて、温度及び湿度を正確に制御した条件のもと
で、膜に対するガス透過率を測定するためのシステムで
ある。ガスの流路全体は実質的に金属ブロックの中に閉
じ込められており、ブロックの中にはブロック及びその
中に形成された流路の温度を、予め決められた任意の温
度に安定化するために温度制御用流路が設けられてい
る。検出器はまた液体貯蔵器に形成された流路を有して
いて、加湿用流路の中にテストガスを通すことによって
相対湿度を制御するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は膜に対するガスの透過
率を測定するための装置に関する。さらに詳しくは、こ
の発明は前述した測定を、ほぼ一定の温度と相対湿度に
おいて行えるようなガス透過率測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガス透過率測定装置は、本願出願人によ
って製造されている多数の装置をはじめとして、従来か
らよく知られている。こうした装置は一般に、チャンバ
内を横切るように膜部材を保持するために使用される、
一つあるいは複数のセンサヘッドを有する。酸素などの
ガスはチャンバ内において膜の一方のサイドへ流入させ
られる。酸素検出器などの検出器はチャンバのもう一方
のサイドに通じる通路を介して結合されており、膜を通
過する酸素の量を測定する。膜はすべてある程度の透過
性を有することから、通常は、有限の時間をかけて膜を
通過する検出可能な酸素量を検出することが可能であ
る。従来の技術においては、ガス透過率測定装置は、膜
透過率をかなり正確に測定するために、ホース及びチュ
ーブを介してセンサなどへ結合された前述の測定用ヘッ
ドを一つあるいは複数個利用していた。
【0003】測定されるガスの量はきわめて少ないこと
がしばしばであるため、膜に対するガス透過率の測定は
非常に感度のよいガス検出器あるいはガスセンサを必要
とする。従って、そうした測定に使用されるシステム全
体は、特にガス検出器につながるガス流路のすべてに関
して、気密性を保ったシール状態を維持することがきわ
めて重要である。従来の透過率測定装置は、一般に、必
要な装置を相互に連結するためにホースあるいはチュー
ブを利用している。この場合、各連結部において漏れが
生じやすい。こうした装置の性能はガス漏れによって極
端に劣化するため、装置の設計においては、ガス流路内
の連結部の個数を最小限に抑えることが重要である。
【0004】従来の技術においては、ガスが有する様々
な相対湿度において動作するガス透過率センサが構成さ
れている。膜に対するガス透過率を測定する場合には相
対湿度が重要な要因になる。なぜなら、ある膜の透過率
は膜及び周囲のガスの相対湿度によって影響されるから
である。相対湿度及び温度は密接に関連しているため、
相対湿度が高い状態でのガス透過率の測定はきわめて困
難である。従って、相対湿度が高いような条件下で透過
率を測定する場合には、温度を正確に制御し続けること
が必要である。こうした条件下においては、システム内
のすべてのガス流路の温度を制御する必要がある。なぜ
なら、1℃の温度変化は5%の相対湿度変化を生じるか
らである。また、高い相対湿度のもとでは、温度が少し
下がるとガスの濃度がただちに上がり、その結果、ガス
流路内に液体が溜ることになる。従って、湿ったガスに
対して透過率測定を行う場合には、測定システム全体の
温度を制御することがきわめて重要になる。
【0005】透過率を測定するために従来開発されたシ
ステムとしては、本願の出願人によって、「OX−TR
AN」という商品名で販売されている一連の製品があ
る。高湿度下における透過率測定は基本システムに対し
て比較的高価で複雑な改良を施すことが必要となるけれ
ども、これらのシステムは非常に広い範囲の条件下でガ
ス透過率測定に有効なことがわかった。従来の装置の例
が米国特許第 3,590,634号、「インストラメント・フォ
ー・ディターミニング・パーミエーション・レーツ・ス
ルー・ア・メンブレン(Instrument for Determining Pe
rmiation Rates Through a Membrane)」に開示されてい
る。この米国特許にはドライガスを使用した簡単な透過
率測定装置が開示されている。1984年8月14日に
特許された米国特許第 4,464,927号、「アパレイタス・
フォー・メジャリング・ガス・トランスミッション・ス
ルー・フィルムズ(Apparatus for Measuring Gas Trans
mission Through Films)」には多数の透過性セルを利用
した別の簡単なガス透過率測定装置が開示されている。
1989年8月1日に特許された米国特許第 4,825,389
号には、ガス内の様々なガス相対湿度条件において動作
可能なガス透過率測定装置が開示されている。この最後
の特許には、湿度及び温度を制御した条件のもとで透過
