JPH0463335B2 - - Google Patents

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JPH0463335B2
JPH0463335B2 JP62005498A JP549887A JPH0463335B2 JP H0463335 B2 JPH0463335 B2 JP H0463335B2 JP 62005498 A JP62005498 A JP 62005498A JP 549887 A JP549887 A JP 549887A JP H0463335 B2 JPH0463335 B2 JP H0463335B2
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JP
Japan
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chamber
gas
oxygen
concentration
flow rate
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Tomio Kano
Muneki Yamada
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Toyo Seikan Kaisha Ltd
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、レトルト加熱殺菌処理条件下におけ
る熱可塑性プラスチツクフイルムもしくはシー
ト、又はプラスチツク含浸紙等の検体膜の、酸素
ガス透過率を測定するための装置に関する。
(従来の技術) 食品等の長期保存のための容器の材料として最
近、ガス(特に酸素,水蒸気の)バリヤー性の優
れた熱可塑性プラスチツクフイルム又はシート
(例えばポリプロピレンとエチレンビニルアルコ
ール共重体の積層体等の積層体を含む)等が広く
用いられている。このような容器は食品を充填密
封後レトルト加熱殺菌処理されることが多いが、
上記加熱処理により密封容器内の酸素濃度が増加
して内容食品の劣化が早まり易いという傾向が一
般に見られる。
これは容器材料である熱可塑性プラスチツク等
のガスバリヤー性が、水蒸気の存在下において低
下するためであるといわれるが、現在のところ水
蒸気の存在下において100℃以上の高温における
熱可塑性プラスチツク等の酸素透過率測定装置が
なく、従つてこのような条件の下における酸素透
過率の測定データがないので、このような条件下
における酸素透過の定量的評価ができないという
問題があつた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、100℃以上の温度において水蒸気の
存在下に、熱可塑性プラスチツクフイルムもしく
はシート、又はプラスチツク含浸紙等の検体膜の
酸素透過率を満足に測定することが可能な酸素透
過率測定装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明のガス透過率測定装置は、検体膜で隔離
される第1のチヤンバーと第2のチヤンバーを備
える透過膜セル、透過膜セルを100℃以上の所定
温度に加熱する装置、第1のチヤンバーに水蒸気
および酸素を含む上記所定温度の混合ガスを供給
する混合ガス供給装置、第1のチヤンバーを通過
した混合ガス中の酸素濃度を測定する第1の濃度
測定装置、第2のチヤンバーにキヤリヤーガスを
一定の微少流量で供給する装置、第1のチヤンバ
ーより検体膜を透過して第2のチヤンバーに入つ
た酸素の濃度を測定する第2の濃度測定装置、第
1のチヤンバーおよび第2のチヤンバー内の圧力
を平衡に調節保持するための、第1のチヤンバー
および第2のチヤンバーの下流側回路にそれぞれ
設けられた、入口側圧力が設定圧より高くなるに
従つて流量が増加する特性を有する第1の背圧弁
