JP3145447U - 計測情報表示装置および電気マイクロメータ - Google Patents

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Abstract

【課題】省スペース化が可能で、かつ、レンジの誤認を防止でき、電気的な制御によるレンジ切換に容易に適用できる計測情報表示装置を提供すること。
【解決手段】計測情報を指定されたレンジに従って表示するアナログ表示部と、予め設定された複数のレンジから1つのレンジを指定するレンジ切換手段と、指定されたレンジを表示するレンジ表示部40とを備える。レンジ表示部40は、レンジを示す数値における最上位の桁を含む連続する2桁の数字を表示する数字表示部41と、10(nは整数)で示され、かつ、数字表示部41で表示される数字に乗じるとレンジを示す数値に一致する倍率を表示する倍率表示部42と、を有する。数字表示部41で表示される数字、および、倍率表示部42で表示される倍率によって、指定されたレンジを示す。
【選択図】図3

Description

本考案は、入力された計測情報を指定されたレンジに従って表示する計測情報表示装置、および、この計測情報表示装置を備えた電気マイクロメータに関する。
従来、所定の測定値を表示する計測情報表示装置として、アナログマルチメータが知られている(例えば、特許文献1参照)。アナログマルチメータは、テストリードなどで計測された電圧などの計測情報をアナログ表示する指針と、指針が振れる範囲に目盛が印刷された目盛板と、予め設定された複数のレンジ(range)から計測対象に合った適切なレンジをユーザの操作により選択できるレンジ切換用ダイヤルとを有する。ユーザは、指針が振れた位置の目盛を読み取り、目盛が示す測定値を選択したレンジに応じて識別することにより、計測情報を認識することができる。
登録実用新案第3053604号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載のアナログマルチメータのように、レンジ切換用ダイヤルにてレンジを切り換える場合、ユーザの手動操作が必須であって、電気的な制御によるレンジの切り換えには適しておらず、例えば、外部機器からの外部信号によるレンジ切換や入力される計測情報に応じて適切なレンジに切り換える自動レンジ切換に適用できないという問題があった。
また、本体には、回転自在に設けられたダイヤルと、ダイヤルの指示マークが指す複数の位置に印刷等で表示されるレンジの数字表示部と、が設けられるので、レンジの数字表示部およびダイヤルの占めるスペースが比較的大きくなってしまう。従って、数字表示部を省スペース化しようとするには、表示する数値を小さくしなければならず、読み間違い等の原因となってしまう。
本考案の目的は、省スペース化が可能で、かつ、レンジの誤認を防止でき、電気的な制御によるレンジ切換に容易に適用できる計測情報表示装置および電気マイクロメータを提供することである。
本考案の計測情報表示装置は、計測情報を指定されたレンジに従って表示する計測情報表示部と、予め設定された複数のレンジから1つのレンジを指定するレンジ切換手段と、指定された前記レンジを表示するレンジ表示部とを備えた計測情報表示装置であって、前記レンジ表示部は、前記レンジを示す数値における最上位の桁の数字、または、前記最上位の桁を含む連続する2桁以上の数字、を表示する数字表示部と、10(nは整数)で示され、かつ、前記数字表示部で表示される数字に乗じると前記レンジを示す数値に一致する倍率を表示する倍率表示部と、を有し、前記数字表示部で表示される数字、および、前記倍率表示部で表示される倍率によって、指定された前記レンジを示すことを特徴とする。
ここで、レンジ切換手段がレンジを指定する際、例えば、ボタン等の切換スイッチがレンジ切換手段に設けられて、スイッチ操作でレンジが切り換わるようにしてもよく、または、レンジ切換手段が外部信号を取得可能に設けられ、外部機器からの外部信号によってレンジが切り換わるようにしてもよい。あるいは、自動レンジ切換手段によって入力される計測情報に応じて適切なレンジに自動的に切り換わるようにしてもよい。すなわち、本考案のレンジ切換手段は、従来のダイヤルのような機械的な可動部を操作することでレンジを切り換えるものではなく、切換スイッチや外部信号などの電気的な制御によりレンジを切り換えるものであればよい。
