JPH0571343A - 筒内噴射式内燃機関 - Google Patents

筒内噴射式内燃機関

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Publication number
JPH0571343A
JPH0571343A JP3234940A JP23494091A JPH0571343A JP H0571343 A JPH0571343 A JP H0571343A JP 3234940 A JP3234940 A JP 3234940A JP 23494091 A JP23494091 A JP 23494091A JP H0571343 A JPH0571343 A JP H0571343A
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JP
Japan
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fuel
injection
engine
injected
intake
Prior art date
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Pending
Application number
JP3234940A
Other languages
English (en)
Inventor
Zenichirou Masushiro
善一郎 益城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPH0571343A publication Critical patent/JPH0571343A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/62Hybrid vehicles

Abstract

(57)【要約】 【目的】 機関温度が低いときに混合気を容易に着火燃
焼せしめる。 【構成】 燃料噴射弁11を燃焼室5内に配置すると共
にピストン頂面上に深皿部13を形成する。暖機完了後
の機関低負荷運転時には圧縮行程末期に深皿部13内に
燃料を噴射して深皿部13内に形成された混合気を点火
栓10により着火する。暖機完了前の機関低負荷運転時
には吸気行程初期に深皿部13内に燃料を噴射する。機
関高負荷運転時には常に吸気行程中に燃料を噴射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は筒内噴射式内燃機関に関
する。
【0002】
【従来の技術】燃料噴射弁を燃焼室内に配置すると共に
ピストン頂面上に凹溝を形成し、機関低負荷運転時には
圧縮行程末期に凹溝内に燃料を噴射して凹溝内に形成さ
れた混合気を点火栓により着火し、機関中高負荷運転時
には吸気行程中に燃料を噴射して燃焼室内全体を満たす
均一混合気を形成するようにした筒内噴射式内燃機関が
公知である(特開平2−169834号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら機関温度
が低いときに圧縮行程末期に燃料を凹溝内に噴射すると
点火が行われるまでに噴射燃料が十分に気化せず、斯く
して混合気を点火栓によって良好に着火できないばかり
でなく、たとえ着火しても良好な燃焼が得られないとい
う問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明によれば燃料噴射弁を燃焼室内に配置すると
共にピストン頂面上に凹溝を形成し、機関低負荷運転時
に燃料噴射弁から凹溝内に噴射した燃料を点火栓により
着火せしめるようにした筒内噴射式内燃機関において、
機関温度が予め定められた設定温度よりも高いときには
圧縮行程末期に凹溝内に燃料を噴射し、機関温度が設定
温度よりも低いときには吸気行程初期に凹溝内に燃料を
噴射するようにしている。
【0005】
【作用】機関温度が設定温度よりも低いときには吸気行
程初期に凹溝内に燃料が噴射される。この噴射燃料はピ
ストンが下降し、次いで上昇する間に凹溝内において気
化せしめられ、十分に気化した凹溝内の燃料が点火栓に