率を正確に測定するために必要となる複雑な装置が示さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明の主な目的は
従来の装置よりも改善された温度制御特性を有するガス
透過率測定装置を提供することである。
【0007】この発明の別の目的は、温度を精密に制御
した条件のもとで測定ガスの中に相対湿度を導入できる
ガス透過率測定装置を提供することである。
【0008】この発明の別の目的はガス流路の中に設け
られた連結部及びフィッティングの数が最小限に抑えら
れており、システムにおける漏れの可能性が少ないよう
なガス透過率測定装置を提供することである。
【0009】この発明のさらに別の目的は、適切な動作
を行なわせるために、小さくコンパクトな寸法を有する
ガス透過率測定装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は温度及び湿度
が精密に制御されてたガス透過率測定装置からなる。温
度及び湿度の制御は、すべてのガス流路を単一の金属ブ
ロックの中へ連通させるような理にかなった新しい構造
を採用し、前述の金属ブロックの中に温度制御装置を設
けることによって行われる。金属ブロックはかなり良好
な熱伝導特性を有しており、その結果、システム全体に
対して精密に制御されたヒートシンクを形成している。
主なガス流路はすべてヒートシンクの中を貫いており、
従って測定プロセスにわたって均一かつ一定の温度が実
現される。ガスの中に湿気を導入するためのウォータチ
ャンバがヒートシンクのブロック内に収容されていて、
湿気がシステム全体にわたって同じ温度で導入されるよ
うになっている。ヒートシンクには一対の取り外し可能
なセルカバーがクランプされており、必要な流量制御用
及び計量用のバルブが前記単一の金属ブロックの中に設
けられている。
【0011】
【実施例】以下、添付図面に基づいてこの発明の実施例
を説明する。まず、図1を参照して説明する。図にはガ
ス透過率検出器10が示されている。ガス透過率検出器
10はテストガス供給源及びキャリヤガス供給源へ接続
されている。これらの供給源はこの実施例においてはそ
れぞれ酸素及び窒素の供給源である。ガス透過率検出器
10は、二つの異なる膜材料に対する透過率を測定する
ための二つのセルを有する。便宜上、ここではこの二つ
のセルを”テストセルA”及び”テストセルB”と名前
を付けることにする。テストセルAは試験膜によってさ
らに二つに分けられたチャンバを有する。このチャンバ
は取り外し可能なカバー12によって覆われている。カ
バー12はロックスクリュ18によって透過率検出器の
本体へしっかりと保持されている。ロックスクリュ18
はねじ部によってロック用クランプ16の中に固定され
ており、ロック用クランプをねじによって貫いてチャン
バAのカバー12の外側表面と係合している。同じ様な
カバー14がテストセルBにも存在し、また同様のロッ
クスクリュ20も設けられている。ロック用クランプ1
6は、ヒンジロッド17によって堅固に相互連結された
二つのロック用クランプアームを有する。ヒンジロッド
17はヒンジロッドシート19の中で旋回可能に保持さ
れている。従って、ロック用クランプ16はヒンジロッ
ド17の軸のまわりに旋回可能である。
【0012】ガス透過率検出器10は協働する調節可能
な多数の流体バルブを有する。すなわち、流体バルブ1
02は装置の中を流れるテストガスである酸素の流量を
制御する。流体バルブ104,105,106は装置内
の様々な流路を流れるキャリヤガスである窒素の流量を
制御する。流体バルブ104,105,106,102
はすべて以下で説明するタイプのニードルバルブであ
る。上述した流体バルブの他に、ガス検出器は図1に示
されているバルブ103のような多数のソレノイド駆動
のオン/オフ・バルブを有する。バルブ103はワイヤ
(図示されていない)を介して電気信号で駆動され、ガ
ス透過率検出器10内のいくつかの流路を開閉する。こ
こで使用されているようなソレノイドバルブについては
以下でさらに詳しく説明する。
【0013】ガス検出器はこの装置で使用される二つの
ガスそれぞれに対して加湿用チャンバを用いている。加
湿用チャンバの各々は水などの液体で満たされている。
この液体のレベルは、検出器の中にシールされた状態で
設置されたサイトグラス(のぞき窓)によってモニタで
きる。例えば、サイトグラス22は窒素成分に対する加
湿用チャンバに通じており、サイトグラス24は酸素成
分に対する加湿用チャンバに通じている。
【0014】ガス透過率検出器10は酸素供給源に接続
するための酸素流入ポート100と、窒素供給源へ接続
するための窒素流入ポート126(図2を参照のこと)
を有する。酸素は流出ポート124から排出される。
【0015】図3はガス透過率検出器10の側面図であ
る。この図は、動作状態にあり、カバー12へクランプ
された状態のロック用クランプ16を実線で示してお
り、開いた状態にあり、カバー12から離れた状態のロ
ック用クランプ16を点線で示している。カバー12は
部分的に切り欠きされて図示されており、カバー12の