この構成によれば、レンジ切換手段によって指定された1つのレンジがレンジ表示部に表示されるので、従来のように複数のレンジを全て表示する必要がない。さらに、数字表示部は、最上位の桁の数字または、最上位の桁を含む連続する2桁以上の数字を表示するので、レンジを示す数値の全ての桁を表示する必要がない。すなわち、数字表示部で表示される数字に、倍率表示部で表示される倍率を乗じた数値は、指定されたレンジを示す数値と一致するので、ユーザは、数字表示部が表示する数字に、倍率表示部が表示する倍率を乗じることによって、指定されたレンジを認識することができ、レンジ表示部の省スペース化を図ることができる。具体的には、例えば、レンジの上限が2500μmの場合、レンジを示す数値は2500となるが、本考案の数字表示部により25の数字を表示して、倍率表示部により100倍を示すドット表示素子などを点灯すればよい。
なお、倍率表示部は、10(nは整数)で示される10倍、100倍などの倍率を表示するが、表示する各倍率に対応した複数のドット表示素子を設けて、倍率をドット表示してもよい。
また、特に、倍率表示部が10の累乗(10)で示される倍率を表示するので、2倍や3倍などの倍率が表示される場合に比べて、ユーザが、表示される数字に、10の累乗で示される倍率を乗じ易くなり、レンジを容易に認識できる。従って、レンジの誤認を防止することができる。
さらに、レンジ切換手段が従来のダイヤルのような機械的な可動部を備えていないので、切換スイッチや外部信号などの電気的な制御によるレンジ切換に容易に適用できる。
本考案の計測情報表示装置では、前記数字表示部は少なくとも2桁の数字を表示し、前記倍率表示部は、前記数字表示部で表示される数字の各桁の左側上方に配置されたドット表示素子を有し、前記ドット表示素子のうち、最小桁からm番目のドット表示素子を点灯することによって、10(mは正の整数)で示される倍率を表示することが好ましい。
この構成によれば、ドット表示素子が数字表示部の各桁の左側上方に配置されており、10(mは正の整数)で示される倍率を表示する際には、数字表示部の最小桁からm番目に配置されたドット表示素子が点灯するようになっている。例えば、倍率表示部が10倍を表示する場合には、mが1となるので、数字表示部の最小桁から1番目、つまり一の位の桁の左側上方のドット表示素子が点灯する。従って、ユーザは、一の位よりも上位に配置されたドット表示素子の点灯を視認することで、倍率が10倍であることを直感的に認識できる。同様に、100倍を表示する場合には、最小桁から2番目、つまり十の位の桁の左側上方のドット表示素子が点灯するので、ユーザは、十の位よりも上位に配置されたドット表示素子の点灯を視認することで、倍率が100倍であることを直感的に認識できる。よって、ユーザが表示されたレンジをスムーズに認識できる。
本考案の計測情報表示装置では、複数の前記ドット表示素子のうち、少なくとも2つの前記ドット表示素子を組み合わせて点灯することで、最大桁に配置された前記ドット表示素子で示される倍率よりも大きい倍率を表示することが好ましい。
この構成によれば、例えば、数字表示部の桁数が2桁の場合、前述の考案によって表示可能な倍率は、10倍および100倍となるが、本考案では、一の位の桁および十の位の桁の両方を同時に点灯させることで、1000倍の倍率を表示することができる。このように、倍率表示部が、最大桁のドット表示素子で示される倍率(例えば100倍)よりも大きい倍率(例えば1000倍)を表示できるので、倍率表示部が表示可能な倍率の範囲を、ドット表示素子を追加せずに容易に広げることができる。
本考案の計測情報表示装置では、前記レンジ表示部は、小数点表示用の1セグメント表示素子および数字表示用の7セグメント表示素子を有する8セグメントディスプレイであって、前記8セグメントディスプレイは、前記1セグメント表示素子が前記7セグメント表示素子の左側上方に配置される姿勢で設けられていることが好ましい。
この構成では、通常使用される8セグメントディスプレイの向きを上下逆さに配置するだけで、小数点表示用の1セグメント表示素子によりドット表示素子を容易に構成することができる。従って、市販の8セグメントディスプレイをそのままレンジ表示部として利用できて、低コスト化を図ることができる。
本考案の電気マイクロメータは、前記計測情報表示装置を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、前述と同様に、省スペース化が可能で、レンジの誤認を防止でき、電気的な制御によるレンジ切換に容易に適用させることができる。
以下、本考案の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態の電気マイクロメータ1を示す全体構成図である。
図1に示すように、電気マイクロメータ1はプローブ2と、プローブ2の測定子4の移動量(計測情報)を電位の変化で検出して表示する計測情報表示装置10と、電子計算機などの外部機器3とを備えている。なお、プローブ2は、測定子4が直線移動するものに限らず、測定子を有するレバーがスイングするレバーヘッド型のものでもよい。
