JPH0571909U - データ保持機能を有する温度指示調節計 - Google Patents

データ保持機能を有する温度指示調節計

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JPH0571909U
JPH0571909U JP1016593U JP1016593U JPH0571909U JP H0571909 U JPH0571909 U JP H0571909U JP 1016593 U JP1016593 U JP 1016593U JP 1016593 U JP1016593 U JP 1016593U JP H0571909 U JPH0571909 U JP H0571909U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プロセス制御装置等の有無に拘らず、データ
の瞬時設定が可能なデータ保持機能を有する温度指示調
節計を得る。 【構成】 設定部10は、複数のデータ表示器12、デ
ータ設定器16、プロセス制御装置等との接続および遮
断を選択してデータの設定入力を行うデータ選択キー1
4および機能選択キー18から構成する。制御部20
は、現在の設定条件を全て保持し設定部のキー操作によ
り設定値が変更可能なカレントメモリ27、温度制御機
能部22、複数組のメモリファイルを備えたデータメモ
リ28、データ転送に伴うデータ処理を行うデータ処理
制御部24、および各表示器12に対して所定のデータ
を選択して表示する表示処理制御部26から構成する。
アナログ制御部30は、温度センサ40からの入力およ
び外部への温度制御出力42のアナログ変換処理をそれ
ぞれ複数点処理する機能を有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、射出成形機、押出機、ダイカストマシン等に適用する温度制御装 置に係り、特にホストコンピュータやプロセス制御装置等の使用の有無に拘らず 単一もしくは複数の温度指示調節計とのデータ転送を円滑かつ確実に行うことの できるデータ保持機能を有する温度指示調節計に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、各種温度制御装置に使用される温度指示調節計は、ホストコンピュータ (ホストプロセッサ)よりの直接制御方式(DDC方式)によるデータ転送、ま たはプロセス制御装置よりのデータ転送により、設定データを必要に応じて転送 する方式(瞬時設定変更方式)が採用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した温度指示調節計によれば、これを単体もしくは複数個 の組合わせで使用した場合においても、データの瞬時設定はホストコンピュータ もしくはプロセス制御装置等を使用しない限り不可能である。従って、この種の 従来における温度指示調節計は、装置価格が嵩み設備コストが増大する難点があ った。
【0004】 そこで、本考案の目的は、ホストコンピュータまたはプロセス制御装置等の使 用の有無に拘らず、データの瞬時設定が可能なデータ保持機能を有する温度指示 調節計を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、本考案に係るデータ保持機能を有する温度指示調 節計は、複数のデータ表示器と、データ設定器と、ホストコンピュータまたはプ ロセス制御装置との接続および遮断を選択してデータの設定および入力を行うデ ータ選択キーおよび機能選択キーとからなる設定部と、 現在の設定条件の全てを保持し前記設定部のキー操作により設定値が変更可能 なカレントメモリと、複数組のメモリファイルを備えたデータメモリと、温度制 御機能部と、記憶保持された各データと温度センサからの入力に応じた出力を演 算すると共にホストコンピュータまたはプロセス制御装置からの指令信号による 強制的なデータ転送機能を備えてデータ転送に伴うデータ処理を行うデータ処理 制御機能部と、前記各表示器に対しそれぞれ所定のデータを選択して表示する表 示処理制御機能部とを有する制御部と、 該制御部への温度センサによる外部入力及び前記制御部から外部への温度制御 出力のアナログ変換処理をそれぞれ複数点処理する機能を有するアナログ制御部 と、から構成することを特徴とする。