および第2の背圧弁、および混合ガス供給装置と
第1のチヤンバーを結ぶ回路と、第1の濃度測定
装置ならびに第2の濃度測定装置と透過膜セルを
結ぶ回路を、ほぼ上記所定温度に保持するための
加熱装置を備えることを特徴とする。
ここに検体膜とは、酸素透過率を測定すべき熱
可塑性プラスチツクフイルム又はシート、もしく
はプラスチツク含浸紙等の膜状体を指称する。
(作用) 透過膜セルを100℃以上の所定温度に加熱する
装置、第1のチヤンバーに水蒸気および酸素を含
む上記所定温度の混合ガスを供給する混合ガス供
給装置、第1のチヤンバーを通過した混合ガス中
の酸素濃度を測定する第1の濃度測定装置、第2
のチヤンバーにキヤリヤーガスを一定の微少流量
で供給する装置、第1のチヤンバーより検体膜を
透過して第2のチヤンバーに入つた酸素の濃度を
測定する第2の濃度測定装置を備えているので、
100℃以上の温度における水蒸気の存在下に、検
体膜の酸素透過率を測定する事ができる。
100℃以上の高温では熱可塑性プラスチツク等
の検体膜は通常軟化するが、第1のチヤンバーお
よび第2のチヤンバー内の圧力を平衡に調節保持
するための、第1のチヤンバーおよび第2のチヤ
ンバーの下流側回路にそれぞれ設けられた、入口
側圧力は設定圧より高くなるに従つて流量が増加
する特性を有する第1の背圧弁および第2の背圧
弁を備えているので、第1のチヤンバーおよび第
2のチヤンバー内の圧力は、急激な変化を生ずる
ことなく、平衡に調節保持されるため、水蒸気圧
によつて検体膜が膨んで薄くなつたり(この場合
は正確な透過率が得られない)、もしくは破裂す
るおそれがない。
第2のチヤンバーにキヤリヤーガスを一定の微
少流量で供給する装置を備えているので、検体膜
を透過して第2のチヤンバー内にキヤリヤーガス
中に入つた酸素の濃度が高くなるため、効率よく
上記測定を行なうことができる。
混合ガス供給装置と第1のチヤンバーを結ぶ回
路と、第1の濃度測定装置ならびに第2の濃度測
定装置と透過率セルを結ぶ回路を、ほぼ上記所定
温度に保持するための加熱装置を備えているの
で、水蒸気がこれ等の回路(配管や切替えコツク
等)に凝結して回路が詰まり、ガスが流れなくな
つて、酸素濃度測定ができなくなるおそれがな
い。
(実施例) 図面において1は透過膜セルであり、透過膜セ
ル1は検体膜である熱可塑性プラスチツク膜2に
よつて、高濃度チヤンバー3と低濃度チヤンバー
4に隔離されている。透過膜セル1は例えば不銹
鋼よりなり、プラスチツク膜2の周縁部2aを挾
んで、各チヤンバー3,4のフランジ部(図示さ
れない)が、パツキングを介してボルト(図示さ
れない)締めされることにより密封される。
透過膜セル1はその外面に沿つて設けられたヒ
ータ(図示されない)により100℃以上、好まし
くは150℃以下の所定温度(例えば120℃)に保持
される。プラスチツク膜2の厚さは通常0.05〜
3.0mmである。
5は透過膜セル1をパージするためのヘリウム
ガスのボンベであり、6は調圧器、7は圧力計、
8,9,10は流量計、11は流量調節弁、12
は微少ガス流量調節のための熱式質量流量制御
弁、13は熱式質量流量計、14はストツプバル
ブ、15は抵抗管、16および17は圧力計であ
る。
18は水蒸気源となるべき水19のタンク、2
0は水19に溶存するガスを除去する脱ガス装
置、21は脱ガスのための真空ポンプ、22は脱
ガスされた水19を蒸発器23に送るための定流
量ポンプである。24はプラスチツク膜2を透過
する酸素ガスを供給するための酸素ボンベであ
り、25は調圧器、26は圧力計、27は熱的質
量流量制御弁である。制御弁27により流量を微
少調整された酸素ガスは、窒素ボンベ28、調圧
器29および熱的質量流量制御弁32を通つて送
られる、酸素濃度調節用の流量を微少調整された
窒素ガスと合流した後、抵抗管33において窒素
ガスと十分に混和して蒸発器23に流入する。3