計測情報表示装置10は、プローブ2および外部機器3が接続される本体部20と、この本体部20の表示面(正面)に設けられる計測情報表示部としてのアナログ表示部30と、このアナログ表示部30の測定範囲(レンジ)を表示するレンジ表示部40と、アナログ表示部30とは独立して計測情報を表示可能なディジタル表示部50と、本体部20に収納される制御部60(図2参照)と、この制御部60に接続されるスイッチ部70と、を備える。
ここで、スイッチ部70は、以下の各機能をもつスイッチ71〜73を有する。
オン・オフスイッチ71:電源のオン・オフ。
ゼロセットスイッチ72:アナログ表示部30およびディジタル表示部50の表示値が「ゼロ」にセットされる。
レンジ切換スイッチ73(UP/DNスイッチ):アナログ表示部30のレンジが切り換えられる。
図2は、制御部60の構成を示すブロック図である。
制御部60は、内部にプローブ2からの電位を取得してディジタル表示情報に変換する信号処理手段61と、ゼロセットスイッチ72に接続されたゼロセット手段62と、予め設定された複数のレンジから1つのレンジを指定するレンジ切換手段63と、自動レンジ切換手段64とを備える。
ゼロセット手段62は、絶対値表示および相対値表示の切り換えのために設けられ、ゼロセットスイッチ72からの実行信号を受けると、アナログ表示部30およびディジタル表示部50の表示値を「ゼロ」にセットする。具体的には、信号処理手段61からのディジタル表示情報を「ゼロ」にして、レンジ切換手段63およびディジタル表示部50に出力する。これによって、プローブ2の測定子4が任意の位置の状態で、表示値を0(ゼロ)とすることができる。実行信号を受けない状態では、信号処理手段61からのディジタル表示情報をそのままレンジ切換手段63およびディジタル表示部50に出力する。
レンジ切換手段63は、レンジ切換スイッチ73、外部機器3、アナログ表示部30およびレンジ表示部40と接続されており、制御部60内にて自動レンジ切換手段64とも接続されている。レンジ切換手段63によってレンジが指定されると、指定されたレンジに応じて計測情報がアナログ表示部30に表示される。
レンジ切換手段63にてレンジを切り換える方法として、以下の方法が選択できる。
第1の方法として、ユーザがレンジ切換スイッチ73を手動操作してレンジを切り換える方法がある。レンジ切換スイッチ73からレンジ切換手段63にUP信号が入力されると、レンジ切換手段63は、現状のレンジ(例えば図4に示す250μm)を1ランク上位のレンジ(2500μm)に切り換えて、アナログ表示部30に表示させる。同様にレンジ切換手段63にレンジ切換スイッチ73からDN信号が入力されると、レンジ切換手段63は1ランク下位のレンジにレンジを切り換える。
第2の方法として、外部機器3の遠隔操作によりレンジを切り換える方法がある。レンジ切換手段63は外部信号を取得可能に設けられ、外部機器3から外部信号(UP/DN信号)がレンジ切換手段63に入力されると、レンジ切換手段63はレンジを1ランク上位または下位のレンジに切り換えて、アナログ表示部30に表示させる。
第3の方法として、自動レンジ切換手段64によってレンジを自動的に切り換える方法がある。
自動レンジ切換手段64は、図2に示すように、オーバー判定手段641およびアンダー判定手段642を備える。オーバー判定手段641は、レンジ切換手段からのディジタル表示情報の値が予め設定した値より大きいかどうかを判定し、大きければ表示するレンジを一つ下のランクに下げるDN信号をレンジ切換手段63に出力する。また、アンダー判定手段642は、ディジタル表示情報の値が予め設定した値より小さいかどうかを判定し、小さければ表示するレンジを一つ上のランクに上げるUP信号をレンジ切換手段63に出力する。このように自動レンジ切換手段64によって、レンジ切換手段63は、計測情報に応じて適切なレンジにレンジを自動的に切り換えることができる。
次に、レンジ表示部40について図3に基づいて詳しく説明する。
図3は、レンジ表示部40を示す平面図である。
レンジ表示部40は、2桁表示の数字表示部41と、倍率を表示する倍率表示部42とを有し、数字表示部41で表示される数字および倍率表示部42で表示される倍率によって、レンジ切換手段63(図2参照)にて指定された1つのレンジを示すものである。
具体的には、レンジ表示部40は、数字表示用の7セグメント表示素子41A,41Bと、小数点表示用の1セグメント表示素子42A,42Bと、を有する8セグメントディスプレイによって構成される。
8セグメントディスプレイは、1セグメント表示素子42A,42Bが7セグメント表示素子41A,41Bの左側上方に配置された姿勢で設けられている。すなわち、通常の8セグメントディスプレイを上下逆さにした姿勢となっており、1セグメント表示素子42A,42Bは、数字表示部41で表示される数字の各桁の左側上方に配置されてドット(点)表示するドット表示素子である。