下に形成された、チャンバへ通じるガス流入ポートの一
つを示している。
【0016】図4はこの発明のシステム流れ図であり、
種々の部材の動作とガスの流れを示している。酸素流入
ポート100は酸素流入バルブ101へ連結されてい
る。酸素流入バルブ101は図4においては通常の開い
た状態が描かれている。酸素流入バルブ101は加湿用
通路207へ連結されており、そのあと酸素用の流体バ
ルブ102に連結されている。流体バルブ102によっ
てシステム内の酸素流量を絶えず調節することが可能に
なる。酸素流路は酸素用の流体バルブ102のあとテス
トセルA,Bの各々へ分かれている。各テストセルは酸
素用の流入ポート213,214と酸素用の流出ポート
221,222を有する。二つの流路は酸素流出ポート
のあと、再び合流して流出ポート124へ連結されてい
る。
【0017】図4に示されている窒素流路は窒素流入ポ
ート126から始まっている。窒素流路は次に触媒チャ
ンバ328へ進み、そこから加湿用通路332へと進
む。図4には窒素排除用のバルブ103が通常の閉じた
状態で示されている。窒素流路は加湿用通路332のあ
と三つの窒素用の流体制御バルブを通る。排除用の流体
バルブ105は常に制御可能であり、窒素がシステム内
において三方向のバルブ109へ流れるようにしてい
る。そこで窒素の流れは排出ライン365か流出ポート
351へ選択的に分かれる。流出ポート351は酸素セ
ンサなどへ外部で接続されていることが好ましい。酸素
センサではそこを通過するガスの中に含まれる酸素の量
が正確に測定される。ハーシュ(Hersch)の米国特許第
3,223,597号に開示されているようなタイプの酸素セン
サをこの発明に使うこともできる。窒素用の流体バルブ
104,106も加湿用通路332へ接続されていて、
テストセルA,B各々への窒素の流れを絶えず制御でき
るようになっている。どちらの場合にも、窒素はテスト
セルの流入ポート339,340からセルに流入して流
出ポート344,345から流出する。テストセルBで
は、窒素の流出ポートは三方向の流体バルブ308へ接
続されており、窒素の流れはそこで排出ライン359か
センサへの流出ポート351のどちらかへ選択的に分け
られる。同様に、テストセルAから流出する窒素流は流
路を介して三方向のバルブ307へ接続されている。窒
素流はそこで排出ライン357あるいはセンサへの流出
ポート351へ選択的に切り替えられる。
【0018】ここで図5を参照する。図では、ガス透過
率検出器10内の酸素流路が仮想線示されている。酸素
流入ポート100はガス透過率検出器100の中に予め
決められた深さで穴があけられて形成された流路201
の一端に接続されている。流路202は流路201と交
差するように直角に設けられている。流路202は酸素
流入バルブ101へ連通する一つの開口部を形成してい
る。流路203は酸素流入バルブ101への第2の開口
部を形成している。流路204は流路203と直角に交
差するように形成されている。流路204は加湿用通路
207と交差するような深さに形成されている。流路2
04はガス検出器10の表面から出るところで塞がれて
いる。流路203はガス透過率検出器10の厚さ方向全
体にわたって形成されており、ガス透過率検出器10の
反対側では流路205として表されている。流路205
はあとで説明するバルブ103への一つの流入口を形成
している。
【0019】加湿用通路207は加湿用貯蔵器を形成し
ている。この加湿用貯蔵器には充填ポート108を介し
て水などの液体が全体あるいは部分的に充填されてい
る。オペレータはサイトグラス24(図1を参照のこ
と)によって加湿用通路207内の水のレベルを見るこ
とができる。酸素用のバルブ102は流路210の中に
ねじによって固定されている。流路210は下方に延び
ており、流路209を介して加湿用通路207と交差し
ている。流路212は流路210と直角に交差するよう
に形成されている。流路212はガス透過率検出器10
の一方の表面で流出ポート213を形成し、ガス透過率
検出器10のもう一方の表面において流出ポート214
を形成している。流出ポート213,214はテストセ
ルA,Bそれぞれに対する酸素流入ポートである。流出
ポート213はテストセルAの一部を形成し、流出ポー
ト214はテストセルBの一部を形成している。テスト
セルA,Bからのガス流出ポートはそれぞれポート22
1,222であり、それらは直角に形成された流路22
3の端部に形成されている。流路224は流路223と
直角に交差するように形成されており、流路224はガ
ス透過率検出器10の表面において酸素の流出ポート1
24へ接続されている。上述した流路はガス透過率検出
器10を通る酸素流路を表している。
【0020】径の大きい流路250はガス透過率検出器
10の端面から開口しており、ガス透過率検出器10の
長さの約2/3の深さにわたって延びている。流路25
0は、ガス透過率検出器10の温度を予め決められた温