よって着火される。
【0006】
【実施例】図1を参照すると機関本体1は4つの気筒1
aを具備し、これら各気筒1aの燃焼室構造が図2から
図5に示されている。図2から図5を参照すると、2は
シリンダブロック、3はシリンダブロック2内で往復動
するピストン、4はシリンダブロック2上に固締された
シリンダヘッド、5はピストン3とシリンダヘッド4間
に形成された燃焼室、6aは第1吸気弁、6bは第2吸
気弁、7aは第1吸気ポート、7bは第2吸気ポート、
8は一対の排気弁、9は一対の排気ポートを夫々示す。
図2に示されるように第1吸気ポート7aはヘリカル型
吸気ポートからなり、第2吸気ポート7bはほぼまっす
ぐに延びるストレートポートからなる。更に図2に示さ
れるようにシリンダヘッド4の内壁面の中央部には点火
栓10が配置され、第1吸気弁6aおよび第2吸気弁6
b近傍のシリンダヘッド4内壁面周辺部には燃料噴射弁
11が配置される。図3および図4に示されるようにピ
ストン3の頂面上には燃料噴射弁11の下方から点火栓
10の下方まで延びるほぼ円形の輪郭形状を有する浅皿
部12が形成され、浅皿部12の中央部にはほぼ半球形
状をなす深皿部13が形成される。また、点火栓10下
方の浅皿部12と深皿部13との接続部にはほぼ球形状
をなす凹部14が形成される。
【0007】図1に示されるように各気筒1aの第1吸
気ポート7aおよび第2吸気ポート7bは夫々各吸気枝
管15内に形成された第1吸気通路15aおよび第2吸
気通路15bを介してサージタンク16内に連結され、
各第2吸気通路15b内には夫々吸気制御弁17が配置
される。これらの吸気制御弁17は共通のシャフト18
を介して例えばステップモータからなるアクチュエータ
19に連結される。このステップモータ19は電子制御
ユニット30の出力信号に基いて制御される。サージタ
ンク16は吸気ダクト20を介してエアクリーナ21に
連結され、吸気ダクト20内にはステップモータ22に
よって駆動されるスロットル弁23が配置される。この
スロットル弁23は機関負荷が極く低いときのみ或る程
度閉弁しており、機関負荷が少し高くなると全開状態に
保持される。一方、各気筒1aの排気ポート9は排気マ
ニホルド24に連結される。
【0008】電子制御ユニット30はディジタルコンピ
ュータからなり、双方向性バス31を介して相互に接続
されたRAM(ランダムアクセスメモリ)32、ROM
(リードオンリメモリ)33、CPU(マイクロプロセ
ッサ)34、入力ポート35および出力ポート36を具
備する。アクセルペダル25にはアクセルペダル25の
踏込み量に比例した出力電圧を発生する負荷センサ26
が接続され、負荷センサ26の出力電圧はAD変換器3
7を介して入力ポート35に入力される。上死点センサ
27は例えば1番気筒1aが吸気上死点に達したときに
出力パルスを発生し、この出力パルスが入力ポート35
に入力される。クランク角センサ28は例えばクランク
シャフトが30度回転する毎に出力パルスを発生し、こ
の出力パルスが入力ポート35に入力される。CPU3
4では上死点センサ27の出力パルスとクランク角セン
サ28の出力パルスから現在のクランク角が計算され、
クランク角センサ28の出力パルスから機関回転数が計
算される。また、機関本体1には機関冷却水温に比例し
た出力電圧を発生する温度センサ29が取付けられ、こ
の温度センサ29の出力電圧がAD変換器38を介して
入力ポート35に入力される。一方、出力ポート36は
対応する駆動回路39を介して各燃料噴射弁11および
各ステップモータ19,22に接続される。
【0009】本発明による実施例では図2および図3に
おいてF1 ,F2 およびF3 で示されるように燃料噴射
弁11から三つの方向に向けて燃料が噴射される。図6
は暖機完了後における燃料噴射弁11からの燃料噴射量
と燃料噴射時期とを示している。なお、図6においてL
はアクセルペダル25の踏込み量を示している。図6か
らわかるように機関の暖機が完了した後においてはアク
セルペダル25の踏込み量LがL1 よりも小さい機関低
負荷運転時には圧縮行程末期に噴射量Q2 だけ燃料噴射
が行われる。一方、アクセルペダル25の踏込み量Lが