このような8セグメントディスプレイによって、数字表示部41は、レンジの上限を示す数値における最上位の桁を含む連続する2桁の数字を表示するとともに、倍率表示部42は、10(nは整数)で示される倍率を表示する。倍率表示部42で表示される倍率は、数字表示部41で表示される数字に乗じるとレンジを示す数値に一致するようになっている。
具体的には、1セグメント表示素子42A,42Bのうち、最小桁からm番目のドット表示素子(1セグメント表示素子)を点灯することによって、10(mは正の整数)で示される倍率を表示する。例えば、倍率表示部42が10倍を表示する場合には、mが1となるので、数字表示部41の最小桁から1番目、つまり一の位の桁の左側上方のドット表示素子(1セグメント表示素子42A)が点灯する。従って、ユーザは、一の位よりも上位に配置されたドット表示素子の点灯を視認することで、倍率が10倍であることを直感的に認識できる。同様に、100倍を表示する場合には、最小桁から2番目、つまり十の位の桁の左側上方のドット表示素子(1セグメント表示素子42B)が点灯するので、ユーザは、十の位よりも上位に配置されたドット表示素子の点灯を視認することで、倍率が100倍であることを直感的に認識できる。
また、本実施形態のように数字表示部41の桁数が2桁の場合、レンジ表示部40にて表示可能な倍率は、前述の10倍および100倍だけではなく、一の位の桁および十の位の桁の両方を同時に点灯させることで、1000倍の倍率を表示できる。このように、2つのドット表示素子(1セグメント表示素子42A,42B)を組み合わせて点灯することで、最大桁に配置されたドット表示素子(1セグメント表示素子42B)で示される倍率よりも大きい倍率を表示できる。
次に、レンジ表示部40にて表示可能なレンジの種類について図4に基づいて説明する。図4に示すレンジの表示例のように、レンジ表示部40は、5μm、50μm、250μm、2,500μm、5,000μm、50,000μmの6種類のレンジの中から指定された1つのレンジを表示できる。
例えば、レンジの上限が2500μmの場合、レンジを示す数値は2500となるが、数字表示部41により25の数字を表示して、倍率表示部42により100倍を示すドット表示素子(1セグメント表示素子42B)を点灯すればよい。
以上のような本実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。
(1)レンジ切換手段63によって指定された1つのレンジがレンジ表示部40に表示されるので、従来のように複数のレンジを全て表示する必要がない。さらに、数字表示部41で表示される数値に、倍率表示部42で表示される倍率を乗じた値が、指定されたレンジを示す数値と一致するので、レンジ表示部40がレンジを示す数値の全ての桁を表示する必要がなくなる。従って、レンジ表示部40の省スペース化を図ることができる。
(2)ユーザは、数字表示部41が表示する数字に、倍率表示部42が表示する倍率を乗じることによって、指定されたレンジを容易に認識することができる。特に、倍率表示部42が10の累乗(10)で示される倍率を表示するので、2倍や3倍などの倍率が表示される場合よりもユーザがレンジを認識しやすく、レンジの誤認を防止できる。
(3)レンジ切換手段63が従来のダイヤルのような機械的な可動部を備えていないので、レンジ切換スイッチ73や外部機器3からのUP/DN信号による電気的な制御でのレンジ切換に容易に適用できる。
(4)ドット表示素子(1セグメント表示素子42A,42B)が数字表示部41の各桁の左側上方に配置されており、10(mは正の整数)で示される倍率を表示する際には、数字表示部41の最小桁からm番目に配置されたドット表示素子(1セグメント表示素子)が点灯するようになっているので、ユーザは、各桁よりも上位に配置されたドット表示素子(1セグメント表示素子42A,42B)の点灯を視認することで、表示される倍率を直感的に認識できる。従って、ユーザが表示されたレンジをスムーズに認識できる。
(5)倍率表示部42が、1セグメント表示素子42A,42Bの組み合わせ表示によって、最大桁のドット表示素子(1セグメント表示素子42B)で示される倍率(100倍)よりも大きい倍率(1000倍)を表示できるので、倍率表示部42が表示可能な倍率の範囲を、ドット表示素子(1セグメント表示素子42A,42B)を追加せずに容易に広げることができる。
(6)通常使用される8セグメントディスプレイの向きを上下逆さに配置するだけで、小数点表示用の1セグメント表示素子42A,42Bを用いて、倍率表示のドット表示素子を容易に構成できる。従って、市販の8セグメントディスプレイをそのままレンジ表示部40として利用できるので、低コスト化を図れる。