【0006】 また、前記温度指示調節計において、設定部は、複数のそれぞれ所要桁数を構 成すると共にデータ数値を表示する複数のデータ表示器と、テンキーを備えたデ ータ設定器と、ホストコンピュータまたはプロセス制御装置との接続および遮断 を選択してデータの設定および入力を行うそれぞれ表示ランプを備えたデータ選 択キーおよび機能選択キーとを備えると共に、さらに前記データ設定器により入 力された置数を表示する置数用表示器と、から構成すれば好適である。
【0007】 さらに、前記温度指示調節計において、設定部は、数値の増加を行うデータイ ンクレメントスイッチと数値の減少を行うデータデクレメントスイッチからなる データ設定器をそれぞれ上下に備えた複数のそれぞれ所要桁数を構成するデータ 表示器と、ホストコンピュータまたはプロセス制御装置との接続および遮断を選 択してデータの設定及び入力を行うそれぞれ照光式押しボタンスイッチ構成のデ ータ選択キー及び機能選択キーと、から構成することができる。
【0008】 さらにまた、前記温度指示調節計において、設定部は、複数のそれぞれ所要桁 数を構成すると共にデータ数値を表示する複数のデータ表示器と、前記所要桁数 を構成すると共に、数値の増加を行うデータインクレメントスイッチと数値の減 少を行うデータデクレメントスイッチからなるデータ設定器をそれぞれ上下に備 えてそれぞれ入力された置数を表示する複数の置数用表示器を備え、さらにホス トコンピュータまたはプロセス制御装置との接続および遮断を選択してデータの 設定および入力を行うデータ選択キー及び機能選択キーを、コード番号で指定す るコード選択部および各コード番号に対応するデータおよび機能選択の値を設定 するデータ部と、それぞれのコード番号および機能選択の値を入力する前記デー タインクレメントスイッチとデータデクレメントスイッチをそれぞれ上下に備え た複数の表示器とで構成した選択制御部と、から構成することができる。
【0009】
【作用】
本考案に係るデータ保持機能を有する温度指示調節計によれば、設定データを 集合式に表示できる複数の表示器を設けると共に、データ設定器およびデータ選 択キーおよび機能選択キーにより、ホストコンピュータまたはプロセス制御装置 等の使用の有無に拘らず、データの設定変更を直接かつ簡便に達成することがで きる。また、カレントメモリおよびデータメモリを設けることにより、全ての温 度設定値をデータメモリへファイル別に記憶保持できると共に、カレントメモリ の内容についての転送並びに表示を簡便に達成することができる。
【0010】
【実施例】
次に、本考案に係るデータ保持機能を有する温度指示調節計の実施例につき、 添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0011】 図1は、本考案に係る温度指示調節計(以下、調節計と略称する)の基本構成 とその制御系統を示す説明図である。すなわち、図1において、本考案の調節計 は、基本的に設定部10と、制御部20と、アナログ制御部30とから構成され る。設定部10は、n点の設定可能な表示器12と、各表示器12の表示数値を 選択するデータ選択キー14と、データを設定するデータ設定器16と、調節計 の機能を選択する機能選択キー18とから構成される。また、制御部20は、温 度制御機能部22と、データ処理制御機能部24と、表示処理制御機能部26と を有し、さらにカレントメモリ27とデータメモリ28(n点×m組のファイル を有する)とから構成される。そして、アナログ制御部30は、n点のアナログ 処理機能を有し制御部20への温度センサ40による外部入力および制御部20 から外部への温度制御出力42のアナログ変換処理を行う。