1 とL2 の間の機関中負荷運転時には吸気行程中に噴
射量Q1 だけ燃料噴射が行われ、圧縮行程末期に噴射量
2 だけ燃料が噴射される。即ち、機関中負荷運転時に
は吸気行程と圧縮行程末期の2回に分けて燃料噴射が行
われる。また、アクセルペダル25の踏込み量LがL2
よりも大きい機関高負荷運転時には吸気行程中に噴射量
1 だけ燃料が噴射される。なお、図6においてθS1
およびθE1は暖機完了後において吸気行程中に行われ
る燃料噴射Q1 の噴射開始時期と噴射完了時期を夫々示
しており、θS2とθE2は暖機完了後において圧縮行
程末期に行われる燃料噴射Q2 の噴射開始時期と噴射完
了時期を夫々示している。
【0010】ところで本発明による実施例では図2に示
されるように燃料噴射弁11からは噴射燃料F1 ,F2
が第1吸気弁6aの下方を飛行し、噴射燃料F3 が第2
吸気弁6bの下方を飛行するように燃料が噴射され、暖
機完了後の機関中負荷運転時における第1回目の噴射
時、即ち吸気行程噴射時に、および暖機完了後の機関高
負荷運転時における吸気行程噴射時に噴射燃料F1 ,F
2 が第1吸気弁6aのかさ部背面に衝突し、噴射燃料F
3 が第2吸気弁6bのかさ部背面に衝突せしめられる。
次にこのことについて図7および図8を参照して説明す
る。
【0011】図7は第1吸気弁6aと第2吸気弁6bの
弁リフトXと、排気弁8の弁リフトYを示している。図
7からわかるように第1吸気弁6aおよび第2吸気弁6
bの弁リフトXは吸気行程の中央部において最も大きく
なる。図8は第1吸気弁6aと噴射燃料F1 との関係を
示している。図8に示されるように噴射燃料F1 は水平
面よりもわずか下向きに噴射される。図8には示してい
ないが噴射燃料F2 ,F3 も噴射燃料F1と同様に水平
面よりもわずか下向きに噴射される。図8からわかるよ
うに図8(A)に示す如く第1吸気弁6aのリフト量が
小さいときには噴射燃料F1 が第1吸気弁6aに衝突せ
ず、図8(B)に示すように第1吸気弁6aのリフト量
が大きくなると噴射燃料F1 が第1吸気弁6aのかさ部
背面に衝突するように第1吸気弁6aと燃料噴射弁11
との相対位置および燃料噴射弁11からの燃料噴射方向
が定められている。図7のZは噴射燃料F1 が第1吸気
弁6aのかさ部背面に衝突するクランク角領域を示して
いる。なお、図8には示していないが噴射燃料F2 もこ
のクランク角領域Zで第1吸気弁6aのかさ部背面に衝
突し、噴射燃料F3 もこのクランク角領域Zで第2吸気
弁6bのかさ部背面に衝突する。
【0012】上述したように燃料噴射弁11から図7に
示すクランク角領域Zにおいて燃料を噴射すれば図8
(B)に示すように噴射燃料F1 は第1吸気弁6aのか
さ部背面に衝突する。このとき噴射燃料F1 の流速が遅
いと噴射燃料F1 は第1吸気弁6aのかさ部背面に衝突
した後第1吸気弁6aのかさ部背面に沿って燃料噴射弁
11と反対側の燃焼室5の周辺部に向かうが噴射燃料F
1 の流速が速いと図8(B)に示されるように噴射燃料
1 は吸気弁6aのかさ部背面に衝突した後反射して第
1吸気ポート7a内に向かう。同様に噴射燃料F2 の流
速が速ければ噴射燃料F2 は第1吸気弁6aのかさ部背
面に衝突した後反射して第1吸気ポート7a内に向か
い、噴射燃料F3 の流速が速ければ噴射燃料F3 は第2
吸気弁6bのかさ部背面に衝突した後反射して第2吸気
ポート7b内に向かう。本発明による実施例では各噴射
燃料F1 ,F2,F3 が対応する吸気弁6a,6bのか
さ部背面で反射した後、夫々対応する吸気ポート7a,
7b内に向かうように各噴射燃料F1 ,F2 ,F3 の流
速が定められている。なお、この流速は主に燃料噴射圧
によって定まり、本発明による実施例では燃料噴射圧は
70kg/cm2 以上に設定されている。
【0013】図9は吸気制御弁17の開度とアクセルペ
ダル25の踏込み量Lとの関係を示している。図9に示
されるようにアクセルペダル25の踏込み量LがL1
りも小さい機関低負荷運転時には吸気制御弁17は全閉
状態に保持されており、アクセルペダル25の踏込み量
LがL1 よりも大きくなると吸気制御弁17はアクセル
ペダル25の踏込み量Lが大きくなるにつれて開弁せし
