JPH05717A - ベルトコンベアローラおよびその摩耗検査方法 - Google Patents

ベルトコンベアローラおよびその摩耗検査方法

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Publication number
JPH05717A
JPH05717A JP17586791A JP17586791A JPH05717A JP H05717 A JPH05717 A JP H05717A JP 17586791 A JP17586791 A JP 17586791A JP 17586791 A JP17586791 A JP 17586791A JP H05717 A JPH05717 A JP H05717A
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JP
Japan
Prior art keywords
belt conveyor
conveyor roller
roller
wear
groove
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP17586791A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Umeda
孝志 梅田
Naoya Yanagida
直哉 柳田
Shizuo Nakahara
静生 中原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUGAGUMI KOJI KK
SUGATETSUKU KK
Nippon Steel Corp
Original Assignee
SUGAGUMI KOJI KK
SUGATETSUKU KK
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by SUGAGUMI KOJI KK, SUGATETSUKU KK, Nippon Steel Corp filed Critical SUGAGUMI KOJI KK
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Publication of JPH05717A publication Critical patent/JPH05717A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベルトコンベアローラの管体の摩耗状況の検
査を能率的に行なう。 【構成】 ベルトコンベアローラの管体表面のところど
ころに摩耗許容限度に達する深さの溝を形成する。また
繰り返し閃光するストロボランプで照明することによ
り、運転中でもローラの部分的な摩耗状況を調べること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は摩耗状態を使用中に容易
に点検することを可能にしたベルトコンベアローラに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ベルトコンベアローラは使用中に摩耗
し、放置すれば折損に至るので常時点検する必要があ
る。しかしながら、部分摩耗でなく一様な摩耗な場合特
にそうであるが、摩耗状況は外観からはわかりにくい。
このため寸法測定を行なったり、熟練した作業者がハン
マーで打診することが行なわれている。
【0003】しかしながら、たとえば一つの製鉄所の高
炉附帯設備に使用されているコンベアローラの本数は一
万本にもおよぶ例もあり、点検は容易ではない。しかも
ハンマーによる打診はコンベアを止めて行なわないと作
業者が災害に会う恐れがあり、作業時間の制約を受け
る。一方ローラの破損はベルト本体の切り裂きを招き大
きな損害を生ずる恐れがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のハンマーによる
打診よりもっと能率的に、しかもできるだけコンベアを
停止することなしにコンベアローラの摩耗状況を検査す
る手段を開発する必要がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するものであって、管体表面のところどころに摩耗許容
限度に達する深さの溝を形成したことを特徴とするベル
トコンベアローラである。この場合溝の形状はV型であ
るのが特に好ましい。、また、使用中のベルトコンベア
ローラの回転と同期して繰り返し閃光するストロボラン
プで上記ベルトコンベアローラを照明することを特徴と
するベルトコンベアローラの摩耗検査方法である
【0006】
【作用】ベルトコンベアローラの管体表面に摩耗許容限
度の深さの溝が形成されているので、摩耗が許容限度に
達すれば溝が消失し、目視により容易に判断できる。溝
はロールの使用個所に応じて部分摩耗しやすいか、全面
摩耗しやすいかなどを勘案して円周方向に所々つけた
り、軸方向に所々つけたりすればよい。
【0007】また溝の形状は特に限定するものではない
が、V型にすれば摩耗の進行に従って溝幅が小さくなっ
ていくので、摩耗の程度の判断が容易になり好ましい。
すなわちデプスゲージを当てたりしなくても摩耗状況が
わかるので、ベルトコンベアを止めないで摩耗状況を検
査する場合に特に好都合である。
【0008】溝を軸方向につけた場合、ベルトコンベア
の運転中に摩耗状況を目視することは通常はできない
が、本発明の方法により可能になる。すなわちローラの
回転と同期して1回転に1回閃光するストロボランプで
照明すれば、目の残像により溝が静止している如く観察