【0012】 図2は、本考案調節計の主として設定部10の具体的構成配置の一実施例を示 すものである。本実施例において、設定部10の表示パネルの上方には、1〜n 点のそれぞれ3桁(なお、桁数の設定は任意である)からなる発光ダイオード等 で構成したデータ表示器12が並設されている。この場合、データ表示器12の 各点の位置を制御部に認識させるため、各データ表示器12には1〜nの照光式 押しボタンスイッチからなる表示部13が付設される。また、表示パネルの右側 下方には、制御部へデータ設定を行ってそのデータ転送を行うためのデータ設定 器16としてのテンキー(0〜9)と消去キー(CLR)と入力キー(ENT) とが設けられる。この場合、テンキーによる置数を表示するため、データ表示器 12と同桁の置数用表示器17が設けられている。これにより、データ設定の誤 りを事前に確認することが容易化される。さらに、表示パネルの左側下方には、 調節計の機能を選択する機能選択キー18として、それぞれ表示ランプ15を備 えたローカル(LOCAL)、モニタ(MONITOR)、ストア(STORE )、リモート(REMOTE)、セット(SET)およびロード(LOAD)か らなる操作キーが設けられる。さらにまた、前記セットキー(SET)と関連し て温度制御に必要な定数を設定し得る、例えば比例項(P項)、積分項(I項) および微分項(D項)の定数を設定するデータ選択キー14が設けられる。
【0013】 次に、このように構成された設定部を備える本考案調節計の作用につき説明す る。
【0014】 まず、機能選択キー18のLOCALキーを操作すれば、この表示ランプが点 灯する。この時、調節計はホストコンピュータやプロセス制御装置との接続が遮 断され、独立して温度の設定および表示操作をデータ設定器16、データ選択キ ー14および機能選択キー18により可能となる。なお、この場合、機能選択キ ー18のLOCALキーは、REMOTEキーと交互に操作状態(表示ランプが 点灯する)となり、REMOTEキーを操作した場合にはホストコンピュータや プロセス制御装置と接続状態となって、データメモリ28のm組のファイルのう ちの1つまたは続けて幾つかのファイルとデータの転送が可能となる。また、こ の場合のデータ転送としては、温度設定値の転送のほか、モニタしている温度現 在値を定期的(例えば、内部タイマによるかまたは外部信号によって)にホスト コンピュータ側への転送が可能である。さらに、LOCALキーの操作状態にお いても、ホストコンピュータ側からの指令信号により調節計を強制的にREMO TEキー操作状態とすることができる。このようにして、調節計のモニタ温度を ホストコンピュータ側へ容易に取り出すことができる。
【0015】 しかるに、前記LOCALキーの操作状態においては、全てのキー14,16 ,18が有効となる。尚、REMOTEキーの操作状態においては、全てのキー 14,16,18は無効となり、制御部20のカレントメモリ27はホストコン ピュータ側より制御される。制御部20のカレントメモリ27は、調節計の現在 の設定条件を全て保持し、キー操作により設定値が変更されるとカレントメモリ 27のメモリ内容も変更される。LOCALキーの操作状態で、MONITOR キーを操作すれば、置数用表示器17には現在の温度が制御部20の表示処理制 御機能部26とデータ処理制御機能部24により定期的に切換えて表示される。
【0016】 次いで、機能選択キー18のSETキーを操作すれば、この表示ランプが点灯 し、前記LOCALおよびMONITORの表示ランプが消灯し、データ表示器 12には設定された温度値が表示される(図2において表示器1に235℃と表 示される)。すなわち、この場合、制御部20のカレントメモリ27に記憶され た温度設定値に関するデータが設定部10のデータ表示器12へ転送されるので ある。この場合、温度設定値を変更したり、新たな温度値を設定するには、この 状態において、各データ表示器12に付設した照光式押しボタンスイッチからな る表示部13の1つを操作し、データ設定器16のキー操作により所定の数値を 入力すれば、置数用表示器17に前記入力された数値が表示され、次いでENT キーを操作することにより、カレントメモリ27へ新たな設定値として記憶され ると共にデータ表示器12には新たな設定値が表示される。なお、CLRキーは 置数用表示器17に表示された入力数値を訂正する場合に使用する。すなわち、 例えば、1のデータ設定器12の設定値(235℃)を変更するものとすれば、 1のデータ表示器12の下部に付設した表示部13を押し、データ設定器16の テンキーを例えば2→4→0と押せば、置数用表示器17は「240」の表示を 行い、次いでENTキーを押すことにより、カレントメモリ27の対応する設定 値「235」が「240」と変更され、1のデータ表示器12に「240」と表 示される。同様にして、他の2〜nのデータ表示器12についても設定値の変更 および新たな設定を行うことができる。
