JPH057114B2 - - Google Patents

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JPH057114B2
JPH057114B2 JP7679589A JP7679589A JPH057114B2 JP H057114 B2 JPH057114 B2 JP H057114B2 JP 7679589 A JP7679589 A JP 7679589A JP 7679589 A JP7679589 A JP 7679589A JP H057114 B2 JPH057114 B2 JP H057114B2
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JP
Japan
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edge
detector
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welding
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JP7679589A
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Katsumi Okada
Toshuki Izumi
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、消耗電極式自動アーク溶接装置を用
いてすみ肉溶接継手を自動溶接する場合における
端部検知方法に関する。
〔従来の技術7 この種のすみ肉溶接においては、通常、例え
ば、特公昭63−31301号公報に示されているよう
な始端まわし溶接を行う。即ち、第4図に示すよ
うに、下板(第2部材)1に立てた立板(第1部
材)2の始端面の前方所定位置(始端まわし位
置)を、溶接トーチ3,3の消耗電極(ワイヤ)
4の狙い位置として、始端溶接条件で溶接ビード
Bを形成したのち、溶接線5,5に沿つて、溶接
トーチ3,3を立板2の始端S側へ移動させ、こ
の始端S(位置座標をPp、X座標をPOXとする)を
所定距離Lだけ終端E(位置座標をPE、X座標を
PEXとする)側へ超えた溶接線5上の位置から本
溶接条件で本溶接へ移行させて、立板2の終端E
へ向かわせる。終端Eにおいては、終端まわし溶
接が行われる。溶接線5の方向をX座標とする。
この始端まわし溶接においては、始端部に所定
脚長の溶接ビードBを両側から会合させて、すみ
肉溶接でのアンダーカツト、オーバラツプ等の欠
陥、また、立板2の始端部エツジにおけるアンダ
ーカツト等の欠陥が生じないように、溶接電流・
電圧等の溶接条件やトーチ軌跡等を工夫している
が、始端Sを正確に検出して、適切な溶接スター
ト位置(始端まわし位置)を知り、ここに溶接ト
ーチを正確に狙わせることが、基本的に重要であ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
立板2の始端Sの検知は、第5図に示すよう
に、溶接トーチを支持する溶接ヘツド部(トーチ
支持機構)7に、光学スイツチあるいはリミツト
スイツチを用いる端検知器(始端検知器)6Aを
溶接トーチに対して所定距離lskだけ先行する位
置に設けて行うが、立板2の始端形状には第2図
bやcに示すように単純でないものがあるので、
このような立板の場合には始端検知に誤差を生じ
る。即ち、第2図aの立板W1の場合には、始端
検知器6が作動した時の位置(検知始端)と始端
Sとは一致するが、第2図bのスカラツプW2
は、始端検知器6Aのセツト位置(検出中心0の
下板1からの高さ)がHである場合、始端検知器
6Aが作動する位置PJ(X座標をPJXとする)、即
ち、検知始端は始端Sに対して、距離ε2だけX軸
方向(始端方向)へずれることになり、また、第
2図cのスニツプW3の場合は、始端検知器6A
が作動する位置PI(X座標をPIXとする)、即ち、
検知始端は始端Sに対して、距離ε3だけX方向
(終端方向)へずれることになるので、始端Sの
正確な検出は難しいという問題があつた。同様に
終端Eの検知について、スカラツプW2の場合は、
X軸方向に、スニツプW3の場合は始端方向にず
れる。第5図において、6Bは終端検知器を示し
ている。
本発明は上記問題を解消するためになされたも
ので、第1部材の端部形状にかかわらず端部位置
を正確に検出することができるすみ肉溶接継手の
端部検知方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するため、端検知器が
端部を検知した場合、送出される端部検知信号を
用いて、上記端検知器の現在位置データを演算部
に取り込むとともに、予めメモリに格納した上記
第1部材の端形状データと上記端検知器の上記第
2部材に対する離間位置の位置データを上記演算
部に読み出し、両データに基づいて、上記端検知
器による上記第1部材の検知端部の位置データで
ある上記現在位置データを演算により補正する構
成としたものである。
〔作 用〕
本発明では、端検知器による検知端部が、まわ
し溶接を施す実際の始端に対してずれていても、
このずれ量が演算補正されるので、第1部材の端
部形状が複雑な形状であつても、正確な端部位置
データを得ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の1実施例を図面を参照して説明
する。
第1図に示すように、始端検知器(この例で
は、光学式)6A、終端検知器6Bは後述する方
法によつて、立板2と下板1に対してそれぞれ
LYおよびLZ所定間隔だけ離間した初期位置Po(X
座標Pox、Y座標Poy、Z座標Poz)にセツトされ
る。この初期位置Poはセツト時に自動溶接装置
の制御装置内にあるデータメモリ(図示しない)
に書き込まれる。
次に、立板W2の始端検知について、第2図b
を参照して説明する。始端検知器6の上記セツト
後、始端検知器6A、終端検知器6Bは溶接トー
チ3とともに始端S側へ移動させられ、始端Sの
X座標位置POXを通過して、PJXの座標位置へくる