度に安定化するために、ガス透過率検出器10内部へ温
度制御装置を挿入するために使用される。例えば、電気
ヒータを流路250の中に挿入して、温度を大気温度以
上の予め決められた温度まで上昇させてもよい。さらに
別の実施例として、加熱あるいは冷却を行うために、予
め決められた温度の流体を流路250の中で循環させて
もよい。ガス透過率検出器10全体は単一の金属ブロッ
クから形成されているため、ブロック全体、従って内部
流路すべての温度を、流路250の中に加熱媒体及び/
あるいは冷却媒体を用いることによって、安定化するこ
とは比較的容易である。
【0021】図6及び図7はガス透過率検出器10内の
窒素流路を破線で示している。窒素流入ポート126は
流路327へ連結されている。流路327は径の大きな
流路である触媒チャンバ328の中へこれと直交するよ
うに開口されている。径の大きな触媒チャンバの中には
触媒材料が挿入されており、触媒チャンバ328は取り
外し可能なプラグ326によって閉じられている。触媒
材料はキャリヤガス流から汚濁物を取り除けるようなも
のでよい。触媒チャンバ328は下方へ延びる流路33
1を有する。流路331は加湿用通路332と交差して
おり、これへ開口している。加湿用通路332は加湿用
貯蔵器を形成している。加湿用貯蔵器は充填ポート13
3を介して水などの液体が全体あるいは部分的に充填さ
れている。オペレータはサイトグラス22(図1を参照
のこと)によって加湿用通路332の中の液体レベルを
見ることができる。
【0022】細い流路330が触媒チャンバ328と直
角に形成されている。流路330は検出器10の後面に
開口している。二方向のバルブ103が流路330の開
口部においてガス透過率検出器10の外側表面へ取付け
られており、流路330と流路205の間に制御可能な
流路を提供している。流路205は前述した酸素流路の
中へ開口している。流路335は加湿用通路332の中
へ開口しており、流路335は排除用の流体バルブ10
5を設置するために径の大きな開口部の中へ開口してい
る。第2の流路362が流路335と隣接した径の大き
い開口部の中へ直角に開口している。流路361と流路
335との間の流路は流体バルブ105によって制御さ
れる。第2の流路362は流路361と直角に交差して
おり、流路362は平行の流路364とすぐ隣接してガ
ス透過率検出器10の下面まで延びている。三方向のバ
ルブ109が流路362,364の外側開口部へ取付け
られており、その間の流れを調節するようになってい
る。流路364は流路350の中へ直角に開口してい
る。流路350はガス透過率検出器10の側面へ流出ポ
ート351において開口している。流出ポート351へ
は適当なコネクタがねじで固定されており、外部の酸素
センサへ接続されている。
【0023】別の流路349が流路350へ直角に開口
している。流路349は平行の流路347とすぐ隣接し
てガス透過率検出器10の下面へ開口している。三方向
のバルブ308がガス透過率検出器10の下面に取付け
られていて、流路347と流路349の間の流路を調節
できるようになっている。流路347は流路345の中
へ直角に開口しており、流路345はガス透過率検出器
10のサイドでテストセルBの中に開口している。流路
348も流路350の中へ開口している。流路348は
流路346と近接してガス透過率検出器10の下面へ開
口している。三方向のバルブ107が下面に取付けられ
ており、流路346と流路348の間の流れを調節して
いる。流路346も流路344の中へ開口しており、流
路344自身もテストセルAの中へ開口している。テス
トセルAの中に開口する別の流路が流路339であり、
これも径の大きい流路338と交差するように形成され
ている。流路338は加湿用通路332の中へ開口する
に十分な深さまで形成されており、流路338の上部開
口部の寸法は窒素用の流体バルブ106を収容できるよ
うな大きさに設定されている。別の流路341が流路3
39と直角に交差するように形成されており、ガス透過
率検出器10の上面へ開口している。流路341の中に
は、以下で述べる目的のために、取り外し可能なプラグ
がシール状態を保って挿入されている。
【0024】さらに別の流路334が加湿用通路332
と直交するように下方へ延び、加湿用通路332の中へ
開口している。また、流路337が側面から流路334
の中へ直角に開口している。流路337はテストセルB
の中へ開口している。流路334の径の大きい上部開口
部の寸法は、そこに窒素用の流体バルブ104を収容し
てテストセルB内への窒素の流量を調節できるように設
定されている。最後に、流路333が加湿用通路332
と直角にその中へ開口している。流路333は、充填ポ
ート133へ水などの液体を充填できるようにするため
に、取り外し可能な上部プラグを有する。
【0025】次に図7を参照する。図には窒素流路のい
くつかが拡大されて示されている。流路362は下方か
ら直角に形成されており、流路361の中へ開口してい