1および34は圧力計である。
35は4方コツクであり、ポート35aは蒸発
器23に接続し、ポート35bは透過膜セル1の
高濃度チヤンバー3のガス入口部3aにパイプ5
5を介して接続し、ポート35cはヘリウムガス
用流量調節弁11に接続する。なおヘリウムガス
用熱的質量流量制御弁13および抵抗管15は透
過膜セル1の低濃度チヤンバー4のガス入口部4
aに接続する。
36は入口側ガス圧力を一定圧に制御する機能
を有する背圧弁(入口側圧力が設定圧より高くな
るに従つて流量が増加する特性を有する;例えば
(株)小島製作所,Model 6800)であり、その入口
側は透過膜セル1の高濃度チヤンバー3の出口部
3bにパイプ57を介して接続し、また4方コツ
ク35のポート35dに接続する。背圧弁36の
出口側は6方コツク37のポート37aに接続す
る。56は圧力センサである。6方コツク37の
ポート37bと37eはサンプル管38を介して
互に接続する。39はヘリウムボンベであつて、
ポート37dに接続する。ポート37cはガスク
ロマトグラフ40のガス入口部40aに接続し、
ポート37fは大気中に開放されている。
41も6方コツクであつて、ポート41fは透
過膜セル1の低濃度チヤンバー4の出口部4bに
接続する。ポート41bと41eはサンプル管4
2を介して互に接続し、ポート41dはヘリウム
ガスボンベ43に接続する。ポート41cはガス
クロマトグラフ40のガス入口部40bに接続す
る。さらにポート41aはシリカゲルが充填され
た水分除去トラツプ44を介して6方コツク45
のポート45fに接続する。
6方コツク45のポート45aは、背圧弁36
と同一特性を有する背圧弁46を介して大気中に
開放される。なお47は圧力センサである。ポー
ト45bと45eは液体窒素49で冷却され、か
つ図示されないヒータコイルを巻かれた酸素凝縮
管48を介して互に接続される。ポート45cお
よび45dは夫れ夫れ、4方コツクのポート50
aおよび50dに接続する。ポート50bはヘリ
ウムボンベ51に接続し、ポート50cはガスク
ロマトグラフ40のガス入口部40bに接続す
る。
52は蒸発器23で発生する水蒸気の温度とほ
ぼ等しい温度に保持されるオーブンであつて、内
部に各コツク35,37,41,45および50
およびそれら周辺の配管が収納されていて、各コ
ツクおよび配管内の水分凝結を防止するように構
成されている。なおパイプ55および57のオー
ブン52外の部分も水分凝結防止のため保温され
る。各コツク35,37,41,45および50
において、図面における間隔部が黒色のポート間
は「閉」の状態にあり、間隔部が白色のポート間
は「開」の状態にあることを示す。例えば4方コ
ツク35において、図示の場合ポート35aと3
5b間は開いており、一方ポート35bおよび3
5c間は閉じている。
以上の装置によりプラスチツク膜2のガス透過
率の測定は次のようにして行なわれる。以下蒸発
器23で発生する水蒸気の温度が120℃(飽和水
蒸気圧1.96気圧)の場合について説明する。
先づ準備操作として背圧弁36および46の設
定圧を1.96気圧に調節し、オーブン52および透
過膜セル1を120℃に加熱保持する。次いでコツ
ク35を図の状態より切替えて、ポート35b,
35c間を開き、またストツプバルブ14を開
く。するとヘリウムガスボンベ5より流量調節弁
11、4方コツク35のポート35c,35bを
通つてヘリウムガスが透過膜セル1の高濃度チヤ
ンバー3に流入した後、背圧弁36、6方コツク
37のポート37a,37b、サンプル管38、
ポート37eおよび37fを通つて大気中に流出
し、高濃度チヤンバー3内の空気は1.96気圧のヘ
リウムガスによつて置換される。
同時にヘリウムガスがストツプバルブ14、抵
抗管15を通つて低圧チヤンバー4に流入した
後、6方コツク41のポート41f,41e、サ
ンプル管42、ポート41b,41a、および水