められる。吸気制御弁17が全閉せしめられると吸入空
気はヘリカル状をなす第1吸気ポート7aを介して旋回
しつつ燃焼室5内に流入し、斯くして燃焼室5内には図
2において矢印Sで示すような強力な旋回流が発生せし
められる。一方、吸気制御弁17が開弁すると第2吸気
ポート7bからも吸入空気が燃焼室5内に流入する。
【0014】再び図6に戻ると図6には図7に示すクラ
ンク角領域Zが示されている。図6に示されるように本
発明による実施例では暖機完了後の機関中負荷運転時に
おける第1回目の燃料噴射Q1 および暖機完了後の機関
高負荷運転時における燃料噴射Q1 は共にクランク角領
域Z内で行われることがわかる。従って本発明による実
施例では暖機完了後に吸気行程中に燃料噴射弁11から
噴射された全ての燃料は対応する吸気弁6a,6bのか
さ部背面に衝突した後対応する吸気ポート7a,7b内
に流入することになる。
【0015】次に図6を参照しつつ図10から図12を
参照して燃焼方法について説明する。なお、図10は暖
機完了後の機関低負荷運転時における燃焼方法を示して
おり、図11は暖機完了後の機関中負荷運転時における
燃焼方法を示しており、図12は暖機完了後の機関高負
荷運転時における燃焼方法を示している。図6に示され
るようにアクセルペダル25の踏込み量LがL1 よりも
小さい機関低負荷運転時には圧縮行程末期に燃料が噴射
される。このとき各噴射燃料F1 ,F2 ,F3 は図10
(A)および(B)に示されるように深皿部13の周壁
面に衝突する。このときの噴射量Q2 は図6に示される
ようにアクセルペダル25の踏込み量Lが大きくなるに
つれて増大する。深皿部13の周壁面に衝突した燃料は
旋回流Sによって気化せしめられつつ拡散され、それに
よって図10(C)に示されるように凹部14および深
皿部13内に混合気Gが形成される。このとき凹部14
および深皿部13以外の燃焼室5内は空気で満たされて
いる。次いで混合気Gが点火栓10によって着火せしめ
られる。
【0016】一方、図6においてアクセルペダル25の
踏込み量LがL1 とL2 の間である機関中負荷運転時に
は吸気行程中のクランク角領域Zにおいて第1回目の燃
料噴射Q1 が行われ、次いで圧縮行程末期に第2回目の
燃料噴射Q2 が行われる。即ち、まず初めに図11
(A)に示されるように各吸気弁6a,6bのかさ部背
面に向けて燃料噴射が行われ、これら噴射燃料は吸気弁
6a,6bのかさ部背面で反射して各吸気ポート7a,
7b内に流入する。次いでこれらの噴射燃料は吸入空気
と共に再び燃焼室5内に流入し、この噴射燃料によって
燃焼室5内に稀薄混合気が形成される。
【0017】次いで圧縮行程末期に第2回目の燃料噴射
が行われる。図6からわかるように機関中負荷運転時の
圧縮行程噴射Q2 の噴射時期は機関低負荷運転時に比べ
て若干早められる。従ってこのときには図11(B)に
示されるように深皿部13および浅皿部12の双方に向
けて燃料が噴射され、図11(C)に示されるようにこ
の噴射燃料によって凹部14および深皿部13内には火
種となる着火可能な混合気Gが形成される。この混合気
Gは点火栓10によって着火せしめられ、この着火火災
によって燃焼室5内全体の稀薄混合気が燃焼せしめられ
る。この場合、圧縮行程末期に噴射される燃料は火種を
作れば十分であるので図6に示されるように機関中負荷
運転時にはアクセルペダル25の踏込み量Lにかかわら
ずに圧縮行程末期の燃料噴射量Q2 は一定に維持され
る。これに対して吸気行程初期の燃料噴射量Q1 はアク
セルペダル25の踏込み量Lが大きくなるにつれて増大
する。
【0018】図6においてアクセルペダル25の踏込み
量LがL2 よりも大きい機関高負荷運転時には吸気行程
中のクランク角領域Z内において燃料が噴射される。従
ってこのときには図12に示されるように各吸気弁6
a,6bのかさ部背面に向けて燃料噴射が行われ、これ
ら噴射燃料は吸気弁6a,6bのかさ部背面で反射して
各吸気ポート7a,7b内に流入する。次いでこれらの
噴射燃料は吸入空気と共に再び燃焼室5内に流入し、こ
の噴射燃料によって燃焼室5内には均一混合気が形成さ
れる。このときの燃料噴射量Q1 は図6に示されるよう