【0017】 また、本実施例の調節計においては、SETキーの操作状態において、温度制 御に必要な定数を設定することができる。本実施例においては、比例項(P項) 、積分項(I項)および微分項(D項)のそれぞれデータ選択キー14の操作に より行うことができる。例えば、P項キーを操作すれば、現在設定されている比 例項の値が温度設定値として1〜nの各データ表示器12に表示される。この時 、比例項の値を変更するには、前記データ表示器12の設定値変更と全く同様に 行うことができる。同様にして、I項キー、D項キーを選択的に操作して、積分 項および微分項の値を変更または新たに設定することができる。
【0018】 機能選択キー18のSTOREキーを操作すると、この表示ランプが点灯し、 置数用表示器17に前回ストアしたメモリの番号が表示される。そこで、現在の 全設定値をデータメモリ28の1〜mファイル中の任意のファイルの番号にスト アする時は、この状態でデータ設定器16のテンキーにより番号を指定し、EN Tキーを操作することにより所定のファイルにストアできる。
【0019】 また、機能選択キー18のLOADキーを操作すると、この表示ランプが点灯 し、置数用表示器17に前回ロードしたファイル番号が表示され、1〜mのファ イル中から任意の番号をデータ設定器16のテンキーにより置数してENTキー を操作すれば、カレントメモリ27の内容が指定されたファイル番号の全設定値 に変更され、表示も変更される。
【0020】 図3は、本考案調節計の設定部10の具体的構成配置の別の実施例を示すもの である。すなわち、本実施例において、データ表示器12は、表示器の上下にデ ータすなわち数値の増加を行う機能を有するデータインクレメントスイッチ34 と、数値の減少を行う機能を有するデータデクレメントスイッチ32とを設けた 電子式ディジタルスイッチを使用したものであり、これによりデータ設定を直接 行うことができる。このため、データの設定が表示器12で直接できることとな り、置数用表示器17が不要となり、表示パネルの構成が簡略化できる。従って 、その他の機能選択キーとして、LOCAL,REMOTE,MONITOR, SET,STOREおよびLOADの各キー、データ選択キーとして、P項、I 項およびD項の各キー、並びにデータ設定器としてのENTキーをそれぞれ図示 のように配置することができる。この場合、ENTキーを除いて他のキーを全て 照光式押しボタンスイッチで構成することができる。このようにして、本実施例 においても、表示パネルの構成として、データ表示器とデータ設定器とを一体化 し、各表示器に対する機能選択を行う表示制御部を設けることにより、前記図2 に示す実施例と同様に、データの記憶および各データと温度センサからの入力に 応じた出力を演算して、データの保持機能を有する温度指示調節計を得ることが できる。
【0021】 また、データ処理制御機能部24と表示処理制御機能部26にデータ表示器1 2に表示されたデータを一定のタイミングで読み取ってカレントメモリ27に記 憶保持させる機能を持たせれば、ENTキーも不要となり更に簡素化できる。
【0022】 図4は、本考案調節計の設定部10の具体的構成配置の更に別の実施例を示す ものである。本実施例は、8ゾーンを1つのユニットとしてまとめたものであり 、表示器12と設定部の置数用表示器17を各ゾーン毎にそれぞれ設けており、 前記置数用表示器17の上下にデータすなわち数値を増加させるためのデータイ ンクレメントスイッチ34と数値を減少させるためのデータデクレメントスイッ チ32とを設けている。また、データ選択と機能選択の機能を有する選択制御部 19を設けて、この中にデータや機能をコード番号で指定するコード選択部43 と各コードに対応するデータや機能選択の値を設定するデータ部44を設けてい る。コード選択部43とデータ部44は、それぞれ各ゾーンにおけるデータ設定 器部と同様に置数用表示器17とデータインクレメントスイッチ34、データデ クレメントスイッチ32により構成されている。更に、選択制御部19には、デ ータ部44に設定した値をメモリに入力したり、全データをデータメモリ28に ストアするためのSETキー45や、コード選択部43で選択されたコードのエ リアにメモリされているデータを読み出したり、データメモリ28にストアされ ているデータをカレントメモリ27に読み出して再設定するために使用するRE ADキー46が設けられる。