る。流路361は流路335の中へ開口している。流路
335は下側に加湿用通路332への開口部を有し、上
側にガス透過率検出器10の上面への開口部を有する。
上側の開口部の寸法は流体バルブ105を収容できるよ
うな大きさに設定されている。流路205,330はガ
ス透過率検出器10の側面へ取り出され、これら流路間
の流れは二方向の窒素排除用のバルブ103によって調
節される。
【0026】図8はテストチャンバを形成している部材
の横断面図を示している。説明を容易にするために、こ
の断面図においてはチャンバ内の流入ポート及び流出ポ
ートを回転して共通の平面内に位置させてある。実際の
装置においては流入ポート及び流出ポートはチャンバの
異なる交差平面に沿って配置されていることに留意すべ
きである。ロック用クランプ16とカバー12を合わせ
た働きによって、矢印120で表わされたクランプ力が
カバー12へ加えられる。このクランプ力によってカバ
ー12はガス透過率検出器10の本体へしっかりと保持
される。また、中間のテスト膜122がカバー12とガ
ス透過率検出器10の本体との間にクランプされる。膜
122は薄いプラスチックフィルムあるいはプラスチッ
クと類似した材料から形成されており、カバーチャンバ
402と本体チャンバ404との間のバリヤを形成して
いる。そうして形成されたチャンバの周辺にはOリング
400が着座しており、シールを保った閉じ込めが行な
われている。
【0027】酸素の流入ポート213はカバー12に取
付けられた中空ピン406によって形成されている。中
空ピン406はガス透過率検出器10の本体に形成され
た対応する開口部の中に挿入可能である。また、Oリン
グ407はガスに対して確実に気密性を保っている。カ
バー12の中で流路408は流入ポート213と直角に
交差するように形成されている。別の流路410が流路
408と直角に交差するように形成されている。流路4
08はカバーチャンバ402の中へ開口しており、カバ
ーチャンバ402の中へ酸素が流れ込むようになってい
る。酸素の流出ポート221がカバー12へ取付けられ
た同様の中空ピン416によって形成されている。流路
418は流出ポート221と直角に交差するように形成
されている。径の細い流路420は流路418と直角に
交差するように形成されており、チャンバ402の中へ
連通する開口部を形成している。酸素はチャンバ402
の中を流れて流出ポート221から流出する。その結
果、中空ピン416はOリング417によってガス透過
率検出器10の本体へシールを保った状態で結合され
る。
【0028】窒素流入用の流路339はチャンバ404
へ開口し、窒素流出用の流路344もチャンバ404へ
開口している。従って、窒素は本体チャンバ404へ流
路339を介して流入し、流路344を介して本体チャ
ンバ404から流出する。流路408,418の外側端
部は図8に示されているように、塞がれている。ポート
430は図8では点線で示されている。このポートは取
り外し可能なプラグによって閉じられている。ポート4
30の目的は、酸素のカバーチャンバ402の中へ相対
湿度測定用のプローブを挿入し、カバーチャンバ402
内の相対湿度を外部から測定できるようにするためであ
る。
【0029】図9は一般的な流体バルブ、例えば流体バ
ルブ102の断面図を示している。流体バルブ102,
104,105,106はすべて図9の図面に従って作
られており、市販の流体バルブである。この発明に使用
できる市販品のバルブの一例は、米国、ペンシルバニア
州ハットフィールド(Hatfield、Pennsylvania) のエマ
ーソン・エレクトリック・カンパニ(Emerson Electric
Company)のブルックス・インストルメント・ディビジョ
ン(Brooks Instrument Division)によって製造されてい
る流体制御バルブ(製品名「5947L001GE
A」)である。流体バルブ102は流路209を有す
る。流路209はOリング502と協働してバルブ本体
501の一部によってシールを保った状態でブロックさ
れる。収納可能な、すなわち引き抜くことができるバル
ブ本体部503がバルブノブ504へ連結されている。
バルブノブ504及びバルブ本体部503はねじによっ
てバルブの中へ挿入でき、またバルブから引き抜くこと
ができる。従って、テーパ状のニードル506をポート
507の中へ挿入したり、引き抜いたりできる。ニード
ルがねじによってポート507から引き抜かれると、ニ
ードルとポートとの間のギャップは広がり、流路209
から流路211への流路が形成される。このように、バ
ルブを通過する流量はバルブを選択的に調節することに
よって制御可能である。
【0030】図10はこの発明で使用される二方向のあ
るいは三方向のソレノイドバルブを示している。これら
のバルブも、米国、コネチカット州ニューブリテン(New
Britain、Connecticut)のプレシジョン・ダイナミック
ス・インコーポレーテド(Precision Dynamics ,Inc.)