にアクセルペダル25の踏込み量Lが大きくなるにつれ
て増大する。
【0019】図11(A)および図12に示すように各
吸気弁6a,6bで反射した噴射燃料が各吸気ポート7
a,7b内に送り込まれるとこの噴射燃料は各吸気ポー
ト7a,7b内において吸入空気と混合し、次いで十分
に混合された噴射燃料と吸入空気が燃焼室5内に供給さ
れる。即ち、予混合気が各吸気弁6a,6bを介して燃
焼室5内に供給されたのと同じことになるので噴射燃料
は燃焼室5内に均一に分散されることになる。また、噴
射燃料が各吸気弁6a,6bにおいて反射した後に各吸
気ポート7a,7b内に流入するように噴射燃料の流速
を速めると噴射燃料が各吸気弁6a,6bのかさ部背面
に高速度で衝突せしめられるので衝突時に燃料が微粒化
され、微粒化された燃料が各吸気ポート7a,7b内に
向かって進行する。このとき燃料の進行方向と吸入空気
流の流入方向とは逆向きになるために燃料は吸入空気に
よって強力な剪断力を受け、斯くして燃料は更に微粒化
せしめられることになる。このように噴射燃料は衝突時
に微粒化せしめられ、次いで強力な剪断力によって微粒
化せしめられるので噴射燃料は良好に気化せしめられる
ことになる。このように噴射燃料は良好に気化せしめら
れ、しかも燃焼室5内に均一に分散せしめられるので混
合気は良好に燃焼せしめられることになる。
【0020】次に図13から図14を参照しつつ機関暖
機完了前における燃料噴射方法について説明する。図1
3および図14は暖機完了前における燃料噴射弁11か
らの燃料噴射量と燃料噴射時期を示している。なお、図
13は暖機完了前であって機関温度がかなり低いとき、
例えば機関始動時を示しており、図14は暖機完了前で
あって機関温度がそれほど低くないとき、例えば機関始
動後機関温度が上昇したときを示している。
【0021】図13に示されるように暖機完了前であっ
て機関温度が低いときには圧縮行程末期の燃料噴射は全
く行われず、機関負荷にかかわらずに吸気行程の初期に
一回だけ燃料噴射Q1 が行われる。更にこの吸気行程に
行われる燃料噴射Q1 の噴射時期は図6に示す暖機完了
前の吸気行程に行われる噴射時期に比べて早められ、ク
ランク角がクランク角領域Zに達する前に燃料噴射Q1
が開始される。クランク角領域Zよりも前のクランク角
において燃料が噴射されると図8(A)に示されるよう
に噴射燃料F1 は第1吸気弁6aに衝突することなく前
進し、このとき図15(A)および(B)に示されるよ
うに各噴射燃料F1 ,F2 ,F3 は深皿部13の周壁面
に衝突する。
【0022】図13からわかるように機関低負荷運転時
にはクランク角領域Zよりも前のクランク角において燃
料噴射Q1 が完了し、斯くして全燃料が吸気行程の初期
に深皿部13内に噴射されることになる。機関温度が低
いときには大部分の噴射燃料は液状の形で深皿部13の
内周面上に付着し、従ってピストン3が下降する際に噴
射燃料は深皿部13内にとどまったままピストン3と共
に下降する。深皿部13の内周面上に付着した燃料はピ
ストン3が下降し、次いで上昇する間に徐々に気化せし
められ、斯くして圧縮行程末期には深皿部13および凹
部14内に十分に気化した混合気が形成される。その結
果、混合気は点火栓10によって容易に着火せしめら
れ、容易に燃焼せしめられることになる。
【0023】図13に示されるようにアクセルペダル2
5の踏込み量が大きくなると燃料噴射Q1 はクランク角
領域Z内において完了する。従ってアクセルペダル25
の踏込み量Lが大きいときには一部の噴射燃料が深皿部
13内に噴射され、残りの噴射燃料は各吸気弁6a,6
bのかさ部背面に衝突せしめられる。一方、機関温度が
高くなると深皿部13内に噴射された燃料は比較的早く
気化せしめられる。従って機関温度が高くなったときに
全燃料を吸気行程の初期に深皿部13内に噴射すると圧
縮行程末期までに深皿部13内の燃料が燃焼室13内に
分散してしまう。そこで機関温度が高くなったときには
図14に示すように機関低負荷運転時および機関中負荷
運転時には一部の燃料Q1 を吸気行程初期に噴射し、一
部の燃料Q2 を圧縮行程末期に噴射するようにしてい
る。なお、本発明による実施例では機関温度が高くなる