(7)アナログ表示部30とディジタル表示部50とを備えているので、入力された計測情報をアナログ表示およびディジタル表示の両方で表示できる。特に、アナログ表示部30では、小さいレンジにて計測情報を拡大して表示し、ディジタル表示部50では、計測情報を全体表示することによって、計測情報表示装置10としての利便性が向上される。
[本考案の変形例]
なお、本考案は前記実施形態に限定されるものではなく、本考案の目的を達成することができるものであれば、次のような変形形態でもよいものである。
図5は、本考案の変形例としてのレンジ表示部40Aを示す図である。
例えば、前記実施形態では、数字表示部41が2桁表示の場合を説明したが、これに限られず、図5に示すように3桁表示(7セグメント表示素子41A,41B,41C)であってもよいし、3桁以上の表示であってもよい。あるいは数字表示部は、レンジが示す数値の最上位の1桁の数字を表示するものでもよい。
倍率表示部42は、数字表示部41の側方に配置された3つのドット表示素子(例えば図5の1セグメント表示素子42C,42D,42E)で構成してもよい。少なくとも2つのドット表示素子を組み合わせて点灯することで、表示できる倍率の種類を増加させることができる。
レンジ表示部として8セグメントディスプレイを用いる場合を説明したが、例えば、LED、LCDを採用できる。なお、レンジ表示部としては8セグメントディスプレイに限らずドットマトリックス方式のディスプレイを採用してもよい。
本考案は、計測情報を指定されたレンジに従って表示する計測情報表示部と、予め設定された複数のレンジから1つのレンジを指定するレンジ切換手段と、指定されたレンジを表示するレンジ表示部とを備える計測情報表示装置に利用することができ、例えば、電気マイクロメータなどの各種計測機器や加工機の表示部に適用できる。
本考案の一実施形態に係る電気マイクロメータを示す全体構成図。 前記電気マイクロメータの構成を示すブロック図。 前記電気マイクロメータのレンジ表示部を示す平面図。 前記レンジ表示部の表示例を示す表。 本考案のレンジ表示部の変形例を示す平面図。
符号の説明
1…電気マイクロメータ
10…計測情報表示装置
30…アナログ表示部(計測情報表示部)
40…レンジ表示部
41…数字表示部
41A,41B…7セグメント表示素子
42…倍率表示部
42A,42B…1セグメント表示素子(ドット表示素子)
63…レンジ切換手段。

Claims (5)

  1. 計測情報を指定されたレンジに従って表示する計測情報表示部と、
    予め設定された複数のレンジから1つのレンジを指定するレンジ切換手段と、
    指定された前記レンジを表示するレンジ表示部とを備えた計測情報表示装置であって、
    前記レンジ表示部は、
    前記レンジを示す数値における最上位の桁の数字、または、前記最上位の桁を含む連続する2桁以上の数字、を表示する数字表示部と、
    10(nは整数)で示され、かつ、前記数字表示部で表示される数字に乗じると前記レンジを示す数値に一致する倍率を表示する倍率表示部と、を有し、
    前記数字表示部で表示される数字、および、前記倍率表示部で表示される倍率によって、指定された前記レンジを示すことを特徴とする計測情報表示装置。
  2. 請求項1に記載の計測情報表示装置において、
    前記数字表示部は少なくとも2桁の数字を表示し、
    前記倍率表示部は、前記数字表示部で表示される数字の各桁の左側上方に配置されたドット表示素子を有し、
    前記ドット表示素子のうち、最小桁からm番目のドット表示素子を点灯することによって、10(mは正の整数)で示される倍率を表示する
    ことを特徴とする計測情報表示装置。
  3. 請求項2に記載の計測情報表示装置において、
    複数の前記ドット表示素子のうち、少なくとも2つの前記ドット表示素子を組み合わせて点灯することで、最大桁に配置された前記ドット表示素子で示される倍率よりも大きい倍率を表示することを特徴とする計測情報表示装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の計測情報表示装置において、
    前記レンジ表示部は、小数点表示用の1セグメント表示素子および数字表示用の7セグメント表示素子を有する8セグメントディスプレイであって、
    前記8セグメントディスプレイは、前記1セグメント表示素子が前記7セグメント表示素子の左側上方に配置される姿勢で設けられていることを特徴とする計測情報表示装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の計測情報表示装置を備えた電気マイクロメータ。
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