から入手できる。二方向のソレノイドバルブは製品名
「G−2014−MM−512」として販売されてお
り、三方向のソレノイドバルブは同じく「G−3114
−MM−S7」として販売されている。どちらの場合に
も、バルブ全体の構造は非常に似ている。例えば、図1
0を参照すると、上側のプラグ520は破線で外観が描
かれているが、プラグ520はバルブの上部を通る流路
をブロックするためにねじで固定されている。二方向ソ
レノイドバルブの場合には、プラグ520は図10に示
されているように挿入されており、三方向バルブの場合
にはプラグ520は構造から省かれている。例としてバ
ルブ109を参照すると、このバルブには流出ポート3
64あるいは排出ライン365と連通する環状の流入ポ
ート363が設けられている。ソレノイドが駆動される
と、摺動可能なバルブ部521が上方へ移動して開口部
522をブロックし、開口部523を開ける。この位置
において、流入ポート363は流出ポート364と連通
する。ソレノイドバルブが消磁されると、バルブ部52
1が下方へ移動して、開いた開口部522の中へ開口部
523をブロックする。この結果、流入ポート363と
排出ライン365との間が連通する。
【0031】この発明においては、酸素流入バルブ10
1とバルブ103はそれぞれ二方向ソレノイドバルブで
あり、バルブ109、窒素用のバルブ307と流体バル
ブ308はそれぞれ三方向ソレノイドバルブである。
【0032】動作時にはテストを受けるフィルム膜はフ
ィルム膜の部分をカバーと検出器本体との間に挿入する
ことによって、テストセルA,Bそれぞれに取付けられ
る。それぞれロックスクリュを締め付けて、カバーとフ
ィルム膜を検出器本体へ押し付け、漏れがないようにす
る。酸素流入バルブを閉じ、すべてのソレノイドバルブ
を消磁し、窒素排除バルブを駆動して、窒素をシステム
の流路へ流し望ましくないガスをシステムから追い出
す。それと同時に、流体制御バルブを調節してテストを
行なっている間、システムの中へ適切な量のガスを流す
ように調節する。必要な場合には、システムの温度がい
くつかの予め決められた温度の値に安定化されるまで、
適当な温度媒体を温度制御用の流路250の中に導入す
る。
【0033】所望のテストが行なわれているときには、
まず窒素排除バルブを閉じ、酸素流入バルブを開けて、
フィルム膜からなるバリヤそれぞれの一方のサイドの二
つのテストセルの中へ酸素を流す。フィルム膜のもう一
方のサイドのテストセルの中に窒素を流し続け、一つあ
るいは複数の選択バルブを駆動してテストセルのどちら
かから、流出ポート351へ連結されたガスセンサへガ
スを流してもよい。ガスセンサによって検出された測定
値は予め決められた時間だけ記録され保持されて、予め
決められたテスト条件のもとでの各テスト膜の酸素透過
率の測定値が与えられる。
【0034】テストは加湿用貯蔵器を用いることによっ
て、相対湿度条件を制御した状態で行なうことができ
る。窒素の相対湿度測定は流入ポート341に連結され
た相対湿度センサを用いて測定することができる。酸素
の相対湿度測定は流入用のポート430へ接続された相
対湿度センサを用いて行なうことができる。相対湿度の
計算は二圧力法(two-presuure method) を用いて行なう
ことができる。テストガスとキャリヤガスの両方の流入
圧力は圧力レギュレータ(図示されていない)によっ
て、大気圧よりも高いある圧力に制御される。従って、
加湿用通路207,332内の圧力は大気圧よりも大き
く、これら加湿器のそれぞれの相対湿度は100RH%
である。加湿器以降の任意の箇所における相対湿度はそ
の点における圧力降下に正比例する。例えば、ガスが圧
力30psiaにおいて湿度100RH%にあり、その
ガスを大気圧(15psia)まで排気すると、排気さ
れたガスの相対湿度は50RH%である。
【0035】この発明はその精神及び本質から逸脱する
ことなく他の形で実現することも可能である。従って、
上述した実施例は単に説明のためのものであり、発明を
制限することはない。この発明の範囲については、上述
した実施例よりも添付された特許請求の範囲を参照すべ
きである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の装置の斜視図である。
【図2】この発明の装置の平面図である。
【図3】取り外し可能なセルカバーが二つの位置にクラ
ンプされている、この発明の装置の立面図である。
【図4】この発明のブロック図である。
【図5】この発明の装置のいくつかのガス流路を示す破