分除去トラツプ44、さらに6方コツク45のポ
ート45f,45e、酸素濃縮管48、ポート4
5b,45a、ならびに背圧弁46を通つて大気
中に流出し、低濃度チヤンバー4内の空気は1.96
気圧のヘリウムガスによつて置換される。その間
蒸発器23で発生する一定流量の飽和水蒸気は一
定濃度の酸素ガスおよび窒素ガスを含んで、4方
コツク35のポート35a,35b、背圧弁3
6、6方コツク37のポート37a,37b,3
7e,37fを通つて大気中に放出される。
上記置換終了後、4方コツク35を図の状態に
切替えて戻し、ストツプバルブ14を閉じる。直
ちに水蒸気,酸素,窒素の混合ガス(以下混合ガ
スとよぶ)は4方コツク35のポート35a,3
5bを通つて透過セル1の高濃度チヤンバー3に
流入し、背圧弁36、ポート37a,37b、サ
ンプル管38、ポート37e,37fを通つて大
気中に流出し、高濃度チヤンバー3内を1.96気
圧、一定流量の混合ガスが流れる。
また低濃度チヤンバー4には、熱式質量流量制
御弁12および熱式質量流量計13を通つて流量
を微少調節されたヘリウムガス(流量は例えば
0.5〜1mm/分)が流入し、6方コツク41の
ポート41f,41e、サンプル管42、ポート
41b,41a、水分除去トラツプ44、6方コ
ツク45のポート45f,45e、酸素凝縮管4
8,ポート45b,45aおよび背圧弁46を通
つて大気中に排出され、低濃度チヤンバー4内を
1.96気圧のヘリウムガスが一定の微少流量で流れ
る。経時につれて高濃度チヤンバー3よりプラス
チツク膜2を透過して水蒸気が低濃度チヤンバー
4に移行するが、この水蒸気は水分除去トラツプ
44で除去されるので、その下流にある酸素凝縮
管48には入らない。
高濃度チヤンバー3内のガス組成が安定状態に
達した後(通常は前記コツク切替えを行なつてか
ら約10〜60分後)、6方コツク37を切替える。
するとそれまで6方コツク37のポート37d,
37cを通過してガスクロマトグラフ40に流入
していたボンベ39のヘリウムガスは、ポート3
7d,37e、サンプル管38、ポート37b,
37cを通つて、それらの内部にある混合ガスと
共にガスクロマトグラフ40に入つて、サンプル
管38のループ、すなわちサンプル管38および
その前後のポート37e,37b間のパイプ5
8,59内の水蒸気、酸素ガス、窒素ガスが定量
分析される。分析終了後、コツク37を図の状態
に切替えて戻す。この分析値(mc.c.)は高濃度
チヤンバー3内のガス組成に対応する。
次に6方コツク41を切替えると、ボンベ43
のヘリウムガスに導かられて、サンプル管42の
ループ、すなわちサンプル管42およびその前後
のポート41e,41b間のパイプ60,61内
のガスはガスクロマトグラフ40に入つて定量分
析される。この分析値はプラスチツク膜2を透過
して低濃度チヤンバー4に入つた水蒸気、酸素ガ
ス、窒素ガスの分析値(nc.c.)に対応する。上
記分析終了後コツク41を図の状態に切替えて戻
す。
なおこの時点でサンプル管42内の酸素ガスが
ガスクロマトグラフで検出できない程度に微量の
場合は、6方コツク45および4方コツク50を
図の状態から切替えて、かつ酸素凝縮管49の液
体窒素による冷却を中止し、図示されないヒータ
コイルにより酸素凝縮管49を加熱して、ボンベ
51のヘリウムガスを4方コツクのポート50
b,50a、6方コツクのポート45c,45
b、酸素凝縮管49、ポート45e,45d、お
よび4方コツクのポート50d,50cを通つ
て、酸素凝縮管49内の濃縮された酸素ガスと共
にガスクロマトグラフ40に送つて、酸素ガスを
定量分析し、その後コツク45,50を図の状態
に切替えて戻す。
その後所定時間t(10〜30分)経過後毎に、前
記と同様のコツク切替操作をして、低濃度チヤン
バー4内の酸素ガス定量分析を繰返す。
以上の分析値に基いてプラスチツク膜2の飽和
水蒸気存在下の120℃における、酸素透過率Q(C.