【0023】 このように構成することにより、本実施例の調節計によれば、各ゾーンでそれ ぞれの表示器12に検出値をそのままもしくは設定値と検出値の偏差等コード選 択部43で選択されたモードにより常時表示させておくことができる。また、各 ゾーンのデータ設定器部でも、設定値、アラーム用許容値、温度制御のためのP 項、I項、D項の設定値等、コード選択部43で選択されたものを常時置数用表 示器17に表示できる。従って、検出データと設定データを常時並べて表示させ ることができるので、温度制御の状態が一目で把握できる特徴を有するものとな る。さらに、選択制御部19もコード選択部43とデータ部44により構成する ことにより、コンパクトに組立てることができ、コントローラの構成として実用 的なものとなる。
【0024】 図5は、本考案に係る調節計を複数(BLOCK−1〜n)設けて、これらを ホストコンピュータもしくはプロセス制御装置との間でデータ転送を行う場合の 実施例を示すものである。データ転送の系統は、(1) ブロック番号(BLOCK −1〜n)、(2) ファイル番号(1〜m組)、(3) データ(設定値、測定値等) 、(4) 転送命令(ファイルへのストア、パネルへのロード、吸上げ等)の4系統 を基本とする。そこで、データ転送の具体例を示せば次の通りである。
【0025】 (i) ホストコンピュータまたはプロセス制御装置より調節計のパネルへファイル データをロードする場合、「ブロック番号+ファイル番号+転送命令(パネルへ のロード)」の指令でパネルへデータをロードすることができる。
【0026】 (ii)ホストコンピュータまたはプロセス制御装置より調節計のファイルへデータ をストアする場合、「ブロック番号+ファイル番号+データ+転送命令(ファイ ルへのストア)」の指令でファイルに他のデータをストアすることができる。
【0027】 (iii) 調節計よりホストコンピュータまたはプロセス制御装置へデータを吸上げ る場合、「ブロック番号+ファイル番号+データ+転送命令(吸上げ)」の指令 でデータを吸上げることができる。
【0028】
【考案の効果】
前述した実施例から明らかなように、本考案によれば、設定データを集合式に 表示できる複数の表示器を設けると共にデータ設定器およびデータ選択並びに機 能選択キーによりデータの設定変更を直接かつ簡便に達成することができる。ま た、カレントメモリおよびデータメモリを設けて、全ての温度設定値をデータメ モリへファイル別に記憶保持させると共にカレントメモリおよびデータメモリの 内容について転送並びに表示を簡便に達成することができる。
【0029】 このようにして、本考案に係る温度指示調節計は、単体で使用してもデータの 瞬時設定が可能であるばかりでなく、ホストコンピュータまたはプロセス制御装 置との併用に際しても特に制御装置の容量の増設を必要とすることなく、データ 転送を簡便に実現することができる。
【0030】 以上、本考案の好適な実施例について説明したが、本考案の精神を逸脱しない 範囲内において種々の設計変更をなし得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るデータ保持機能を有する温度指示
調節計の基本構成とその制御系統を示す説明図である。
【図2】本考案に係る温度指示調節計の表示パネルの一
実施例を示す説明図である。
【図3】図2に示す表示パネルの別の実施例を示す説明
図である。
【図4】表示パネルのさらに別の実施例を示す説明図で
ある。
【図5】本考案に係る温度指示調節計とホストコンピュ
ータまたはプロセス制御装置とのデータ転送に関する一
実施例を示す制御系統説明図である。
【符号の説明】
10 設定部 12 データ表示器 13 表示部 14 データ選択キー 15 表示ランプ 16 データ設定器 17 置数用表示器 18 機能選択キー 19 選択制御部 20 制御部 22 温度制御機能部 24 データ処理制御機能部 26 表示処理制御機能部 27 カレントメモリ 28 データメモリ 30 アナログ制御部 32 データデクレメントスイッチ 34 データインクレメントスイッチ 40 温度センサ 42 温度制御出力 43 コード選択部 44 データ部 45 SETキー 46 READキー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 藤田 滋 静岡県沼津市大岡2068の3 東芝機械株式 会社沼津事業所内 (72)考案者 坂西 英男 静岡県沼津市大岡2068の3 東芝機械株式 会社沼津事業所内