線図である。
【図6】この発明の装置のガス流路をさらに示す破線図
である。
【図7】図6の一部を示す部分拡大図である。
【図8】セルカバーの部分断面図である。
【図9】この発明に使用されているニードルバルブの断
面図である。
【図10】この発明に使用されているソレノイドバルブ
の断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート・エル・ネイス アメリカ合衆国 55376 ミネソタ,セン ト・マイケル,エルム・レーン 317

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膜材料のガス透過率を測定するためのガ
    ス透過率測定装置であって、 材料室と、 この材料室の外側表面に形成された少なくとも一つのキ
    ャビティと、 少なくとも一つの取り外し可能なカバーと、 前記材料室と前記取り外し可能なカバーとに形成された
    複数の流路と、を有し、前記材料室が高い熱伝導性を有
    していて材料室の領域全体にわたってほぼ均一な温度が
    維持され、前記キャビティが前記外側表面上の周辺に形
    成された平坦な表面によって囲まれており、前記少なく
    とも一つの取り外し可能なカバーが前記周辺上の平坦面
    へシールを保った状態で取付けられ、前記少なくとも一
    つのカバーが前記材料室の少なくとも一つのキャビティ
    と位置合わせ可能なキャビティを有するとともに、前記
    キャビティの間で前記膜材料をクランプするための装置
    を有し、前記複数の流路が第1の組の流路と、第2の組
    の流路と、第3の組の流路と、第4の組の流路とを有
    し、前記第1の組の流路が前記材料室の表面を貫く第1
    の開口部と、前記キャビティの一方の中へ開口する第2
    の開口部と、前記第1の開口部を第1のガス供給源へ接
    続するための装置とを有し、前記第2の組の流路が前記
    材料室の表面を貫く第1の開口部と、前記キャビティの
    もう一方の中へ開口する第2の開口部と、前記第1の開
    口部を第2のガス供給源へ接続するための装置とを有
    し、前記第3の組の流路が前記キャビティの一方へ開口
    する第1の開口部と、前記材料室の表面を貫く第2の開
    口部とを有し、前記第4の組の流路が前記キャビティの
    もう一方へ開口する第1の開口部と、前記材料室の表面
    を貫く第2の開口部とを有し、前記第3の組の流路ある
    いは前記第4の組の流路の前記第2の開口部の一つへガ
    ス検出器を接続するための装置が設けられているガス透
    過率測定装置。
  2. 【請求項2】 前記材料室にさらに流路が設けられ、ま
    たこのさらに設けられた流路に前記材料室の温度を制御
    可能に設定するための装置が設けられている特許請求の
    範囲第1項記載のガス透過率測定装置。
  3. 【請求項3】 前記材料室へ取付けられた第1のバルブ
    が設けられ、この第1のバルブが前記第1の組の流路の
    中へ延びるガス流量調節部材を有していてそこを通るガ
    ス流量を制御できるようになっている特許請求の範囲第
    2項記載のガス透過率測定装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の組の流路の一部を構成する径
    の大きい流路部分と、この径の大きい流路部分から前記
    材料室の表面まで延びる液体充填用流路とが設けられ、
    前記径の大きい流路が液体貯蔵器を形成している特許請
    求の範囲第3項記載のガス透過率測定装置。
  5. 【請求項5】 前記材料室へ取付けられた第2のバルブ
    と、前記第1の組の流路と前記第2の組の流路との間に
    設けられた分岐流路とを有し、前記第2のバルブが前記
    分岐流路の中に延びる流路閉鎖部材を有していて前記分
    岐流路を開閉できるようになっている特許請求の範囲第
    4項記載のガス透過率測定装置。
  6. 【請求項6】 前記キャビティの少なくとも一つの中の
    相対湿度を測定する装置が設けられている特許請求の範
    囲第5項記載のガス透過率測定装置。
  7. 【請求項7】 前記材料室が金属から形成された単一構
    造を有する特許請求の範囲第6項記載のガス透過率測定
    装置。
  8. 【請求項8】 前記金属がアルミニウムからなる特許請
    求の範囲第7項記載のガス透過率測定装置。