と、始端検知信号を送出する。この検知始端PJX
は始端POXに対して、 ε2=R−√22 ……(1) 但し、R:スカラツプ半径 だけずれている。
溶接トーチの始端まわし開始位置PSK(但し、X
座標)は、立板W2に対する最適まわし量をlSD
とすると、始端POのX座標POXに対して、K=
(lSD+lSK)だけ前方となるが検知始端はPJである
から、この検知始端PJのX座標PJXを上記ずれ量
ε2だけ補正する。即ち、上記始端検知信号が発生
して、その時の検知始端PJの座標が記憶部に書き
込まれると、上記演算部は、 −K+PJX+ε2 ……(2) を演算して、始端まわし開始位置PSXを検出する。
溶接トーチは、X座標がPSXであり、この位置か
ら立板幅方向中央側へ所定距離を隔てる位置を狙
うように位置制御されたのち、始端まわし溶接を
開始する。
終端まわし位置PN(X座標をPNXとする)の検
出は、検知終端の座標Pq、終端検知器6Bが溶
接トーチに対して離間する距離lEX、最適まわし
量をlEDとすると、 K′−Pqx−ε2 ……(3) 但し、K′=lED+lEK を演算することにより行う。
また、立板が第2図cのスニツプW2である場
合には、 (a) スニツプ高さA<Hである場合、始端POX
対して始端検知器6Bによる検知始端PIXは ε3=H−A/tanθ ……(4) だけずれるから、立板W3に対する最適まわし
量をlSD′とした場合、 −K+Pix−ε3 ……(5) 但し、K=lSD′+lSK を演算して、始端まわし開始位置PSXを検知す
る。
終端まわし位置PNXの検出は、検知終端の座
標をPr、図示しない終端検知器が溶接トーチ
に対して離間する距離をlEK、最適まわし量を
lED′とすると、 K′+Prx+ε3 ……(5) 但し、K′=lED′+lEK を演算することにより行う。
(b) A>Hである場合は、第2図aの立板W1の
場合と同様に、始端Poと検知始端、終端PE
検知終端とは、それぞれ一致する。
上記した立板の種別W1〜W3、始端まわし量
lSD,lSD′、終端まわし量lED,lED′スカラツプの半
径R、スニツプ高さA、スニツプ傾斜角θ等の始
端形状情報や終端形状情報はワークNo.とともに、
自動溶接装置の制御装置内のデータメモリにテー
ブルとして格納しておき、プログラムにより読み
出すようにする。また、ずれ量ε2,ε3は始端検知
時、終端検知時に演算させてもよいが、上記始端
形状情報や終端形状情報と始端検知器6A、終端
検知器6Bのセツト高さHから予め演算させて、
上記データメモリに格納しておいてもよい。
次に、ワイヤセンシング法を用いる端検知器
(始端検知器、終端検知器)のセツト方法につい
て第3図を参照して簡単に説明する。
溶接トーチ3をaの退避位置から下板1に向つ
て垂直に降下させ、ワイヤ6が下板1に接触する
と(同図b)、所定垂直距離LZ′=Hだけ溶接ト
ーチ3を上昇させ(同図c)、次いで、溶接トー
チ3を立板2に向かつて水平移動させ、ワイヤ4
が立板2に接触すると(同図e)、所定水平距離
Ly′だけ後退させ(同図f)、溶接トーチを位置
決めする。始端検知器、終端検知器はトーチ位置
機構に支持されるので、そのセツト位置はトーチ
位置が決まると自動的に決まることになる。
上記実施例では、端部形状の異なる3種類の立
板の端検知について説明したが、本発明は他の端
部形状を有する立板の端検知にも適用することが
できることは明らかである。
なお、溶接実行前は、始・終端を予め検知する
ことにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明は以上説明した通り、端検知器のセツト
高さによつて、端検知器による検知端部がまわし
溶接を施す実際の始端に対してずれるような場
合、第1部材の始端・終端形状情報と上記セツト
高さ等のセツト情報を用いて演算により上記検知
端部の位置データを補正する構成としたから、第
1部材の始端・終端形状の如何にかかわらず、始
端位置・終端位置を正確に検知することができる
ので、始端・終端まわし溶接におけるビード欠陥
や始終端アンダーカツト等の発生を従来に比して
少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施に用いる端検知器のセツ
ト位置を説明するための図、第2図a〜cは本発
明の方法を説明するための立板を例示した図、第
3図は本発明の実施に用いる端検知器のセツト方
法を示す図、第4図は始端まわし方法を説明する
ための図、第5図は溶接ヘツド部を示す図であ
る。 1…下板、2,W1〜W3…立板、3…溶接トー
チ、6A…始端検知器、6B…終端検知器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 すみ肉溶接継手を構成する立板の第1部材と
    下板の第2部材を、立板の端部から片端側へ所定
    距離隔てる位置に、ワイヤセンシング法により検
    知したのち、溶接トーチを第1部材と第2部材か
    らそれぞれ所定距離だけ離間させて、上記溶接ト
    ーチを支持するトーチ支持機構に支持させた端検
    知器の位置セツトを行い、次いで、この上記トー
    チ支持機構を上記第1部材の端部側へ所定速度で
    移動させて上記端検知器により上記第1部材の端
    部位置を検出するすみ肉溶接継手の端部検知にお
    いて、上記端検知器が端部を検知して送出される
    端部検知信号を用いて、上記端検知器の現在位置
    データを演算部に取り込み、予めメモリに格納し
    た上記第1部材の端形状データと上記端検知器の
    上記第2部材に対する離間位置の位置データを上
    記演算部に読み出し、両データに基づいて、上記
    端検知器による上記第1部材の検知端部の位置デ
    ータである上記現在位置データを演算により補正
    することを特徴とするすみ肉溶接継手の端部検知
    方法。
JP7679589A 1989-03-30 1989-03-30 すみ肉溶接継手の端部検知方法 Granted JPH02255276A (ja)

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