につれて圧縮行程末期に噴射される燃料量Q2 が増大せ
しめられる。また暖機完了前における燃料噴射Q1 の噴
射開始時期θS1は一定であり、また図14に示す燃料
噴射Q2 の噴射開始時期θS2は図6に示す暖機完了後
の噴射開始時期θS2とほぼ同じである。
【0024】本発明による実施例では図6に示す暖機完
了後の吸気行程噴射Q1 の噴射開始時期θS1および圧
縮行程噴射Q2 の噴射開始時期θS2は予め定められて
おり、これら噴射開始時期θS1およびθS2はアクセ
ルペダル25の踏込み量Lの関数の形で予めROM33
内に記憶されている。従って噴射完了時期θE1および
θE2が噴射量Q1 およびQ2 に基いて制御されること
になる。更に本発明による実施例では図13および図1
4に示す暖機完了前の吸気行程噴射Q1 の噴射開始時期
θS1および圧縮行程噴射Q2 の噴射開始時期θS2も
予め定められており、これら噴射開始時期θS1および
θS2はアクセルペダル25の踏込み量Lの関数の形で
予めROM33内に記憶されている。従って暖機完了前
においても噴射完了時期θE1およびθE2が噴射量Q
1 およびQ2 に基いて制御されることになる。
【0025】図16から図19は燃料噴射を制御するた
めのルーチンを示しており、このルーチンは繰返し実行
される。図16を参照すると、まず初めにステップ40
において燃料噴射量Qが計算される。この燃料噴射量Q
は図20に示すように機関回転数Nおよびアクセルペダ
ル25の踏込み量Lの関数として予めROM33内に記
憶されている。次いでステップ41ではアクセルペダル
25の踏込み量LがL1 よりも小さいか否か、即ち低負
荷運転時であるか否かが判別される。低負荷運転時には
ステップ43に進んで図17に示す噴射処理Iが実行さ
れる。
【0026】図17に示すようにこの噴射処理Iではま
ず初めにステップ50において水温センサ29の出力信
号に基いて機関冷却水温Tが設定温度T0 、例えば80
℃よりも高いか否か、即ち機関の暖機が完了したか否か
が判別される。T<T0 のときにはステップ51に進ん
で燃料噴射量Qに補正係数K1 を乗算することによって
圧縮行程噴射量Q2 が算出され、次いでステップ52で
は燃料噴射量Qから圧縮行程噴射量Q2 を減算すること
によって吸気行程噴射量Q1 が算出される。この補正係
数K1 は図21に示すように機関冷却水温Tの関係であ
り、この補正係数K1 は機関冷却水温Tの関数の形で予
めROM33内に記憶されている。
【0027】図21に示されるように補正係数K1 は機
関冷却水温Tが設定温度Tf 、例えば20℃よりも低い
ときは零であり、機関冷却水温Tが設定温度Tf を越え
ると機関冷却水温Tが高くなるにつれて大きくなる。機
関冷却水温Tが設定温度Tf よりも低いときは補正係数
1 が零となるので圧縮行程噴射量Q2 は零となり、従
ってこのときには圧縮行程末期に燃料噴射は行われず、
吸気行程初期に全噴射量Qが噴射される。機関冷却水温
Tが設定温度Tf よりも高くなると補正係数K 1 は正の
値となるために圧縮行程噴射が開始される。このとき補
正係数K1 は機関冷却水温Tが高くなるにつれて大きく
なるので機関冷却水温Tが高くなるにつれて圧縮行程噴
射量Q2 が増大すると共に吸気行程噴射量Q1 が減少す
る。機関冷却水温Tが設定温度T0 に達した後は吸気行
程噴射は行われず、圧縮行程噴射のみが行われる。な
お、燃料噴射弁11には噴射可能な最小噴射量が存在す
るのでこの最小噴射量を考慮して設定温度Tf およびT
0 において補正係数K1 をステップ状に変化させてい
る。
【0028】次いでステップ53では図13および図1
4に示す吸気行程噴射の噴射開始時期θS1が算出され
る。次いでステップ54では噴射開始時期θS1、吸気
行程噴射量Q1 および機関回転数Nから噴射完了時期θ
E1が算出される。次いでステップ55では図13およ
び図14に示される圧縮行程噴射の噴射開始時期θS2
が算出される。次いでステップ56では噴射開始時期θ
S2、圧縮行程噴射量Q2 および機関回転数Nから噴射
完了時期θE2が算出される。なお、圧縮行程噴射量Q
2 が零のときにはθS2=θE2となるので圧縮行程噴