できる。なお、円周方向に溝をつけた場合においても、
この方法によれば円周方向の偏摩耗を運転中に検出でき
有用である。
【0009】
【実施例】図1は円周方向にV型の溝をつけた場合の実
施例である。コンベアローラの管体表面1に溝2が3本
設けられている。図2は溝の部分の拡大図であるが、摩
耗の許容限度厚lに達する深さの溝をつける。溝は切削
加工によってつけても良いが、プレス加工によりつけれ
ば、図2のごとくローラのもとの厚さmに対して溝部の
厚さnがあまり変わらず強度上好ましい。ベルトコンベ
アローラの管体は通常、一般品の鋼管を素材として作ら
れており、塑性加工は容易にできる。
【0010】図3は軸方向にV型の溝を設けた例であ
り、長いローラの場合円周方向の溝より少ない本数で全
体の摩耗状況を把握できる。図4に図3のコンベアロー
ラの断面図を示したように1本の溝を軸方向長さ全体に
せず途中までにして交互にずらせてもよい。この場合応
力が集中せず強度上好ましい。同様の考え方は図1のよ
うな円周方向に溝をつける場合においても、1本の溝を
全円周にせず半円周にして、隣り合わせの溝と交互に円
周位置をずらせることで達成できる。
【0011】本発明のベルトコンベアローラを適用すれ
ば、ベルトコンベアの運転中においても摩耗状況の把握
が可能になるが、このための照明装置として一定時間間
隔で繰り返し閃光するストロボランプが必要である。製
鉄所の高炉附帯設備のベルトコンベアの場合ローラの回
転数はたとえば毎分480回転といった程度であり、こ
の場合毎秒8回閃光を繰り返せばロールは停止して見え
る。なおストロボランプの1回の閃光時間はたとえば1
/1000秒程度であり、閃光時間中の動きは全く無視
できる。閃光時間間隔の調整はロールの回転を検出し
て、自動的に同期させることもできるが、目視しながら
像が所望の位置で静止するまで手動で調節しても容易に
行なえる。
【0012】
【発明の効果】本発明によればベルトコンベアローラの
摩耗による使用限度が目視により容易に把握できる。こ
れにより従来寸法測定したり、ハンマで叩いて判断して
いたのに対し作業能率の向上ができる。
【0013】溝の形状をV型にすれば、ローラの摩耗状
況が容易に定量的に把握でき、またベルトコンベア運転
中に摩耗程度を知ることができる。またストロボランプ
を使用することによりベルトコンベア運転中でも目視に
よる摩耗状況の検査が可能になり、ベルトコンベアの裂
傷事故を未然に防止でき、設備保全対策上極めて有益で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のベルトコンベアローラの実施例を示す
【図2】図1のベルトコンベアローラの一部分の拡大断
面図
【図3】本発明のベルトコンベアローラの他の実施例を
示す図
【図4】図3のベルトコンベアローラの(a)A−A’
(b)B−B’における端面図
【符号の説明】
1 管体表面 2 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中原 静生 愛知県東海市東海町5−3 新日本製鐵株 式会社名古屋製鐵所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管体表面のところどころに摩耗許容限度
    に達する深さの溝を形成したことを特徴とするベルトコ
    ンベアローラ。
  2. 【請求項2】 溝がV型であることを特徴とする請求項
    1記載のベルトコンベアローラ。
  3. 【請求項3】 使用中のベルトコンベアローラの回転と
    同期して繰り返し閃光するストロボランプで照明するこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載のベルトコン
    ベアローラの摩耗検査方法。
JP17586791A 1991-06-21 1991-06-21 ベルトコンベアローラおよびその摩耗検査方法 Withdrawn JPH05717A (ja)

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JPH05717A true JPH05717A (ja) 1993-01-08

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ID=16003593

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007308281A (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Tsubakimoto Chain Co 摩耗検知型コンベヤチェーンとその摩耗度合い判別方法
JP2010023122A (ja) * 2008-07-15 2010-02-04 Nikon Corp 保持装置および研磨装置
US7988990B2 (en) 2003-01-28 2011-08-02 Teikoku Seiyaku Co., Ltd. Thin aqueous cataplasm
JP2011213490A (ja) * 2010-04-01 2011-10-27 Won-Jin Kim ベルトコンベヤー用ローラー

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010023122A (ja) * 2008-07-15 2010-02-04 Nikon Corp 保持装置および研磨装置
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980903