  9. 【請求項9】 前記第1のガス供給源が酸素供給源から
    なる特許請求の範囲第8項記載のガス透過率測定装置。
  10. 【請求項10】 前記第2のガス供給源が窒素供給源か
    らなる特許請求の範囲第9項記載のガス透過率測定装
    置。
  11. 【請求項11】 膜材料のガス透過率を測定するための
    2−セルのガス透過率測定装置であって、 金属ブロックと、 二つのクランプアームとこのクランプアームの各々へね
    じによって取付けられたロック用スクリュとを有する旋
    回可能なクランプ部材と、 一対のカバーと、 膜材料をカバーと前記金属ブロックとの間にクランプす
    るための装置と、 前記金属ブロックと前記カバーに形成された複数の流路
    と、を有し、前記金属ブロックがほぼ平行な少なくとも
    二つの外側表面とこの外側表面の各々に形成された浅い
    キャビティとを有し、前記クランプアームの各々が前記
    浅いキャビティの一つの上に位置付け可能であり、前記
    一対のカバーの各々が前記金属ブロック表面の一つに形
    成された浅いキャビティと位置が揃うような寸法に形成
    された浅いキャビティを有し、前記一対のキャビティの
    各々が前記ロック用スクリュの一つによって係合される
    ための装置を有し、前記膜材料が対向する浅いキャビテ
    ィの間のバリヤを形成し、前記複数の流路が第1の組の
    流路と、第2の組の流路と、第3の組の流路と、第4の
    組の流路とを有し、前記第1の組の流路が前記金属ブロ
    ックの表面を貫く第1の開口部と、前記金属ブロックに
    設けられた前記浅いキャビティの両方の中へ開口する第
    2の開口部と、前記第1の開口部を第1のガス供給源へ
    接続するための装置とを有し、前記第2の組の流路が前
    記金属ブロックの表面を貫く第1の開口部と、前記カバ
    ーに設けられた前記浅いキャビティの両方の中へ開口す
    る第2の開口部と、前記第1の開口部を第2のガス供給
    源へ接続するための装置とを有し、前記第3の組の流路
    が前記金属ブロックに設けられた前記浅いキャビティの
    両方へ開口する第1の開口部と、前記金属ブロックの表
    面を貫く第2の開口部とを有し、前記第4の組の流路が
    前記カバーに設けられた前記浅いキャビティの両方へ開
    口する第1の開口部と、前記金属ブロックの表面を貫く
    第2の開口部とを有し、前記第3の組の流路あるいは前
    記第4の組の流路の前記第2の開口部の一つへガス検出
    器を接続するための装置が設けられている2−セルのガ
    ス透過率測定装置。
  12. 【請求項12】 前記金属ブロックの温度を制御可能に
    設定するための装置が設けられている特許請求の範囲第
    11項記載の2−セルのガス透過率測定装置。
  13. 【請求項13】 前記金属ブロックの温度を制御可能に
    設定するための装置が前記金属ブロックの中に設けられ
    た流路と、この流路の中に液体を循環させるための装置
    とを有する特許請求の範囲第12項記載の2−セルのガ
    ス透過率測定装置。
  14. 【請求項14】 前記第1の組の流路が液体貯蔵器を形
    成する径の大きな部分と、前記液体貯蔵器に液体を充填
    するための装置とを有する特許請求の範囲第13項記載
    の2−セルのガス透過率測定装置。
  15. 【請求項15】 前記第2の組の流路が液体貯蔵器を形
    成する径の大きな部分と、前記液体貯蔵器に液体を充填
    するための装置とを有する特許請求の範囲第14項記載
    の2ーセルのガス透過率測定装置。
  16. 【請求項16】 前記浅いキャビティの少なくとも一つ
    の中の相対湿度を測定するための装置が設けられている
    特許請求の範囲第15項記載の2−セルのガス透過率測
    定装置。
  17. 【請求項17】 前記金属ブロックがアルミニウムブロ
    ックからなる特許請求の範囲第16項記載の2−セルの
    ガス透過率測定装置。
  18. 【請求項18】 前記第1のガス供給源が酸素からなる
    特許請求の範囲第17項記載の2−セルのガス透過率測
    定装置。
  19. 【請求項19】 前記第2のガス供給源が窒素からなる
    特許請求の範囲第18項記載の2−セルのガス透過率測
    定装置。
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