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータ表示器と、データ設定器
    と、ホストコンピュータまたはプロセス制御装置との接
    続および遮断を選択してデータの設定および入力を行う
    データ選択キーおよび機能選択キーとからなる設定部
    と、 現在の設定条件の全てを保持し前記設定部のキー操作に
    より設定値が変更可能なカレントメモリと、複数組のメ
    モリファイルを備えたデータメモリと、温度制御機能部
    と、記憶保持された各データと温度センサからの入力に
    応じた出力を演算すると共にホストコンピュータまたは
    プロセス制御装置からの指令信号による強制的なデータ
    転送機能を備えてデータ転送に伴うデータ処理を行うデ
    ータ処理制御機能部と、前記各表示器に対しそれぞれ所
    定のデータを選択して表示する表示処理制御機能部とを
    有する制御部と、 該制御部への温度センサによる外部入力及び前記制御部
    から外部への温度制御出力のアナログ変換処理をそれぞ
    れ複数点処理する機能を有するアナログ制御部と、 から構成することを特徴とするデータ保持機能を有する
    温度指示調節計。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の温度指示調節計におい
    て、設定部は、 複数のそれぞれ所要桁数を構成すると共にデータ数値を
    表示する複数のデータ表示器と、 テンキーを備えたデータ設定器と、 ホストコンピュータまたはプロセス制御装置との接続お
    よび遮断を選択してデータの設定および入力を行うそれ
    ぞれ表示ランプを備えたデータ選択キーおよび機能選択
    キーとを備えると共に、 さらに前記データ設定器により入力された置数を表示す
    る置数用表示器と、 からなるデータ保持機能を有する温度指示調節計。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の温度指示調節計におい
    て、設定部は、 数値の増加を行うデータインクレメントスイッチと数値
    の減少を行うデータデクレメントスイッチからなるデー
    タ設定器をそれぞれ上下に備えた複数のそれぞれ所要桁
    数を構成するデータ表示器と、 ホストコンピュータまたはプロセス制御装置との接続お
    よび遮断を選択してデータの設定及び入力を行うそれぞ
    れ照光式押しボタンスイッチ構成のデータ選択キー及び
    機能選択キーと、 からなるデータ保持機能を有する温度指示調節計。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の温度指示調節計におい
    て、設定部は、 複数のそれぞれ所要桁数を構成すると共にデータ数値を
    表示する複数のデータ表示器と、 前記所要桁数を構成すると共に、数値の増加を行うデー
    タインクレメントスイッチと数値の減少を行うデータデ
    クレメントスイッチからなるデータ設定器をそれぞれ上
    下に備えてそれぞれ入力された置数を表示する複数の置
    数用表示器を備え、 さらにホストコンピュータまたはプロセス制御装置との
    接続および遮断を選択してデータの設定および入力を行
    うデータ選択キー及び機能選択キーを、コード番号で指
    定するコード選択部および各コード番号に対応するデー
    タおよび機能選択の値を設定するデータ部と、それぞれ
    のコード番号および機能選択の値を入力する前記データ
    インクレメントスイッチとデータデクレメントスイッチ
    をそれぞれ上下に備えた複数の表示器とで構成した選択
    制御部と、 からなるデータ保持機能を有する温度指示調節計。
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