C./m2・day・atm)および透過係数P(C.C.cm/
cm2・cmHg・sec)は、夫れ夫れ次の(1)および(2)式
により求められる。
Q=6.57×1010P/L ……(1) ここにL:検体膜の厚さ(cm) P=273q×L/t×T×S×p ……(2) ここにq=n0×ω/V×t n0:定常状態透過時におけるサンプル管42
のループ内の 酸素ガス分析値(C.C.) ω :低濃度チヤンバーにおけるヘリウ
ムガス流量(C.C./sec) V :低濃度チヤンバーの容積(C.C.) t :定濃度チヤンバーに対する酸素ガ
ス分析間隔時間(sec) T :検体膜の絶対温度(°K) S :検体膜の透過面積(cm2) p=d×m/M×f d :高濃度チヤンバー内の圧力
(atm) M :サンプル管38のループの容積
(C.C.) m :サンプル管38のループ内の酸素
ガス分析値(C.C.) f :高濃度チヤンバーの混合ガス流量
を(流量計11で示される ヘリウムガス流量)+(高濃度チヤンバーの混
合ガス流量)で割つた値 (発明の効果) 本発明の装置は、100°以上の温度において水蒸
気の存在下に熱可塑性プラスチツク膜等の検体膜
の酸素透過率を、検体膜が膨んで薄くなつたり、
もしくは破裂したりすることなく、また装置の配
管や切替えコツク等に水蒸気の凝結による詰まり
を生ずることなく、効率よく、満足に測定するこ
とができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例である装置の回路図であ
る。 1……透過膜セル、2……熱可塑性プラスチツ
ク膜(検体膜)、3……高濃度(第1の)チヤン
バー、4……定濃度(第2の)チヤンバー、5…
…ヘリウムガスボンベ(キヤリヤーガスのボン
ベ)、12……熱式質量流量制御弁(キヤリヤー
ガスを一定の微少流量で供給する装置)23……
蒸発器、24……酸素ガスボンベ、28……窒素
ガスボンベ、40……ガスクロマトグラフ(第1
および第2の酸素濃度測定装置)、36……第1
の背圧弁、46……第2の背圧弁、52……オー
ブン(加熱装置)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 検体膜で隔離される第1のチヤンバーと第2
    のチヤンバーを備える透過膜セル、透過膜セルを
    100℃以上の所定温度に加熱する装置、第1のチ
    ヤンバーに水蒸気および酸素を含む上記所定温度
    の混合ガスを供給する混合ガス供給装置、第1の
    チヤンバーを通過した混合ガス中の酸素濃度を測
    定する第1の濃度測定装置、第2のチヤンバーに
    キヤリヤーガスを一定の微少流量で供給する装
    置、第1のチヤンバーより検体膜を透過して第2
    のチヤンバーに入つた酸素の濃度を測定する第2
    の濃度測定装置、第1のチヤンバーおよび第2の
    チヤンバー内の圧力を平衡に調節保持するため
    の、第1のチヤンバーおよび第2のチヤンバーの
    下流側回路にそれぞれ設けられた、入口側圧力が
    設定圧より高くなるに従つて流量が増加する特性
    を有する第1の背圧弁および第2の背圧弁、およ
    び混合ガス供給装置と第1のチヤンバーを結ぶ回
    路と、第1の濃度測定装置ならびに第2の濃度測
    定装置と透過膜セルを結ぶ回路を、ほぼ上記所定
    温度に保持するための加熱装置を備えることを特
    徴とするガス透過率測定装置。
JP549887A 1987-01-13 1987-01-13 ガス透過率測定装置 Granted JPS63172942A (ja)

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