射は行われない。
【0029】これに対してステップ50においてT≧T
0 であると判断されると、即ち機関の暖機が完了すると
ステップ57に進んで図6に示す圧縮行程噴射の噴射開
始時期θS2が算出される。次いでステップ58では噴
射開始時期θS2、燃料噴射量Qおよび機関回転数Nか
ら噴射完了時期θE2が算出される。従ってこのときに
は圧縮行程噴射のみが行われる。
【0030】再び図16に戻り、ステップ41において
L≧L1 であると判別されたときにはステップ42に進
んでアクセルペダル25の踏込み量LがL2 よりも小さ
いか否か、即ち中負荷運転時であるか否かが判別され
る。中負荷運転時にはステップ44に進んで図18に示
す噴射処理IIが実行される。図18に示すようにこの噴
射処理IIではまず初めにステップ60において水温セン
サ29の出力信号に基いて機関冷却水温Tが設定温度T
0 よりも高いか否か、即ち機関の暖機が完了したか否か
が判別される。T<T0 のときにはステップ61に進ん
でアクセルペダル25の踏込み量Lにより定まる図6に
示す暖機完了後の圧縮行程噴射量Q2 が算出される。次
いでステップ62では暖機完了後の圧縮行程噴射量Q2
に補正係数K2 を乗算することによって暖機完了前の圧
縮行程噴射量Q2 が算出され、次いでステップ63では
燃料噴射量Qから圧縮行程噴射量Q2 を減算することに
よって吸気行程噴射量Q1 が算出される。この補正係数
2 は図22に示すように機関冷却水温Tの関係であ
り、この補正係数K2 は機関冷却水温Tの関数の形で予
めROM33内に記憶されている。
【0031】図22に示されるように補正係数K2 は機
関冷却水温Tが設定温度Tf よりも低いときは零であ
り、機関冷却水温Tが設定温度Tf を越えると機関冷却
水温Tが高くなるにつれて大きくなる。機関冷却水温T
が設定温度Tf よりも低いときは補正係数K2 が零とな
るので暖機完了前の圧縮行程噴射量Q2 は零となり、従
ってこのときには圧縮行程末期に燃料噴射は行われず、
吸気行程初期に全噴射量Qが噴射される。機関冷却水温
Tが設定温度Tf よりも高くなると補正係数K2 は正の
値となるために圧縮行程噴射が開始される。このとき補
正係数K2 は機関冷却水温Tが高くなるにつれて大きく
なるので機関冷却水温Tが高くなるにつれて圧縮行程噴
射量Q2 が増大する。なお、前述したように燃料噴射弁
11には噴射可能な最小噴射量が存在するのでこの最小
噴射量を考慮して設定温度Tf において補正係数K2
ステップ状に変化させている。
【0032】次いでステップ64では図13および図1
4に示される吸気行程噴射の噴射開始時期θS1が算出
される。次いでステップ65では噴射開始時期θS1、
吸気行程噴射量Q1 および機関回転数Nから噴射完了時
期θE1が算出される。次いでステップ66では図13
および図14に示す圧縮行程噴射の噴射開始時期θS2
が算出される。次いでステップ67では噴射開始時期θ
S2、圧縮行程噴射量Q2 および機関回転数Nから噴射
完了時期θE2が算出される。なお、圧縮行程噴射量Q
2 が零のときにはθS2=θE2となるので圧縮行程噴
射は行われない。
【0033】これに対してステップ60においてT≧T
0 であると判断されると、即ち機関の暖機が完了すると
ステップ68に進んでアクセルペダル25の踏込み量L
から吸気行程噴射量Q1 と圧縮行程噴射量Q2が算出さ
れる。次いでステップ69では図6に示す吸気行程噴射
の噴射開始時期θS1が算出される。次いでステップ7
0では噴射開始時期θS1、吸気行程噴射量Q1 および
機関回転数Nから噴射完了時期θE1が算出される。次
いでステップ71では図6に示す圧縮行程噴射の噴射開
始時期θS2が算出される。次いでステップ72では噴
射開始時期θS2、燃料噴射量Qおよび機関回転数Nか
ら噴射完了時期θE2が算出される。
【0034】再び図16に戻り、ステップ42において
L≧L2 であると判別されたとき、即ち機関高負荷運転
時にはステップ45に進んで図19に示す噴射処理III
が実行される。図19に示すようにこの噴射処理III で
はまず初めにステップ19において水温センサ29の出
力信号に基いて機関冷却水温Tが設定温度T0 よりも高
いか否か、即ち機関の暖機が完了したか否かが判別され
る。T<T0 のときにはステップ81に進んで図13お
よび図14に示される吸気行程噴射の噴射開始時期θS
1が算出される。次いでステップ82では噴射開始時期
θS1、燃料噴射量Qおよび機関回転数Nから噴射完了
時期θE1が算出される。
【0035】これに対してステップ80においてT≧T
0 であると判断されると、即ち機関の暖機が完了すると
ステップ83に進んで図6に示す吸気行程噴射の噴射開
始時期θS1が算出される。次いでステップ84では噴
射開始時期θS1、燃料噴射量Qおよび機関回転数Nか
ら噴射完了時期θE1が算出される。各燃料噴射弁11
からはこのようにして算出された噴射開始時期θS1,
θS2および噴射完了時期θE1,θE2に基いて燃料
噴射が行われる。
【0036】
【発明の効果】機関温度が低いときであっても混合気を
点火栓により容易に着火でき、良好に燃焼せしめること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】内燃機関の全体図である。
【図2】シリンダヘッドの平面断面図である。
【図3】ピストン頂面の平面図である。
【図4】図2のIV−IV線に沿ってみた断面図である。
【図5】図2のV−V線に沿ってみた断面図である。
【図6】暖機完了後の燃料噴射量および燃料噴射時期を
示す図である。
【図7】吸気弁および排気弁のリフト量を示す線図であ
る。
【図8】図5と同じ断面に沿ってみた側面断面図であ
る。
【図9】吸気制御弁の開度を示す線図である。
【図10】暖機完了後の低負荷運転時における燃焼方法
を説明するための図である。
【図11】暖機完了後の中負荷運転時における燃焼方法
を説明するための図である。
【図12】暖機完了後の高負荷運転時における燃焼方法
を説明するための図である。
【図13】暖機完了前の燃料噴射量および燃料噴射時期
を示す図である。
【図14】暖機完了前の燃料噴射量および燃料噴射時期
を示す図である。
【図15】暖機完了前の噴射方法を説明するための図で
ある。
【図16】メインルーチンを実行するためのフローチャ
ートである。
【図17】メインルーチンを実行するためのフローチャ
ートである。
【図18】メインルーチンを実行するためのフローチャ
ートである。
【図19】メインルーチンを実行するためのフローチャ
ートである。
【図20】燃料噴射量を示す線図である。
【図21】補正係数K1 を示す線図である。
【図22】補正係数K2 を示す線図である。
【符号の説明】
6a,6b…吸気弁 7a,7b…吸気ポート 11…燃料噴射弁 17…吸気制御弁 39…温度センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料噴射弁を燃焼室内に配置すると共に
    ピストン頂面上に凹溝を形成し、機関低負荷運転時に該
    燃料噴射弁から凹溝内に噴射した燃料を点火栓により着
    火せしめるようにした筒内噴射式内燃機関において、機
    関温度が予め定められた設定温度よりも高いときには圧
    縮行程末期に凹溝内に燃料を噴射し、機関温度が該設定
    温度よりも低いときには吸気行程初期に凹溝内に燃料を
    噴射するようにした筒内噴射式内燃機関。
JP3234940A 1991-09-13 1991-09-13 筒内噴射式内燃機関 Pending JPH0571343A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009121416A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Toyota Motor Corp 内燃機関

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009121416A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Toyota Motor Corp 内燃機関

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